JP2986710B2 - 手さげ袋 - Google Patents

手さげ袋

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JP2986710B2
JP2986710B2 JP7080445A JP8044595A JP2986710B2 JP 2986710 B2 JP2986710 B2 JP 2986710B2 JP 7080445 A JP7080445 A JP 7080445A JP 8044595 A JP8044595 A JP 8044595A JP 2986710 B2 JP2986710 B2 JP 2986710B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手さげ袋に関し、特に
縁部及び底部の形状を改良した手さげ袋に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、手さげ袋が簡便な容器として
使用されている。図20はこの手さげ袋の従来例の全体
を示し、図21はこの従来例を折り畳んだ状態を示す。
図20及び図21において示す手さげ袋190は、一枚
の板紙を折り曲げて形成された側部191、192、縁
部193、194、底部195及び把手部197からな
る。側部191、192の両端を縁部193、194が
連結し、更に底部195が側部191、192及び縁部
193、194の下端に連結されている。更に、把手部
197が側部191、192の上端に固定されている。
なお、手さげ袋190の開口部196の縁は側部19
1、192及び縁部193、194の上端である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
では、図21に示すように手さげ袋190を折り畳んだ
場合に、縁部193が折り曲げ線193aで折り曲げら
れ、縁部194が折り曲げ線194aで折り曲げられ、
更に側部191が折り曲げ線191aで折り曲げられ
る。このため、底部195が側部191の外側に位置す
るようになり、手さげ袋190全体の形状のバランスが
崩れる。また、底部195が破損し易くなる。したがっ
て、本発明の課題は、上述の従来例の欠点をなくし、手
さげ袋を折り畳んだ場合でも、手さげ袋全体のバランス
が崩れず、底部が破損しにくい手さげ袋を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明の構成は、紙状材料を加工して形成した折
り畳み可能な手さげ袋において、紙状材料を折り曲げた
蛇腹状の縁部及び底部を具備し、前記蛇腹状縁部の各折
り曲げ線と当該各折り曲げ線にそれぞれ対応した、前記
蛇腹状底部の各折り曲げ線とを連続させ、連続した各折
り曲げ線に沿って前記縁部と前記底部を互いに逆方向に
折り曲げたことである。
【0005】
【作用】上記本願発明の構成により、蛇腹状の縁部及び
底部が紙状材料を折り曲げたものであるので、この蛇腹
状の縁部及び底部を伸縮することにより、容易に手さげ
袋を使用状態にしたり、底部を側部の外側に位置させる
ことなく折り畳んだりすることができる。更に、蛇腹状
縁部の各折り曲げ線と、当該各折り曲げ線にそれぞれ対
応した、蛇腹状底部の各折り曲げ線とを連続させ、連続
した各折り曲げ線に沿って縁部と底部を互いに逆方向に
折り曲げているので、一枚の紙状材料を折り曲げること
により縁部と底部とを形成することができる。
【0006】
【実施例】次に、本願発明の実施例を図面を使用して説
明する。図1は本願発明の第1実施例の下方からみた斜
視図であり、図2は第1実施例の上方からみた斜視図で
あり、図3は第1実施例の要部拡大図であり、図4はこ
の要部を形成する前の紙状材料を示す。なお、紙状材料
は、板紙等の紙を含み、更に表面を合成樹脂等にてコー
ティングした紙をも含む。図1〜図4において、手さげ
袋10は、側部11、12、縁部13、14、底部15
及び把手部17からなる。なお、手さげ袋10の開口部
16の縁は、側部11、12及び縁部13、14の上端
である。一対の側部11と側部12は、同一形状であ
り、紙状材料を加工したものである。縁部13、底部1
5及び縁部14は一枚の紙状材料20を折り曲げて形成
されている。なお、縁部13及び底部15は折り曲げ線
41にて連成されている(図3参照)。同様に、縁部1
4と底部15とは図示しない折り曲げ線にて連成されて
いる。
【0007】縁部13は蛇腹状であり、自由に伸縮可能
であり、折り曲げ線21〜29により折り曲げられてい
る。また、縁部13の両端には接着部分42、45が形
成されている。接着部分42は側部12に接着剤により
接着固定され、接着部分45は接着剤により側部11に
接着固定される。底部15も蛇腹状であり、自由に伸縮
可能であり、折り曲げ線30〜40により折り曲げられ
ている。なお、折り曲げ線31〜39は、折り曲げ線2
1〜29と連続している。また、底部15の両端には接
着部分43、44、46、47が形成されている。接着
部分43、44は側部12に接着剤により接着固定さ
れ、接着部分46、47は接着剤により側部11に接着
固定される。上述の折り曲げ線41が折り曲げ線21〜
29となす角度α1 、α2 は45°であるので、縁部1
3と底部15との角度は90°になる。なお、縁部14
の形状は縁部13の形状と同様である。
【0008】以上の構成により、蛇腹状の縁部13、1
4及び底部15が紙状材料20を折り曲げたものである
ので、この蛇腹状の縁部13、14及び底部15を伸縮
することにより、容易に手さげ袋10を使用状態にした
り、折り畳んだりすることができる。更に、蛇腹状縁部
13の各折り曲げ線21〜29と蛇腹状底部15の各折
り曲げ線31〜39とを連続させ、連続した各折り曲げ
線21〜29、31〜39に沿って縁部13と底部15
を互いに逆方向に折り曲げている。また、上述のように
縁部14の形状と縁部13の形状は同じである。このた
め、一枚の紙状材料20を折り曲げることにより、縁部
13、14と底部15とを形成することができる。
【0009】図5は、本願発明の第2実施例の下方から
みた斜視図を示し、図6は、第2実施例の上方からみた
斜視図を示し、図7は、第2実施例の要部を拡大して示
し、図8は、第2実施例の側部53及び底部55を形成
する紙状材料60を示す。図5〜図8において、手さげ
袋50は側部51、52、縁部53、54、底部55及
び把手部57からなる。なお、手さげ袋50の開口部5
6の縁は、側部51、52及び縁部53、54の上端で
ある。一対の側部51と側部52は、同一形状であり、
紙状材料を加工したものである。縁部53、底部55及
び縁部54は一枚の紙状材料60を折り曲げて形成され
ている。なお、縁部53及び底部55は折り曲げ線81
にて連成されている(図8参照)。同様に、縁部54と
底部55とは図示しない折り曲げ線により連成されてい
る。
【0010】縁部53は蛇腹状であり、自由に伸縮可能
であり、折り曲げ線70〜80により折り曲げられてい
る。また、縁部53の両端には接着部分82、83、8
5、86が形成されている。接着部分82、83は側部
52に接着剤により接着固定され、接着部分85、86
は接着剤により側部51に接着固定される。底部55も
蛇腹状であり、自由に伸縮可能であり、折り曲げ線61
〜69により折り曲げられている。なお、折り曲げ線6
1〜69は、折り曲げ線71〜79と連続している。ま
た、底部55の両端には接着部分84、87が形成され
ている。接着部分84は側部52に接着剤により接着固
定され、接着部分87は接着剤により側部51に接着固
定される。上述の折り曲げ線81が折り曲げ線70〜8
0となす角度β1 、β2 は50°(45°より大な角
度)であるので、縁部53と底部55との角度は鋭角に
なる。なお、前記β1 、β2 は45°より小さくてもよ
く(例えば30°)、このようにすると、縁部53と底
部55との角度は鈍角になる。
【0011】以上の構成により、上述の第1実施例と同
様に、蛇腹状の縁部53、54及び底部55が紙状材料
60を折り曲げたものであるので、この蛇腹状の縁部5
3、54及び底部55を伸縮することにより、容易に手
さげ袋50を使用状態にしたり、折り畳んだりすること
ができる。更に、蛇腹状縁部53の各折り曲げ線71〜
79と蛇腹状底部55の各折り曲げ線61〜69とを連
続させ、連続した各折り曲げ線71〜79、61〜69
に沿って縁部53と底部55を互いに逆方向に折り曲げ
ている。また、縁部54も縁部53と同様の構造であ
る。このため、一枚の紙状材料60を折り曲げることに
より、縁部53、54と底部55とを形成することがで
きる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】図は、本願発明の第3実施例を示す。図
に示す手さげ袋130において、一対の側部131、
132の端に一対の縁部133、134及び底部135
が形成されている。開口部136は手さげ袋130の上
端に形成されている。更に、第1の紐137が一対の側
部131、132の上端部分に形成された重合部分13
9の内側を挿通するように配置されている。更に、第2
の紐138も第1の紐137と同様に前記重合部分13
9の内側を挿通するように配置されている。側部13
1、132の材質は例えば和紙であり、第1及び第2の
紐137、138は例えば真田紐、組紐等である。な
お、重合部分139は、例えば側部131を折り曲げて
重ねたもの及び側部132を折り曲げて重ねたものであ
る。また、137aは第1の紐137の結び目であり、
138aは第2の紐138の結び目である。図1に示
すように、図に示すものにおいて、第1の紐137を
図示右側に引っ張り、一方、第2の紐138を図示左側
に引っ張ると、巾着袋(信玄袋)のように開口部136
が閉じた状態になる。その他は、上述の図1〜図に示
すものと同様である。
【0017】図1は、本願発明の第4実施例を示す。
図1に示す手さげ袋140において、一対の六角形側
部141、142の端に一対の縁部143、144及び
底部145が形成されている。なお、側部141、14
2は、図示横長の六角形である。開口部146は手さげ
袋140の上端に形成され、把手部147は側部14
1、142の上端に固定されている。その他の部分は、
上述の図1〜図に示すものと同じである。
【0018】図1は、本願発明の第5実施例を示す。
図1に示す手さげ袋150において、一対の六角形側
部151、152の端に一対の縁部153、154及び
底部155が形成されている。なお、側部151、15
2は、図示縦長の六角形である。開口部156は手さげ
袋150の上端に形成され、把手部157は側部15
1、152の上端に固定されている。その他は、上述の
図1〜図に示すものと同様である。
【0019】図1は、本願発明の第6実施例を示す。
図1に示す手さげ袋160において、一対の台形側部
161、162の端に一対の縁部163、164及び底
部165が形成されている。開口部166は手さげ袋1
60の上端に形成されている。なお、側部161、16
2は、その底部165側部分が開口部166側部分より
も広くなるように形成されている。把手部167は側部
161、162の上端に固定されている。その他は、上
述の図1〜図に示すものと同様である。
【0020】図1は、本願発明の第7実施例を示す。
図1に示す手さげ袋170において、一対の台形側部
171、172の端に一対の縁部173、174及び底
部175が形成されている。開口部176は手さげ袋1
70の上端に形成されている。なお、側部171、17
2は、その開口部176側部分が底部175側部分より
も広くなるように形成されている。把手部177が側部
171、172の上端に固定されている。その他は、上
述の図1〜図に示すものと同様である。
【0021】図1は、本願発明の第8実施例を示す。
図1に示す手さげ袋180において、一対の菱形側部
181、182の端に一対の縁部183、184及び底
部185が形成されている。開口部186は手さげ袋1
80の上端に形成され、把手部187は側部181、1
82の上端に固定されている。その他は、上述の図1〜
に示すものと同様である。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願発明
係わる手さげ袋によれば、蛇腹状の縁部及び底部を伸縮
することにより、容易に手さげ袋を使用状態にしたり、
折り畳んだりすることができる。更に、手さげ袋を折り
畳んだときに、手さげ袋全体のバランスが崩れず、従来
例のように底部が側部の外側に位置することがないの
で、底部が破損しにくい。更に、一枚の紙状材料を折り
曲げることにより縁部と底部とを形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例を下方からみた斜視図で
ある。
【図2】前記第1実施例を上方からみた斜視図である。
【図3】前記第1実施例の要部拡大斜視図である。
【図4】前記第1実施例用紙状材料の説明図である。
【図5】本願発明の第2実施例を下方からみた斜視図で
ある。
【図6】前記第2実施例を上方からみた斜視図である。
【図7】前記第2実施例の要部拡大斜視図である。
【図8】前記第2実施例用紙状材料の説明図である。
【図9】本願発明の第3実施例の開口部が開いた状態の
説明図である。
【図10】前記第3実施例の開口部が閉じた状態の説明
図である。
【図11】本願発明の第4実施例の説明図である。
【図12】本願発明の第5実施例の説明図である。
【図13】本願発明の第6実施例の説明図である。
【図14】本願発明の第7実施例の説明図である。
【図15】本願発明の第8実施例の説明図である。
【図16】従来例を下方からみた斜視図である。
【図17】従来例を上方からみた斜視図である。
【符号の説明】
10 手さげ袋 13、14 縁部 15 底部 20 紙状材料 21〜41 折り曲げ線 50 手さげ袋 53、54 縁部 55 底部 60 紙状材料 61〜81 折り曲げ線 130 手さげ袋 133、134 縁部 135 底部 140 手さげ袋 143、144 縁部 145 底部 150 手さげ袋 153、154 縁部 155 底部 160 手さげ袋 163、164 縁部 165 底部 170 手さげ袋 173、174 縁部 175 底部 180 手さげ袋 183、184 縁部 185 底部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙状材料を加工して形成した折り畳み可
    能な手さげ袋において、紙状材料を折り曲げた蛇腹状の
    縁部及び底部を具備し、 前記蛇腹状縁部の各折り曲げ線と当該各折り曲げ線にそ
    れぞれ対応した、前記蛇腹状底部の各折り曲げ線とを連
    続させ、連続した各折り曲げ線に沿って前記縁部と前記
    底部を互いに逆方向に折り曲げた ことを特徴とする手さ
    げ袋。
JP7080445A 1994-09-27 1995-04-05 手さげ袋 Expired - Fee Related JP2986710B2 (ja)

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JP6-231337 1994-09-27
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