JP2986402B2 - カセットテープ挿排機構 - Google Patents

カセットテープ挿排機構

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JP2986402B2
JP2986402B2 JP8069623A JP6962396A JP2986402B2 JP 2986402 B2 JP2986402 B2 JP 2986402B2 JP 8069623 A JP8069623 A JP 8069623A JP 6962396 A JP6962396 A JP 6962396A JP 2986402 B2 JP2986402 B2 JP 2986402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカセットテーププレ
ーヤ(以下デッキという)に係り、詳細にはカセットテ
ープ(以下テープという)を挿入した際に、テープが所
定のプレー位置にある時にのみ磁気ヘッドが移動するテ
ープ挿排機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデッキのテープ挿排機構を図7を
用いて説明する。図7は従来のデッキのテープ挿排機構
の要部の概略を示す構成図で、(a)は平面図、(b)
はS矢視図、(c)はQ−Q断面である。100はテー
プ挿排機構で、昇降機構部101、挿排部120及び装
着検知部130等により構成される。
【0003】昇降機構部101は挿入されたテープを保
持して下降させ所定のプレー位置にセットし、テープに
記録又はテープに記録された情報を再生した後にテープ
を元の位置へ戻す機構部で、ホルダ102、エレベータ
110、棒ばね170及びエレベータバイアスレバー
(以下バイアスレバーという)180等により構成され
ている。
【0004】ホルダ102は、箱型をしておりシャーシ
160の内側に設けられ、ホルダ102がシャーシ16
0の側部161に回動自在に軸支162されいる。ホル
ダ102の上面板には挿排部120の押圧部122をガ
イドし前後方向に摺動させる長孔104が形成されてお
り、側部には棒ばね170が係止する曲部107、10
8が形成されている。また、ホルダ102の上面板のテ
ープ挿入口方向の端部105にはエレベータ110が屈
曲自在に連結されている。尚、ホルダ102の材料には
めっき鋼板が用いられプレス加工等により形成される。
【0005】エレベータ110は、挿入されたテープを
保持し垂直上下方向へ移動させ、テープを所定のプレー
位置にセットさせる昇降機構部101の一部で、ホルダ
102の上面板の端部105と、エレベータ110の上
面板の端部112とで屈曲自在に連結されている。エレ
ベータ110はホルダ102の回動動作により垂直上下
方向への移動に変えられる。尚、エレベータ110の材
料にはめっき鋼板が用いられプレス加工等により形成さ
れる。
【0006】挿排部120は、挿入されたテープをクラ
ンプし挿入または排出する機構で、挿排レバー121及
び押圧部122により構成されている。挿排レバー12
1は板状のレバーで、押圧部122を軸支する孔123
と挿排レバー121の回動支点124及びテープが挿入
された時にスイッチ125を作動させる押部126が形
成されている。また、押圧部122はテープの挿入前端
面と当接する部分で、ホルダ102の上面板の長孔10
4にガイドされ前後方向に摺動自在に係合するガイド部
127が形成されている。尚、挿排レバー120の材料
にはめっき鋼板が用いられプレス加工等により形成さ
れ、押圧部122の材料には樹脂材が用いられ成形加工
により形成される。
【0007】尚、挿排部120の組付けは、ホルダ10
2の上面板の長孔104を挟んで内側に押圧部122
を、外側に挿排レバー121を設け押圧部122を挿排
レバー121に軸支するように組付けられる。挿排レバ
ー121はホルダ102から外れた所(シャーシ16
0)に回動自在に軸支される。棒ばね170は、ねじり
棒ばね形状をしており、ホルダ102を常に元の位置
(テープを挿入前の状態)方向へ戻るように、バイアス
をかけるためのものである。尚、棒ばね170の材料に
はばね鋼線が用いられ形成後に熱処理等が施される。
【0008】バイアスレバー180は、装着スライドレ
バー(図示省略)に係合し装着スライドレバーの動きに
より回動するようになっている。バイアスレバー180
はホルダ102に係止した棒ばね170に係止し、バイ
アスレバー180を回動させることにより、ホルダ10
2及びエレベータ110を下降させるレバーである。バ
イアスレバー180は略直角2方向にアーム部が形成さ
れた板状のレバー(ブーメラン形状)で、直角の頂部に
回動支点の孔が形成されている。また、直角2方向のア
ーム部の1方のアーム部181には棒ばね170が係止
する係止部182が、また、他方のアーム部183には
棒ばね170が係止する係止部184が形成されてい
る。尚、バイアスレバー180の材料にはめっき鋼板が
用いられプレス加工等により形成される。また、バイア
スレバー180はホルダ102の回動支点の軸162を
支点にして回動するように組立られている。
【0009】装着検知部130は、レバー131とスイ
ッチ132等により構成されており、レバー131はエ
レベータ110が下降した際にエレベータ110の下面
113がレバー131を押圧し、矢印r方向へ回動する
ように設置されている。レバー131が回動するとレバ
ー131と連動されたスイッチ132が入り磁気ヘッド
140を前進させる。尚、レバー131の材料には樹脂
材等が用いられ成形加工により形成される。
【0010】次にテープの挿排動作を説明する。昇降機
構部101のエレベータ110にテープを矢印P方向へ
挿入するとテープの先端部が、挿排レバー121の先端
部に軸支された押圧部122に当接し押し込みながら挿
排レバー121を矢印d方向へ回動させる。挿排レバー
121が矢印d方向へ回動すると押部126によりスイ
ッチ125が入りモータ(図示省略)が回転し、テープ
が所定の位置まで挿入される。
【0011】次に、装着スライドレバー(図示省略)に
係合し回動するバイアスレバー180が、ホルダ102
の側部に係止している棒ばね170を押圧しながらe方
向へ回動させると、ホルダ102が矢印e方向へ回動し
ホルダ102と屈曲自在に接続されたエレベータ110
が下降しテープが所定のプレイ位置にセットされる。そ
して、エレベータ110の下面113が装着検知部13
0のレバー131に当接し、レバー131を矢印r方向
へ回動させる。レバー131が回動するとスイッチ13
2が入りその信号により、磁気ヘッド140が矢印f方
向(テープ方向)へ移動しテープに当接する。そして、
テープを巻き取りテープへの記録又はテープに記録され
た情報の再生が行われる。
【0012】尚、テープを取出すには前面の排出釦(図
示省略)を押すとモータ(図示省略)が回転し、磁気ヘ
ッド140が元の位置へ戻る。これと同時に、昇降機構
部101のホルダ102が回動しホルダ102に接続さ
れたエレベータ110が上昇する。次に、挿排レバー1
21が矢印h方向へ回動し、挿排レバー121の先端に
軸支された押圧部122がテープを挿入口方向へ押し出
す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のテープ
挿排機構100では、テープが正常な状態で挿入されて
いることを、装着検知装置130等により検知し、テー
プが正常に挿入された時点で磁気ヘッド140をテープ
の方向へ前進させる機構となっており、テープ挿排機構
100と磁気ヘッド140との関係に関する品質上の問
題の大半は防止できる。しかし、このような機構では構
成部品点数が増加するのでコスト高につながるという問
題がある。
【0014】また、上記のような装着検知装置130等
を用いない場合もあるが、この場合には例えば、テープ
が完全に挿入されないうちにテープが飛び出す(挿入ミ
ス)等の場合に、テープと磁気ヘッド140の移動のタ
イミングがずれ、テープと磁気ヘッド140が干渉する
等の不具合が発生するおそれがある。そこで、本発明は
上述の問題を解決するもので、テープ挿排機構の構成部
品点数を増やすことなく、テープが所定のプレイ位置に
セットされた時にのみ磁気ヘッドが移動するテープ挿排
機構を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するもので、カセットテープが挿入され所定のプレイ
位置にセットされた時に、磁気ヘッドを移動させてプレ
イ状態になるカセットテーププレーヤにおいて、前記カ
セットテープを保持し前記プレイ位置へセットするエレ
ベータ部と、前記エレベータ部と屈曲可能に接続される
と共にシャーシに軸止され、回動動作により前記エレベ
ータ部を上下に移動するホルダと、前記カセットテープ
の挿入に伴い回動するパイアスレバーと、前記パイアス
レバーの回動に伴い磁気ヘッドを移動させるヘッド移動
機構と、前記カセットテープの非挿入状態では、第1端
部が前記ホルダに当接すると共に第2端部が前記バイア
スレバーに当接して、前記エレベータ部が前記プレイ位
置から離れる方向に前記ホルダをバイアスし、前記カセ
ットテープの挿入状態では、第2端部が前記ホルダに当
接すると共に第1端部が前記バイアスレバーに当接し
て、前記バイアスレバーの回動に応じて前記エレベータ
部が前記プレイ位置に近づくように前記ホルダを押圧す
るばねと、前記パイアスレバーに設けられ、前記エレベ
ータ部の停止に伴う前記ホルダの回動の停止から該パイ
アスレバーが所定量回動した時に、該ホルダとの当接に
より移動不可状態にある前記バネの第2端部に当接して
該パイアスレバーの回動を停止させる係止部とからなる
ことを特徴とするものである。
【0016】また、カセットテープが挿入され所定のプ
レイ位置にセットされた時に、磁気ヘッドを移動させて
プレイ状態になるカセットテーププレーヤにおいて、前
記カセットテープを保持し前記プレイ位置へセットする
エレベータ部と、前記エレベータ部と屈曲可能に接続さ
れると共にシャーシに軸止され、回動動作により前記エ
レベータ部を上下に移動するホルダと、前記カセットテ
ープの挿入に伴い回動するパイアスレバーと、前記パイ
アスレバーの回動に伴い磁気ヘッドを移動させるヘッド
移動機構と、前記カセットテープの非挿入状態では、第
1端部が前記ホルダに当接すると共に第2端部が前記バ
イアスレバーに当接して、前記エレベータ部が前記プレ
イ位置から離れる方向に前記ホルダをバイアスし、前記
カセットテープの挿入状態では、第2端部が前記ホルダ
に当接すると共に第1端部が前記バイアスレバーに当接
して、前記バイアスレバーの回動に応じて前記エレベー
タ部が前記プレイ位置に近づくように前記ホルダを押圧
するばねと、前記ホルダに設けられ、前記エレベータ部
の停止に伴う前記ホルダの回動の停止から該パイアスレ
バーが所定量回動した時に、該バイアスレバーとの当接
により移動状態にある前記バネの第1端部に当接して該
ばねの第1端部の移動を阻止し該パイアスレバーの回動
を停止させる係止部とからなることを特徴とするもので
ある。
【0017】また、カセットテープが挿入され所定のプ
レイ位置にセットされた時に、磁気ヘッドを移動させて
プレイ状態になるカセットテーププレーヤにおいて、前
記カセットテープを保持し前記プレイ位置へセットする
エレベータ部と、前記エレベータ部と屈曲可能に接続さ
れると共にシャーシに軸止され、回動動作により前記エ
レベータ部を上下に移動するホルダと、回動可能に支持
される共に、回動動作のためのガイド軸が設けられたパ
イアスレバーと、前記カセットテープの挿入に伴い移動
すると共に、該移動に伴い前記ガイド軸と協動して前記
パイアスレバーを回動させる溝カムが設けられたスライ
ドレバーと、前記パイアスレバーの回動に伴い磁気ヘッ
ドを移動させるヘッド移動機構と、前記カセットテープ
の非挿入状態では、第1端部が前記ホルダに当接すると
共に第2端部が前記バイアスレバーに当接して、前記エ
レベータ部が前記プレイ位置から離れる方向に前記ホル
ダをバイアスし、前記カセットテープの挿入状態では、
第2端部が前記ホルダに当接すると共に第1端部が前記
バイアスレバーに当接して、前記バイアスレバーの回動
に応じて前記エレベータ部が前記プレイ位置に近づくよ
うに前記ホルダを押圧するばねと、前記エレベータ部の
停止に伴う前記ホルダの回動の停止状態において発生す
る、前記ばねの第1端部と前記バイアスレバーとの当接
と前記第2端部と前記ホルダとの当接による該バイアス
レバーの回動停止状態において、前記ガイド軸が当接し
て前記スライドレバーの移動を係合停止させる、前記溝
カムに設けられた係合停止部とからなることを特徴とす
るものである。
【0018】
【実施例】本発明の第1実施例を図1及び図2を用いて
説明する。図1は本発明の第1実施例のデッキのテープ
挿排機構の要部の概略を示す構成図で、(a)は平面
図、(b)はA矢視図である。図2は本発明の第1実施
例の昇降機構部のB−B断面拡大図及び動作を示す図
で、(a)はテープ挿入前の状態を示すB−B断面図、
(b)はプレイ時の状態を示すB−B断面図、(c)は
テープの異常挿入状態を示すB−B断面図である。
【0019】10はテープ挿排機構で、昇降機構部11
及び挿排部30等により構成される。昇降機構部11
は、挿入されたテープを保持して下降させ所定のプレイ
位置にセットし、テープに記録又はテープに記録された
情報を再生後にテープを元の位置へ戻す機構部で、ホル
ダ12、エレベータ20、棒ばね36及びバイアスレバ
ー40等により構成されている。
【0020】ホルダ12は、箱型をしておりシャーシ7
0の内側に設けられ、ホルダ12がシャーシ70の側部
71に軸72により回動自在に軸支されている。ホルダ
12の上面板には押圧部37をガイドし前後方向に摺動
させるガイド長孔14が形成されており、側部には棒ば
ね36が係止する曲部16、17が形成されている。ま
た、ホルダ12の上面板のテープ挿入口方向の端部15
にはエレベータ20が屈曲自在に連結されている。尚、
ホルダ12の材料にはめっき鋼板が用いられプレス加工
等により形成される。
【0021】エレベータ20は、挿入されたテープを保
持して垂直上下方向へ移動させ、テープを所定のプレイ
位置にセットさせる昇降機構部11の一部で、ホルダ1
2の上面板の端部15と、エレベータ20の上面板の端
部22とで屈曲自在に連結されている。エレベータ20
はホルダ12の回動動作により上下垂直方向への移動に
変えられる。尚、エレベータ20の材料にはめっき鋼板
が用いられプレス加工等により形成される。
【0022】挿排部30は、挿入されたテープをクラン
プし挿入または排出する機構で、挿排レバー31及び押
圧部37により構成されている。挿排レバー31は板状
のレバーで、押圧部37を軸支する孔32と挿排レバー
31の回動支点33及びテープが挿入された時にスイッ
チ35を作動させる押部34が形成されている。また、
押圧部37はテープの挿入前端部と当接する部分で、ホ
ルダ12の上面板のガイド長孔14にガイドされ前後方
向に摺動自在に係合するガイド部38が形成されてい
る。尚、挿排レバー31の材料にはめっき鋼板が用いら
れプレス加工等により形成され、また、押圧部37の材
料には樹脂材が用いられ成形加工により形成される。
【0023】尚、挿排部30の組付けは、ホルダ12の
上面板のガイド長孔14を挟んで内側に押圧部37を、
外側に挿排レバー31を設け押圧部37を挿排レバー3
1に軸支するように組付けられる。挿排レバー31はホ
ルダ12から外れた所(シャーシ70)に回動自在に軸
支される。棒ばね36は、ねじり棒ばね形状をしてお
り、ホルダ12を常に元の位置(テープを挿入前の状
態)方向へ戻るように、バイアスをかけるためのもので
ある。尚、棒ばね36の材料にはばね鋼線が用いられ形
成後に熱処理等が施される。
【0024】バイアスレバー40は、装着スライドレバ
ー(図示省略)に係合し装着スライドレバーの動きによ
り回動するようになっている。バイアスレバー40はホ
ルダ12に係止した棒ばね36に係止し、バイアスレバ
ー40を回動させることにより、ホルダ12及びエレベ
ータ20を下降させるレバーである。バイアスレバー4
0は略直角2方向にアーム部が形成された板状のレバー
(ブーメラン形状)で、バイアスレバー40の直角の頂
部には回動支点の孔が形成されている。また、直角2方
向に形成されたアーム部の1方のアーム部41には棒ば
ね36が係止する係止部42が、また、他方のアーム部
43には棒ばね36が係止する係止部44及び45が形
成されている。尚、バイアスレバー40の材料にはめっ
き鋼板が用いられプレス加工等により形成される。ま
た、バイアスレバー40はホルダ12の回動支点の軸7
2を支点にして回動するように組立られている。
【0025】次に、テープの正常挿入時と異常挿入時の
挿排動作を説明する。先ず、正常挿入時について説明す
る。昇降機構部11のエレベータ20にテープを矢印C
方向へ挿入するとテープの先端部が、挿排レバー30の
先端部に軸支された押圧部37に当接し、矢印C方向へ
押し込み挿排レバー31を矢印D方向へ回動させる。挿
排レバー31が矢印D方向へ回動すると押部34により
スイッチ35が入りモータ(図示省略)が回転し、テー
プが所定の位置まで挿入される。
【0026】次に、装着スライドレバーに係合し回動す
るバイアスレバー40が、ホルダ12の側部に係止して
いる棒ばね36を押圧しながらE方向へ回動すると、棒
ばね36に係止したホルダ12が矢印E方向へ回動す
る。そして、ホルダ12と屈曲自在に連結されたエレベ
ータ20が下降しテープが所定のプレイ位置にセットさ
れる。エレベータ20が所定の位置まで下降すると、装
着スライドレバーを始め歯車(図示省略)等で連結され
た磁気ヘッド90が矢印F方向(テープ方向)へ移動し
テープに当接する。そして、テープを巻き取りテープへ
の記録又はテープに記録された情報の再生が行われる。
【0027】尚、テープを取出すには前面の排出釦(図
示省略)を押すとモータ(図示省略)が回転し、磁気ヘ
ッド90が元の位置へ戻る。これと同時にホルダ12が
矢印G方向へ回動し、ホルダ12に連結されたエレベー
タ20が上昇する。そして、エレベータ20が上始点に
達すると挿排レバー31が矢印H方向へ回動し、挿排レ
バー31の先端に軸支された押圧部37がテープを挿入
口方向へ押し出す。
【0028】次に、異常挿入時について説明する。昇降
機構部11のエレベータ20にテープを矢印C方向へ挿
入し、何らかの条件でテープが正規の位置まで挿入され
ずにテープが浮いた状態(例えば半差挿入)では、装着
スライドレバーによりバイアスレバー40がE方向へ回
動しようとするが、ホルダ12が回動しないので、ホル
ダ12の曲部16とバイアスレバー40の係止部45で
棒ばね36を挟み付け突っ張った状態となり、ホルダ1
2及びバイアスレバー40の回動が規制されるので、装
着スライドレバーを始め歯車等で連結された磁気ヘッド
90の移動も防止される。
【0029】以上説明したように本実施例によれば、テ
ープが異常挿入状態でホルダ12が回動不能状態にある
場合には、バイアスレバー40が回動してもパイアスレ
バー40の係止部45がホルダ12の曲部16に当たっ
て変位できない棒ばね36の図示下側部分に係止する。
このため、バイアスレバー40の回動が規制され、装着
スライドレバーを始め歯車等で連結された磁気ヘッド9
0の移動が防止される。従って、磁気ヘッド90の移動
が防止されるのでエレベータ20(テープ)と磁気ヘッ
ド90が干渉(衝突)するのを避けることができる。ま
た、本実施例ではバイアスレバー40の係止部45を追
加することによりエレベータ20(テープ)と磁気ヘッ
ド90が干渉(衝突)防止を実現したものであり、従来
に比べ構成部品点数等の削減が図れるのでコスト低減に
つながる。
【0030】次に、本発明の第2実施例を図3及び図4
を用いて説明する。図3は本発明の第2実施例のデッキ
のテープ挿排機構の要部の概略を示す構成図で、(a)
は平面図、(b)はJ矢視図である。図4は本発明の第
2実施例の昇降機構部のI−I断面拡大図及び動作を示
す図で、(a)はテープ挿入前の状態を示すI−I断面
図、(b)はプレイ時の状態を示すI−I断面図、
(c)はテープの異常挿入状態を示すI−I断面図であ
る。尚、第2実施例は第1実施例の一部を変更したもの
で、その他については第1実施例と略同じであるので、
同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0031】ホルダ50は、箱型をしておりシャーシ7
0の内側に設けられ、ホルダ50がシャーシ70の側部
71に軸72により回動自在に軸支されている。ホルダ
50の上面板には押圧部37をガイドし前後方向に摺動
させるガイド長孔51が形成されており、側部には棒ば
ね36が係止する曲部52、53および54が形成され
ている。また、ホルダ50の上面板のテープ挿入口方向
の端部55にはエレベータ20が屈曲自在に連結されて
いる。尚、ホルダ50の材料にはめっき鋼板が用いられ
プレス加工等により形成される。
【0032】バイアスレバー60は、装着スライドレバ
ーに係合し装着スライドレバーの動きにより回動するよ
うになっている。バイアスレバー60はホルダ50に係
止した棒ばね36に係止し、バイアスレバー60を回動
させることにより、ホルダ50及びエレベータ20を下
降させるレバーである。バイアスレバー60は略直角2
方向にアーム部が形成された板状のレバー(ブーメラン
形状)で、バイアスレバー60の直角の頂部には回動支
点の孔が形成されている。また、直角2方向に形成され
たアーム部の1方のアーム部61には棒ばね36が係止
する係止部62が、また、他方のアーム部63には棒ば
ね36が係止する係止部64が形成されている。尚、バ
イアスレバー60の材料にはめっき鋼板が用いられプレ
ス加工等により形成される。また、バイアスレバー60
はホルダ50の回動支点の軸72を支点にして回動する
ように組立られている。
【0033】次に、テープの異常挿入時の挿排動作を説
明する。昇降機構部11のエレベータ20にテープを矢
印C方向へ挿入し、何らかの条件でテープが正規の位置
まで挿入されずにテープが浮いた状態(例えば半差挿
入)では、装着スライドレバーによりバイアスレバー6
0がE方向へ回動しようとするが、ホルダ50が回動し
ないので、ホルダ50の曲部53とバイアスレバー60
の係止部62で棒ばね36を挟み付け突っ張った状態と
なり、ホルダ50及びバイアスレバー60の回動が規制
されるので、装着スライドレバーを始め歯車等で連結さ
れた磁気ヘッド90の移動も防止される。
【0034】以上説明したように本実施例においても、
第1実施例と同じようにテープが異常挿入状態の場合に
はホルダ50の曲部53に棒ばね36が係止し、棒ばね
36にバイアスレバー60の係止部62が係止するの
で、ホルダ50及びバイアスレバー60の回動が規制さ
れ、装着スライドレバーを始め歯車等で連結された磁気
ヘッド90の移動が防止される。従って、エレベータ2
0(テープ)と磁気ヘッド90が干渉(衝突)するのを
避けることができる。また、本実施例ではホルダ50の
曲部53を追加することにより実現したものであり、従
来に比べ構成部品点数等の削減が図れるのでコスト低減
につながる。
【0035】次に、本発明の第3実施例を図5及び図6
を用いて説明する。図5は本発明の第3実施例のデッキ
のテープ挿排機構の要部の概略を示す構成図で、(a)
は平面図、(b)はL矢視図、(c)はM−M断面であ
る。図6は本発明の第3実施例の昇降機構部のK−K断
面拡大図及び動作を示す図で、(a)はテープ挿入前の
状態を示すK−K断面図、(b)はプレイ時の状態を示
すK−K断面図、(c)はテープの異常挿入状態を示す
K−K断面図である。尚、第3実施例は第1実施例の一
部を変更したもので、その他については第1実施例と略
同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説
明を省略する。
【0036】40はバイアスレバーで、装着スライドレ
バー80に係合し装着スライドレバーの動きにより回動
するようになっている。バイアスレバー40はホルダ1
2に係止した棒ばね36に係止し、バイアスレバー40
を回動させることにより、ホルダ12及びエレベータ2
0を下降させるレバーである。バイアスレバー40は略
直角2方向にアーム部が形成された板状のレバー(ブー
メラン形状)で、バイアスレバー40の直角の頂部には
回動支点の孔が形成されている。また、直角2方向のア
ーム部の1方のアーム部41には装着スライドレバー8
0の溝カム82に係合するガイド軸45と棒ばね36が
係止する係止部42が形成されている。他方のアーム部
43には棒ばね36が係止する係止部44が形成されて
いる。尚、バイアスレバー40の材料にはめっき鋼板が
用いられプレス加工等により形成される。また、バイア
スレバー40はホルダ12の回動支点の軸72を支点に
して回動するように組立られている。
【0037】装着スライドレバー80は、長方形の板を
長手方向に直角に曲げられており、一方の面の端面には
ラック81が形成されており歯車(図示省略)に歯合
し、歯車の回転により装着スライドレバー80が前後方
向に摺動するようになっている。他方(垂直方向)の面
にはバイアスレバー40のガイド軸45が係合するZ状
の溝カム82が形成されており、溝カム82の中央部は
垂直面83となっている。尚、装着スライドレバー80
の材料にはめっき鋼板が用いられプレス加工等により形
成される。
【0038】次に、テープの正常挿入時と異常挿入時の
挿排動作を説明する。先ず、正常挿入時について説明す
る。昇降機構部11のエレベータ20にテープを矢印C
方向へ挿入するとテープの先端部が、挿排レバー30の
先端部に軸支された押圧部37に当接し、矢印C方向へ
押し込み挿排レバー31を矢印D方向へ回動させる。挿
排レバー31が矢印D方向へ回動するとスイッチ35が
入りモータ(図示省略)が回転し、装着スライドレバー
80に係合し回動するバイアスレバー40が、ホルダ1
2の側部に係止している棒ばね36を押圧しながらE方
向へ回動させると、棒ばね36に係止したホルダ12を
矢印E方向へ回動させ、テープが所定の位置まで挿入さ
れる。この状態でバイアスレバー40のガイド軸45が
装着スライドレバー80の溝カム82の垂直部83まで
達しており、ホルダ12と屈曲自在に連結されたエレベ
ータ20との自重により、エレベータ20が所定の位置
(溝カム82の垂直部83下部斜面)まで下降しさらに
進む。そして、エレベータ20が所定のプレイ位置まで
下降すると、歯車等で連結された磁気ヘッド90が矢印
F方向(テープ方向)へ移動しテープに当接する。そし
て、テープを巻き取りテープへの記録又はテープに記録
された情報の再生が行われる。
【0039】尚、テープを取出すには前面の排出釦(図
示省略)を押すとモータ(図示省略)が回転し、磁気ヘ
ッド90が元の位置へ戻る。これと同時にホルダ12が
矢印G方向へ回動し、ホルダ12に連結されたエレベー
タ20が上昇する。そして、エレベータ20が上始点に
達すると挿排レバー31が矢印H方向へ回動し、挿排レ
バー31の先端に軸支された押圧部37がテープを挿入
口方向へ押し出す。
【0040】次に、異常挿入時について説明する。テー
プ非挿入状態では、図6(a)に示すように、ガイド軸
45は装着スライドレバー80の溝カム82の上部にあ
る。このためバイアスレバー40は、図5(c)のG方
向に回動した位置で固定状態になっている。この状態
で、棒ばね36の上腕部(図で水平方向に延びている
方)はホルダ12の曲部17に当接しており、また棒ば
ね36の下腕部(図で垂直方向に延びている方)はホル
ダ12の曲部16に当接している。従って、ホルダ12
がG方向に回動した場合は棒ばね36の上腕部がバイア
スレバー40の係止部42に当接してその回動が阻止さ
れ、またホルダ12がE方向に回動した場合は棒ばね3
6の下腕部がバイアスレバー40の係止部44に当接し
てその回動が阻止されることになり、結局ホルダ12
は、スライドレバー80により回動位置が規定されたバ
イアスレバー40の係止部42,44により決まる初期
位置に固定されることとなる。昇降機構部11のエレベ
ータ20にテープを矢印C方向へ挿入すると、スライド
レバー80も移動し、ガイド軸45は装着スライドレバ
ー80の溝カム82の幅広部分に位置し、バイアスレバ
ー40は装着スライドレバー80の溝カム82に対して
は回動可能になる。ここで、異常挿入によりホルダ12
が回動不能状態となると、パイアスレバー40がその自
重によりE方向に回動しようとするが、ばね4の下碗部
が回動不能のホルダ12の曲部16により固定状態とな
るため、ばね4の上腕部がパイアスレバー40の係止部
42に当接して押し戻すように作用するので、パイアス
レバー40のE方向への回動が阻止される。このため、
ガイド軸45は、ガイド軸45は装着スライドレバー8
0の溝カム82の上部部分にその位置が保持され、バイ
アスレバー40の移動によりガイド軸45は溝カム82
の垂直部83に当接することになる。つまり、異常挿入
によりホルダ12が回動不能状態となると、ガイド軸4
5と溝カム82の垂直部83に圧接して突っ張った状態
となって、パイアスレバー40および装着スライドレバ
ー80が動かない状態となる。従って、パイアスレバー
40の回動が規制された状態となって、装着スライドレ
バー80を始め歯車等で連結された磁気ヘッド95の移
動も防止される。
【0041】以上説明したように本実施例によれば、テ
ープが異常挿入状態の場合には、バイアスレバー40の
ガイド軸45が、装着スライドレバー80の溝カム82
の垂直部83に当接し、バイアスレバー40及びホルダ
12の回動が規制され、装着スライドレバーを始め歯車
等で連結された磁気ヘッド90の移動が防止される。従
って、エレベータ20(テープ)と磁気ヘッド90が干
渉(衝突)する等の不具合を避けることができる。ま
た、本実施例では装着スライドレバー80の溝カム82
の形状を変えることにより実現したものであり、従来に
比べ構成部品点数等の削減が図れるのでコスト低減につ
ながる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
ープ挿排機構の構成部品点数を増やすことなく、テープ
が所定のプレイ位置にある時にのみ磁気ヘッドを前進又
は後退させることができるので、磁気ヘッドとテープが
干渉する等の不具合の発生を防止することができる。ま
た、その他に機器のコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のデッキのテープ挿排機構
の要部の概略を示す構成図で、(a)は平面図、(b)
はA矢視図である。
【図2】本発明の第1実施例の昇降機構部のB−B断面
拡大図及び動作を示す図で、(a)はテープ挿入前の状
態を示すB−B断面図、(b)はプレイ時の状態を示す
B−B断面図、(c)はテープの異常挿入状態を示すB
−B断面図である。
【図3】本発明の第2実施例のデッキのテープ挿排機構
の要部の概略を示す構成図で、(a)は平面図、(b)
はJ矢視図である。
【図4】本発明の第2実施例の昇降機構部のI−I断面
拡大図及び動作を示す図で、(a)はテープ挿入前の状
態を示すI−I断面図、(b)はプレイ時の状態を示す
I−I断面図、(c)はテープの異常挿入状態を示すI
−I断面図である。
【図5】本発明の第3実施例のデッキのテープ挿排機構
の要部の概略を示す構成図で、(a)は平面図、(b)
はL矢視図、(c)はM−M断面図である。
【図6】本発明の第3実施例の昇降機構部のK−K断面
拡大図及び動作を示す図で、(a)はテープ挿入前の状
態を示すK−K断面図、(b)はプレイ時の状態を示す
K−K断面図、(c)はテープの異常挿入状態を示すK
−K断面図である。
【図7】従来のデッキのテープ挿排機構の要部の概略を
示す構成図で、(a)は平面図、(b)はS矢視図、
(c)はQ−Q断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・テープ挿排機構 11・・・・・昇降機構部 12、50・・ホルダ 14、51・・ガイド長孔 15、22・・端部 16、17、52、53、54・・曲部 20・・・・・エレベータ 30・・・・・挿排部 31・・・・・挿排レバー 32・・・・・孔 33・・・・・回動支点 34・・・・・押部 35・・・・・スイッチ 36・・・・・棒ばね 37・・・・・押圧部 38・・・・・ガイド部 40、60・・バイアスレバー 42、44、45、62、64・・係止部 70・・・・・シャーシ 72・・・・・軸 80・・・・・装着スライドレバー 82・・・・・溝カム 83・・・・・垂直面 90・・・・・磁気ヘッド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットテープが挿入され所定のプレイ
    位置にセットされた時に、磁気ヘッドを移動させてプレ
    イ状態になるカセットテーププレーヤにおいて、 前記カセットテープを保持し前記プレイ位置へセットす
    るエレベータ部と、 前記エレベータ部と屈曲可能に接続されると共にシャー
    シに軸止され、回動動作により前記エレベータ部を上下
    に移動するホルダと、 前記カセットテープの挿入に伴い回動するパイアスレバ
    ーと、 前記パイアスレバーの回動に伴い磁気ヘッドを移動させ
    るヘッド移動機構と、 前記カセットテープの非挿入状態では、第1端部が前記
    ホルダに当接すると共に第2端部が前記バイアスレバー
    に当接して、前記エレベータ部が前記プレイ位置から離
    れる方向に前記ホルダをバイアスし、前記カセットテー
    プの挿入状態では、第2端部が前記ホルダに当接すると
    共に第1端部が前記バイアスレバーに当接して、前記バ
    イアスレバーの回動に応じて前記エレベータ部が前記プ
    レイ位置に近づくように前記ホルダを押圧するばねと、 前記パイアスレバーに設けられ、前記エレベータ部の停
    止に伴う前記ホルダの回動の停止から該パイアスレバー
    が所定量回動した時に、該ホルダとの当接により移動不
    可状態にある前記バネの第2端部に当接して該パイアス
    レバーの回動を停止させる係止部とからなることを特徴
    とするカセットテープ挿排機構。
  2. 【請求項2】 カセットテープが挿入され所定のプレイ
    位置にセットされた時に、磁気ヘッドを移動させてプレ
    イ状態になるカセットテーププレーヤにおいて、 前記カセットテープを保持し前記プレイ位置へセットす
    るエレベータ部と、 前記エレベータ部と屈曲可能に接続されると共にシャー
    シに軸止され、回動動作により前記エレベータ部を上下
    に移動するホルダと、 前記カセットテープの挿入に伴い回動するパイアスレバ
    ーと、 前記パイアスレバーの回動に伴い磁気ヘッドを移動させ
    るヘッド移動機構と、 前記カセットテープの非挿入状態では、第1端部が前記
    ホルダに当接すると共に第2端部が前記バイアスレバー
    に当接して、前記エレベータ部が前記プレイ位置から離
    れる方向に前記ホルダをバイアスし、前記カセットテー
    プの挿入状態では、第2端部が前記ホルダに当接すると
    共に第1端部が前記バイアスレバーに当接して、前記バ
    イアスレバーの回動に応じて前記エレベータ部が前記プ
    レイ位置に近づくように前記ホルダを押圧するばねと、 前記ホルダに設けられ、前記エレベータ部の停止に伴う
    前記ホルダの回動の停止から該パイアスレバーが所定量
    回動した時に、該バイアスレバーとの当接により移動状
    態にある前記バネの第1端部に当接して該ばねの第1端
    部の移動を阻止し該パイアスレバーの回動を停止させる
    係止部とからなることを特徴とするカセットテープ挿排
    機構。
  3. 【請求項3】 カセットテープが挿入され所定のプレイ
    位置にセットされた時に、磁気ヘッドを移動させてプレ
    イ状態になるカセットテーププレーヤにおいて、 前記カセットテープを保持し前記プレイ位置へセットす
    るエレベータ部と、 前記エレベータ部と屈曲可能に接続されると共にシャー
    シに軸止され、回動動作により前記エレベータ部を上下
    に移動するホルダと、 回動可能に支持される共に、回動動作のためのガイド軸
    が設けられたパイアスレバーと、 前記カセットテープの挿入に伴い移動すると共に、該移
    動に伴い前記ガイド軸と協動して前記パイアスレバーを
    回動させる溝カムが設けられたスライドレバーと、 前記パイアスレバーの回動に伴い磁気ヘッドを移動させ
    るヘッド移動機構と、 前記カセットテープの非挿入状態では、第1端部が前記
    ホルダに当接すると共に第2端部が前記バイアスレバー
    に当接して、前記エレベータ部が前記プレイ位置から離
    れる方向に前記ホルダをバイアスし、前記カセットテー
    プの挿入状態では、第2端部が前記ホルダに当接すると
    共に第1端部が前記バイアスレバーに当接して、前記バ
    イアスレバーの回動に応じて前記エレベータ部が前記プ
    レイ位置に近づくように前記ホルダを押圧するばねと、 前記エレベータ部の停止に伴う前記ホルダの回動の停止
    状態において発生する、前記ばねの第1端部と前記バイ
    アスレバーとの当接と前記第2端部と前記ホルダとの当
    接による該バイアスレバーの回動停止状態において、前
    記ガイド軸が当接して前記スライドレバーの移動を係合
    停止させる、前記溝カムに設けられた係合停止部とから
    なることを特徴とするカセットテープ挿排機構。
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