JP2986998B2 - 移動体通信網における通話ゾーン可変方法 - Google Patents

移動体通信網における通話ゾーン可変方法

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JP2986998B2
JP2986998B2 JP4055554A JP5555492A JP2986998B2 JP 2986998 B2 JP2986998 B2 JP 2986998B2 JP 4055554 A JP4055554 A JP 4055554A JP 5555492 A JP5555492 A JP 5555492A JP 2986998 B2 JP2986998 B2 JP 2986998B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0203Power saving arrangements in the radio access network or backbone network of wireless communication networks
    • H04W52/0206Power saving arrangements in the radio access network or backbone network of wireless communication networks in access points, e.g. base stations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信網におい
て、トラヒックの増減に応じて、通話ゾーンを拡大/縮
小することにより、通話チャネル数を変更する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信網においては、稼動し
ている無線基地局数が固定であるので、通話チャネル数
を増やすことができなかった。
【0003】図8は従来の移動体通信網の中継方式図で
ある。
【0004】図中、1,2は無線基地局、101は無線
基地統制局、102は交換局、110,111,112
は移動局である。
【0005】図8において、無線基地局1かカバーする
通話ゾーンA内にいる移動局110が、移動局111ま
たは交換局102に収容されている加入者へ発呼しよう
とダイヤルをした場合に、通話ゾーンAの通話チャネル
が全て使用中で、空きチャネルがなければ、移動局11
0は発呼できず、呼損になってしまう。また、交換局1
02に収容されている加入者が移動局110へ通話しよ
うとダイヤルをした場合に、全エリアに移動局110を
呼び出すが、通話ゾーンA内に移動局110がいること
がわかっても、通話ゾーンAの通話チャネルが全て使用
中であれば、回線を接続することができない。また、通
話ゾーンA内にいる移動局112が交換局102に収容
されている加入者と通話中に、無線基地局がカバーする
通話ゾーンBに移動した場合に、通話ゾーンBの通話チ
ャネルが全て使用中であれば、移動局112が通話ゾー
ンAと通話ゾーンBとがオーバーラップしている部分ま
では通話ができるが、通話ゾーンBに移動した時点で通
話が切断されてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
技術では、無線基地局数が固定であるので、通話チャネ
ル数も固定となり、都市部の昼間のように、急激にトラ
ヒックが増加する状況において、輻輳となる場合が多
い。また、無線基地局に障害が発生して無線基地局の機
能が停止した場合に、障害が発生した無線基地局の通話
ゾーンの適用範囲全ての通話チャネルが使用不可能とな
ってしまう。
【0007】また、特開平3ー73625号公報に記載
されているように、階層化構造にすると、小通話ゾーン
と大通話ゾーンとが全て重なる地域ができるため、各通
話ゾーンのチャネルも重なることになり、通話チャネル
の効率的な割り付けができず、また、階層化すること
で、無線基地局の設備が必要であった。
【0008】そこで、通話ゾーンの拡大/縮小を行える
ようにすると、ある無線基地局がカバーしている通話ゾ
ーンを拡大した場合に、該無線基地局のみを稼働させ、
拡大後の通話ゾーンに含まれるような通話ゾーンをカバ
ーしている無線基地局を待機させるようにすることがで
きる。これにより、通話チャネル数が減少するので、ト
ラヒックが少ない場合に適している。また、ある無線基
地局がカバーしている通話ゾーンを縮小した場合に、縮
小前の通話ゾーンには含まれていたが、縮小後の通話ゾ
ーンには含まれないような通話ゾーンがでてくるので、
このような通話ゾーンについては、該通話ゾーンをカバ
ーするような無線基地局を予め設置しておき、これを稼
働させるようにすることができる。これにより、通話チ
ャネル数が増加するので、トラヒックが多い場合に適し
ている。
【0009】このように、本発明の目的は、トラヒック
の増減に応じて、通話ゾーンを拡大/縮小することによ
り、通話チャネル数を変更することを可能にすることに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の無線基地局と、上記無線基地局と
の間で無線通信を行う移動局と、上記無線基地局を統制
制御する無線基地統制局とを備えた移動体通信網におい
て、上記無線基地統制局は、上記無線基地局がカバーす
る通話ゾーン内のトラヒック値に応じて、上記無線基地
局ごとに、該無線基地局が稼働するか待機するかを決定
するよう制御し、稼働すると決定された無線基地局ごと
に、他の無線基地局の稼働状況に応じて、該無線基地局
がカバーする通話ゾーンの大きさを決定するよう制御す
るようにしている。
【0011】詳しくは、上記無線統制基地局は、上記無
線基地局がカバーする通話ゾーン内のトラヒック値が規
定値以上になった場合に、該無線基地局がカバーする通
話ゾーンを予め決められた大きさに縮小するよう制御
し、縮小前の通話ゾーンには含まれていたが、縮小後の
通話ゾーンには含まれないような通話ゾーンをカバーす
るために予め設置されている無線基地局を、稼動するよ
う制御するようにしている。これにより、トラヒックが
増加した場合に、通話チャネル数を増やすことができ
る。
【0012】なお、上記無線統制基地局は、縮小後の通
話ゾーン内のトラヒック値および稼働した無線基地局が
カバーする通話ゾーン内のトラヒック値の合計が規定値
未満になった場合に、縮小後の通話ゾーンを元の大きさ
に拡大するよう制御し、稼働した無線基地局を待機させ
るよう制御するようにする。これにより、トラヒックが
減少して元に戻った場合に、通話チャネル数を減らすこ
とができる。
【0013】また、上記無線統制基地局は、上記無線基
地局がカバーする通話ゾーンのうち、予め決められた数
の通話ゾーン内のトラヒック値の合計が規定値未満にな
った場合に、該予め決められた数の通話ゾーンのうち、
いずれかの通話ゾーンを、該予め決められた数の通話ゾ
ーンを含む大きさに拡大するよう制御し、該予め決めら
れた数の通話ゾーンのうち、拡大するよう制御された通
話ゾーンをカバーしている無線基地局以外の無線基地局
を待機するよう制御するようにしている。これにより、
トラヒックが減少した場合に、通話チャネル数および無
線基地局の稼働数を減らすことができる。
【0014】なお、上記無線基地統制局は、拡大後の通
話ゾーン内のトラヒック値が規定値以上になった場合
に、拡大後の通話ゾーンを元の大きさに縮小するよう制
御し、待機した無線基地局を稼働するよう制御するよう
にする。これにより、トラヒックが増加して元に戻った
場合に、通話チャネル数を増やすことができる。
【0015】さらに、上記無線統制基地局は、上記無線
基地局のうち、いずれかの無線基地局に障害が発生した
場合に、該無線基地局に隣接した無線基地局のうち、い
ずれかの無線基地局がカバーする通話ゾーンを、上記障
害が発生した無線基地局がカバーする通話ゾーンを含む
大きさに拡大するよう制御し、上記障害が発生した無線
基地局に隣接した無線基地局のうち、拡大するよう制御
された通話ゾーンをカバーしている無線基地局以外の無
線基地局を待機するよう制御するようにしている。これ
により、無線基地局に障害が発生しても、加入者サービ
スを継続して提供することができる。
【0016】なお、上記無線統制基地局は、上記障害が
発生した無線基地局の障害が回復した場合に、拡大後の
通話ゾーンを元の大きさに縮小するよう制御し、待機し
た無線基地局を稼働するよう制御するようにする。
【0017】本発明においては、具体的には、上記無線
基地統制局に、以下に示す手段を設けるようにしてい
る。
【0018】(1)上記無線基地局がカバーする通話ゾ
ーン内のトラヒック値に基づいて、稼働状態とする無線
基地局および待機状態とする無線基地局を決定する第1
の決定手段。
【0019】(2)稼働状態とするよう決定された無線
基地局がカバーする通話ゾーンの大きさを決定する第2
の決定手段。
【0020】(3)稼働状態とするよう決定された無線
基地局に対して、稼働命令および決定された通話ゾーン
の大きさを送出し、待機状態とするよう決定された無線
基地局に対して、待機命令を送出する第1の送出手段。
【0021】また、上記無線基地局に、以下に示す手段
を設けるようにしている。
【0022】(1)上記無線基地統制局から送出された
通話ゾーンの大きさに基づいて、電波出力値を変更する
ことにより、通話ゾーンを拡大/縮小する拡大/縮小手
段。
【0023】(2)上記無線基地統制局から送出された
稼働命令または待機命令に基づいて、稼働状態および待
機状態のいずれか一方に切り換える切り換え手段。
【0024】なお、現在稼働状態となっている無線基地
局がカバーする通話ゾーン内にいる通話中の移動局が、
通話ゾーンの拡大/縮小後も通話を継続することができ
るようにするために、上記無線基地統制局に、現在稼働
状態となっている無線基地局がカバーする通話ゾーン内
にいる通話中の移動局が、上記第2の決定手段により稼
働状態とするよう決定された無線基地局との間で使用す
べき通話チャネルを割り付ける割り付け手段と、割り付
けた通話チャネルを、現在稼働状態となっている無線基
地局に対して送出する第2の送出手段とを備えるように
することが好ましい。このとき、上記無線基地局の切り
換え手段は、自無線基地局を稼働状態に切り換える際
に、自無線基地局がカバーする通話ゾーン内にいる通話
中の移動局との間で、上記無線基地統制局から送出され
た通話チャネルを使用するよう、通話チャネルを変更す
るようにする。
【0025】
【作用】本発明の移動体通信網においては、上記無線基
地局のうちの少なくとも1つの無線基地局は、自無線基
地局がカバーする通話ゾーンが大きい状態および小さい
状態を有しており、該無線基地局が通話ゾーンが大きい
状態となった場合に、該通話ゾーンに含まれる通話ゾー
ンをカバーする無線基地局は、自無線基地局が稼働する
状態および待機する状態を有している。
【0026】そこで、本発明の移動体通信網は、以下の
2つの通話ゾーン形態を有するようにすることができ
る。
【0027】(1)上記通話ゾーンが大きい状態および
小さい状態状態を有している無線基地局が通話ゾーンが
大きい状態となっており、かつ、上記稼働状態および待
機状態を有している無線基地局が待機状態となっている
第1の通話ゾーン形態。
【0028】(2)上記通話ゾーンが大きい状態および
小さい状態を有している無線基地局が通話ゾーンが小さ
い状態となっており、かつ、上記稼働状態および待機状
態を有している無線基地局が稼働状態となっている第2
の通話ゾーン形態。
【0029】そして、上記無線基地統制局は、トラヒッ
クの増減に応じて、これらの通話ゾーン形態のいずれか
一方にするよう制御するようにしている。すなわち、ト
ラヒックが少ない場合は、第1の通話ゾーン形態にし
て、通話チャネル数および無線基地局の稼働数を減らす
ようにしている。また、トラヒックが多い場合は、第2
の通話ゾーン形態にして、通話チャネル数を増やすよう
にしている。
【0030】このように、トラヒックの増減に応じて、
通話チャネル数を変化させ、適切な数の通話チャネルを
提供することができるので、通話チャネルの効率的な使
用を図ることができる。また、無線基地局の稼働数も適
切な数とすることができるので、電力の経済的な消費を
図ることができる。
【0031】なお、本発明の移動体通信網において、移
動局として用いることができるものは、例えば、形態用
無線電話,自動車電話,形態用無線通信装置等、無線を
介して通信を行うものであれば、何でもよい。
【0032】
【実施例】本実施例は、通話ゾーンの拡大/縮小を行っ
て、通話チャネルの数を変更するものであり、以下、3
つの実施例について、図面を参照して説明する。
【0033】(1)通話ゾーンのトラヒックが増加した
場合に、稼動している無線基地局の通話ゾーンを縮小
し、待機している無線基地局を稼動させて、通話ゾーン
の数を増やすことにより、通話チャネル数を増加させる
第1の実施例。
【0034】図1は第1の実施例に係る移動体通信網の
中継方式図である。
【0035】図中、1〜13は無線基地局、101は無
線基地統制局、102は交換局である。
【0036】図1において、現在、無線基地局1,2が
稼働しており、それぞれの無線基地局がカバーする通話
ゾーンは、通話ゾーンA,Bである。無線基地局1,2
は、それぞれ、自無線基地局における通話チャネルの使
用率を一定時間測定することにより、通話ゾーンA,B
のトラヒックを求め、求めたトラヒックを、無線基地統
制局101に対して送出する。
【0037】無線基地統制局101は、これらのトラヒ
ックをメモリへ蓄積しておき、通話ゾーンAのトラヒッ
ク値と回線の輻輳値のn%(nは任意に変更できるもの
とする。)である規定値Xとを比較する。また、通話ゾ
ーンBのトラヒック値と回線の輻輳値のn%(nは任意
に変更できるものとする。)である規定値Xとを比較す
る。
【0038】いま、通話ゾーンA,Bのトラヒック値が
規定値Xを越えた状態が、無線基地統制局101が規定
した継続時間i(iは任意に変更できるものとする。)
以上継続した場合に、無線基地統制局101は、無線基
地局1〜13の通話ゾーンを、通話ゾーンA',B',C
〜Mとするよう決定する。そして、無線基地局1,2に
対して、決定した通話ゾーンを示す通話ゾーン変更通知
を送出し、また、無線基地局3〜13に対して、決定し
た通話ゾーンを示す通話ゾーン変更通知および稼働準備
通知を送出する。
【0039】無線基地局3〜13は、通話ゾーン変更通
知および稼働準備通知を受信すると、該通話ゾーンに基
づいて、自無線基地局の電波出力値を決定し、後述する
移動局からの現在位置登録用信号を受信可能な状態とな
る。
【0040】また、無線基地局1,2は、通話ゾーン変
更通知を受信すると、該通話ゾーンに基づいて、自無線
基地局の電波出力値を決定し、自無線基地局の現在の通
話ゾーン内にいる通話中の移動局に対して、電波の送受
信相手となる無線基地局が変更になる可能性があるの
で、通話ゾーンを変更する旨を示す通話ゾーン変更通知
を送出する。これにより、移動局は、通話ゾーンが変更
すること、および、電波の送受信相手となる無線基地局
が変更する可能性があることがわかる。そこで、移動局
は、通話ゾーン変更後に電波の送受信相手となる無線基
地局を決定するために、現在位置登録用信号を送出す
る。
【0041】無線基地局1〜13は、各移動局から送出
された現在位置登録用信号を受信し、それぞれの電界強
度を示すデータを、無線基地統制局101に対して送出
する。
【0042】無線基地統制局101は、通話中の移動局
が通話ゾーン変更後も通話を継続することができるよう
にするために、無線基地局1〜13から受信した電界強
度の強弱を比較し、通話ゾーン変更後に移動局の電波の
送受信相手となる無線基地局を決定し、決定した無線基
地局ごとに、通話ゾーン変更後に移動局が使用すべき通
話チャネルを割り付ける。さらに、通話ゾーンを変更す
る時刻も決定する。そして、無線基地局1〜13に対し
て、割り付けた全ての通話チャネルおよび変更時刻を送
出する。
【0043】無線基地局1,2は、通話チャネルおよび
変更時刻を受信すると、自無線基地局の現在の通話ゾー
ン内にいる通話中の移動局に対して、受信した通話チャ
ネルおよび変更時刻を送出する。
【0044】変更時刻になるまでは、無線基地局1,2
および移動局は、現在利用している通話チャネルで通話
を続け、変更時刻になると、移動局は、一斉に通話チャ
ネルを変更し、無線基地局1,2は、通話チャネルを変
更し、通話ゾーンA,Bを縮小して通話ゾーンA',B'
を形成する。また、無線基地局3〜13は、稼働して通
話ゾーンC〜Mを形成する。そして、無線基地統制局1
01は、無線基地局1〜13の監視を行う。これによ
り、新たに移動局が通話を行おうとしても、呼損になら
ず、また、輻輳状態になる場合が減少する。
【0045】以上のシーケンスを図2に示す。
【0046】なお、本実施例において、通話ゾーン
A',C,D,H,J,Kのトラヒックの合計値が通話
ゾーンAの最大トラヒックがm%(mは任意に設定でき
る。)である規定値Yより低い値である状態が、無線基
地統制局101が規定した継続時間j(jは任意に設定
できる。)以上継続した場合、または、通話ゾーン
B',E,F,H,I,L,Mのトラヒックの合計値が
通話ゾーンBの最大トラヒックがm%(mは任意に設定
できる。)である規定値Yより低い値である状態が、無
線基地統制局101が規定した継続時間j(jは任意に
設定できる。)以上継続した場合は、元の通話ゾーン
A,Bに戻すようにするが、そのときの動作は、次に説
明する第2の実施例と同様である。
【0047】(2)通話ゾーンのトラヒックが減少した
場合に、トラヒック減に合った通話チャネル数にするた
めに、通話ゾーンを拡大し、通話ゾーンが重なる無線基
地局に対しては、一方の無線基地局を待機させること
で、無線基地局の消費電力を低減させ、トラヒックに合
わせた通話チャネル数を提供する第2の実施例。
【0048】図3は第2の実施例に係る移動体通信網の
中継方式図である。
【0049】図中、1〜13は無線基地局、101は無
線基地統制局、102は交換局である。
【0050】図3において、現在、無線基地局1〜13
が稼働しており、それぞれの無線基地局がカバーする通
話ゾーンは、通話ゾーンA',B',C〜Mである。無線
基地局1〜13は、それぞれ、自無線基地局における通
話チャネルの使用率を一定時間測定することにより、通
話ゾーンA',B',C〜Mのトラヒックを求め、求めた
トラヒックを、無線基地統制局101に対して送出す
る。
【0051】本実施例では、通話ゾーンのとりかたによ
り拡大後に他の隣接する通話ゾーンに影響を及ぼさない
ような通話ゾーンA'を、拡大する通話ゾーンとし、拡
大後の通話ゾーンを通話ゾーンAとするようにする。
【0052】無線基地統制局101は、これらのトラヒ
ックをメモリへ蓄積しておき、通話ゾーンA',C,
D,G,H,J,Kのトラヒックの合計値と通話ゾーン
Aの最大トラヒックがm%(mは任意に設定できる。)
である規定値Yとを比較する。
【0053】いま、通話ゾーンA',C,D,G,H,
J,Kのトラヒックの合計値が規定値Yより低い値であ
る状態が、無線基地統制局101が規定した継続時間j
(jは任意に設定できる。)以上継続した場合に、無線
基地統制局101は、無線基地局1,3,4,7,8,
10,11の通話ゾーンを、通話ゾーンAとするよう決
定する。そして、無線基地局1,3,4,7,8,1
0,11に対して、決定した通話ゾーンを示す通話ゾー
ン変更通知を送出する。
【0054】無線基地局1,3,4,7,8,10,1
1は、通話ゾーン変更通知を受信すると、無線基地統制
局101に対して、自無線基地局の現在の通話ゾーン内
にいる通話中の移動局を示すデータを送出する。また、
自無線基地局の現在の通話ゾーン内にいる通話中の移動
局に対して、電波の送受信相手となる無線基地局が変更
になる可能性があるので、通話ゾーンを変更する旨を示
す通話ゾーン変更通知を送出する。これにより、移動局
は、通話ゾーンが変更すること、および、電波の送受信
相手となる無線基地局が変更する可能性があることがわ
かる。
【0055】無線基地統制局101は、無線基地局1,
3,4,7,8,10,11から通話中の移動局を示す
データを受信すると、まず、通話ゾーンAに拡大する無
線基地局1を稼働し続ける無線基地局として選定し、そ
れ以外の無線基地局3,4,7,8,10,11を待機
する無線基地局として選定する。また、通話中の移動局
が通話ゾーン変更後も通話を継続することができるよう
にするために、無線基地局1,3,4,7,8,10,
11から受信した移動局のデータに基づいて、通話ゾー
ン変更後に移動局が使用すべき通話チャネルを割り付け
る。さらに、通話ゾーンを変更する時刻も決定する。そ
して、無線基地局1に対して、割り付けた全ての通話チ
ャネルおよび変更時刻を送出し、無線基地局3,4,
7,8,10,11に対して、割り付けた全ての通話チ
ャネル,変更時刻および待機準備通知を送出する。
【0056】無線基地局1,3,4,7,8,10,1
1は、通話チャネルおよび変更時刻を受信すると、自無
線基地局の現在の通話ゾーン内にいる通話中の移動局に
対して、受信した通話チャネルおよび変更時刻を送出す
る。
【0057】変更時刻になるまでは、無線基地局1,
3,4,7,8,10,11および移動局は、現在利用
している通話チャネルで通話を続け、変更時刻になる
と、移動局は、一斉に通話チャネルを変更し、無線基地
局1は、通話チャネルを変更し、通話ゾーンA'を拡大
して通話ゾーンAを形成する。また、無線基地局3,
4,7,8,10,11は、待機する。そして、無線基
地統制局101は、無線基地局1の監視を行う。
【0058】以上のシーケンスを図4に示す。
【0059】なお、本実施例では、通話ゾーンA'を通
話ゾーンAに拡大するようにしているが、通話ゾーンの
とりかたにより拡大後に他の隣接する通話ゾーンに影響
を及ぼさないような通話ゾーンであれば、他の通話ゾー
ンでもかまわない。
【0060】また、本実施例において、通話ゾーンAの
トラヒック値が回線の輻輳値のn%(nは任意に変更で
きるものとする。)である規定値Xより高い値である状
態が、継続時間i(iは任意に変更できるものとす
る。)以上継続した場合は、元の通話ゾーンA',C,
D,G,H,J,Kに戻すようにするが、そのときの動
作は、上述した第1の実施例と同様である。
【0061】上記第1の実施例および上記第2の実施例
において、無線基地統制局101は、通話ゾーンを決定
する際に、予め決められた通話ゾーン形態を記憶してお
り、これに基づいて決定する。上記実施例では、通話ゾ
ーン形態は2つであるが、各無線基地局の電波出力値の
範囲によっては、3つ以上の通話ゾーン形態を記憶する
ようにしてもよい。
【0062】(3)トラヒックの増減に関係なく、無線
基地局に障害が発生した場合に、障害が発生した無線基
地局の通話ゾーン内の移動局が通話を行えるようにする
ために、隣接した無線基地局が、障害が発生した無線基
地局の通話ゾーンをカバーするよう、隣接した無線基地
局が通話ゾーンを拡大する第3の実施例。
【0063】図5は第3の実施例に係る移動体通信網の
中継方式図である。
【0064】図中、1,2,8,9,14〜18は無線
基地局、101は無線基地統制局、102は交換局であ
る。
【0065】図5において、現在、無線基地局1,2,
14〜18が稼働しており、それぞれの無線基地局がカ
バーする通話ゾーンは、通話ゾーンA,B,N〜Rであ
る。また、無線基地局8,9は待機している。
【0066】本実施例では、通話ゾーンのとりかたによ
り拡大後に他の隣接する通話ゾーンに影響を及ぼさない
ような通話ゾーンBを、隣接した無線基地局1,14〜
18のいずれかに障害が発生した際に、該無線基地局の
通話ゾーンをカバーするよう、拡大する通話ゾーンと
し、拡大後の通話ゾーンを通話ゾーンB'とするように
する。そこで、通話ゾーンBをカバーする無線基地局2
を主無線基地局と呼び、その他の無線基地局1,14〜
18を従無線基地局と呼ぶ。
【0067】いま、主無線基地局である無線基地局2に
障害が発生したとすると、無線基地局2は、無線基地統
制局101に対して、障害情報を送出する。
【0068】無線基地統制局101は、障害情報を受信
すると、障害が発生した無線基地局2が主無線基地局で
あるので、通話ゾーンBに代わって、新たに通話ゾーン
H,Iとするよう決定する。そして、無線基地局1,1
4〜18に対して、決定した通話ゾーンを示す通話ゾー
ン変更通知を送出し、無線基地局8,9に対して、決定
した通話ゾーンおよび稼働準備通知を送出する。
【0069】無線基地局8,9は、通話ゾーン変更通知
および稼働準備通知を受信すると、該通話ゾーンに基づ
いて、自無線基地局の電波出力値を決定し、後述する移
動局からの現在位置登録用信号を受信可能な状態とな
る。
【0070】また、無線基地局1,14〜18は、通話
ゾーン変更通知を受信すると、自無線基地局の現在の通
話ゾーン内にいる通話中の移動局に対して、電波の送受
信相手となる無線基地局が変更になる可能性があるの
で、通話ゾーンを変更する旨を示す通話ゾーン変更通知
を送出する。これにより、移動局は、通話ゾーンが変更
すること、および、電波の送受信相手となる無線基地局
が変更する可能性があることがわかる。そこで、移動局
は、通話ゾーン変更後に電波の送受信相手となる無線基
地局を決定するために、現在位置登録用信号を送出す
る。
【0071】無線基地局1,8,9,14〜18は、各
移動局から送出された現在位置登録用信号を受信し、そ
れぞれの電界強度を示すデータを、無線基地統制局10
1に対して送出する。
【0072】無線基地統制局101は、通話中の移動局
が通話ゾーン変更後も通話を継続することができるよう
にするために、無線基地局1,8,9,14〜18から
受信した電界強度の強弱を比較し、通話ゾーン変更後に
移動局の電波の送受信相手となる無線基地局を決定し、
決定した無線基地局ごとに、通話ゾーン変更後に移動局
が使用すべき通話チャネルを割り付ける。さらに、通話
ゾーンを変更する時刻も決定する。そして、無線基地局
1,8,9,14〜18に対して、割り付けた全ての通
話チャネルおよび変更時刻を送出する。
【0073】無線基地局1,14〜18は、通話チャネ
ルおよび変更時刻を受信すると、自無線基地局の現在の
通話ゾーン内にいる通話中の移動局に対して、受信した
通話チャネルおよび変更時刻を送出する。
【0074】変更時刻になるまでは、無線基地局1,1
4〜18および移動局は、現在利用している通話チャネ
ルで通話を続け、変更時刻になると、移動局は、一斉に
通話チャネルを変更し、無線基地局1,14〜18は、
通話チャネルを変更する。また、無線基地局8,9は、
稼働して通話ゾーンH,Iを形成する。
【0075】以上のシーケンスを図6(a)に示す。
【0076】無線基地局8,9が稼働して通話ゾーンB
をカバーしている間、無線基地局2の障害処理が行われ
る。そして、障害処理が終了すると、無線基地局2は、
無線基地統制局101に対して、障害回復情報を送出す
る。
【0077】無線基地統制局101は、障害回復情報を
受信すると、障害以前の通話ゾーンの割り付けに戻すよ
う決定し、無線基地局1,2,8,9,14〜18に対
して、決定した通話ゾーンを示す通話ゾーン変更通知を
送出する。
【0078】無線基地局1,8,9,14〜18は、通
話ゾーン変更通知を受信すると、無線基地統制局101
に対して、自無線基地局の現在の通話ゾーン内にいる通
話中の移動局を示すデータを送出する。また、自無線基
地局の現在の通話ゾーン内にいる通話中の移動局に対し
て、電波の送受信相手となる無線基地局が変更になる可
能性があるので、通話ゾーンを変更する旨を示す通話ゾ
ーン変更通知を送出する。これにより、移動局は、通話
ゾーンが変更すること、および、電波の送受信相手とな
る無線基地局が変更する可能性があることがわかる。
【0079】無線基地統制局101は、無線基地局1,
8,9,14〜18から通話中の移動局を示すデータを
受信すると、まず、無線基地局2に代わって稼働してい
た無線基地局8,9を待機する無線基地局として選定
し、それ以外の無線基地局1,2,14〜18を稼働す
る無線基地局として選定する。また、通話中の移動局が
通話ゾーン変更後も通話を継続することができるように
するために、無線基地局1,8,9,14〜18から受
信した移動局のデータに基づいて、通話ゾーン変更後に
移動局が使用すべき通話チャネルを割り付ける。さら
に、通話ゾーンを変更する時刻も決定する。そして、無
線基地局1,14〜18に対して、決定した通話チャネ
ルおよび変更時刻を送出し、無線基地局2に対して、決
定した通話チャネル,変更時刻および稼働準備通知を送
出し、また、無線基地局8,9に対して、決定した通話
チャネル,変更時刻および待機準備通知を送出する。
【0080】無線基地局1,8,9,14〜18は、自
無線基地局の現在の通話ゾーン内にいる通話中の移動局
に対して、受信した通話チャネルおよび変更時刻を送出
する。
【0081】変更時刻になるまでは、無線基地局1,
8,9,14〜18および移動局は、現在利用している
通話チャネルで通話を続け、変更時刻になると、移動局
は、一斉に通話チャネルを変更し、無線基地局1,14
〜18は、通話チャネルを変更し、無線基地局2は、稼
働して通話ゾーンBを形成する。また、無線基地局8,
9は、待機する。
【0082】以上のシーケンスを図6(b)に示す。
【0083】また、従無線基地局である無線基地局1に
障害が発生したとすると、無線基地統制局に対して、障
害情報が送出される。なお、障害情報には、無線基地局
1の現在の通話ゾーンA内にいる通話中の移動局を示す
データが含まれている。
【0084】無線基地統制局101は、障害情報を受信
すると、障害が発生した無線基地局1が従無線基地局で
あるので、主無線基地局である無線基地局2の通話ゾー
ンBを、通話ゾーンB'とするよう決定する。そして、
無線基地局2,14〜18に対して、決定した通話ゾー
ンを示す通話ゾーン変更通知を送出する。
【0085】無線基地局2,14〜18は、通話ゾーン
変更通知を受信すると、無線基地統制局101に対し
て、自無線基地局の現在の通話ゾーン内にいる通話中の
移動局を示すデータを送出する。また、自無線基地局の
現在の通話ゾーン内にいる通話中の移動局に対して、電
波の送受信相手となる無線基地局が変更になる可能性が
あるので、通話ゾーンを変更する旨を示す通話ゾーン変
更通知を送出する。これにより、移動局は、通話ゾーン
が変更すること、および、電波の送受信相手となる無線
基地局が変更する可能性があることがわかる。
【0086】無線基地統制局101は、無線基地局2,
14〜18から通話中の移動局を示すデータを受信する
と、まず、通話ゾーンB'に拡大する主無線基地局であ
る無線基地局2を稼働し続ける無線基地局として選定
し、それ以外の無線基地局14〜18を待機する無線基
地局として選定する。また、通話中の移動局が通話ゾー
ン変更後も通話を継続することができるようにするため
に、無線基地局2,14〜18から受信した移動局のデ
ータ、および、無線基地局1から受信した障害情報に含
まれている移動局のデータに基づいて、通話ゾーン変更
後に移動局が使用すべき通話チャネルを割り付ける。さ
らに、通話ゾーンを変更する時刻も決定する。そして、
無線基地局2に対して、割り付けた全ての通話チャネル
および変更時刻を送出し、無線基地局14〜18に対し
て、割り付けた全ての通話チャネル,変更時刻および待
機準備通知を送出する。
【0087】無線基地局2,14〜18は、通話チャネ
ルおよび変更時刻を受信すると、自無線基地局の現在の
通話ゾーン内にいる通話中の移動局に対して、受信した
通話チャネルおよび変更時刻を送出する。
【0088】変更時刻になるまでは、無線基地局2,1
4〜18および移動局は、現在利用している通話チャネ
ルで通話を続け、変更時刻になると、移動局は、一斉に
通話チャネルを変更し、無線基地局2は、通話チャネル
を変更し、通話ゾーンBを拡大して通話ゾーンB'を形
成する。また、無線基地局14〜18は、待機する。
【0089】以上のシーケンスを図7(a)に示す。
【0090】無線基地局2が通話ゾーンB'を形成して
いる間、無線基地局1の障害処理が行われる。そして、
障害処理が終了すると、無線基地局1は、無線基地統制
局101に対して、障害回復情報を送出する。
【0091】無線基地統制局101は、障害回復情報を
受信すると、障害以前の通話ゾーンの割り付けに戻すよ
う決定し、無線基地局2に対して、決定した通話ゾーン
を示す通話ゾーン変更通知を送出し、また、無線基地局
1,14〜18に対して、決定した通話ゾーンを示す通
話ゾーン変更通知および稼働準備通知を送出する。
【0092】無線基地局1,14〜18は、通話ゾーン
変更通知および稼働準備通知を受信すると、該通話ゾー
ンに基づいて、自無線基地局の電波出力値を決定し、移
動局からの現在位置登録用信号を受信可能な状態とな
る。
【0093】また、無線基地局2は、通話ゾーン変更通
知を受信すると、該通話ゾーンに基づいて、自無線基地
局の電波出力値を決定し、自無線基地局の現在の通話ゾ
ーン内にいる通話中の移動局に対して、電波の送受信相
手となる無線基地局が変更になる可能性があるので、通
話ゾーンを変更する旨を示す通話ゾーン変更通知を送出
する。これにより、移動局は、通話ゾーンが変更するこ
と、および、電波の送受信相手となる無線基地局が変更
する可能性があることがわかる。そこで、移動局は、通
話ゾーン変更後に電波の送受信相手となる無線基地局を
決定するために、現在位置登録用信号を送出する。
【0094】無線基地局1,2,14〜18は、各移動
局からの現在位置登録用信号を受信し、それぞれの電界
強度を示すデータを、無線基地統制局101に対して送
出する。
【0095】無線基地統制局101は、通話中の移動局
が通話ゾーン変更後も通話を継続することができるよう
にするために、無線基地局1,2,14〜18から受信
した電界強度の強弱を比較し、通話ゾーン変更後に移動
局の電波の送受信相手となる無線基地局を決定し、決定
した無線基地局ごとに、通話ゾーン変更後に移動局が使
用すべき通話チャネルを割り付ける。さらに、通話ゾー
ンを変更する時刻も決定する。そして、無線基地局1,
2,14〜18に対して、割り付けた全ての通話チャネ
ルおよび変更時刻を送出する。
【0096】無線基地局2は、通話チャネルおよび変更
時刻を受信すると、自無線基地局の現在の通話ゾーン内
にいる通話中の移動局に対して、受信した通話チャネル
および変更時刻を送出する。
【0097】変更時刻になるまでは、無線基地局2およ
び移動局は、現在利用している通話チャネルで通話を続
け、変更時刻になると、移動局は、一斉に通話チャネル
を変更し、無線基地局2は、通話チャネルを変更し、通
話ゾーンB'を縮小して通話ゾーンBを形成する。ま
た、無線基地局1,14〜18は、稼働して通話ゾーン
A,N〜Rを形成する。
【0098】以上のシーケンスを図7(b)に示す。
【0099】なお、主無線基地局2に、指向性アンテナ
を持たせるようにすれば、従無線基地局1,14〜18
の障害時には、単に、該従無線基地局の通話ゾーンをカ
バーするよう、主無線基地局2の通話ゾーンを変更する
ようにすることができる。
【0100】また、障害発生やトラヒックの増減に関係
なく、無線基地局の保守点検時による機能停止時にも、
該無線基地局に隣接した無線基地局が、保守点検をする
無線基地局の通話ゾーンをカバーすることで、加入者サ
ービスを継続して提供することができる。
【0101】なお、本実施例は、上記第1の実施例,上
記第2の実施例と組み合わせることができ、このように
した場合は、上記第1の実施例,上記第2の実施例にお
いて通話ゾーンを拡大/縮小する無線基地局を、上記第
3の実施例における主無線基地局とすると、無線基地統
制局の制御が簡単である。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トラヒックの増減に応じて、通話ゾーンを拡大/縮小す
ることにより、通話チャネルの数を変更することができ
るので、通話チャネルを効率的に使用することができる
という効果がある。また、通話ゾーンの拡大/縮小に伴
い、稼働する無線基地局数を決定するようにしているの
で、適切な数の無線基地局を稼働させることができ、電
力を経済的に消費することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る移動体通信網の中継方式
図。
【図2】第1の実施例のシーケンス。
【図3】第2の実施例に係る移動体通信網の中継方式
図。
【図4】第2の実施例のシーケンス。
【図5】第3の実施例に係る移動体通信網の中継方式
図。
【図6】第3の実施例のシーケンス。
【図7】第3の実施例のシーケンス。
【図8】従来の移動体通信網の中継方式図。
【符号の説明】
1〜18…無線基地局、101…無線基地統制局、10
2…交換局、110,111,112…移動局。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の無線基地局と、上記無線基地局との
    間で無線通信を行う移動局と、上記無線基地局を統制制
    御する無線基地統制局とを備えた移動体通信網におい
    て、 上記無線基地統制局は、上記無線基地局がカバーする通
    話ゾーン内のトラヒック値に応じて、上記無線基地局ご
    とに、該無線基地局が稼働するか待機するかを決定する
    よう制御し、稼働すると決定された無線基地局ごとに、
    他の無線基地局の稼働状況に応じて、該無線基地局がカ
    バーする通話ゾーンの大きさを決定するよう制御するこ
    とを特徴とする移動体通信網における通話ゾーン可変方
    法。
  2. 【請求項2】複数の無線基地局と、上記無線基地局との
    間で無線通信を行う移動局と、上記無線基地局を統制制
    御する無線基地統制局とを備えた移動体通信網におい
    て、 上記無線基地統制局は、上記無線基地局がカバーする通
    話ゾーン内のトラヒック値が規定値以上になった場合
    に、該無線基地局がカバーする通話ゾーンを予め決めら
    れた大きさに縮小するよう制御し、縮小前の通話ゾーン
    には含まれていたが、縮小後の通話ゾーンには含まれな
    いような通話ゾーンをカバーするために予め設置されて
    いる無線基地局を、稼動するよう制御することを特徴と
    する移動体通信網における通話ゾーン可変方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の通話ゾーン可変方法におい
    て、 上記無線統制基地局は、縮小後の通話ゾーン内のトラヒ
    ック値および稼働した無線基地局がカバーする通話ゾー
    ン内のトラヒック値の合計が規定値未満になった場合
    に、縮小後の通話ゾーンを元の大きさに拡大するよう制
    御し、稼働した無線基地局を待機させるよう制御するこ
    とを特徴とする移動体通信網における通話ゾーン可変方
    法。
  4. 【請求項4】複数の無線基地局と、上記無線基地局との
    間で無線通信を行う移動局と、上記無線基地局を統制制
    御する無線基地統制局とを備えた移動体通信網におい
    て、 上記無線統制基地局は、上記無線基地局がカバーする通
    話ゾーンのうち、予め決められた数の通話ゾーン内のト
    ラヒック値の合計が規定値未満になった場合に、該予め
    決められた数の通話ゾーンのうち、いずれかの通話ゾー
    ンを、該予め決められた数の通話ゾーンを含む大きさに
    拡大するよう制御し、該予め決められた数の通話ゾーン
    のうち、拡大するよう制御された通話ゾーンをカバーし
    ている無線基地局以外の無線基地局を待機するよう制御
    することを特徴とする移動体通信網における通話ゾーン
    可変方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の通話ゾーン可変方法におい
    て、 上記無線統制基地局は、拡大後の通話ゾーン内のトラヒ
    ック値が規定値以上になった場合に、拡大後の通話ゾー
    ンを元の大きさに縮小するよう制御し、待機した無線基
    地局を稼働するよう制御することを特徴とする移動体通
    信網における通話ゾーン可変方法。
  6. 【請求項6】複数の無線基地局と、上記無線基地局との
    間で無線通信を行う移動局と、上記無線基地局を統制制
    御する無線基地統制局とを備えた移動体通信網におい
    て、 上記無線統制基地局は、上記無線基地局のうち、いずれ
    かの無線基地局に障害が発生した場合に、該無線基地局
    に隣接した無線基地局のうち、いずれかの無線基地局が
    カバーする通話ゾーンを、上記障害が発生した無線基地
    局がカバーする通話ゾーンを含む大きさに拡大するよう
    制御し、上記障害が発生した無線基地局に隣接した無線
    基地局のうち、拡大するよう制御された通話ゾーンをカ
    バーしている無線基地局以外の無線基地局を待機するよ
    う制御することを特徴とする移動体通信網における通話
    ゾーン可変方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の通話ゾーン可変方法におい
    て、 上記無線統制基地局は、上記障害が発生した無線基地局
    の障害が回復した場合に、拡大後の通話ゾーンを元の大
    きさに縮小するよう制御し、待機した無線基地局を稼働
    するよう制御することを特徴とする移動体通信網におけ
    る通話ゾーン可変方法。
  8. 【請求項8】複数の無線基地局と、上記無線基地局との
    間で無線通信を行う移動局と、上記無線基地局を統制制
    御する無線基地統制局とを備えた移動体通信網におい
    て、 上記無線基地統制局は、上記無線基地局がカバーする通
    話ゾーン内のトラヒック値に基づいて、稼働状態とする
    無線基地局および待機状態とする無線基地局を決定する
    第1の決定手段と、稼働状態とするよう決定された無線
    基地局がカバーする通話ゾーンの大きさを決定する第2
    の決定手段と、稼働状態とするよう決定された無線基地
    局に対して、稼働命令および決定された通話ゾーンの大
    きさを送出し、待機状態とするよう決定された無線基地
    局に対して、待機命令を送出する第1の送出手段とを備
    え、 上記無線基地局は、上記無線基地統制局から送出された
    通話ゾーンの大きさに基づいて、電波出力値を変更する
    ことにより、通話ゾーンを拡大/縮小する拡大/縮小手
    段と、上記無線基地統制局から送出された稼働命令また
    は待機命令に基づいて、稼働状態および待機状態のいず
    れか一方に切り換える切り換え手段とを備えたことを特
    徴とする移動体通信網。
  9. 【請求項9】請求項8記載の移動体通信網において、 上記無線基地統制局は、現在稼働状態となっている無線
    基地局がカバーする通話ゾーン内にいる通話中の移動局
    が、上記第2の決定手段により稼働状態とするよう決定
    された無線基地局との間で使用すべき通話チャネルを割
    り付ける割り付け手段と、割り付けた通話チャネルを、
    現在稼働状態となっている無線基地局に対して送出する
    第2の送出手段とを備え、 上記無線基地局の切り換え手段は、自無線基地局を稼働
    状態に切り換える際に、自無線基地局がカバーする通話
    ゾーン内にいる通話中の移動局との間で、上記無線基地
    統制局から送出された通話チャネルを使用するよう、通
    話チャネルを変更することを特徴とする移動体通信網。
  10. 【請求項10】複数の無線基地局と、上記無線基地局と
    の間で無線通信を行う移動局と、上記無線基地局を統制
    制御する無線基地統制局とを備えた移動体通信網におい
    て、 上記無線基地局のうちの少なくとも1つの無線基地局
    は、自無線基地局がカバーする通話ゾーンが大きい状態
    および小さい状態を有しており、 該無線基地局が通話ゾーンが大きい状態となった場合
    に、該通話ゾーンに含まれる通話ゾーンをカバーする無
    線基地局は、自無線基地局が稼働する状態および待機す
    る状態を有しており、 上記無線基地統制局は、上記通話ゾーンが大きい状態お
    よび小さい状態を有している無線基地局が通話ゾーンが
    大きい状態となっており、かつ、上記稼働状態および待
    機状態を有している無線基地局が待機状態となっている
    第1の通話ゾーン形態と、上記通話ゾーンが大きい状態
    および小さい状態を有している無線基地局が通話ゾーン
    が小さい状態となっており、かつ、上記稼働状態および
    待機状態を有している無線基地局が稼働状態となってい
    る第2の通話ゾーン形態とのいずれか一方にするよう制
    御する制御手段を備えたことを特徴とする移動体通信
    網。
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