JP2991435B2 - プリンターの自己診断装置 - Google Patents

プリンターの自己診断装置

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JP2991435B2 JP63286991A JP28699188A JP2991435B2 JP 2991435 B2 JP2991435 B2 JP 2991435B2 JP 63286991 A JP63286991 A JP 63286991A JP 28699188 A JP28699188 A JP 28699188A JP 2991435 B2 JP2991435 B2 JP 2991435B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、機能部品の状態を内蔵するマイクロコン
ピューターにより自動的に診断するプリンターの自己診
断装置に関するものである。
[従来の技術] プリンターは、ホスト装置からの出力を印字するため
に用いられるが、近時のプリンターは自身もマイクロコ
ンピューターを内蔵して機能の制御を行なうよう構成さ
れている。
しかし、機能の多様化に伴って機能部品の数も増加し
ているため、プリンターが故障を起こした際にこの原因
を発見するのが困難である。
そこで、近時のプリンターには自己診断機能を備える
ものが多く、電源投入時に各機能部品のテストを行なっ
てエラーがある場合にはそれぞれを表示するような構成
を採用している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来使用されているプリンターの自己
診断装置は、テスト対象とする機能部品が複数存在した
としても、先順位のテストでエラーが検知されるとその
後のテストを行なわずに自己診断を中止してエラー表示
等を行なう構成であるため、エラーが複数ある場合にも
1回の診断では単一のエラー検出しか行い得なかった。
従って、複数のエラーが存在する場合には、一のエラ
ーを除去する毎に電源を再投入する必要があり、煩雑で
あった。
そこで、プリンター内の全ての機能部材毎にセンサを
設け、自己診断指令が入力された際には全てのセンサに
よるテストを各機能部材毎に行なわせて全てのエラーを
検出して表示させることも考えられる。
しかしながら、自己診断指令が入力された際には全て
の機能部材についてエラー検出を行なわせても、複数の
機能部材が相互に連動されている場合には、一つの機能
部材でエラーが発生すると、連動している他の機能部材
では、エラー検出を正確に行なわない場合がある。
例えば、自動出力制御(APC)される半導体レーザー
と、そのレーザー光を受光するフォトデテクター(通称
BDセンサー)との間の走査光学系にポリゴンミラーが用
いられているプリンターの自己診断装置では、ポリゴン
ミラーの駆動系などにエラーが発見されたり、APCにエ
ラーが発見された場合には、BDセンサーから所定数の水
平同期信号が出力されたか否かを判断することはできな
くなる場合がある。このようなポリゴン又はAPCがエラ
ーの場合のBDセンサーのテストは行なう必要がない。ま
た、ポリゴ又はAPCがエラーの場合、BDセンサーのテス
トを行って、エラーが生じたとしてもBDセンサー自体に
エラーが損するか否かは不明である。この場合のエラー
信号は不正確となる。
また、プリンターには、複数の機能部材が一体化され
た部品が組み込まれ、その部品単位の交換がしばしば行
なわれている。このような場合には、一つの機能部材で
エラーが発見されると、一体化されている他の機能部材
のエラー有無を問わずに部品単位の交換がなされる。
例えば定着器のヒータとバックアップローラーモータ
(BRモータ)とは通常一体化されている。このような場
合、ヒータのエラーが発見された場合には次の起動前に
は、BRモータとヒータとが一体化された部品単位の交換
がなされるので、ヒータのエラー検出が確認されるとBR
モータにエラーがあるか否かを検出する必要がなくな
る。
従って、連動している機能部材では、一つの機能部材
にエラーが発見されると、連動されている他の機能部材
でのエラー検出は無意味となる。また、複数の機能部材
が一体化されている部品では、一つの機能部材にエラー
が発見されると一体化された部品交換が行なわれるの
で、他の機能部材についてエラー有無の発見の必要性が
なくなる。
[発明の目的] この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであ
り、複数のエラーがある場合にはそれを一回の自己診断
プロセスで、必要な箇所のエラーを正確に、かつ迅速に
検出することができるプリンターの自己診断装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るプリンターの自己診断装置は、プリン
ター内の機能部材の状態をテストするテスト手段と、該
テスト手段によるテスト結果を検出する検出手段とを複
数の機能部材についてそれぞれ設け、自己診断指令が入
力された際に前記テスト手段によるテストを各機能部品
毎に行なわせると共に、そのテスト結果により予め設定
された前記テスト手段の一部をパスさせて所定の機能部
材についてのテストを順次実行させるテスト制御手段
と、各テスト結果を記憶する記憶手段とを備えることを
特徴とする。
[実施例] 以下、この発明を図面に基づいて説明する。第1図〜
第20図はこの発明に係る自己診断装置を備えるプリンタ
ーの一実施例を示したものである。
ここでは、プリンター本体としてホストコンピュータ
ーからの印字データを、感光体ドラムへの露光、露光さ
れた像の現像及び紙面への転写、定着という電子写真プ
ロセスに従って連続用紙に印字するレーザービームプリ
ンターを示している。
なお、このプリンターは、連続用紙を用いる点で1ラ
イン分の印字データの蓄積によって印字を開始する従来
のドットインパクトタイプのラインプリンターと類似し
ているが、上述した電子写真プロセスによる印字を行う
都合上、1ページ分に対応する印字データが蓄積された
後に印字を開始するページプリンターとして構成されて
いる。
まず、第1図〜第5図に従ってこのプリンターの機械
的な構成を説明する。
このプリンターは、連続用紙FPが供給される給送口1
側から印字後の用紙が排出される排出内2側に向けて、
感光体ドラム11を中心とする転写部10、用紙の送り孔に
係合する突起を有する無端ベルト21を備えるトラクター
部20、そして転写されたトナー像を熱圧着させる1対の
ローラー31,32を備える定着部30が順に配置されて構成
されている。
転写部10は、感光体ドラム11上の感光体に帯電させる
帯電器12と、帯電された感光体を露光してこのドラム上
に静電潜像を形成する走査光学系13と、形成された潜像
にトナーを付着させる現像ユニット14と、このトナー像
を連続用紙FPに転写させるために用紙を帯電させる放電
器15と、ドラム上に残留したトナーを取り除くためのク
リーニングブラス16と、ドラムを全体的に露光して電荷
を取り除く除電用LED17とを備えている。
走査光学系13は、上蓋内にけられており、図示せぬ半
導体レーザーからの変調ビームをポリゴンミラー13aで
連続的に偏向させると共にfθレンズ13bによって収束
させ、ビームベンダー13cにより反射させて感光体ドラ
ム11上に走査ラインを形成し、ドラムの回転に伴ってド
ット単位で静電潜像を形成する。
放電器15は、後述するカム機構により枢軸L1を中心に
回動可能なアーム15aに固定されている。そしてこのア
ーム15aには、連続用紙FPを介在させて放電器15の反対
側に紙押えローラー18が一体に固定されている。また、
このアーム15aには、カムフォロア15bが設けられてい
る。
連続用紙を用いる場合には、転写した部分の全てを定
着させることは転写位置と定着位置との間隔分用紙を無
駄にすることとなるため、印字の一端停止の際に転写し
た用紙のどの部分までを定着させるかが問題となる。そ
して、印字性能を考慮すると、転写、定着の中断や再開
は印字が連続しないミシン目部分で行なうことが上好ま
しい。
そこで、このプリンターは転写位置と定着位置との間
隔を1ページ分とし、印字停止時には転写位置と定着位
置とにページの区切りであるミシン目がくるように制御
している。
また、再度印字を開始する場合には、露光部分が転写
位置となるまで用紙を送らずにドラムを空転させる必要
がある。ここで用紙とドラムとが接触した状態でドラム
を空転させると感光体の摩耗による寿命の短縮や、残留
トナーによる用紙の汚れが発生する。
そこで、このような不具合を避けるべくドラムの空転
時には、アーム15aを下げて紙押えローラー18により用
紙の上面を押し下げることにより、用紙を感光体ドラム
11から離反させるようにしている。
トラクター部20は、第2図に示したように従動軸22と
駆動軸23との間に掛け渡された2本の無端ベルト21,21
が、メインモータ40から図中41で示すボックス内に設け
られたフィードクラッチ(以下Fクラッチという)及び
ギア列を介して駆動される構成とされている。
なお、メインモータ40からトラクター部20の駆動軸23
に至るギア列は、トラクター部20独立では連続用紙FPを
50mm/sで搬送するよう構成されているが、これより早い
スピードで用紙が引張された場合にはその引張スピード
に合わせて所定の抵抗で空転する1方向クラッチを内蔵
している。
また、従動軸22には、チェーン24を介して連動する円
盤25が接続されている。この円盤25は、第4図に示した
ように所定間隔でスリット25aが形成されており、これ
を挟んで設けられたフォトカプラー26からはこのスリッ
ト25aに応じて用紙の移動量に応じたパルスを取り出す
ことができる。以下、このフォトカプラーをPFS(Paper
feed senser)とし、その出力をPFSパルスとする。
なお、PFSパルスは用紙を1/2インチ送る毎に一回出力
され、また、PFSから検出されるスリット25a部分の信号
とスリット以外の部分の信号とは、連続用紙FPに設けら
れた送り孔部分と孔以外の部分とに対応している。
さて、定着部30は、内部に加熱用のハロゲンランプ及
び温度検知用のサーミスタが設けられたヒートローラー
31が図中上側に設けられており、下側にはローラー間に
挿通される連続用紙FPをヒートローラー31に対して所定
の圧力で圧着させるための押圧ローラー32が設けられて
いる。
また、ヒートローラー31は、メインモータ40からFク
ラッチ及びギア列を介して回転駆動され、連続用紙FPを
挟持した場合にはこれを75mm/sで送る構成となってい
る。従って、実際の連続用紙FPの駆動はこの定着部によ
って行われ、前述のトラクター部は、主として用紙のス
キュー防止のためにバックテンションを付与する機能を
果たすこととなる。
なお、このプリンターには、用紙の搬送路に沿って用
紙の有無を検出するための3種類のセンサーが設けられ
ている。
第1は給送口1と転写部10との間に設けられたエンプ
ティセンサー50である。このプリンターでは、印字停止
時には頁間の句切りであるミシン目が転写部の感光帯ド
ラムの直下、及び定着ローラーの位置に設定されるた
め、用紙がそのページで終了するときにはエンプティセ
ンサー50の出力からこれを検知することができる。
第2は定着部30とトラクター部20との間に設けられ、
連続用紙の両端部に当接して用紙のスキューやカットを
検出するスキューセンサー51,51である。このセンサー
は、用紙の少なくとも何れか一方が浮き上がった際にこ
れを検知することができる。
そして、第3はスキューセンサーの中央部に設けられ
たトップセンサー52である。このセンサーは、用紙の位
置決めする際に用紙の先端を検知するものである。
ところで、ヒートローラー31を室温から定着に必要な
温度にまで加熱するためには時間を要することから、ヒ
ートローラー31は印字待機中においても加熱されてい
る。但し、このプリンターにおいては、連続用紙を用い
るため、待機中に連続用紙FPがヒートローラー31に常時
圧着されていると、焦げ付きや火ぶくれを起こす虞があ
る。
そこで、このヒートローラー31に対向する押圧ローラ
ー32を上下動可能とし、印字待機中には連続用紙をヒー
トローラー31から離反させるよう構成している。
押圧ローラー32は、枢軸L2によりシャーシに固定され
たアーム33により両端を支持されている。このアーム33
は、同じく枢軸L2によりシャーシに固定されたレバー34
と引っ張りスプリング35により連結されており、レバー
34が先端のカムフォロア34aに当接する偏心カム36の回
転により上下に揺動すると、それに伴って上下動して押
圧ローラー32を揺動させる。押圧ローラー32の下方への
移動はローラーの自重による。
なお、押圧ローラー32の揺動と前述した放電器15の揺
動とは同一の駆動手段によって行われている。以下、こ
の手段について説明する。
駆動力源は、第3図に示したように用紙搬送路の下方
に設けられたバックアップローラーモータ(以下BRモー
タという)60である。
BRモータ60から減速機61を介して駆動されるギヤ62
は、一方で偏心カム36が固定されたシャフト63のギヤ64
に噛合しており、他方で放電器15を揺動させるためのレ
バー65が固定されたシャフト66のギヤ67に噛合してい
る。
レバー65は、シャーシに対してスライド自在に設けら
れたスライドプレート68に連結されている。このスライ
ドプレート68は、引っ張りスプリング69により図中左側
に付勢されており、この付勢力に逆らってスライドさせ
ることにより、一端に設けられた板カム68aがカムフォ
ロア15bに当接して放電器15を下方に揺動させる。
また、シャフト63には、2枚の円盤70,71が一体回転
するように固定されている。外側の円盤70には、第5図
(A)に示したように大小2箇所のスリット70a,70bが
形成されており、内側の円盤71には、第5図(B)に示
したように一箇所にスリット71aが形成されている。
これらの円盤は、それぞれ一部がフォトカプラー72,7
3のスリット間に位置するように設定されており、これ
らの円盤とカプラーとにより押圧ローラー32の設定位置
を検出するためのセンサーが構成されている。なお、以
下の説明においてはフォトカプラー72から検出される信
号をBRU(バックアップローラーアップ)、73から検出
される信号をBRD(バックアップローラーダウン)と称
することとする。
なお、押圧ローラー32は印字中以外は下降位置にあ
り、連続用紙FPとの不必要な接触を極力避けるように制
御される。従って、後述のフローチャート中にも現われ
るように、エラー等の発生によってプリンターが停止す
る場合には必ず退避するように構成されている。
第6図は、このプリンターの制御回路を示したもので
ある。
この回路は、印字関係の制御を中心に行なうA−IC
と、主としてエラー検出を行なうB−ICとの2つのCPU
を中心として、外部接続のリモートコントローラー用の
リモートインターフェイス、両CPUへの供給電圧をチェ
ックする電源検知IC等が接続されている。
A−ICには、ホストコンピュータからの印字情報を受
け取るコントローラとのインターフェイスが設けられる
と共に、制御対象として走査光学系のポリゴンミラー13
aを回転駆動するポリゴンスキャナー、転写部10内の除
電LED17、帯電器12等のバイアスが接続された高圧回
路、メインモータ40、Fクラッチ、BRモータ60、定着ロ
ーラー31内のハロゲンランプが接続されている。
また、A−ICへ情報を入力するセンサとしては、走査
光学系の水平同期信号を出力するBDセンサー、押圧ロー
ラー32の位置を検知するためのBRUセンサー及びBRDセン
サー、ヒートローラーの温度を検知するサーミスタ、上
蓋の開閉を検知する上蓋センサー、PFSセンサーが接続
されている。
上記のBDセンサーは、走査光学系内で感光体ドラム11
と光学的に等価で、かつビームの走査方向に対して感光
体ドラム11より手前側となる位置に設けられたフォトデ
ィテクターであり、通常BDセンサーと称されるため本明
細書においてもこの名称を用いることとする。また、こ
のセンサーからの出力をBD信号と称することとする。
B−ICには、走査光学系の半導体レーザーを駆動する
レーザードライバーと、プリンタのライフ情報を記憶す
るE2PROMが接続されている。そしてレーザードライバー
には、テスト用のセルフプリントの印字情報を内蔵する
パターンジェネレータが接続されている。
また、半導体レーザーには、書込み用のビーム射出の
反対側にバックビームを受光するためのディテクターが
設けられており、レーザードライバーはディテクターの
出力に基づいて半導体レーザーへフィードバックをかけ
て自動出力制御(APC;Auto power control)することが
できる。
B−ICに対する情報入力手段としては、用紙搬送関係
のセンサーとしてエンプティセンサー50とスキューセン
サー51とトップセンサー52とが接続されており、この他
に転写部10内のトナー関係のセンサーとして廃トナーの
量を警告するトナーオーバーフローセンサーと、トナー
不足を警告するトナーローセンサーとが設けられてい
る。
更に、A−ICとB−ICとは、複数の信号線によって互
いに情報のやりとりをしつつプリンターの制御を行なう
構成とされている。第6図には、これらの信号線のうち
主なものを挙げている。
まず、B−ICからA−ICへ伝達される信号としては、
B−ICが準備完了していることを示すB−IC RDY信号、
緊急度の高いエラーが生じた際に印字中においても各部
の作動を緊急停止させるSTOP信号、緊急度の低いエラー
が生じた際に所定の動作後に各部の作動を停止させるPA
USE信号、トップセンサーに用紙が達していない場合に
出力される用紙セット要求信号、1ページ分の用紙排出
を行なうFF(Form feed)要求信号が挙げられる。
反対に、A−ICからB−ICに伝達される信号として
は、BRモータ、走査光学系、定着部内のヒータの各エラ
ー信号が挙げられる。
B−ICは、自己が検出したエラー及びA−ICから伝達
されたエラー信号を解析してその緊急度を予め定められ
た基準に従って判断し、緊急度によってSTOP信号、ある
いはPAUSE信号を選択してA−ICに伝達するものであ
る。なお、緊急度が低いエラーは、、トナーオーバーフ
ローとトナーロー、及びペーパーエンプティの各信号が
入力された場合であり、他のエラーは緊急度が高いもの
として扱われる。
次に、第7図〜第19図に示すフローチャートに従い、
A−ICのプログラムを中心にこのプリンターの機能を説
明する。
第7図から第10図までは、プリンターの基本的な作動
を示すメインフローチャートであり、他の処理はこのメ
ンインフローから分岐し、あるいはコールして行なわれ
る。
なお、転写部10における帯電、現像、転写、クリーニ
ングの各バイアスは、フローチャート上それぞれMバイ
アス、Dバイアス、Tバイアス、Cバイアスとして表示
されており、スタートのバイアスがONされると感光体ド
ラムの回転に同期して所定のタイミングで次々と連続し
てONするよう構成されている。
電源が投入されると、A−ICはステップ(以下、単に
S.とする)1でレジスタ等のイニシャライズを行ない、
S.2でタイマー1をスタートさせる。
タイマー1は、後述する割り込み処理、あるいはメイ
ンモータ40の駆動パルス幅を規定するために使用される
タイマーである。
なお、A−ICにおいては1.2μsと38.4μsとの2種
類のクロックが使用可能であり、タイマー1は後述する
用紙送り補正が許可されていない場合には、38.4μsの
クロックを26回カウントすることによって比較的緩い精
度で1msを規定する。S.2では38.4μsのクロックカウン
トが開始される。
続いて、A−ICはS.3でリモートコントローラーが接
続されているか、S.4で上蓋が解放しているか否かを判
断し、肯定の場合にはそれぞれのルーチンへ移行する。
何れの分岐も否定で抜けると、S.5でBRUの状態を検知
し、これがONしている場合、すなわち押圧ローラー32が
上昇している場合にはS.6で第11図の押圧ローラーDown
処理をコールして押圧ローラー32を下降させる。これ
は、前回印字中に電源を切ってしまい押圧ローラーが上
昇したままであることも考えられ、以下の処理でヒータ
がONされた際に用紙の焦げ付き等を防止するためであ
る。
第11図の押圧ローラーDown処理内では、S.150で押圧
ローラー32を下降させる方向にBRモータを駆動し、S.15
1で2秒のタイマーを起動する。この2秒のタイマーが
タイムアップする前に、BRDがONするか否かをS.152,153
で判断する。2秒以内にONしない場合にはA−ICはエラ
ー処理に入り、ONした場合にはS.154でBRモータを停止
すると共に、S.155においてタイマーを停止し、コール
された位置にリターンして処理を進める。
なお、エラー処理は、発生したエラーの種類を表示す
ると共に、モータ、ヒータ等の電源をOFFしてプリンタ
ーの動作を停止させる処理である。
次に、第7図のS.7,S.8ではプリンターのテストスイ
ッチがONしているか否かを判断し、これがONしている場
合には、B−ICに対してテスト中の用紙搬送関係以外の
エラー情報を無視するようテストモードにセットする。
S.9〜11では100msの間隔をおいてB−ICが準備完了
(B−IC RDY)しているか否かを2回判断し、S.12〜14
ではB−ICからSTOP、PAUSE、用紙セット要求の各信号
が入力されているか否かを判断する。B−ICが準備完了
していない場合とSTOP、PAUSE信号が入力された場合に
はS.4に戻って処理を繰り返し、これらの許可が出るの
を待つ。
用紙セット要求は、トップセンサー52に用紙が達して
いない場合にB−ICから出力され、この要求がある場合
にはA−ICは第12図に示した用紙セット処理へと分岐し
て処理を進める。
用紙セット処理では、S.160で第11図の押圧ローラーD
own処理をコールすると共に、S.161で第13図のメインモ
ータ起動処理をコールする。
メインモータ起動処理においては、S.200で電源供給
を開始すると共に、S.201でモータONビットを1として
Pカウントを159にセットし、S.202でVALUEカウントに
初期値をセットする。
このPカウントは、メンインモータ40のスローアップ
を行なうための起動用のデータを置き換えるために後述
するタイマー割り込み処理中で利用されるカンウンター
であり、VALUEカンウトはこの際の実際の駆動パルス周
波数に対応するデータがセットされるカウンターであ
る。スローアップ処理についての詳細な説明は、第18図
のタイマー割り込み処理内で行なう。
S.203ではVALUEカンウトにセットされたデータに基づ
いてメインモータの駆動パルスの相データを出力する。
次に、S.204でタイマー1を停止すると共に、S.205で
タイマー割り込み処理中で設定されたタイマーデータを
入力し、S.206でタイマー1を設定された値で再起動す
る。
最後に、S.207において転写部10のクリーナー16のC
バイアスをONにしてコールさせた位置、すなわちこの場
合には第12図のS.162にリターンする。
S.162でメンインモータが所定の回転数に達したと判
断されると、S.163でモータRDY bitを1としてS.164で
FクラッチをONする。これにより、ヒートローラー31と
トラクター部20との回転が開始し、連続用紙FPの搬送が
開始する。
次にS.165〜S.169においてトップセンサーの信号入力
からPFSの5パルス分用紙が搬送されるのを待つ。トッ
プセンサーの信号入力から5パルス分、すなわち2.5イ
ンチ送ることにより、用紙の先端は定着部のローラーに
かかり、次のページとの間の区切りのミシン目は感光体
ドラムの直下に位置することとなる。なお、PFSのカウ
ントは、後述するPFS割り込み処理内で行われる。
また、S.165〜S.169の処理中のB−ICからのSTOP信号
を同時に監視し、トップ検出から5パルス搬送する前に
STOP信号が入力された場合には、第14図に示した緊急停
止のフローへ分岐して処理を進める。
緊急停止の処理に入ると、S.220においてタイマー1
を停止してタイマー割り込みを禁止し、S.221で第11図
の押圧ローラーDown処理を行なった後に、S.222で半導
体レーザーの出力を停止する。
続いてS.223においてはヒートローラー32内のヒータ
をOFFすると共に、Fクラッチと転写部10の各バイアス
とをOFFし、S.224でプリントモードを解除して処理を終
了する。
なお、緊急停止はB−ICからのSTOP信号に応じて実行
される処理であり、A−ICでの判断に基づくエラー処理
とは異なる。内容的には、緊急停止処理は、紙切れやジ
ャム等のユーザーによるメンテナンスでプリンターを使
用可能な状態とすることができる場合に実行され、エラ
ー処理は、ヒータやモータの故障といった本質的な故障
でメーカーによる修理が必要な場合に実行される。
PFSが5パルス検出される間STOP信号が入力されなか
った場合には、第12図のS.170でFクラッチをOFFさせ
る。
この時点では、前述したS.165〜S.170の処理により、
用紙はその先端が定着ローラーの位置にあり、印字開始
時に用紙を挟持して搬送を開始しても良いわけである。
しかし、前述したようにヒートローラは印字待機中にお
いてもかなり高温となっているため、用紙の端部がこの
ヒートローラーの近傍に位置すると、たとえ圧着された
状態でなくともこの端部が熱による影響でカールしてし
まい、搬送を開始しようとして押圧ローラーを上昇させ
た際にローラー間にうまく引き込まれず、ペーパージャ
ムを起こす危険性がある。
このような不具合を避けるため、このプリンターでは
以下のS.171〜S.184の処理により、1ページ分用紙を排
出するよう制御している。
まず、S.71〜S.179において押圧ローラーを上昇させ
て用紙を挟持させる。
この処理内では、S.171で押圧ローラーを上昇させる
方向にBRモータを回転させ、S.172で2秒のタイマーを
起動してそのタイムアップ前に押圧ローラーが所定の位
置にまで設定されるか否かを判断する。S.173で一回目
のBRU ON、すなわち第1のスリット70aがセンサー位置
に達するのを待ってS.174へ抜け、S.174とS.175におい
てこの一回目のBRUがOFFするのを待って次にS.176,S.17
7で2回目のBRUがONするのを待つ。2回目のBRUは第2
のスリット70bに対応する信号であり、このとき押圧ロ
ーラーは所定位置にまで上昇した状態となる。
S.174,S.176で2秒以内にBRUが変化しない場合は、BR
モータの故障と判断してエラー処理に入る。
押圧ローラーが2秒以内に上昇すると、S.178でBRモ
ータを停止すると共に、S.179で2秒タイマーを停止
し、以下、用紙を1ページ分排出する処理に入る。
180,S.181ではPFSをカウントするカウンターをクリア
して、FクラッチをONして連続用紙の搬送を開始する。
ここでは1ページ11インチの連続用紙を前提としてお
り、1ページ分に対応するPFSパルスは22発となる。
そこで、S.182,S.183でB−ICからのSTOP信号を監視
しつつPFSパルスが22回検出されるのを待ち、S.184でF
クラッチをOFFして搬送を停止する。この処理により、
連続用紙の1ページ目は排出口から外部に排出され、1
ページ目と2ページ目の境が定着部30の位置に設定され
ると共に、2ページ目と3ページ目との境は感光体ドラ
ムの直下に位置することとなる。
S.185ではTバイアスがOFFするのを待ち、これがOFF
するとS.186でメインモータ停止処理をコールしてメイ
ンモータを停止し、S.187で押圧ローラー下降させて用
紙とヒートローラーとの圧着を解除して第7図のS.4へ
と処理を進める。
なお、メインモータ停止は第15図に示したような処理
によって行われる。すなわち、S.230,S.231でモータO
N、モータRDYの各ビットを0とし、S.232でモータ駆動
用の相データをキャンセルし、S.233でパワーダウン、
S.234でCバイアスをOFFしてリターンする。
ここで、第7図に戻ってメインフローの説明を続け
る。
用紙セット処理が実行されてS.14の用紙セット要求が
なくなった場合には、S.15でセルフテスト(自己診断)
のサブルーチンがコールされ、この処理内でエラーが検
出された場合にはS.16からエラー処理に分岐する。な
お、このセルフテスト処理が発明の主題となっている部
分である。
このプリンターでは、一のエラーを検出した場合にも
チェック項目に上がっている事項は順次チェックし、一
回の自己診断プロセスで、必要な箇所のエラーを正確
に、かつ迅速にチェックし、エラー処理内で複数のエラ
ーをまとめて検出できるよう構成している。
セルフテスト処理は、第16図に示したように、S.240
でまずヒートローラー内のサーミスタの抵抗が想定した
最低室温(例えば0℃)相当の抵抗R0より大きいか否か
を判断する。サーミスタの抵抗値は温度低下に伴って大
きくなるが、最低室温相当の抵抗値より大きい場合に
は、A−ICはサーミスタが断線しているものと判断し、
S.241でヒータエラーのビットを立てて次のテストへと
処理を進める。
サーミスタが断線と判断されなかった場合には、S.24
2、S.234で120秒のタイマーをセットしてヒータをON
し、S.244でサーミスタの抵抗が低温設定の温度(例え
ば100℃)相当の抵抗値RLより小さいか否かを判断す
る。
ヒートローラーはプリンターの電源が入っている場合
には、原則としてプレヒートのために加熱されている
が、このプリンターでは、その加熱温度を2段階で管理
している。すなわち、後述するように電源が投入されて
いても6分以上印字を行なわない場合には、低温100℃
に設定し、印字を行う場合にはこれを高温185℃に設定
する。これは、セットされた連続用紙FPに対する不必要
な熱の影響をできるだけ避けるためである。
さて、ヒートローラーの温度が低温設定の値より低い
場合には、S.245において低温設定としてS.246で120秒
経過いたか否かを監視しつつS.244の判断を繰り返す。1
20秒以内に低温設定の値を越えると、S.247において高
温設定に切り替えて次のテストへ進む。120秒経過して
も低温設定の値を越えない場合には、ヒータの故障と判
断してS.241へと処理が進められる。
ここでいきなり高温設定としないのは、ヒータのONと
共に高温設定とすると、ヒータのオーバーシュートによ
り一次的に温度が過度に高くなり、定着器を痛める虞が
あるからである。
一連のヒータテストがエラーなしで終了すると、S.24
8においてBRモータテストのサブルーチンがコールされ
る。この処理は、BRU,BRDの出力を検知しつつ2秒以内
で押圧ローラーの上昇、下降が行い得るか否かを判断す
るものである。
なお、テストの結果がエラーである場合には、以下の
テストも含めて、各テストに対応するエラービットを立
ててテストルーチンへリターンし、次のテストへと処理
を進める。
S.249〜S.251では、メインモータの移動とモータBDY
ビットの設定を行い、S.252ではポリゴンスキャナーの
テストが開始されて6秒のタイマーが起動される。この
テストは、ポリゴンミラーの回転がスタートから6秒以
内に所定の回転数に達したか否かを判断するものであ
る。
続いて、S.253では半導体レーザーに対する自動出力
調整(APC)が有効に機能するか否かを判断する。この
テストは、レーザードライバー内のD/Aコンバータの出
力を最下位ビットレベルで変化させ、これに応じてバッ
クビームの出力が変化するか否かを判断する。D/Aコン
バータの出力調整に応じてレーザー出力が変化した場合
には、半導体レーザーがコントロールされていると判断
する。
S.254ではセルフプリントで利用するパターンジェネ
レータの初期化を開始する。
S.255〜S.257ではポリゴンテストの結果タイムアップ
となる前に所定回転数に達したか否かが判断され、達し
た場合にはタイマーを停止してS.258へと移行し、APCテ
ストの結果エラーがなければS.260でBDセンサーのテス
トが行われる。
ポリゴンテスト中にタイムアップとなった場合には、
S.257でポリゴンエラービットを立て、S.261へ移行す
る。
BDセンサーのテストは、レーザーをONして所定の時間
内にBDセンサーから所定の数の水平同期信号が出力され
たか否かを判断するものであるが、レーザーあるいはポ
リゴンミラーに故障があると実行できないのでその場合
にはパスされる。
S.261ではパターンジェネレータの初期化を終了し、
このセルフテストのフローがリモートルーチン内でコー
ルされた場合にはS.262からリモートルーチンへリター
ンする。
この処理が第7図のS.15でコールされた場合には、S.
263からS.264へ進んでレーザー、ポリゴン、メインモー
タを停止してリターンするが、後述のプリントシーケン
スに入ってから第8図のセルフテスト2としてこの処理
がコールされた場合には、S.264をスキップしてリター
ンする。
さて、セルフテストが終了すると、第7図のS.16でテ
スト中にエラーが発見されたか否かを判断し、エラーが
生じていた場合にはエラー処理に入る。
エラーがなければ、S.17でプリンターをプリントモー
ドにセットし、S.18で360秒タイマーをセットして第8
図の「A」に処理を進める。
S.19、S.20ではA−ICはB−ICからPAUSE,STOP信号が
入力されているか否かを判断し、これらが入力されてい
る場合にはS.21でプリントモードを解除する。
PAUSEもSTOPも入力されていない場合には、S.22,S.23
においてプリントモードにない場合にもプリントモード
に設定され、S.24でホストコンピューターから1ページ
分以上の印字データが送られてきたと判断された場合に
は以下のプリントシーケンスが実行される。
S.25ではヒータの低温設定への以降タイミングを図る
360秒タイマーを停止し、S.26でヒートローラーが定着
に必要な高温になっているか否かを判断する。そして、
ヒーターが低温に設定されている場合にはS.27〜S.30の
処理によって高温に設定されるのを待ち、かつ、120秒
以内に高温に達しない場合にはS.31でヒータエラービッ
トを立ててエラー処理に入る。
ヒートローラーが高温に設定されると、PRINTUWビッ
トを1として第16図のセルフテスト処理にSELF TEST2の
端子から入る。このテスト内でエラーが発見された場合
にはS.35からエラー処理へ分岐し、エラーがなければS.
36で転写部のバイアス制御をM(帯電)バイアスから開
始する。
次に、S.37で紙送り補正を許可した後、S.38でD(現
像)バイアスがONするのを待ち、S.39以下第9図の
「B」へ続けて押圧ローラーを上昇させるための処理を
行う、 S.19,S.20,S.24でプリントの開始が拒否された場合、
A−ICはS.18から360秒経過していればS.43でヒータを
低温設定とし、S.44〜S.50でテストプリントを行うか否
かを判断する。
リモートモードが設定されておらず、テストスイッチ
がONされ、あるいはテストモードが設定されている場合
には、セルフプリントモード、テストモードにセット
し、通常の印字を行うためのプリントモードを解除して
S.25へと処理を進める。
リモートモードが設定されておらず、しかもテストモ
ードでもない場合には、FF要求があればS.51からFF処理
に入って用紙を1ページ分排出し、高温設定の要求がな
けれれば、再びS.19に戻って処理が繰り返される。
メインフローの処理を開始してS.15でセルフテストを
行うと、その内部で高温設定の要求がなされるが、S.53
の処理の時点では時間が経過して低温設定に移行してい
る場合もあるので、まずS.54〜S.57の処理によってヒー
トローラーを高温に設定した後、第7図の「C」へと戻
って処理を繰り返す。
従って、プリント開始信号が入力されるまでの間、A
−ICはプリントシーケンスには入らずに第8図右側の列
の処理を繰り返す。
そしてA−ICはタイマーセットから360秒経過するま
でヒートローラーを高温としたままS.19〜S.24、S.42〜
S.53の間をループする。360秒経過すると低温設定に移
行してS.52からS.19へ戻る。このループを回る間には高
温設定の要求がなされることはなく、プリント開始の信
号が入力されるか、あるいはテストスイッチがONされた
場合にS.25以下のプリントシーケンスに入る。
一回目のBRUの出力によりS.41を抜けて第9図の処理
に入ると、セルフプリントモードでない場合にはS.61で
水平同期(VS)の要求を出す。そして、S.62〜S.65にお
いて一回目のBRUがONの間、あるいはこれがOFFして2回
目のBRUがONするまでの間にBDセンサーから水平同期信
号が入力されるか否か、すなわち露光プロセスが開始さ
れたか否かをチェックする。
押圧ローラーが上昇位置にセットされるまでにBDセン
サーからの出力が開始しない場合には、光学系にエラー
があるものとしてS.66でBRモータを停止させると共に、
S.67で押圧ローラーを下降させた後、エラー処理に入
る。
水平同期信号が入ると、A−ICはS.68でVS要求を解除
してS.69へ処理を進める。
一方、セルフプリントモードにある場合には、S.70〜
S.72においてパターンジェネレータを起動すると共に、
その起動を確認した後にS.69へ処理を進める。この場合
には、VS要求がなくともジェネレータから書き込み情報
が得られる。
S.69は一回目のBRUのONで抜けてきた場合に、これがO
FFするのを待つための処理であり、S.64から抜けた場合
にはそのまま素通りする。
そして、2回目のBRUが第8図のS.40による2秒タイ
マーのタイムアップ前に出力されると、S.73からS.75に
進んでBRモータを停止する。2秒経過しても2回目のBR
Uが出ない場合には、S.74からS.66へ進み以降の処理を
実行してエラー処理に入る。
押圧ローラーが上昇して用紙がローラー間に挟持され
ると、S.76でFクラッチをONしてヒートローラー及びト
ラクターの回転を開始する。
露光から用紙搬送開始までのタイミングは、第20図に
示したようなタイミングチャートに従って行われるよう
構成されている。
すなわち、DバイアスのONと同時にBRモータがスター
トし、一回目のBRUがONの間、あるいはこれがOFFして2
回目のBRUがONするまでの間に露光が開始する。なお、
感光体ドラム上で露光が開始される位置と用紙への転写
を行う位置との間隔は、この例では3/2インチとされて
おり、露光部分が転写位置となるまで3/2インチ分用紙
を送らずにドラムを空転させる必要がある。
但し、感光体ドラム上の印字部分が転写位置に来ると
同時に紙を送り始めたのでは、立ち上がりの用紙スピー
ドはいきなり所定スピード(75mm/s)とはなり得ず、ド
ラムとの間にスピード差が生じてその部分の文字がつぶ
れて印字されてしまう。そこで、このような不具合を避
けるため、露光部分が転写位置に来る1/6インチ手前
側、つまり露光開始から4/3インチ空転させた後に、押
圧ローラーを圧着位置に復帰させて用紙を挟持させると
共に、用紙をドラムに接触させ、同時にFクラッチをつ
ないで用紙を送り始めるよう構成している。従って、ミ
シン目から1/6インチは印字されないこととなる。
なお、FクラッチのONは、露光開始の時点からの時間
によって管理し、BRモータ停止後となるよう構成しても
よい。
用紙の搬送が開始されると、1/2インチ毎に出力され
るPFSパルスのカウントが開始されるが、S.77〜S.80で
はS.40の2秒タイマーとB−ICからのSTOP信号を監視し
つつPFSのカウントが1以上となるのを待つ。PFSカウン
トが1となる前にタイムアップした場合には、エラー処
理に入り、STOP信号が入力された場合には緊急停止処理
に分岐する。
次に、S.81,S.82でPFSが17となるの待つ。
PFSが17となると、セルフプリントモードであった場
合には、S.84で起動されていたパターンジェネレータを
停止すると共に、S.85でその停止を確認してS.87へ処理
を進める。
通常プリントのモードであった場合には、S.87〜S.90
においてB−ICからPAUSE信号が入力されていればPAUSE
ビットを1とし、STOP信号の入力を監視しつつPFSパル
スが18となるのを待って第10図の「D」へと処理を進め
る。
第10図では、S.91〜S.94においてプリントを継続する
か否かを判断する。すなわち、B−ICからのPAUSE要求
がある場合、通常のプリントモードであって印字データ
が1ページ分に満たない場合等プリント継続の信号がな
い場合、そしてセルフプリントモードであるがテストス
イッチがONされていない場合には第17図の停止処理へ分
岐する。
このように、PFS=18すなわち9インチ送った時点で
次ページの印字有無を判断するのは、前述したように露
光位置と転写位置とが異なるため、転写位置が9インチ
である際に露光位置には既に10.5インチ目に相当する部
分が位置しているからである。
ここで第17図の停止処理の説明を行う。
停止処理に入ると、S.270でPFSパルスのカウントが22
となるのを待ってS.272でFクラッチを切って用紙の搬
送を停止し、S.273で転写バイアスがOFFするのを待つ。
これらの待機中にB−ICからストップ信号が入力される
と、緊急停止に分岐する。
そして、この処理にPAUSE要求によって入った場合に
は、S.275からS.276へ進み、FF(フォームフィード)要
求があるか否かを判断してS.277〜S.281の1ページ分定
着、排出の処理を実行する。この処理については後述す
ることとする。
PAUSE要求以外の理由によりこのルーチンに入った場
合には、S.277〜S.281をスキップしてS.282へ進み、押
圧ローラーを下降させ、S.284,S.285をスキップし、S.2
86〜S.289においてレーザー、メインモータ、ポリゴン
スキャナーを停止させると共に紙送り補正を禁止し、S.
290から分岐して第7図のS.17へ戻る。
このフローからも理解できるように、PAUSE要求がな
く正常に印字終了して待機状態にある場合には、プリン
ター内部には未定着の用紙が1ページ分残存することに
なる。これは、連続用紙を使用するページプリンターで
ある構成上、印字の終了の度に転写された部分の全てを
定着すると、定着させた次の1ページ分は情報が何も転
写されないまま送られることとなり、用紙が無駄になる
からである。
しかし、用紙切れ、すなわちペーパーエンプティの場
合には、最終ページを定着させても次ページがないこと
から上記のような用紙の無駄がないばかりか、用紙セッ
トの際に送り孔をプリンタ内のトラクター部の突起に係
合させてセットする関係上、最終ページがプリンタ内に
残っていると新たな連続用紙をセットすることもできな
いという問題もある。
また、トナー関係のエラーによってPAUSE要求がなさ
れた場合にも、プリンターを単に停止させたのでは未定
着の用紙が内部に残されたままとなり、そのまま電源を
切ってしまう等した際にその印字結果が無駄となってし
まう。
そこで、このプリンターでは、PAUSE要求によって停
止処理に入った場合には、S.276〜S.281の処理により転
写済みの用紙を1ページ分定着、排出してから動作を停
止するよう構成している。
ペーパーエンプティの場合には同時にFF要求がなさ
れ、S.277でPFSカウンタをクリアしてFクラッチをつな
ぎ、S.278でPFS=28となるまで用紙を搬送してS.279で
FクラッチをOFFする。
トナー関係の場合にはFF要求はなされず、S.280,S.28
1によってPFS=22となるまで用紙を搬送してFクラッチ
をOFFする。
なお、用紙の1ページは11インチであり、通常はPFS
=22に対応するが、ペーパーエンプティの場合は、搬送
の途中で用紙がトラクター部から離れるためにトラクタ
ー部のスピードが50mm/sに低下してPFSの間隔も長くな
る。そこで多少の余裕を見てPFS=28となるまで搬送す
ることとしている。
1ページ分の排出が終了すると、S.282で押圧ローラ
ーを下降させると共に、S.284,S.285でヒートローラー
を低温設定としてプリントモードを解除し、S.286〜S.2
89の処理を行う。
そして、S.291でPAUSEビットをクリアし、S.292でPAU
SE要求が解除されるのを待って第8図のS.54へと戻って
処理を進める。
なお、トナー関係のエラーで1ページ分を排出する場
合、排出される次のページには何も印字されず、次回の
印字の際に白紙として排出されることとなる。そこで、
このページにトナーローあるいはトナーオーバーフロー
を意味する何らかのマークあるいは文字をパターンジェ
ネレータからの出力により印字しておき、次回の印字の
際、前回どのようなエラーで停止したのかを認識できる
よう構成してもよい。
ここで説明を第10図に戻す。
PAUSE要求がなく、かつ、プリントを継続する場合に
はS.95へ進み、通常のプリントの場合にはS.96でVS要求
をセットする。
S.97〜S.102は、ページ間の用紙搬送中にレーザーにA
PC(自動出力制御)をかけるための処理である。20msの
タイマーの作動中にB−ICからSTOP信号が入れば、S.10
0から緊急停止処理に分岐し、タイムアップした時点でA
PCが終了しなければS.102からエラー処理に入る。
APCが終了すると、セルフプリントモードの場合に
は、S.104でパターンジェネレータを再起動してその起
動をS.105,S.106で確認し、S.107でPFSを−4として第
9図のS.81に戻って連続印刷を行う。
通常プリントモードの場合には、露光が開始されたか
否かをS.108,S.109で確認し、S.110でVS要求を解除して
S.107に進む。
以上でこのプリンターのメインフローチャートとその
分岐、サブルーチンの説明を終了し、次に、このメイン
フロー等とは独立して処理される2つの割り込み処理に
ついて説明する。
第18図はタイマーの1カウント毎に実行されるタイマ
ー割り込み処理を示している。この割り込みが最優先の
処理であり、この処理に入ると他の処理はすべて禁止さ
れる。
タイマー1は、モータONビットが0である場合にはメ
ンインフローのS.2で起動された時点のまま38.4μsの
クロックをもとに1msのタイマーとして生成され、1ms毎
にタイマー割り込みがかけられる。この場合には、S.30
0からS.301,S.302へ進んでタイマー1を一旦停止させて
から1msで再起動し、S.303で割り込み禁止を解除してリ
ターンする。
第13図のモータ起動処理が実行されてモータONビット
が1となると、タイマー1はメンインモータ駆動用のパ
ルスを規定するために用いられ、この場合には1.2μs
のクロックに基づいて規定され、その規定される時間毎
に割り込みがかけられる。
また、メインモータの駆動パルス補正を高精度なもの
とするために1.2μsのクロックによりパルスを生成し
ているが、このパルスを8ビットのタイマーを利用して
生成するため、1つのハードウェアー的なタイマーをソ
フトウェアー的に4つのタイマーとして構成し、これら
の4つのタイマーを連続作動させることによって1msの
パルスを規定している。
メンインモータが起動された当初は、モータRDYビッ
トは0であるため、S.304からS.305へ抜けてPカウンタ
が1より小さいか否かを判断する。Pカウンタは、第13
図のS.201において159に設定されるカウンタであり、起
動された当初はS.305を否定で抜けてS.306〜S.309の処
理を行う。
この処理は、メインモータのスローアップを行うため
の処理である。
ここで使用されるメインモータは、300rpmまでが自動
起動領域であり、これを1000rpm程度の回転数で使用す
るために駆動パルスの周波数を300rpmから1000rpmまで
の過程で200ms程度の時間内にエクスポネンシャル(指
数関数的)に変化させてスローアップする。
まず、第13図のS.202でセットされたVALUEカウントの
初期値分の処理を行うまではS.307,S.308をスキップし
て駆動周波数を決めるためのタイマー1にVALUE値をセ
ットしてS.310で相データを出力し、割り込みを許可し
てリターンする。
この処理をVALUEカウント分処理するまでタイマー1
にセットした周期で繰り返し、VALUEカウント分処理が
終了するとS.307で次のデータを読み込んで再びVALUEカ
ウンタにセットし、S.308でPカウンタから1をマイナ
スしてS.309で新たな値をタイマー1にセットし、S.310
へと処理を進める。
スローアップのためのデータは全部で160有り、Pカ
ウンタが0となるまで以上の処理を繰り返すことによ
り、メインモータは所定の回転数に達する。
Pカウンタが0となると、S.304らS.305を抜けてS.31
1に進み、モータRDYビットを1に設定する。
そしてタイマー1をS.312で一旦停止してS.313で262
μsにセットして再起動し、S.314でT1Carryカウンタを
1としてS.310,S.303を抜けてリターンする。従って、
次のタイマー割り込みは262μs後となる。
なお、S.311〜S.314の処理は、メインモータの起動の
際に一回だけ行われる処理である。
262μs後に次の割り込みが入るとS.304の分岐でS.31
5に向い、T1ENDビットの状態が判断される。初期的には
このビットは0であるため、S.316へ抜けてTlCarryにボ
ローがあるか否かを判断する。
このループに初めて入る場合には、S.314でT1Carry=
1に設定されているため、これを否定で抜けてS.317〜
S.319をスキップし、S.320でT1Carryから1マイナスし
てリターンする。
タイマー1は262μsに設定されたままであるため、
S.311でモータRDYビットを1としてから2回目、3回目
の割り込みも、262μs毎に実行される。そして、2回
目の割り込み時にS.320でT1Carryにボローが発生し、3
回目の割り込みの際にはS.316からS.317へ進んでT1Carr
yが2に設定されると共に、S.318においてタイマー1の
値が後述するPFS割り込み処理中で設定されるT1カウン
タの値(正確にはこの値に1クロック分の1.2を乗じた
値)に置き換えられる。
また、S.319ではT1ENDビットが1とされ、S.320,S.30
3を抜けてリターンする。
T1カウンタは、メインモータの駆動パルス幅に補正を
かけるためのカウンタであり、次の割り込みまでの時間
はこの新たに設定されたタイマー1の値に基づいて行わ
れる。
そして、次回の割り込みの際には、S.315が肯定とな
るためにS.312において再びT1ENDビットをクリアし、S.
322で一旦タイマー1を停止させると共に、S.323でタイ
マー1を再び262μsにセットし直してS.310で相データ
を出力し、リターンする。
このような処理の繰り返しにより、262μsのタイマ
ーが3つと、T1カウントにより規定された時間のタイマ
ーが1つという4つのタイマーによって規定される時間
毎に相データが出力され、これによってメンインモータ
の駆動パルスが決定される。
続いて第19図のPFS割り込み処理の説明を行う。この
処理は、PFSの立ち上がりと共に実行される割り込み処
理であり、BDセンサーから出力される水平同期信号を基
準として、PFS信号によって示される用紙の送りスピー
ドとの比較により、メインモータのパルス補正のための
T1カウンタを設定するものである。
この処理に入ると、S.350において前述したタイマー
割り込み以外の割り込みが禁止され、S.351でFクラッ
チがONしているか否かを判断する。メインモータが起動
していたとしても、用紙の搬送が行われていない場合に
はDFSパルスも出力されず、補正対象もないため、この
場合にはS.352で割り込みを許可してリターンする。
FクラッチがONしている場合には、S.353へ進んでPFS
カウントが1であるか否かを判断する。PFSカウント
は、メインフロー内、あるいはトップセット処理内でペ
ージ間の区切りが感光体ドラムの直下に位置するタイミ
ングで0となるよう設定されており、そのページに入っ
て初めてのPFSパルスによる割り込み処理の実行の際に
S.354,S.355が実行され、1インチビットがクリアされ
ると共に、BD信号のカウントが許可される。
次いで、S.356においてPFSカウンタに1プラスされ、
S.357で用紙送り補正が許可されているか否かを判断す
る。紙送りに補正をかけるのは、印字位置のズレや歪を
解消することが目的であるため、これが許可されている
のは第8図のS.37から第16図のS.288の間である。トッ
プセット処理のように印字が行われていない場合にはた
とえ紙送りがなされていても送り量を補正する必要はな
いため、補正は許可されていない。
補正が許可されていない場合にはS.352を抜けてリタ
ーンし、許可されている場合にはS.358で1インチビッ
トが1であるか否かを判断する。PFSパルスは1/2インチ
毎に発生するが、このプリンターでは紙送り補正を1イ
ンチ毎に行う構成としているため、この1インチビット
をS.359,S.360で1パルス毎に書き換えて整数インチ目
かどうかを判断している。
整数インチ目である場合には、S.361でHSYNCカウンタ
に1インチ分のBDパルスの数を入力する。そしてプリン
タの分解能がいくらかに設定されているかをS.363で判
断し、分解能DPI(1インチ当りの走査ラインの本数)
に応じた補正を行う。
なお、この補正に当たっては、BDパルスが正確に出力
されていることを前提にしている。また、T1カウンタの
初期値は、紙送り補正が許可された際に例えば178(約2
14μsに相当)に設定されているものとする。
まず、S.364,S369ではHSYNCカウンタがその分解能の
数に一致しているか否かを判断する。これが一致してい
る場合には、紙送りが正確に行われていることを意味す
るため、T1カウンタを変更せずにリターンする。
一致しない場合には、S.365,S.370においてHSYNCカウ
ンタが予定より大きいか否かを判断し、小さい場合には
紙送りのスピードが走査に比べて早いことを意味するた
め、S.360においてT1カウンタに1プラスしてメインモ
ータの駆動パルスの周波数を下げ、反対に大きい場合に
はS.371においてT1カウンタから1マイナスして周波数
を上げる。
これにより、メインモータのスピードか変化して紙送
りの補正をかけることができる。なお、補正の幅は、上
述のように1インチにつき1カウント(1.2μs)単位
であるため、基準駆動パルス幅に対して微小レベルで補
正をかけることができる。
従って、例えばDPIに対して10カウントの誤差がある
場合には、用紙を10インチ送ることによって補正が完了
する。このように1カウント毎に補正をかけるのは、複
数カウントの補正を一度にかけると搬送スピードが急激
に変化して印字に歪を生じる虞があるからである。
なお、S,366,S.368及びS.372,S.373はそれぞれT1カウ
ンタの上限、下限をリミットするための処理であり、こ
れにより、タイマー1の補正幅は214μsを中心に±20
μsとなる。
[効果] 以上説明したように、この発明によれば複数のエラー
がある場合にもこれらを一度の自己診断プロセスによっ
て必要な箇所のエラーを正確に、かつ迅速に検出するこ
とができるため、従来のようにエラー毎に電源の再投入
をする必要がなく、エラーの解除を容易に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、この発明に係る自己診断装置の一実
施例を示すプリンターの機械的説明図であり、第1図は
側面図、第2図は用紙搬送部分の平面図、第3図はBRモ
ータ近傍の断面図、第4図はPFSパルスを発生させるた
めの円盤の平面図、第5図(A)(B)はBRU,BRDの各
センサーを構成する円盤の平面図である。 第6図は、実施例に係るプリンターの制御系を示すブロ
ック図である。 第7図〜第19図は実施例に係るプリンターの作動を示す
フローチャートである。 第20図は、実施例に係るプリンターの制御の一部を示す
タイミングチャートである。 10……転写部 20……トラクター部 30……定着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/46 H04N 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンター内の機能部材の状態をテストす
    るテスト手段と、該テスト手段によるテスト結果を検出
    する検出手段とを複数の機能部材についてそれぞれ設
    け、自己診断指令が入力された際に前記テスト手段によ
    るテストを各機能部品毎に順次行なわせると共に、その
    テスト結果により予め設定された前記テスト手段の一部
    をパスさせて所定の機能部材についてのテストを順次実
    行させるテスト制御手段と、各テスト結果を記憶する記
    憶手段とを備えることを特徴とするプリンターの自己診
    断装置。
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