JP2985170B2 - ローラスクリーン - Google Patents

ローラスクリーン

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JP2985170B2
JP2985170B2 JP7100381A JP10038195A JP2985170B2 JP 2985170 B2 JP2985170 B2 JP 2985170B2 JP 7100381 A JP7100381 A JP 7100381A JP 10038195 A JP10038195 A JP 10038195A JP 2985170 B2 JP2985170 B2 JP 2985170B2
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rollers
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滋 辰巳
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粘性土を含むコンク
リートガラの除去、粗大ごみの不燃物選別およびコンク
リート骨材の分別などに使用するローラスクリーンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種ローラスクリーンとして、例えば
図7〜8に示すものを挙げることができる。このもの
は、架台1上に傾斜して設けたフレーム2間に等間隔に
円筒状ローラを軸支し、ローラ4をモータ7、スプロケ
ット10、チェーン11を介して回転するようになって
いる。なお、ローラ4間の間隙sは処理物が所定の粒度
で分別されるように予め設定される。ローラ4の回転状
態において、処理物をローラ4に図7の左方より供給す
る。ローラ4上の処理物は傾斜とローラ4の回転作用に
より、ローラ4上を移動する過程で間隙より小さいもの
は、この間隙を通過して落下し、間隙より大きいもの
は、ローラ4上を転動しながら流下し、最下端のローラ
4端から排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のものは、次に述べるような問題点がある。処理物の
形状、寸法が明確に区別されるものであれば問題はない
が、処理物は一般に種々雑多であり、篩分け間隙sのほ
ぼ中間のものも当然含まれている。しかもこの中間のも
のは球状、多角形、偏平形であったりする。これらの処
理物をローラスクリーンに供給すると、間隙S以下のも
のは間隙より落下し、間隙以上のものはローラ4の回転
によって、スクリーンオーバー側の排出口へ搬送され
る。しかし、処理物のうち間隙Sより若干大きめのもの
の一部は、ローラ4間に挟まり、排出もできなければロ
ーラ4の回転による送り出しも行えなく、ローラ4間を
遊動状態で滞留することがある。この挟まった状態で、
さらに処理物を供給すると、その一部が順次同じように
挟まって、間隙Sを塞いでしまい、この結果、篩分け機
能がなくなってしまう。また、処理物が挟まった状態で
長期稼動すると、ローラ4が早期に摩耗するばかりか、
不必要に駆動動力源が増大する、さらに騒音も高くなり
公害対策を講じなければならない。
【0004】この発明は、前記問題点を改良するために
なしたものであり、ローラ上での処理物の滞留を排除す
るとともに、長期の使用に耐えるローラスクリーンを提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明のローラスクリーンは、フレームに、処理
物の流れ方向と直角かつ等間隔にローラを多数回転自在
に配列し、該ローラを、同方向に回転駆動して、前記処
理物を該ローラの一端から供給して該ローラ間を通過す
る篩下物と該ローラ間を通過しない篩上物とに篩分け、
篩上物を該ローラの他端から排出するようにしたローラ
スクリーンにおいて、前記ローラを、該ローラの軸心方
向の一端側から他端側に縮径されたテーパ状ローラとす
るとともに、前記テーパ状ローラ間により形成される前
記縮径側の最大間隙と対応する前記フレーム部分に、排
出用開口を形成したことである。また、フレームに、処
理物の流れ方向と直角かつ等間隔にローラを多数回転自
在に配列し、該ローラを同方向に回転駆動するようにし
たローラスクリーンにおいて、前記ローラを、該ローラ
の軸心方向の中央から両端側に縮径されたテーパ状ロー
ラとするとともに、前記テーパ状ローラ間により形成さ
れる前記縮径側の最大隙間と対応する前記フレーム部分
に、排出用開口を形成したことである。また、前記テー
パ状ローラにスクレーパを配設したことである。
【0006】
【作用】一端から供給された処理物は、回転するテーパ
状ローラの上を転動しながら他端に移動し排出する過程
で、該ローラの隙間の設定により、篩下物と篩上物と
に篩い分けされる。この過程で処理物の一部(中間物)
がテーパ状ローラ間の隙間に挟まるものがある。前記の
ように挟まった中間物は、テーパ状ローラの回転運動に
よる遊動とテーパ開き方向の逃げ作用によって、テーパ
状ローラの縮径された側すなわち隙間の広がるテーパ状
ローラ端へ移動させられ、フレームの排出用開口から排
出される。また、前記ローラを、該ローラの軸心方向の
中央から両端側に縮径されたテーパ状ローラとしたこと
により、該ローラの中央付近の中間物は、排出用開口へ
速やかに移動し、排出される。さらに、テーパ状ローラ
に付着した付着物は、該テーパ状ローラのスクレーパに
より掻き落とされ、該テーパ状ローラは絶えずローラ面
を呈し、初期設定間隙が維持される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1〜4において、2a,2bは架台1上に設
けた一対(図1の前後)のフレームで、供給側から排出
側に向けて所定の傾斜角度(図1の左から右)で傾斜し
ている。傾斜角度は処理物によって異なるが最大で40
゜とする。なお、最小の場合は、0゜(水平)とするこ
ともできる。3a,3bは、それぞれのフレーム2a,
2b上に設けたフレーム2a,2bの一部としての軸受
部材で、軸受部材3aは連続した形状であり、軸受部材
3bは一個づつ独立した形状で、隣接する軸受部材3
a,3b間に適宜の隙間7を設けて排出用開口とする。
この隙間7の間隙をS2とする。4はフレーム2a,2
b間に処理物の流れ方向(図1の矢印参照)に直角かつ
等間隔に配設したが大径部4aと、小径部4bからなる
としたテーパ状ローラで、該ローラの両端に軸部5a,
5bを有している。テーパ状ローラ4の軸部5a,5b
を、大径部4a側が軸受部材3a側で小径部4b側が軸
受部材3b側となるように軸受6a,6bを介して支承
する。上記のようにテーパ状ローラ4を配設することに
より、テーパ状ローラ4間の隙間S1は、図1からみ
て、軸受部材3a側から軸受部材3b側に向って順次広
くなっている。軸受部材3bの外形形状は、図1からみ
て、小径部4bの外径形状より小さい。すなわち、テー
パ状ローラ4間の小径部4b側の間隙(最大)S1に対
して、軸受部材3b間の間隙S2を大きくした。8は支
持台9上に設けたモータで、該モータの回転軸を任意の
テーパ状ローラ4の軸部5aとカップリングを介して連
結する。また、テーパ状ローラ4の軸部5aにスプロケ
ット10を取り付け、スプロケット10にチェーン11
を掛け渡し、モータ7の駆動により、テーパ状ローラ4
は図2の矢印方向に同期回転する。 前記実施例におい
て、一端から供給された処理物は、モータ8の駆動によ
り回転するテーパ状ローラ4の上を転動しながら他端に
移動する過程で、ローラ4間の間隙S1により、篩下物
と篩上物とに篩分けされる。そして処理物の一部(中間
物)がテーパ状ローラ4間の間隙S1に挟まるものがあ
る。前記のように挟まった中間物は、テーパ状ローラ4
の回転運動による遊動とテーパ開き方向の逃げ作用によ
って、間隙S1の広がる小径部4b側へ移動させられ、
軸受部材3b間の隙間7から排出される。前記実施例で
は、テーパ状ローラ4の軸心は水平であるが、この軸心
を大径部4a側から小径部4bに向けて若干下向きに傾
斜させることもできる。
【0008】図6〜7はテーパ状ローラ4の他の実施例
で、テーパ状ローラ4は、中央部が大径部4aで該中央
部から両側に向って小径部4bとしたものである。この
場合の軸受部材3cは、前記軸受部材3aのものに代え
て、軸受部材3bと同様のものを使用する。これによ
り、中央部よりの処理物の一部(中間物)は両側へ移動
させられ、軸受部材3b間の隙間7および軸受部材3c
間の隙間から排出される。 前記実施例では、独立した
軸受部材3bを使用して軸受部材3b間に間隙S2を形
成したが、これに代えて1本の連続した軸受部材すなわ
ち、軸受部材3aと同じものを用い、この部材に間隙S
1より若干大きい切欠部を設けて排出用開口とすること
もできる。12は支持部材13を介して取り付けたスク
レーパである。このスクレーパ12により、テーパ状ロ
ーラ4の表面に付着した付着物(特に粘性物)は掻き落
とされ、テーパ状ローラ4は絶えずローラ面を呈し、初
期設定間隙S1が維持される。
【0009】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したか
ら、次に述べるような効果を奏する。請求項1の発明に
よれば、テーパ状ローラとするとともにフレームに排出
用開口を設けたので、該ローラ隙間に留まる中間大の処
理物は、暫時テーパ開き方向へ移動し排出用開口から排
出されることとなって、篩い分け効率が向上するととも
に連続運転が可能となる。また、処理物を、篩下物と篩
上物および篩中間物の3種類に選別することができる。
また、ローラ間の隙間に滞留しようとする中間大の処理
物は早期に排出されるので、ローラの表面摩耗が少なく
長期の使用が可能となり、生産コストを低減することが
できるとともに、運動能力も低く安定することができ
て、駆動源を小容量化することができる。さらに、ロー
ラ間で滞留する処理物は、ローラの隙間内で遊ぶことな
く、早期に排出するので、騒音が低く比較的低公害型機
種となり、将来広い用途に適用できる。
【0010】請求項2の発明によれば、ローラを、該ロ
ーラの軸心方向の中央部から両端側へ向って縮径された
テーパ状ローラとしたので、中間物の移動が速やかに行
なわれ、このため篩分け効率がさらにアップする。請求
項3の発明によれば、テーパ状ローラにスクレーパを配
設したので、処理物の付着がなくなり、絶えずローラ面
を呈し、初期設定間隙を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るローラスクリーンの実施例を示
す平面図
【図2】この発明に係るローラスクリーンの実施例を示
す正面図
【図3】図1のA線矢視図
【図4】図3の側面図
【図5】図1のB線矢視図
【図6】この発明に係るローラスクリーンの他の実施例
を示す側面図
【図7】従来例を示す平面図
【図8】従来例を示す正面図
【符号の説明】
1 架台 2a,2b フレーム 3a,3b 軸受部材 4 テーパ状ローラ 4a 大径部 4b 小径部 5a,5b 軸部 6a,6b 軸受 7 隙間 8 モータ 12 スクレーパ S1,S2 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B07B 1/00 - 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに、処理物の流れ方向と直角か
    つ等間隔にローラを多数回転自在に配列し、該ローラ
    を、同方向に回転駆動して、前記処理物を該ローラの一
    端から供給して該ローラ間を通過する篩下物と該ローラ
    間を通過しない篩上物とに篩分け、篩上物を該ローラの
    他端から排出するようにしたローラスクリーンにおい
    て、前記ローラを該ローラの軸心方向の一端側から他端
    側に縮径されたテーパ状ローラとするとともに、前記テ
    ーパ状ローラ間により形成される前記縮径側の最大隙間
    と対応する前記フレーム部分に、排出用開口を形成した
    ことを特徴とするローラスクリーン。
  2. 【請求項2】 フレームに、処理物の流れ方向と直角か
    つ等間隔にローラを多数回転自在に配列し、該ローラを
    同方向に回転駆動するようにしたローラスクリーンにお
    いて、前記ローラを、該ローラの軸心方向の中央から両
    端側に縮径されたテーパ状ローラとするとともに、前記
    テーパ状ローラ間により形成される前記縮径側の最大隙
    間と対応する前記フレーム部分に、排出用開口を形成し
    たことを特徴とするローラスクリーン。
  3. 【請求項3】 前記テーパ状ローラにスクレーパを配設
    したことを特徴とする請求項1または2記載のローラス
    クリーン。
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