JPH0856154A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JPH0856154A
JPH0856154A JP7180309A JP18030995A JPH0856154A JP H0856154 A JPH0856154 A JP H0856154A JP 7180309 A JP7180309 A JP 7180309A JP 18030995 A JP18030995 A JP 18030995A JP H0856154 A JPH0856154 A JP H0856154A
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signal
delay
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flip
flop
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JP7180309A
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Hans-Joachim Goetz
ゲッツ ハンス−ヨアヒム
Markus Brachmann
ブラッハマン マルクス
Georg Dr Frank
フランク ゲオルク
Thomas Eckart
エッカルト トーマス
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/07Synchronising arrangements using pulse stuffing for systems with different or fluctuating information rates or bit rates
    • H04J3/076Bit and byte stuffing, e.g. SDH/PDH desynchronisers, bit-leaking
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • H03L7/0995Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator comprising a ring oscillator
    • HELECTRICITY
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    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • H03L7/0995Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator comprising a ring oscillator
    • H03L7/0997Controlling the number of delay elements connected in series in the ring oscillator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相ロック制御ループを伝送装置の他の素子
と同じ技術で実現する。 【解決手段】 位相ロック制御ループ(12)を有する
伝送装置であって、発振器信号を基準信号と比較し、比
較信号を発生する位相比較器(15)と、前記比較信号
から導出された制御信号を受信するために設けられた発
振器とを有する伝送装置において、発振器はリング発振
器(14)として構成されており、閉回路に含まれる少
なくとも1つの遅延素子(27〜31)を有し、少なく
とも1つの遅延素子(27〜30)は少なくとも2つの
異なる調整可能な遅延時間を有し、制御装置(19)
が、少なくとも1つの遅延素子(27〜30)の遅延時
間を比較信号に依存して設定するために設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相ロック制御ル
ープを有する伝送装置であって、発振器信号を基準信号
と比較し、比較信号を発生する位相比較器と、前記比較
信号から導出された制御信号を受信するために設けられ
た発振器とを有する伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】到来信号のデータがバッファメモリに書
き込まれるこのよう伝送装置は、欧州公開特許第040
4268号明細書から公知である。バッファメモリから
のデータは送出信号を形成する。書き込みアドレス発生
器(例えばカウンタ)がデータをバッファメモリに書き
込むための書き込みアドレスを発生する。この目的のた
めに、書き込みアドレス発生器には書き込みクロック信
号が供給され、このクロック信号は到来信号から導出さ
れる。読み出し動作は読み出しアドレス発生器(例えば
カウンタ)により制御され、この読み出しアドレス発生
器は読み出しクロック信号を受信する。到来信号に発生
する調整データおよび制御データは送出信号には伝送装
置によってそれ以上伝送されない。書き込みアドレスと
読み出しアドレスの差が形成され、この差が位相ロック
制御ループの基準信号となる。位相ロック制御ループは
位相比較器と発振器を有する。発振器は読み出しクロッ
ク信号を、基準信号と発振器信号との比較に基づいて位
相比較器で形成する。この比較信号から読み出しクロッ
ク信号が形成される。
【0003】伝送装置で使用される位相ロック制御ルー
プは、伝送装置の他の素子で実現されている技術では集
積するのが不可能な素子を含んでいる。位相ロック制御
ループはECL技術の素子およびさらにデスクレート素
子を有し、一方伝送装置の他の素子はCMOS技術で少
なくとも1つの集積回路に集積されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式の伝送装置を次のように構成することであ
る。すなわち、位相ロック制御ループを伝送装置の他の
素子と同じ技術で実現することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、発振器はリング発振器として構成されており、閉回
路に含まれる少なくとも1つの遅延素子を有し、少なく
とも1つの遅延素子は少なくとも2つの異なる調整可能
な遅延時間を有し、制御装置が、少なくとも1つの遅延
素子の遅延時間を比較信号に依存して設定するために設
けられている構成によって解決される。
【0006】本発明の伝送装置は、リング発振器を備え
た位相ロック制御ロープを有し、このリング発振器はリ
ングに接続された遅延素子を有する。このリング発振器
は少なくとも1つの調整可能な遅延素子を有していなけ
ればならず、この遅延素子の入力側と出力側は接続され
ている。リング発振器により形成される発振器信号の周
波数と位相はリング発振器の種々異なる遅延時間を変化
することによって調整可能である。このような遅延素子
は2つ以上の異なる遅延時間を有することができる。リ
ング発振器の制御を簡単に実行するために、2つの異な
る、それぞれほぼ同じ遅延時間を備えた複数の遅延素子
を合成接続すべきである。その際、すべての遅延素子が
調整可能である必要はない。制御装置は信号を受信し、
この信号は位相比較器により形成された比較信号から導
出される。さらに制御装置は制御信号を、調整可能な遅
延素子の遅延時間を調整するために形成する。位相ロッ
ク制御ループ素子はCMOS技術で実現することができ
る。これにより伝送装置の製造プロセスが簡単になる。
【0007】リング発振器にある遅延素子の遅延時間を
調整するための制御装置の簡単な実施例では、シフト素
子を備えたシフトレジスタが使用される。シフト素子の
数は調整可能な遅延素子の数に相応する。シフト素子は
所属の遅延素子の遅延時間を調整するためのそれぞれ設
けられている。比較信号に依存して、第1の遅延時間を
調整するための第1のシフト素子群、および/または少
なくとも第2の遅延時間を調整するための第2のシフト
素子群が設けられている。遅延素子がそれぞれ調整可能
な遅延時間を2つしか有しないならば、2つの遅延素子
群がある。比較信号が変化する際に、第1の群と第2の
群の遅延素子の数の比も変化する。比が極端な場合は、
すべての遅延素子を1つの群に割り当てることもでき
る。
【0008】シフト素子は第1のフリップフロップと、
第1のフリップフロップの入力側に前置接続され、比較
信号に依存して制御される第1の切換器を有する。切換
器は第1および第2の入力側を備えている。シフト素子
の第1の切換器の第1および第2の入力側はシフト素子
の第1および第2の出力側であり、シフト素子の第1の
フリップフロップの出力側はシフト素子の出力側であ
る。シフト素子の調整は、シフトレジスタにおける論理
“1”(第1の状態)と論理“0”(第2の状態)のシ
フトによって行われる。第1のシフト素子はその第1の
入力側に第1の状態を有し、最後のシフト素子はその第
2の入力側に第2の状態を有する。第1のシフト素子と
最後のシフト素子との間に配置された他方のシフト素子
の出力側はそれぞれ、隣接するシフト素子の第1の入力
側と、および隣接する他方のシフト素子の第2の入力側
と接続されている。
【0009】リング発振器の調整可能な遅延素子は第2
の切換器を有し、第2の切換器は制御装置により制御さ
れ、遅延素子の入力側をその出力側と少なくとも2つの
異なる伝搬時間経路を介して接続するために設けられて
いる。比較的小さな遅延時間を有する第1の伝搬時間経
路には例えば別の構成素子は設けられていない。比較的
大きな遅延時間を有する伝搬時間経路は例えば直列に接
続された2つのインバータを有することができる。
【0010】伝搬時間経路はまた少なくとも1つのイン
バータを有することができ、このインバータの伝搬時間
は出力負荷を介して調整される。出力負荷は1つまたは
複数の付加的ゲートを、伝搬時間経路にあるインバータ
の出力側に接続することによって実現される。出力負荷
は1つまたは複数のインバータ、コンデンサ、付加的線
路等によって実現することができる。2つの異なる伝搬
時間経路が異なる出力負荷を備えた2つのインバータを
有していれば、遅延時間をさらに細かなステップで調整
することができる。なぜなら、出力負荷によって生じた
遅延時間はゲートの遅延時間の端数だけ高まるからであ
る。
【0011】第2の切換器が、調整可能な遅延素子およ
びリング発振器を通過する信号のエッジ変化の際に切り
替わることを阻止するために、同期回路が設けられてい
る。ここでは調整可能な遅延素子の第2の切換器が、遅
延素子の同期回路を介して供給される切り替え信号を所
属のシフト素子の第1の切換器から受信するために設け
られている。したがって同期回路は切り替え信号を遅延
素子の出力信号と同期するために設けられている。この
手段によって、切り替え時の障害パルスが回避される。
【0012】位相比較器の簡単に実現される実施例で
は、位相比較器が計数装置と結合回路を有する。計数装
置は、発振器信号のクロック周期を基準クロック信号の
クロック周期の間、計数するために設けられており、結
合回路は、比較信号を計数結果と目標位相値との結合に
よって形成するために設けられている。計数結果として
発振器信号のクロック周期の間の基準信号のクロック数
を使用することもできる。この場合は、基準クロック信
号の周波数は発振器信号の周波数よりも大きくなければ
ならない。
【0013】伝送装置の位相ロック制御ループは出力信
号のジッターを低減するために用いる。さらにジッター
低減するために、位相比較器はフリップフロップ装置と
評価回路を有する。各遅延素子にそれぞれ配属されたフ
リップフロップ装置は、それぞれの遅延素子の出力状態
を、基準クロック信号により定められた基準時点で記憶
するために設けられている。評価回路は、基準時点の位
相値を、遅延素子の記憶された出力状態および遅延素子
の調整された遅延時間に基づいて検出するために設けら
れている。結合回路はさらに位相値を目標位相値および
計数結果と結合するために設けられている。
【0014】結合回路は、EXORゲート、フリップフ
ロップおよび検知回路からなることができる。2つの順
次連続する遅延素子の出力状態はそれぞれ1つのEXO
Rゲートで結合され、EXORゲートの出力状態はフリ
ップフロップに記憶される。検知回路はフリップフロッ
プ素子に低値状態が記憶されているか、または高値状態
が記憶されているかを検知するために用いる。フリップ
フロップ装置の別の実施例では、高値出力状態を記憶す
るための第2のフリップフロップ素子と、所属の遅延素
子の低値出力状態を記憶するための第3のフリップフロ
ップ素子が設けられている。
【0015】リング発生器の有する調整可能な遅延素子
の数が偶数であれば、さらに1つのインバータが固定遅
延素子として設けられる。
【0016】位相値の計算は、評価回路で次式に従って
行われる。
【0017】位相値Φは:高値出力状態を記憶するフリ
ップフロップ装置の数xが、第1の遅延時間(第1の遅
延時間は第2の遅延時間よりも短い)に調整された遅延
素子の数nより小さいかまたは同じとき、
【0018】
【数3】
【0019】である。また低値出力状態を記憶するフリ
ップフロップ装置の数xが第1の遅延時間に調整された
遅延素子の数nより小さいかまたは同じとき、 Φ=ΦP1+Π である。また高値出力状態を記憶するフリップフロップ
装置の数xが第1の遅延時間に調整された遅延素子の数
nより大きいとき、
【0020】
【数4】
【0021】である。そして、低値出力状態を記憶する
フリップフロップ装置の数xが第1の遅延時間に調整さ
れた遅延素子の数nより大きいとき、 Φ=ΦP2+Π である。ここでNは遅延素子の総数、Tvは第1の遅延
時間Tv+ΔTは第2の遅延時間、そしてTiはインバー
タとして構成された遅延素子の遅延時間である。
【0022】位相比較器と制御装置の間には、出力信号
を形成するためのシグマーデルタ変調器が配置されてお
り、この出力信号は3つの異なる状態を有することがで
きる。3つの状態が意味するものは、シグマ−デルタ変
調器の出力信号から導出された信号が高値状態であると
き、第1の状態にあるフリップフロップ素子が第2の状
態へ変化し、信号が低値状態であるとき、第2の状態に
ある第1のフリップフロップ素子が第1の状態へ変化
し、信号が中位状態であるとき、第1のフリップフロッ
プ素子はその状態を変化しないということである。シフ
トレジスタでは低値状態および高値状態のときそれぞれ
シフトレジスタ素子のフリップフロップ素子の出力状態
が変化する。その他の場合は、シフトレジスタの状態は
変化しない。
【0023】伝送装置は例えば、調整データおよび制御
データを信号から取り出すために用いる。この場合、バ
ッファメモリが第1のビットレートの第1の信号のデー
タをバッファ記憶し、第2のビットレートの第2の信号
を形成するために設けられ、書き込みアドレス発生器が
第1の信号から導出された書き込みクロック信号を受信
し、書き込みアドレスを送出するために設けられ、読み
出しアドレス発生器が位相制御回路の発振器信号から導
出された読み出しクロック信号を受信し、読み出しアド
レスを送出するために設けられ、減算器が読み出しアド
レス発生器および書き込みアドレス発生器により形成さ
れた読み出しアドレスおよび書き込みアドレスの減算を
行い、差信号を送出するための設けられており、位相ロ
ック制御ループが差信号から導出された目標位相値を受
信するために設けられている。
【0024】本発明はまた、位相比較器と発振器を有す
る位相ロック制御ループに関する。この位相比較器は発
振器信号を基準信号と比較し、比較信号を形成する。ま
た発振器は比較信号から導出された制御信号を受信する
ために設けられている。リング発振器として構成された
発振器は、リングに接続された少なくとも1つの遅延素
子を有する。少なくとも1つの遅延素子は、調整可能な
異なる少なくとも2つの遅延時間を有する。制御装置
が、比較信号に依存して、少なくとも1つの遅延素子の
遅延時間を調整するために設けられている。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を以下図面に基づ
き詳細に説明する。
【0026】図1に示された伝送装置の実施例は、第1
の到来信号から調整データおよび制御データを取りだ
し、第2の送出信号を形成する。第1の信号は例えば同
期デジタル階層のSTM−1−信号であり、155.5
2Mbit/sのビットレートを有する。第2の信号は
139.264Mbit/sのビットレートのプレシオ
クロナス信号である。
【0027】直−並列変換器1では、シリアル第1信号
が8ビットのデータブロックを有するパラレル信号に変
換される。直−並列変換器1はそれぞれ第1のクロック
信号と第2のクロック信号を受信する。第1のクロック
信号はクロック再生回路2によって形成された信号であ
り、第2のクロック信号は、ディーティ比1:8の分周
器3によって第1のクロック信号から形成されたもので
ある。第1の信号のデータブロックは選択マトリクス4
に供給される。このマトリクスは欧州公開特許第040
4269号明細書に詳しく記載されており、調整データ
および制御データを第1の信号から取り出す。選択マト
リクスは制御装置5により制御され、この制御装置は前
もって第1の信号から取り出した情報を有している。こ
の取り出し過程についてはここでは詳細に述べない。
【0028】選択マトリクス4から送出されたデータブ
ロックはバッファメモリ6にクロック適合のために書き
込まれる。書き込み過程のためにカウンタとして構成さ
れた書き込みアドレス発生器7から書き込みアドレスが
送出される。この書き込みアドレスは書き込みクロック
信号を含む。書き込みクロック信号は第2のクロック信
号であり、分周器3により形成される。バッファメモリ
6から読み出されたデータブロックは並−直列変換器8
により、シリアル第2信号として出力される。読み出し
アドレス発生器9は読み出し過程のための読み出しアド
レスを送出する。この読み出しアドレス発生器も同様に
カウンタとして構成されている。
【0029】第2送出信号のジッターを低レベルに保持
するため、主制御回路には減算器10、ローパスフィル
タ11、位相ロック制御ループ12、分周器13および
読み出しアドレス発生器9が設けられている。減算器1
0では読み出しアドレスと書き込みアドレスとの差が形
成され差信号としてローパスフィルタ11に送出され
る。位相ロック制御ループはローパスフィルタ11から
目標位相値を受け取り、発振器信号を形成する。発振器
信号はディーティ比1:8の分周器13と並−直列変換
器8に供給される。分周器13は読み出しクロック信号
を形成し、読み出しクロック信号は並−直列変換器8と
読み出しアドレス発生器9に導通される。
【0030】位相ロック制御ループ12に対する実施例
が図2にブロック回路図として示されている。位相ロッ
ク制御ループ12はリング発振器14、位相比較器1
5、ローパスフィルタ16、シグマ−デルタ変調器1
7、微分器18および制御装置19を有する。リング発
振器14は発振器信号を形成し、この信号は分周器13
と位相比較器15に供給される。
【0031】位相比較器15は計数装置20、フリップ
フロップ装置21、評価回路22、結合回路23および
レジスタ24を有する。計数装置20はリング発振器1
4の発振器信号を受信し、クロックを基準クロック信号
のクロック周期の間、周波数frefで計数する。基準ク
ロック信号の周波数frefは発振器信号の周波数fosz
り小さい。基準クロック信号のクロック周期中に計数装
置20で計数された発振器信号のクロックは計数結果と
して結合回路23の第1の加算器25に供給される。さ
らに加算器25は位相値を評価回路22から受信する。
評価回路22は制御装置19の出力側およびフリップフ
ロップ装置21の出力側と接続されている。フリップフ
ロップ装置21はそれぞれ、リング発振器14に含まれ
る遅延素子と接続されている。ジッター要求が高くなけ
れば、フリップフロップ装置21と評価回路22は必要
でない。制御装置19、リング発振器14、フリップフ
ロップ装置21および評価回路22に対する実施例は図
3に示されており、後で詳細に説明する。
【0032】結合回路23はさらに別の加算器26を有
し、この加算器26は位相値と加算器25の計数結果の
加算結果を受信する。加算器26はさらにレジスタ24
に記憶された目標位相値を受信する。この目標位相値は
それぞれ例えば基準クロック信号の上昇縁によりローパ
スフィルタ11から転送される。加算器26ないし結合
回路23から送出される順次連続する値は比較信号を形
成する。この比較信号はローパスフィルタ16、シグマ
−デルタ変調器17および微分器18を介して制御装置
19に供給される。シグマ−デルタ変調器17は出力信
号を送出し、この出力信号は高値状態、中位状態および
低値状態を有する。例えばこれは値“1”、“0”およ
び“−1”により表される。微分器17は評価回路22
の積分特性を補償するために使用される。制御装置19
の出力側は、上に述べたように、評価回路22およびリ
ング発振器14との接続部を有している。
【0033】図3には、5つの遅延素子27〜31を有
するリング発振器14が示されている。遅延素子27〜
31は直列に接続されており、最後の遅延素子31の出
力側は第1の遅延素子27の入力側と接続されている。
最後の遅延素子31は周波数foszの発振器信号も送出
する。リング発振器14の周波数を調整するために遅延
素子27〜30の遅延時間を制御装置19を介して調整
することができる。制御装置19は4つのシフト素子3
2〜35を有するシフトレジスタを備えている。調整可
能な遅延素子27〜30の各々にはシフト素子32〜3
5が配属されている。例えばシフト素子33は遅延素子
28を制御する。
【0034】シフト素子32〜35に対する実施例が図
4に示されている。シフト素子32〜35は第1の切換
器47と第1のDフリップフロップ48を有する。切換
器47はその入力側AまたはBをその出力側と接続し、
この出力側はフリップフロップ素子48のD入力側と接
続されている。切換器47の制御入力側Sは、微分器1
8の出力信号から形成された信号を受信する。Dフリッ
プフロップ素子48のクロック入力側はシフトクロック
信号を受信する。このシフトクロック信号は例えば基準
クロック信号かた導出することができる。Dフリップフ
ロップ素子48の出力側はシフト素子32〜35の出力
側Qとも接続されている。
【0035】第1のシフト素子32の入力側Bは高値状
態(論理“1”)を有し、シフトレジスタの最後のシフ
ト素子35の入力側Aは低値状態(論理“0”)を有す
る。すなわち、シフト素子32の入力側Bには論理
“1”が、シフト素子35の入力側Aには論理“0”が
供給される。シフト素子32、33、34の出力側Qは
それぞれシフト素子33、34、35の入力側Bと接続
されている。さらにシフト素子35、34、33の出力
側Qはそれぞれシフト素子34、33、32の入力側A
と接続されている。シフト素子32〜35の制御入力側
およびクロック入力側にはそれぞれ、デコーダ36から
制御信号とクロック信号が供給される。デコーダ36は
微分器18からの出力信号と基準クロック信号を受信す
る。デコーダ36は、微分器18の出力信号が高値状態
(論理“1”)である時に制御信号を送出し、このとき
各シフト素子32〜35の第1の切換器47は入力側A
をその出力側に接続する。各シフト素子32〜35の第
1の切換器47は、微分器18の出力信号が低値状態
(論理“−1”)である時にその出力側を入力側Bと接
続する。中位状態(論理“0”)では、デコーダ36か
ら基準クロック信号がさらに導通されない。これによ
り、シフト素子32〜35の第1のフリップフロップ素
子32〜35の第1のフリップフロップ素子48の内容
は変化することができない。
【0036】シフト素子32〜35の出力信号は遅延素
子27〜30に配属された遅延時間の調整に用いる。シ
フト素子32のDフリップフロップ素子48では高値状
態が記憶される。したがって、所属の遅延素子27では
短い遅延時間が調整される。遅延素子29では、所属の
シフト素子のDフリップフロップ素子48に低値状態が
存在するとき長い遅延時間が調整される。このことか
ら、シフト素子32〜35がこの状態であるとき、シフ
ト素子の第1の群(32と33)は第1の短い遅延時間
を調整するために設けられており、シフト素子の第2の
群(34と35)は第2の長い遅延時間を調整するため
に設けられていることがわかる。したがってシグマ−デ
ルタ変調器の出力信号から導出される位相比較器15の
比較信号に依存して、第1または第2の群に所属するシ
フト素子32〜35の一部が制御される。
【0037】各遅延素子27〜31の出力側はフリップ
フロップ装置21と接続されている。フリップフロップ
装置21はそれぞれ第2のフリップフロップ素子37〜
41および第3のフリップフロップ素子42〜46を有
する。フリップフロップ素子37〜46はRSフリップ
フロップ素子とすることができる。これらフリップフロ
ップ素子は遅延素子27〜31を通過する発振器信号の
正エッジまたは負エッジによりセットされる。フリップ
フロップ素子37〜41は所属の遅延素子27〜31に
よりそれぞれ発振器信号の正エッジによって、フリップ
フロップ素子42〜46は所属の遅延素子27〜31に
よりそれぞれ発振器信号の負エッジによってセットされ
る。フリップフロップ素子のリセットは例えば基準信号
の正エッジにより行われる。
【0038】評価回路22は基準時点(例えば基準クロ
ック信号の負エッジの発生時)で、フリップフロップ素
子37〜46の状態を検出する。したがって、どの遅延
素子27〜31において基準時点で発振器信号の正また
は負のエッジが存在するかを検出することができる。評
価回路22はさらにシフト素子32〜35の出力信号を
受信する。ここから次式に従って、評価回路22から送
出される位相値Φが算出される。
【0039】
【数5】
【0040】ここでxは、発振器信号の正エッジを記憶
しているフリップフロップ素子37〜41の数、nは比
較的小さな遅延時間を有する遅延素子27〜30の数、
Nは遅延素子の総数、Tvは比較的小さな遅延時間、Tv
+ΔTは比較的大きな遅延時間、そしてTiはインバータ
として構成された遅延素子31の遅延時間である。
【0041】2)x≦n:Φ=ΦP1+Π ここでxはこの場合、発振器信号の負エッジを記憶して
いるフリップフロップ素子42〜46の数である。
【0042】
【数6】
【0043】ここでxはこの場合、発振器信号の負エッ
ジを記憶しているフリップフロップ素子42〜46の数
である。
【0044】4)x>n:Φ=ΦP2+Π ここでxはこの場合、発振器信号の負エッジを記憶して
いるフリップフロップ素子42〜46の数である。
【0045】評価回路22は例えばテーブルを有し、負
または正のエッジが記憶されているかをまず検出し、式
に基づいて位相値を計算する。
【0046】以下、調整可能な遅延素子27〜30に対
する実施例を説明する。図5に示された遅延素子は第2
の切換器49、直列接続された2つのインバータ50と
51、および同期回路52を有する。遅延素子の入力側
Iは一方では直接、他方では直列接続されたインバータ
50と51を介して切換器49と接続されている。切換
器49の出力側はまた遅延素子の出力側である。切換器
49を制御するための信号は同期回路52を介して切換
器49に送出される。同期回路52はDフリップフロッ
プ素子を有し、これのD入力側は信号をシフト素子32
〜35から受信する。またその反転出力側は切換器49
の制御入力側と接続されている。Dフリップフロップ素
子のクロック入力側は切換器49の反転出力信号を受信
する。同期回路52によって障害パルスが阻止される。
切換器49は、その制御入力側を介して受信した信号に
依存して、入力側を直接その出力側と接続するか(第1
の伝搬時間経路)、または第2のインバータ51の出力
側をその出力側と接続する(第2の伝搬時間経路)。
【0047】図6には遅延素子が示されている。この遅
延素子では切換器53がその出力側を第1のインバータ
54または第2のインバータ55と接続する。2つのイ
ンバータ54と55の前にはそれぞれインバータ56と
57が接続されている。第2のインバータ55の出力側
は少なくとも1つの別のインバータ58と接続されてい
る。このインバータはインバータ55に対する出力負荷
となる。インバータ58の出力側はオープンである。こ
れによりインバータ55の遅延時間または伝搬時間が変
化する。この時間はここではインバータ伝搬時間(ゲー
ト通過時間)として僅かな値だけ変化される。
【0048】このような遅延モジュールは発振器周波数
および発振器位相の微調整を可能にし、したがって伝送
装置により形成された第2信号でのジッターがさらに低
減される。インバータ55の出力負荷はまたさらに、破
線で示された1つ以上のインバータ59〜60をインバ
ータ58に並列接続することによってさらに高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】位相ロック制御ループを有する伝送装置のブロ
ック回路図である。
【図2】図1の伝送装置に使用される位相ロック制御ル
ープの概略図である。
【図3】制御装置、リング発振器、フリップフロップ装
置および評価回路を有する位相ロック正著ループの一部
詳細図である。
【図4】図3の制御装置に含まれるシフト素子の回路図
である。
【図5】図3のリング発振器に含まれる調整可能な遅延
素子の第1実施例を示すブロック図である。
【図6】図3のリング発振器に含まれる調整可能な遅延
素子の第2実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 直−並列変換器 2 クロック再生回路 3 分周器 4 選択マトリクス 5 制御装置 6 バッファメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス ブラッハマン ドイツ連邦共和国 ニュルンベルク エレ ブシュトラーセ 10 (72)発明者 ゲオルク フランク ドイツ連邦共和国 ニュルンベルク キー ラー シュトラーセ 26アー (72)発明者 トーマス エッカルト ドイツ連邦共和国 エムスキルヒェン ベ ルトールトシュトラーセ 34

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相ロック制御ループ(12)を有する
    伝送装置であって、 発振器信号を基準信号と比較し、比較信号を発生する位
    相比較器(15)と、 前記比較信号から導出された制御信号を受信するために
    設けられた発振器とを有する伝送装置において、 発振器はリング発振器(14)として構成されており、
    閉回路に含まれる少なくとも1つの遅延素子(27〜3
    1)を有し、 少なくとも1つの遅延素子(27〜30)は少なくとも
    2つの異なる調整可能な遅延時間を有し、 制御装置(19)が、少なくとも1つの遅延素子(27
    〜30)の遅延時間を比較信号に依存して設定するため
    に設けられていることを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 制御装置(19)は、シフト素子(32
    〜35)を備えたシフトレジスタを有し、 シフト素子の数は調整可能な遅延素子(27〜30)の
    数に相応し、 シフト素子(32〜35)は、所属の遅延素子(27〜
    30)の遅延時間を調整するように構成されており、 比較信号に依存して、シフト素子(32〜35)の第1
    の群は第1の遅延時間を調整し、および/またはシフト
    素子(32〜35)の少なくとも第2の群は第2の遅延
    時間を調整するように構成されている請求項1記載の伝
    送装置。
  3. 【請求項3】 シフト素子(32〜35)は第1のフリ
    ップフロップ(48)と第1の切換器(47)を有し、 該第1の切換器(47)は第1および第2の入力側を有
    し、第1のフリップフロップ(48)の入力側に前置接
    続されており、かつ比較信号に依存して制御され、 シフト素子(32〜35)の第1の切換器(47)の第
    1および第2の入力側はシフト素子(32〜35)の第
    1および第2の入力側であり、 シフト素子(32〜35)の第1のフリップフロップ
    (48)の出力側はシフト素子(32〜35)の出力側
    であり、 第1のシフト素子(32)その第1の入力側に第1の状
    態を有し、最後のシフト素子(35)はその第2の入力
    側に第2の状態を有し、 第1のシフト素子(32)と最後のシフト素子(35)
    との間に配置された別のシフト素子(33〜34)の出
    力側は一方の隣接するシフト素子(32〜35)の第1
    の入力側、および他方の隣接するシフト素子(32〜3
    5)の第2の入力側と接続されている請求項2記載の伝
    送装置。
  4. 【請求項4】 調整可能な遅延素子(27〜30)が第
    2の切換器(49、53)を有し、 該第2の切換器は制御装置(19)により制御され、遅
    延素子(27〜30)の入力側を少なくとも2つの異な
    る伝搬時間経路を介してその出力側に接続するよう構成
    されている請求項1から3までのいずれか1項記載の伝
    送装置。
  5. 【請求項5】 伝搬時間経路は少なくとも1つのインバ
    ータ(55)を有し、 該インバータの遅延時間は出力負荷(58〜60)を介
    して調整可能である請求項4記載の伝送装置。
  6. 【請求項6】 調整可能な遅延素子(27〜30)の第
    2の切換器(49、53)が、切換信号を所属のシフト
    レジスタから、遅延素子(27〜30)の同期回路(5
    2)を介して受信するように構成されており、 同期回路(52)は切換信号を遅延素子(27〜30)
    の出力信号と同期するように構成されている請求項4ま
    たは5記載の伝送装置。
  7. 【請求項7】 位相比較器(15)は、 発振器信号のクロック周期を、基準クロック信号のクロ
    ック周期の間、計数するために使用される計数装置(2
    0)と、 比較信号を計数結果と目標位相値との結合によって発生
    するように構成された結合回路(23)とを有する請求
    項1から6までのいずれか1項記載の伝送装置。
  8. 【請求項8】 位相比較器(15)は、各遅延素子(2
    7〜31)に配属されたフリップフロップ装置(21)
    を有し、 該フリップフロップ装置は、各遅延素子(27〜31)
    の初期状態を基準クロック信号により定められた基準時
    点で記憶するためのものであり、 評価回路(22)が基準時点での位相値を、記憶された
    遅延素子(27〜39)の初期状態および遅延素子(2
    7〜31)の設定された遅延時間に基づいて検出するた
    めに使用され、 結合回路(23)は位相値を目標位相値および計数結果
    と結合するように構成されている請求項7記載の伝送装
    置。
  9. 【請求項9】 各フリップフロップ装置(21)は、高
    値初期状態を記憶するための第2のフリップフロップ
    (37〜40)と、所属の遅延素子(27〜31)の低
    値初期状態を記憶するための第3のフリップフロップ
    (42〜45)を有する請求項8記載の伝送装置。
  10. 【請求項10】 リング発振器(14)は偶数個の調整
    可能な遅延素子(27〜30)と固定遅延素子としての
    1つのインバータ(31)を有する請求項9記載の伝送
    装置。
  11. 【請求項11】 評価回路(22)は、高値初期状態を
    記憶するフリップフロップ装置(21)の数xが、第1
    の遅延時間を設定する遅延素子の数nより小さいか、ま
    たは同じであるとき位相値Φを次式に従って計算し、た
    だし第1の遅延時間は第2の遅延時間よりも短く、 【数1】 評価回路(22)は、低値初期状態を記憶するフリップ
    フロップ装置(21)の数xが第1の遅延時間を設定す
    る遅延素子(27〜30)の数nより小さいか、または
    同じであるとき位相値Φを次式に従って計算し、 Φ=ΦP1+Π 評価回路(22)は、高値初期状態を記憶するフリップ
    フロップ装置(21)の数xが第1の遅延時間を設定す
    る遅延素子(27〜30)の数より大きいとき位相値Φ
    を次式に従って計算し、 【数2】 評価回路(22)は、低値初期状態を記憶するフリップ
    フロップ装置(21)に数nが第1の遅延時間を設定す
    る遅延素子(27〜30)の数nより大きいとき位相値
    Φを次式に従って計算し、 Φ=ΦP2+Π ここでnは遅延素子(27〜31)の総数、Tvは第1
    の遅延時間、Tv+ΔTは第2の遅延時間そしてTiはイ
    ンバータ(31)として構成された遅延素子の遅延時間
    である請求項10記載の伝送装置。
  12. 【請求項12】 シグマ−デルタ変調器(17)が位相
    比較器(15)と制御装置(19)との間に挿入接続さ
    れており、 該シグマ−デルタ変調器は3つの異なる状態を有するこ
    とのできる出力信号を発生するように構成されている請
    求項1から11までのいずれか1項記載の伝送装置。
  13. 【請求項13】 シグマ−デルタ変調器(17)の出力
    信号から導出された信号が高値状態であるとき、第1の
    状態にある第1のフリップフロップ(48)が第2の状
    態に変化され、 前記信号が低値状態であるとき、第2の状態にある第1
    のフリップフロップ(48)は第1の状態に変化され、 前記信号が中位状態にあるとき、第1のフリップフロッ
    プ(48)は状態変化されない請求項3から12までの
    いずれか1項記載の伝送装置。
  14. 【請求項14】 バッファメモリ(6)が、第1のビッ
    トレートの第1の信号のデータをバッファ記憶し、第2
    のビットレートの第2の信号を形成するために設けられ
    ており、 書き込みアドレス発生器(7)が、第1の信号から導出
    された書き込みクロック信号を受信し、書き込みアドレ
    スを発生するために設けられており、 読み出しアドレス発生器(9)が、位相ロック制御ルー
    プ(12)の発振器信号から導出された読み出しクロッ
    ク信号を受信し、読み出しアドレスを発生するために設
    けられており、 減算器(10)が、読み出しアドレス発生器および書き
    込みアドレス発生器(7、9)により形成された読み出
    しアドレスおよび書き込みアドレスの差を形成し、差信
    号を発生するために設けられており、 位相ロック制御ループ(12)は、差信号から導出され
    た目標位相値を受信するように構成されている請求項1
    から13までのいずれか1項記載の伝送装置。
  15. 【請求項15】 発振器信号を基準信号と比較し、比較
    信号を形成するための位相比較器(15)と、 比較信号から導出された差信号を受信するように構成さ
    れている発振器とを有する位相ロック制御ループにおい
    て、 リング発振器(14)として構成された発振器は、閉回
    路に含まれる少なくとも1つの遅延素子(27〜31)
    を有し、 少なくとも1つの遅延素子(27〜30)は少なくとも
    2つの異なる調整可能な遅延時間を有し、 制御装置(19)は少なくとも1つの遅延素子(27〜
    30)の遅延時間を比較信号に依存して設定するように
    構成されていることを特徴とする位相ロック制御ルー
    プ。
JP7180309A 1994-07-15 1995-07-17 伝送装置 Pending JPH0856154A (ja)

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