JP2987183B2 - 押出成形方法およびその装置 - Google Patents
押出成形方法およびその装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、熱可塑性樹脂を押出成形する際、運転を中
断すると押出機の内部に残留する樹脂が、中断した場合
の残存温度、あるいは再スタート時の昇温によって空気
酸化を受けて劣化、炭化し、これが再スタートによって
押出されて押出成形品中に混在するのを抑制する押出成
形方法およびその装置に関する。
断すると押出機の内部に残留する樹脂が、中断した場合
の残存温度、あるいは再スタート時の昇温によって空気
酸化を受けて劣化、炭化し、これが再スタートによって
押出されて押出成形品中に混在するのを抑制する押出成
形方法およびその装置に関する。
「従来の技術」 一般に中空成形品、フィルム、フィラメント等の押出
成形品を製造する場合には、生産効率を高めるため、連
続運転が行われるが、労働条件に対する要求や、人手不
足から、連続運転を行わず、夜間または休日には運転を
ストップすることが多くなっている。
成形品を製造する場合には、生産効率を高めるため、連
続運転が行われるが、労働条件に対する要求や、人手不
足から、連続運転を行わず、夜間または休日には運転を
ストップすることが多くなっている。
この場合、運転が終われば、押出機のヒーターを切
り、再スタート時にはまずヒーターを入れて昇温する。
そのため、運転中断時、および再スタート時には、押出
機のスクリューを内蔵するスクリューケース(加熱バレ
ル)やダイヘッド内部に残留している樹脂が空気に接し
た状態で移動することなく加熱されるため劣化し、その
時間が長いと炭化するまでに至る。
り、再スタート時にはまずヒーターを入れて昇温する。
そのため、運転中断時、および再スタート時には、押出
機のスクリューを内蔵するスクリューケース(加熱バレ
ル)やダイヘッド内部に残留している樹脂が空気に接し
た状態で移動することなく加熱されるため劣化し、その
時間が長いと炭化するまでに至る。
このような状態で再スタートして樹脂を流すと押出さ
れた樹脂内に劣化した樹脂が混在して良好な成形品の製
造ができない。
れた樹脂内に劣化した樹脂が混在して良好な成形品の製
造ができない。
そのため、断続運転を行うには、従来、再スタート時
に、成形する樹脂の所定量を流したり、あるいは一般に
市販されているスクリュー洗浄剤を流して、残留樹脂を
あらかじめ除去しておくか、再使用時に上記劣化、炭化
した樹脂を除去した後、押出成形をしている。
に、成形する樹脂の所定量を流したり、あるいは一般に
市販されているスクリュー洗浄剤を流して、残留樹脂を
あらかじめ除去しておくか、再使用時に上記劣化、炭化
した樹脂を除去した後、押出成形をしている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、再スタート時に予め新しい樹脂を流し
て、残留している劣化、炭化した樹脂を除去するには、
製品とならない多量の樹脂が無駄に消費され、またスク
リュー洗浄剤を成形中断時または再スタート時に用いる
と費用がかかり、いずれにおいても製品コストアップの
原因となる。
て、残留している劣化、炭化した樹脂を除去するには、
製品とならない多量の樹脂が無駄に消費され、またスク
リュー洗浄剤を成形中断時または再スタート時に用いる
と費用がかかり、いずれにおいても製品コストアップの
原因となる。
本発明者らは、運転の中断、再スタートを繰り返して
も、残存する樹脂の劣化、炭化が抑制される押出成形方
法およびその装置を得べく鋭意検討を行った。
も、残存する樹脂の劣化、炭化が抑制される押出成形方
法およびその装置を得べく鋭意検討を行った。
その結果、従来中空成形品原料として市場シェアの最
も高い高密度ポリエチレン(HDPE)は、添加物を添加し
ないで使用されることもあるが、通常成形中の熱劣化を
防止するため、熱安定剤が添加されており、このHDPEを
示差熱分析機器で樹脂の変化を測定すると、空気の存在
下においては、熱分解開始温度が240〜250℃であるのに
対し、不活性ガス中で測定すると、殆ど熱分解が測定さ
れずに、樹脂発火温度の380℃近くにも達し得ることに
着目した。
も高い高密度ポリエチレン(HDPE)は、添加物を添加し
ないで使用されることもあるが、通常成形中の熱劣化を
防止するため、熱安定剤が添加されており、このHDPEを
示差熱分析機器で樹脂の変化を測定すると、空気の存在
下においては、熱分解開始温度が240〜250℃であるのに
対し、不活性ガス中で測定すると、殆ど熱分解が測定さ
れずに、樹脂発火温度の380℃近くにも達し得ることに
着目した。
このことから、一般熱可塑性樹脂においても樹脂温度
が高い程、また空気と接する時間が長い程樹脂の炭化が
促進されると考えられた。また成形を中断すると、内部
の樹脂は温度が下がって収縮し、該樹脂とバレルやダイ
ヘッド間に間隙が生じ、樹脂と空気の接触面積が増加す
る現象もこの劣化、炭化等の変質促進の原因であると考
えられた。
が高い程、また空気と接する時間が長い程樹脂の炭化が
促進されると考えられた。また成形を中断すると、内部
の樹脂は温度が下がって収縮し、該樹脂とバレルやダイ
ヘッド間に間隙が生じ、樹脂と空気の接触面積が増加す
る現象もこの劣化、炭化等の変質促進の原因であると考
えられた。
本発明は、上記の考えに基づいてなされたもので、運
転を中断、再スタートすることによって押出機のスクリ
ューケースやダイヘッド内に残留した樹脂が劣化、炭化
するのを抑制することができる押出成形方法およびその
装置を提供することを目的とする。
転を中断、再スタートすることによって押出機のスクリ
ューケースやダイヘッド内に残留した樹脂が劣化、炭化
するのを抑制することができる押出成形方法およびその
装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため、本発明の押出成形方法に
おいては、運転を中断した押出成形装置の押出機の原料
ホッパーの下部を密閉し、密閉部分よりも下の原料ホッ
パーの基部に設けられた導入口から不活性ガスをスクリ
ューケース内部に導入し、押出機のダイヘッドに設けら
れた導出口から空気および不活性ガスを放出して、押出
機のスクリューケースおよびダイヘッド内部における樹
脂と接触する空気を不活性ガスと置換し、スクリューケ
ースおよびダイヘッド内部の樹脂と空気の接触を防止
し、樹脂表面を不活性雰囲気に保持しようとするもので
ある。
おいては、運転を中断した押出成形装置の押出機の原料
ホッパーの下部を密閉し、密閉部分よりも下の原料ホッ
パーの基部に設けられた導入口から不活性ガスをスクリ
ューケース内部に導入し、押出機のダイヘッドに設けら
れた導出口から空気および不活性ガスを放出して、押出
機のスクリューケースおよびダイヘッド内部における樹
脂と接触する空気を不活性ガスと置換し、スクリューケ
ースおよびダイヘッド内部の樹脂と空気の接触を防止
し、樹脂表面を不活性雰囲気に保持しようとするもので
ある。
また、押出成形装置においては、押出機の原料ホッパ
ーの基部にスクリューケースおよびダイヘッド内部に不
活性ガスを流す導入口を設け、押出機のダイヘッドに不
活性ガスの導出口を設け、前記導入口よりも上の原料ホ
ッパーの下部を密閉可能とする。この導出口は導入口か
らの不活性ガスの導入に必要な、内部の空気の排出口で
あり、また、不活性ガスを徐々に一定の背圧を持って流
しておく場合の排出口でもあるが、空気が完全に置換さ
れた後はピンチコック等で閉じておいてもよい。
ーの基部にスクリューケースおよびダイヘッド内部に不
活性ガスを流す導入口を設け、押出機のダイヘッドに不
活性ガスの導出口を設け、前記導入口よりも上の原料ホ
ッパーの下部を密閉可能とする。この導出口は導入口か
らの不活性ガスの導入に必要な、内部の空気の排出口で
あり、また、不活性ガスを徐々に一定の背圧を持って流
しておく場合の排出口でもあるが、空気が完全に置換さ
れた後はピンチコック等で閉じておいてもよい。
「作用」 本発明は上記の構成となっているので、運転が中断さ
れた後、運転が再開されて成形品が製造されるまでの
間、押出機内に残留した樹脂は、空気と接触することが
防止され、運転中断後および運転再開時に、高温となっ
ても樹脂が酸化劣化、炭化することが抑制される。
れた後、運転が再開されて成形品が製造されるまでの
間、押出機内に残留した樹脂は、空気と接触することが
防止され、運転中断後および運転再開時に、高温となっ
ても樹脂が酸化劣化、炭化することが抑制される。
「実施例」 第1図は、本発明に係る押出成形装置の一例としての
中空成形装置の押出機の一実施例を示すもので、図中符
号1はスクリュー2が内蔵されているスクリューケース
である。スクリューケース1の基部上部には原料ホッパ
ー3が取り付けられ、先端には押出機ヘッド4が設けら
れている。この押出機ヘッド4には、パリソンを形成す
るダイ5が取り付けられ、ダイヘッド6が形成されてい
る。
中空成形装置の押出機の一実施例を示すもので、図中符
号1はスクリュー2が内蔵されているスクリューケース
である。スクリューケース1の基部上部には原料ホッパ
ー3が取り付けられ、先端には押出機ヘッド4が設けら
れている。この押出機ヘッド4には、パリソンを形成す
るダイ5が取り付けられ、ダイヘッド6が形成されてい
る。
上記スクリューケース1の周囲には、内部の樹脂を加
熱するバンドヒータ7が設けられている。
熱するバンドヒータ7が設けられている。
上記スクリュー2のスクリュー軸2aは、スクリューケ
ース1の後端部に取り付けられた、軸受け1aを介して外
部に引き出され、軸受け1aとスクリュー軸2aとの間隙
は、Oリング(図示せず)を、ボルトで締められるカバ
ー1bで押圧して密閉されている。上記スクリュー2のス
クリュー軸2aにはプリー8が固定され、ベルト9を介し
てモーター10によって回転駆動される。
ース1の後端部に取り付けられた、軸受け1aを介して外
部に引き出され、軸受け1aとスクリュー軸2aとの間隙
は、Oリング(図示せず)を、ボルトで締められるカバ
ー1bで押圧して密閉されている。上記スクリュー2のス
クリュー軸2aにはプリー8が固定され、ベルト9を介し
てモーター10によって回転駆動される。
本発明の押出成形装置においては、上記構成の通常の
押出機に不活性ガス導入口、ダイには導出口が設けられ
ている。すなわち、原料ホッパー3の基部には、不活性
ガスの導入口11が設けられている。この導入口11には、
不活性ガスのボンベ12からの導入管13が接続されてい
る。上記ボンベ12には圧力調整バルブ12aおよび圧力計1
2bが設けられ、導入管13には、不活性ガスを流し、ある
いは停止するバルブ13aが設けられている。
押出機に不活性ガス導入口、ダイには導出口が設けられ
ている。すなわち、原料ホッパー3の基部には、不活性
ガスの導入口11が設けられている。この導入口11には、
不活性ガスのボンベ12からの導入管13が接続されてい
る。上記ボンベ12には圧力調整バルブ12aおよび圧力計1
2bが設けられ、導入管13には、不活性ガスを流し、ある
いは停止するバルブ13aが設けられている。
また、ダイ5には、空気および不活性ガスの導出口14
が螺合等の手段によって着脱自在に取り付けられ、この
導出口14には空気および不活性ガスを排出する導出管15
が設けられている。なおこの導出管には閉止バルブがと
りつけられていてもよい(図示せず)。
が螺合等の手段によって着脱自在に取り付けられ、この
導出口14には空気および不活性ガスを排出する導出管15
が設けられている。なおこの導出管には閉止バルブがと
りつけられていてもよい(図示せず)。
上記中空成形装置の押出機を用いたパリソンの製造運
転の中断後、再スタートするには、不活性ガスを流しつ
つ昇温させた後、ダイ5より導出口14を除去し、原料ホ
ッパー3に樹脂を入れるとともに、スクリュー2を回転
駆動する。この時点で不活性ガスの導入を中止してよ
い。樹脂は溶融されるとともに、スクリュー2によって
ヘッド4に送られ、ダイ5から押出されてパリソンが形
成され、製品が連続して製造される。
転の中断後、再スタートするには、不活性ガスを流しつ
つ昇温させた後、ダイ5より導出口14を除去し、原料ホ
ッパー3に樹脂を入れるとともに、スクリュー2を回転
駆動する。この時点で不活性ガスの導入を中止してよ
い。樹脂は溶融されるとともに、スクリュー2によって
ヘッド4に送られ、ダイ5から押出されてパリソンが形
成され、製品が連続して製造される。
運転を中断するには、原料ホッパー3を空にして、モ
ータ10を停止するとともに原料ホッパー3の下部の供給
口3aをゴム栓16等で密閉して、ヒーター7を切り、ダイ
5に導出口14を取り付け、これに導出管15を配管する。
ータ10を停止するとともに原料ホッパー3の下部の供給
口3aをゴム栓16等で密閉して、ヒーター7を切り、ダイ
5に導出口14を取り付け、これに導出管15を配管する。
次いで、流量調整バルブ13aを開いて、所定圧に保持
された不活性ガスを導入する。不活性ガス2は、スクリ
ューケース1内を流れ、導出口14、導出管15を通って放
出され、スクリューケース、ダイヘッド6内部を不活性
雰囲気に保持する。樹脂の冷却と共に樹脂の収縮もおこ
り、不活性ガス量は多くする必要があるが、空気が置換
された後は導出口は閉止してよい。
された不活性ガスを導入する。不活性ガス2は、スクリ
ューケース1内を流れ、導出口14、導出管15を通って放
出され、スクリューケース、ダイヘッド6内部を不活性
雰囲気に保持する。樹脂の冷却と共に樹脂の収縮もおこ
り、不活性ガス量は多くする必要があるが、空気が置換
された後は導出口は閉止してよい。
上記方法およびその装置によってパリソンを形成した
場合には、中断された時点から、再スタートして樹脂が
供給されるまでの間、スクリューケース1およびダイヘ
ッド6内部の樹脂の表面は不活性ガス雰囲気に保持され
ているので、スクリューケース1、あるいはダイヘッド
6内に残存する樹脂は、移動すことなく、相当な時間高
温にさらされても劣化、炭化が抑制される。
場合には、中断された時点から、再スタートして樹脂が
供給されるまでの間、スクリューケース1およびダイヘ
ッド6内部の樹脂の表面は不活性ガス雰囲気に保持され
ているので、スクリューケース1、あるいはダイヘッド
6内に残存する樹脂は、移動すことなく、相当な時間高
温にさらされても劣化、炭化が抑制される。
次に実施例、比較例を示して本発明を説明する。
実施例1 押出機としてφ50mm、回転数50rpmのスクリューブロ
ー成形機により、MFR:0.25g/10分、密度0.954g/cm3のホ
モのHDPE(昭和電工株式会社製、ショウレックス)を用
い、押出機の温度をC1(後部加熱帯):150℃、C2(中央
部加熱帯):170℃、C3(前部加熱帯):180℃、ダイヘッ
ド:180℃に設定してパリソンを製造した。
ー成形機により、MFR:0.25g/10分、密度0.954g/cm3のホ
モのHDPE(昭和電工株式会社製、ショウレックス)を用
い、押出機の温度をC1(後部加熱帯):150℃、C2(中央
部加熱帯):170℃、C3(前部加熱帯):180℃、ダイヘッ
ド:180℃に設定してパリソンを製造した。
次いで、樹脂の供給を中断しスクリューケースおよび
ダイヘッド内に樹脂を一部溜めた状態にしてヒーターを
切ると同時に原料ホッパの供給口をゴム栓で密封すると
ともに導出口、導出管を取り付けボンベよりN2ガスを0.
1kg/cm2の圧力で流し続けた。16時間経過後、N2を流し
た状態でヒーターを入れ、1.5時間加熱し樹脂を溶融し
た。次いで、N2の送給を停止し、導出口を除去し、上記
HDPEを供給するとともにスクリューを回転駆動してパリ
ソンを押出した。このパリソンを押出した時点から、パ
リソン中に含有される劣化炭化樹脂の量の経時的変化を
観察した。
ダイヘッド内に樹脂を一部溜めた状態にしてヒーターを
切ると同時に原料ホッパの供給口をゴム栓で密封すると
ともに導出口、導出管を取り付けボンベよりN2ガスを0.
1kg/cm2の圧力で流し続けた。16時間経過後、N2を流し
た状態でヒーターを入れ、1.5時間加熱し樹脂を溶融し
た。次いで、N2の送給を停止し、導出口を除去し、上記
HDPEを供給するとともにスクリューを回転駆動してパリ
ソンを押出した。このパリソンを押出した時点から、パ
リソン中に含有される劣化炭化樹脂の量の経時的変化を
観察した。
比較例1 N2を流さなかった以外は実施例1と同じにして観察を
行った。
行った。
実施例1、比較例1の結果を一括して第1表に示す。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係る押出成形方法およ
びその装置は、運転の中断、再開を繰り返しても、その
間にスクリューケースやダイヘッド内部に残留している
樹脂の表面が不活性雰囲気に保持されることによって、
酸化劣化が抑制され、再スタート時には僅かの樹脂を流
すことによって良好なパリソンが得られ、生産効率が向
上し、製品のコストダウンを可能する。
びその装置は、運転の中断、再開を繰り返しても、その
間にスクリューケースやダイヘッド内部に残留している
樹脂の表面が不活性雰囲気に保持されることによって、
酸化劣化が抑制され、再スタート時には僅かの樹脂を流
すことによって良好なパリソンが得られ、生産効率が向
上し、製品のコストダウンを可能する。
第1図は本発明に係る押出成形装置のうち中空成形用押
出成形装置の一実施例を示す図である。 1……スクリューケース(加熱バレル)、1a……軸受
け、1b……カバー、2……スクリュー、2a……スクリュ
ー軸、3……原料ホッパ、3a……供給口、4……ヘッ
ド、5……ダイ、6……ダイヘッド、7……バンドヒー
ター(ヒーター)、8……プーリ、9……ベルト、10…
…モータ、11……導入口、12……ボンベ、12a……圧力
調整バルブ、12b……圧力計、13……導入管、13a……バ
ルブ、14……導出口、15……導出管、16……ゴム栓、C1
……後部加熱帯、C2……中央部加熱帯、C3……前部加熱
帯。
出成形装置の一実施例を示す図である。 1……スクリューケース(加熱バレル)、1a……軸受
け、1b……カバー、2……スクリュー、2a……スクリュ
ー軸、3……原料ホッパ、3a……供給口、4……ヘッ
ド、5……ダイ、6……ダイヘッド、7……バンドヒー
ター(ヒーター)、8……プーリ、9……ベルト、10…
…モータ、11……導入口、12……ボンベ、12a……圧力
調整バルブ、12b……圧力計、13……導入管、13a……バ
ルブ、14……導出口、15……導出管、16……ゴム栓、C1
……後部加熱帯、C2……中央部加熱帯、C3……前部加熱
帯。
Claims (2)
- 【請求項1】熱可塑性樹脂の押出成形方法において、運
転を中断した成形装置の押出機の原料ホッパーの下部を
密閉し、密閉部分よりも下の原料ホッパーの基部に設け
られた導入口から不活性ガスをスクリューケース内部に
導入し、押出機のダイヘッドに設けられた導出口から空
気および不活性ガスを放出して、押出機のスクリューケ
ースおよびダイヘッド内部における樹脂と接触する空気
を不活性ガスと置換しておくことを特徴とする押出成形
方法。 - 【請求項2】熱可塑性樹脂の押出成形装置において、成
形装置の押出機のスクリューケースおよびダイヘッド内
部に不活性ガスを流す導入口を押出機の原料ホッパーの
基部に設け、不活性ガスの導出口を押出機のダイヘッド
に設け、前記導入口よりも上の原料ホッパーの下部を密
閉可能としたことを特徴とする押出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2246535A JP2987183B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 押出成形方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2246535A JP2987183B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 押出成形方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04125121A JPH04125121A (ja) | 1992-04-24 |
JP2987183B2 true JP2987183B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=17149856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2246535A Expired - Fee Related JP2987183B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 押出成形方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2987183B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2110010A1 (en) * | 1992-12-24 | 1994-06-25 | Heinz Jaster | Method and apparatus for producing foam with reduced thermal conductivity |
JPH0857918A (ja) * | 1994-08-23 | 1996-03-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | プラスチック樹脂可塑化部での黒点異物発生防止方法及び装置 |
JP3644766B2 (ja) * | 1996-07-19 | 2005-05-11 | 積水化学工業株式会社 | 非発泡難成形樹脂成形体の製造方法 |
JP3634522B2 (ja) * | 1996-10-23 | 2005-03-30 | 積水化学工業株式会社 | 難成形樹脂成形体の製造方法 |
JP3688412B2 (ja) * | 1996-12-12 | 2005-08-31 | 積水化学工業株式会社 | 熱可塑性樹脂成形体の製造方法 |
US6270705B1 (en) | 1999-02-16 | 2001-08-07 | Praxair Technology, Inc. | Method and system for inerting polymeric film producing machines |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP2246535A patent/JP2987183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04125121A (ja) | 1992-04-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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