JP2996626B2 - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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JP2996626B2
JP2996626B2 JP9016213A JP1621397A JP2996626B2 JP 2996626 B2 JP2996626 B2 JP 2996626B2 JP 9016213 A JP9016213 A JP 9016213A JP 1621397 A JP1621397 A JP 1621397A JP 2996626 B2 JP2996626 B2 JP 2996626B2
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shaft
door
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忠芳 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容易に分解できる
蝶番に関するものであり、特に分電盤や配電盤などの電
気機器収納用ボックスに用いるに適した蝶番に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば分電盤や配電盤などの電気機器収
納用ボックスには、内部の電気機器が不用意に操作され
ることを防止するための扉が蝶番により取り付けられて
いる。この扉は本体内部の配線工事等を行う際には邪魔
になるため、現地において扉を取り外して内部の配線工
事等を行った後に、再度扉を取り付けることがある。
【0003】このような場合、従来はベビーハンマー等
の工具により蝶番ピンの頭を叩きながら蝶番ピンを抜い
て扉を本体から取り外し、工事の終了後に再び蝶番ピン
を蝶番本体に叩き込んで扉を本体に取り付ける方法が一
般的であった。しかしこの方法は作業性が悪く、誤って
扉に傷を付けてしまうことがあり、また現場に特別な工
具を持っていく必要があるという問題があった。同じ問
題は電気機器収納用ボックスの製造工場においても発生
し、扉取付け作業の作業性が悪く、誤って扉に傷を付け
てしまうおそれがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、扉の着脱を特別な工具を必要とせ
ずに容易に行うことができるようにした蝶番を提供する
ためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、蝶番ピンの軸部の中間部のみ
ラック状の歯を形成するとともに、蝶番本体にこのラッ
ク状の歯と噛み合う歯形軸を、頭部にはドライバによっ
て回転できるような凹溝が形成し、また、先端にOリン
グを嵌合させることにより歯形軸が蝶番本体1から脱落
しないよう設け、歯形軸の回転により蝶番ピンをスライ
ドできるようにしたことを特徴とするるものである。こ
の構成を取ることによって、本発明の蝶番はドライバ等
によって歯形軸を回すだけで蝶番ピンを容易にスライド
させることができ、扉の着脱を特別な工具を必要とせず
に容易に行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を示す。図1は本発明の蝶番を示す正面図であり、1
は蝶番本体、2はこの蝶番本体1に挿入された蝶番ピン
である。蝶番ピン2は頭部3と軸部4とからなるもので
あるが、本発明ではこの軸部4の中間部のみにラック状
の歯5が形成されている。この歯5は軸部4の少なくと
も片面に一定ピッチで形成すればよい。
【0007】また蝶番本体1には、このラック状の歯5
と噛み合う歯を外周に持つ歯形軸6が設けられている。
歯形軸6は蝶番ピン2と直角に設けられ、その頭部7に
はドライバによって回転できるような凹溝8が形成され
ている。この実施形態では、歯形軸6の先端にOリング
9を嵌合させることにより歯形軸6が蝶番本体1から脱
落しないようになっている。そこでこの歯形軸6をドラ
イバによって回転させれば、これと噛み合うラック状の
歯5を持つ蝶番ピン2は、蝶番本体1に対してスライド
することとなる。
【0008】図2は、このような蝶番を電気機器収納用
ボックスに取り付けた状態を示す斜視図である。10は
ボックスの本体、11は扉であり、蝶番本体1は本体1
0の端部にねじ12により固定されている。一方、扉1
1の内面には蝶番ピン2の先端が挿入される孔13を備
えたピンホルダー14が固定されている。
【0009】そして図2の状態から歯形軸6を回転させ
て蝶番ピン2をピンホルダー14の方向にスライドさせ
れば、蝶番ピン2はピンホルダー14の孔13に挿入さ
れ、扉11はボックスの本体10に対して開閉自在に取
り付けられる。また歯形軸6を逆方向に回転させれば、
蝶番ピン2はピンホルダー14の孔13から抜けて図2
の状態に戻り、扉11をボックスの本体10から容易に
取り外すことができるようになる。
【0010】図3はボックスの本体10のコーナー金具
15と蝶番本体1とを一体化した実施形態を示す図であ
り、Aは正面図、Bは側面図である。この実施形態では
ピンホルダー14の形状もコーナー金具15に対応させ
て変形されているが、その他の構造及び作用効果は前記
した内容と変わりはない。また、この実施形態では蝶番
本体1とボックスの本体10のコーナー部分にねじ16
にて取付けられるコーナー金具15を一体に成形したの
で、構成が簡単にでき、かつボックスの本体10のコー
ナー部分の溶接、サンダー作業が不要にできる。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の蝶番は
歯形軸6の回転により蝶番ピン2をスライドできるもの
であるから、従来のように特別な工具を必要とせずに扉
11の着脱を容易に行うことができる。このため、分電
盤や配電盤などの電気機器収納用ボックスに適用すれ
ば、扉11の着脱の際に誤って扉11に傷を付けるおそ
れもなく、組み立て作業の作業性を向上させることがで
き、また現地での内部の配線工事等の際にも便利であ
る。なお、実施形態に示したように歯形軸6をボックス
の本体10の内側に取り付けておけば、扉11を閉じた
状態では蝶番ピン2を抜き取ることはできず、防犯上の
問題もないことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蝶番を示す正面図である。
【図2】本発明の蝶番を電気機器収納用ボックスに取り
付けた状態を示す斜視図である。
【図3】他の実施形態を示す図であり、Aは正面図、B
は側面図である。
【符号の説明】
1 蝶番本体 2 蝶番ピン 3 蝶番ピンの頭部 4 蝶番ピンの軸部 5 ラック状の歯 6 歯形軸 7 歯形軸の頭部 8 凹溝 9 Oリング 10 ボックスの本体 11 ボックスの扉 12 ねじ 13 孔 14 ピンホルダー 15 コーナー金具 16 ねじ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蝶番ピンの軸部の中間部のみにラック状
    の歯を形成するとともに、蝶番本体にこのラック状の歯
    と噛み合う歯形軸を、頭部にはドライバによって回転で
    きるような凹溝が形成し、また、先端にOリングを嵌合
    させることにより歯形軸が蝶番本体1から脱落しないよ
    設け、歯形軸の回転により蝶番ピンをスライドできる
    ようにしたことを特徴とする蝶番。
JP9016213A 1997-01-30 1997-01-30 蝶 番 Expired - Fee Related JP2996626B2 (ja)

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