JP2993739B2 - 封筒把取を有する平らな折畳み扇 - Google Patents

封筒把取を有する平らな折畳み扇

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JP2993739B2 JP7502223A JP50222395A JP2993739B2 JP 2993739 B2 JP2993739 B2 JP 2993739B2 JP 7502223 A JP7502223 A JP 7502223A JP 50222395 A JP50222395 A JP 50222395A JP 2993739 B2 JP2993739 B2 JP 2993739B2
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B27/00Ladies' or like fans

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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野] 本発明は、手持ち扇に関し、さらに詳しく言えば、平
らな封筒が扇の把手として用いられるような封筒に取り
付けたままで封筒から引き出す扇に関するものである。
〔背景技術〕
空気を循環し、皮ふから水分を蒸発させるように手持
ち扇を使うことは、初代の歴史まで遡る。しかし、我々
の現代社会においては、手持ち扇はめったに用いられな
い。その理由は、流行遅れであり、持運びに不便である
と考えられているからである。電動扇および空調機が屋
内冷房のために用いられているが、しかし、このような
技術が使用されていない屋外領域および地域において
は、人々は過剰な熱を受けている。人々は毎日の衣装に
手持ち扇を通常は携帯せず、紙、プログラム、メニュ
ー、帽子、その他の手近のものをあおいで微風を送る他
の方法を用いている。もし、扇が紙入れの小袖に入れら
れるならば、人々は彼らの必携の身分証明書等と共に目
立たずに扇を携帯し、必要なときにいつでも使用でき
る。
〔発明の開示〕
本発明は、封筒として働き、使用しないときには折り
畳んだ葉片が押し込まれる平らな中空把手に分離自在に
取り付けられた2枚の葉片からなる扇用具を提供するこ
とに向けられている。扇は、葉片が封筒把手内に収めら
れたときに、扇用具が標準の紙入れの小袖に挿入される
か、またはシャツのポケットに入れて持ち運びできるほ
ど、小さくつくられうる。扇は、封筒把手部品から葉片
を引き出し、次いで葉片の側タブを封筒把手の側溝に挿
入することによって、使用できるように開く。両葉片上
の頂部中央切欠が相互に連結されて、互いに結合されか
つ封筒把手に結合された2枚の葉片からなる剛体面を成
形し、あおぐために用いるのに十分に頑強で、繰返し使
用に耐えるユニットになる。扇の表裏面の全面は、扇用
具として使用するとき、または装飾備品として使うとき
に観照に耐える表示を印刷されてもよい。構造上好まし
い材料は金属製固定具をもつ安価なカード・ストックで
あるが、しかし、扇はその他の種々の材料からつくられ
てもよい。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明を実施した開いた扇の平面図であ
る。
第1A図は、一部折り畳まれた状態にある第1図の扇の
斜視図である。
第2図は、左葉片として知られた部分がつくられるべ
き素材の平面図である。
第3図は、右葉片として知られた部分がつくられるべ
き素材の平面図である。
第4図は、封筒把手として知られた部分がつくられる
べき素材の平面図である。
第5図は、円形頂部を持った2つの先端金具の固定部
品の平面図である。
第6図は、葉片を一部延ばした状態の右パネルと裏パ
ネルを示す閉じた扇の斜視図である。
第7図は、左パネルと表パネルを示す閉じた扇の斜視
図である。
第8図は、左側パネルを示す閉じた扇の側面図であ
る。
第9図は、構造上の詳細を示すために一部を破断した
第1図の開いた扇の拡大平面図である。
第10図、不規則な形状の特別の長い葉片を示し、変更
した構造上の詳細を示すために一部破断した開いた変更
扇の背面図である。
第10A図は、第5図の変更固定具の平面図である。
第10B図は、第10図の扇に用いられるリボンの変更固
定具の平面図である。
第10C図は、第10図の閉じた扇の平面図である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
本発明を実施する手持ち扇A(第1図)は、左葉片1
2、右葉片13、固定具14と共に保持された封筒把手11か
らできている。開放されかつ相互に連結されたとき、一
体の部分は開いた扇として知られているものとなる。そ
の部分が折り畳まれ、封筒把手11内に入れられたとき、
それは閉じた扇として知られているものとなる。第1図
および第1A図に示すように、各葉片12、13は、引き出さ
れたとき、封筒把手11の幅の約2倍の幅を有している。
本発明によれば、扇の製造は簡単で、かつ、その製造
方法によって低費用でつくられうる。左葉片12、右葉片
13、封筒把手11からなる素材は、切欠18、19、25、26、
35、37、溝17、24、36、38、45、タブ20、27、50のよう
なすべての設計要素を一度に型切断し、刻み線15、16、
22、23、29、30、31、32、33、34を素材に入れる。
扇の部分は、金属製固定具14(第5図)を封筒把手11
(第4図)の溝45および左葉片12(第2図)の溝17を通
してまず挿入することによって組み立てられ、そして、
金属製固定具14の突起を溝45内を上下動させる平らな構
造に開くことによって左葉片12の後に固定される。溝45
の頂部に固定具14を定置させることによって、封筒把手
11は折曲げ線29、30、31、32で折り曲げられ、そして、
外側縁46が折曲げ線32に一致し、領域39、40(第4図)
の境界内に接着剤で固定されるまで、葉片の下方部分の
まわりに巻き付けられる。封筒把手11の下方タブ50は折
曲げ線33、34で折り曲げられ、そして、領域42、42(第
4図)の境界内に接着剤によって固定される。封筒把手
11は閉じられて、裏パネル47、表パネル48、左側パネル
51、右側パネル52を成形する。左葉片12は横の折曲げ線
15で縦の折曲げ線16内に折り上げられ、また、右葉片13
が横の折曲げ線22で縦の折曲げ線23(第2、3図)内に
折り上げられ、そして、金属製固定具14が溝45の底部に
来て、葉片が隠れて保護されるまで(第7図)、折り畳
まれた葉片が封筒把手11内に押し込まれる。
扇を開くためには、左葉片12を、それが裏パネル47の
開口44内に現れる上方縁を握り、そして、金属製固定具
14が溝45の頂部に来るまで(第7図)、右葉片13が表パ
ネル48の開口43内に現れる上方縁28を握って右葉片13を
引き上げる。左葉片12を拡げて左側に回動させ、タブ20
を封筒把手11の左側パネル51の溝36内に挿入する(第9
図)。右葉片13を右側へ拡げて回動し、そして、タブ27
を封筒把手11の右側パネル52の溝38内に挿入する(第9
図)。左葉片12の切欠19は封筒把手11の左側パネル51の
溝35内に入り、そして、右葉片13の切欠26は葉片部分1
2、13の拡張を支持しかつ拘束する封筒把手11の右側パ
ネル52の溝37内に入る(第9図)。左葉片12の頂部中央
を切欠18の前方にもたらし、そして右葉片13の頂部中央
を切欠25の後方に押し戻して、左葉片12のタブ20を左側
パネル51の溝36内に完全に押し込み、かつ、右葉片13の
タブ27を右側パネル52の溝38内に完全に押し込むことに
よって扇葉片を一体に相互連結して、左葉片12、右葉片
13、封筒把手11からなる単一の剛体面を成形する(第9
図)。このようにして、扇Aは飾物として用いられる準
備が整い、封筒把手の下方部分を握ることができ(第1
図)、あおぐために必要な強さで用いられる。
閉じるためには、左葉片12の頂部中央を切欠18の後方
に押し戻し、そして右葉片13の頂部中央を切欠25の前方
にもたらす。これは、左葉片12のタブ20が左側パネル51
の溝36から外れされ、右葉片13のタブ27を右側パネル52
の溝38から外れさせることができる、左葉片12を横の折
曲げ線15で縦の折曲げ線16内に折り上げ、右葉片13を横
の折曲げ線22で縦の折曲げ線23内で折り上げ、そして、
固定具14が表パネル48の溝45の底部にくるまで、折り曲
げた葉片を封筒把手11内側で下方に押し下げる。扇は封
筒把手11内に隠される(第7図)。
最適状態の構造においては、左葉片12、右葉片13、封
筒把手11からなる扇区分は、カード・ストック、自立プ
ラスチックおよび紙または紙板積層体等のような適当な
シート材料の素材からつくられるようになっている。封
筒把手11は、プラスチック、木、金属もしくは紙合成物
またはその他の適当な材料のような、扇葉片12、13に用
いられるもの以外の材料からつくられてもよい。最適な
固定具14は、2つの突起を有する金属製固定具である
が、しかし、金属プラスチック、またはその他の適当な
材料の任意の固定具またはリベットが用いられてもよ
い。
図示した以外のその他の形状が扇B(第10図)に示す
扇葉片として設けられてもよい。この場合、必要に応じ
て葉片の一部が頂部開口を超えて延びていてもよいけれ
ども、封筒把手11内への収納を許す寸法を有する植物、
動物、漫画形状のようなその他の任意の好ましい形状を
扇葉片に設けてもよいが、左葉片12、右葉片13は不規則
な輪郭になっていてもよい(第10C図)。
図示する以外の他の形状は、花、バルーン、顔、その
他のような固定具14A(第10A図)の露出頭部用に設けら
れてもよい。
封筒把手11に葉片12、13を固定するその他の構造は、
扇B(第10図)に示すような葉片の延長部を拘束固定す
るように適用されるリボン49(第10B)または、その他
の用具からできていてもよい。予め裁寸されたリボン49
(第10B図)は、右葉片13の溝24をまず通り次いで左葉
片12の溝17を通して挿入し、そしてタブ50(第4図)を
裏パネル47に領域41および領域42の境界内に付着された
接着剤によって結合する前に、端部を表パネル48のタブ
50に接着剤によって固着することによって、封筒把手11
内に隠されることができる。封筒把手がプラスチック、
木または金属のような可撓でない変更材料からつくられ
る場合、この変更は最もよく働く。
その他の変更例 その他の実施例においては、封筒把手の頂部および葉
片のタブ領域に折り曲げられた補強材が設けられてもよ
い。封筒把手は折り曲げられた素材の隣接縁間の空間に
設けられた前部において把手の前部と溝に閉じ込められ
てもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−31518(JP,U) 実開 平3−106926(JP,U) 実開 昭58−171010(JP,U) 実公 昭47−1900(JP,Y1) 実公 昭9−12996(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45B 1/00 - 27/02

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂部に開いた空所を画定する縦に延びる封
    筒把手(11)と、前記空所内に少なくとも部分的に装着
    されかつ前記封筒把手に関して可動な1対の扇葉片(1
    2、13)とからなり、各葉片は前記封筒把手の幅よりも
    大きい全幅を有しかつ縦の折曲げ線(16、23)を有し、
    該葉片が該折曲げ線にそって折り曲げられて、該折曲げ
    線の両側の葉片の一面が互いに重なり、かつ、葉片が該
    折曲げ線(16、23)にそって折り曲げられたときに葉片
    の有効幅が前記封筒把手の幅よりも大きくならず、葉片
    の縦の折曲げ線(16、23)の一方の側上の各葉片の一面
    の一部が前記空所内にあり、該一部が部分的に互いに重
    なり、各葉片の一面が前記封筒把手に取り付けられ、各
    葉片は、前記封筒把手に取り付けられた葉片の一面およ
    び葉片の縦の折曲げ線(16、23)の他の側にある葉片の
    一面の半分以上が前記封筒把手の空所の外側にある伸長
    位置と、葉片が該縦の折曲げ線にそって折り曲げられ、
    かつ、葉片の両側の半分以上が前記空所内にある後退位
    置との間で該封筒把手に関して縦に可動であることを特
    徴とした折畳み扇。
  2. 【請求項2】前記空所は横断面がほぼ長方形になってい
    ることを特徴とした請求項1記載の扇。
  3. 【請求項3】前記縦の折曲げ線(16、23)の他方の側の
    葉片(12、13)の一面は横の折曲げ線(15、22)を有
    し、該一面は該横の折曲げ線にそって折り曲げられて、
    該横の折曲げ線の両側で前記一面の一部が互いに重なる
    ことを特徴とした請求項1記載の扇。
  4. 【請求項4】前記葉片(12、13)が前記伸長位置にあり
    かつ前記縦の折曲げ線(16、23)が前記封筒把手空所に
    ほぼ平行であるときに、前記横の折曲げ線(15、22)が
    前記封筒把手および前記空所の頂部上に配置されること
    を特徴とした請求項3記載の扇。
  5. 【請求項5】前記後退位置にあるときに、前記縦の折曲
    げ線(16、23)が互いにほぼ平行になる第1相対位置
    と、該縦の折曲げ線(16、23)が互いに発散する第2相
    対位置との間で、前記葉片(12、13)が互いに相対回転
    できることを特徴とした請求項3記載の扇。
  6. 【請求項6】前記空所の両側を画定する前記封筒把手の
    一部が前記一面の頂部から下方に延びる溝(36、38)を
    含み、各葉片(12、13)の一部は葉片が前記第2相対位
    置にあるときに前記溝内に定置されることを特徴とした
    請求項5記載の扇。
  7. 【請求項7】各葉片(12、13)の縁は、葉片が前記第2
    相対位置にあるとき前記溝(36、38)の底に当接するこ
    とを特徴とした請求項6記載の扇。
  8. 【請求項8】各葉片(12、13)は突出タブ(20、27)を
    含み、前記封筒把手の各部は溝(36、38)を含み、前記
    葉片が前記第2相対位置にあるとき各タブ(20、27)が
    前記溝(36、38)に突出するように配置されることを特
    徴とした請求項6記載の扇。
  9. 【請求項9】前記葉片(12、13)が前記第2相対位置に
    あるとき各葉片の縁が葉片の他方に最も近くにあり、他
    方の葉片の縁内の溝(36、38)に係合するように配置さ
    れた溝(36、38)を含むことを特徴とした請求項5記載
    の扇。
  10. 【請求項10】前記伸長位置にあるとき、前記縦の折曲
    げ線(16、23)が互いにほぼ平行にある第1相対位置
    と、該縦の折曲げ線(16、23)が互いに発散する第2相
    対位置との間で、葉片(12、13)が互いに関して回転自
    在になっていることを特徴とした請求項1記載の扇。
  11. 【請求項11】前記空所の両側を画定する前記封筒把手
    の一部が前記一面の頂部から下方に延びる溝(36、38)
    を含み、各葉片(12、13)の一部は葉片が前記第2相対
    位置にあるときに前記溝(36、38)のうちの1つ内に定
    置され、前記封筒把手の各部分は溝(36、38)を含み、
    各葉片は葉片が前記第2相対位置にあるとき、前記溝
    (36、38)内に突出するように配置された突出タブ(2
    0、27)を含むことを特徴とした請求項10記載の扇。
  12. 【請求項12】前記葉片(12、13)が前記第2相対位置
    にあるとき各葉片の縁が葉片の他方に最も近くにあり、
    また、前記葉片が前記第2相対位置にあるとき他方の葉
    片の縁内の溝(36、38)に係合するように配置された溝
    (36、38)を含むことを特徴とした請求項10記載の扇。
  13. 【請求項13】可撓部材が前記葉片(12、13)に前記封
    筒把手を取り付けることを特徴とした請求項1記載の
    扇。
  14. 【請求項14】前記封筒把手の壁に縦に延びる溝(45)
    が封筒把手(11)の頂部に隣接するがそこから離隔され
    た点から、封筒把手の底部に隣接するがそこから離隔さ
    れた点まで延び、実質的に硬い取付け部材(14)が該封
    筒把手の外面から前記溝(45)を通って延び、両葉片
    (12、13)に取り付けられ、該溝(45)内での前記部材
    (14)の移動が前記後退位置と前記伸長位置との間で葉
    片(12、13)の前記移動を許すことを特徴とした請求項
    1記載の扇。
  15. 【請求項15】頂部に開いた断面がほぼ長方形の空所を
    固定する縦に延びる封筒把手(11)と、前記空所内に少
    なくとも部分的に装着された1対の扇葉片(12、13)と
    からなり、該扇葉片の一部が前記空所の頂部内でそれに
    隣接し、かつ、少なくとも部分的に互いに重なり合い、
    各葉片(12、13)が前記封筒把手に取り付けられ、各葉
    片は前記封筒把手の幅よりも大きい全幅を有しかつ縦の
    折曲げ線(16、23)を有し、該葉片が該縦の折曲げ線に
    そって折り曲げられて、該縦の折曲げ線の両側の葉片の
    一面が互いに重なり、かつ、葉片が該縦の折曲げ線にそ
    って折り曲げられたときに葉片の有効幅が前記封筒把手
    の幅よりも大きくならず、葉片の縦の折曲げ線の一方の
    側上の各葉片の一面の一部が前記空所内にあり、かつ前
    記封筒把手に取り付けられ、前記縦の折曲げ線の他方の
    側の各葉片の一面は横の折曲げ線(15、22)を含み、該
    横の折曲げ線の両側の前記一面の一部が互いに重なるよ
    うに該一面が前記横の折曲げ線にそって折り曲げられ、
    該一部が部分的に互いに重なり、各葉片の一面が前記封
    筒把手に取り付けられ、各葉片は、前記封筒把手に取り
    付けられた葉片の一面および葉片の縦の折曲げ線(16、
    23)の他の側にある葉片の一面の半分以上が前記封筒把
    手の空所の外側にある伸長位置と、葉片が該縦の折曲げ
    線にそって折り曲げられ、かつ、葉片の両側の半分以上
    が前記空所内にある後退位置との間で該封筒把手に関し
    て縦に可動であることを特徴とした平らな折畳み扇。
  16. 【請求項16】前記扇の全幅は、前記葉片(12、13)が
    前記伸長位置にありかつ該両葉片がほぼ同じ面内に定置
    されて該葉片のいずれもが前記縦の折曲げ線(16、23)
    または横の折曲げ線(15、22)のいずれかにそって折り
    曲げられない状態にあるときに、前記後退位置にある扇
    の全幅の約4倍であることを特徴とした請求項15記載の
    扇。
  17. 【請求項17】4本のほぼ平行で縦に伸びる縦の折曲げ
    線(29、30;31、32)を有し、ほぼ長方形の封筒把手(1
    1)を成形するように前記縦の折曲げ線(29、30;31、3
    2)にそって折り曲げられる第1のほぼ平らな素材と、
    全高まで伸びる縦の延長折曲げ線(29、30;31、32)と
    該縦の延長折曲げ線から縁まで延びる横の折曲げ線(3
    3)とをそれぞれ有する2枚のほぼ平らな素材とからな
    り、横の折曲げ線(33)を含まない折曲げ線の側の前記
    2枚のほぼ平らな素材の各々の一部が部分的に前記封筒
    把手内に定置され、かつ、前記2枚のほぼ平らな素材の
    各々が前記封筒把手の縦の折曲げ線にほぼ平行な方向に
    該封筒把手に関して相対移動できるように該封筒把手に
    取り付けられていることを特徴とした折畳み扇。
  18. 【請求項18】空所を画定する封筒把手(11)と、前記
    空所内に少なくとも部分的に装着されかつ前記封筒把手
    (11)に関して可動な1対の扇葉片(12、13)とからな
    り、各葉片は前記封筒把手の幅よりも大きい全幅を有し
    かつ縦の折曲げ線(16、23)を有し、該葉片が該縦の折
    曲げ線にそって折り曲げられて、該縦の折曲げ線の両側
    の葉片の一面が互いに重なり、かつ葉片が該縦の折曲げ
    線にそって折り曲げられたときに葉片の有効幅が前記封
    筒把手の幅よりも大きくならず、葉片(12、13)の折曲
    げ線の一方の側上の各葉片の一面の一部が前記空所内に
    あり、該一部が部分的に互いに重なり、各葉片の一面が
    前記封筒把手に取り付けられ、各葉片は、前記封筒把手
    に取り付けられた葉片の一面および葉片の縦の折曲げ線
    の他の側にある葉片の一面の半分以上が前記封筒把手の
    空所の外側にある伸長位置と、葉片が該縦の折曲げ線に
    そって折り曲げられ、かつ、葉片の両側の半分以上が前
    記空所内にある後退位置との間で該封筒把手に関して可
    動であることを特徴とした折畳み扇。
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