JP2986426B2 - 水素燃焼タービンプラント - Google Patents

水素燃焼タービンプラント

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JP2986426B2
JP2986426B2 JP14632397A JP14632397A JP2986426B2 JP 2986426 B2 JP2986426 B2 JP 2986426B2 JP 14632397 A JP14632397 A JP 14632397A JP 14632397 A JP14632397 A JP 14632397A JP 2986426 B2 JP2986426 B2 JP 2986426B2
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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水素燃焼タービンプ
ラントの改良に係わり、特に蒸気系で結合された複数の
タービンを備え、その第1のタービンの静翼がその内部
を流通する冷却媒体により冷却するように形成されてい
る水素燃焼タービンプラントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】水素燃焼タービンサイクルとしてASME C
OGEN−TURBO IGTI−Vol.6(1991)435−442にGrazサ
イクルが公表されている。図6にこのGrazサイクル
を示す。昇圧された酸素と水素は燃焼器1で反応して高
温の蒸気となり第1のタービン2を駆動する。第1のタ
ービン2の排気蒸気3はまだ十分に高温であるから第2
の再生熱交換器5と第1の再生熱交換器4を通って減温
され、蒸気圧縮機6に供給される。
【0003】一方、第2の再生熱交換器5を通過した蒸
気は分岐点7において分岐し第3のタービン8を駆動す
る。第3のタービン8を駆動した蒸気は復水器9にて水
となり、燃焼器1で水素、酸素の燃焼により生成した蒸
気の量だけ排水される。復水器9を出た水はポンプ10
にて昇圧され第1の再生熱交換器4に供給される。さら
に第2の再生熱交換器5で昇温されて過熱蒸気となり第
2のタービン11を駆動する。
【0004】第2のタービン11を駆動した蒸気は燃焼
器1の入口に供給される。燃焼器1の入口では圧縮機出
口蒸気と第2のタービン11を駆動した蒸気が合流し、
水素、酸素の燃焼により生成した蒸気とともに第1のタ
ービン2の駆動蒸気となる。このようにGrazサイク
ルは圧縮機6、燃焼器1および第1のタービン2からな
るブレイトンサイクル(トッピングサイクル)と第2の
タービン11、第3のタービン8を中心とするランキン
サイクル(ボトミングサイクル)が再生熱交換器4、5
を介し一体的に統合されている。
【0005】従来のガスタービンコンハ゛イント゛サイ
クルでは空気を作動媒体とするガスタービン(トッピン
グサイクル)とガスタービン排ガス熱により生成される
蒸気を作動媒体とする蒸気タービン(ボトミングサイク
ル)の互いに独立した組み合わせで、空気と蒸気(水)
の2種類の流体からなるサイクルであるが、Grazサ
イクルは第1のタービン2の排気蒸気の分岐蒸気でボト
ミングサイクルを構成しており、蒸気(水)1種類の流
体からなるサイクルである点が違いとして挙げられる。
【0006】このようなGrazサイクルに代表される
ようなトッピングサイクル、ボトミングサイクルともに
1種類の流体からなる水素燃焼サイクルを水素燃焼単一
流体サイクルと呼ぶこととする。ここで、水と水蒸気の
ように相変化した流体は1つの流体とみなしている。
【0007】水素燃焼タービンでは排出物が水であるた
めに、化石燃料の様に燃焼温度上昇によるNOx発生を
心配する必要がなく環境適合性に優れ、燃焼温度すなわ
ち前記第1のタービン2の入口温度をさらに上げて高効
率化を図ることができる。しかしながら実際問題として
第1のタービンの入口温度はタービン翼の許容温度をは
るかに超えており翼の冷却が不可欠である。第10回ガ
スタービン秋期講演会講演論文集(1995.8)でG
razサイクルに第1のタービン2の冷却を考慮した系
統が公表されており、その系統図を図7に示す。
【0008】第1のタービン2の冷却には圧縮機6から
の抽気蒸気を用い、冷却後の蒸気は第1のタービン2の
ガスパス中に放出されている。この冷却方法をオープン
冷却と呼ぶことにする。
【0009】このオープン冷却方式では冷却蒸気が主流
ガスに混じる事による主流ガスの温度低下と空力損失、
動翼については冷却蒸気のポンピング損失が加わる。さ
らに図7に示したGrazサイクルにおいては、オープ
ン冷却により主流の蒸気温度が低下し、第1のタービン
2の排気温度が低下するため、再生熱交換器4、5での
交換熱量が減少し、分岐点7からボトミングサイクルに
向かう蒸気流量が減少する。すなわち第2のタービン1
1、第3のタービン8の出力が低下する。
【0010】一方で蒸気圧縮機6に流入する蒸気量が増
加するため蒸気圧縮機6の駆動力が大きくなる。以上の
要因でオープン冷却方式ではプラント効率は低下する。
第1のタービン入口温度が1700℃のGrazサイク
ルで動、静翼にオープン冷却方式を適用した場合、第1
のタービン入口蒸気流量に対する冷却蒸気流量比が10
ポイント%増加に対してプラント効率は約1.3ポイン
ト%下がり、プラント効率は著しく低下する。
【0011】オープン冷却方式に代わる翼の冷却方式と
して、例えば特開昭57−176309号公報に記載さ
れているようにクローズド冷却方式が提案されている。
クローズド冷却方式とはガスタービン高温部冷却後の冷
媒をガスパス中に放出することなく翼から回収する方式
である。クローズド冷却方式ではオープン冷却方式の欠
点として挙げた主流ガスの温度低下、空力損失、ポンピ
ング損失が減少し、プラント効率が飛躍的に向上する。
さらに温度上昇した回収冷媒をプラントで有効に利用す
れば更なる効率向上が期待できる。またこのものでは、
ガスタービンコンバインドサイクルにおいて、ガスター
ビン翼部をボトミングサイクルからの蒸気で冷却し冷却
後の蒸気を再びボトミングサイクルに戻すようにしてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】水素燃焼タービンにお
いても翼冷却をクローズド冷却方式とすれば従来のガス
タービンと同様にプラント効率は向上する。しかし水素
燃焼タービンを用いた水素燃焼単一流体サイクルではト
ッピングサイクルとボトミングサイクルが同一流体で統
合され互いに強く影響を及ぼしあうことから、ガスター
ビンコンバインドプラントとは特性が大きく異なる。
【0013】また、タービン翼を許容メタル温度内に冷
却するための好適な冷媒の温度、圧力、流量が存在し、
冷却後の冷媒は熱交換による温度上昇、冷却パス通過圧
力損失による圧力低下、間隙部からの冷媒リークによる
流量減少を伴い回収される。翼冷却条件を満足する冷媒
をプラントから供給し、冷却後の冷媒を再びプラントの
温度、圧力の適合するところに回収する系統はサイクル
毎に異なるため、水素燃焼単一流体サイクルにおいても
プラント効率向上効果の大きい独自の供給/回収系統が
存在する。
【0014】水素燃焼単一流体サイクルでは一般的に、
第1のタービンの冷却にプラント内に存在する蒸気を用
いることが考えられる。従来のガスタービンコンバイン
ドサイクルではタービンガスパス側は空気であるので、
蒸気冷却を適用すると、空気より蒸気の熱伝達率が高く
翼メタル温度低減の効果は大きくなるが、水素燃焼単一
流体サイクルではガス側、冷却側ともに蒸気となり翼メ
タル温度低減の効果は従来のガスタービンコンバインド
サイクルほど得られないことになり、より多くの冷却蒸
気量が必要となる。
【0015】さらに、水素燃焼タービンでは従来のガス
タービン以上の高温化が要求され冷却蒸気流量の増加傾
向にあり、必要蒸気流量がプラント内に存在する蒸気量
を上回る恐れもある。また、メタルの許容温度が上がら
ないままで高温化を行うと、供給蒸気の温度を下げ、回
収蒸気の温度上昇も抑える必要がありプラント効率が低
減する恐れがある。
【0016】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、水素燃焼タービンの高温化に伴う
翼冷却性能を向上させることができ、プラント効率の向
上を図ることができるこの種の水素燃焼タービンプラン
トを提供するにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、水素
と酸素とを燃焼する燃焼器と、この燃焼により生成され
た水蒸気で駆動される第1のタービンと、この第1のタ
ービンの排気蒸気の分岐蒸気で駆動される第3のタービ
ンと、この第3のタービン駆動後の蒸気を復水する復水
器と、この復水器により復水された水と前記第1のター
ビンの排気蒸気との熱交換により生成された蒸気で駆動
される第2のタービンと、この第2のタービンの排気蒸
気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを駆動する
閉ループと、前記第1のタービンの排気蒸気の前記分岐
蒸気以外の残りの蒸気を蒸気圧縮機に供給し、蒸気圧縮
機出口蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを
駆動する閉ループとを備え、前記第1のタービンの静翼
がその内部を流通する冷却媒体により冷却するように形
成されている水素燃焼タービンプラントにおいて、前記
第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として第1の
タービン排気蒸気との熱交換により生成される高温水を
用い、かつ冷却後の温度上昇した水を第1のタービンの
ガスパス中に放出することなく静翼から回収し、かつこ
の回収した媒体を前記第2のタービンを駆動する蒸気の
給水として用いるようにし所期の目的を達成するように
したものである。
【0018】また、第1のタービンの静翼を冷却する冷
却媒体として、復水された水を第3のタービンの抽気蒸
気により加熱し昇圧した高温水を用い、冷却後の温度上
昇した水を第1のタービンのガスパス中に放出すること
なく静翼から回収し、第2のタービンを駆動する蒸気の
給水として用いるようにしたものである。
【0019】また、第1のタービンの静翼と動翼の両方
または静翼と動翼のいづれかを冷却する冷却媒体として
第2のタービンの抽気もしくは排気蒸気を用い、冷却後
の温度上昇した蒸気を第1のタービンのガスパス中に放
出することなく翼から回収し、第1のタービン駆動蒸気
の一部として用いるようにしたものである。また、翼冷
却後の回収した蒸気を第1のタービンの排気蒸気と熱交
換してさらに温度をあげ、温度上昇した回収蒸気を第1
のタービン駆動蒸気の一部として用いるようにしたもの
である。
【0020】すなわちこのように形成された水素燃焼タ
ービンプラントであると、第1のタービンの静翼にクロ
ーズド水冷却を適用しクローズド水冷却系統を構成する
ことにより、第1のタービンの排気蒸気と熱交換して蒸
気を発生させる給水加熱過程で翼冷却熱が充分回収され
て給水温度を上昇させることができ、すなわちボトミン
グサイクルの蒸気発生量を増加させることができ、ボト
ミングの出力の増加を図ることができ、さらにこのボト
ミングサイクルの蒸気発生量の増加により蒸気圧縮機に
供給される蒸気量が減少し、すなわち蒸気圧縮機の動力
が減少し、プラント効率の向上を図ることができる。
【0021】また蒸気よりも冷却性能に優れた水を静止
部である静翼に適用することにより、静翼を許容メタル
温度に保つことが容易になり、さらに静翼を水冷却にす
る分だけ動翼冷却蒸気を十分に確保することもできる。
また、クローズド水冷却系統は第1のタービンの排気蒸
気と熱交換して蒸気を発生させる給水加熱過程で循環経
路をなしていることから、必要な冷却水を十分に供給で
きるので冷却水が不足することはなく、また、供給され
る冷却水は冷却後の高温水により昇温されているので、
ガスパス側の蒸気と冷却水との温度差による静翼に働く
熱応力を小さくすることができる。
【0022】また、翼冷却の圧力損失を考慮して、第2
のタービンの出口蒸気ではなく途中段からの抽気蒸気で
第1のタービン翼を冷却している。冷却蒸気流量調整装
置などの圧力損失要素を設置していない分プラント効率
が向上する。さらに第2のタービンを駆動した蒸気で第
1のタービン翼を冷却しているので、第2のタービンの
出力が増加する。さらに冷却蒸気の回収熱量は燃焼器に
供給されるので、回収温度が高ければ投入する水素、酸
素量を少なくできプラント効率が向上する。
【0023】また、第1のタービンの冷却後の蒸気を再
生熱交換器で昇温している。許容メタル温度が上がらな
いまま第1のタービンの入口温度が上昇すると、冷却蒸
気流量が増加するのと同時に回収される蒸気の温度上昇
も小さくなる。温度上昇の小さい蒸気を燃焼器に回収す
ると、プラント効率の上昇を妨げる。冷却後の蒸気を再
生熱交換器で昇温することにより、プラント効率の低下
を抑制することができる。
【0024】また、第1のタービンの全量の蒸気がボト
ミングサイクルに供給されているので、トッヒ゜ングサ
イクルに蒸気圧縮機が存在しない。圧縮機は通常、起動
時の運転安定性を確保するのが課題であり、蒸気圧縮機
はさらに常温常圧では水である蒸気を用いるので起動時
の暖機運転法の課題も有する。蒸気圧縮機が存在しない
とプラントの信頼性が向上する。また、駆動力が必要な
蒸気圧縮機が存在せず、蒸気圧縮機から第1のタービン
に流入する蒸気がなくなるため、プラント全出力に占め
る第1のタービンの出力割合が小さくなる。すなわち高
温である第1のタービンを流れる作動蒸気の割合も小さ
くなり、冷却蒸気流量も少なくなる。よって、動翼、静
翼共に蒸気冷却するのに十分な量を確保することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図示した実施例に基づいて本
発明を詳細に説明する。図1にはその水素燃焼タービン
プラントの系統が示されている。この実施例は水素燃焼
単一流体サイクルの一つである図6のGrazサイクル
に対して、第1のタービン2に冷却系統を付加したもの
である。この実施例では静翼にクローズド水冷却、動翼
にクローズド蒸気冷却を採用している。
【0026】第1のタービン2の排気蒸気3は第2の再
生熱交換器5で熱回収され分岐点7で一部の蒸気が第3
のタービン8に供給される。第3のタービン8に供給さ
れた蒸気は抽気配管13により一部抽気され、第3のタ
ービン8排気蒸気は復水器9により復水される。復水は
水素と酸素の燃焼量分だけ排水されポンプ15で昇圧後
に給水加熱器14に供給される。
【0027】抽気配管13から抽気された蒸気は給水加
熱器14に供給されポンプ15を出た給水を加熱する。
給水を加熱した蒸気はドレンとなり、ポンプ16で昇圧
され給水と合流する。本実施例における給水加熱器14
の効果として、一つは抽気により復水器9に流入する蒸
気が減少することにより復水器9での放熱量が少なくな
るのでプラント効率が上昇する点を挙げることができ
る。もう1つは給水加熱器14により第1の再生熱交換
器4の給水入口温度が上昇するので、第1の再生熱交換
器4出口から蒸気圧縮機6に向かう蒸気温度の低下を抑
制することができる。すなわち、第1の再生熱交換器4
出口蒸気の凝縮による蒸気圧縮機6への水滴の侵入を抑
制できる。本実施例では給水加熱器は1台のみであるが
複数台の設置も考えられる。
【0028】給水加熱器14を出た給水はポンプ10で
第1のタービン2の静翼18を水冷却する時に飽和沸騰
しない十分な圧力まで昇圧され第1の再生熱交換器4に
供給される。第1の再生熱交換器4出口給水は静翼18
冷却後の高温水と合流点17で合流後温度上昇する。合
流後の給水は分岐点19で冷却水として静翼18に流れ
る一方、ポンプ20でさらに昇圧され第2の再生熱交換
器5に供給される。
【0029】静翼18に流れた冷却水は冷却後ポンプ2
1で環による圧力損失分昇圧され、分岐点22に達す
る。回収された冷却水は分岐点22で動翼冷却蒸気を減
温するために温度調節器23に一部供給され、その残り
の回収冷却水は合流点17で第1の再生熱交換器4出口
給水と合流する。本実施例における静翼18の冷却系統
は分岐点19から静翼18、静翼18から合流点17、
合流点17から分岐点19と循環経路をなしている。こ
の循環経路をとることにより必要な冷却水を十分に供給
できるので冷却水が不足することはない。
【0030】静翼冷却系統としてこのように循環経路を
とらず、第1の再生熱交換器4出口給水を直接静翼18
の冷却に用いることも考えられる。この方法では供給す
る冷却水の温度が循環経路をとる場合よりも低いため
に、ガスパス側の蒸気と冷却水との温度差による静翼1
8熱応力が問題になる可能性があるが、翼材料が強度的
に問題無ければ適用できる。
【0031】これらのクローズド水冷却系統ではボトミ
ングサイクルで第1のタービン2の排気蒸気と熱交換し
て蒸気を発生させる過程のうちの給水加熱過程で、第1
の再生熱交換器4から第2の再生熱交換器5に至る時に
静翼冷却熱を回収し給水温度が上昇している。すなわち
ボトミングサイクルの蒸気発生量が増加して第2のター
ビン11、第3のタービン8の出力が増加し、かつ、蒸
気圧縮機6に供給される蒸気量が減少し蒸気圧縮機6の
動力が減少するのでプラント効率が上昇する。
【0032】ポンプ20で昇圧された給水は第2の再生
熱交換器5で第1のタービン2の排気蒸気との熱交換で
過熱蒸気となり、第2のタービン11に供給される。第
2のタービン11を駆動した排気蒸気は分岐点24に達
し、蒸気の一部が第1のタービン2の動翼26の冷却用
として温度調節器23に供給される。温度調節器23に
供給された蒸気は、分岐点22からの静翼冷却回収水
で、ある程度の過熱度を保ちつつ動翼26を冷却するの
に十分な温度に減温される。
【0033】温度調節器23で減温された蒸気は局部的
に水滴を含んでいる可能性があるので、ミストセパレー
タ25で完全に水分を除去して動翼26に供給される。
動翼冷却蒸気に水分を含んでいたとすると、ロータにア
ンバランスが生じてロータの加振源となるので、動翼冷
却蒸気には水分を含んでいてはならない。ミストセパレ
ータ25を出た蒸気は第1のタービン2の軸端から供給
される。
【0034】供給軸端では静止部とロータとの接続部で
冷却蒸気は若干リークしてロータに供給され、ロータ内
部を冷却しつつ動翼26に供給される。動翼26の付け
根にも隙間が存在し若干の蒸気リークが生じる。動翼2
6を冷却し温度上昇した蒸気は、分岐点24から流量調
節弁27を経由した蒸気と合流点28で合流する。合流
した蒸気は燃焼器1を通して第1のタービン2の駆動蒸
気の一部として用いる。本実施例では、冷却蒸気は第2
のタービン11を通過しているので、第2の再生熱交換
器5で発生した蒸気を直接冷却蒸気として供給する場合
よりも第2のタービン11の出力が大きくなるのでプラ
ント効率が向上する。
【0035】さらに冷却蒸気の回収熱量は燃焼器1に供
給されるので、回収温度が高ければ投入する水素、酸素
量を少なくできプラント効率が向上する。プラント効率
の向上には第1のタービン2入口の高温化が不可欠であ
り、蒸気よりも冷却性能に優れた水を静止部である静翼
18に適用することにより、許容メタル温度内に抑える
ことが容易となる。水冷却系統を循環経路とし、供給す
る冷却水の温度を或程度高温に保っているので、水冷却
静翼に発生する温度差すなわち熱応力を低減することが
できる。動翼へのクローズド水冷却の適用については、
沸騰によるロータ重量アンバランス発生の問題で難しい
と考えられる。
【0036】本発明の他の実施例を図2に示す。本実施
例が図1の実施例と異なるのは動翼26の冷却蒸気の供
給箇所として第2のタービン11の途中段101から抽
気しており、流量調節弁27を用いていない点である。
抽気点101から合流点28までは、動翼26を冷却す
る経路と第2のタービン11出口を通過する経路が並列
的に接続されている。動翼に必要な蒸気量を供給するに
は冷却蒸気の圧力損失を考慮して、第2のタービン11
の排気圧力よりも高い圧力すなわち途中段101から抽
気する必要がある。一方図1の実施例では第2のタービ
ン11出口の分岐点24から合流点28で冷却経路と非
冷却経路が並列に接続されている。
【0037】冷却蒸気の圧力損失を考慮し、かつ、動翼
に必要な蒸気量を供給するために、非冷却経路に圧損要
素とみなすことのできる流量調節弁27が設置されてい
る。図2の実施例の方が図1の実施例より圧損要素を設
置していない分効率が良い。ただし冷却蒸気流量の積極
的な調節が必要な場合は流量調節弁27を持つ図1の実
施例が有効である。
【0038】また本実施例では静翼18冷却後の高温水
を冷却器102で減温している。冷却器102によって
冷却器出口水温度、すなわち合流点17における合流後
の静翼冷却水供給温度を調整することができる。
【0039】本発明の他の実施例を図3に示す。本実施
例が図1の実施例と異なるのは動翼26冷却後の蒸気を
第3の再生熱交換器201で昇温している点である。第
1のタービン2入口温度が上昇すると、動翼26はカ゛
ス側、冷却側ともに蒸気であるため、メタル温度の上昇
を抑える点からも、より多くの冷却蒸気量が必要とな
り、回収される蒸気の温度も低下する。温度の低い蒸気
が燃焼器1に流入すると、より多くの燃料が必要となり
効率低下の要因となる。そこで、冷却後の蒸気を第1の
タービン2出口に設置された第3の再生熱交換器201
で昇温し、燃焼器1に供給することでプラント効率の低
下を抑制することができる。また本実施例では温度調節
器23に供給される減温水として復水器9で復水された
水を用いている。
【0040】本発明の他の実施例を図4に示す。本実施
例が図1の実施例と異なるのは分岐点7において全量の
蒸気が第3のタービン8に流入しているため、蒸気圧縮
機および第1の再生熱交換器が存在しない点である。第
1のタービン2の排気蒸気3は第2の再生熱交換器5で
熱回収され分岐点7で全量の蒸気が第3のタービン8に
供給される。第3のタービン8に供給された蒸気は抽気
配管13により一部抽気され、第3のタービン8排気蒸
気は復水器9により復水される。
【0041】復水は水素と酸素の燃焼量分だけ排水され
ポンプ15で昇圧後に給水加熱器14に供給される。抽
気配管13から抽気された蒸気は給水加熱器14に供給
されポンプ15を出た給水を加熱する。給水を加熱した
蒸気はドレンとなり、ポンプ16で昇圧され給水と合流
する。給水加熱器14を出た給水はポンプ10で第1の
タービン2の静翼18を水冷却する時に飽和沸騰しない
十分な圧力まで昇圧され合流点17に達する。
【0042】合流点17では静翼18冷却後の高温水と
合流後温度上昇する。合流後の給水は分岐点19で冷却
水として静翼18に流れる一方、ポンプ20でさらに昇
圧され第2の再生熱交換器5に供給される。静翼18に
流れた冷却水は冷却後ポンプ21で冷却水循環による圧
力損失分昇圧され、分岐点22に達する。回収された冷
却水は分岐点22で動翼冷却蒸気を減温するために温度
調節器23に一部供給され、その残りの回収冷却水は合
流点17で第1の再生熱交換器4出口給水と合流する。
【0043】本実施例では分岐点7において全量の蒸気
がボトミングサイクルに供給されているので、トッヒ゜
ングサイクルに蒸気圧縮機が存在しない。圧縮機は通
常、起動時の運転安定性を確保するのが課題であり、蒸
気圧縮機はさらに常温常圧では水である蒸気を用いるの
で起動時の暖機運転法の課題も有する。蒸気圧縮機が存
在しない本実施例はプラントの信頼性が向上する。
【0044】本発明の他の実施例を図5に示す。本実施
例が図4の実施例と異なるのは第1のタービン2の静翼
冷却にクローズド蒸気冷却を採用している点である。ポ
ンプ10で昇圧された給水は第2の再生熱交換器5で過
熱蒸気となり、第2のタービン11に供給されている。
第2のタービン11を出た蒸気は分岐点24において、
蒸気の一部が翼冷却用として分岐点301に達する。本
実施例においては、他の実施例に見られるように冷却蒸
気の供給側に温度調節器は設置されていない。よって、
第2のタービン11の入口蒸気条件および圧力比は冷却
蒸気の蒸気条件を満足する様に設定されている。
【0045】分岐点301において、蒸気は静翼冷却用
蒸気と動翼冷却用蒸気に分配される。静翼冷却用蒸気は
静翼冷却後回収され、燃焼器1を経由して第1のタービ
ン2の駆動蒸気の一部として用いられる。動翼冷却用蒸
気についても動翼冷却後回収され、燃焼器1を経由して
第1のタービン2の駆動蒸気の一部として用いられる。
【0046】また本実施例では駆動力が必要な蒸気圧縮
機が存在せず、蒸気圧縮機から第1のタービン2に流入
する蒸気がなくなるため、プラント全出力に占める第1
のタービンの出力割合が小さくなる。すなわち高温であ
る第1のタービンを流れる作動蒸気の割合も小さくな
り、冷却蒸気流量を少なくできる。よって、動翼、静翼
の両方を蒸気冷却するのに十分な量を確保できる。
【0047】以上説明してきたようにこのように形成さ
れた水素燃焼タービンプラントであると、第1のタービ
ンの静翼にクローズド水冷却を適用しクローズド水冷却
系統を構成することにより、第1のタービンの排気蒸気
と熱交換して蒸気を発生させる給水加熱過程で翼冷却熱
を回収し給水温度が上昇する。すなわちボトミングサイ
クルの蒸気発生量が増加してボトミングの出力が増加す
る。さらにボトミングサイクルの蒸気発生量が増加する
ことにより蒸気圧縮機に供給される蒸気量が減少し蒸気
圧縮機の動力が減少する。以上の効果でプラント効率が
上昇する。
【0048】また蒸気よりも冷却性能に優れた水を静止
部である静翼に適用することにより、静翼を許容メタル
温度に保つことが容易になる。さらに静翼を水冷却にす
る分だけ動翼冷却蒸気を十分に確保することもできる。
【0049】また、クローズド水冷却系統は第1のター
ビンの排気蒸気と熱交換して蒸気を発生させる給水加熱
過程で循環経路をなしている。循環経路をとることによ
って必要な冷却水を十分に供給できるので冷却水が不足
することはない。また、供給される冷却水は冷却後の高
温水により昇温されているので、ガスパス側の蒸気と冷
却水との温度差による静翼に働く熱応力を小さくするこ
とができる。
【0050】また、翼冷却の圧力損失を考慮して、第2
のタービンの出口蒸気ではなく途中段からの抽気蒸気で
第1のタービン翼を冷却している。冷却蒸気流量調整装
置などの圧力損失要素を設置していない分プラント効率
が向上する。さらに第2のタービンを駆動した蒸気で第
1のタービン翼を冷却しているので、第2のタービンの
出力が増加する。さらに冷却蒸気の回収熱量は燃焼器に
供給されるので、回収温度が高ければ投入する水素、酸
素量を少なくできプラント効率が向上する。
【0051】また、第1のタービンの冷却後の蒸気を再
生熱交換器で昇温している。許容メタル温度が上がらな
いまま第1のタービンの入口温度が上昇すると、冷却蒸
気流量が増加するのと同時に回収される蒸気の温度上昇
も小さくなる。温度上昇の小さい蒸気を燃焼器に回収す
ると、プラント効率の上昇を妨げる。冷却後の蒸気を再
生熱交換器で昇温することにより、プラント効率の低下
を抑制することができる。
【0052】また、第1のタービンの全量の蒸気がボト
ミングサイクルに供給されているので、トッヒ゜ングサ
イクルに蒸気圧縮機が存在しない。圧縮機は通常、起動
時の運転安定性を確保するのが課題であり、蒸気圧縮機
はさらに常温常圧では水である蒸気を用いるので起動時
の暖機運転法の課題も有する。蒸気圧縮機が存在しない
とプラントの信頼性が向上する。また、駆動力が必要な
蒸気圧縮機が存在せず、蒸気圧縮機から第1のタービン
に流入する蒸気がなくなるため、プラント全出力に占め
る第1のタービンの出力割合が小さくなる。すなわち高
温である第1のタービンを流れる作動蒸気の割合も小さ
くなり、冷却蒸気流量も少なくなる。よって、動翼、静
翼共に蒸気冷却するのに十分な量を確保できる。
【0053】
【発明の効果】以上種々説明してきたように本発明によ
れば、水素燃焼タービンの高温化に伴う翼冷却性能を向
上させることができ、プラント効率の向上を図ることが
可能なこの種の水素燃焼タービンプラントを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水素燃焼タービンプラントの一実施例
を示す系統図である。
【図2】本発明の水素燃焼タービンプラントの他の実施
例を示す系統図である。
【図3】本発明の水素燃焼タービンプラントの他の実施
例を示す系統図である。
【図4】本発明の水素燃焼タービンプラントの他の実施
例を示す系統図である。
【図5】本発明の水素燃焼タービンプラントの他の実施
例を示す系統図である。
【図6】Grazサイクルの系統図である。
【図7】Grazサイクルに翼冷却系統を付加した系統
図である。
【符号の説明】
1…燃焼器、2…第1のタービン、3…第1のタービン
の排気蒸気、4…第1の再生熱交換器、5…第2の再生
熱交換器、6…蒸気圧縮機、7…分岐点、8…第3のタ
ービン、11…第2のタービン、18…静翼、23…温
度調節器、25…ミストセパレータ、26…動翼、10
0…燃料(水素,酸素)、101…第2のタービンの抽
気点、102…冷却器、201…第3の再生熱交換器、
301…分岐点。
フロントページの続き (72)発明者 川池 和彦 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株式会社日立製作所 電力・電機開発本 部内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02F 7/18 F01K 25/00 F02C 1/10 F02C 3/22

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素と酸素とを燃焼する燃焼器と、この
    燃焼により生成された水蒸気で駆動される第1のタービ
    ンと、この第1のタービンの排気蒸気の分岐蒸気で駆動
    される第3のタービンと、この第3のタービン駆動後の
    蒸気を復水する復水器と、この復水器により復水された
    水と前記第1のタービンの排気蒸気との熱交換により生
    成された蒸気で駆動される第2のタービンと、この第2
    のタービンの排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1の
    タービンを駆動する閉ループと、前記第1のタービンの
    排気蒸気の前記分岐蒸気以外の残りの蒸気を蒸気圧縮機
    に供給し、蒸気圧縮機出口蒸気を前記燃焼器入口に回収
    し第1のタービンを駆動する閉ループとを備え、前記第
    1のタービンの静翼がその内部を流通する冷却媒体によ
    り冷却するように形成されている水素燃焼タービンプラ
    ントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として第
    1のタービン排気蒸気との熱交換により生成される高温
    水を用い、かつ冷却後の温度上昇した水を第1のタービ
    ンのガスパス中に放出することなく静翼から回収し、か
    つこの回収した媒体を前記第2のタービンを駆動する蒸
    気の給水として用いるようにしたことを特徴とする水素
    燃焼タービンプラント。
  2. 【請求項2】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の水
    蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動し、
    第1のタービンの排気蒸気の分岐蒸気で第3のタービン
    を駆動し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復
    水された水と第1のタービンの排気蒸気との熱交換によ
    り生成される蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタ
    ービンの排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のター
    ビンを駆動する閉ループと、第1のタービンの排気蒸気
    の前記分岐蒸気以外の残りの蒸気を蒸気圧縮機に供給
    し、蒸気圧縮機出口蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1
    のタービンを駆動する閉ループとから構成される水素燃
    焼タービンプラントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    復水された水を第3のタービンの抽気蒸気により加熱し
    昇圧した高温水を用い、冷却後の温度上昇した水を第1
    のタービンのガスパス中に放出することなく静翼から回
    収し、第2のタービンを駆動する蒸気の給水として用い
    るようにしたことを特徴とする水素燃焼タービンプラン
    ト。
  3. 【請求項3】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の水
    蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動し、
    第1のタービンの排気蒸気の分岐蒸気で第3のタービン
    を駆動し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復
    水された水と第1のタービンの排気蒸気との熱交換によ
    り生成される蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタ
    ービンの排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のター
    ビンを駆動する閉ループと、第1のタービンの排気蒸気
    の前記分岐蒸気以外の残りの蒸気を蒸気圧縮機に供給
    し、蒸気圧縮機出口蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1
    のタービンを駆動する閉ループとから構成される水素燃
    焼タービンプラントにおいて、 前記第1のタービンの静翼と動翼の両方または静翼と動
    翼のいずれかを冷却する冷却媒体として第1のタービン
    排気蒸気との熱交換により生成される水蒸気を用い、冷
    却後の温度上昇した水蒸気を第1のタービンのガスパス
    中に放出することなく翼から回収し、第1のタービン駆
    動蒸気の一部として用いるようにしたことを特徴とする
    水素燃焼タービンプラント。
  4. 【請求項4】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の水
    蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動し、
    第1のタービンの排気蒸気の分岐蒸気で第3のタービン
    を駆動し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復
    水された水と第1のタービンの排気蒸気との熱交換によ
    り生成される蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタ
    ービンの排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のター
    ビンを駆動する閉ループと、第1のタービンの排気蒸気
    の前記分岐蒸気以外の残りの蒸気を蒸気圧縮機に供給
    し、蒸気圧縮機出口蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1
    のタービンを駆動する閉ループとから構成される水素燃
    焼タービンプラントにおいて、 前記第1のタービンの静翼と動翼の両方または静翼と動
    翼のいずれかを冷却する冷却媒体として第2のタービン
    の抽気もしくは排気蒸気を用い、冷却後の温度上昇した
    蒸気を第1のタービンのガスパス中に放出することなく
    翼から回収し、第1のタービン駆動蒸気の一部として用
    いるようにしたことを特徴とする水素燃焼タービンプラ
    ント。
  5. 【請求項5】 前記回収した蒸気を第1のタービンの排
    気蒸気と熱交換してさらに温度を上げるとともに、この
    温度上昇した回収蒸気を前記第1のタービン駆動蒸気の
    一部として用いるようにした請求項3または4記載の水
    素燃焼タービンプラント。
  6. 【請求項6】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の水
    蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動し、
    第1のタービンの排気蒸気の分岐蒸気で第3のタービン
    を駆動し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復
    水された水と第1のタービンの排気蒸気との熱交換によ
    り生成される蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタ
    ービンの排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のター
    ビンを駆動する閉ループと、第1のタービンの排気蒸気
    の前記分岐蒸気以外の残りの蒸気を蒸気圧縮機に供給
    し、蒸気圧縮機出口蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1
    のタービンを駆動する閉ループとから構成される水素燃
    焼タービンプラントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    前記第1のタービン排気蒸気との熱交換により生成され
    る高温水を用いるとともに、冷却後の温度上昇した水を
    前記第1のタービンのガスパス中に放出することなく静
    翼から回収し、この回収した媒体を前記第2のタービン
    を駆動する蒸気の給水として用い、かつ前記第1のター
    ビンの動翼を冷却する冷却媒体として、前記第1のター
    ビン排気蒸気との熱交換により生成される水蒸気を用い
    るとともに、冷却後の温度上昇した水蒸気を第1のター
    ビンのガスパス中に放出することなく翼から回収し、第
    1のタービン駆動蒸気の一部として用いるようにしたこ
    とを特徴とする 水素燃焼タービンプラント。
  7. 【請求項7】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の水
    蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動し、
    第1のタービンの排気蒸気で第3のタービンを駆動し、
    第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復水された水
    と第1のタービンの排気蒸気との熱交換により生成され
    る蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタービンの排
    気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを駆動
    する閉ループから構成される水素燃焼タービンプラント
    において、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として第
    1のタービン排気蒸気との熱交換により生成される高温
    水を用い、冷却後の温度上昇した水を第1のタービンの
    ガスパス中に放出することなく静翼から回収し、第2の
    タービンを駆動する蒸気の給水として用いるようにした
    ことを特徴とする水素燃焼タービンプラント。
  8. 【請求項8】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の水
    蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動し、
    第1のタービンの排気蒸気で第3のタービンを駆動し、
    第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復水された水
    と第1のタービンの排気蒸気との熱交換により生成され
    る蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタービンの排
    気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを駆動
    する閉ループから構成される水素燃焼タービンプラント
    において、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    復水された水を第3のタービンの抽気蒸気により加熱し
    昇圧した高温水を用い、冷却後の温度上昇した水を第1
    のタービンのガスパス中に放出することなく静翼から回
    収し、第2のタービンを駆動する蒸気の給水として用い
    るようにしたことを特徴とする水素燃焼タービンプラン
    ト。
  9. 【請求項9】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の水
    蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動し、
    第1のタービンの排気蒸気で第3のタービンを駆動し、
    第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復水された水
    と第1のタービンの排気蒸気との熱交換により生成され
    る蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタービンの排
    気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを駆動
    する閉ループから構成される水素燃焼タービンプラント
    において、 前記第1のタービンの静翼と動翼の両方または静翼と動
    翼のいずれかを冷却する冷却媒体として第1のタービン
    排気蒸気との熱交換により生成される水蒸気を用い、冷
    却後の温度上昇した水蒸気を第1のタービンのガスパス
    中に放出することなく翼から回収し、第1のタービン駆
    動蒸気の一部として用いるようにしたことを特徴とする
    水素燃焼タービンプラント。
  10. 【請求項10】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の
    水蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動
    し、第1のタービンの排気蒸気で第3のタービンを駆動
    し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復水され
    た水と第1のタービンの排気蒸気との熱交換により生成
    される蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタービン
    の排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを
    駆動する閉ループから構成される水素燃焼タービンプラ
    ントにおいて、 前記第1のタービンの静翼と動翼の両方または静翼と動
    翼のいずれかを冷却する冷却媒体として第2のタービン
    の抽気もしくは排気蒸気を用い、冷却後の温度上昇した
    水蒸気を第1のタービンのガスパス中に放出することな
    く翼から回収し、第1のタービン駆動蒸気の一部として
    用いるようにしたことを特徴とする水素燃焼タービンプ
    ラント。
  11. 【請求項11】 前回回収した蒸気を第1のタービンの
    排気蒸気と熱交換してさらに温度をあげ、この温度上昇
    した回収蒸気を前記第1のタービン駆動蒸気の一部とし
    て用いるようにした請求項9または10記載の水素燃焼
    タービンプラント。
  12. 【請求項12】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の
    水蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動
    し、第1のタービンの排気蒸気で第3のタービンを駆動
    し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復水され
    た水と第1のタービンの排気蒸気との熱交換により生成
    される蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタービン
    の排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを
    駆動する閉ループから構成される水素燃焼タービンプラ
    ントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    前記第1のタービン排気蒸気との熱交換により生成され
    る高温水を用いるとともに、冷却後の温度上昇した水を
    前記第1のタービンのガスパス中に放出することなく静
    翼から回収し、前記第2のタービンを駆動する蒸気の給
    水として用い、かつ 前記第1のタービンの動翼を冷却す
    る冷却媒体として、第1のタービン排気蒸気との熱交換
    により生成される水蒸気を用いるとともに、冷却後の温
    度上昇した水蒸気を前記第1のタービンのガスパス中に
    放出することなく翼から回収し、前記第1のタービン駆
    動蒸気の一部として用いるようにしたことを特徴とする
    水素燃焼タービンプラント。
  13. 【請求項13】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の
    水蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動
    し、第1のタービンの排気蒸気で第3のタービ ンを駆動
    し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復水され
    た水と第1のタービンの排気蒸気との熱交換により生成
    される蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタービン
    の排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを
    駆動する閉ループから構成される水素燃焼タービンプラ
    ントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    第1のタービン排気蒸気との熱交換により生成される高
    温水を用いるとともに、冷却後の温度上昇した水を第1
    のタービンのガスパス中に放出することなく静翼から回
    収し、前記第2のタービンを駆動する蒸気の給水として
    用い、かつ 前記第1のタービンの動翼を冷却する冷却媒
    体として、第2のタービンの抽気もしくは排気蒸気を用
    いるとともに、冷却後の温度上昇した水蒸気を前記第1
    のタービンのガスパス中に放出することなく翼から回収
    し、前記第1のタービン駆動蒸気の一部として用いるよ
    うにしたことを特徴とする水素燃焼タービンプラント。
  14. 【請求項14】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の
    水蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動
    し、第1のタービンの排気蒸気で第3のタービンを駆動
    し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復水され
    た水と第1のタービンの排気蒸気との熱交換により生成
    される蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタービン
    の排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを
    駆動する閉ループから構成される水素燃焼タービンプラ
    ントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    前記復水された水を第3のタービンの抽気蒸気により加
    熱し昇圧した高温水を用いるとともに、冷却後の温度上
    昇した水を第1のタービンのガスパス中に放出すること
    なく静翼から回収し、前記第2のタービンを駆動する蒸
    気の給水として用い、かつ 前記第1のタービンの動翼を
    冷却する冷却媒体として、前記第1のタービン排気蒸気
    との熱交換により生成される水蒸気を用いるとともに、
    冷却後の温度上昇した水蒸気を第1のタービンのガスパ
    ス中に放出することなく翼から回収し、前記第1のター
    ビン駆動蒸気の一部として用いるようにしたことを特徴
    とする水素燃焼タービンプラント。
  15. 【請求項15】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の
    水蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動
    し、第1のタービンの排気蒸気で第3のタービンを駆動
    し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水され、復水され
    た水と第1のタービンの排気蒸気との熱交換により生成
    される蒸気で第2のタービンを駆動し、第2のタービン
    の排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1のタービンを
    駆動する閉ループから構成される水素燃焼タービンプラ
    ントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    前記復水された水を第3のタービンの抽気蒸気により加
    熱し昇圧した高温水を用いるとともに、冷却後の温度上
    昇した水を前記第1のタービンのガスパス中に放出する
    ことなく静翼から回収し、前記第2のタービンを駆動す
    る蒸気の給水として用い、かつ 前記第1のタービンの動
    翼を冷却する冷却媒体として、前記第2のタービンの抽
    気もしくは排気蒸気を用いるとともに、冷却後の温度上
    昇した水蒸気を第1のタービンのガスパス中に放出する
    ことなく翼から回収し、前記第1のタービン駆動蒸気の
    一部として用いるようにしたことを特徴とする水素燃焼
    タービンプラント。
  16. 【請求項16】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の
    水蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動
    し、第1のタービンの排気蒸気の分岐蒸気で第3のター
    ビンを駆動し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水さ
    れ、復水された水と第1のタービンの排気蒸気との熱交
    換により生成される蒸気で第2のタービンを駆動し、第
    2のタービンの排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1
    のタービンを駆動する閉ループと、第1のタービンの排
    気蒸気の前記分岐蒸気以外の残りの蒸気を蒸気圧縮機に
    供給し、蒸気圧縮機出口蒸気を前記燃焼器入口に回収し
    第1のタービンを駆動する閉ループとから構成される水
    素燃焼タービンプラントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    前記第1のタービン排気蒸気との熱交換により生成され
    る高温水を用いるとともに、冷却後の温度上昇した水を
    前記第1のタービンのガスパス中に放出することなく静
    翼から回収し、この回収した媒体を前記第2のタービン
    を駆動する蒸気の給水として用い、かつ 前記第1のター
    ビンの動翼を冷却する冷却媒体として、前記第2のター
    ビンの 抽気もしくは排気蒸気を用いるとともに、冷却後
    の温度上昇した蒸気を前記第1のタービンのガスパス中
    に放出することなく翼から回収し、前記第1のタービン
    駆動蒸気の一部として用いるようにしたことを特徴とす
    る水素燃焼タービンプラント。
  17. 【請求項17】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の
    水蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動
    し、第1のタービンの排気蒸気の分岐蒸気で第3のター
    ビンを駆動し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水さ
    れ、復水された水と第1のタービンの排気蒸気との熱交
    換により生成される蒸気で第2のタービンを駆動し、第
    2のタービンの排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1
    のタービンを駆動する閉ループと、第1のタービンの排
    気蒸気の前記分岐蒸気以外の残りの蒸気を蒸気圧縮機に
    供給し、蒸気圧縮機出口蒸気を前記燃焼器入口に回収し
    第1のタービンを駆動する閉ループとから構成される水
    素燃焼タービンプラントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    前記復水された水を前記第3のタービンの抽気蒸気によ
    り加熱し昇圧した高温水を用いるとともに、冷却後の温
    度上昇した水を第1のタービンのガスパス中に放出する
    ことなく静翼から回収し、前記第2のタービンを駆動す
    る蒸気の給水として用い、かつ 前記第1のタービンの動
    翼を冷却する冷却媒体として前記第1のタービン排気蒸
    気との熱交換により生成される水蒸気を用いるととも
    に、冷却後の温度上昇した水蒸気を第1のタービンのガ
    スパス中に放出することなく翼から回収し、前記第1の
    タービン駆動蒸気の一部として用いるようにしたことを
    特徴とする水素燃焼タービンプラント。
  18. 【請求項18】 水素と酸素を燃焼器で燃焼して高温の
    水蒸気を生成し、この水蒸気で第1のタービンを駆動
    し、第1のタービンの排気蒸気の分岐蒸気で第3のター
    ビンを駆動し、第3のタービン駆動後の蒸気は復水さ
    れ、復水された水と第1のタービンの排気蒸気との熱交
    換により生成される蒸気で第2のタービンを駆動し、第
    2のタービンの排気蒸気を前記燃焼器入口に回収し第1
    のタービンを駆動する閉ループと、第1のタービンの排
    気蒸気の前記分岐蒸気以外の残りの蒸気を蒸気圧縮機に
    供給し、蒸気圧縮機出口蒸気を前記燃焼器入口に回収し
    第1 のタービンを駆動する閉ループとから構成される水
    素燃焼タービンプラントにおいて、 前記第1のタービンの静翼を冷却する冷却媒体として、
    前記復水された水を前記第3のタービンの抽気蒸気によ
    り加熱し昇圧した高温水を用いるとともに、冷却後の温
    度上昇した水を第1のタービンのガスパス中に放出する
    ことなく静翼から回収し、前記第2のタービンを駆動す
    る蒸気の給水として用い、かつ 前記第1のタービンの動
    翼を冷却する冷却媒体として、前記第2のタービンの抽
    気もしくは排気蒸気を用いるとともに、冷却後の温度上
    昇した蒸気を前記第1のタービンのガスパス中に放出す
    ることなく翼から回収し、前記第1のタービン駆動蒸気
    の一部として用いるようにしたことを特徴とする水素燃
    焼タービンプラント。
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