JP2991749B2 - スクリーンメッシュの紗張り方法 - Google Patents

スクリーンメッシュの紗張り方法

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JP2991749B2
JP2991749B2 JP2200324A JP20032490A JP2991749B2 JP 2991749 B2 JP2991749 B2 JP 2991749B2 JP 2200324 A JP2200324 A JP 2200324A JP 20032490 A JP20032490 A JP 20032490A JP 2991749 B2 JP2991749 B2 JP 2991749B2
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【発明の詳細な説明】 【発明の背景】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性樹脂を塗布した後、露光、現像し
て、プリント基板、その他一般用スクリーン印刷により
画像を形成することができるスクリーン版(PS版)を製
造するための、スクリーン型枠にスクリーンメッシュ
(紗)を張るスクリーンメッシュの紗張り方法に関する
ものである。 〔従来の技術〕 従来、スクリーン印刷版は、スクリーン型枠に、絹、
ナイロン、テトロンなどの織布からなるスクリーンメッ
シュ(紗)を、張り合せてスクリーン版を形成し、この
スクリーン版に、感光乳剤(直接法)又は感光性フィル
ム(直間法)を貼着することによってスクリーン版(PS
版)を作り、このPS版にポジフィルムを押し当てて、露
光させることによって製造するか、或いは、市販の感光
性フィルムにポジフィルムを押し当てて、露光させるこ
とによって得られた画像を、スクリーン型枠に固定され
たスクリーン面に転写すること(間接法)によって製造
されている。 この様なスクリーン版は、実際には、スクリーン型枠
に、絹、ナイロン、テトロンなどの織布からなるスクリ
ーンメッシュ(紗)を張力を与えた状態で張り合せて製
造されるが、該スクリーン版のスクリーンメッシュは適
度な一定した張力で張られていないと、スクリーン印刷
された画像に歪みが生じて、正確な画像が描けなかった
り、輸送中に破れたり、或いは、感光剤層又は感光性フ
イルム層が剥離して画像が乱れたりしてスクリーンの寿
命が短縮される。 このような各種繊維の織布よりなるスクリーンメッシ
ュを張り合せたスクリーン版は、スクリーン型枠にスク
リーンメッシュを張力を与えた状態で張り合せることに
より製造されるが、その張り合わせは、具体的には、ス
クリーンメッシュを指定の張力にまで一度に上げる「直
引き法」や、比較的低い張力から段階的に上げて指定さ
れた張力にまで引き上げる「階段引き上げ法」などの紗
張り方法が知られている。 一方、スクリーンメッシュ(紗)には、内芯に強度の
ある繊維を使用し、外側の部分に低融点の樹脂で被覆し
た芯鞘構造の複合フィラメントを熱融着して製造された
ものが知られている。 このようなスクリーンメッシュを用いたスクリーン版
は、複合フィラメントの交叉点が固着されているので、
正確なメッシュを形成し、印刷された画像に歪みが生じ
難く、精密な画像を描くことができるといった利点があ
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、スクリーンメッシュ(紗)として、内
芯に強度のある繊維を使用し、外側の部分に低融点の樹
脂で被覆した芯鞘構造の複合フィラメントを熱融着して
製造されたものを用いたスクリーン版は、前記各種繊維
の織布よりなるスクリーンメッシュを張り合せたスクリ
ーン版と異なり、比較的引張強度が低く、且つ、紗張り
後の張力の低下が大きいので、スクリーンメッシュを張
り合せるに際しても、紗張りの際に長時間の放置を行な
わなければ張力の安定を計ることができなかった。
【発明の概要】
〔要旨〕 本発明者らは、上記課題に鑑みて鋭意研究を重ねた結
果、前記芯鞘構造の複合フィラメントよりなるスクリー
ンメッシュは、強度のある繊維を内芯にして、外側の鞘
の部分を低融点の樹脂で被覆した繊維の経緯両糸の交叉
部を熱融着して形成したものであることから、該スクリ
ーンメッシュを固着する時の紗張りする張力の値よりも
10〜100%高い値で5〜60分間保持して、該スクリーン
メッシュを全体で延伸させた後、再び目標とする張力を
与えれば、織物全体を再度延伸した状態にすることがで
きるので、紗張りの際に長時間の放置を行なわなくて
も、一定な張力で紗張りされたスクリーンメッシュとす
ることができるとの知見を得て本発明を完成するに至っ
た。 すなわち、本発明のスクリーンメッシュの紗張り方法
は、経緯両糸の交叉部が熱融着して固着されているスク
リーンメッシュに張力を与えた状態でスクリーン型枠に
固着するスクリーンメッシュの紗張り方法において、前
記スクリーンメッシュの張力を、該スクリーンメッシュ
の固着時の張力の値よりも10〜100%高い値で5〜60分
間保持した後、該張力を一旦解除させ、その後、再び張
力を与えて該スクリーンメッシュの固着時の張力で5〜
60分間保持させた後にスクリーンメッシュをスクリーン
型枠に固着することを特徴とするものである。 〔効 果〕 該スクリーンメッシュを固着する時の紗張りする張力
の値よりも10〜100%高い値で5〜60分間保持して、該
スクリーンメッシュを全体で延伸させた後、再び目標と
する張力を与える本発明のスクリーンメッシュの紗張り
方法は、織物全体を再度延伸した状態にすることができ
るので、紗張りの際に長時間の放置を行なわなくても、
一定な張力で紗張りされたスクリーンメッシュとするこ
とができる。 また、本発明のスクリーンメッシュの紗張り方法によ
って得られたスクリーン版はもともとスクリーンメッシ
ュが固着されて正確なメッシュを形成していることか
ら、また、精度良く紗張りを行なうことができることか
ら、スクリーン印刷された画像が正確で、歪みが生じ難
く、精密な画像を描くことができる。 また、輸送中に破れたり、或いは、感光剤層又は感光
性フイルム層が剥離して画像が乱れたりすることがな
い。
【発明の具体的説明】
〔I〕スクリーンメッシュ 本発明のスクリーンメッシュの紗張り方法に用いられ
るスクリーンメッシュとしては、経緯両糸の交叉部が熱
融着して固着されているスクリーンメッシュであり、実
用的な構造は、内芯に強度のある繊維を使用し、外側の
部分に低融点の樹脂で被覆した芯鞘構造の複合フィラメ
ントを熱融着して製造されたものである。 該芯鞘構造の複合フィラメントとしては、ポリエステ
ル、或いは、ナイロン66などの繊維形成性熱可塑性樹脂
を第1成分とし、低融点ポリエステル、ナイロン6、或
いは、これらの混合物などの前記第1成分よりも融点が
15℃以上、好ましくは30℃以上低い熱可塑性樹脂を第2
成分として用い、これら第1成分および第2成分を従来
公知の複合紡糸方法によって、第1成分が芯材料となる
ように、また、この第2成分が繊維断面積の一般に70%
以下、好ましくは30〜50%を占めるように鞘芯型に紡糸
したものである。 この第2成分が繊維表面に覆われているために、後記
の熱処理によって経糸および緯糸の交点を第2成分の融
着により強固に接着することができる。 上記芯鞘構造の複合フィラメントの第1成分に用いら
れる繊維形成性熱可塑性樹脂の中では、フタル酸、イソ
フタル酸、ナフタリンジカルボン酸などの芳香族ジカル
ボン酸類と、エチレングリコール、プロピレングリコー
ルなどの脂肪族または脂環族ジオール類とを所定量配合
し、縮合反応によって製造したポリエステル樹脂、ナイ
ロン66などのポリアミド樹脂などを挙げることができ
が、特に上記ポリエステル樹脂が好適である。具体的に
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などである。 また、第2成分に用いられる低融点の熱可塑性樹脂の
中では低融点のポリエステルまたはナイロン6が好まし
く、特にアジピン酸、セバチン酸などの脂肪族ジカルボ
ン酸類、フタル酸、イソフタル酸、ナフタリンジカルボ
ン酸などの芳香族ジカルボン酸類および/またはヘキサ
ヒドロテレフタル酸などの脂環族ジカルボン酸類と、エ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ヘキサンジオールなどの脂肪族または脂
環族ジオール類とを所定量配合し、所望によりパラキシ
レン安息香酸等のオキシ酸類を添加し縮合反応によって
製造した共重合ポリエステル樹脂などが特に好適であ
る。 このような複合フィラメントの繊度は通常5〜200デ
ニール、特に20〜100デニールのものが使用され、一般
に10〜600メッシュ、特に50〜350メッシュの織り密度の
ものが使用される。 このようにして得られた織物は、本発明においては更
に経緯両方向に張力をかけた状態で、加熱し、芯鞘複合
フィラメントの鞘の成分を溶融させて、必要に応じて応
力を加えながら、該織物を一体化させた後に冷却する。 このようにして得られたスクリーンメッシュ(紗)
は、経緯両糸の交叉部分で溶融固着されているので糸の
変形やずれを生ずることがない。 〔II〕スクリーン型枠 本発明のスクリーンメッシュの紗張り方法に用いられ
るスクリーン型枠としては、一般に木製、アルミニウ
ム、ステンレス、鋼鉄などの金属製の素材により製造さ
れたものなどがあるが、通常は強度、軽量、腐食などの
点からアルミニウムの押出材を加工して製造された正方
形或いは長方形の型枠が使用される。 〔III〕紗張り機 前記スクリーン型枠に前記スクリーンメッシュ(紗)
を紗張りするには、紗張り機が使用される、具体的に
は、エアーストレッチャー紗張り機などがある。 〔IV〕紗張り方法 (1)高張力保持 上記紗張り機を用いて、前記スクリーン型枠に前記ス
クリーンメッシュ(紗)を紗張りするに当たり、重要な
ことはスクリーンメッシュの張力を、該スクリーンメッ
シュの固着時の張力の値よりも10〜100%、好ましくは
高張力で紗張りする場合(プリント配線盤などの印刷に
用いる場合)は10〜50%、低張力で紗張りする場合(捺
染などの印刷に用いる場合)は50〜100%の高い値で5
〜60分間、好ましくは5〜30分間保持する。 この操作によって、スクリーンメッシュの製造工程に
おいて熱変性されてしまった芯鞘複合フィラメントを、
再び織物の状態で織物全体を再度延伸した状態にするの
で、紗張りの際に長時間の放置を行なわなくても、一定
な張力で紗張りされたスクリーンメッシュとすることが
できる。 従って、前記張力が上記範囲よりも低いと、芯材料が
延伸されず、紗張り時の張力の変化が大きくなる。 また、前記張力が上記範囲よりも高いと芯材料が破断
してスクリーンメッシュを紗張りすることができなくな
る。従って、上記範囲内とすることが重要である。 更に、前記保持時間が上記範囲よりも短いと芯材料が
十分に延伸されず、固着後の張力の変化が大きくなる。 また、前記保持時間が上記範囲よりも長いと作業性が
低下するので、上記範囲内とすることが重要である。 上記紗張り機による張力の測定はニュートン/cm表示
のテンションゲージやmm表示のテンションゲージによっ
て測定することができる。 (2)張力解除 前記スクリーンメッシュ(紗)を前記張力で保持した
後、該張力を一旦解除させることが重要である。 この操作によって、芯鞘複合フィラメントの延伸時の
歪みの緩和を行なうことができる。この張力の解除を行
なわない場合は張力のバラ付きが生じたり、スクリーン
に歪みが生じるとの欠点がある。 (3)再度張力の付与 上記張力の解除後、再び張力を固着時の張力を与え
る。 (4)固着 前記張力を与えたまま、5〜60分間保持させた後、ス
クリーンメッシュをスクリーン型枠に固着する。 固着は通常接着剤を塗布することによって行なわれ
る。接着剤としては、固着させることができるものであ
ればいかなるものを使用しても良いが、一般にゴミ系の
接着剤などが使用される。 接着剤を塗布して固着する場合においては該接着剤が
固化するまで通常5〜60分間程度そのままの状態に保持
される。 〔V〕スクリーン版 このな本発明のスクリーンメッシュの紗張り方法によ
って紗張りされたスクリーン版はスクリーンメッシュの
織物全体が延伸された状態となっているので、一定な張
力で紗張りされたスクリーンメッシュとすることができ
る。従って、画像が正確で歪みが生じ難く、精密な画像
を描くことができる。 また、輸送中に破れたり、或いは、感光剤層又は感光
性フイルム層が剥離して画像が乱れたりすることがな
い。
【実 験 例】
本発明のスクリーン型枠にスクリーンメッシュを張る
紗張り方法について、更に詳細に説明するため、以下に
実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。 実施例1 芯鞘構造のメッシュ織物の製造 芯層として融点が265℃のポリエチレンテレフタレー
ト(PET)を、また鞘層として融点が200℃の低融点ポリ
エステルをそれぞれ使用し、延伸して、23デニール、強
度が4.0g/d、伸度が40%の複合モノフィラメントを得
た。 この複合モノフィラメントを打ち込み本数が150本/
インチ×150本/インチで織り上げ、加熱機中で、経緯
両糸の交叉部を205℃の温度で熱接着し、150メッシュの
スクリーン印刷用メッシュ織物を得た。 紗張り この様にして得られたスクリーン印刷用メッシュ織物
をエアーストレッチャー紗張り機(村上スクリーン
(株)製)を用いて初期張力が28ニュートン/cm(目標
値の17%高)となるようにテンションゲージで1.0mmに
設定して10分間保持した後、該張力を解除した。 再び張力を与えて、張力が24ニュートン/cmとなるよ
うにテンションゲージで1.2mmに設定して10分間保持し
た後、アルミニウム型枠(寸法:枠幅40mm×厚さ30mm×
外寸950mm角)へゴム糸接着剤で接着した。そして、そ
のままの状態で60分間保持して接着剤が固化するまで張
力を与えて紗張りを行なった。 得られたスクリーン版の張力は最初24ニュートン/cm
(目標値)であった。 また、そのスクリーン版を7日間保持した時の張力の
経時による低下は、第1表に示す通りであった。 印刷精度の測定 上記の如くして製造されたスクリーン版に、感光性フ
ィルム貼付機(村上スクリーン(株)製MS−フィルムア
プライヤー)を用いて、感光性フィルム(村上スクリー
ン(株)製MS−50FILM,25μm厚)をプリント面側に、
また、貼付け乳剤(村上スクリーン(株)製OP−50M,ジ
アゾ入り)をスキージ面側から塗布し、樹脂感光膜厚が
10μmとなるように形成させた。 これを40℃以内の温度で乾燥させ、印刷テスト用のポ
ジ(格子状パターン)を4KW超高圧水銀灯(高さ1m)で
適性露光時間30〜40秒焼き付けた後、現像、乾燥、裏露
光して、硝酸ジルコニアで硬膜処理を施した。 次に側長機を使用してポジ及び版の9点(格子状パタ
ーンの交点部)の位置を測定した後、自動印刷機にかけ
て印刷条件を次のように設定して、1,000回、2,000回、
3,000回印刷を行なった後、再度上記ポジ及び版の9点
の位置を測定し、印刷前の版と印刷品を比較して印刷精
度を測定した。 その結果を第2表に示す。 印刷条件 使用自動印刷機:シアス製、スーパーメック自動印刷機 スキージ角度 :70度 スキージ硬度 80゜ スキージ幅 :400mm スキージ速度 :250mm/秒 落込み量 :0.66mm ギャップ :3mm 使用インキ :太陽インキ製造(株)製熱乾燥型エッ
チングレジスト,X−87 被 写 体 :PETフィルム(188μm厚×500mm×500
mm) 測 長 機 :大日本スクリーン製造(株)製、形式
DR−550−Fを使用 実施例2 初期張力が12.9ニュートン/cm(目標値の70%高)と
なるようにテンショゲージで2.0mmに設定し、解除後の
張力を7.6ニュートン/cm(目標値)となるようにテンシ
ョンゲージで3.0mmに設定した以外は実施例1と同様に
して行なった。 その結果を第1表に示す。 比較例1(直引き法) 実施例1にて用いた芯鞘構造のメッシュ織物を熱融着
してなる150メッシュのスクリーン印刷用メッシュを、
エアーストレッチャー紗張り機を用いて初期張力が24ニ
ュートン/cmとなるようにテンションゲージで1.2mmに設
定して1〜2分間保持した後、アルミニウム型枠(寸
法:枠幅40mm×厚さ30mm×外寸950mm角)へゴム系接着
剤で接着した。そして、そのままの状態で60分間保持し
て接着剤が固化するまで張力を与えて紗張りを行なっ
た。 得られたスクリーン版の張力は最初24ニュートン/cm
であったが、そのスクリーン版を7日間保持した時の張
力の経時による低下は、第1表に示す通りであった。 また、実施例1と同様にして印刷精度の測定も行なっ
た。 その結果を第2表に示す。 比較例2(段階引上げ法) 実施例1にて用いた芯鞘構造のメッシュ織物を熱融着
してなる150メッシュのスクリーン印刷用メッシュを、
エアーストレッチャー紗張り機を用いて初期張力が10.5
ニュートン/cm(目標値の44%)となるようにテンショ
ンゲージで2.3mmに設定した後、1分間に0.2mmづつ5分
間張力を上昇させて張力が22mm(目標値の92%)となる
ようにテンションゲージで1.3mmにて10分間保持した
後、再び張力が24ニュートン/cmとなるようにテンショ
ンゲージで1.2mmに張力を上昇させて15分間保持した
後、アルミニウム型枠(寸法:枠幅40mm×厚さ30mm×外
寸950mm角)へゴム糸接着剤で接着した。 そして、そのままの状態で60分間張力を与えたまま保
持して接着剤が固化するまで常温にて乾燥させた後、該
張力を解除した。 得られたスクリーン版の張力は最初24ニュートン/cm
(目標値)であった。 また、そのスクリーン版を7日間保持した時の張力の
経時による低下は、第1表に示す通りであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスクリーンメッシュの紗張り方法の操
作方法による張力と時間との関係を表わす図であり、第
2図および第3図は公知のスクリーンメッシュの紗張り
方法の操作方法による張力と時間との関係を表わす図で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】経緯両糸の交叉部が熱融着して固着されて
    いるスクリーンメッシュに張力を与えた状態でスクリー
    ン型枠に固着するスクリーンメッシュの紗張り方法にお
    いて、前記スクリーンメッシュの張力を、該スクリーン
    メッシュの固着時の張力の値よりも10〜100%高い値で
    5〜60分間保持した後、該張力を一旦解除させ、その
    後、再び張力を与えて該スクリーンメッシュの固着時の
    張力で5〜60分間保持させた後にスクリーンメッシュを
    スクリーン型枠に固着することを特徴とするスクリーン
    メッシュの紗張り方法。
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