JP2991244B2 - 符号化装置 - Google Patents

符号化装置

Info

Publication number
JP2991244B2
JP2991244B2 JP2306199A JP30619990A JP2991244B2 JP 2991244 B2 JP2991244 B2 JP 2991244B2 JP 2306199 A JP2306199 A JP 2306199A JP 30619990 A JP30619990 A JP 30619990A JP 2991244 B2 JP2991244 B2 JP 2991244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
data
output
input
codes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2306199A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04179344A (ja
Inventor
敦 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
Priority to JP2306199A priority Critical patent/JP2991244B2/ja
Publication of JPH04179344A publication Critical patent/JPH04179344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2991244B2 publication Critical patent/JP2991244B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、処理可能ビット幅が例えば8で、例えば2
種の禁止コードを有するディジタルビデオテープレコー
ダ(D−VTR)やディジタル伝送システムなどの信号伝
送処理系における符号化装置に関する。
〔発明の概要〕
或る種のD−VTRなどでは、そのビット数で定まるコ
ード数の全てを処理することはできず、いくつかの禁止
コードを有する。これは、例えば8ビットのD−VTRで
は、00HとFFHの2種のコードは同期タイミングの検出用
に割り当てられているためであり、従って、この場合に
は2種の禁止コードがあることになり、記録可能なビデ
オ信号に制約を生じる。
本発明では、一般にnビット、例えば8ビットのデー
タ列において、l種の、例えば2種の禁止コードがある
場合、このデータ列の中の(2n−l)個、例えば254ワ
ードのデータだけを取り出し、その中のコードの種類数
を調べると、最大でも254種類のコードしか存在せず、
このため、その中には未使用コードが存在する確立が極
めて高いことに着目し、この未使用コードを利用して、
入力信号データ中に禁止コードが現われたときには、こ
れを上記未使用コードに置換することにより禁止コード
の制約を免れ、その記録や伝送などの処理を可能にした
ものである。
このため、例えば、上記の8ビットの場合、254ワー
ドのから2種の未使用コードX1とX2を検出し、入力信号
中に現われてしまった禁止コード00HとFFHの2種のコー
ドを、この未使用コードX1とX2に置換する。以後、254
ワードのデータ列に禁止コード00HとFFHの置換データで
あるX1とX2を、例えば、その先頭に、置換情報として付
加し、2ワード+254ワードの計256ワードのデータ構成
に変換する。以後、254ワードごとに各々、この置換の
内容を表わす情報であるX1、X2を付加してからD−VTR
などによる処理に移す。
次に、D−VTRなどからの出力信号は、まず、256ワー
ドのデータの先頭にある置換情報X1、X2を取り出し、こ
の情報を基にして残りの254ワードの中に存在するX1、X
2のコードをもつデータを、元のコード00HとFFHに変換
するのである。
そして、この結果、8ビットの全てのデータを256/25
4倍に増加させるだけで禁止コードの制約から逃れるこ
とができる。
〔従来の技術〕
ディジタル技術の進歩に伴い、近年、テレビジョン信
号などの映像信号の記録や伝送などに際しても、ディジ
タル技術の適用が多くなっているが、その一環としてD
−VTRがある。
ところで、このD−VTRでは、ディジタル映像信号の
記録に際して、そのビット数で定まるコードの全ての種
類を処理することはできず、いくつかの禁止コードを有
する。これは、例えば8ビットのD−VTRでは、00HとFF
Hの2種のコードは同期タイミングの検出用に割り当て
られているためであり、従って、この場合には2種の禁
止コードがあることになり、記録可能なビデオ信号に制
約を生じる。
これを一般化して言えば、処理可能ビット幅n(n>
2)で、l種類(n>l≧2)の禁止コードを有する信
号伝送処理系では、そこでの処理可能な入力信号に制約
があることになる。
そこで、このような制約を受けないようにするための
従来技術として、例えば、n=8の場合における6→7
変換技法がある。
この6→7変換技法では、まず、入力可能コードの01
H〜FEHを001H〜0FEHという9ビットのコードに変換す
る。次に、禁止コードである00HとFFHは、それぞれ10
FH、1F0Hの9ビットのコードに変換する。そして、8ビ
ット、6ワードの元のデータを9ビット、6ワードのデ
ータに変換した後、各々から生じた9ビット目のビット
データを集め、7ワード目の変換データとする。具体的
に言えば、6ワードの変換により生じた合計6個の9ビ
ット目のデータを、7ワード目のデータの下位側のビッ
ト1〜ビット6に割り当てるのである。そして、7ワー
ド目の上位2ビット分のデータ、つまりビット7とビッ
ト8には、7ワード目のデータが禁止コードである00H
とFFHとならないように、“1"と“0"を強制的に割り当
て、8ビット構成とした7ワード目のデータを作るので
ある。
この結果、上記禁止コードを有するD−VTRによる記
録が可能になる。
一方、再生時には、以上と逆の変換を行なうことによ
り、7ワードの変換データから元の8ビット、6ワード
のデータを得ることができる。
従って、この従来技術によれば、6ワードを7ワード
に変換することによるデータ量の7/6倍への増加を許容
することにより、禁止コードの制約を除くことができ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、データ処理量の増加について配慮が
されておらず、処理速度を上げる必要があり、コストア
ップを伴い易いという欠点があった。
具体的には、上記した場合には、データ処理量は7/6
倍(約1.17倍)になり、かなりの処理速度の上昇を必要
とすることになる。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点に充分に対
処でき、僅かなデータ処理量の増加で確実に禁止コード
による制約が逃れるようにした符号化装置を提供するこ
とにある。
具体例としては、上記の場合、本発明によれば、256/
254倍(約1.008倍)のデータ処理量の増加で済む。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、一般にnビッ
ト、例えば8ビットのデータ列において、l種の、例え
ば2種の禁止コードがある場合、このデータ列の中の
(2n−l個、例えば254ワードのデータだけを取り出
し、その中のコードの種類数を調べると、最大でも254
種類のコードしか存在せず、このため、その中には未使
用コードが存在する確率が極めて高いことに着目し、こ
の未使用コードを利用して、入力信号データ中に禁止コ
ードが現われたときには、これを上記未使用コードに置
換するようにしたものである。
例えば、上記の8ビットの場合、254ワードのから2
種の未使用コードX1とX2を検出し、入力信号中に現われ
てしまった禁止コード00HとFFHの2種のコードを、この
未使用コードX1とX2に置換する。以後、254ワードのデ
ータ列に禁止コード00HとFFHの置換データであるX1とX2
を、例えば、その先頭に、置換情報として付加し、2ワ
ード+254ワードの計256ワードのデータ構成に変換す
る。以後、254ワードごとに各々、この置換の内容を表
わす情報であるX1、X2を付加してからD−VTRなどによ
る処理に移す。
次に、D−VTRなどからの出力信号は、まず、256ワー
ドのデータの先頭にある置換情報X1、X2を取り出し、こ
の情報を基にして残りの254ワードの中に存在するX1、X
2のコードをもつデータを、元のコード00HとFFHに変換
するのである。
〔作用〕
入力信号に禁止コードが現われた場合、それを変換し
て処理するのであるが、このとき、未使用コードに置換
しているので、これの処理に新たなビットは不要であ
る。しかして、この置換を戻すのに情報の付加が必要に
なるが、これに必要なデータ量の増加は禁止コードの種
類に対応した数だけとなるので、ごく僅かで済むことに
なる。
〔実施例〕
以下、本発明による符号化装置について、図示の実施
例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で、図において、10は第1
の符号変換装置、20はD−VTR、そして30は第2の符号
変換装置である。
第1の符号変換装置10は、図示のように、未使用コー
ド検出部2と、禁止コード置換部3、及び置換法則付加
部4で構成され、入力端子aに供給されたディジタル化
映像信号を入力データとして取り込み、その中の(2n
l)個のデータ中に存在する未使用コードを検出し、上
記入力データ中に現われた上記禁止コードを予め設定し
てある所定の置換法則に基づいて上記未使用コードに置
換した上で該所定の置換法則を表わすデータを付加して
出力端子bに出力する働きをする。
D−VTR20は禁止コードを有するもので、この実施例
ではD−VTRとなっているが、一般的にはD−VTRに限ら
ず、処理可能ビット幅n(n>2)で、l種類(n>l
≧2)の禁止コードを有する信号伝送処理系ならどのよ
うなディジタル信号処理装置であってもよい。
第2の符号変換装置30は、これも図示のように、置換
法則抽出部5と、禁止コード再現部6、それに置換法則
除去部7で構成され、入力端子cから供給されたデータ
から上記所定の置換法則を表わすデータを抽出し、この
抽出したデータに基づいて上記入力データ中の未使用コ
ードに置換されているコードを元のコードに戻して出力
端子dに出力する働きをする。
次に、この実施例の動作について説明する。
まず、この実施例では、D−VTR20の処理可能ビット
幅nが8で、禁止コードの種類が2、つまりl=2で、
それらは00HとFFHであるとする。
入力端子aに処理すべきディジタル映像信号が供給さ
れると、まず未使用コード検出部2は、この8ビットの
データD1〜D254からなる254ワードのデータを調べ、そ
の中に存在していないコード、つまり未使用となってい
るコードを少なくとも2種検出する。ここでは、この存
在していないコードの内の2個が01Hと02Hであったとす
る。
そこで、未使用コード検出部2は、このコード01Hと0
2Hを未使用コードX1、X2と定め、それを禁止コード置換
部3の制御端子と置換法則付加部4のB1、B2入力とに出
力する。
禁止コード置換部3は、この制御端子に入力された未
使用コードX1、X2に基づいて、入力端子aから供給され
ている254ワードのデータD1〜D254に対して処理を行な
い、第1の禁止コードである00Hは未使用コードX1(=0
1H)に置換して出力し、第2の禁止コードであるFFH
未使用コードX2(=02H)に置換して出力する。そし
て、その他のコード03H〜FEHに対しては何も処理を与え
ず、そのままで出力する。
従って、この禁止コード置換部3からは、禁止コード
が01H、02Hに置換された「D1′、D2′、……D254′」の
254ワードのデータが出力され、これが置換法則付加部
4のA入力に供給されることになる。
置換法則付加部4は、禁止コードを置換したコードで
ある未使用コードX1、X2を表わす8ビット、2ワードの
コードを、置換法則を表わす情報データとして、上記の
「D1′、D2′、……D254′」の254ワードからなるデー
タの先頭に付加し、「X1、X2、D1′、D2′、……
D254′」という並びからなる256ワードのデータとして
出力し、それをD−VTR20に供給する。
このとき、254ワードのデータを256ワードのデータと
して出力するのであるから、入力端子aでのデータ入力
レートは、D−VTR20のデータ入力レートの254/256倍と
低く設定しておく必要がある。
以下、このようにして、順次入力端子aに供給される
データの254ワード毎に同じ処理を繰返し、256ワードの
データとしてD−VTR20に供給し、記録して行くのであ
る。
次に、このようにしてD−VTR20に記録したあと、こ
の記録された信号が再生されると、この信号は、まず、
置換法則抽出部5に供給され、ここで256ワードの先頭
にあるコードX1(=01H)、X2(=02H)が置換法則情報
として抽出される。そして、この8ビット、2ワードの
コードからなる置換法則情報X1、X2は禁止コード再現部
6に供給される。
そこで、この禁止コード再現部6は、置換法則情報
X1、X2に基づいて、この後に続く254ワードのデータ「D
1′、D2′……D254′」を順次調べ、その中に存在するX
1、X2(この実施例では、01H、02Hとなる)というコー
ドを、今度は、それぞれコード00H、FFHに逆に変換して
出力すると共に、このコードX1、X2以外のコード(この
実施例では、03H〜FEH)は元のままで、そのまま出力す
るのである。
この結果、この禁止コード再現部6の入力側でデータ
「D1′、D2′、……D254′」の中に存在したX1、X2(01
H、02H)というコードは、その出力側ではコード00H、F
FHとして再現されていることになる。
しかしながら、この禁止コード再現部6の出力である
254ワードのデータでは、もはや不要になった置換法則
情報X1、X2が、その先頭に残っている。
そこで、このデータは、続いて置換法則除去部7に入
力され、ここで先頭にあるこれらのコードX1、X2が除去
され、且つ、上記したように、もとのデータレートへの
変換を行なってから出力端子bに供給される。
以後、D−VTR20から供給される256ワードのデータ毎
に順次同じ処理を施して行くことにより、このD−VTR2
0により与えられている禁止コードの制約を受けること
無く、所定のディジタル映像信号の記録、再生を行なう
ことができるのである。
そして、この実施例の場合、データ処理量の増加は、
256/254倍、すなわち、約1.008倍と僅かで済むことにな
る。
次に、この実施例における各構成部分について、さら
に詳細に説明する。
まず、第2図は未使用コード検出部2の一実施例で、
この実施例も、第1図で説明した実施例と同じく8ビッ
ト(n=8)で、2種の禁止コード(l=2)の場合の
ものである。
図において、入力端子2−1はデコーダ2−2に接続
され、このデコーダ2−2の256個の出力は、それぞれ2
56個のRSフリップ・フロップ2−3−1〜2−3−256
のS入力に接続されている。
そして、これらRSフリップ・フロップ2−3−1〜2
−3−256のQ出力S1〜S256は、まず、一方の組合せを
なすL群のアンドゲート2−4−1〜2−4−255の各
一方の入力に接続されると共に、Q出力S2〜S256は、他
方の組合せをなすM群のアンドゲート2−5−2〜2−
5−256の各一方の入力に接続される。
しかして、RSフリップ・フロップ2−3−1のQ出力
S1だけはアンドゲート2−5−2の他方の入力と、バス
CのM1入力とに接続され、同様にRSフリップ・フロップ
2−3−256のQ出力S256はアンドゲート2−4−255の
他方の入力とバスBのL256入力とに接続されている。
さらに、L群のアンドゲート2−4−1〜2−4−25
4の各他方の入力は、それぞれ図で上側にあるアンドゲ
ートの出力に接続され、同様にM群のアンドゲート2−
5−3〜2−5−256の各他方の入力は、それぞれ図で
下側にあるアンドゲートの出力に接続されている。
そして、全てのアンドゲートの出力はバスBとバスC
の各入力に接続されている。
次に、バスBの256本の出力はエンコーダ2−6に入
力され、このエンコーダ2−6の出力が端子2−9aに出
力される。他方、バスCの同じく256本の出力はエンコ
ーダ2−7に入力され、このエンコーダ2−7の出力が
インクリメンタ2−8にに入力され、このインクリメン
タ2−8の出力が端子2−9bに出力されるようになって
いる。
次に、動作について説明する。
まず、デコーダ2−2は、254ワードの8ビットから
なるデータの各ワードが入力端子2−1から供給される
毎に、そのコードに応じて、256本の出力の中の、それ
に対応した1本の出力レベルだけが“1"になり、残りの
255本の出力は“0"レベルを保ったままになるように構
成されている。
一方、256個のRSフリップ・フロップ2−3−1〜2
−3−256は、入力データの各ワードの始まり毎に、端
子2−11から供給されるリセット信号によりリセットさ
れるようになっている。
この結果、入力データの各ワードの入力が終わる毎
に、256個のRSフリップ・フロップ2−3−1〜2−3
−256の中で、そのコードに対応したRSフリップ・フロ
ップだけがセットされ、その出力Qがレベル“1"になる
から、結局、256ワードの入力データが供給される毎
に、その中に存在した未使用コードに対応したRSフリッ
プ・フロップだけが、その出力レベル“0"のままに保た
れることになる。
次に、L群のアンドゲート2−4−1〜2−4−255
は、図示のように接続されている結果、RSフリップ・フ
ロップ2−3−1〜2−3−256のQ出力に現われた
“1"レベルと“0"レベルの内、S256側に最も近い方の
“0"レベルから、図の下側の出力を全て“0"レベルにし
た出力を作成するように働き、他方、M群のアンドゲー
ト2−5−3〜2−5−256は、RSフリップ・フロップ
2−3−1〜2−3−256のQ出力に現われた“1"レベ
ルと“0"レベルの内、S1側に最も近い方の“0"レベルか
ら、図の上側の出力を全て“0"レベルにした出力を作成
するように働く。
また、エンコーダ2−6とエンコーダ2−7は、それ
ぞれバスBとバスCの256本の出力データから、そのレ
ベルが“0"から“1"に切換わる点に相当する値を8ビッ
トデータとして出力するように構成されており、さらに
エンコーダ2−7の出力は、インクリメンタ2−8は、
その入力データに+1加算した出力を発生するように構
成されている。
この結果、出力端子2−9aからは、エンコーダ2−6
の出力である、未使用コードの内、最も大きな値を示し
たコードX2が出力され、他方、出力端子2−9bからは、
エンコーダ2−7の出力にインクリメンタ2−8で+1
加算されたことにより、未使用のコードの内、最も小さ
な値を示したコードX1が出力されることになり、結局、
上記した未使用コード検出部2としての機能が得られる
ことになる。
なお、これらエンコーダ2−6とエンコーダ2−7と
しては、HD74LS148などの名称で市場に供給されているI
Cを使用すればよい。
次に、禁止コード置換部3の一実施例を第3図により
説明する。
入力端子3−1はシフトレジスタ3−2に接続され、
その出力は切換器3−7の入力接点cと、コンパレータ
3−5、3−6の各B側入力端子に接続されている。
2個の未使用コード入力端子3−9a、3−9bは、それ
ぞれ、まずラッチ3−3、3−3の入力に接続され、こ
れらの出力が切換器3−7の入力接点a、bに接続され
ている。
コンパレータ3−5、3−6のA側端子は、禁止コー
ドである00H、FFHに各々設定され、各出力は切換器3−
7の制御端子c1、c2に接続される。
切換器3−7の出力は、出力端子3−8へ接続され
る。
次に各部の動作について述べる。
まず、未使用コードの検出には少なくとも254ワード
分の期間を要し、その期間は禁止コード置換が行なえな
い。そこでSR3−2を設け、データを一定期間保持して
おく。
ラッチ3−3、3−4は、入力端子3−9a、3−9bへ
印加される未使用コード値X1、X2を各々記憶保持する働
きをする。
コンパレータ3−5、3−6はSR3−2から出力され
るデータ中に00orFFが存在した際、出力論理を1とする
働きをする。
切換器3−7は、c1、c2=0、0になっているときに
はcを選択して、SR3−2の内容を出力し、また、c1、c
2=1、0のときにはX1が印加されたaを、そしてc1、c
2=0、1のときにはX2が印加されたbを、それぞれ選
択して出力するものである。
この結果、データ中に含まれた00、FFに応じて、切換
器3−7がコンパレータ3−5、3−6により制御さ
れ、禁止コードの置換が実行されることになる。
次に、置換法則付加部4の一実施例を第4図に示す。
A入力端子4−1はFiFo(ファーストイン・ファース
トアウト)メモリ4−5の入力に、そしてB1、B2入力端
子4−2a、4−2bはラッチ4−3、4−4の入力端子
に、それぞれ接続される。
切換スイッチ4−6の入力端子dにはラッチ4−3の
出力が、入力端子eにはラッチ4−4の出力が、そして
入力端子fにはFiFoメモリ4−5の出力がそれぞれ接続
される。
以下、動作について述べる。
ラッチ4−3、4−4は、印加された未使用コード
X1、X2を各々記憶保持する働きをする。
FiFo4−5は、禁止コード置換済となったデータ254ワ
ードの速度を256/254に速め、且つ、速めたワード・レ
ートにて2ワード分遅延させて出力する。
切換器4−6は、置換法則情報としてラッチ4−3、
4−4の出力X1、X2(00、FFの置換後データ値)の2ワ
ードを順次に選択し出力した後、FiFoメモリ4−5の置
換済データ254ワードを続いて出力する。
この結果、先頭2ワードに置換法則情報が付加され、
その後に置換済データを含むデータ列が端子4−7から
出力され、コード制限のある装置、又は伝送路の一種で
あるD−VTR20へ入力されることになる。
次に、置換法則抽出部5の一実施例を第5図に示す。
入力端子5−1は、ラッチ5−2、5−3の各々のデ
ータ入力端子に、また、各々のデータ出力端子は、出力
端子5−4、5−5に接続される。なお、図では省略し
てあるが、ラッチ5−2、5−3は、各々クロック端子
ckを備えていて、この端子には、第1、第2の置換情報
がデータ端子に印加されたとき、クロックパルスが順次
印加されるようになっている。この結果、ラッチ5−
2、5−3は置換情報X1、X2を各々ホールドし、次のク
ロックパルス入力までの期間、これらの情報X1、X2を出
力し続けることになる。
第6図は、禁止コード再現部6の一実施例で、D−VT
R20からの再生出力信号が印加される入力端子6−1
は、比較器6−4、6−5のB入力、及び切換器6−6
のf入力へ接続される。
置換情報X1、X2が印加される端子6−2、6−3は、
各々比較器6−4、6−5のA入力へ接続されている。
比較器6−4、6−5の各出力は切換器6−6のc3
c4の制御入力へ接続される。切換器6−6のd、e入力
へは各々禁止コードである00H、FFHが印加され、出力信
号端子は端子6−7接続される。
以下動作について述べる。
比較器6−4、6−5はA入力とB入力が一致したと
きに論理1を、そして不一致のときには論理0を出力す
るものとする。
切換器6−6は、制御入力c3、c4が1、0のときには
d入力を、0、1のときにはe入力を、そして0、0の
ときにはf入力をそれぞれ選択するものとする。
この結果、00H、FFHを置換したコードであるX1、又は
X2が端子6−1へ入力されると、比較器からは1、0、
又は0、1が出力され、これに応じて00H、又はFFHが切
換器6−6により選択出力されることになり、禁止コー
ド00H、又はFFHが再現される。
次に、置換法則除去部7の構成を第7図に示す。
入力端子7−1はFiFoメモリ7−2のデータ入力端子
に接続され、このFiFoメモリ7−2のデータ出力は出力
端子7−3に接続される。なお、図では省略したが、書
込み、読出し各々にクロック及び、リセット端子があ
り、クロックパルスは書込時は256/254に速めたレー
ト、読出し時は第1図の端子aへ印加されるレートとす
る。また、リセットパルスの場合、書込側は256ワード
毎に、置換法則情報後のデータに同期して入力すること
で、メモリ内空間の一番地へは禁止コード再現済の254
ワードの先頭データが記憶される形の位相とする。そし
て、読出し側は、元のクロックレートにて254ワード毎
に入力することで、FiFoメモリ7−2の1〜254番地の
みが読出され、255、256番地に記憶されている、次の25
4ワード時用の置換法則情報は出力されない。
この結果、置換法則情報が除去され、端子aに印加し
たデータと全く同じ構成とレートのデータが得られる。
なお、以上に述べた実施例で使用したラッチ3−3、
4−3、5−2などとしては、例えばHD74LS374などと
して知られているICを、比較器3−5、3−6、6−
4、6−5などにはHD74LS85、切換器3−7、6−6と
してはHD74LS153、FiFoメモリ4−5、7−2にはμPD4
2505、そしてSR3−2にはSM5828などのICを利用すれば
良い。
また、これまでの説明は、禁止コードが2種の場合を
例として示したが2種以上の場合の実施例はディジタル
技術に関連した職種の者であれば容易に類推できるため
省略する。
次に、第8図は、未使用コード検出部2の別の一実施
例で、図において、入力端子2−1は、切換器2−18の
a入力と、切換器2−19のb入力へ接続される。そして
各切換器の出力は、メモリ2−10と2−11のアドレス入
力に接続される。
カウンタ2−12の出力は切換器2−18のb入力と、切
換器2−19のa入力、それにラッチ2−17−1〜2−17
−nのデータ入力端子へ接続される。
メモリ2−10、2−11の入力Iは切換器2−14、2−
15の出力端子に接続され、これらのメモリ2−10、2−
11の出力Oは切換器2−16の接点b、aへ各々接続され
る。
クロックコントローラ2−13の出力C1〜Cnはラッチ2
−17−1〜2−17−nのCK端子に接続され、その制御端
子ENには切換器2−16の出力端子が接続される。
ラッチ2−17−1〜2−17−nのQ出力は各々端子2
−9−1〜2−9−nに接続される。
次に、この実施例の動作について説明する。
切換器2−14、2−15、2−16、2−18、2−19は、
254ワード毎に、全てa側、b側を交互に選択する。切
換器2−14はa側に1、b側に0、切換器2−15はa側
に0、b側に1の論理レベルを印加しておく。
クロックコントローラ2−13は、リセット後、EN端子
に論理0が入力されると、C1端子にだけ所定のパルスを
1個、出力する。次に論理0が入力されるとC2端子にの
み1個のパルスを出力、以後、論理0が入力される都
度、C3、C4……と順次、1個のパルスを出力するよう動
作するものとする。なお、R端子にリセット信号が入力
されると、再度C1端子に戻ってパルス出力を行なうよう
動作するものとする。
第1の254ワードの期間に、各切換器においてa側が
選択されたとすると、禁止コードを含むデータは、メモ
リ2−10のアドレス端子へ印加される。そのため、使用
されたコードに相当するメモリ2−10のアドレスのデー
タ内容は論理1となる。そして、この第1の期間中、メ
モリ2−11には、カウンタ2−12から00H〜FFH値がアド
レスに印加され、内容が順次読出された直後、論理0が
記憶されていく。
次に、第2の254ワードの期間には、b側が選択さ
れ、未使用コードのアドレスに対応するデータ内容が論
理0のままとなったメモリ2−10は、カウンタ2−12に
より00H〜FFHの値がアドレスに印加されるリード・モデ
ィファイ・ライト処理により、第1の期間に記憶された
データが読出されるとともに、論理0が書き込まれ、メ
モリ内容を順々にリセットしていく。この結果、メモリ
から0が出力された際のカウンタ2−12の出力値は、未
使用であったコードと同一になる。
そこで、前述したように動作するクロックコントロー
ラ2−13は、EN端子0時パルスを出力することで未使用
コード値を若い順にラッチ2−17−1〜2−17−nへ保
持させていく。
こうして第2の254ワード終了時には、未使用コード
がラッチに保持完了するとともに、メモリ2−10はリセ
ット完了し、メモリ2−11へは第2の254ワード中の未
使用コードに関する情報が記憶されていることになる。
以後、以上述べた動作を繰返すことで、未使用コード
の検出が実行され続ける。
ところで、未使用コードが偶然、禁止コードとなって
しまった場合は、使用可能なコードの1種をX1=X2とし
て送り、この条件の際には禁止コード再現を行なわない
ように切換器6−6(第6図)を制御する等の処理が必
要である。
また、一部の未使用コードが禁止コードとなってしま
った場合は、あらかじめ、置換情報は小→大という順序
に従って付加することとし、大→小になった以降の置換
情報は、使用しないようにする制御を置換法則付加部
4、禁止コード再現部6に組込む必要がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、2n個のデータに対してl個の置換情
報を付加するだけで、ディジタルビデオテープレコーダ
(D−VTR)やディジタル伝送システムなどの信号伝送
処理系における禁止コードの制約をなくすことができ、
この結果、僅かなデータ量、すなわち、(2n)/(2n
l)のデータ増加を伴うだけで所定のディジタル映像信
号の記録、再生を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による符号化装置の一実施例を示すブロ
ック図、第2図は未使用コード検出部の一実施例を示す
ブロック図、第3図は禁止コード置換部の一実施例を示
すブロック図、第4図は置換法則付加部の一実施例を示
すブロック図、第5図は置換法則抽出部の一実施例を示
すブロック図、第6図は禁止コード再現部の一実施例を
示すブロック図、第7図は置換法則除去部の一実施例を
示すブロック図、第8図は未使用コード検出部の他の一
実施例を示すブロック図である。 2……未使用コード検出部、3……禁止コード置換部、
4……置換法則付加部、5……置換法則抽出部、6……
禁止コード再現部、7……置換法則除去部、10……第1
の符号変換装置、20……D−VTR、30……第2の符号変
換装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理可能ビット幅n(n>2)で、l種類
    (n>l≧2)の禁止コードを有する信号伝送処理系に
    おいて、逐次伝送処理すべき2nビットの入力データを取
    り込み、その中の(2n−l)個のデータ中に存在する未
    使用コードを検出し、上記入力データ中に現われた上記
    禁止コードを予め設定してある所定の置換法則に基づい
    て上記未使用コードに置換した上で該所定の置換法則を
    表わすデータを付加して出力する第1の符号変換手段
    と、入力されたデータから上記所定の置換法則を表わす
    データを抽出し、この抽出したデータに基づいて上記入
    力データ中の未使用コードに置換されているコードの元
    のコードに戻して出力する第2の符号変換手段とを設
    け、上記信号伝送処理系の入力を上記第1の符号変換手
    段の出力とし、上記信号伝送処理系の出力を上記第2の
    符号変換手段を介して取り出すように構成したことを特
    徴とする符号化装置。
  2. 【請求項2】請求項1の発明において、上記入力データ
    中の未使用コードが上記禁止コードと一致したとき、上
    記所定の置換法則を表わすデータの付加順序を変更する
    手段が上記第1の符号変換手段に設けられていると共
    に、このデータの付加順序の変更を検出して、上記入力
    データ中の未使用コードに置換されているコードを元の
    コードに戻す処理を抑制し停止する手段が上記第2の符
    号変換手段に設けられていることを特徴とする符号化装
    置。
JP2306199A 1990-11-14 1990-11-14 符号化装置 Expired - Fee Related JP2991244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2306199A JP2991244B2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 符号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2306199A JP2991244B2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 符号化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04179344A JPH04179344A (ja) 1992-06-26
JP2991244B2 true JP2991244B2 (ja) 1999-12-20

Family

ID=17954197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2306199A Expired - Fee Related JP2991244B2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 符号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2991244B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1771690B (zh) * 2003-04-08 2010-05-26 索尼株式会社 数据传输方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003096608A1 (fr) * 2002-05-10 2003-11-20 Sony Corporation Procede de transmission de donnees et dispositif de transmission de donnees
JP2013098890A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Fujitsu Ltd 伝送装置および伝送方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1771690B (zh) * 2003-04-08 2010-05-26 索尼株式会社 数据传输方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04179344A (ja) 1992-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0180100A2 (en) Apparatus and method for recording and recovering a binary symbol sequence using an intermediate step of converting the binary sequence into a ternary sequence
US5028922A (en) Multiplexed encoder and decoder with address mark generation/check and precompensation circuits
JPH0444454B2 (ja)
EP0605222A1 (en) Disc data reproducing apparatus and signal processing circuit
EP0484652B1 (en) First-in-first-out buffer
EP0416513A2 (en) Fifo memory device
US4245263A (en) Write precompensation and write encoding for FM and MFM recording
JP2991244B2 (ja) 符号化装置
US4604660A (en) Method and circuit for correcting a record timing
JPH036694B2 (ja)
US4553131A (en) Method and apparatus for encoding a binary data stream into a binary code stream
US4953034A (en) Signal regeneration processor with function of dropout correction
KR840008871A (ko) 오디오 정보 기억 재생방법 및 그 장치
US5222001A (en) Signal processing circuit of digital audio tape recorder
US6288657B1 (en) Encoding apparatus and method, decoding apparatus and method, and distribution media
JP2667702B2 (ja) ポインタリセット方式
JPS58141410A (ja) 磁気記録装置におけるビツトシフト補償書込み回路
US4320465A (en) Digital frequency modulation and modified frequency modulation read recovery with data separation
KR0124771Y1 (ko) 병렬 데이타 선입 선출 장치
SU429466A1 (ru) Запоминающее устройствофшд
SU1221745A1 (ru) Счетное устройство
JPS6134300B2 (ja)
SU1478361A1 (ru) Устройство дл приема дискретной информации в системах с решающей обратной св зью
JPS5857805B2 (ja) コ−ド変換回路
SU1236489A1 (ru) Устройство дл управлени пам тью

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees