JP2986141B2 - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JP2986141B2
JP2986141B2 JP6085759A JP8575994A JP2986141B2 JP 2986141 B2 JP2986141 B2 JP 2986141B2 JP 6085759 A JP6085759 A JP 6085759A JP 8575994 A JP8575994 A JP 8575994A JP 2986141 B2 JP2986141 B2 JP 2986141B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板、特に半導体ウエ
ハまたはLCD基板の電極にプローブを電気的に接続し
て電気的特性を検査するプローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエハ対向面にプローブカードを
配置し、ウエハ側からプローブの先端を撮像する第1撮
像手段と、プローブ側からウエハ面を撮像する第2撮像
手段とを備えてウエハとプローブの位置合わせをする技
術は、特開平1−94631および特開平1−1190
36等公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプローブ装置に
おいては、プローブカードの取付位置精度やウエハの位
置合わせに対するXYZステージの位置精度は、絶対精
度を要求する発想であった。例えば、ウエハを撮像する
位置と、実際に基板を検査する位置はかなり離れてお
り、その位置関係は、XYZステージが保証するしかな
い。しかしながら、ウエハの電極の位置にプローブを位
置合わせする時、XYステージをガイドするレールの真
直度、平坦度、直交度等を精度良く形成しても、温度が
変化すれば熱変形が発生し誤差が生じてしまう。
【0004】更に、上記XYZステージを駆動させる為
のボールネジの熱伸縮により、温度が例えば、10℃変
化した時、100ミリ当たり20乃至30ミクロンの誤
差を生じてしまう。また、ヘッドプレートに装着された
プローブカードと、ウエハを撮像する撮像部との位置関
係に於いても、温度変化によるミクロン単位のズレを保
証させることが困難であった。また、他の原因、例え
ば、基板の品種に応じてプローブカードを差し替えるこ
とが通例になっているが、この時ヘッドプレートの中空
部内径とプローブカード外径との間隙により、プローブ
カードを差し替えるたびに位置がずれる。これらのズレ
はプローブとウエハの電極との位置合わせを困難にして
いる。
【0005】本発明の目的は、上記プローブと基板の電
極との位置合わせを相対的に行い、高精度な位置合わせ
を可能にしたプローブ装置を提供することにある。
【0006】請求項1の発明は、X、Y、Z方向に移動
可能なXYZステ−ジに載置台を周回転可能に設け、電
極が多数配列された基板を前記載置台上に載せ、この載
置台 を移動させて、載置台の上方に設けられたプローブ
カードのプローブに基板の電極を接触させて電気的測定
を行うプローブ装置において、視野が上向きでかつ合焦
面が載置台上の基板よりも上方に位置するように前記X
YZステ−ジのZステ−ジ上に設けられ、前記プロ−ブ
を撮像するための第1撮像手段と、視野が下向きとなる
ように前記載置台上の基板よりも上方に設けられ、前記
基板を撮像するための第2撮像手段と、この第2撮像手
段よりも下方に設けられ、前記第1撮像手段及び第2撮
像手段の合焦面の高さ位置を合わせるためのタ−ゲット
と、を備え、前記第1撮像手段及び第2撮像手段の合焦
面の位置合わせを行うと共に、第1撮像手段及び第2撮
像手段により夫々プロ−ブ及び基板の電極を撮像して夫
々のZ座標を求め、これらのZ座標に基づいて、プロ−
ブに対する電極の高さ位置を求めることを特徴とするプ
ローブ装置。
【0007】請求項2の発明は、タ−ゲットは、XYZ
ステ−ジのZステ−ジ上に設けられ、第1撮像手段の合
焦面に相当する位置と第1撮像手段の視野の外でかつ前
記合焦面より下方の位置との間で進退自在に構成された
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、基板面より高い位置に設定さ
れた、第1撮像手段の合焦面に、極めて再現性良く設定
可能なターゲットにより第2撮像手段の合焦面を位置合
わせするので、第1撮像手段専用の駆動機構が不要とな
り、XYZステージの絶対精度や熱変形等に影響を受け
ること無く第1撮像手段と第2撮像手段の位置関係を正
確に合わせることが可能になる。
【0009】また、本発明によれば、上記プローブカー
ドのプローブ位置を求め、この位置に対する基板の電極
の位置を相対的に求める為、プローブカードの取付位置
が微細に異なっても、また熱伸縮によりプローブ位置と
基板電極の相対位置がずれても、高精度な位置合わせが
できる。
【0010】
【実施例1】本発明のプローブ装置の一実施例を図を用
いて説明する。
【0011】上記プローブ装置の原理は、第1図に示す
ように、プローブカード1のプローブ2の位置(X0、
Y0、Z0)を第1撮像手段3で求め、第1撮像手段3
の位置と第2撮像手段4の位置とを合致させた後、第2
撮像手段4がウエハ5の電極の位置を求め、プローブ2
の位置(X0、Y0、Z0)に対する電極の位置(X
1、Y1、Z1)を算出し、プローブ2と電極5aとの
位置を合わせる構成である。
【0012】ここで、プローブ2は基板の電極に接続す
る機能を有する物であれば、どの様な形状の物であって
も良い。例えば、プリント配線された積層板の面と傾斜
した金属線形状のプローブや、基板面に対して垂直に立
設し、且つプローブ針の座屈を用いた直径70ミクロン
の線材プローブや、フレキシブルなフイルムに形成され
た金バンプ電極のプローブ等がある。また、基板は、半
導体のウエハ5およびLCD基板等が含まれる。
【0013】上記プローブ装置6は、第2図に示すよう
に、大別するとウエハ5を測定部7まで搬送するローダ
部8と、搬送されたウエハ5を測定して良否を検査する
測定部7とから構成されている。前者ローダ部8は測定
部7の側面、例えば右側面に密着して連設されている。
このローダ部8の操作面に沿った同面に多段ウエハカセ
ット9が積み重なる方向に内設され、操作面から、また
上方からもウエハカセット9を取り出せる構造になって
いる。後者の測定部7は、プローブ装置6本体のヘッド
プレート12に装着したインサートリング11とプロー
ブカード1からなる固定部13と、載置台14をXYZ
軸及び軸駆動する駆動部および待機位置からプローブカ
ード1の下へ第2撮像部4を移動させる移動部15とか
ら構成されている。
【0014】上記ヘッドプレート12はサブヘッドプレ
ート12aの中央部に設けられ、サブヘッドプレート1
2aは、プローブ装置6のベース、例えば縦横800ミ
リ角×厚さ80ミリの金属のベース16の四隅に支柱1
6aを立設させて、この支柱16aの上に、例えば、縦
横800ミリ角×厚さ40ミリの金属の板を固定して設
けられている。このヘッドプレート12の中空部にイン
サートリング11が設けられ、更にその中空部にプロー
ブカード1が装着されている。ここで、このプローブカ
ード1は植設されたプローブ2をウエハ5と対向するよ
うに配置されている。
【0015】上記移動部15は、第3図に示すように、
第1撮像手段3をプローブ2の位置まで搬送させる第1
移動機構21と、第2撮像手段4をプローブカード1の
下方へ搬送させる第2移動機構22とから構成されてい
る。前者の第1移動機構21はプローブカード1に植設
されたプローブ2の下方へ第1撮像手段3を移動させ
る。そして、ウエハ5をプローブ2の位置まで移動し、
その時のステージの(X、Y、Z)座標を(X0、Y
0、Z0)座標として求める。
【0016】後者の第2移動機構22は上記第2撮像手
段4をXY方向の何れか一方向に移動させ、プローブカ
ード1の下に到達させる。次に、上記ターゲット25を
第1撮像手段3の合焦面27位置へ突出させ、第1撮像
手段3と第2撮像手段4との位置合わせした後、上記第
1移動機構により、上記第2撮像手段4の下にウエハ面
が来るようにする。そこで、上記第2撮像手段4によ
り、プローブ2に対応する電極の位置を測定し、その時
のステージの(XYZ)座標を(X1、Y1、Z1)と
して求める。
【0017】前述した第1移動機構21を更に詳しく述
べる。上記第1移動機構21はウエハ5を載置する周回
転可能な載置台14と、この載置台14の周回転されな
い部分に固定した平板24と、載置台14を昇降させる
Zアップ機構19と、このZアップ機構19をXY方向
に移動させるXYステージ18と、このXYステージ1
8を移動させる駆動部(図示せず)とで構成されてい
る。
【0018】上記平板24には、第1撮像手段3と退避
自在なターゲット25とが一体で設けられている。上記
第1撮像手段3は載置台 軸中心から数十ミリ、例えば
130ミリY軸方向に離れた位置に設けられている。
【0019】ここで、XYステージ18とZアップ機構
19と合体したアッセンブリをXYZ機構20と呼ぶ。
上記ターゲット25は、第4図の(a)に示すように、
第1撮像手段による画像認識可能な物体、例えば、透明
なガラス板25aに、円形の金属膜、例えば、直径14
0ミクロンの金属膜26が蒸着されて構成されている。
第4図の(b)に示すように、上記金属膜26を第1撮
像手段3の合焦面27に合致するように位置調整する工
程がある。
【0020】次に、第4図の(c)に示すように、上記
ターゲット25を上記第1撮像手段3の上から退避させ
た後、基準のプローブ2が上記第1撮像手段3の合焦面
27に到達するようにXYZ機構20により第1撮像手
段3を移動し、プローブカードの下の上記プローブ2を
認識する工程がある。
【0021】次に、第4図の(d)に示すように、ター
ゲット25を再現性良く、例えば1乃至2ミクロンの再
現性で第1撮像手段3の上に突出させ、第2撮像手段4
の合焦面27にターゲット25の金属膜26が合致する
ように載置台14のXYZ機構20によりターゲット2
5を移動する。
【0022】次に、第4図の(e)で示すように、上記
ターゲット25を第1撮像手段3の上から退避させ、上
記第2撮像手段4の合焦面が所定のウエハ5の電極面へ
到達するようにXYZ機構20により載置台14を移動
する。
【0023】次に、動作について説明する。主要な動作
としては、(1)基準とするプローブ2の位置座標を求
める動作と、(2)第1撮像手段3と第2撮像手段4を
位置合わせする動作と、(3)ウエハ5の電極の位置座
標を求める動作とがある。
【0024】上記(1)の動作を詳細に説明すると、第
5図に示すように、予め第1撮像手段3の上にターゲッ
ト25を突出させ、上記第1撮像手段3の合焦面27に
合致するようにターゲット25の位置調整をしておくこ
とは既に述べた。この状態に続いて、上記ターゲット2
5を上記第1撮像手段3をから退避させ、この第1撮像
手段3をXYZステージ20により、予め大体判明して
いるプローブ2の下方へ到達させる。更に、合焦面27
がプローブ2を捉えるようにサーチし、この位置を画像
認識する。そして、画像認識したプローブ2の位置を画
面中央へ合わせる。その結果、画面中央にプローブ2を
捉えたときのXYZステージ20の座標を原点(X0、
Y0、Z0)とする。
【0025】次に、上記(2)の動作を説明する。第6
図に示すように、プローブカード1の下方に移動し待機
した第2撮像手段4の下に第1撮像手段3を到達させ、
第1撮像手段3の上方にターゲット25を再現性良く突
出させる。ここで、画像認識により突出したターゲット
25の金属膜26に第2撮像手段4の合焦面27を合致
させることにより、第1撮像手段3と第2撮像手段4の
位置合わせが終了となる。この位置合わせ後、上記第1
撮像手段3の上のターゲット25を上記第1撮像手段3
から退避させる。
【0026】次に、上記(3)の動作を説明する。第7
図(a)に示すように、上記第2撮像手段4の下に載置
台上のウエハ5が到達するようにXYZ機構20を駆動
し、次に第7図(b)に示すように第2撮像手段4の合
焦面27にウエハ5のプローブ2に対応する電極が来る
ように画像認識により位置合わせする。この認識したプ
ローブ2に対応する電極の位置を座標(X1、Y1、Z
1)とする。これで第7図(c)の(X0、Y0、Z
0)に対するウエハの電極位置の座標(X1、Y1、Z
1)が求まったことになる。
【0027】本実施例による効果。ウエハ面より高い位
置に設定された、第1撮像手段の合焦面に、極めて再現
性良く認定可能なターゲットにより、第2撮像手段の合
焦面を位置合わせするので、第1撮像手段専用の駆動機
構が不要となり、XYZステージの絶対精度や熱変形等
に影響を受けることなく第1撮像手段と第2撮像手段の
位置関係を正確に合わせることが可能になる。また、上
記プローブカードのプローブ位置を求め、この位置に対
応するウエハの電極の位置を相対的に求める為、プロー
ブカードの取付位置が多少ずれても、また熱伸縮により
プローブ位置とウエハ電極の相対位置がずれても、高精
度な位置合わせができる。また、上記第2撮像手段が
X、Y何れか一軸方向に移動し、第1撮像手段側に設け
た移動可能なターゲット(移動ターゲットとも言う)で
位置合わせし、ウエハの電極を撮像する構成にしたの
で、XY移動機構を大幅に縮少できる。即ち装置を小型
化できる。
【0028】
【実施例2】本発明のプローブ装置の複数チップを用い
た位置合わせの実施例を図を用いて説明する。第8図に
示すように、ウエハ5の複数のチップ、例えば5点チッ
プ(a、b,c、d、e)があり、X軸方向で考えれ
ば、3点チップ(a、b、c)がある。その構成はbチ
ップがウエハ5の中心付近に位置しており、a、cチッ
プは上記bチップより等間隔、例えば1/2Lの位置に
ある。
【0029】本発明の位置合わせは、上記のチップ配置
で説明する。プローブカードの下方に待機した第2撮像
手段の下方にウエハの中心が位置している。この中心付
近に上記bチップがある。
【0030】次に、第9図において、上記aチップとc
チップのX座標を実測し、その中間のチップのX座標は
比例配分で補間した場合、例えばbチップにおいては、
X方向に最大の位置ずれΔx1が発生する。ところが上
記aチップとcチップの間にbチップを設け、aチップ
とbチップのX座標を実測し、その間のチップのX座標
は比例配分で補間すると、例えば7番目のチップにおい
て、最大のズレΔx2が発生するが、実用的にΔx2<
Δx1となることが判っており、位置合わせ精度が向上
する。
【0031】また、Δx1についても、aチップとcチ
ップ間のウエハ上のチップの位置精度と移動機構の精度
の直線性に依存する誤差などで、従来のプローブ装置の
誤差に比べると極めて小さい。上記説明はX軸方向に付
いて述べたが、Y軸方向、例えば(d、b、e)で考え
た場合でも、上記と同様である。また、同様に、abe
チップのように、直交するXY軸方向の成分をもつウエ
ハ上の3点を用いて、XYステージの直交を補正するこ
とが可能である。
【0032】上記認識の手順の一例を第8図及び第9図
を用いて、簡単に述べると、ウエハの中央のbチップの
プローブ2に対応する電極の位置を、第2撮像手段の倍
率をマクロおよびミクロに切り替えて画像認識する。更
に、ウエハを1/4の面積毎に位置合わせを行うと微細
な位置合わせが可能となる。例えば、aチップ、bチッ
プ、eチップで囲われた1/4の面積で上記方法で送り
誤差を補正することにより高精度の位置合わせが可能と
なる。しかも、ウエハの検査面積を更に細かく、例えば
fチップ、bチップ、iチップで囲われる一辺1/4L
の四角形の部分に対して上述した方法で位置合わせを行
えば、更に高精度の位置合わせが可能となる。
【0033】本実施例による効果。上記ウエハのX、Y
軸の少なくとも3箇所のチップを選出し、これらのチッ
プの電極位置座標とプローブの位置座標を比較計算する
ことによりプローブとウエハの位置合わせをする構成に
したので、ウエハの特定パターンの位置を求め、この位
置に対して載置台の累積誤差の補正、直交誤差、真直度
等の補正をすることができる。従って、高精度な位置合
わせが可能になる。
【0034】
【実施例3】本発明のプローブ方法の実施例を第10図
を用いて説明する。予めターゲットを第1撮像手段の上
に配置し、このターゲットが第1撮像手段合焦面に位置
するように調整し、ターゲットが第1撮像手段の上方か
ら退避された状態にしてある。引き続いて、XYステー
ジおよびZアップ機構で第1撮像手段をXYZ移動さ
せ、合焦面でプローブ位置を画像認識し、画像認識した
基準プローブの位置を基準座標(X0、Y0、Z0)と
する(ステップa)。固定部、例えばヘッドプレートに
設けた第2移動機構の駆動で第2撮像手段をプローブカ
ードの下方に待機させる(ステップb)。
【0035】この待機した第2撮像手段下方に第1撮像
手段を移動させる。そして、ターゲットを第1撮像手段
の上方に突出させ、このターゲットの位置に第2撮像手
段の合焦面を合致させることにより、第1撮像手段と第
2撮像手段との位置合わせを行った後、このターゲット
を再度退避させる(ステップc)。
【0036】その後、第2撮像手段の下方にウエハを配
置させ、ウエハの電極の座標(X1、Y1、Z1)を求
める(ステップd)。上記プローブカードの下方の第2
撮像手段を退避位置に戻す(ステップe)。プローブを
ウエハの電極に電気的に接続させてウエハを検査する
(ステップf)。
【0037】
【実施例4】本発明のプローブ方法の他の実施例を第1
1図を用いて説明する。予めターゲットを第1撮像手段
の上に配置し、このターゲットが第1撮像手段の合焦面
に位置するように調整し、ターゲットが第1撮像手段の
上方から退避された状態にしてある。引き続いて、XY
ステージおよびZアップ機構で第1撮像手段をXYZ移
動させ、合焦面でプローブ位置を画像認識し、画像認識
した基準プローブの位置を基準座標(X0、Y0、Z
0)とする(ステップa)。
【0038】上記ヘッドプレートに設けた第2移動機構
の移動で第2撮像手段をプローブカードの下方に待機さ
せる(ステップb)。その後、第2撮像手段の下方にウ
エハを配置させ、ウエハの電極の座標(X1、Y1、Z
1)を求める(ステップd)。この待機した第2撮像手
段下方に第1撮像手段を移動させる。そして、ターゲッ
トを第1撮像手段の上方に突出させ、このターゲットの
位置に第2撮像手段の合焦面を合致させることにより、
第1撮像手段と第2撮像手段との位置合わせを行った
後、このターゲットを再度退避させる(ステップc)。
【0039】上記プローブカードの下方の第2撮像手段
を退避位置に戻す(ステップe)。プローブをウエハの
電極に電気的に接続させてウエハを検査する(ステップ
f)。
【0040】
【実施例5】本発明のプローブ方法の他の実施例を第1
2図を用いて説明する。予めターゲットを第1撮像手段
の上に配置し、このターゲットが第1撮像手段の合焦面
に位置するように調整し、ターゲットが第1撮像手段の
上方から退避された状態にしてある。引き続いて、上記
ヘッドプレートに設けた第2移動機構の駆動で第2撮像
手段をプローブカードの下方に待機させる(ステップ
b)。
【0041】この待機した第2撮像手段下方に第1撮像
手段を移動させる。そして、ターゲットを第1撮像手段
の上方に突出させ、このターゲットの位置に第2撮像手
段の合焦面を合致させることにより、第1撮像手段と第
2撮像手段との位置合わせを行った後、このターゲット
を再度退避させる(ステップc)。その後、第2撮像手
段の下方にウエハを配置させ、ウエハの電極の座標(X
1、Y1、Z1)を求める(ステップd)。上記プロー
ブカードの下方の第2撮像手段を退避位置に戻す(ステ
ップe)。XYステージおよびZアップ機構で第1撮像
手段をXYZ移動させ、合焦面でプローブ位置を画像認
識し、画像認識した基準プローブの位置を基準座標(X
0、Y0、Z0)とする(ステップa)。プローブとウ
エハの電極とを電気的に接続してウエハを検査する(ス
テップf)。
【0042】
【実施例6】本発明のプローブ方法の他の実施例を第1
3図を用いて説明する。予めターゲットを第1撮像手段
の上に配置し、このターゲットが第1撮像手段の合焦面
に位置するように調整し、ターゲットが第1撮像手段の
上方から退避された状態にしてある。引き続いて上記ヘ
ッドプレートに設けた第2移動機構の駆動で第2撮像手
段をプローブカードの下方に待機させる(ステップ
b)。
【0043】その後、第2撮像手段の下方にウエハを配
置させ、ウエハの電極の座標(X1、Y1、Z1)を求
める(ステップd)。この待機した第2撮像手段下方に
第1撮像手段を移動させる。そして、ターゲットを第1
撮像手段の上方に突出させ、このターゲットの位置に第
2撮像手段の合焦面を合致させることにより、第1撮像
手段と第2撮像手段との位置合わせを行った後、このタ
ーゲットを再度退避させる(ステップc)。
【0044】上記プローブカードの下方の第2撮像手段
を退避位置に戻す(ステップe)。XYステージおよび
Zアップ機構で第1撮像手段をXYZ移動させ、合焦面
でプローブ位置を画像認識し、画像認識した基準プロー
ブの位置を基準座標(X0、Y0、Z0)とする(ステ
ップa)。プローブとウエハの電極とを電気的に接続し
てウエハを検査する(ステップf)。
【0045】
【発明の効果】本発明は、検査開始毎に、第1撮像部で
プローブの位置を求めて、この位置を基準にして、基板
の位置を第2撮像部で求め、プローブと基板の電極とを
位置合わせする構成なので、使用中の温度が変化した
り、プローブ装置の温度が変化することにより移動機構
の送り誤差が生じても、この誤差に対応した送り量で移
動することができ、高精度の位置合わせを行うプローブ
装置、またプローブ方法を得ることができる。実際に、
テストヘッドをプローブ装置のヘッドプレートに搭載さ
せて基板の検査をする時、移動機構部の温度が30℃位
に上昇する場合がある。この場合でも、高精度の位置合
わせを行うプローブ装置を得ることができる。
【0046】更に、大重量のテストヘッドを搭載させ
て、基板の検査を行っている場合がある。上記大重量の
テストヘッドを搭載することによりプローブ装置が歪ん
だ状態であっても、求めたプローブの位置を基準にし
て、基板の位置を求め、プローブと基板の電極とを位置
合わせを行うので、高精度な位置合わせを行うプローブ
装置、またプローブ方法を得ることができる。
【0047】また、上述実施例によれば、次のような利
点が更に得られる。上記第2撮像手段がX、Y何れか一
軸方向に移動し、第1撮像手段側に設けた移動可能なタ
ーゲット(移動ターゲットとも言う)で位置合わせし、
基板の特定パターンを撮像する構成にしたので、第2撮
像手段の移動による位置の再現性に影響されず、高精度
な位置合わせを行うことができる。 更に、上記基板の
X、Y軸の少なくとも3箇所のチップを選出し、これら
のチップの電極位置座標と、上記プローブの位置座標を
比較計算することによりプローブと基板の位置合わせを
する構成にしたので、基板の特定パターンの位置を求
め、この位置に対して載置台の累積誤差の補正、直交誤
差、真直度の補正をすることができる。従って、高精度
な位置合わせが可能になる。
【0048】更にまた、第2撮像手段をプローブの下に
移動可能にしたので、プローブ装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプローブ装置の原理を示す原理図であ
る。
【図2】本発明のプローブ装置の全体構成図である。
【図3】本発明の固定部に対する移動部を説明する第1
第2移動部説明図である。
【図4】本発明のターゲットの動作説明図である。
【図5】本発明の第1撮像手段でプローブ針をサーチす
る動作説明図である。
【図6】本発明の第1撮像手段と第2撮像手段との位置
合わせの為の説明図である。
【図7】本発明の第2撮像手段で、ウエハの電極をサー
チする説明図である。
【図8】本発明の5点チェックするチップの位置合わせ
を説明する説明図である。
【図9】本発明の誤差の補正をウエハを用いて説明する
説明図である。
【図10】本発明のプローブ方法のフローチャート図で
ある。
【図11】本発明のプローブ方法の他のフローチャート
図である。
【図12】本発明のプローブ方法の他のフローチャート
図である。
【図13】本発明のプローブ方法の他のフローチャート
図である。
【符号の説明】
1:プローブカード 2:プローブ 3:第1撮像手段 4:第2撮像手段 5:ウエハ 13:固定部 14:載置台 18:XYステージ 19:Zアップ機構 20:XYZステージ(XYZ機構とも言う) 25:ターゲット 26:ターゲットの金属膜 27:合焦面 24:平板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X、Y、Z方向に移動可能なXYZステ
    −ジに載置台を周回転可能に設け、電極が多数配列され
    た基板を前記載置台上に載せ、この載置台を移動させ
    て、載置台の上方に設けられたプローブカードのプロー
    ブに基板の電極を接触させて電気的測定を行うプローブ
    装置において、 視野が上向きでかつ合焦面が載置台上の基板よりも上方
    に位置するように前記XYZステ−ジのZステ−ジ上に
    設けられ、前記プロ−ブを撮像するための第1撮像手段
    と、 視野が下向きとなるように前記載置台上の基板よりも上
    方に設けられ、前記基板を撮像するための第2撮像手段
    と、 この第2撮像手段よりも下方に設けられ、前記第1撮像
    手段及び第2撮像手段の合焦面の高さ位置を合わせるた
    めのタ−ゲットと、を備え、 前記第1撮像手段及び第2撮像手段の合焦面の位置合わ
    せを行うと共に、第1撮像手段及び第2撮像手段により
    夫々プロ−ブ及び基板の電極を撮像して夫々のZ座標を
    求め、これらのZ座標に基づいて、プロ−ブに対する電
    極の高さ位置を求めることを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 タ−ゲットは、XYZステ−ジのZステ
    −ジ上に設けられ、第1撮像手段の合焦面に相当する位
    置と第1撮像手段の視野の外でかつ前記合焦面より下方
    の位置との間で進退自在に構成されたことを特徴とする
    請求項1記載のプロ−ブ装置。
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