JP2989279B2 - プラズマcvd装置 - Google Patents

プラズマcvd装置

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JP2989279B2 JP3005329A JP532991A JP2989279B2 JP 2989279 B2 JP2989279 B2 JP 2989279B2 JP 3005329 A JP3005329 A JP 3005329A JP 532991 A JP532991 A JP 532991A JP 2989279 B2 JP2989279 B2 JP 2989279B2
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正義 村田
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアモルファスシリコン太
陽電池、薄膜半導体、光センサ、半導体保護膜など各種
電子デバイスに使用される大面積薄膜の製造に適したプ
ラズマCVD(化学蒸着)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大面積のアモルファスシリコン薄膜を製
造するために、従来より用いられているプラズマCVD
装置の構成を図9を参照して説明する。この技術的手段
は例えば特願昭61−106314号などに開示されて
いるように公知である。
【0003】反応容器1内には、グロー放電プラズマを
発生させるための電極2、3が平行に配置されている。
これら電極2、3には、低周波電源4から例えば60H
zの商用周波数の電力が供給される。なお、電源として
は、直流電源や高周波電源を用いることもできる。反応
容器1の周囲には、これを囲むようにコイル5が巻かれ
ており、交流電源6から交流電力が供給される。反応容
器1内には、図示しないボンベから反応ガス導入管7を
通して例えばモノシランとアルゴンとの混合ガスが供給
される。反応容器1内のガスは排気管8を通して真空ポ
ンプ9により排気される。基板10は、電極2、3が形
成する放電空間の外側に、電極2、3の面と直交するよ
うに適宜の手段で支持される。
【0004】この装置を用い、以下のようにして薄膜を
製造する。真空ポンプ9を駆動して反応容器1内を排気
する。反応ガス導入管7を通して例えばモノシランとア
ルゴンとの混合ガスを供給し、反応容器1内の圧力を
0.05〜0.5Torrに保ち、低周波電源4から電
極2、3に電圧を印加すると、グロー放電プラズマが発
生する。コイル5に例えば100Hzの交流電圧を印加
し、電極2、3間に発生する電界Eと直交する方向に磁
界Bを発生させる。この磁界における磁束密度は10ガ
ウス程度でよい。
【0005】反応ガス導入管7から供給されたガスのう
ちモノシランガスは電極2、3間に生じるグロー放電プ
ラズマによって分解される。この結果、ラジカルSiが
発生し、基板10表面に付着して薄膜を形成する。
【0006】アルゴンイオンなどの荷電粒子は、電極
2、3間で電界Eによるクーロン力F1 =qEと、ロー
レンツ力F2 =q(V・B)(ここで、Vは荷電粒子の
速度)とによっていわゆるE・Bドリフト運動を起こ
す。荷電粒子は、E・Bドリフトにより初速を与えられ
た状態で、電極2、3と直交する方向に飛びだし、基板
10に向けて飛んでいく。しかし、電極2、3間に生じ
る電界の影響が小さい放電空間では、コイル5により生
じた電界Bによるサイクロトロン運動により、Larm
or軌道を描いて飛んでいく。したがって、アルゴンイ
オンなどの荷電粒子が基板10を直撃することは少な
い。
【0007】電気的に中性であるラジカルSiは、磁界
Bの影響を受けず、上記荷電粒子群の軌道からそれて基
板10に至り、その表面に非晶質薄膜を形成する。ラジ
カルSiはLarmor軌道を飛んでいく荷電粒子と衝
突するため、電極2、3の前方だけでなく、左又は右に
広がった形で非晶質薄膜が形成される。しかも、磁界B
を交流電源6により変動させているので、基板10の表
面に非晶質薄膜を均一に形成することが可能となる。な
お、電極2、3の長さは、反応容器1の長さの許すかぎ
り長くしても何ら問題がないので、基板10が長尺のも
のであっても、その表面に均一な非晶質薄膜を形成する
ことが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の装置で
は、グロー放電プラズマを発生させる電極間の放電電界
Eと直交する方向に磁界Bを発生させることにより、大
面積の成膜を容易に可能としている。しかし、次のよう
な問題がある。
【0009】(i) 大面積の成膜を行う場合、電極として
長尺のものを用いる必要がある。長尺の電極を用いて安
定したプラズマを発生させるには、その電源の周波数は
可能なかぎり低いほうが容易であるため、数10Hz〜
数100Hzの電源が用いられている。しかし、周波数
が低くなり、半周期の間のイオン移動距離が電極間隔を
越えるような条件の下では、直流放電の場合と同様に、
プラズマを維持するために、イオン衝突によって陰極よ
り放出された二次電子が本質的な役割を担うことにな
る。そのため電極に膜が付着して絶縁されると、その部
分では放電が起こらないようになる。この場合、電極表
面を常にクリーンに保つ必要がある。そのため、電極を
頻繁に交換したり頻繁に清掃するなどの煩雑な作業が必
要となり、コスト高の要因の一つとなっている。
【0010】(ii)上記(i) の欠点を補うために、プラズ
マ発生源に例えば13.56MHzの高周波電源を用い
ると、放電維持に対する電極放出二次電子は本質的なも
のでなくなり、電極上に膜などの絶縁物が存在していて
も、電極間にはグロー放電が形成される。しかしなが
ら、長尺の電極を用いる場合には、高周波による表皮効
果により電流の大部分が表面(約0.01mm)を流れ
るため、電気抵抗が増加する。例えば、電極の長さが約
1m以上になると、電極上に電位分布が現れて一様なプ
ラズマが発生しなくなる。これを分布定数回路で考える
と、図10に示すようになる。図10において、xは電
極の長さ方向の距離を示している。すなわち、電極の単
位長さ当りの抵抗Rが放電部分のインピーダンスZ1
2 、…、Zn に比べて無視できないほど大きくなって
くると、電極内に電位分布が現れる。したがって、高周
波電源を用いる場合には、大面積の成膜を行うことは非
常に困難であり、実際上これまでは実現できなかった。
【0011】(iii) 上記(i) 、(ii)の方法では、50c
m×50cm以上の大面積のアモルファスシリコン薄膜
を製造する際、膜厚分布を±10%以下に維持し、かつ
成膜速度を0.1nm/sec以上に保つことは非常に
困難であった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマCVD
装置は、反応容器と、この反応容器内に反応ガスを導入
し、排出する手段と、上記反応容器内に収容された放電
用電極と、この放電用電極にグロー放電用電力を供給す
る電源とを有し、反応容器内に設置された基板表面に
リコン系薄膜を形成するプラズマCVD装置において、
上記放電用電極を、数本の線材から構成し、かつ同線材
がすべて直流的に導通状態とした一体のはしご状の平面
形コイルで形成し、上記基板を上記放電用電極と平行に
支持したことを特徴とするものである。
【0013】本発明において、放電用電極にグロー放電
用電力を供給する電源としては、例えば13.56MH
zの高周波電源を用いることが好ましい。
【0014】本発明において、はしご状の平面形コイル
電極の隣接する線材間の間隔は50mm以下であること
が好ましい。この間隔が50mmを超えると、基板表面
に成膜されるアモルファスシリコンの膜厚分布が±30
%以上となるので、好ましくない。
【0015】本発明においては、電源とはしご状の平面
形コイル電極との間に、コイルとコンデンサから構成さ
れるインピーダンスマッチング回路を設置し、電極にプ
ラズマ発生のための電力を供給することが好ましい。
【0016】本発明においては、放電用電極の周囲を囲
み、電極間に発生した電界Eと直交する方向に磁界Bを
発生させるコイルと、このコイルに磁界B発生用の電流
を供給する電源とを設置し、磁界によりプラズマを揺動
させることが好ましい。ただし、必ずしも磁界によりプ
ラズマを揺動させる必要はない。
【0017】
【作用】本発明においては、プラズマ発生用の電極とし
て、従来の複数平行平板電極に代えて、数本の線材をは
しご状に組んだ平面形コイル電極を反応容器内に設置し
たことにより、電極まわりの電界が強くなり、かつその
強度分布が平坦となる。例えば、反応ガスとしてSiH
4 を用いた場合、SiH発光強度分布(波長414nm
の発光)は一様な強さとなる。このため、基板表面に成
膜されるアモルファスシリコンはほぼ均一な膜厚分布を
持ち、かつ高速成膜が可能になる。したがって、本発明
のプラズマCVD装置は、大面積の非晶質薄膜の製造に
適している。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0019】[実施例1]図1は本発明の一実施例のプ
ラズマCVD装置の構成を示す断面図である。なお、従
来の装置(図9)と同一の部材には同一番号を付してい
る。反応容器1内には、グロー放電プラズマを発生させ
るためのはしご状平面形コイル電極11が配置されてい
る。このはしご状平面形コイル電極11は、図2(平面
図)及び図5(断面図)に示すように、2本の線材に対
して垂直に数本の線材をはしご状に組んだ構造を有し、
外周部が四角形状をなしている。はしご状平面形コイル
電極11の電力供給点11a、11bには、高周波電源
14から例えば13.56MHzの周波数の電力がイン
ピーダンスマッチング回路12を介して供給される。な
お、はしご状平面形コイル電極11の電力供給点11
a、11bの位置は図3に示すように線材の中央部でも
よいし、図4に示すように4隅でもよい。反応容器1の
周囲には、コイル5が設けられており、交流電源6から
交流電力が供給される。なお、この電源は直流電源でも
よい。本実施例では、コイル5により50〜120ガウ
スの磁界が発生される。反応容器1内には、図示しない
ボンベから反応ガス導入管7を通して例えばモノシラン
とアルゴンとの混合ガスが供給される。反応容器1内の
ガスは排気管8を通して真空ポンプ9により排気され
る。図6に示すように、基板10は、はしご状平面形コ
イル電極11と平行に設置され、図示しない基板ホルダ
に支持される。
【0020】この装置を用い、以下のようにして薄膜を
製造する。真空ポンプ9を駆動して反応容器1内を排気
する。反応ガス導入管7を通して例えばモノシランとア
ルゴンとの混合ガスを100〜200cc/min程度
の流量で供給し、反応容器1内の圧力を0.05〜0.
5Torrに保ち、高周波電源14からインピーダンス
マッチング回路12を介してはしご状平面形コイル電極
11に電圧を印加すると、電極11の周囲にグロー放電
プラズマが発生する。その発光状態を、波長414nm
近傍のみの光を通過させる光フィルタを介して観測する
と、図7のように見える。すなわち、電極11と基板1
0との間でほぼ一様な発光強度を示す。このことから、
基板10表面に付着するアモルファスシリコン薄膜は、
その膜厚分布が一様になることが推測される。
【0021】アモルファスシリコン薄膜の膜厚分布は、
反応ガスの流量、圧力、SiH4 濃度、電力などのほ
か、シグザク状平面形コイル電極11の隣接する線材間
の距離(図6に表示)にも依存する。そこで、下記条件
で成膜実験を行った。
【0022】基板材料:ガラス、基板面積:30cm×
30cm、反応ガス:100%SiH4 、反応ガス流
量:50cc/分、反応容器圧力:0.05Torr、
高周波電力:30Wにおいて、はしご状平面形コイル電
極11の隣接する線材間の距離を10mmから50mm
の範囲に設定した。そして、磁界を印加した状態及び印
加しない状態で、膜厚の平均値が500nmの薄膜を成
膜した。隣接する線材間の距離と膜厚分布との関係を図
8に示す。
【0023】図8に示されるように、磁界を印加しない
場合には、線材間の距離が30mm以下で±10%以下
の膜厚分布が得られている。これに対して、正弦波(周
波数10Hz)による±80ガウスの交番磁界を印加し
た場合には、磁界を印加しない場合より膜厚分布が良好
である。すなわち、線材間の距離が50mm以下で±1
0%以下の膜厚分布が得られている。
【0024】本実施例では、放電用電極として図2に示
すはしご状平面形コイル電極11を用い、プラズマ発生
電源として13.56MHzの高周波電源を用い、かつ
電界と直交する方向に磁界を印加することにより、0.
3〜0.5nm/secという高速の成膜速度で大面
積、かつ膜厚分布が均一なアモルファスシリコン薄膜を
製造することができる。
【0025】[実施例2]図11は実施例2におけるは
しご状平面形コイル電極15を示すものである。このは
しご状平面形コイル電極15は、線材を六角形に組んで
外周部を形成し、その内側に数本の線材を平行に組んだ
構造を有している。このはしご状平面形コイル電極15
の電力供給点15a、15bには、高周波電源14から
13.56MHzの周波数の電力がインピーダンスマッ
チング回路12を介して供給される。
【0026】このはしご状平面形コイル電極15を設置
したプラズマCVD装置を用い、実施例1と同一の条件
でアモルファスシリコン薄膜を製造した。その結果、実
施例1と同様に、膜厚分布が均一なアモルファスシリコ
ン薄膜を製造することができた。
【0027】なお、図11では外周部の形状を六角形と
したが、外周部が三角形や、八角形などの形状でも本実
施例と同様の効果が得られることが確認されている。
【0028】[実施例3]図12は実施例3におけるは
しご状平面形コイル電極16を示すものである。このは
しご状平面形コイル電極16は、線材を円形に加工して
外周部を形成し、その内側に数本の線材を平行に組んだ
構造を有している。このはしご状平面形コイル電極16
の電力供給点16a、16bには、高周波電源14から
13.56MHzの周波数の電力がインピーダンスマッ
チング回路12を介して供給される。
【0029】このはしご状平面形コイル電極16を設置
したプラズマCVD装置を用い、実施例1と同一の条件
でアモルファスシリコン薄膜を製造した。その結果、実
施例1と同様に、膜厚分布が均一なアモルファスシリコ
ン薄膜を製造することができた。
【0030】[実施例4]図13は実施例4におけるは
しご状平面形コイル電極17を示すものである。このは
しご状平面形コイル電極17は、数本の線材を格子状に
組んではしご状にした構造を有し、外周部が四角形状を
なしている。このはしご状平面形コイル電極17の電力
供給点17a、17bには、高周波電源14から13.
56MHzの周波数の電力がインピーダンスマッチング
回路12を介して供給される。
【0031】このはしご状平面形コイル電極17を設置
したプラズマCVD装置を用い、実施例1と同一の条件
でアモルファスシリコン薄膜を製造した。その結果、実
施例1と同様に、膜厚分布が均一なアモルファスシリコ
ン薄膜を製造することができた。
【0032】なお、図13では外周部の形状を四角形と
したが、外周部が他の多角形や、円形などの形状でも本
実施例と同様の効果が得られることが確認されている。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、放
電用電極としてはしご状平面形コイル電極を用いること
により、電極近傍の電界強度が強くなり、かつ均一にな
ったことから、高速で大面積のアモルファスシリコン薄
膜を製造することができる。したがって、アモルファス
シリコン太陽電池、薄膜半導体、光センサ、半導体保護
膜などの製造分野で工業的価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のプラズマCVD装置の構成を
示す断面図。
【図2】本発明の実施例1のプラズマCVD装置に用い
られるはしご状平面形コイル電極の平面図。
【図3】本発明の変形例のはしご状平面形コイル電極の
平面図。
【図4】本発明の他の変形例のはしご状平面形コイル電
極の平面図。
【図5】図2、図3又は図4のV−V線に沿う断面図
【図6】本発明の実施例1のプラズマCVD装置におけ
る電極と基板との配置を示す説明図
【図7】本発明の実施例における電極近傍のSiH発光
強度分布を示す説明図。
【図8】はしご状平面形コイル電極の隣接する線材間の
間隔とアモルファスシリコンの膜厚分布との関係を示す
特性図。
【図9】従来のプラズマCVD装置の構成を示す断面
図。
【図10】従来のプラズマCVD装置の欠点を説明する
図。
【図11】本発明の実施例2のプラズマCVD装置に用
いられるはしご状平面形コイル電極の平面図。
【図12】本発明の実施例3のプラズマCVD装置に用
いられるはしご状平面形コイル電極の平面図。
【図13】本発明の実施例4のプラズマCVD装置に用
いられるはしご状平面形コイル電極の平面図。
【符号の説明】
1…反応容器、5…コイル、6…交流電源、7…反応ガ
ス導入管、8…排気管、9…真空ポンプ、10…基板、
11…はしご状平面形コイル電極、12…インピーダン
スマッチング回路、14…高周波電源、15、16、1
7…はしご状平面形コイル電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 聡 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 浜本 員年 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社長崎造船所内 (56)参考文献 特開 平1−181513(JP,A) 特開 昭59−193265(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C23C 16/00 - 16/56 C30B 25/02 H01L 21/205 H05H 1/00 - 1/54 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応容器と、この反応容器内に反応ガス
    を導入し、排出する手段と、上記反応容器内に収容され
    た放電用電極と、この放電用電極にグロー放電用電力を
    供給する電源とを有し、反応容器内に設置された基板表
    面にシリコン系薄膜を形成するプラズマCVD装置にお
    いて、上記放電用電極を、数本の線材から構成し、かつ
    同線材がすべて直流的に導通状態とした一体のはしご状
    の平面形コイルで形成し、上記基板を上記放電用電極と
    平行に支持したことを特徴とするプラズマCVD装置。
  2. 【請求項2】 上記電源の両端が上記放電用電極に接続
    されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ
    CVD装置。
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US7205034B2 (en) 2002-10-29 2007-04-17 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Method and device for generating uniform high-frequency plasma over large surface area used for plasma chemical vapor deposition apparatus

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