JP2987456B2 - 多重露光連写装置 - Google Patents
多重露光連写装置Info
- Publication number
- JP2987456B2 JP2987456B2 JP3269734A JP26973491A JP2987456B2 JP 2987456 B2 JP2987456 B2 JP 2987456B2 JP 3269734 A JP3269734 A JP 3269734A JP 26973491 A JP26973491 A JP 26973491A JP 2987456 B2 JP2987456 B2 JP 2987456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exposure
- multiple exposure
- recording
- interval
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
くは移動する被写体を多重露光し、これを連写モードで
記録する多重露光連写装置に関する。
し、該撮像記録から上記移動物体の動作解析を行う多重
露光連写装置は、従来から数多く提供されている(特開
昭63−302681号、特開平2−280577号、
特開平2−280576号参照)。この種の多重露光連
写装置における複数回のシャッタ動作に伴う画像情報
を、特別なメモリ手段を設けることなく加算し保持する
技術手段が、先に特願平2−139302号として本出
願人より提案されている。
5により説明すると、被写体光を透過する撮像レンズ1
と、機械的に作動するシャッタ機構2と、上記被写体光
を電気信号に光電変換する撮像素子3と、この撮像素子
出力に所要の信号処理を施して記録用映像信号を出力す
るカメラプロセス処理部4と、上記記録用映像信号を入
力して画像情報を記録する記録部5と、被写体輝度を測
光して測光情報を出力する測光素子6と、同素子6から
の測光情報に基づき上記撮像素子3の露光条件を設定す
ると共に、後記システムコントローラ8からのシャッタ
指令とシャッタモード設定指令に基づいて、上記シャッ
タ機構2にシャッタ制御信号を供給してシャッタの開閉
を制御する露出制御部7と、後述するシャッタトリガス
イッチ9、シャッタモードスイッチ10、撮影モードス
イッチ11、多重スピード設定スイッチ12がそれぞれ
接続され、この多重露光連写装置の動作シーケンスを司
ると共に上記記録部5に1コマ毎の画像情報の記録指令
を送出するシステムコントローラ8とから構成されてい
る。
イッチ出力が“L”レベルでトリガオフ、“H”レベル
でトリガオンするスイッチである。更にシャッタモード
スイッチ10は、そのスイッチ出力が“L”レベルでノ
ーマル撮影モードに、“H”レベルで多重露光モード
に、それぞれ設定されるスイッチで、多重露光モード時
には多重露光回数Nを設定することができる。
イッチ出力が“L”レベルで単写モードに、“H”レベ
ルで連写モードにそれぞれ設定されるスイッチで、連写
モード時には連写スピードTC (秒/コマ)を設定する
ことができる。また、多重スピード設定スイッチ12
は、1コマの画面内に多重露光する各画面の多重露光間
隔TM 秒を設定できるようになっている。
装置の動作を図6のタイミングチャートに基づいて説明
する。時刻t1で、上記多重スピード設定スイッチ12
により多重露光間隔をTM 秒に、シャッタモードスイッ
チ10により、ノーマルモードから、多重露光回数Nの
多重露光モードに、また撮影モードスイッチ11によ
り、単写モードから、連写スピードTC 秒/コマの連写
モードに、それぞれ設定されるとする。
下されると、該スイッチのトリガオン期間中多重露光モ
ードによる連写撮影が繰返される。即ち、シャッタトリ
ガスイッチ9からシステムコントローラ8への信号レベ
ルが“H”になると、同コントローラ8は露出制御部7
へアクティブ“H”のシャッタ指令21aを送出する。
すると同制御部7はシャッタ機構2に向けシャッタ制御
信号を送出し、これにより機械的シャッタ機構2が一定
時間開いて1コマ目の記録時間区間における第1回目の
露光動作“1−1”が行われる。
1コマ目の記録時間区間における第2,3,…,N回目
のシャッタ指令21b,21c,…,21nによる露光
動作“1−2”,“1−3,…,“1−N”が順次行わ
れる。このようにして1コマ目の多重露光回数N回の多
重露光が行われた後の時刻t3において、システムコン
トローラ8は記録部5に向け記録指令31を送出し、こ
れにより、多重露光間隔TM 秒毎のN回の多重露光“1
−1”,“1−2”,…,“1−N”による1コマ目の
画像情報が記録される。
り、連写スピードTC(秒/コマ)経過した時刻t4に
なると、2コマ目の記録時間区間が開始され、多重露光
間隔TM 秒毎に発信される第1,2,…,N回目のシャ
ッタ指令22a,22b,…,22nに対応して2コマ
目の露光動作“2−1”,“2−2”,…,“2−N”
が行われる。そして上記2コマ目の記録時間区間内に多
重露光間隔TM 秒毎のN回の多重露光“2−1”,“2
−2”,…,“2−N”による2コマ目の画像情報が、
時刻t5で始まる2コマ目の記録指令32により記録さ
れる。
では、各コマ毎の記録時間区間内における露光動作つま
り信号電荷蓄積動作相互間の多重露光間隔はTM 秒一定
になっているが、連写スピードTC (秒/コマ)が多重
露光間隔TM 秒と関連付けされることなく設定されてい
るので、1コマ目の最後の露光動作“1−N”が開始さ
れる時刻t6から、2コマ目の最初の露光動作“2−
1”が開始される時刻t4までの時間間隔TM ′が、上
記多重露光間隔TM と異なることになってしまう。
は、動く被写体であるボール41を抛り上げた際の放物
線状の軌跡42を示すものである。この軌跡42上を定
速移動するボールを各撮影コマにおける多重露光回数N
を4と仮定して多重露光連写撮影する。
記録が、図7(B)で、2コマ目のそれが図7(C)で
ある。各図において、ボール位置41a〜41dと41
e〜41hにおける各ボール位置相互の時間間隔は何れ
もTM 秒一定になっているが、1コマ目の第4回目の多
重露光時におけるボール位置41dと2コマ目の第1回
目の多重露光時におけるボール位置41eとの時間間隔
がTM ′になり、上記TM と異なることになってしま
う。
撮影して動作解析しようとするような場合、各動体撮影
時の時間間隔が不均一だと、動作解析の目的を達成でき
ないことになってしまう。
し、動く被写体を多重露光モードで連写撮影した際に、
後で動作解析し易いようにタイミング制御された多重露
光連写装置を提供するにある。
露光連写装置は、1画面に対応する被写体像の記録時間
区間内で複数回の信号電荷蓄積動作を繰り返し行いつ
つ、この態様での被写体像の記録を毎画面に対応する記
録時間区間内で繰り返し行うことにより、被写体像の記
録を間欠的に継続して行うようになされた多重露光連写
装置であって、当該画面に対応する被写体像の記録時間
区間内での最初の信号電荷蓄積動作の時点から当該次の
画面に対応する被写体像の記録時間区間内での最初の信
号電荷蓄積動作の時点までの時間区間で毎回の信号電荷
蓄積動作の間隔が実質的に一定となるようにするための
手段を具備したことを特徴とする。
る。先づ本発明の実施例を説明するのに先立って、その
基本概念を説明すると、例えば1コマ目の画面に対応す
る被写体像の記録時間区間内での最初の信号電荷蓄積動
作、つまり露光動作の開始時点から、例えば2コマ目の
画面に対応する被写体像の記録時間区間内での最初の信
号電荷蓄積動作、つまり露光動作の開始時点までの時間
区間で、毎回の信号電荷蓄積動作の間隔、つまり多重露
光間隔TM 秒が実質的に同一になるようにしたものであ
る。
場合の連写スピードTC (秒/コマ)を、多重露光の間
隔TM 秒の多重露光回数N倍に設定する。以上が本発明
の基本概念で、次に実施例を説明する。
連写装置のブロック構成図で、前記従来例における図5
と異なる点は、多重スピード設定スイッチ12を廃止
し、同スイッチ12によって設定されていた多重露光間
隔TM 秒を、撮影モードスイッチ11から入力される連
写スピードTC と、シャッタモードスイッチ10から入
力される多重露光回数Nとから、システムコントローラ
8により演算し、 TM =TC /N ………………………(1) より求めるようにしたことで、この点を除けば前記従来
例と異なるところがないので、同じ構成部材には同じ符
号を付して構成の説明を省略する。
おける各部動作のタイミングチャートで、前記従来例に
おける図6の最上段の多重スピードを削除すると共に、
多重露光間隔TM を上記(1)式により設定するように
した点が異なるだけなので、同じ動作には同じ符号を付
してその説明を省略する。この場合、連写スピードTC
は上記(1)式を変形することにより、 TC =NTM …………………………(2) になる。従って、1コマ目の最後の露光動作“1−N”
が開始される時刻t6から、2コマ目の最初の露光動作
“2−1”が開始される時刻t4までの時間間隔が、多
重露光間隔TM に等しくなる。
1”,“1−2”,…の露光時間が異なっているのは、
この第1実施例における測光素子6の測光方式を、露光
中の全時間区間に亘って定時間で総露光量を測定し、こ
の総露光量が所定量に達した時点で露光動作を終了す
る、所謂ダイレクト測光方式によったためである。勿
論、測光方式を、上記ダイレクト測光に限定する必要は
なく、例えばシャッタ動作前に測光してシャッタスピー
ドを事前に決定する所謂プリ測光等であってもよく、こ
の点については実施例の最後で詳述する。
施例の効果を、図3(A)〜(C)により説明する。こ
の図3も、前記従来例における図7と同じように、ボー
ルの移動をN=4と仮定して多重露光連写撮影したもの
なので、同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略
し、異なる個所についてのみ以下に説明する。
露光間隔TM とから、システムコントローラ8内で上記
(2)式により演算して求められることは既に上述した
とおりである。そこで、図3(B)に示す1コマ目の第
4回目の多重露光時のボール位置41dと、2コマ目の
第1回目の多重露光時のボール位置41eとの時間間隔
が、上記(1)式の多重露光回数Nに4を代入した TM =TC /4 になり、各露光間隔がすべて同一になる。
ボール41のような移動する被写体を多重露光モードで
連写撮影する際の各連写撮影時の時間間隔が、上記多重
露光間隔TM で統一されるので、後日の動作解析が容易
になる。
連写装置のブロック構成図で、この第2実施例が上記第
1実施例と異なる点は、システムコントローラ8に連写
スピードTC を入力する撮影モードスイッチ11に代
え、多重露光間隔TM を入力する多重スピード設定スイ
ッチ12を設け、この多重露光間隔TM と、シャッタモ
ードスイッチ10から入力される多重露光回数Nとか
ら、システムコントローラ8で連写スピードTC を前記
(2)式により演算して求めるようにしたことで、この
点を除けば上記第1実施例と異なるところがないので、
同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略す
る。
ボールのような移動する被写体を多重露光モードで連写
撮影する際の各連写撮影時の時間間隔が、多重露光間隔
TM で統一されるので、動作解析が容易になる点は、上
記第1実施例と全く同じになる。
式のシャッタとして説明したが、撮像素子3が有する電
子シャッタ機能を用いても実現可能なことは言うまでも
ない。あるいは、カメラプロセス処理部4にメモリ等を
設けることによっても同等の機能が得られる。
の測光情報により露出制御部7で測光露出制御するとし
て説明したが、撮像素子3からの撮像素子出力を用いて
露出制御する所謂イメージャ測光によりプリ測光し、こ
のプリ測光値で多重露光モード時の各シャッタスピード
を事前に決定しておくような、イメージャ出力を用いた
測光方式でもよいこと勿論である。
ていないが、ビデオレートにも対応させることができ
る。
9〜12で設定された設定値をシステムコントローラ8
に取り込んで露光間隔を設定しているが、これをEVF
(電子ビューファインダ)上にモニタ表示するとか、あ
るいは記録画の付属データとして記録しておくことによ
り、より解析し易いシステムを構築できる。
する被写体を解析したいような場合、連写しても一定時
間間隔で被写体を捉えているので非常に便利である。ま
た、連続再生時にもスムーズな再生画像を得られる。
面に対応する被写体像の記録時間区間内での最初の信号
電荷蓄積動作の時点から、当該次の画面に対応する被写
体像の記録時間区間内での最初の信号電荷蓄積動作の時
点までの時間区間で、毎回の信号電荷蓄積動作の間隔が
実質的に一定になるようにしたので、この多重露光連写
記録を後で動作解析するのが容易になるという顕著な効
果が発揮される。
ブロック構成図。
チャート。
用した説明図。
ブロック構成図。
ート。
た説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 1画面に対応する被写体像の記録時間区
間内で複数回の信号電荷蓄積動作を繰り返し行いつつ、
この態様での被写体像の記録を毎画面に対応する記録時
間区間内で繰り返し行うことにより、被写体像の記録を
間欠的に継続して行うようになされた多重露光連写装置
であって、 当該画面に対応する被写体像の記録時間区間内での最初
の信号電荷蓄積動作の時点から当該次の画面に対応する
被写体像の記録時間区間内での最初の信号電荷蓄積動作
の時点までの時間区間で毎回の信号電荷蓄積動作の間隔
が実質的に一定となるようにするための手段を具備した
ことを特徴とする多重露光連写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269734A JP2987456B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 多重露光連写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269734A JP2987456B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 多重露光連写装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05110956A JPH05110956A (ja) | 1993-04-30 |
JP2987456B2 true JP2987456B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=17476425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3269734A Expired - Fee Related JP2987456B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 多重露光連写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2987456B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4822004B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2011-11-24 | カシオ計算機株式会社 | 撮影装置及びそのプログラム |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP3269734A patent/JP2987456B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05110956A (ja) | 1993-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5546121A (en) | System for and method of taking picture | |
US4984088A (en) | Exposure controlling apparatus for electronic still camera | |
CN101090459B (zh) | 拍摄设备和拍摄方法 | |
US7630015B2 (en) | Light emission control method of flash device, light emission control program, and image sensing apparatus | |
US7450162B2 (en) | Digital camera creating moving image files from a plurality of captured still images | |
JPH0115226B2 (ja) | ||
CN106257917A (zh) | 曝光控制装置和曝光控制方法 | |
JP2754392B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JP2987456B2 (ja) | 多重露光連写装置 | |
JPH0937139A (ja) | 動画像撮影制御方法、および動画像撮影システム | |
JP3077148B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JPH01288070A (ja) | 電子的撮像装置 | |
JP3258048B2 (ja) | 撮影装置 | |
JP3162066B2 (ja) | 電子的撮像装置 | |
JP3960790B2 (ja) | シャッタディレイ調整方法および撮像装置 | |
JP3114657B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JP2688362B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JPS62198278A (ja) | 電子カメラ用測光回路 | |
JPH04369979A (ja) | 電子カメラ | |
JP3102873B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JPH0455027B2 (ja) | ||
JPH0523674B2 (ja) | ||
JPH042280A (ja) | 自動焦点合わせ装置 | |
JP2955676B2 (ja) | 電子シャッター制御装置 | |
JPS62274888A (ja) | 撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990824 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |