JP2985502B2 - クロック乗せ換え回路 - Google Patents

クロック乗せ換え回路

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JP2985502B2 JP4128408A JP12840892A JP2985502B2 JP 2985502 B2 JP2985502 B2 JP 2985502B2 JP 4128408 A JP4128408 A JP 4128408A JP 12840892 A JP12840892 A JP 12840892A JP 2985502 B2 JP2985502 B2 JP 2985502B2
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隆征 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル信号を伝送す
る通信装置において用いられるクロック乗せ換え回路に
関し、特に装置内の主信号処理回路のクロック周波数に
対し伝送路のデータ周波数が非常に高い場合における位
相合せ用のクロック乗せ換え回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在ディジタル信号を伝送する通信装置
における装置内主信号処理回路は、CMOS ICを使
用するものが主流である。CMOS ICの最大動作周
波数が数10から100MHzであるのに対し伝送路の
周波数は数GHzまでに及んでいる。よって多重化する
前に正確に位相合せを行うため、装置内クロックから伝
送路のクロックに乗せ換えるための回路が必要となる。
【0003】図3は従来のクロック乗せ換え回路のブロ
ック図、図4は図3のタイミング図である。ここでは一
例として4ビットのエラスティックストア(ES)と、
4ビットのカウンタを用いたクロック乗せ換え回路につ
いて説明する。以下の説明は図4,図5を参照する。装
置内クロック入力端子から入力される装置内クロック信
号102は第1のカウンタ2に入力される。第1のカウ
ンタ2では入力した装置内クロック信号102を分周し
出力信号201,202として、それぞれES1,位相
比較回路4へ出力する。
【0004】一方伝送路クロックの発生源である位相同
期発信器からの伝送路クロック信号205は、分周器8
により装置内クロック信号102と同一の周波数まで分
周された後、乗せ換え用クロック信号103として第2
のカウンタ3に入力される。第2のカウンタ3では第1
のカウンタ2と同様に入力した乗せ換えクロック信号1
03を分周し出力信号204,203としてそれぞれE
S1,位相比較回路4へ出力する。
【0005】ES1ではまず入力した入力データ信号1
01を第1のカウンタ2からのカウント信号201(分
周比の異る201−1,201−2より成っている)に
よる直並列変換回路8にって4本の並列信号に変換し出
力信号206〜209として直並列変換回路11に出力
する。直並列変換回路11では入力した4並列のデータ
信号206〜209を第2のカウンタ3からのカウント
信号204(204−1,204−2より成る)により
時分割多重化し元の直列データの出力データ信号110
に変換して出力する。ES1のビット容量が4ビットで
あることから第1のカウンタ2からのカウント信号20
1と第2のカウンタ3からのカウント信号204の位相
差を通常2クロック分とし入力クロック信号102に対
する乗せ換え用クロック信号103の位相変動範囲を前
後2クロック分許容する事ができるようにする。
【0006】位相比較回路4の一例として、ここではイ
クスクルシブオアを用いる。第1のカウンタ2からのカ
ウントデータ202(装置内クロック信号102の1/
8クロック)と第2のカウンタ3からのカウントデータ
203(乗せ換え用クロック信号103の1/8クロッ
ク)の比較を行い位相信号104を位相同期発信器13
に出力する。位相信号104はカウントデータ202に
対しカウントデータ203が1/4相ずれ、かつ装置内
クロック信号102及び乗せ換え用クロック信号103
の周波数が一致た場合、装置内クロック102の1/4
のクロック(デューティ50%)信号となり、カウント
データ202とカウントデータ203が同相の場合
“L”レベル,逆相の場合“H”レベルとなる。
【0007】位相同期発信器13では位相比較回路4か
らの位相信号104を入力し、信号の“L”レベルと
“H”レベルとが50%となるまで出力の伝送路クロッ
ク信号205の周波数を変動させる。以上の動作により
第1のカウンタ102からのカウント信号201と第2
のカウンタ103からのカウント信号204の位相差を
常に2クロック分に保てる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来例
は装置内クロックと伝送路クロックとが、それぞれ異る
クロック発生源より得られる場合を前提としている。し
かしこれらが同一発生源の場合があり、この場合も装置
内のデータ処理回路が大規模になるにつれ装置内クロッ
クの分配のバッファ,ゲートが膨大になると位相の管理
が困難となり伝送路データ信号に多重する直前にクロッ
クの乗せ換えが必要となる場合が多い。
【0009】しかし、上述した従来のクロック乗せ換え
回路では、装置内クロック側のカウンタ位相と乗せ換え
クロック側のカウンタの位相を比較しその結果を伝送路
クロック発生用の位相同期発信器にフィードバックし、
位相同期発信器の周波数を制御しているため、各カウン
タはフリーラン状態にしておかなければならず、装置内
クロックと伝送路クロックの発信源が同一の場合には位
相比較が行えず使用出来ないという問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック乗せ換
え回路は、第1のクロックによるデータ信号を入力し前
記第1のクロックと異る位相の第2のクロックに前記デ
ータを乗せ換えて出力するエラスティックストアと、自
局あるいは伝送路の信号から抽出あるいは生成される前
記第1のクロックを入力し第1の出力信号を前記エラス
ティックストアの入力側クロック端子へ出力する第1の
カウンタと、自局のクロック発生源から発生した前記第
2のクロックを入力し第1の出力を前記エラスティック
ストアの出力側クロック端子へ出力する第2のカウンタ
と、前記第1のクロックが自局の信号から生成される場
合に前記第1のカウンタの第2の出力信号と前記第2の
カウンタの第2の出力信号とを入力し両者の位相を比較
前記自局クロック発生源の位相制御用信号として出力
する第1の位相比較回路と、前記第1のカウンタの前記
第1の出力信号と前記第2のカウンタの前記第1の出力
信号とを入力し両者の位相を比較する第2の位相比較回
路と、前記第2の位相比較回路の出力信号を入力し外部
から入力されるリセット禁止信号により前記第1のクロ
ックが自局の信号から生成される場合は入力された前記
第2の位相比較回路の出力信号を前記第2のカウンタへ
リセット信号として出力し前記第1のクロックが伝送路
の信号から抽出される場合は出力を禁止するゲート回路
とを備えている。
【0011】
【実施例】次に本発明の一実施例を図を参照し説明す
る。図1は本実施例のブロック図、図2は図1のタイミ
ングチャートである。
【0012】図1において、装置内クロック信号102
は乗せ換え用クロック信号103同一の発源である
が、分周回路11から第1のカウンタ間に点線で示し
た分配回路などの装置内データ処理回路を通過するので
遅延を生ずる。一方乗せ換え用クロック信号103は分
周回路11から直接入力するので装置内データを送信
送路のデータとして多重するための伝送路クロック20
5と位相である。尚、装置内クロックと乗せ換えクロ
ックの差は位相のみであり周波数は変らない。
【0013】また、装置内クロック信号102と伝送路
クロック信号205が別の発、即ち装置内クロック
信号102を伝送路の信号から抽出し、リセット禁止信
号105を禁止(ここでは“H”レベル)にしてゲート
6の出力を禁止して無効とし、また位相比較回路4が出
力する位相信号104点線の通り位相制御発振器10
に加えれば、従来例の図3と同一の回路となるのでこの
場合の説明は省略する。
【0014】以下に装置内クロック信号102と乗せ換
え用クロック信号103が同一の発信源の場合について
説明を述べる。図2においてリセット禁止信号105は
常時“L”レベルを入力し、ゲート6は第2の位相比較
回路5からのリセット信号109は有効状態とする。ま
た第1の位相比較回路4の出力信号104は使用しな
い。以下の説明は図1,図2を参照する。
【0015】第2の位相比較回路5では第1のカウンタ
2からのカウント信号201−2及び第2のカウンタ3
からのカウント信号204−2とを入力し、カウント信
号201−2,204−2(双方とも“0”から“3”
をカウント)のカウント値“2”を検出する。双方のカ
ウント値“2”が一致した場合“L”パルスをリセット
信号109として出力し、第2のカウンタ3のカウント
を即リセットしカウント値204−2を“0”にする。
以上の動作により第1のカウンタ2からのカウント信号
201に対する第2のカウンタ3からのカウント信号2
04の位相差を常に前後1クロック分以内に保てる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明はクロック乗
せ換え回路は、装置内クロックと伝送路クロックとが別
の発信源、あるいは同一の発信源のいずれでも使用する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1のタイミングチャートである。
【図3】従来例のブロック図である。
【図4】図3のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ES 2 第1のカウンタ 3 第2のカウンタ 4 第1の位相比較回路 5 第2の位相比較回路 6 ゲート 7 クロック乗せ換え回路 8 直並列変換回路 9 並直接変換回路 10 発信器 11 分周回路 101 入力データ信号 102 装置内クロック信号 103 乗せ換え用クロック信号 104 位相信号 105 リセット禁止信号 106,107,201,202,203,204
カウント信号 205 伝送路クロック信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクロックによるデータ信号を入力
    し前記第1のクロックと異る位相の第2のクロックに前
    記データを乗せ換えて出力するエラスティックストア
    と、自局あるいは伝送路の信号から抽出あるいは生成
    れる前記第1のクロックを入力し第1の出力信号を前記
    エラスティックストアの入力側クロック端子へ出力する
    第1のカウンタと、自局のクロック発生源から発生した
    前記第2のクロックを入力し第1の出力を前記エラステ
    ィックストアの出力側クロック端子へ出力する第2のカ
    ウンタと、前記第1のクロックが自局の信号から生成さ
    れる場合に前記第1のカウンタの第2の出力信号と前記
    第2のカウンタの第2の出力信号とを入力し両者の位相
    を比較し前記自局クロック発生源の位相制御用信号とし
    て出力する第1の位相比較回路と、前記第1のカウンタ
    の前記第1の出力信号と前記第2のカウンタの前記第1
    の出力信号とを入力し両者の位相を比較する第2の位相
    比較回路と、前記第2の位相比較回路の出力信号を入力
    し外部から入力されるリセット禁止信号により前記第1
    のクロックが自局の信号から生成される場合は入力され
    た前記第2の位相比較回路の出力信号を前記第2のカウ
    ンタへリセット信号として出力し前記第1のクロックが
    伝送路の信号から抽出される場合は出力を禁止するゲー
    ト回路とを備えることを特徴とするクロック乗せ換え回
    路。
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