JP2983994B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP2983994B2 JP63259140A JP25914088A JP2983994B2 JP 2983994 B2 JP2983994 B2 JP 2983994B2 JP 63259140 A JP63259140 A JP 63259140A JP 25914088 A JP25914088 A JP 25914088A JP 2983994 B2 JP2983994 B2 JP 2983994B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、撮像素子からの撮像信号をディジタル化
して記録媒体例えば磁気ディスクに記録するようにした
電子スチルカメラに関する。
〔従来の技術〕
CCD等の撮像素子により、被写体の像を撮像信号に変
換し、この撮像信号をディジタル化し、例えば2インチ
のような小さい径の磁気ディスクに記録し、再生された
撮像信号をモニター受像機で見ることができる電子スチ
ルカメラが提案されている。ディジタル撮像信号は、実
時間で磁気ディスクに記録されたり、一旦、フレームメ
モリに取り込まれて、データレートが低くされて記録さ
れる。また、実時間で記録を行うことを可能とするため
に、データ量を圧縮する場合には、フレーム内又はフィ
ールド内の2次元的な処理が使用される。電子スチルカ
メラは、静止画像を記録するものであるために、2次元
的な処理が採用されるのが普通であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
電子スチルカメラにおいて、短時間で複数回のシャッ
ター動作がされ、複数の画像を撮像する連写の際には、
多くのデータが発生するので、ディスクへの記録が間に
合わず、データ圧縮が必要である。通常の撮像動作(単
写)に使用される2次元的なデータ圧縮は、再生画像の
画質の劣化の防止が考慮されているので、圧縮率が不充
分であり、連写動作に適用しても、上述の問題を解決す
ることができない。
半導体メモリに一時的にディジタル撮像信号を格納す
れば、記録を低速で行うことが可能であるが、メモリの
容量が数フレーム分の大容量となり、回路規模が大きく
なる問題がある。
従って、この発明の目的は、連写動作時には、3次元
的な処理であるフレーム間処理により、データを圧縮す
ることにより、画質を良好に保ちながら、実時間でディ
ジタル撮像信号を記録することが可能な電子スチルカメ
ラを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 この発明は、撮像素子からの撮像信号をディジタル画
像信号に変換して記録媒体に記録する際に、撮影指示に
連動して静止画像を撮影する単写モードと、連続的に静
止画像を撮影する連写モードとを有する電子スチルカメ
ラにおいて、 単写モードと連写モードとを判別する識別信号を発生
する識別信号生成手段と、 連写モードで撮影した複数フレームの静止画像中の最
初のフレームの静止画像をフレーム内で圧縮する第1の
圧縮手段と、 最初のフレームの静止画像に続く連続する複数フレー
ムの静止画像をフレーム間処理で圧縮する第2の圧縮手
段とを有し、 第2の圧縮手段は、連続する2フレームの同一位置の
二つの領域からなる3次元ブロックを構成し、3次元ブ
ロックの各ブロック毎に、そのブロック内に含まれる複
数の画素データの最大値及び最小値を検出し、その検出
された最大値及び最小値から規定されるダイナミックレ
ンジを求める手段と、 各ブロック毎に、そのブロックのフレーム差を検出す
る手段と、 所定期間における各ブロックのダイナミックレンジ及
びフレーム差を縦軸及び横軸として所定期間におけるブ
ロックの度数分布表を作成し、度数分布表の縦軸及び横
軸方向にそれぞれ度数を順次積算することにより積算型
度数分布表を求める手段と、 積算型度数分布表及び伝送路の伝送容量に応じて、各
ブロックの画素データを画素データの値のレベル方向に
対して符号化する符号化情報を決定するためのしきい値
及び各ブロックの動き判定を行うための動きしきい値を
決定する手段と、 各ブロックのフレーム差と動きしきい値とを比較し、
フレーム差が動きしきい値以下の3次元ブロックを2次
元ブロックとするように、3次元ブロックに対して駒落
とし処理を行う手段と、 3次元ブロック若しくは2次元ブロック内の複数の画
素データをしきい値に基づいて決定された符号化情報に
基づいて符号化する手段とからなり、 連写モードにおいて、識別信号並びに第1の圧縮手段
の出力および第2の圧縮手段の出力をリアルタイムで記
録媒体に記録するようにしたことを特徴とする電子スチ
ルカメラである。
〔作用〕
連写動作は、短時間に複数回のシャッター動作がされ
るので、背景等が複数の画面の間で共通となり、複数枚
の画像であっても、静止領域が多くの部分を占めてい
る。従って、全く異なる画像が個々に得られる通常の撮
像動作に対しては、適用できないフレーム間処理が連写
動作等で得られる複数枚の画像に対して有効である。こ
のフレーム間処理により、画質の劣化を抑えながら、デ
ータ量を大幅に圧縮することができ、複数枚の画像を実
時間で記録することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について、図面を参照して
説明する。
第1図は、この一実施例の構成を全体的に示し、1が
CCDを使用したエリアセンサーからなる撮像素子であ
る。撮像素子1からのアナログの撮像信号がA/D変換器
2に供給され、ディジタル撮像信号に変換される。A/D
変換器2からのディジタル撮像信号がスイッチ回路3の
端子aに供給される。
スイッチ回路3は、端子b、c、dを有し、端子bが
スイッチ回路4の端子bに接続される。スイッチ回路3
の端子cが2次元ADRCエンコーダ7に供給され、2次元
ADRCエンコーダ7で圧縮されたデータがスイッチ回路4
の端子cに供給される。2次元ADRCに限らず、フレーム
内又はフィールド内の2次元処理を行う変換符号化、DP
CM等の圧縮回路を使用できる。スイッチ回路3の端子d
が適応駒落とし回路8に供給され、適応駒落とし回路8
で圧縮されたデータがスイッチ回路4の端子dに供給さ
れる。
スイッチ回路4の端子aに取り出されたデータが記録
回路5に供給され、記録回路5の出力端子6に記録信号
が得られる。この記録信号は、図示せずも、記録アンプ
を介して磁気ヘッドに供給され、磁気ディスクに対して
記録される。記録回路5は、スイッチ回路4の出力信号
に対して、連写動作の撮像信号であることを識別するた
めの識別信号の付加、同期信号の付加、チャンネル変調
等の処理を行うものである。
スイッチ回路3及び4は、端子9からのコントロール
信号で制御される。コントロール信号は、カメラの撮影
動作に応じた信号である。カメラが通常の撮影動作の状
態、即ち単写動作の状態である時には、スイッチ回路3
及び4の端子aが端子bに夫々接続される。従って、A/
D変換器2からのディジタル撮像信号は、圧縮処理を受
けずに記録回路5に供給される。
カメラが連写動作を行う状態では、スイッチ回路3及
び4の端子aが端子c及びdに順次接続される。一例と
して、第2図に示すように、t秒間(例えば1秒間)に
5フレーム(F1、F2、F3、F4、F5)の撮像信号が得られ
る連写動作において、最初のフレームF1の撮像信号は、
スイッチ回路3の端子cを介して2次元ADRCエンコーダ
7に供給される。残りの4フレームF2〜F5がスイッチ回
路3の端子dを介して適応駒落とし回路8に供給され、
3次元処理を受ける。
適応駒落とし回路8は、後述のように、2フレームに
夫々属する二つの領域からなる3次元ブロックを構成
し、この3次元ブロック毎に動きの有無を判別し、動き
が有る時には、3次元ブロック毎にダイナミックレンジ
に適応した符号化(ADRC)を行い、動きが無い時には、
二つの領域で対応する位置の画素同士の平均値により2
次元ブロックを構成し、2次元ADRCを行うものである。
従って、連写動作時のフレームF2及びF3の2フレームと
フレームF4及びF5の2フレームとの夫々で適応的駒落と
し処理がされる。
通常、フレーム間処理を行う時には、1枚目の再現画
像の質が悪いので、1枚目のフレームF1のデータに関し
ては、上述のように、2次元ADRCの処理を行っている。
連写動作時には、極めて短時間で撮影がされるので、
5枚の静止画と対応する5フレームF1〜F5の間では、背
景等の静止部分が画像の多くの領域を占めており、適応
駒落とし処理により、データ量が大幅に削減できる。従
って、連写動作により短時間に多くのデータが発生して
も、磁気ディスクに記録することができる。また、動き
が有る部分では、3次元処理がされるので、画像の劣化
が少なく、高品質の再生画像が得られる。
図示せずも、再生側では、記録信号中に挿入されてい
る識別信号により、連写動作の信号か、通常撮影時の信
号かが判別され、この判別に基づいて、復号される。駒
落とし処理がされている場合であっても、復号により、
元の枚数の画像が復元される。
適応駒落とし回路8の一例について、第3図〜第7図
を参照して、以下に説明する。この例では、2フレーム
期間のデータ量が所定のしきい値を超え、従って、記録
が間に合わなくなることを防止するために、バッファリ
ング処理を行っている。
第3図において、11で示す入力端子には、例えば1サ
ンプルが8ビットに量子化されたディジタルビデオ信号
が供給される。このディジタルビデオ信号がブロック化
回路12に供給される。ブロック化回路12により、ディジ
タル撮像信号がブロックの順序のデータに変換される。
ブロック化回路12では、例えば(520ライン×720画
素)の1フレームの画面が第4図に示すように、(M×
N)ブロックに細分化される。1ブロックは、例えば第
5図に示すように、(4ライン×4画素)の大きさの2
個の領域からなる。各領域は、時間的に連続する二つの
フレームに属する。前述のように、連写動作時のフレー
ムF2及びF3とフレームF4及びF5とが夫々3次元ブロック
を形成する二つのフレームである。また、圧縮率をより
高くするために、サブサンプリングを行う場合には、第
6図に示すように、サンプリングパターンがブロック間
でオフセットを有するものとされている。第6図におい
て、○が伝送される画素を示し、△が伝送されない画素
を示し、次の2フレーム後の空間的に対応するブロック
では、伝送及び間引きの画素が逆の関係とされる。この
ようなサンプリングパターンは、受信側で間引かれた画
素の補間を行う場合、静止領域で良好な補間を可能とす
る。ブロック化回路12からは、B11,B12,B13,・・・・B
MNのブロックの順序に変換されたディジタルビデオ信号
が発生する。
ブロック化回路12の出力信号が検出回路13及び遅延回
路14に供給される。検出回路13は、各ブロックの最大値
MAX3及び最小値MIN3を検出し、これらの差であるダイナ
ミックレンジDR3を検出すると共に、ブロックのサンプ
ル単位の動き量例えばフレーム差FDiを検出する。1ブ
ロックを構成する二つの領域の間で、同一位置の画素の
データ同士の差が求められ、この各画素の差が絶対値に
変換されて、フレーム差FDiとされる。即ち、現フレー
ムのデータをxmiとし、前フレームのデータをxm-1iとす
ると、サンプル単位のフレーム差FDiは、 FDi=|xmi−xm-1i| として求められる。
検出回路13からのフレーム差FDi及びダイナミックレ
ンジDR3が度数分布発生回路15に供給される。
この度数分布発生回路15は、ダイナミックレンジDR3
(=MAX3−MIN3+1)を縦軸とし、ブロック動き量Nを
横軸とし、ブロック単位の発生度数を2フレーム期間で
集計する。このように形成された度数分布表が積算型度
数分布発生回路16に供給され、積算型の度数分布表が形
成される。
積算型の度数分布表を使用して、しきい値決定回路17
が最適なしきい値(レベルに関するしきい値T1〜T4及び
動きしきい値MTH)を決定する。最適なしきい値とは、
2フレーム当たりの合計ビット数が伝送路の伝送容量を
超えないように、符号化を行うことが可能なしきい値を
意味する。この最適なしきい値は、動きしきい値MTHを
パラメータとして求まる。しきい値決定回路17と関連し
て、ROM18が設けられている。このROM18には、最適なし
きい値を求めるためのプログラムが格納されている。
遅延回路14を介された画素データPDは、フレーム差検
出回路19に供給される。このフレーム差検出回路19は、
前述の検出回路13と同様にして、フレーム差FDiを検出
する。フレーム差検出回路19からのフレーム差FDi及び
画素データPDが動き判定回路21に供給される。この動き
判定回路21は、しきい値決定回路17からの動きしきい値
MTHとフレーム差FDiとを比較し、処理しようとするブ
ロックが動きブロックか、又は静止ブロックかを判定す
る。
(フレーム差FDi>動きしきい値MTH)の関係にある
ブロックが動きブロックと判定され、(フレーム差FDi
≦動きしきい値MTH)の関係にあるブロックが静止ブロ
ックと判定される。動きブロックの画素データは、3次
元ADRCエンコーダ22に供給される。また、静止ブロック
の画素データは、平均化回路23に供給される。この平均
化回路23は、1ブロックに含まれる二つの領域の同一位
置の画素のデータ同士を加算してから1/2にして、元の
1ブロックの画素数の1/2の画素数のブロックを形成す
る。このような処理が駒落とし処理と称される。平均化
回路23の出力信号が2次元ADRCエンコーダ24に供給され
る。これらのエンコーダ22及び24には、しきい値決定回
路17からしきい値T1〜T4が供給されている。
3次元ADRCエンコーダ22では、(4ライン×4画素×
2フレーム)の計32個の画素データの中の最大値MAX3,
最小値MIN3が検出され、(MAX3−MIN3+1=DR3)によ
りダイナミックレンジDR3が求められる。このブロック
のダイナミックレンジDR3としきい値T1〜T4との関係か
ら、コード信号DT3のビット数が定まる。即ち、(DR3≧
T1)のブロックでは、4ビットのコード信号が形成さ
れ、(T1>DR3≧T2)のブロックでは、3ビットのコー
ド信号が形成され、(T2>DR3≧T3)のブロックでは、
2ビットのコード信号が形成され、(T3>DR3≧T4)の
ブロックでは、1ビットのコード信号が形成され、(T4
>DR3)のブロックでは、0ビット、即ち、コード信号
が伝送されない。
例えば4ビット量子化の符号化の場合には、検出され
たダイナミックレンジDR3が16(=24)分割され、画素
データの各々の最小値MIN3を除去した後のデータのレベ
ルが属する範囲に対応した4ビットのコード信号DT3が
発生される。
2次元ADRCエンコーダ24では、上述の3次元ADRCエン
コーダ22と同様の動作により、最大値MAX2,最小値MIN2,
ダイナミックレンジDR2の検出がされ、コード信号DT2が
形成される。但し、符号化の対象となるのは、前段の平
均化回路23により、画素数が1/2とされたデータであ
る。
3次元ADRCエンコーダ22の出力信号(DR3,MIN3,DT3)
と2次元ADRCエンコーダ24の出力信号(DR2,MIN2,DT2)
がセレクタ25に供給される。セレクタ25は、動き判定回
路21からの判定信号SJにより制御される。即ち、動きブ
ロックの場合には、3次元ADRCエンコーダ22の出力信号
をセレクタ25が選択し、静止ブロックの場合には、2次
元ADRCエンコーダ24の出力信号をセレクタ25が選択す
る。このセレクタ25の出力信号がフレーム化回路26に供
給される。
フレーム化回路26には、セレクタ25の出力信号の他
に、しきい値セットを指定するしきい値コードPiと判定
コードSJが供給される。しきい値コードPiは、2フレー
ム単位で変化するもので、判定コードSJは、1ブロック
単位で変化する。フレーム化回路26は、入力信号をフレ
ーム構造の記録データに変換する。フレーム化回路26で
は、必要に応じて、エラー訂正符号の符号化の処理がな
される。フレーム化回路26の出力端子27に出力データが
得られる。この出力データがスイッチ回路4(第1図参
照)の端子dに供給される。
第7図は、3次元ADRCエンコーダ22の一例の構成を示
す。第7図において、31が入力端子を示し、この入力端
子31には、最大値検出回路32,最小値検出回路33及び遅
延回路34が接続されている。最大値検出回路32により検
出された最大値MAX3が減算回路35に供給された。最小値
検出回路33により検出された最小値MIN3が減算回路35に
供給され、この減算回路35の出力信号が+1加算回路37
に供給される。+1加算回路37から(MAX3−MIN3+1)
で表されるダイナミックレンジDR3が得られる。
遅延回路34を介された画素データが減算回路36に供給
される。この減算回路36には、最小値MIN3が供給され、
減算回路36から最小値除去後の画素データPDIが発生す
る。この画素データPDIが量子化回路40に供給される。
ダイナミックレンジDR3は、出力端子41に取り出される
と共に、ROM38に供給される。ROM38には、端子39からし
きい値決定回路17で発生したしきい値コードPiが供給さ
れる。このROM38からは、量子化ステップΔ及びビット
数を示すビット数コードNbが発生する。
量子化回路40には、量子化ステップΔが供給され、最
小値除去後のデータPDIと量子化ステップΔからコード
信号DT3が形成される。このコード信号DT3が出力端子44
に取り出される。これらの出力端子41,42,43,44に発生
する出力信号がフレーム化回路26に供給される。ビット
数コードNbは、フレーム化回路26において、有効なビッ
トを選択するのに使用される。
上述の量子化回路40におけるコード信号DT3の形成に
ついて説明する。一般的に、nビットを割り当てる符号
化の場合では、原データPDのレベルをLi、量子化コード
をQiと表すと、 で求められる。〔 〕の記号は、切り捨てを意味する。
また、復号側では、復元レベルをiと表すと、 i=(DR3/2n)×(Qi+0.5) +MIN3=Δ×(Qi+0.5)+MIN3 の処理がなされる。
度数分布表の動き量の軸として、フレーム差FDiが適
用され、フレーム差FDi及びダイナミックレンジDR3を二
つの軸とする度数分布表が形成される。この度数分布表
の形成は、特願昭62−133924号明細書に記載されている
ように、静止ブロックとして扱われる表の部分に(+
1)を割り当て、動きブロックとして扱われる部分に
(+2)を割り当てる方法又は、特願昭63−183781号明
細書に記載されているように、1画面(2フレーム期
間)の発生するブロックの数を割り当てる方法を使用す
ることができる。実際には、度数分布表は、メモリを使
用し、メモリの水平方向のアドレス及び垂直方向のアド
レスがN及びDR3で指定される構成とされる。
この度数分布表が積算型度数分布発生回路16により、
積算型の度数分布表に変換される。しきい値決定回路17
では、積算型の度数分布表に対して、動きしきい値MTH
及びレベルに関するしきい値T1〜T4が適用されることに
より、発生情報量が算出される。求められた発生情報量
が目標値と比較され、目標値を発生情報量が超えない範
囲で、動きしきい値MTH及びしきい値T1〜T4が決定され
る。動きしきい値MTHにより、駒落とし処理がされ、し
きい値T1〜T4がADRCエンコーダ22及び24で使用される。
〔発明の効果〕
この発明は、電子スチルカメラの連写動作時に発生す
る複数枚の画像を大幅に圧縮でき、しかも、発生データ
量を所定値以下に制御するので、これらの画像データを
実時間で記録することが可能となり、大容量のメモリを
必要としない利点がある。また、この発明では、静止し
ている領域が多い特徴を有する複数枚の画像に対して、
フレーム間処理により、データ量を削減しているので、
再生画像の画質を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は連
写動作の説明に用いる略線図、第3図はこの発明を適用
できる適応駒落とし回路を示すブロック図、第4図、第
5図及び第6図はブロックの構成の説明のための略線
図、第7図はADRCエンコーダの一例のブロック図であ
る。 図面における主要な符号の説明 1:撮像素子、3,4:スイッチ回路、 7:2次元ADRCエンコーダ、 8:適応駒落とし回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−82886(JP,A) 特開 昭62−128621(JP,A) 特開 昭63−111781(JP,A) 特開 昭63−9394(JP,A) 特開 昭63−9393(JP,A) 特開 昭63−149973(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子からの撮像信号をディジタル画像
    信号に変換して記録媒体に記録する際に、撮影指示に連
    動して静止画像を撮影する単写モードと、連続的に静止
    画像を撮影する連写モードとを有する電子スチルカメラ
    において、 単写モードと連写モードとを判別する識別信号を発生す
    る識別信号生成手段と、 連写モードで撮影した複数フレームの静止画像中の最初
    のフレームの静止画像をフレーム内で圧縮する第1の圧
    縮手段と、 上記最初のフレームの静止画像に続く連続する複数フレ
    ームの静止画像をフレーム間処理で圧縮する第2の圧縮
    手段とを有し、 上記第2の圧縮手段は、連続する2フレームの同一位置
    の二つの領域からなる3次元ブロックを構成し、上記3
    次元ブロックの各ブロック毎に、そのブロック内に含ま
    れる複数の画素データの最大値及び最小値を検出し、そ
    の検出された最大値及び最小値から規定されるダイナミ
    ックレンジを求める手段と、 各ブロック毎に、そのブロックのフレーム差を検出する
    手段と、 所定期間における各ブロックの上記ダイナミックレンジ
    及び上記フレーム差を縦軸及び横軸として所定期間にお
    けるブロックの度数分布表を作成し、上記度数分布表の
    上記縦軸及び横軸方向にそれぞれ度数を順次積算するこ
    とにより積算型度数分布表を求める手段と、 上記積算型度数分布表及び伝送路の伝送容量に応じて、
    各ブロックの画素データを画素データの値のレベル方向
    に対して符号化する符号化情報を決定するためのしきい
    値及び各ブロックの動き判定を行うための動きしきい値
    を決定する手段と、 各ブロックのフレーム差と上記動きしきい値とを比較
    し、上記フレーム差が上記動きしきい値以下の3次元ブ
    ロックを2次元ブロックとするように、上記3次元ブロ
    ックに対して駒落とし処理を行う手段と、 上記3次元ブロック若しくは2次元ブロック内の複数の
    画素データを上記しきい値に基づいて決定された符号化
    情報に基づいて符号化する手段とからなり、 連写モードにおいて、上記識別信号並びに上記第1の圧
    縮手段の出力および上記第2の圧縮手段の出力をリアル
    タイムで記録媒体に記録するようにしたことを特徴とす
    る電子スチルカメラ。
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