JP2988396B2 - 二次監視レーダ装置 - Google Patents

二次監視レーダ装置

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JP2988396B2 JP8279770A JP27977096A JP2988396B2 JP 2988396 B2 JP2988396 B2 JP 2988396B2 JP 8279770 A JP8279770 A JP 8279770A JP 27977096 A JP27977096 A JP 27977096A JP 2988396 B2 JP2988396 B2 JP 2988396B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二次監視レーダ装置
に関し、特にモノパルス測角方式を採用した二次監視レ
ーダ装置(SSR:Secondary Survei
llance Radar)におけるSSR空中線から
受信部までの位相補正に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モノパルス測角方式の二次監視レ
ーダ装置としては、図6に示すような構成のものが知ら
れている。図6において、この二次監視レーダ装置では
SSR空中線1と送受信装置6との間の空中線フィーダ
(和系及び差系)の位相を同位相とすること、また送受
信装置6内の受信系(和系及び差系)の位相を一定位相
とすることが必要不可欠である。
【0003】そのため、機器製造時に受信系の位相合せ
及び機器設置時に空中線フィーダ(和系及び差系)の位
相を一定位相に合せるために汎用測定器等を用いて測定
を行い、空中線フィーダの長さの変更及び移相器61の
調整を長い時間をかけて実施する必要がある。
【0004】尚、上記の二次監視レーダ装置において、
SSR空中線1はSSR空中線1を走査するためのロー
タリジョイント5を介して送受信装置6に接続されてい
る。また、送受信装置6は移相器61と、送信部62
と、受信部63,64と、モノパルス受信部65と、モ
ノパルス信号処理部66と、タイミング発生部67と、
サーキュレータ68とから構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のモノパ
ルス測角方式の二次監視レーダ装置では、測角精度を満
足させるためにSSR空中線と送受信装置との間の空中
線フィーダ(和系及び差系)の位相を同位相とするこ
と、また送受信装置内の受信系(和系及び差系)の位相
を一定位相とすることが必要不可欠である。そのため、
機器製造時に受信系の位相合せ及び機器設置時に空中線
フィーダ(和系及び差系)の位相合せを長い時間をかけ
て実施する必要がある。
【0006】さらに、屋内外の温度変化及び電子素子の
経年変化等によって、上記の機器製造時及び機器設置時
に合せた位相が変化し、測角精度を劣化させてしまうと
いう問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、モノパルス測角精度を長期間にわたって劣化させ
ることなく、安定した精度を持つ二次監視レーダ装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による二次監視レ
ーダ装置は、送信機からの送信信号に応答する少なくと
も一つの応答信号を差系及び和系の2系統の受信系によ
って受信するモノパルス方式の二次監視レーダ装置であ
って、前記2系統の受信系の位相差を検出するための擬
似的な応答信号を生成する生成手段と、前記生成手段で
生成された前記擬似的な応答信号を前記2系統の受信系
に入力する入力手段と、前記2系統の受信系のうちの一
方の出力位相を可変する移相器と、前記入力手段から入
力された前記擬似的な応答信号に対する前記2系統の受
信系からの出力信号を基に前記2系統の受信系の位相差
を検出しかつその検出された検出位相差を補正するため
の位相制御データを生成して前記移相器に送出する検出
手段とを備えている。
【0009】本発明による他の二次監視レーダ装置は、
二次監視レーダとしての送受信処理を行う二次監視レー
ダ部と、差系及び和系の受信系の位相差をモニタするた
めのモニタ用の基準信号を発生するRF信号発生部と、
前記RF信号発生部から出力される前記モニタ用の基準
信号を差系及び和系の空中線フィーダに入力するための
分配器及び方向性結合器と、前記差系及び和系の受信系
の少なくとも一方の出力位相を可変する移相器と、前記
モニタ用の基準信号から差系及び和系の位相差を検出
かつその検出した前記差系及び和系の位相差を補正する
ための位相制御データを生成して前記移相器に送出する
位相差検出部とを備え 前記二次監視レーダ部は、指向
性放射特性を備えかつ回転する二次監視レーダ空中線
と、前記二次監視レーダ空中線を通じて二次監視レーダ
の送受信処理を行う送受信処理手段とを具備し、 前記分
配器及び前記方向性結合器は、前記モニタ用の基準信号
を前記二次監視レーダの送受信処理へ入力する手段を具
備している。
【0010】すなわち、本発明の二次監視レーダ装置は
送信機からの送信信号に応答する少なくとも一つの応答
信号を2系統の受信系によって受信するモノパルス方式
の二次監視レーダ装置において、位相差を検出するため
に2系統の受信系にモニタ用の基準信号を入力する入力
手段と、モニタ用の基準信号を出力するためのタイミン
グ信号を発生するタイミング制御手段と、モニタ用の基
準信号から2系統の受信系の信号位相差を検出する位相
差検出手段と、2系統の受信系のどちらか一方に挿入さ
れかつ位相制御データの制御によってモニタ用の基準信
号の出力位相を変化させる移相手段と、信号位相差及び
タイミング信号に同期して2系統の受信系の信号位相差
を一定値に保つように制御するための位相制御データを
作成する位相制御データ作成手段とを備えている。
【0011】よって、空中線フィーダ、受信部及びモノ
パルス受信部の差系と和系との位相差の検出を自動で行
い、この位相差を補正するために位相差検出部からの位
相制御データに基づいて移相器で差系及び和系の受信系
の少なくとも一方の出力位相を自動可変させることがで
き、常時位相を一定に保つことができる。これによっ
て、モノパルス測角精度を長期間にわたって劣化させる
ことなく、安定した精度を持たせることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成
を示すブロック図である。図において、本発明の一実施
例による二次監視レーダ装置はSSR空中線1と送受信
装置3とをペデスタル2で接続している。ペデスタル2
はロータリジョイント20と、分配器21と、方向性結
合器22,23とから構成されている。
【0013】送受信装置3はRF信号発生部30と、移
相器31と、送信部32と、受信部33,34と、モノ
パルス受信部35と、モノパルス信号処理部36と、位
相差検出部37と、タイミング制御部38と、サーキュ
レータ39とから構成されている。
【0014】図2は図1のモノパルス信号処理部36の
構成を示すブロック図である。図において、モノパルス
信号処理部36は目標検出部36aと、目標データ生成
部36bと、方位測角部36cと、A/D(アナログ/
ディジタル)変換器36dとから構成されている。
【0015】図3は図1の位相差検出部37の構成を示
すブロック図である。図において、位相差検出部37は
コンパレータ37aと、累積器37bとから構成されて
いる。
【0016】図4は本発明の一実施例による二次監視レ
ーダ装置の動作を示すタイミングチャートである。これ
ら図1〜図4を参照して本発明の一実施例による二次監
視レーダ装置の動作について説明する。
【0017】本発明の一実施例によるモノパルス方式の
二次監視レーダ装置において、二次監視レーダ装置を動
作させるための基準信号であるトリガ信号C1が入力さ
れると、送信部32はトリガ信号C1を基準に作成され
た変調信号が入力されるので、高周波信号(1030M
Hz)をパルス変調した後にサーキュレータ39に出力
する。サーキュレータ39は送信部32からの送信信号
をペデスタル2とSSR空中線1とを介して図示せぬ航
空機に送信する。
【0018】航空機からの応答信号はSSR空中線1に
よって受信され、その応答信号はペデスタル2の構成品
であるロータリジョイント20を通過する。この応答信
号と、RF信号発生部31からのモニタRF信号S1を
分配器21で2分配されたモニタ用基準信号S2,S3
とはペデスタル2の方向性結合器22,23によって合
成される。但し、分配器21で2分配されたモニタ用基
準信号S2,S3は応答信号の受信期間終了後に方向性
結合器22,23によって合成される。
【0019】これらの信号の一方(モニタ用基準信号S
2)は移相器31を介して受信部34に導かれ、他の一
方(モニタ用基準信号S3)はサーキュレータ39を介
して受信部34と同じ仕様の受信部33に導かれる。受
信部33,34は夫々上記の入力信号を中間周波数信号
S4,S5に変換してモノパルス受信部35に供給す
る。これらの中間周波数信号S4,S5はモノパルス受
信部35によって増幅された後、量子化ビデオS6とモ
ノパルスビデオS7とに変換される。
【0020】モノパルス受信部35ではその動作処理範
囲において、送信部32からの送信信号の第二パルスを
基準に受信期間(RXT)を作り出し、この受信期間
(RXT)の終了後にモニタ期間(MT)を作ってい
る。RF信号発生部30はこのモニタ期間(MT)にモ
ニタRF信号S1を発生する。図3のモニタRF信号C
3はモノパルス信号処理部36でモニタするモニタRF
信号S1のタイミングを示している。このRFモニタ信
号S1は二次監視レーダ装置の受信周波数(1090M
Hz)でパルス変調された信号、つまり擬似的な応答信
号である。
【0021】モノパルス信号処理部36はモノパルス受
信部35からの量子化ビデオS6とモノパルスビデオS
7とタイミング制御部38からのタイミング信号S8と
を入力し、SSR目標データC2に変換する。また、モ
ノパルス信号処理部36はモニタRF信号S1から作ら
れたモノパルスビデオS7をA/D変換したモニタ信号
S9を位相差検出部37へ送出する。
【0022】ここで、タイミング制御部38はトリガ信
号C1が入力されると、RF信号発生部30にモニタ信
号C3を作るためのパルス変調用信号を供給するととも
に、このパルス変調信号に同期したタイミングで、モノ
パルス信号処理部36のA/D変換器36dにA/D変
換用のタイミング信号S8を供給している。
【0023】すなわち、モノパルス信号処理部36では
モノパルス受信部35から量子化ビデオS6を入力する
と、目標検出部36aにて目標の距離及び目標のコード
情報の解読を行い、その解読情報を目標データ生成部3
6bに出力する。
【0024】次に、モノパルス信号処理部36ではモノ
パルスビデオS7を入力すると、A/D変換器36dで
アナログ信号をディジタル信号に変換し、タイミング制
御部38からのタイミング信号S8[上記の受信期間
(RXT)モニタ期間(MT)とを切換える信号]に基
づいて受信期間中の信号を方位測角部36cへ出力し、
モニタ期間中の信号S9を位相差検出部37のコンパレ
ータ37aに出力する。
【0025】方位測角部36cはA/D変換器36dか
らの信号を入力し、目標の方位を算出した結果を目標デ
ータ生成部36bに出力する。目標データ生成部36b
は目標検出部36aからの入力信号と方位測角部36c
からの入力信号とから目標データを生成し、SSR目標
データC2として外部へ出力する。
【0026】位相差検出部37はモノパルス信号処理部
36からのモニタ信号S9とタイミング制御部38から
のタイミング信号S8とを入力し、差系及び和系の受信
系の位相差を検出する。位相差検出部37はその検出位
相差を補正するための位相制御データS10を移相器3
1に送出する。
【0027】すなわち、位相差検出部37はモノパルス
信号処理部36から入力されるモニタ信号S9に対して
コンパレータ37aにて予め設定した上限値Aと下限値
Bとの比較を行い、モニタ信号S9の値が上限値Aと下
限値Bとの間にあるかどうかを判定する。
【0028】位相差検出部37はコンパレータ37aが
モニタ信号S9の値が上限値Aと下限値Bとの間にある
と判定した場合、累積器37bに対して移相器31に位
相制御データS10を出力しないように制御信号を送出
する。
【0029】また、位相差検出部37はコンパレータ3
7aがモニタ信号S9の値が上限値A及び下限値B各々
の外にあると判定した場合、上限値A又は下限値Bから
の差の値を累積器37bに送出し、累積器37bはその
差の値から移相器31を制御する位相制御データS10
を出力し、移相器31によって差系及び和系の受信系の
位相の補正(この場合、差系の受信系の位相の補正)を
行う。尚、差系及び和系の受信系の位相の補正において
は最初に累積器37bから初期値Dが位相制御データs
10として出力される。
【0030】移相器31はこの位相制御データS10に
応じて出力位相を変化させる。上述した動作を負帰還動
作させることによって、受信部33,34間の位相が一
定位相差となるように制御される。
【0031】上述の如く、本発明の一実施例による二次
監視レーダ装置はモニタRF信号S1を利用した負帰還
動作によって、中間周波数信号S4,S5の位相が一定
位相差となるように制御される。尚、二次監視レーダ装
置ではこの位相制御動作は常時動作させることによっ
て、常に安定したモノパルス測角精度の維持を自動的に
行うことができる。
【0032】図5は本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本発明の他の実施例によ
る二次監視レーダ装置はSSR空中線4内にSSR空中
線部41と、分配器42と、方向性結合器43,44と
を実装し、このSSR空中線4と送受信装置3とをロー
タリジョイント5で接続するようにした以外は図1〜図
3に示す本発明の一実施例と同様の構成となっており、
同一構成要素には同一符号を付してある。尚、それら同
一構成要素の動作は本発明の一実施例と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0033】すなわち、本発明の他の実施例ではSSR
空中線4内にSSR空中線部41と分配器42と方向性
結合器43,44とを実装しているので、図1に示した
SSR空中線1とロータリージョイント20との間の空
中緑フィーダを含めた位相差補正を自動的に行うことが
可能となり、本発明の一実施例よりもモノパルス測角精
度の安定性を向上させることができる。
【0034】このように、本発明では常時、RF信号発
生部30から発生されるモニタRF信号S9から二次監
視レーダ装置の2系統の受信系間の信号位相差を位相差
検出部37で検出し、その検出位相差を用いて上記2系
統の受信系間の位相差補正を移相器31にて自動的に行
うので、長期間にわたる測角精度の安定性を保証するこ
とができる。よって、モノパルス測角精度を長期間にわ
たって劣化させることなく、安定した精度を持つ二次監
視レーダ装置を実現することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信機からの送信信号に応答する少なくとも一つの応答信
号を差系及び和系の2系統の受信系によって受信するモ
ノパルス方式の二次監視レーダ装置において、2系統の
受信系の位相差を検出するための擬似的な応答信号を生
成するとともに、その擬似的な応答信号が2系統の受信
系に入力された際に2系統の受信系の位相差を検出し、
その検出結果に基づいて2系統の受信系のうちの一方の
出力位相を可変することによって、モノパルス測角精度
を長期間にわたって劣化させることなく、安定した精度
を持つ二次監視レーダ装置を実現することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のモノパルス信号処理部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1の位相差検出部の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の一実施例による二次監視レーダ装置の
動作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,4 SSR空中線 2 ペデスタル 3 送受信装置 5,20 ロータリジョイント 21,41 分配器 22,23,43,44 方向性結合器 30 RF信号発生部 31 移相器 32 送信部 33,34 受信部 35 モノパルス受信部 36 モノパルス信号処理部 37 位相差検出部 38 タイミング制御部 39 サーキュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−108984(JP,A) 特開 昭59−120975(JP,A) 特開 平4−265880(JP,A) 特開 平4−140683(JP,A) 特開 昭64−73273(JP,A) 特開 昭64−68676(JP,A) 特開 平6−82547(JP,A) 実開 平2−99379(JP,U) 特公 昭57−28113(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機からの送信信号に応答する少なく
    とも一つの応答信号を差系及び和系の2系統の受信系に
    よって受信するモノパルス方式の二次監視レーダ装置で
    あって、前記2系統の受信系の位相差を検出するための
    擬似的な応答信号を生成する生成手段と、前記生成手段
    で生成された前記擬似的な応答信号を前記2系統の受信
    系に入力する入力手段と、前記2系統の受信系のうちの
    一方の出力位相を可変する移相器と、前記入力手段から
    入力された前記擬似的な応答信号に対する前記2系統の
    受信系からの出力信号を基に前記2系統の受信系の位相
    差を検出しかつその検出された検出位相差を補正するた
    めの位相制御データを前記移相器に送出する検出手段と
    を有することを特徴とする二次監視レーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段は、前記少なくとも一つの
    応答信号の受信期間の終了後に予め設定されたモニタ期
    間に前記擬似的な応答信号を生成するよう構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の二次監視レーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記擬似的な応答信号
    に対する前記2系統の受信系からの出力信号を基に生成
    されたモニタ信号が予め設定された上限値と下限値との
    間にあるか否かを判定するコンパレータと、前記コンパ
    レータで前記上限値と前記下限値との間にあると判定さ
    れた時に前記位相制御データを前記移相器に送出せずか
    つ前記コンパレータで前記上限値と前記下限値との間に
    ないと判定された時に前記モニタ信号の値と前記上限値
    及び前記下限値のうちの一方との差の値から前記位相制
    御データを前記移相器に送出する累積器とからなること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の二次監視レ
    ーダ装置。
  4. 【請求項4】 二次監視レーダとしての送受信処理を行
    う二次監視レーダ部と、差系及び和系の受信系の位相差
    をモニタするためのモニタ用の基準信号を発生するRF
    信号発生部と、前記RF信号発生部から出力される前記
    モニタ用の基準信号を差系及び和系の空中線フィーダに
    入力するための分配器及び方向性結合器と、前記差系及
    び和系の受信系の少なくとも一方の出力位相を可変する
    移相器と、前記モニタ用の基準信号から差系及び和系の
    位相差を検出しかつその検出した前記差系及び和系の位
    相差を補正するための位相制御データを生成して前記移
    相器に送出する位相差検出部とを有し、 前記二次監視レーダ部は、指向性放射特性を備えかつ回
    転する二次監視レーダ空中線と、前記二次監視レーダ空
    中線を通じて二次監視レーダの送受信処理を行う送受信
    処理手段とを含み、 前記分配器及び前記方向性結合器は、前記モニタ用の基
    準信号を前記二次監視レーダの送受信処理へ入力する手
    段を含むことを特徴とする二次監視レーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記二次監視レーダ部の前記送受信処理
    手段は、前記二次監視レーダ空中線からの受信信号を受
    信系に分岐しかつ送信信号を前記二次監視レーダ空中線
    に分岐するサーキュレータと、前記サーキュレータから
    の和系の受信信号を周波数変換する和系の受信部と、前
    記モニタ用の基準信号を前記二次監視レーダの送受信処
    理へ入力する方向性結合器からの差系の受信信号を周波
    数変換する差系の受信部と、前記和系の受信部及び前記
    差系の受信部からの受信信号をビデオ変換するモノパル
    ス受信部と、前記モノパルス受信部からの量子化ビデオ
    及びモノパルスビデオを二次監視レーダ目標データ及び
    モノパルスビデオA/D変換データに変換して出力する
    モノパルス信号処理部と、前記モノパルス信号処理部か
    らの前記モノパルスビデオA/D変換データを基に前記
    空中線フィーダと前記和系の受信部及び前記差系の受信
    部と前記モノパルス受信部とにおける差系と和系との位
    相差を検出しかつその検出した位相差を補正するための
    位相制御データを生成して出力する位相差検出部と、前
    記位相差検出部からの位相制御データに基づいて前記差
    系及び和系の受信系の少なくとも一方の出力位相を可変
    する移相器とを含むことを特徴とする請求項4記載の二
    次監視レーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記位相差検出部は、前記モニタ用の基
    準信号に対する前記差系及び和系の受信系からの出力信
    号を基に生成されたモニタ信号が予め設定された上限値
    と下限値との間にあるか否かを判定するコンパレータ
    と、前記コンパレータで前記上限値と前記下限値との間
    にあると判定された時に前記位相制御データを前記移相
    器に送出せずかつ前記コンパレータで前記上限値と前記
    下限値との間にないと判定された時に前記モニタ信号の
    値と前記上限値及び前記下限値のうちの一方との差の値
    から前記位相制御データを前記移相器に送出する累積器
    とからなることを特徴とする請求項4または請求項5記
    載の二次監視レーダ装置。
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