JP2996221B2 - 半導体レーザ及びその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ及びその製造方法

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JP2996221B2 JP9262390A JP26239097A JP2996221B2 JP 2996221 B2 JP2996221 B2 JP 2996221B2 JP 9262390 A JP9262390 A JP 9262390A JP 26239097 A JP26239097 A JP 26239097A JP 2996221 B2 JP2996221 B2 JP 2996221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムの
主構成要素となる半導体レーザの構造、及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】p型InP基板上に製造される埋込型レ
ーザでは、電流ブロック層の形成時においてn型InP
電流ブロック層と活性層上部のn型InPクラッド層が
接触する可能性がある。その接触によりリーク電流が発
生し、高温や高出力時において特性劣化を招く。このn
型InP層同士の接触を回避するために、n型InP電
流ブロック層を形成する前に成長速度が遅い(211)
B面を形成させ、n型InP電流ブロック層の先端での
成長を抑制する方法(Y.Ohkura et,al.
Electron.Lett,vol.28,p184
4(1992)やn型ドーパントとしてSeを用いるこ
とにより高次面でのInP層の成長速度を抑え電流ブロ
ック層の先端での成長を抑制する方法(Y.Kondo
et,al.Appl.Phys.Lett,vo
l.62,p1188(1993))がとられている。
しかし、(211)B面を安定良く形成することは困難
であり、また、ドーピング濃度ゆらぎにより、n型In
P層同士が接触する可能性もある。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】上述の様に従来の半
導体レーザの製造法では、n型InP電流ブロック層が
n型InP層と接触する可能性があり、高温法高出力で
の特性劣化を招く場合がある。本発明の目的は、p型I
nP基板上に製造される埋込型レーザにおいて電流ブロ
ック層形成時にn型InP層との接触を回避し高温高出
力での特性劣化を生じない半導体レーザとその製造方法
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明によれば、p型InP基板上に、活性層と、該活性層
を上下から挟むクラッド層と、該活性層の両脇に形成さ
れた電流ブロック層とを有してなる半導体レーザにおい
て、p型InP基板面上にストライプ状メサが形成さ
れ、該ストライプ状メサの両脇に、該ストライプ状メサ
が平坦に埋まるようにp型InP埋込層、型InP電
流ブロック層がこの順に形成され、前記ストライプ状メ
サ上部にp型InPクラッド層、活性層、n型InPク
ラッド層がこの順に形成され、前記n型InPクラッド
層及び前記活性層の両脇にp型InP電流ブロック層を
有し、前記n型InPクラッド層及び前記p型InP電
流ブロック層の上部にn型InP埋込層が形成されてな
ることを特徴とする半導体レーザが提供される。
【0005】また、本発明によれば、p型InP基板上
に誘電体膜からなるメサ形成用マスクを形成する工程
と、前記メサ形成用マスクを用いエッチングを行うこと
により前記p型InP基板上にストライプ状メサを形成
する工程と、前記メサ形成用マスクを利用して選択的に
成長することにより、p型InP埋込層、及びn型In
P電流ブロック層を前記ストライプ状メサの両脇に順次
積層する工程と、前記メサ形成用マスクを除去した後、
前記ストライプ状メサ及び前記n型InP電流ブロック
層の上に、p型InPクラッド層、活性層、n型InP
クラッド層を順次積層する工程と、前記ストライプ状メ
サ上部に誘電体膜からなる活性層形成用マスクを形成す
る工程と、前記活性層形成用マスクを用いn型InPク
ラッド層、活性層を所望のストライプ幅にエッチングす
る工程と、前記活性層形成用マスクを用い、前記活性層
の両脇にp型InP電流ブロック層を形成する工程と、
前記活性層形成用マスクを除去した後、全面にn型In
P埋込層を形成する工程とを少なくとも有する半導体レ
ーザの製造方法が提供される。
【0006】また本発明によれば、p型InP基板上に
誘電体膜からなるメサ形成用マスクを形成する工程と、
前記メサ形成用マスクを用いてエッチングを行うことに
よりストライプ状メサを形成した後、前記メサ形成用マ
スクを利用して選択的に成長することにより前記ストラ
イプ状メサの両脇にp型InP埋込層、及びn型InP
電流ブロック層を順次積層する工程と、前記メサ形成用
マスクを除去した後、前記ストライプ状メサ上部が露出
するように誘電体膜からなる選択成長用マスクを形成す
る工程と、前記選択成長用マスクを用い、前記ストライ
プ状メサ上部にp型InPクラッド層、活性層、n型I
nPクラッド層を選択的に順次積層する工程と、前記n
型InPクラッド層の上部に誘電体膜からなる電流ブロ
ック層形成用マスクを形成する工程と、前記電流ブロッ
ク層形成用マスクを用い、前記活性層の両脇にp型In
P電流ブロック層を形成する工程と、前記電流ブロック
層形成用マスクを除去した後、全面にn型InP埋込層
を形成する工程とを少なくとも有する半導体レーザの製
造方法が提供される。
【0007】なお、本発明において、メサ形成用マス
ク、選択成長用マスク、および電流ブロック層形成用マ
スクは、誘電体膜からなるものが用いられるが、例え
ば、SiO2、SiN、TiO2等を用いることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下、図面を参照して説明する。図1(a)〜(g)は第
一の実施の形態の構成を示す工程図である。図2は図1
(a)を上から見た図である。図3(a)〜(f)は第
二の実施の形態の構成を示す工程図である。図4は図3
(a)を上から見た図である。図5(a)〜(d)は従
来の製造方法による工程断面図である。
【0009】既に述べた通り、従来は図5(a)〜
(d)に示す様に、基板上全体に活性層を形成した後、
ストライプ状にメサ状エッチングすることにより活性層
ストライプを形成し、その活性層ストライプの両脇を電
流ブロック層で埋め込むという工程をとる。しかし、p
型InP基板上の埋込型レーザではn型InP電流ブロ
ック層と活性層上部のn型InPクラッド層が接触し、
特性劣化を招く可能性があった。
【0010】本発明では、まず図1(a)に示す様に、
基板にメサ形成用マスクとして例えばSiO2マスクを
設けた後、ストライプ状メサを形成する。次いで図1
(b)に示す様にp型InP埋込層、n型InP電流ブ
ロック層を形成する。その後、図1(c)に示す様にS
iO2マスクを除去し、p型InPクラッド層、活性
層、n型InPクラッド層を順次積層する。その後、図
1(d)に示す様にメサ形成用SiO2マスクと同時形
成した目合わせ用マーカー(図2)を用いてストライプ
状メサの上部に活性層幅を制御するための活性層形成用
SiO2マスクを正確に形成し、図1(e)に示すよう
にInP層、InGaAsP活性層を順次に選択エッチ
ャントにより所望の幅にエッチングしていく。その後p
型InP電流ブロック層を形成し(図1(f))、最後
に活性層形成用SiO2マスクを除去して全面にn型I
nP埋込層を形成する(図1(g))。
【0011】また、図1(a)〜(b)の工程の後、図
3(c)に示す様にストライプ状メサの上部が露出する
ように、選択成長用マスクとしてSiO2マスクを形成
し、このマスクを用いてp型InPクラッド層、活性
層、n型InPクラッド層を選択成長により順次積層す
る。その後、図3(d)に示す様に選択成長した積層の
上部のみに、電流ブロック層形成用マスクとしてSiO
2マスクを形成する。その後p型InP電流ブロック層
を形成し(図3(e))、最後にこのSiO2マスクを
除去して全面にn型InP埋込層を形成する(図3
(f))。
【0012】以上説明した図1、図3に示す工程によ
り、n型InP電流ブロック層が活性層上部のn型In
Pクラッド層と接触することを確実に防止することがで
き、高温・高出力時において良好な特性を示す半導体レ
ーザを得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1(a)〜(g)は、第1の実施例の工程断面
図を示す。図2は図1(a)を上から見た図である。図
3(a)〜(f)は、第2の実施例の工程断面図であ
る。図4は、図3(a)を上から見た図を示す。
【0014】第1の実施例を説明する。まず、p型In
P基板101にストライプ用SiO 2マスク102(マ
スク幅は5μmとした)を形成する。この時、後に形成
されるストライプ状メサ上部にSiO2マスクを正確に
形成するために用いるフォトリソグラフィー目合せ用マ
ーカー103も同時に形成する(図2)。目合せ用マー
カーの形状は、矩形状、L字状、トンボ型、ストライプ
状等任意である。続いて、SiO2マスクをエッチング
マスクとしてストライプ状にメサ状エッチングを行い、
ストライプ状メサを形成する。エッチャントにはたとえ
ばHBr(臭化水素)、H22(過酸化水素水)H2
(水)の混合液を用いる(図1(a))。
【0015】その後、有機金属気相成長(MOVPE)
法によりp型InP埋込層104、n型InP電流ブロ
ック層105をストライプ状メサが平坦に埋まる様に順
次形成する(図1(b))。
【0016】次いで、フォトリソグラフィーによりスト
ライプ用SiO2マスク102以外をフォトレジストで
覆い、ストライプ用SiO2マスク102をHF(弗
酸)により除去し、MOVPE法によりp型InPクラ
ッド層106(厚さ0.1μm、キャリア濃度5×10
17cm-3)、InGaAsPの量子井戸構造を有する活
性層107(厚さ0.2μm、発光波長1.3μm)、
n型InPクラッド層108(厚さ0.4μm、キャリ
ア濃度1×1018cm-3)を順次積層する(図1
(c))。この時の成長条件は、650℃、成長圧力が
100mbar(76Torr)、V族原料供給量とII
I族原料供給量の比(V/III比)が、InP成長時は1
20、InGaAsP成長時は100である。原料はT
MIn、TEGa、TBP、TBAs、PH3、p型ド
ーパントはDEZn、n型ドーパントはSi26を用い
た。なお、以後の実施例においてもこの成長条件を採用
した。
【0017】続いて、目合せ用マーカー103を用いて
フォトリソグラフィーを行うことにより、前記ストライ
プ状メサ上に正確に活性層形成用SiO2マスク109
(マスク幅は1.5μmとした)を形成する(図1
(d))。
【0018】続いて、活性層形成用SiO2マスク10
9をエッチング用マスクとして、HCl(塩酸)、H3
PO4(燐酸)の混合液によりn型InPクラッド層1
08をマスク幅程度になる様にエッチングする。続い
て、H2SO4(硫酸)、H22(過酸化水素水)、H2
O(水)の混合液によりInGaAsP活性層107を
所望の活性層幅(1.2〜1.5μm)になる様にエッ
チングする(図1(e))。この際、H2SO4、H
22、H2Oの混合液はInPに対するエッチング速度
は非常に遅いのでp型InPクラッド層106は、殆ど
エッチングされない。
【0019】続いて、活性層形成用SiO2マスク10
9を選択成長用マスクとしてMOVPE法によりp型I
nP電流ブロック層110を形成する(図1(f))。
【0020】最後に目合せ用マーカー103、活性層形
成用SiO2マスク109をHFにより除去し、n型I
nP埋込層111を形成する(図1(g))。
【0021】以上の工程により、n型InP電流ブロッ
ク層105とn型InPクラッド層108を完全に分離
することができ、高温高出力でのレーザ特性の向上を図
ることが可能となる。なお、その後の電極形式において
も目合せ用マーカーによって生じた積層の断差を用いれ
ばフォトリソグラフィーによる電極パターンの形成時の
精度を上げることができる。
【0022】次に第2の実施例を示す。第2の実施例
は、活性層の形成を選択成長により行うものである。ス
トライプ状メサ、電流ブロック層を形成する工程は第1
の実施例の図1(a)〜(b)に示したとおりである
(図3(a)〜(b))。
【0023】続いて、フォトリソグラフィーによりスト
ライプ用SiO2マスク202以外をフォトレジストで
覆い、ストライプ用SiO2マスク202をHF(弗
酸)により除去する。その後、選択成長用のSiO2
スクを全面に形成するが、目合せ用マーカー203の部
分はSiO2の総膜厚が厚くなるため、その凹凸が識別
され目合せマーカーとしての役割は果たせる。この目合
せマーカーを用いてフォトリソグラフィーを行うことに
よりストライプ状メサ上部のみを除いて選択成長用Si
2マスク206を形成する。その後、MOVPE法に
より選択成長によりp型InPクラッド層207(厚さ
0.1μm、キャリア濃度5×1017cm -3)、InG
aAsPの量子井戸構造を有する活性層208(厚さ
0.2μm、発光波長1.3μm)、n型InPクラッ
ド層209(厚さ0.2μm、キャリア濃度1×1018
cm-3)を順次積層する(図3(c))。
【0024】続いて、選択成長用SiO2マスク206
を除去し、選択成長により形成した台形状の成長層上部
のみにSiO2マスク210を形成する(図3
(d))。このような台形状の選択成長層上部へのSi
2膜形成法については論文(Y.Sakata c
t,al.Photon.Tech.Lett.,vo
l.8,No.2,(1996))に詳しい記載があ
り、この記載にしたがって形成することができる。
【0025】続いて、活性層の両脇にp型InP電流ブ
ロック層211を形成する(図3(e))。
【0026】最後にSiO2マスク210をHFにより
除去し、n型InP埋込層212を形成する(図3
(f))。以上の工程により、n型InP電流ブロック
層204とn型InPクラッド層209を完全に分離す
ることができ、高温高出力でのレーザ特性の向上を図る
ことが可能となる。また、活性層を選択成長により形成
するので、活性層幅制御や面内均一性に優れている。
【0027】なお、上記実施例において寸法、キャリア
濃度の各例も示したが、結晶成長やエッチングの様子は
成長法、条件などで大幅に変化するので、それと共に適
切な寸法を採用すべきことは言うまでもない。マスクの
種類に関しては制限はない。活性層に関してはInGa
AsP、InGaAs、またはInAsPであれば制限
はなく、バルク構造でも量子井戸構造でも良い。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、p型InP基板上の埋込型レーザの製造工程にお
いて、n型InP電流ブロック層と活性層上部のn型I
nPクラッド層の接触を確実に防ぎ、高温高出力でのレ
ーザ特性の劣化を抑える。ひいては、n型InP層同士
の接触による歩留まりの低下を抑え、コストダウンにつ
ながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す半導体レーザの製
造方法を説明する工程図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す半導体レーザの製
造方法を説明する工程の図1(a)の上面から見た図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示す半導体レーザの製
造方法を説明する工程図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す半導体レーザの製
造方法を説明する工程の図3(a)の上面から見た図で
ある。
【図5】従来の半導体レーザの製造方法を説明する工程
図である。
【符号の説明】
101 p型InPからなる半導体基板 102 メサ形成用SiO2マスク 103 目合せ用マーカーとなるSiO2マスク 104 p型InPからなる埋込層 105 型InPからなる電流ブロック層 106 p型InPからなるクラッド層 107 InGaAsPからなる活性層 108 n型InPからなるクラッド層 109 活性層形成用SiO2マスク 110 p型InPからなる電流ブロック層 111 n型InPからなる埋込層 201 p型InPからなる半導体基板 202 メサ形成用SiO2マスク 203 目合せ用マーカーとなるSiO2マスク 204 p型InPからなる埋込層 205 n型InPからなる電流ブロック層 206 選択成長用SiO2マスク 207 p型InPからなるクラッド層 208 InGaAsPからなる活性層 209 n型InPからなるクラッド層 210 電流ブロック層形成用SiO2マスク 211 p型InPからなる電流ブロック層 212 n型InPからなる埋込層 301 p型InPからなる半導体基板 302 p型InPからなるクラッド層 303 InGaAsPからなる活性層 304 n型InPからなるクラッド層 305 SiO2マスク 306 p型InPからなる埋込層 307 n型InPからなる電流ブロック層 308 p型InPからなる電流ブロック層 309 n型InPからなる埋込層

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型InP基板上に、活性層と、該活性
    層を上下から挟むクラッド層と、該活性層の両脇に形成
    された電流ブロック層とを有してなる半導体レーザにお
    いて、p型InP基板面上にストライプ状メサが形成さ
    れ、該ストライプ状メサの両脇に、該ストライプ状メサ
    が平坦に埋まるようにp型InP埋込層、型InP電
    流ブロック層がこの順に形成され、前記ストライプ状メ
    サ上部にp型InPクラッド層、活性層、n型InPク
    ラッド層がこの順に形成され、前記n型InPクラッド
    層及び前記活性層の両脇にp型InP電流ブロック層を
    有し、前記n型InPクラッド層及び前記p型InP電
    流ブロック層の上部にn型InP埋込層が形成されてな
    ることを特徴とする半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 前記活性層が、InGaAsPからなる
    請求項1に記載の半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 前記活性層が、量子井戸構造を有する請
    求項1または2に記載の半導体レーザ。
  4. 【請求項4】 p型InP基板上に誘電体膜からなるメ
    サ形成用マスクを形成する工程と、前記メサ形成用マス
    クを用いエッチングを行うことにより前記p型InP基
    板上にストライプ状メサを形成する工程と、前記メサ形
    成用マスクを利用して選択的に成長することにより、p
    型InP埋込層、及びn型InP電流ブロック層を前記
    ストライプ状メサの両脇に順次積層する工程と、前記メ
    サ形成用マスクを除去した後、前記ストライプ状メサ及
    び前記n型InP電流ブロック層の上に、p型InPク
    ラッド層、活性層、n型InPクラッド層を順次積層す
    る工程と、前記ストライプ状メサ上部に誘電体膜からな
    る活性層形成用マスクを形成する工程と、前記活性層形
    成用マスクを用いn型InPクラッド層、活性層を所望
    のストライプ幅にエッチングする工程と、前記活性層形
    成用マスクを用い、前記活性層の両脇にp型InP電流
    ブロック層を形成する工程と、前記活性層形成用マスク
    を除去した後、全面にn型InP埋込層を形成する工程
    とを少なくとも有する半導体レーザの製造方法。
  5. 【請求項5】 p型InP基板上に誘電体膜からなるメ
    サ形成用マスクを形成する工程と、前記メサ形成用マス
    クを用いてエッチングを行うことによりストライプ状メ
    サを形成した後、前記メサ形成用マスクを利用して選択
    的に成長することにより前記ストライプ状メサの両脇に
    p型InP埋込層、及びn型InP電流ブロック層を順
    次積層する工程と、前記メサ形成用マスクを除去した
    後、前記ストライプ状メサ上部が露出するように誘電体
    膜からなる選択成長用マスクを形成する工程と、前記選
    択成長用マスクを用い、前記ストライプ状メサ上部にp
    型InPクラッド層、活性層、n型InPクラッド層を
    選択的に順次積層する工程と、前記n型InPクラッド
    層の上部に誘電体膜からなる電流ブロック層形成用マス
    クを形成する工程と、前記電流ブロック層形成用マスク
    を用い、前記活性層の両脇にp型InP電流ブロック層
    を形成する工程と、前記電流ブロック層形成用マスクを
    除去した後、全面にn型InP埋込層を形成する工程と
    を少なくとも有する半導体レーザの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記活性層が、InGaAsPからなる
    請求項4または5に記載の半導体レーザの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記活性層が、量子井戸構造を有する請
    求項4乃至6いずれかに記載の半導体レーザの製造方
    法。
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