JPH0649565Y2 - 用紙ジャム検知装置 - Google Patents

用紙ジャム検知装置

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JPH0649565Y2
JPH0649565Y2 JP1987121262U JP12126287U JPH0649565Y2 JP H0649565 Y2 JPH0649565 Y2 JP H0649565Y2 JP 1987121262 U JP1987121262 U JP 1987121262U JP 12126287 U JP12126287 U JP 12126287U JP H0649565 Y2 JPH0649565 Y2 JP H0649565Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いら
れ、その搬送路上に定着器を有する用紙ジャム検知装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、例えば画像形成装置内の用紙搬送路上で用紙ジャ
ムが発生すると装置に悪影響を与える為、用紙搬送路上
の各部分には用紙ジャム検知装置が設けられている。そ
して、用紙搬送路の中で排紙部近傍での用紙ジャムの検
知は用紙の排紙を検知する排紙スイッチ、及び排紙スイ
ッチがオンすることにより所定の計数時間をスタートす
るタイマとで行なわれている。
第6図(a)〜(c)は上述の従来の排紙部近傍での用
紙ジャム検知を説明するタイムチャート及びフローチャ
ートである。例えば同図(a)、(b)の場合には、搬
送路上を排紙部近傍へ送られてきた用紙により排紙スイ
ッチがオン(ハイレベル状態)されると、同時に用紙が
通常の送り速度で排紙スイッチを通過し終る時間より若
干長い時間(T3)が設定されているタイマ(ジャムタイ
マ)をセット(ハイレベル)する(ステップST1、ST
2)。そして、タイマがタイムアップすると(ST3が
Y)、用紙が排紙スイッチを通過し終っているか(排紙
スイッチがオフされているか)判断し、排紙スイッチが
オフになっていれば正常と判断してST4がNタイマをリ
セット(S75)して次の用紙の通過に備えるが、タイマ
がタイムアップした時排紙スイッチがオンのままであれ
ば(ST4がY)、排紙部近傍で用紙ジャムが発生したも
のを判断するものである。即ち同図(a)にAで示すタ
イミングで用紙の存在を確認している。
一方、同図(c)に示す処理の場合には、用紙の通過に
より排紙スイッチがオンされ、同時にタイマがセットさ
れることは同図(b)と同様であるが(ST1、ST2)、同
図(b)と異なる点は、用紙が排紙スイッチを通過した
時点でジャムタイマをリセットすることである。例えば
排紙スイッチを用紙が通過終了する時間T2までにタイマ
がタイムアップしなければ正常と判断し(ST3′が
N)、タイマをリセットして次の用紙の通過に備える
(ST5′)が、排紙スイッチがオンのまま先にタイマが
タイムアップすると(ST3′Y、ST4′Y)、用紙ジャム
が排紙部近傍で発生したと判断してジャム処理を行なう
ものである。即ち同図(a)のBで示すタイミングでジ
ャムタイマをリセットし、Aで示すタイミングで排紙ス
イッチがオンであればジャムと判断する。
〔従来技術の問題点〕
上述の様な従来の用紙ジャム検知装置では、通常で起こ
り得る用紙ジャムは検知できるが、オペレータの作業上
の特性は考慮されていない。すなわち、オペレータは排
紙部から排出される用紙先端が見えると早く用紙を取り
出そうとするため用紙の先端をむりやり引っ張り、用紙
を取り出すことがある。この様な場合、用紙後端が用紙
上の未定着トナーを定着する為の定着器を抜けていれば
問題はないが、定着器を通過中に強く引っ張り出すと用
紙上の画像が未定着であったり、あるいは画像みだれの
状態となってしまう。この様な場合に対しては従来の用
紙ジャム検知装置では検知できないのである。例えば、
第6図(b)の処理の場合用紙をむりやり引き抜き、同
図(a)の時刻T1で排紙スイッチがオフとなっても、タ
イマ時間T3の経過により何ら問題なく正常用紙送りを判
断してしまう。また、同図(c)の処理の場合にも同様
にタイマ時間T3より前に排紙スイッチがオフとなること
についてはCのタイミングでジャムタイマがリセットさ
れ何ら問題なく正常用紙送りと判断してしまう。
したがって、従来の用紙ジャム検知装置では上述の様な
オペレータの操作により起こる未定着画像等の画像不良
の発生を検知できない。
〔考案の目的〕 本考案は、上記従来の欠点に鑑み、オペレータが用紙を
むりやり引き抜く際用紙が定着器を通過していれば正常
排紙とし、通過していなければ用紙ジャムとすることに
より未定着画像等の画像不良の検知を可能とする用紙ジ
ャム検知装置を提供することを目的とするものである。
〔考案の要点〕
本考案は上記目的を達成するために、用紙搬送路上で定
着装置の下流側に配設された用紙の存在を検知する用紙
センサにより用紙ジャム検知を行なう用紙ジャム検知装
置において、 使用する用紙の長さをl1(mm)、前記定着装置と用紙セ
ンサの間隔をl2(mm)、前記用紙の搬送速度をV(mm/
s)としたとき、l1、l2、Vを演算する演算手段を設
け、該演算手段の演算結果である時間Tが のとき前記演算手段がジャム信号を出力することを特徴
とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案の実施例について図面を参照しながら詳述す
る。
第1図は本考案に係る用紙ジャム検知装置を含む画像形
成装置の概略構成図である。
同図において画像形成装置1の内部は画像形成部2、及
び用紙搬送部3で構成されている。画像形成部2は外周
面が感光層4aで構成されるベルト状の感光体4、感光体
4に光書込みを行なうための印字ヘッド5、及び帯電器
6、現像器7、転写器8、クリーナ9で構成されてい
る。また、用紙搬送部3は、用紙Pを用紙サイズ検知セ
ンサ10aが設けられた用紙カセット10から搬出するため
の給紙コロ11、待機ロール12、定着器13、用紙ガイド板
14a、14b、排紙ロール15、排紙トレイ16で構成されてい
る。
定着器13は内部に図示しないヒータを有する熱ロール13
aと、この熱ロール13aに圧接して回転する圧接ロール13
bで構成されている。
用紙ジャム検知装置の一構成である排紙スイッチ17は、
LED(ライトエミッティングダイオード)等で構成され
る発光素子17aと発光素子17aからの光を受光するフォト
トランジスタ等で構成される受光素子17bとで構成され
ている。この排紙スイッチ17は上述の定着器13より下流
側で定着器13と距離l2離れた用紙搬送路上に設けられて
いる。より詳しく説明すれば、発光素子17aと受光素子1
7bとで作成される光軸が位置するガイド板14a上の用紙
搬送路の位置と、熱ロール13aと圧接ロール13bとの接点
の間の距離がl2である。そして、第1図は長さl1を有す
る用紙の後部が定着部13の上流側に長さl3だけ未定着の
まま残っている状態でオペレータ18が用紙Pを引き抜こ
うとしている状態を示している。また、第2図は、同じ
く長さl1を有する用紙Pが定着器13を通過した後、オペ
レータ18が用紙Pを引き抜こうとしている状態を示して
いる。
この様な機構構成を有する画像形成装置1は図示しない
箇所に第3図に示す様な制御回路を有している。但し、
第3図の制御回路は用紙ジャム検知に関連する回路のみ
を示している。CPU19は画像形成装置1の全てのシステ
ムを制御する中央処理部でROM(リード・オンリ・メモ
リ)20からのプログラムによって制御される。また、CP
U19にはクロック(CLK)信号が入力しており、このクロ
ック信号により後述するタイマ時間のカウントが行なわ
れる。
さらに、CPU19へは上述の受光素子17b(排紙スイッチ1
7)から光検知信号aが入力し、給紙カセット10に設け
られた用紙サイズ検知センサ10aからは用紙サイズデー
タbが入力する。CPU19では、用紙サイズデータbに従
ってROM20に予め記憶されている用紙の長さl1に対応す
る後述するデータを読出し、排紙スイッチ17からの光検
知信号a等により、RAM21からデータの授受を行ないな
がら後述する用に用紙ジャム、正常送り等を判断する。
特にCPU19は用紙ジャムと判断すると、ジャム信号を図
示しない表示部へ出力する構成である。
以上のような構成の本実施例の用紙ジャム検知装置を含
む画像形成装置において、用紙ジャム検知動作を説明す
る前に簡単に画像形成動作を述べる。
先ず帯電器6により、感光体4表面の感光層4aに一様な
電荷を付与する。次に感光体4の矢印方向の移動に従っ
て、一様な電荷が付与された感光体4は印字ヘッド5に
より露光を受ける。この露光は、たとえば、記録データ
に従って開閉する印字ヘッド5内の液晶光シャッタによ
り行なわれ、この露光により感光層4aには静電潜像が形
成される。この感光層4aに形成された静電潜像は感光体
4が現像器7内の現像ロール7aと摺擦することによりト
ナー像化され、該トナー像は転写器8において、給紙コ
ロ11、待機ロール12により給紙カセット10から搬出及び
搬送された用紙Pへ転写される。ここで転写されずに感
光体4上に残留する残留トナーはクリーナ9により除去
され再度の画像形成に備える。一方、トナー像が転写さ
れた用紙Pはガイド板14b上の搬送路を定着器13へ向
う。その後、定着器13において、用紙P上の未定着トナ
ー像は熱ロール13a、圧接ロール13b間を搬送される際熱
と圧力により用紙Pに定着される。その後、用紙Pはガ
イド板14a上を搬送され発光素子17a、受光素子17bとで
作成された光軸を遮断して排紙ロール15によりトレイ16
上に排出される。
上述の様に用紙Pが排出される時、用紙Pが完全に排出
される前に用紙を引き抜いた場合について第4図
(a)、(b)を用いて説明する。
この場合、ROM20内にはタイマ時間T1として(l1−l2)/
V(但し、Vは用紙搬送速度)のデータが予め記憶さ
れ、タイマ時間T2としてT2>l2/Vのデータが予め記憶さ
れている。このタイマ時間T1、T2は装置を製造する際に
用紙の搬送速度V、排紙スイッチ17の設定位置として距
離l2がわかっていることから、使用される用紙サイズ毎
(長さl1毎)に記憶されている。第4図(b)はこの時
のタイマ時間T1、T2と排紙スイッチ17のオン、オフタイ
ミングを示す図であり、タイマ時間T2がタイムアップす
る直前に排紙スイッチ17がオフする様に設定されてい
る。したがって、使用する給紙カセット10を装置にセッ
トした際、用紙サイズデータbは用紙サイズ検知センサ
10aにより読取られ、CPU19へ出力され、CPU19ではROM20
から対応するタイマ時間T1、T2を直ちに読出すことが可
能になっている。
用紙Pが上述の様に搬送され定着器13をその先端が通過
すると、次に用紙Pの先端は排紙スイッチ17に達し、発
光素子17aから受光素子17bへの光軸を遮断する。この
為、CPU19へ出力される光検知信号aは例えばローレベ
ルとなり、CPU19では排紙スイッチ17がオンされたもの
と判断し(ステップST1がY)、上述の用紙サイズデー
タbに従ったタイマ時間T1のデータをROM20から読出しR
AM21へタイマ時間をセットし(ST2)、同時にCPU19へ入
力するクロック信号によりカウントを開始する。
その後、カウントを続行しながらタイマ時間T1がタイム
アップするまで排紙スイッチ17がオン状態であるか判断
する(ST3がN、ST4)。この時、タイマ時間T1がタイム
アップ前に排紙スイッチ17がオフとなる場合には、上述
の第4図(b)に示す点線Aの場合である。タイマ時間
T1は上述の様に(l1−l2)/Vであり、この時間は用紙P
の後端が定着器13を通過し終る時刻である。したがっ
て、このタイマ時間T1前に排紙スイッチ17がオフしたと
いうことは、定着器13で用紙P上の未定着トナーが完全
に定着される前に抜き出されたことを示す。すなわち、
第1図に示す様に、長さl1を有する用紙Pの後部の例え
ば長さl3が定着器13を通過する前に(距離V・Tがl1
(l2+l3)の時)オペレータ18によって引き抜かれたこ
とを示す。したがって、この時は定着不良となる為、CP
U19はジャム信号を出力し、この処理を行なわせるべく
リカバリールーチンへ移行する(ST13)。
また、タイマ時間T1がタイムアップした時直ちに排紙ス
イッチ17のオンを確認し、この時排紙スイッチ17がオフ
であれば、(第4図(b)のBの状態)、用紙Pの先端
が定着器13上、すなわち、熱ロール13aと圧接ロール13b
とのニップ部(両ロール13a、13b間に生ずる圧力の為の
変形部)に存在するものとして同様にジャム処理、リカ
バリールーチンへ移行する(ST13)。このリカバリール
ーチンは、用紙Pが正常に排紙したことを確認しない
時、すなわち、上述の様に用紙ジャムを生じた場合、ホ
スト機器から送出された1ページ分のデータであるペー
ジメモリを消去することなく、同じ印字データを再度印
字する処理である。したがって、このリカバリールーチ
ンを実行することにより画像不良が生じても、再度ペー
ジメモリへ印字データを書込む必要がなく直ちに次の用
紙Pへ正常な画像を形成させることができる。
一方、正常であれば(ST5がY)、タイマ時間T1をリセ
ットし、タイマ時間T2をRAM21にセットする(ST6、ST
7)。その後、上述と同様にCPU19はクロック信号により
カウントを行ない、タイマ時間T2がタイムアップするま
で排紙スイッチ17がオン状態にあるか判断する(ST8が
N、ST9)。この時、タイマ時間T2がタイムアップ前に
排紙スイッチ17がオフとなる時は、上述の第4図(b)
に示す排紙スイッチからの出力が立下りとなるCの場合
である。タイマ時間T2は上述の様にT2>l2/Vであり、こ
の時間には、前述と異なり用紙P後端が定着器13と通過
し終っており、このタイマ時間T2前に排紙スイッチ17が
オフしたとしても定着器13で用紙上の未定着トナーは完
全に定着されている。この場合は、例えば第2図に示す
場合(距離V・Tがl1−l2より長い時)である。この時
は定着不良とならない為タイマT2をリセットし正常とし
て以後の処理を実行する(ST9がN、ST11、ST12)。
また、タイマ時間T2がタイムアップしたならば(ST8が
Y)その後排紙スイッチ17のオンを確認し(ST10)、こ
の時排紙スイッチ17が第4図(b)のD1に示す様にオフ
であれば、正常と判断し、上述と同様な処理(ST11、ST
12)を実行するが、同図のD2に示す様にオンのままであ
れば、用紙Pは所定時間(タイマ時間T1+T2)を経過し
ても排紙スイッチ17の位置に滞留しているものとして用
紙ジャムと判断し、前述のジャム処理、リカバールーチ
ンを実行する(ST13)。
以上の様に処理することにより、用紙Pの後端が定着器
13を通過した後オペレータ18が用紙Pを引き抜いたので
あれば正常と判断し、用紙Pがまだ定着器13を通過中に
オペレータ18が用紙Pを引き抜いたのであればジャム処
理とすることにより、同じ様にオペレータ18が用紙Pを
引き抜いた場合でも、確実に定着不良を検知できる。
一方、第5図(a)、(b)は本考案の他の実施例であ
り、本実施例の場合には、上述と異なり、ROM20に予め
記憶されているタイマ時間T2のデータはT2>l1/Vに対応
するものである(但し、タイマ時間T1は(l1−l2)/Vで
上述の実施例と同じである。)したがって、この場合、
タイマ時間T1、T2及び排紙スイッチ17のオン、オフ関係
は、正常送りの場合、第5図(b)に実線で示すタイミ
ングである。そして、同図(a)のフローチャートに示
す様に、上述の実施例と異なり、タイマ時間T2のセット
(ST2′)をタイマ時間T1のセット(ST2)と同時に行な
っている。この様にタイマ時間T2の設定を行なっても前
述の実施例と同様、タイマ時間T1がタイムアップするま
でに排紙スイッチ17がオフとなれば第5図(b)のA′
の場合であり、前述と同様、用紙Pが完全に定着器13を
通過する前にオペレータ18によって用紙Pが抜き出され
たとしてジャム処理、リカバリールーチンを実行する
(ST3がN→ST4がN→ST13)。また、タイマ時間T1がタ
イムアップした時直ちに排紙スイッチ17もオフの状態
(第5図(b)のB′の状態)であれば、同様にジャム
処理、リカバリールーチンを実行する(ST3がY→ST5が
N→ST13)。
さらに、タイマ時間T1がタイムアップし、タイマT2がカ
ウントされている間において、タイマT2がタイムアップ
する前に排紙スイッチ17かオフした時には(第5図
(b)のC′)、用紙Pは定着器13と通過し終っている
ので定着不良に問題なく、タイマ時間T3のリセット処理
(ST11)等も同様に実行し、(ST8がN→ST9がN→ST11
→ST12)、タイマT2がタイムアップしたとき排紙スイッ
チ17がオンであれば(第5図(b)のD2′の状態)、用
紙ジャムとしてジャム処理を実行する(ST8がY→ST10
がY→ST13)。したがって、本実施例においても、用紙
Pが定着器13を通過した後オペレータ18が用紙Pを引き
抜いたのであれば正常と判断し、用紙Pがまだ定着器13
を通過中に用紙Pを引き抜いたのであればジャムと判断
し、同じ様にオペレータ18が用紙Pを引き抜いた場合で
も、確実に定着不良を検知できる。
尚、本実施例は定着器13に熱ロール13a、圧接ロール13b
を使用した熱圧接形のロール定着装置を用いたが、オー
ブン定着、ラジアント定着等の他の定着器を用いた場合
でも同様に実施できる。上述の様な定着器を用いた場合
には用紙Pを定着器で圧接しない為容易にオペレータは
排出される用紙Pを引き抜くことができ、本実施例はこ
の様な場合、より有効である。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案によれば、画像形成装
置から排出中の用紙をむりやり引き抜いた場合でも、用
紙に形成される画像が未定着等の画像不良が発生するタ
イイングの場合には、直ちにこれを検知し、さらに、こ
の様な場合にはリカバリー処理により内部の画像データ
を消去することなく、直ちに次の用紙に正常な画像を作
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の用紙ジャム検知装置を含む画像形成
装置の構成図、 第2図も本実施例の用紙ジャム検知装置を含む画像形成
装置の構成図、 第3図は本実施例の用紙ジャム検知装置を含む画像形成
装置内の制御回路図、 第4図(a)は用紙ジャム検知のフローチャート、 第4図(b)は同図(a)のタイムチャート、 第5図(a)は他の実施例の用紙ジャム検知のフローチ
ャート、 第5図(b)は同図(a)のタイムチャート、 第6図(a)は従来の用紙ジャム検知のタイムチャー
ト、 第6図(b)、(c)は同図(a)のフローチャートで
ある。 1……画像形成装置、 2……画像形成部、 10a……用紙サイズ検知センサ、 13……定着器、 13a……熱ロール、 13b……圧接ロール、 17……排紙スイッチ、 17a……発光素子、 17b……受光素子、 19……CPU、 20……ROM、 21……RAM。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙搬送路上で定着装置の下流側に配設さ
    れた用紙の存在を検知する用紙センサにより用紙ジャム
    検知を行なう用紙ジャム検知装置において、 使用する用紙の長さをl1(mm)、前記定着装置と用紙セ
    ンサの間隔をl2(mm)、前記用紙の搬送速度をV(mm/
    s)としたとき、l1、l2、Vを演算する演算手段を設
    け、該演算手段の演算結果である時間Tが のとき前記演算手段がジャム信号を出力することを特徴
    とする用紙ジャム検知装置。
JP1987121262U 1987-08-07 1987-08-07 用紙ジャム検知装置 Expired - Lifetime JPH0649565Y2 (ja)

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