JP2986254B2 - Afc装置 - Google Patents

Afc装置

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JP2986254B2 JP3202998A JP20299891A JP2986254B2 JP 2986254 B2 JP2986254 B2 JP 2986254B2 JP 3202998 A JP3202998 A JP 3202998A JP 20299891 A JP20299891 A JP 20299891A JP 2986254 B2 JP2986254 B2 JP 2986254B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、π/4シフトQPSK
信号を入力としたの自動周波数制御(AFC)装置に関
するものである。AFC装置は、一般に受信信号中間周
波数のずれを補正するために用いられる。また、受信部
における中間周波数のずれが実用上問題にならない場合
においても、周波数精度の高い送信局部発振波を得るた
めに用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来、通信装置の受信部のAFC装置と
しては、受信信号を受信局部発振波により中間周波数の
信号に変換し、その中間周波数のずれを周波数弁別器に
より検出し、これを受信局部発振器に帰還してその発振
周波数を制御することにより中間周波数のずれを補正す
るものが広く用いられていた(例えば、マイクロ波技術
研究会編「マイクロ波通信光学」(昭47−3−20)
社団法人電気通信協会pp.356−361)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、π/4
シフトQPSK変調信号を入力とした場合、そのスペク
トルが、ディジタル信号のパターンにより中心周波数を
基準とする偏りが生じる場合があるので、前述のごとき
構成では、必ずしも局部発振波と受信信号との差周波数
のずれを検出できるとは限らないという欠点があった。
本発明は、上記欠点を除去するためになされたものであ
って、入力変調信号の位相に無関係なAFC制御信号を
得ることのできるAFC装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、次に示す入力
π/4シフトQPSK信号と、次に示す発振波y及び
それを所定量移相した信号との積を求め、それら積信号
を低域ろ波する手段を有する。x=cos(ω 1 t+θ n 但し、ω 1 :入力π/4シフトQPSK信号xの角周波
数、θ n :入力π/4シフトQPSK信号xの位相、
t:時間。 y=cos(ω 2 t+φ ) 但し、ω 2 :発振波yの角周波数、φ:発振波yの位
相、t:時間。 また、それらろ波出力信号a,cと2シンボル周期の整
数倍遅延したろ波出力信号b,dとの積e=a×d,f
=b×c,g=a×b,h=c×dを求め、次に示す中
間信号を作成する手段を有する。i=e−f =cos(θn−θn1 Δωτ+π/2)j=g+h =cos(θn−θn1 Δωτ但し、 θn1:θnに対し2シンボル周期の整数倍遅延
した入力π/4シフトQPSK信号の位相、Δω:入
力π/4シフトQPSK信号xの周波数と発振波yの
波数との周波数誤差、τ:遅延時間。更に、中間信号i
とjとの積和演算により次に示す最終信号qを作成する
手段と、この最終信号qに基づいて発振波yの周波数を
制御する手段とを有している。 q=(i×j)×(i 2 −j 2 =sin(4Δωτ) 但し、信号qの振幅に関する定数は、本質に関係ないの
で、省略して示した。
【0005】
【作用】入力π/4シフトQPSK信号と発振波及びそ
れを所定量移相した信号との積を求め、それら積信号を
低域ろ波し、それらろ波出力信号と2シンボル周期の整
数倍遅延したろ波出力信号との積を求め、その後、適当
に和(減算を含む)をとることにより、中間信号i,j
を作り出す。中間信号i,jに適当な積和演算を施すこ
とにより、sin{4(θn−θn1)+4Δωτ}な
る信号を作ることができる。ここで、入力はπ/4シフ
トQPSK信号なので、θnとθn1は+−π/4,+
−3π/4であり、(θn−θn1)は2シンボル周期
の整数倍の間での位相差なので、0,+−π/2,+−
πとなり、変調成分に無関係な周波数誤差の関数とな
る。これを最終信号qとして、発振波の周波数を制御す
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例の構成図である。図1
において、端子1よりπ/4シフトQPSK信号xを加
える。ここで、π/4シフトQPSK信号xは、式
(1)で表わされるものとする。 x=cos(ω1t+θn) (1) π/4シフトQPSK信号xを2つに分岐し、一方を乗
算器2の第1の入力端子に、他方を乗算器4の第1の入
力端子に加える。また、可変周波数発振器5からの受信
局部発振波yを2つに分岐し、一方をπ/2(rad)
移相器3を通して乗算器2の第2の入力端子に、他方を
乗算器4の第2の入力端子に加える。ここで、受信局部
発振波yは式(2)で表わされるものとする。 y=cos(ω2t+φ)
【0007】乗算器2,4は第1,第2の入力端子に入
力された、両信号の積を求め、その結果を低域通過ろ波
器6,7に加える。低域通過ろ波器6,7の出力である
信号a,cはそれぞれ式(3),式(4)で示される。 a=cos{Δωt+θn−φ} (3) 但しΔω=ω1−ω2 c=cos{Δωt+θn−φ−π/2} (4) 信号aは、分岐され、乗算器12,14のそれぞれの第
1の入力端子に加えるとともに、遅延端子10に加え
る。信号cは、分岐され、乗算器13,15のそれぞれ
の第1の入力端子に加えるとともに、遅延素子11に加
える。遅延素子10,11はそれぞれシンボル周期の2
n(nは整数)倍の遅延(τ)を与えるので、その出力
には式(5),式(6)で示す信号b,dが得られる。 b=cos{Δωt+θn1−Δωτ−φ} (5) 但し θn1;θnに対し2nシンボル周期の信号の位
相 d=cos{Δωt+θn1−Δωτ−φ−π/2} (6)
【0008】この信号bを乗算器12の第2の入力端子
に入力し、第1の入力端子に入力した信号aとの積を求
める。これにより、乗算器12の出力に式(7)に示す
信号gを得る。 g=a*b =1/2cos{2Δωt+θn+θn1−Δωτ−2φ} +1/2cos{θn−θn1+Δωτ} (7) また、信号dを乗算器14の第2の入力端子に入力し、
第1の入力端子に入力した信号aとの積を求める。これ
により、乗算器14の出力に式(8)に示す信号eを得
る。 e=a*d =1/2cos{2Δωt+θn+θn1−Δωτ−2φ―π/2} +1/2cos{θ n ―θ n 1 +Δωτ+π/2} (8) また、信号dを乗算器13の第2の入力端子に入力し、
第1の入力端子に入力した信号cとの積を求める。これ
により、乗算器13の出力に式(8)に示す信号hを得
る。 h=c* =1/2cos{2Δωt+θn+θn1−Δωτ−2φ−π} +1/2cos{θn θn1 Δωτ} (9) さらに、信号bを乗算器15の第2の入力端子に入力
し、第1の入力端子に入力した信号cとの積を求める。
これにより、乗算器15の出力に式(10)に示す信号
fを得る。 f=b*c =1/2cos{2Δωt+θn θn1 Δωτ−2φ−π/2} +1/2cos{θn1−θn−Δωτ+π/2} (10)
【0009】信号eを減算器16の第1の入力端子に、
信号fを第2の入力端子にそれぞれ加え、両信号の差を
求める。これにより、減算器16の出力に式(11)に
示す信号iを得る。 i=e−f =cos{θn−θn1+Δωτ+π/2} (11) また、信号gを加算器17の第1の入力端子に、信号h
を第2の入力端子にそれぞれ加え、両信号を加算する。
これにより、加算器17の出力に式(12)に示す信号
jを得る。 j=g+h =cos{θn−θn1+Δωτ} (12)
【0010】信号iを加算器18の第1の入力端子に加
え、信号jを加算器18の第2の入力端子に加えて両信
号の和を求める。これにより、加算器18の出力に式
(13)に示す信号kを得る。 k=i+j =√2cos{θn−θn1+Δωτ+π/4} (13) また、信号jを減衰器19の第1の入力端子に加え、前
記信号iを減算器19の第2の入力1端子に加えて両信
号の差を求める。これにより、減算器19の出力に式
(14)に示す信号を得る。 l=j−i =√2cos{θn−θn1+Δωτ−π/4} (14) 加算器18から出力された信号kと減算器19から出力
された信号を、遅延検波出力信号として出力端子2
0,21を介して外部に出力する。
【0011】一方、信号iを乗算器23の第1および第
2の入力端子に入力し、信号iを2乗する。これによ
り、乗算器23の出力に式(15)に示す信号nを得
る。 n=iの2乗 =1/2+1/2cos{2(θn−θn12Δωτ+π} (15 ) 同様にして、信号jを乗算器24の第1および第2の入
力端子に入力し、信号jを2乗する。これにより、乗算
器24の出力に式(16)に示す信号oを得る。 o=jの2乗 =1/2+1/2cos{2(θn−θn12Δωτ} (16) さらに、信号n,oを減算器25に入力し、両信号の差
を求める。これにより、減算器25の出力に式(17)
に示す信号pを得る。 p=n−o =−cos{2(θn−θn1)+2Δωτ} (17) 一方、信号iおよびjを乗算器22に入力し、両信号の
積を求める。これにより、乗算器22の出力に式(1
8)に示す信号mを得る。 m=i*j =1/2cos{2(θn−θn1)+2Δωτ+π/2} (18)
【0012】そして、信号mとpを乗算器26に入力
し、両信号の積を求める。これにより、乗算器26の出
力に式(19)に示す信号qを得る。 q=m*p =1/4sin{4(θn−θn1)+4Δωτ} (19) 上記式(19)の第1項の(θn−θn1)は、π/4
シフトの2シンボル周期分なので、0,±π/2,±
π,であり、4(θn−θn1)は2πの整数倍とな
り、式(19)は、式(20)となる。 q=1/4sin(4Δωτ) (20) 式(20)から、信号qの大きさは、変調信号に依存す
ることなく周波数誤差Δωの関数になることが、わか
る。よって、信号qを可変周波数発振器5に帰還するこ
とにより、AFCが可能となる。
【0013】図2は、図1における可変周波数発振器5
の構成図である。図2において、信号qを基準周波数発
振源である電圧制御水晶発振器102の周波数制御端子
に入力する。発振器102の出力は2つに分岐し、一方
を分周器103に入力する。分周器103の出力を位相
比較器104に入力する。位相比較器104の他方の入
力端子には、受信局部発振周波数が出力される電圧制御
発振器106の出力信号を分周器105で分周された信
号が入力される。比較器104の出力を積分器107で
積分し、積分出力を電圧制御発振器106の電圧制御端
子に帰還することによりAFCがかけられる。また、1
03,104,105,106,107は、受信局部発
振用シンセサイザ120が構成されることが理解できよ
う。
【0014】また送信用局部発振用シンセサイザ130
は、受信局部発振用シンセサイザ120と同様に分周器
108、比較器109、分周器110、電圧制御発振器
112、及び積分器111から構成され、動作は受信局
部発振器120と同様である。よって、端子113よ
り、端子1に加えられたπ/4シフトQPSK信号を基
準とした送信局部発振器出力を得ることができる。
【0015】図3は本発明の第2の実施例を示す構成図
であり、信号k,lは、図1と同じ構成によって作成さ
れるものである。図3において、信号kを乗算器61の
第1および第2の入力端子に入力し、信号kを2乗す
る。これにより、乗算器61の出力に式(21)に示す
信号n1 を得る。 n1 =kの2乗 =1+cos{2(θn−θn1)+2Δωτ+π/2} (21) 同様にて、信号を乗算器62の第1および第2の入力
端子に入力し、信号lを2乗する。これにより、乗算器
62の出力に式(22)に示す信号o1を得る。 o1 =lの2乗 =1+cos{2(θn−θn1)+2Δωτ―π/2} (22)
【0016】さらに、信号n1 ,o1を減算器63に入
力し、両信号の差を求める。これにより、減算器63の
出力に式(23)に示す信号 1 を得る。 p1 =n1 −o12cos{2(θn−θn1)+2Δωτ−π/2} (23) 一方、信号k及びlを乗算器64に入力し、両信号の積
を求める。これにより、乗算器64の出力に式(24)
に示す信号 1 を得る。 m1 =k*l =cos{2(θn−θn1)+2Δωτ} (24) そして、両信号m1とp1を乗算器65に入力し、両信号
の積をもとめる。これにより、乗算器65の出力に式
(25)に示す信号 1 を得る。 q1 =m1 *p1sin{(θn−θn1)+4Δωτ} (25) 式(25)は、前述の式(19)で示した信号と実質同
一であり、信号q1の大きさは、変調信号に依存するこ
となく周波数誤差Δωの関数になることがわかる。
【0017】図4は、本発明の第3の実施例を示す構成
図である。この実施例は、図1及び図3に示す入力π/
4シフトQPSK信号から遅延検波信号k,lを得る部
分を他の構成で、実現したものである。すなわち、受信
局部発振波yから、順次位相が、π/4(rad)ずつ
ずれた4つの信号を生成し、この信号を用いて入力π/
4シフトQPSK信号を順次位相が、π/4(rad)
ずつずれた4つの基底周波数帯のπ/4シフトQPSK
信号に周波数変換し、所定の信号処理を加えて遅延検波
信号を得るものであり、信号k,lに基づいて周波数誤
差に関する信号を得る構成は、図3と同一である。
【0018】図4において、π/4シフトQPSK信号
xを4つに分岐し、それぞれ乗算器36,37,38,
39の第1の入力端子に加える。また、可変周波数発振
器5からの受信局部発振波yを乗算器36の第2の入力
端子と移相器32に加え、該移相器32の出力を乗算器
37の第2の入力端子と移相器33に加え、該移相器3
3の出力を乗算器38の第2の入力端子と移相器34に
加え、移相器34の出力を乗算器39の入力端子に加え
る。移相器32〜34は、入力信号にπ/4(rad)
の位相変化を与えるもので、乗算器36〜39の各第2
の入力端子には、π/4(rad)ずつ累積的に位相が
異なる信号を入力することとなる。
【0019】各乗算器36〜39は、第1,第2の入力
端子に入力された両信号の積を求め、その結果をそれぞ
れ低域通過ろ波器40〜43を通じて出力する。この出
力信号r1 ,r2 ,r3 ,r4 は、式(26)〜式(2
9)に示す基底周波数帯のπ/4シフトQPSK信号で
ある。 r1 =cos{Δωt+θn−φ} (26) r2 =cos{Δωt+θn −φ−π/4} (27) r3 =cos{Δωt+θn −φ−π/2} (28) r4 =cos{Δωt+θn −φ−3π/4} (29) さらに、前記信号r2 , r4については、遅延素子4
4,45を通じて2シンボル周期分の遅延時間tを与
え、式(30)に示す信号v1 ,式(31)に示す信号
2 を得る。 v1 =cos{Δωt+θn1−φ−Δωτ−π/4} (30) v2 =cos{Δωt+θn1−φ−Δωτ−3π/4} (31) 前記信号r1 とv1 を乗算器46に入力し、両信号の積
を求める。これにより、乗算器46の出力に式(32)
に示す信号w1 を得る。
【0020】 w1 = r1 * v1 =1/2cos{2Δωt+θn+θn1−Δωτ−2φ−π/4} +1/2cos{θn−θn1+Δωτ+π/4} (32) また、前記信号r3 とv1を乗算器47に入力し、両信
号の積を求める。これにより、乗算器47の出力に式
(33)に示す信号w2を得る。 w2 = r3 * v1 =1/2cos{2Δωt+θn+θn1−Δωτ−2φ−π/4} +1/2cos{θn−θn1+Δωτ―π/4} (33また、信号r 3 ,v 2 を乗算器48に入力し、両信号の積
を求める。これにより 、乗算器48の出力に式(34)
に示す信号w 3 を得る。 3 =r 3 *v 2 =1/2cos{2Δωt+θ n +θ n 1 −Δωτ−2φ−5π/4} +1/2cos{θ n −θ n 1 +Δωτ+π/4} (34) また、信号r1 ,v2 を乗算器49に入力し、両信号の
積を求める。これにより、乗算器49の出力に式(3
5)に示す信号w4を得る。 w4 = r1 * v2 =1/2cos{2Δωt+θn+θn1−Δωτ−2φ−3π/4} +1/2cos{θn−θn1+Δωτ+3π/4} (35)
【0021】さらに、前記信号w1とw3を加算器50に
入力し、両信号の和を求める。これにより、加算器50
の出力に式(36)に示す信号kを得る。 k= w1+ w3 =cos{θn−θn1+Δωτ+π/4} (36) また、前記信号 2 とw4を減算器51に入力し、両信号
の差を求める。これにより減算器51の出力に式(3
2)に示す信号を得る。 l= w2− w4 =cos{θn−θn1+Δωτ−π/4} (37) 式(36),(37)にした信号k,lは、式(1
3),(14)に示したものと同じである。
【0022】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、可変周波数発振器に帰還するAFC信号は入力さ
れたπ/4シフトQPSK信号の変調信号に無関係であ
るので、該変調信号のパターンにより入力π/4シフト
QPSK信号にスペクトルとの偏りが生じても安定なA
FCをかけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例の構成図
【図2】図2は図1における可変周波数発振器の構成図
【図3】図3は本発明の他の実施例を示す構成図
【図4】図4は本発明の更に他の実施例を示す構成図
【符号の説明】
2 乗算器 3 移相器 4 乗算器 5 可変周波数発振器 6,7 低域通過ろ波器 10,11 遅延素子 12〜15 乗算器 16 減算器 17,18 加算器 19 減算器 22〜24 乗算器 25 減算器26 乗算器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次に示す入力π/4シフトQPSK信号
    を基準にして、次に示す発振波yに対して、自動周波
    数制御をかけるAFC装置であって、x=cos(ω 1 t+θ n (但し、ω 1 :入力π/4シフトQPSK信号xの角周
    波数、θ n :入力π/4シフトQPSK信号xの位相、
    t:時間) y=cos(ω 2 t+φ ) (但し、ω 2 :発振波yの角周波数、φ:発振波yの位
    相、t:時間) 前記π/4シフトQPSK信号と、発振波y及びそれ
    を所定量移相した信号との積を求め、それら積信号を低
    域ろ波する手段と、 それらろ波出力信号a,cと2シンボル周期の整数倍遅
    延したろ波出力信号b,dとの積e=a×d,f=b×
    c,g=a×b,h=c×dを求め、次に示す中間信号
    を作成する手段と、e―f=cos(θn―θn1 Δωτ+π/2)g+h=cos(θn―θn1 Δωτ) (但し、θn1:θn に対し2シンボル周期の整数倍遅
    延した入力π/4シフトQPSK信号の位相、Δω:
    入力π/4シフトQPSK信号xの周波数と発振波yの
    周波数との周波数誤差、τ:遅延時間前記中間信号i
    とjとの積和演算により、次に示す最終信号qを作成す
    る手段と、 q=(i×j)×(i 2 −j 2 =sin(4Δωτ) この最終信号qに基づいて、前記発振波yの周波数を制
    御する手段とを備えたAFC装置。
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