JP2990066B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP2990066B2
JP2990066B2 JP8170028A JP17002896A JP2990066B2 JP 2990066 B2 JP2990066 B2 JP 2990066B2 JP 8170028 A JP8170028 A JP 8170028A JP 17002896 A JP17002896 A JP 17002896A JP 2990066 B2 JP2990066 B2 JP 2990066B2
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JP
Japan
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data
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encoding
telephone
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JP8170028A
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JPH1023186A (ja
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嘉久 青谷
正俊 油井
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NEC Platforms Ltd
NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
NEC Shizuoca Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデータ伝送装置に
関し、特に、音声とデータを同時に伝送する制御が可能
なデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ伝送装置では、データの通
信中に音声信号を同時に伝送する場合、音声とデータの
多重化のモードの切り替えを実施しておらず、音声送信
の要求が無い場合も常に音声とデータを多重化して、送
信を行っている。
【0003】図2はかかる従来のデータ伝送装置を示す
ブロック図であり、同図において、1は符号化復号化部
(CODEC)であり、これが端子2に接続された電話
機から入力された音声信号をサンプリングし符号化処理
して出力し、一方、相手局から受信した符号化データ
(デジタルデータ)を音声信号に変換して、前記電話機
へ出力する機能を有する。
【0004】また、3は多重部であり、これが前記符号
化復号化部1からの符号化された音声のデジタルデータ
を、コンピュータなどのデータ端末装置(DTE)から
端子4を介して入力されたデータと多重化して出力し、
一方、相手局から受信した多重化データを音声のデジタ
ルデータと例えばコンピュータ用のデータとに分離して
前記符号化復号化部1およびデータ端末装置へそれぞれ
送出する機能を有する。そして、5は変復調部であり、
これが前記多重部3で多重化して得た多重化データによ
りキャリアを変調して、端子6から公衆回線を介して相
手局へ出力し、一方、相手局から公衆回線を通して得ら
れるキャリアを復調して前記多重部3へ送出するように
機能する。
【0005】かかる構成になる従来のデータ伝送装置で
は、送信モードにおいて、電話機から端子2を介して入
力される音声データを符号化復号化部1で符号化して音
声のデジタルデータとし、このデジタルデータを前記多
重部3へ入力して、ここでデータ端末装置からのデータ
とともに多重化して送出する。一方、変復調部5は前記
多重部3から送出された多重化データを変調して、公衆
回線を介し相手局のデータ伝送装置にキャリア送信す
る。
【0006】一方、受信モードにおいては、相手局から
の多重化データの変調入力を変復調部5に受け、ここで
デジタルデータに復調して多重部3へ送出する。この多
重部3ではそのデジタルデータを前記データ端末装置へ
のデータと音声のデジタルデータとに分離して、音声の
デジタルデータについては符号化復号化部1へ送出し、
それ以外のデータは端子4を通じて前記データ端末装置
へ送出する。そして、符号化復号化部では多重部からの
音声のデジタルデータを音声信号に変換し、端子2を介
して電話機に送出することとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送装置
は以上のように構成されているので、多重部3では、デ
ータ通信中は常に符合化復号化部1で符号化された音声
のデジタルデータと前記データ端末装置からのデータと
を常時多重化しているため、音声の送信要求がない場合
にも音声に割り当てられた帯域が無意味に使用され、伝
送効率が悪くなるという課題があった。
【0008】この発明は前記のような課題を解決するた
めになされたものであり、電話機のオフフックによる音
声の送信要求の有無を判別し、この音声の送信要求があ
った場合のみ音声のデジタルデータをデータ端末装置か
らのデータと多重化して出力させることで音声の送信要
求がない場合に、音声に割り当てられた帯域をデータに
割り当て可能にし、これにより、データの伝送効率を改
善することができるデータ伝送装置を得ることを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電話機からの音声信号を符号化し、また
符号化されたデジタルを音声信号に変換して前記電話機
へ出力する符号化復号化部と、該符号化復号化部で符号
化したデジタルデータをデータ端末装置からのデータと
多重化し、また相手局から受信した多重化データを分離
して前記符号化部復号化部およびデータ端末装置へ送出
する多重部と、該多重部で多重化して得た多重化データ
によりキャリアを変調して相手局へ出力し、また相手局
から受信したキャリアを復調し、前記多重部へ送出する
変復調部とを備えたデータ伝送装置において、前記電話
機のオフフック時に該電話機に直流電流を流す直流供給
部と、当該直流供給部が流す直流電流を検出して前記多
重部に通知することにより前記多重化を実行させる電流
検出部とを有し、前記電話機のオフフックを検出して、
前記多重部に前記符号化復号化部からの音声信号のデジ
タルデータと前記データ端末装置からのデータとの多重
化を実行させる多重化制御手段を設けたことを特徴とす
る。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明のデータ伝送装置
を示すブロック図であり、1は符号化復号化部、3は多
重化部、5は変復調部、2,4,6は端子で、これらは
図2に同一符号を付して示したものと基本的に同一の構
成および機能を有する。このためここではその重複する
説明を省略する。
【0013】一方、7は前記端子2に接続された電話機
に対し直流電流を供給する直流供給部である。この直流
供給部はその電話機から音声を送信しようとハンドセッ
トを持上げるなどしてオフフックとした場合に、前記直
流電流の供給を可能にする。また、8は電流検出部であ
り、これが前記直流供給部7に接続されて前記直流電流
を検出し、この検出結果を前記多重部3に通知する機能
を有する。すなわち、多重部3は、その直流電流が検出
されたという通知を受けたときには、符号化復号化部1
からの音声のデジタルデータとデータ端末装置からのデ
ータとの多重化を実行することとなる。そして、直流供
給部7および電流検出部8は前記多重化処理を実行する
多重化制御手段Aを構成する。
【0014】次に、動作について説明する。まず、送信
モードにおいて、端子2に接続された電話機がオンフッ
クされた状態では、直流供給部7が供給する直流電流は
電話機に流れず、このため電流検出部8は多重部3に対
し直流電流の検出を通知しない。従って、この時、多重
部3は端子4に接続されたデータ端末装置からのデータ
のみを多重化することなく変復調部5へ送出し、変復調
部5は端子6に接続された公衆回線に多重化データによ
りキャリアを変調した信号を送出する。一方、音声デー
タをデータ端末装置からのデータと同時に相手局のデー
タ伝送装置に送信する場合は、電話機をオフフックす
る。すると、直流供給部7は直流電流を電話機に流し電
流検出部8がその直流電流の供給を検出して、多重部3
へ通知する。このとき、符号化復号化部1では電話機か
らの音声をデジタルデータに変換し、多重部3へ送出し
ている。
【0015】このため、この多重部3では電流検出部8
からの直流電流の検出通知を受けて、データ端末装置か
らの入力データと、符号化復号化部1からの音声のデジ
タルデータとを多重化し、その多重化データを変復調部
5へ送出する。変復調部5では多重部3からの多重化デ
ータによりキャリアを変調し、公衆回線を介して相手局
のデータ伝送装置に送信する。
【0016】一方、受信モードにおいては、相手局のデ
ータ伝送装置より受信した変調データを変復調部5で復
調し、多重部3へ送出する。この多重部3では復調され
たデジタルデータを判別し、音声のデジタルデータにつ
いては符号化復号化部1へ送出し、それ以外のデータは
データ端末装置へ送出する。このため、符号化復号化部
1では多重部3からの音声のデジタルデータを音声に変
換し、電話機に送出する。そして、音声の送信を終了す
る場合は、前記電話機をオンフックする。これにより、
直流供給部7を通して供給された直流電流が遮断され、
電流検出部8の多重部3に対する電流検出の通知を中止
する。この結果、多重部3ではデータ端末装置からのデ
ータと符号化復号化部1からの音声のデジタルデータと
の多重化が中止され、データ端末装置からのデータのみ
を変復調部5へ送出することとなる。従って、音声の送
信要求がない場合には音声に割り当てられた帯域を、前
記データ端末装置側のデータに割り当てることが可能と
なり、その分データの伝送効率が向上することとなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話機からの音声信号を符号化し、また符号化されたデ
ジタルを音声信号に変換して前記電話機へ出力する符号
化復号化部と、該符号化復号化部で符号化したデジタル
データをデータ端末装置からのデータと多重化し、また
相手局から受信した多重化データを分離して前記符号化
部復号化部およびデータ端末装置へ送出する多重部と、
該多重部で多重化して得た多重化データによりキャリア
を変調して相手局へ出力し、また相手局から受信したキ
ャリアを復調し、前記多重部へ送出する変復調部とを備
えたデータ伝送装置において、前記電話機のオフフック
時に該電話機に直流電流を流す直流供給部と、当該直流
供給部が流す直流電流を検出して前記多重部に通知する
ことにより前記多重化を実行させる電流検出部とを有
し、前記電話機のオフフックを検出して、前記多重部に
前記符号化復号化部からの音声信号のデジタルデータと
前記データ端末装置からのデータとの多重化を実行させ
る多重化制御手段を設けたので、オフフックに続いて音
声が入力される場合のみ、その音声のデジタルデータと
データ端末装置からのデータとの多重化を可能にし、以
て、音声の送信要求がない場合に、その音声に割り当て
られた帯域をデータに割り当てることができ、結果とし
て、データの伝送効率を大幅に改善することができると
いう効果が得られる。また、本発明によれば、電話機の
オフフックおよびオンフックを電流のオンおよびオフに
よってそれぞれ検出することができ、この電流のオン,
オフによって多重部による多重化制御を簡単に行わせる
ことができる。また、本発明によれば、直流電流の有無
の判定結果のみで、前記多重部による多重化制御を容易
に実現できるという効果が得られる。
【0018】
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態によるデータ伝送装置
を示すブロック図である。
【図2】従来のデータ伝送装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
A 多重化制御手段 1 符号化復号化部 3 多重部 5 変復調部 7 直流供給部 8 電流検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−216779(JP,A) 特開 平1−189274(JP,A) 特開 平1−309558(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/06 H04J 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機からの音声信号を符号化し、また
    符号化されたデジタルを音声信号に変換して前記電話機
    へ出力する符号化復号化部と、 該符号化復号化部で符号化したデジタルデータをデータ
    端末装置からのデータと多重化し、また相手局から受信
    した多重化データを分離して前記符号化部復号化部およ
    びデータ端末装置へ送出する多重部と、 該多重部で多重化して得た多重化データによりキャリア
    を変調して相手局へ出力し、また相手局から受信したキ
    ャリアを復調し、前記多重部へ送出する変復調部とを備
    えたデータ伝送装置において、前記電話機のオフフック時に該電話機に直流電流を流す
    直流供給部と、当該直流供給部が流す直流電流を検出し
    て前記多重部に通知することにより前記多重化を実行さ
    せる電流検出部とを有し、 前記電話機のオフフックを検
    出して、前記多重部に前記符号化復号化部からの音声信
    号のデジタルデータと前記データ端末装置からのデータ
    との多重化を実行させる多重化制御手段を設けたことを
    特徴とするデータ伝送装置。
JP8170028A 1996-06-28 1996-06-28 データ伝送装置 Expired - Lifetime JP2990066B2 (ja)

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JP8170028A JP2990066B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 データ伝送装置

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JP8170028A JP2990066B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 データ伝送装置

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Publication Number Publication Date
JPH1023186A JPH1023186A (ja) 1998-01-23
JP2990066B2 true JP2990066B2 (ja) 1999-12-13

Family

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Effective date: 19990914