JP2991396B2 - 心線識別装置 - Google Patents

心線識別装置

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JP2991396B2
JP2991396B2 JP5234029A JP23402993A JP2991396B2 JP 2991396 B2 JP2991396 B2 JP 2991396B2 JP 5234029 A JP5234029 A JP 5234029A JP 23402993 A JP23402993 A JP 23402993A JP 2991396 B2 JP2991396 B2 JP 2991396B2
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JP
Japan
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light
core
receiving unit
transmission
tape fiber
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健悦 五十嵐
義春 宇波
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テープファイバの両
端心線を、この心線内の光の差、例えば伝送させる光の
強度の大小から識別することができる心線識別装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】多心テープファイバの敷設作業では、例
えば各心線毎に個々の目的・用途に応じて所定の部品を
接続させる等の都合上、各心線がどれかを随時識別した
り確認したりする必要がある。ところが、この多心テー
プファイバは、全て同一形状の心線を一定間隔で配設さ
せて1つに集束させた構造であるので、個々の心線には
当然外観上の相違がなく、両端心線の識別も直接目で見
て確認できるものではない。そこで、例えば多心テープ
ファイバの左右両端に別々の色を着け、この色から両端
心線を識別しようとする方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
着色方法では製造に手間を要するため、コスト高等を招
く虞れもあり、通常の多心テープファイバをそのまま利
用して簡単に心線を判別することができるものの開発が
切望されている。そこで、この発明は、上記した事情に
鑑み、心線の識別を容易に行うことができる心線識別装
置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、所定
位置にセットされた多心テープファイバの両端心線内を
伝送される異なる伝送光を検出する受光部を、前記多心
テープファイバの出射部に対向配置すると共に、前記出
射部から出射される各伝送光の一方のみをスライド動作
によって遮断し、前記受光部へ個別に入射させるシャッ
タ板を、前記受光部と出射部との間に設け、前記受光部
に入射する各伝送光の受光特性の差から前記両端心線を
光学的に識別するように構成したものである。
【0005】
【作用】この発明では、予め左右両端心線内を送られる
伝送光の光強度を予め異なるように差別化させておく。
このような条件下でシャッタ板のスライド動作により、
多心テープファイバの左右両端心線から出射される伝送
光のうちの何れか一方を選択的に遮断して両伝送光を夫
々単独に受光部へ入射させ、左右両端心線に伝送される
伝送光の光強度を別個に検出することから、左右両端心
線を光学的に識別する。
【0006】
【実施例】以下この発明の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明に係る心線識別
装置の要部を示す部分分解斜視図を示すものであり、こ
の心線識別装置は、ハウジング1に設けた受光部2と、
ハウジング1に螺着するホルダ3に設けたシャッタ板4
と、8心の多心テープファイバ6を取付けたフェルール
7が挿入され、ホルダ3に取付けるアダプタ5とを備え
ている。
【0007】受光部2は、フェルール7が取付けられた
多心テープファイバ6の心線先端面から出射される伝送
光を受光して所定の検出信号(例えば光起電力や光電
流)を出力するようになっているが、このとき発生する
検出信号値が入射光量、つまり伝送光の光強度(パワ
ー)と相関するのを利用して光強度の大小が判別できる
ようになっている。なお、この実施例では、左右両端心
線を伝送される光の強度(パワー)に顕著な差を設ける
ため、例えばその光の光源となるレーザとして異なる出
力のものを使用し、これらを左右両端に夫々接続させて
ある。
【0008】そして、この実施例の受光部2は、フェル
ール7の先端面に露出する心線先端面の全てをカバーで
きるだけの大きさを占有するCdS(硫化カドミウム)
セルが、その心線先端面と対峙するようにハウジング1
の端面に取付けられているが、特にこのCdSセルに限
定されるわけではなく、各種のものが適用可能であるこ
とは言うまでもない。なお、この受光部2と適宜の公知
の手段を接続させることにより、例えば光強度に応じた
着色ランプの点灯,指示計(インジケータ等)の表示
等、各種の表示方法が可能である。
【0009】この実施例のホルダ3は、受光部2が取付
いたハウジング1の端面側に螺着されており、シャッタ
板4が図2に示すようにスライド可能に取付けられてい
る。シャッタ板4は、図3に示す如く、中央部分に一定
寸法の角穴4Aを形成しており、また左右両側には左右
にスライドさせるときにそのストロークを一定長さに規
制するためのストッパ用突起4B,4Cが形成されてい
る。また、このシャッタ板4のフェルール7先端面と対
向する表面側には、シャッタ板4との間で多重反射され
遮断すべき伝送光が受光部2へ入りこむのを防止するた
めに反射防止膜4Dが塗布されている。なお、この反射
防止膜4Dとして、公知のもの、例えば屈折率の異なる
2種の物質を交互に複数層積層蒸着させた構成とするこ
とにより、反射を零とすることが可能である。
【0010】アダプタ5には、フェルール7が先端面ま
で入り込むための段付き挿入孔5Aが形成されており、
多心テープファイバ6を指でつまみ、挿入孔5Aの段部
5Bに鍔部端面7Aが突当るまでフェルール7を押込ん
でセットするようになっている。また、このアダプタ5
には、ホルダ3を正しくセットされたことを確認するた
めのクリック機構が設けられている。このクリック機構
は、図4に示すようにアダプタ5のスライド孔51に装
入した圧縮ばね52及びこの圧縮ばね52により常時外
方へ押圧される係合子53と、ホルダ3に穿設した係合
子53が嵌入する係合孔31とから構成されている。
【0011】従って、この実施例によれば、図2に示す
ようにフェルール7を挿入させたアダプタ5をホルダ3
に正しくセットしてのち、例えば図5に示すようにシャ
ッタ板4を左側に押動させる。これに伴い、角孔4Aも
左方へ移動するので、8番心線から出射する伝送光の進
行がシャッタ4で阻止されることとなり、特に反射防止
膜4Dのためここでの反射によるノイズも発生しないの
で、8番心線から出射する伝送光が受光部2へ入射する
ことがなく、1番心線からの出射光を受光部2が確実に
検出して、1番心線を正確に認識できるのである。
【0012】同様に、図6に示すように、シャッタ板4
を右側へ押動させると、1番心線から出射する伝送光が
受光部2へ入射するのを確実に阻止できるので、8番心
線を正確に認識できる。なお、光強度の差だけではな
く、伝送波長等の差によって心線を区別することもでき
るが、この場合には、各伝送波長に感度ピークのあった
受光素子を選択する。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、多心テープフ
ァイバの左右両端心線内を伝送される光強度の異なる2
種の伝送光の光強度検出用の受光部と、多心テープファ
イバの出射部との間にシャッタ板を設けており、このシ
ャッタ板のスライド切替動作ににより2種の伝送光の何
れか一方のみを受光部へ入射させ、そのときの受光部の
入射光量差から左右両端心線を光学的に容易かつ正確に
識別できるようになるので、現場での敷設作業等が頗る
向上する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を示す分解斜視図。
【図2】この発明を示す横断面図。
【図3】この発明に係るシャッタ板を示す平面図。
【図4】シャッタ板とホルダとに設けたクリック機構を
示す要部拡大断面図。
【図5】この発明の作用を示す説明図。
【図6】この発明の作用を示す説明図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 受光部 3 ホルダ 4 シャッタ板 6 多心テープファイバ 7 フェルール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置にセットされた多心テープファ
    イバの両端心線内を伝送される異なる伝送光を検出する
    受光部を、前記多心テープファイバの出射部に対向配置
    すると共に、 前記出射部から出射される各伝送光の一方のみをスライ
    ド動作によって遮断し、前記受光部へ個別に入射させる
    シャッタ板を、前記受光部と出射部との間に設け、 前記受光部に入射する各伝送光の受光特性の差から前記
    両端心線を光学的に識別するように構成したことを特徴
    とする心線識別装置。
JP5234029A 1993-08-26 1993-08-26 心線識別装置 Expired - Lifetime JP2991396B2 (ja)

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JPH0765636A JPH0765636A (ja) 1995-03-10
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