JP2996143B2 - コンクリート構造体補強用炭素繊維シート状物 - Google Patents

コンクリート構造体補強用炭素繊維シート状物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭素繊維織物や炭素繊
維強化シートなどの炭素繊維シート状物に関し、さらに
詳しくは繊維強化複合材料用の補強織物として優れた特
性を発揮する炭素繊維織物、特に一般構造物の他、高架
道路の橋脚や床版、建物の柱、壁などの補強基材用に用
いて最適な炭素繊維シート状物に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、地震による橋の破壊、コンクリー
トの中性化による補強筋の錆の発生、交通量の急激な増
加に伴う鉄筋の疲労など、セメント系構造体の脆弱性や
耐久性が社会問題となっている。勿論新たに更新すれば
よいわけであるが、それには莫大な費用を要するという
問題がある。
【0003】その対策として、例えば橋の床版の場合に
は、コンクリートからなる床版の下に補強材として鋼板
を接着剤で接着する補強方法や、炭素繊維基材を含む繊
維強化樹脂を接着して補強する方法が採られている。特
に後者の方法は、補強効果が高く、かつ、耐久性も優れ
ており、また補強作業が簡単であることから、広く採用
されるようになっている。
【0004】補強用炭素繊維基材は、ほとんどが長さ方
向の引張の場に対する補強を対象としたものであるか
ら、通常、炭素繊維糸を一方向に配向させた一方向性の
織物やシート状物である。たとえば、たて糸に通常の炭
素繊維糸を配列し、よこ糸に糸値の安価な細いガラス繊
維糸を用いた一方向性の炭素繊維織物が多用されてい
る。
【0005】このような炭素繊維織物やシートに使用さ
れる炭素繊維糸自身は、高強度、高弾性率を有している
ので、補強用炭素繊維基材は優れた補強効果を発揮する
が、炭素繊維糸は通常、破断伸度が1.5%未満と小さ
いために、製織工程においてガイド、綜絖、筬などによ
る糸の屈曲、擦過などによって繊維が破断し毛羽が発生
し易いという欠点がある。したがって、毛羽が発生した
炭素繊維糸を用いた補強用炭素繊維基材は、炭素繊維が
本来有する優れた機械的特性を十分に発揮できないとい
う問題がある。そのようなことから、通常、炭素繊維糸
にサイジング剤を0.8〜1.5%重量%付着させ、後
工程で毛羽が発生する問題を防いでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にサイジング剤を0.8%以上付着させることにより各
炭素繊維フィラメントが互いに接着し、製織工程におい
てほとんど毛羽を発生させることなく織物状の補強基材
を得ることが可能になったものの、各炭素繊維フィラメ
ントはサイジング剤で接着されて互いにずれ難くなって
いるので、得られる織物基材は非常に硬くて折り曲げ難
い。
【0007】例えば、四角柱のコンクリート製柱体にそ
の軸方向と直角に補強用織物基材や補強用シート基材を
巻き付ける場合、四角柱のコーナー部において、押しつ
けている間は柱面に密着させて沿わせることができる
が、しばらくするとコーナー部の両側に位置する補強基
材部分の面が浮き上がってしまう問題があり、コンクリ
ート面全面にわたってきれいに貼り付けることが難し
い。
【0008】さらに、コンクリート構造体を炭素繊維補
強基材で補強する場合、数枚積層する必要があるが、そ
の積層枚数が多くなると作業時間が増え、工費アップと
なるために、補強基材はできる限り厚くて高目付にする
必要がある。厚くし高目付にすると、一層硬い補強基材
となり、前述の問題がさらに増大する。
【0009】また、従来の炭素繊維補強基材では、前述
の如き塗布量のサイジング剤により各炭素繊維フィラメ
ントが互いに接着されているので、ハンドレイアップ成
形の場合には樹脂が含浸し難いという問題もあり、樹脂
含浸不良やボイドが発生して、高い補強効果が得られな
いおそれがある。
【0010】本発明の目的は、炭素繊維補強基材におけ
る上述したような問題点を解決し、一般の構造物のほ
か、特にセンメト系構造体(コンクリート構造体)の補
強用基材に用いて好適な炭素繊維シート状物を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコンクリート構造体補強用炭素繊維シート
状物は、炭素繊維糸からなるたて糸と補助糸からなるよ
こ糸からなる炭素繊維織物であって、前記炭素繊維糸へ
のサイジング剤の付着量が0.1〜0.5重量%である
とともに、前記炭素繊維糸の破断伸度が1.5%以上で
あることを特徴とするもので、柔軟性に優れ、かつ高い
補強効果を発揮するシート基材である。
【0012】
【0013】さらに、本発明に係るコンクリート構造体
の補強方法は、コンクリート面(たとえば、鉄筋コンク
リート面)に樹脂を塗布し、次いで、上記のような炭素
繊維シート状物を積層し、この炭素繊維シート状物に樹
脂を含浸させた後樹脂を常温硬化させることを特徴とす
る方法からなる。
【0014】本発明に係るコンクリート構造体補強用
素繊維シート状物具体的な実施態様を図面を参照して
説明する。図1は、炭素繊維糸からなるたて糸1と炭素
繊維糸からなるよこ糸2が互いに1本交互に交錯した平
織構造の炭素繊維織物を示しているが、本発明では、と
くにコンクリート構造体補強用に好適な図2〜図4に示
した態様を採る。
【0015】図2は、本発明の一実施態様を示してお
り、3は扁平な炭素繊維糸からなるたて糸、4は補助糸
であるよこ糸で、たて糸3とよこ糸4が互いに交錯した
平織構造の一方向性扁平糸織物である。
【0016】図3は、さらに別の実施態様に係る炭素繊
維織物をよこ糸方向に延びる切断面で示しており、5
a、5bは扁平な炭素繊維糸からなるたて糸で、2層に
積層されている。6は補助糸であるよこ糸で、上記2層
に積層されたたて糸5a、5bと、このよこ糸6とが互
いに交錯した平織構造の一方向性扁平糸織物である。
【0017】図4は、さらに別の実施態様に係る炭素繊
維織物を示しており、7は屈曲を有しない扁平な炭素繊
維糸からなるたて糸、8、9は補助糸であるよこ糸、1
0は補助糸であるたて糸で、補助糸であるよこ糸8、9
とたて糸10が互いの交錯して炭素繊維糸7を一体化し
た、いわゆるノンクリンプ構造の一方向性扁平糸織物で
ある。
【0018】本発明に係る炭素繊維シート状物を、図
〜図4の各実施態様に示したように織物の形態にしてお
くと、実際にハンドレイアップ成形を行う際、形態が安
定しているので、少々乱暴に扱っても、炭素繊維糸がほ
つれたりすることがなく、また、繊維配向が乱れること
がないので好ましいが、他の形態、たとえば後述の如
く、支持体に炭素繊維糸を一方向にシート状に接着した
ものであってもよい。
【0019】図2、3に示した実施態様では方向性の
平織組織であるが、織物組織はとくに限定されるもので
はない。また、図4に示した実施態様では、たて方向補
助糸10が織物面の両側に位置するよこ方向補助糸8、
9に交互に交錯しているが、数本毎に交錯していてもよ
い。また、たて方向補助糸10は隣接する炭素繊維糸7
間の各部位にそれぞれ配置されているが、炭素繊維糸数
本置きに配置してもよい。
【0020】本発明の炭素繊維織物に使用する炭素繊維
糸は、破断伸度が1.5%以上であることが必要であ
り、好ましくは1.8%以上である。このように高い破
断伸度とすることにより、低サイジング剤量でも、毛羽
の発生量を小さく抑えつつ織成することができるように
なる。
【0021】また、本発明の炭素繊維織物に使用する炭
素繊維糸は、高強度、高弾性率であることが好ましい。
具体的には、引張強度は200〜700kgf/mm2 、弾性
率は20、000kgf/mm2 以上であることが好ましい。
【0022】上記のような炭素繊維糸の特性を有するこ
とにより、高い補強効果が得られるのは勿論であるが、
特に破断伸度を1.5%以上としたので、製織工程での
ガイド、綜絖、筬など擦過や屈曲に対して、毛羽を発生
させたり糸切れを引き起こす問題がなくなり、従来の補
強織物用の炭素繊維糸のようにサイジング剤を比較的多
量に付着させて毛羽や糸切れの発生を抑える必要がない
ため、少ないサイジング付着量でも問題なく織物にする
ことができるようになる。
【0023】したがって、サイジング剤は静電気により
炭素繊維糸が開繊しない程度の収束性が得られればよ
く、最適なサイジング剤の付着量は0.1〜0.5重量
%であり、なかでも0.2重量%程度が好ましい。
【0024】サイジング剤の付着量が0.1重量%未満
であると、工程通過中に静電気により収束状態が乱れて
整然とボビンに巻けないし、製織において開口不良など
種々のトラブルを引き起こす問題がある。一方、サイジ
ング剤の付着量が0.5重量%を超えると、サイジング
剤により各炭素繊維フィラメント同士が接着し、糸束内
での繊維同士がずれ難いため硬い織物となり、四角柱な
どようなコーナーを有する補強体に精度良く沿わせるこ
とができない。また、上記のようにフィラメント同士が
接着していると、特にハンドレイアップ成形で使用する
高粘度樹脂では、含浸しにくいという問題がある。
【0025】このようなサイジング剤として、好ましい
ものを具体的に例示すると、以下の一般式化4、化5、
化6で示される化合物の少なくとも一種からなるサイジ
ング剤を挙げることができる。なお、下記各一般式中、
1 はHまたはOH、m+nは8〜50である。
【0026】
【化4】
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【0029】本発明の炭素繊維織物の織糸断面は通常の
炭素繊維織物のように楕円形状のものも含まれるが、糸
幅が3〜16mm、糸幅/糸厚み比が20以上の扁平状の
ものであることが好ましい。炭素繊維糸を扁平状にする
ことにより、織糸のクリンプが小さくなるし、織物表面
が平坦で均一な織物基材となり、より高い補強効果を発
揮できる。
【0030】炭素繊維糸を扁平状にする方法としては、
炭素繊維糸の製造段階で扁平状にした後サイジング剤を
付着させて扁平状に固定し、その扁平状を維持しながら
製織する方法であってもよいし、収束状態の炭素繊維糸
で粗い密度の製織を行い、製織後にエアジェットやウォ
ータージェットにより織糸を開繊・拡幅させて扁平状に
してもよい。
【0031】さらに、前記扁平な炭素繊維糸が屈曲を有
しない状態で一方向に引き揃えられ、この炭素繊維シー
ト両面側によこ方向補助糸群が位置し、それらのよこ方
向補助糸群と炭素繊維糸と並行するたて方向補助糸群と
が織組織をなして炭素繊維糸状群を一体に保持されたノ
ンクリンプ構造の織物組織にすることが好ましい。
【0032】上記織物構造にすることで、扁平な炭素繊
維糸は交差した二つのよこ方向補助糸群で挟まれて一体
化されているので、炭素繊維糸には幅を狭めるような力
がほとんど働かず、炭素繊維糸の広い糸幅、扁平状態が
安定して維持され、表面凹凸の極めて少ない、表面が平
坦な均一な織物基材となる。
【0033】セメント系構造体(コンクリート構造体)
などを織物基材で補強する場合、織物基材の接着面が凸
凹していると構造体と織物基材の凹部に接着剤が多く存
在することになり、接着剤が多く要る問題があるし、ま
た、応力が作用した場合、接着剤が多く存在する部分に
応力が集中しその部分からクラックが発生し、特に高速
道路のように常に繰り返しの応力が作用する場合には、
前記クラックが進行して接着面が剥離してしまう問題が
あるので、織物表面は極力平坦で均一であることが要求
される。
【0034】また、上記ノンクリンプ構造組織の炭素繊
維織物において、炭素繊維糸間に隙間を0.2〜1.0
mm設けておくことが好ましい。炭素繊維糸間に隙間を設
けておくと、実際に樹脂含浸させる際、前記隙間が樹脂
の通り道となるので樹脂の含浸性が大きく向上するし、
コンクリート面と織物基材の間に含まれる気泡もその隙
間から容易に抜けるので、ボイドが少なく、信頼性の高
い補強を行うことができる。
【0035】炭素繊維糸間の隙間が0.2mm未満では、
高粘度樹脂では樹脂が移動しにくくなり隙間を設ける効
果がない。また隙間が1.0mmを超えると、その分織物
の厚みが増大するだけでなく、織物表面の平坦性が損な
われる問題を生じる。したがって、隙間は0.2〜1.
0mmが好適である。
【0036】大型セメント系構造体を炭素繊維織物基材
で補強するには、普通炭素繊維織物を複数枚積層し、
0.5〜6mm厚さの繊維強化プラスチックに成形およ
び接着させる必要があるが、織物基材が低目付で、か
つ、薄いと積層枚数が増大し、作業が繁雑になるし作業
時間が長くなり、また、成形コストも高くつく問題があ
る。
【0037】一方、高目付織物にすると、積層枚数が減
少するのでコスト低減につながるが、織物構造において
織糸のクリンプが大きくなるために炭素繊維糸の有する
高強度が発現しない問題がある。そのようなことから、
通常の2方向性織物では目付200g/m2 程度が限界
である。
【0038】ところがこのような制限に対し、上述の如
き糸幅が3〜16mm、糸幅/厚み比が20以上の扁平
な炭素繊維糸を複数積層した織物にすることにより、織
糸間隔が大きくなるので、高目付織物にしても織糸のク
リンプは大きくならず、300〜400g/m2 の高目
付の織物が可能となり、成形コストが大幅に低減できる
特徴がある。
【0039】
【0040】
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サイジング剤の付着量が0.1〜0.5重量%で、か
つ、炭素繊維糸の破断伸度が1.5%以上である炭素繊
維シート状物としたので、柔軟性の優れた補強基材とな
り、例えば、四角柱のコンクリート構造体のコーナー部
にも容易に沿わせることが可能となるし、樹脂の含浸性
も大幅に向上し、コンクリーリ構造体の補強に最適な補
強基材が得られる。
【0042】また、炭素繊維糸の破断伸度が1.5%以
上であることから、少ないサイジング剤の付着量でも、
製織工程において毛羽や糸切れなどを引き起こさず補強
基材にすることができ、炭素繊維糸の有する高い引張強
度、弾性率を十分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平織りの炭素繊維織物の部分平面図である。
【図2】本発明の実施態様に係る炭素繊維シート状物
としての炭素繊維織物の部分斜視図である。
【図3】本発明のさらに別の実施態様に係る炭素繊維シ
ート状物としての炭素繊維織物の部分断面図である。
【図4】本発明のさらに別の実施態様に係る炭素繊維シ
ート状物としての炭素繊維織物の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 たて糸 2 よこ糸 3、5a、5b、7 扁平糸からなるたて糸 4、6、8、9 補助糸からなるよこ糸 10 補助糸からなるたて糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−97460(JP,A) 特開 平1−272867(JP,A) 特開 平6−136632(JP,A) 特開 平1−40632(JP,A) 特開 平6−288099(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 23/02 D03D 1/00 D03D 15/00 D03D 15/12 D06M 15/00 - 15/72

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素繊維糸からなるたて糸と補助糸から
    なるよこ糸からなる炭素繊維織物であって、前記炭素繊
    維糸へのサイジング剤の付着量が0.1〜0.5重量%
    であるとともに、前記炭素繊維糸の破断伸度が1.5%
    以上であることを特徴とするコンクリート構造体補強用
    炭素繊維シート状物。
  2. 【請求項2】 前記炭素繊維糸が、糸幅が3〜16m
    m、糸幅/厚み比が20以上の扁平な炭素繊維糸を含ん
    でいる、請求項1のコンクリート構造体補強用炭素繊維
    シート状物。
  3. 【請求項3】 屈曲を有しない扁平な炭素繊維糸をたて
    方向に互いに並行かつシート状に引き揃えてなる糸条群
    のシート両面側によこ方向補助糸群が位置し、それらの
    よこ方向補助糸群と炭素繊維糸と並行するたて方向補助
    糸群とが織組織をなして炭素繊維糸状群を一体に保持し
    ており、かつ、隣接する炭素繊維糸間に隙間が存在す
    る、請求項1または2に記載のコンクリート構造体補強
    用炭素繊維シート状物。
  4. 【請求項4】 前記炭素繊維糸間の隙間が0.2〜1.
    0mmである、請求項3のコンクリート構造体補強用炭
    素繊維シート状物。
  5. 【請求項5】 コンクリート面に樹脂を塗布し、次い
    で、請求項1ないし4のいずれかに記載の炭素繊維シー
    ト状物を積層し、この炭素繊維シート状物に樹脂を含浸
    させた後樹脂を常温硬化させることを特徴とする、コン
    クリート構造体の補強方法。
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