JP2997938B2 - 測距装置および自動焦点調整装置 - Google Patents

測距装置および自動焦点調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は測距装置および自動焦点調整装置に係わり、
特に複数の発光素子から被写体へ複数の投光ビームを照
射する測距装置および自動焦点調整装置に関する。
[従来技術] 従来の自動焦点調整装置は第3図に示すように被写体
(図示してない)に投光ビームf1、f2、f3を照射する複
数の発光素子LED1、LED2、LED3を基線長Lの一方側(外
側)から他方の側へ順次配置し、投光レンズLNS1から被
写体を照射する。被写体から反射した反射ビームf1′、
f2′、f3′は受光レンズLNS2から位置検出素子PSDで受
光する。
また発光素子LED1、LED2、LED3は発光素子駆動回路10
のピン10d、10e、10fと接続され、発光素子駆動回路10
のピンa、10b、10cは制御回路9のピン9a、9b、9cと、
発光素子制御線LC1、LC2,LC3で結線する。発光素子LED
1,LED2、LED3は制御回路9から発光素子制御線LC1、LC
2,LC3を介して制御される発光素子駆動回路10により発
光し、発光に応じて投光レンズLNS1から投光ビームf1、
f2、f3で被写体を照射する。
被写体から反射した反射ビームf1′、f2′、f3′は受
光レンズLNS2を介し位置検出素子PSD1を照射するので自
動焦点ロジック1のピン1a、1bに外端位置電流i1と内端
位置電流i2を送出する。
自動焦点ロジック1のピン1a、1bにはそれぞれ外端ア
ンプ2と内端アンプ3が接続してあるので、内、外端ア
ンプ3、2で増幅された内、外端位置電流i2,i1は、
内、外端圧縮回路5、4を介して演算回路6へ送出され
る。演算回路6から出力されるアナログ演算データはA/
D変換回路7でデジタル演算データに変換され、ピン1d
を介してAFデータ線LF1から制御回路9のピン9eへ送出
される。自動焦点ロジック1のピン1cは制御回路9のピ
ン9dとAF制御線LC4で接続され、内、外端圧縮回路5、
4、演算回路6及びA/D変換回路7は制御回路9の制御
を受け複数の被写体の遠近に対する各種自動フォーカス
モードを実現する。また、最遠距離判定回路8で測定値
∞が判定されたときはピン1eからAFデータ線LF2を介し
て制御回路9へピン9fへ無限大AFデータが出力される。
[発明が解決しようとする課題] 上記構成の自動焦点調整装置では、投光ビームf1、f
2、f3に対応した反射ビームf1′、f2′、f3′による位
置検出素子PSDに至る光路長は第4図に示すように発光
素子LED2による投光ビームf2と反射ビームf2′が投光ビ
ームがもっとも短く、発光素子LED1とLED3による投光ビ
ームf1、f3と反射ビームf1′、f3′はf2とf2′と比べて
長い。通常、発光素子LED1、LED2、LED3に流れる電流は
総て一定であるから、光路長が長くなると位置検出素子
PSD上のスポットの光量は小さくなる。したがって、光
路長差により被写体までの距離が同一であっても位置検
出素子PSDが受光するスポットの光量に誤差が発生する
等の難点があり、スポットにより∞を判定する場合発光
素子LED2と発光素子LED1、LED3とでは異なった距離を∞
と判定する難点がある。
[発明の目的] 本発明は上述した点に鑑みなされたもので、投光ビー
ムの光路長の差に起因する位置検出素子が受光する反射
ビームの誤差を補正可能にすることにより測距誤差を防
止できる測距装置および自動焦点調整装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 以上の目的を達成するため、本発明は、所定の基線長
を隔てて配置された投光レンズ並びに受光レンズと、前
記基線長の外側から内側へ順次設けられ前記投光レンズ
を介して被写体へ複数の投光ビームを照射する複数の発
光素子と、前記受光レンズを介して入射する複数の反射
ビームを受光し、内端及び外端から受光位置に応じた出
力電流を発生する位置検出素子と、前記出力電流をそれ
ぞれ増幅する可変利得増幅器と、前記増幅された出力電
流から被写体までの距離を演算する距離演算手段と、前
記複数の発光素子によるそれぞれの投光ビームを同一距
離の被写体に対して照射しその反射光を受光するまでの
それぞれの投光ビームの光路長の差に基づいて上記可変
利得増幅器の利得を制御する制御回路とを備えている。
上述した測距装置を備え、前記演算された被写体まで
の距離に応じてオートフォーカスモードを実現してい
る。
[実施例] 以下、本発明による自動焦点調整装置の一実施例を詳
述する。
第1図と第3図で同一のものには同一符号を付してあ
るから説明を省略する。
第1図において11は発光素子駆動用トランジスタ群で
ある。発光素子駆動用トランジスタ群11はトランジスタ
Q1、Q2、Q3で構成され、ピン11a、11b、11cにそれぞれ
のトランジスタQ1、Q2、Q3のエミッタが接続され、コレ
クタはピン11g、11h、11iを介して発光素子LED1、LED
2、LED3のアノードに接続し、それぞれのカソードは基
準電位点と接続する。また、それぞれのベースはピン11
d、11e、11fを介して発光素子を駆動回路10のピン10d,1
0e、10fと接続する。発光素子駆動用トランジスタ群11
のピン11a、11b、11cには外付け抵抗R1、R2、R3の一端
が接続され、他端は電源+Vccと接続する。なお、抵抗R
1とR3は可変抵抗である。
また、発光素子駆動回路10のピン10a、10b、10cは制
御回路9のピン9a、9b、9cと、発光素子制御線LC1、LC
2、LC3で結線する。発光素子LED1、LED2、LED3は制御回
路9から発光素子制御線LC1、LC2、LC3を介して制御さ
れる発光素子駆動回路10と発光素子駆動用トランジスタ
群11により外付け抵抗R1、R2、R3の抵抗値により投光ビ
ームf1と反射ビームf1′、投光ビームf2と反射ビームf
2′、投光ビームf3と反射ビームf3′の光路長に応じて
調整された発光量で発光し、投光レンズLNS1から投光ビ
ームf1、f2、f3で被写体を照射する。
被写体から反射した反射ビームf1′、f2′、f3′は受
光レンズLNS2を介し位置検出素子PSD1を照射するので自
動焦点ロジック1のピン1a、1bに外端位置電流i1と内端
位置電流i2を送出する。
自動焦点ロジック1のピン1a、1bにはそれぞれ外端ア
ンプ2と内端アンプ3が接続してあるので、内、外端ア
ンプ3、2で増幅された内、外端位置電流i2,i1は、
内、外端圧縮回路5、4を介して演算回路6へ送出され
る。演算回路6から出力されるアナログ演算データはA/
D変換回路7でデジタル演算データに変換され、ピン1d
を介してAFデータ線LF1から制御回路9のピン9eへ送出
される。自動焦点ロジック1のピン1cは制御回路9のピ
ン9dとAF制御線LC4で接続され、内、外端圧縮回路5、
4、演算回路6及びA/D変換回路7は制御回路9の制御
を受け複数の被写体の遠近に対する各種自動フォーカス
モードを実現する。また、最遠距離判定回路8で測距値
∞が判定されたときはピン1eからAFデータ線LF2を介し
て制御回路9のピン9fへ無限大AFデータが出力される。
[発明の作用] 上記構成の自動焦点調整装置では中央の発光素子LED2
の投光ビームf2と反射ビームf2′光路長が最短であるか
ら、抵抗R1とR3の抵抗値を抵抗R2の抵抗値より小さくす
れば出荷時に実測値と比較してR1とR3を調整すれば測距
誤差が補正できる。
上記では位置検出素子PSDを1個としたが発光素子LED
1、LED2、LED3と対応して3個設けてもよい。
上記では複数の発光素子それぞれの発光量を調整して
反射ビームf1′、f2′、f3′を調整したが第2図に示す
ように自動焦点ロジック1の端子1fと制御回路9の端子
9gとの間に制御線LC5を設け、この制御線LC5を介して
内、外端アンプ3、2の利得を制御するよう構成する。
[発明の効果] 本発明によれば、光路長の差異にもとづく測距誤差の
補正が可能となり、特に無限大に近い光路長の補正に効
果が期待できる。
また、位置検出素子が発生する出力電流をそれぞれ増
幅する可変利得増幅器の利得をそれぞれの投光ビームの
光路長の差に基づき制御するので、発光素子の発光量を
変えた場合に比べて精度の高い補正が可能となる。つま
り、単に発光量を変えただけでは内、外端から発生する
出力電流のバランスまで細かく補正できないが、それぞ
れの投光ビームの光路長の差に基づいて発生する測距誤
差に基づいて、内、外端から発生する出力電流を増幅す
る可変増幅器のゲインを制御すれば、そのバランスまで
補正可能となる。
また、自動焦点調節の精度の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動焦点調整装置の比較例を示す
一部回路図によるブロック図、第2図は第1図の自動焦
点調整装置に設けた発光量調整手段に替えて内、外端ア
ンプの利得を制御する手段を設けた本発明の一実施例を
示すブロック図、第3図は従来の自動焦点調整装置のブ
ロック図、第3図は従来の自動焦点調整装置のブロック
図、第4図は光路長の長短を説明する構成図である。 LNS1……投光レンズ LNS2……受光レンズ LED1〜LED3……発光素子 PSD1〜PSD3……位置検出素子 6……演算回路(距離演算手段) 9……制御回路 3、2……内、外端アンプ(可変利得増幅器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−18117(JP,A) 特開 平1−68736(JP,A) 特開 昭48−66830(JP,A) 特開 昭57−173808(JP,A) 特開 昭58−37611(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/28 - 7/40 G03B 13/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の基線長を隔てて配置された投光レン
    ズ並びに受光レンズと、 前記基線長の外側から内側へ順次設けられ前記投光レン
    ズを介して被写体へ複数の投光ビームを照射する複数の
    発光素子と、 前記受光レンズを介して入射する複数の反射ビームを受
    光し、内端及び外端から受光位置に応じた出力電流を発
    生する位置検出素子と、 前記出力電流をそれぞれ増幅する可変利得増幅器と、 前記増幅された出力電流から被写体までの距離を演算す
    る距離演算手段と、 前記複数の発光素子によるそれぞれの投光ビームを同一
    距離の被写体に対して照射しその反射光を受光するまで
    のそれぞれの投光ビームの光路長の差に基づいて上記可
    変利得増幅器の利得を制御する制御回路と を備えたことを特徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の測距装置を備え、前記演
    算された被写体までの距離に応じてオートフォーカスモ
    ードを実現することを特徴とする自動焦点調整装置。
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