JP2983863B2 - 温蔵庫 - Google Patents

温蔵庫

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JP2983863B2
JP2983863B2 JP6295322A JP29532294A JP2983863B2 JP 2983863 B2 JP2983863 B2 JP 2983863B2 JP 6295322 A JP6295322 A JP 6295322A JP 29532294 A JP29532294 A JP 29532294A JP 2983863 B2 JP2983863 B2 JP 2983863B2
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  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調理された温かい食品を
保温する温蔵庫の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平3ー34447号(A47J 3
9/02)には、外板の内側に耐熱兼断熱性の心材を充
填した箱本体の少なくとも天井、床及び対向する一対の
側壁の各内面に遠赤外線放射アルミニウム合金板の内板
を貼り付け、それらの内板の一部の上記心材側に電熱ヒ
ータを添設し、又は上記一対の側壁間に水平に架設する
上記アルミニウム合金板のパネルに電熱ヒータを添設
し、或いは上記天井と床間に立設される上記アルミニウ
ム合金板製の間仕切り壁内に電熱ヒータを添設したもの
が示されている。
【0003】また、実開昭63ー55943号(A47
J 39/02)には、ヒータを庫内に設けているもの
が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記実開平3
ー34447号は、箱本体の内板自体を遠赤外線放射ア
ルミニウム合金板にて構成し、それらの一部の心材側に
電熱ヒータを添設しているため、箱本体の大きさに対す
る内容積は多くなるが、ヒータを交換する際に、箱本体
自体を分解しなければ交換できず、実質電熱ヒータの交
換時は温蔵庫の交換時となってしまうといった欠点があ
る。
【0005】また、前記実開昭63ー55943号は、
ヒータ等を固定するための固定具について何ら工夫して
おらず、固定具が庫内に突出してしまい、輸送時による
振動等により固定具が庫内に保温されている食品に落下
してしまうといった欠点がある。本発明は、上記課題で
ある電熱ヒータの交換を容易にすること及び庫内を固定
するための固定具の落下を防止することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、請求項1の発明は、外箱及び内
箱間に耐熱兼断熱性の心材を充填した箱本体と、該箱本
体の少なくとも天井、床及び対向する一対の側壁の各庫
内側に設けられた取り外し可能なパネルと、該パネルと
箱本体との間に添設した電熱ヒータとを設けた温蔵庫を
提供するものである。
【0007】請求項2において、外箱及び内箱間に耐熱
兼断熱性の心材を充填した箱本体と、該箱本体の少なく
とも天井、床及び対向する一対の側壁の各庫内側に設け
られた取り外し可能なパネルと、該パネルと箱本体との
間に添設した電熱ヒータと、前記パネルを外箱及び内箱
と共にブレーカーを介して固定される固定部材と、該固
定部材の庫内側にブレーカーカバーとを設けた温蔵庫を
提供するものである。
【0008】請求項3において、外箱及び内箱間に耐熱
兼断熱性の心材を充填した箱本体と、該箱本体の少なく
とも天井、床及び対向する一対の側壁の各庫内側に設け
られた取り外し可能なパネルと、該パネルと箱本体との
間に添設された電熱ヒータと、天井及び床に設けられる
パネルの4隅に内箱に固定するための孔と、一対の側壁
に設けられるパネルと内板との間にパネル固定部材とを
設けた温蔵庫を提供するものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明は、箱本体との間に電熱ヒータ
を添設した取り外し可能なパネルを少なくとも天井、床
及び対向する一対の側壁の各庫内側に設けている構成と
なっており、パネルを取り外すことによって電熱ヒータ
の交換を容易に行うことができる。
【0010】また、請求項2の発明は、パネルを固定す
る際に、ブレーカーを介して箱本体の外箱及び内箱と共
に固定部材にて固定し、固定部材の庫内側にブレーカカ
バーを取り付けていることにより、熱リークを減少させ
ることができることに加えて、庫内に固定部材が突出す
ることも防止できる。更に、請求項3の発明は、天井及
び床に設けられるパネルの4隅に内箱に固定するための
孔を設け、一対の側壁に貼り付けられるパネルと内箱と
の間にパネル固定部材を設けて庫内に固定部材が突出し
ないようにしていることにより、庫内に凹凸が無く、清
掃中等に取扱者が庫内より突出する部材により負傷する
ことがなく、また掃除がし易く短時間で行うことができ
ると共に、固定部材が輸送時の振動等により庫内に落下
することを防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。各図において、1は調理された温かい食品を保温す
る本発明の温蔵庫である。図1乃至図5において、温蔵
庫1は、一側面となる前面に開口18を形成し、ステン
レス製の外箱3と、アルミの表面を酸化させてアルマイ
ト層を施した内箱4と、両箱3、4の間にイソシアヌレ
ートフォーム及びウレタンフォーム等の耐熱兼断熱性の
心材である発泡断熱材5を充填して構成した箱本体2
と、該箱体2の少なくとも天井、床及び対向する一対の
側壁の各庫内側に取り外し可能なパネル7と、該パネル
7と箱本体との間に添設した電熱ヒータ8と、前記開口
18を開閉自在に閉塞し箱本体2と同様の断熱性を有し
た断熱性の扉22と、底面に移動用の車輪23・・・と
を有している。
【0012】前記内箱4の天井、床及び対向する一対の
側壁の各内側に、図2乃至図3に示すように、内部にグ
ラスウール等の高温断熱材9及び庫内6内の食品を高温
に維持するためのシリコンヒータ等の電熱ヒータ8を備
え、アルミの表面を酸化させてアルマイト層を施したア
ルミ合金板であるパネル7a,7b,7c及び7dが設
けられている。但し、このパネル7が設けられている面
の内板3はパネル7が庫内面となり、内板3自体が直接
庫内の空気に晒されることがなく殆ど酸化されないの
で、アルマイト層を施す必要性がなく、コストの安い鉄
板等により形成してもよい。
【0013】また、庫内6内の温度を均一に上昇させる
ために、電熱ヒータ8は庫内6の上方よりも下方を密と
している。上記電熱ヒータ8に通電されると、電熱ヒー
タ8は一時的には130℃程度まで上昇され、その後、
庫内6の温度上昇に伴い低減されて、90〜100℃程
度にて安定状態となる。この通電に伴い庫内温度は上昇
して、温かい食品の保温を行うのに適している80〜9
0℃程度に保持される。
【0014】天井部のパネル7aは、図4に示すよう
に、4隅に固定部材15を通過させるための円孔16が
・・・が設けられており、内箱4の発泡断熱材5側に
は、円孔16に対応するナット板14が設けられてお
り、下方より固定部材15によりナット板14と共に内
箱4に固定される。図示しないが、床部のパネル7bの
固定方法においても、上記の天井部のパネル7aと同様
であり、上下を逆にしたものである。
【0015】一対の側壁のパネル7c,7dの前部にお
ける固定方法に関しては、図3に示すように、開口18
付近において、外箱3は前面部3bより後方に折曲され
て折曲部3aを形成すると共に、内箱4及びパネル7c
は庫外側に階段状に折曲されて、それぞれ、折曲部4a
及び7eを形成している。前記折曲部3a、4a及び7
eはシリコンゴム等にて形成されたブレーカ10を介し
てビス等の固定部材11により固定される。また、前記
固定部材11が直接庫内表面に突出しないようにするた
めに、ステンレス製等のブレーカカバー12が設けられ
ており、外板3及びシリコンゴム等にて形成された扉パ
ッキン13と共に、図示しない固定部材にて固定されて
いる。
【0016】また後部における固定方法に関しては、図
5に示すように、一対の側壁のパネル7c及び7dの後
端において100mm程度グラスウール等の高温断熱材
9が設けられておらず、空洞となっている。この空洞に
新たに別の断熱材を設ければより断熱性能も高くなる。
まず、一対の側壁のパネル7c及び7dを取り付ける前
に、ナット板20と共に内箱4に固定される断面Z型の
パネル固定部材17を取り付け、高温断熱材9の後端を
パネル固定部材17の前面に固定した状態で、一対の側
壁パネル7c及び7dは棚支柱18と共にパネル固定部
材17に固定部材19により固定される。
【0017】上記構成により、仮に電熱ヒータ8の故障
等によりパネル7を交換しなければならないときに、以
上の作業を行うことのみにより、容易にパネル7を交換
することができる。また、パネル7を固定する際に、ブ
レーカー10を介して箱本体2の外箱3及び内箱4と共
に固定部材11にて固定し、固定部材11の庫内側にブ
レーカカバー12を取り付けていることにより、熱リー
クを減少させることができる。
【0018】更に、庫内に固定部材11が突出しておら
ず、凹凸が無いので、生産時にパネル7の裏面に水分の
浸入を防止するためのシリコンコーキングがし易いこと
に加えて、固定部材等が輸送時の振動等により庫内6に
落下することを防止することができる。
【0019】
【発明の効果】上記構成により、請求項1の発明は、心
材側に電熱ヒータを添設した取り外し可能なパネルを少
なくとも天井、床及び対向する一対の側壁の各庫内側に
設ける構成となっており、パネルを取り外すことにより
電熱ヒータの交換を容易に行うことができる。
【0020】また、請求項2の発明はパネルを固定する
際に、ブレーカーを介して箱本体の外箱及び内箱と共に
固定部材にて固定し、固定部材の庫内側にブレーカカバ
ーを取り付けていることにより、熱リークを減少させる
ことができることに加えて、庫内に固定部材が突出する
ことも防止できる。更に、請求項3の発明は、天井及び
床に貼り付けられるパネルの4隅に内板に固定するため
の孔を設け、一対の側壁に設けられるパネルと内箱との
間にパネル固定部材を設けて庫内にビス等が突出しない
ようにしていることにより、庫内に凹凸が無く、清掃中
等に取扱者が庫内より突出する部材により負傷すること
がなく、また掃除がし易く短時間で行うことができると
共に、固定部材が輸送時の振動等により庫内に落下する
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】温蔵庫の斜視図である。
【図2】ヒータパネルの分割図である。
【図3】側壁のヒータパネル前部断面図である。
【図4】天井のヒータパネルの断面図である。
【図5】側壁のヒータパネル後部断面図である。
【符号の説明】
1 温蔵庫 2 箱本体 3 外箱 4 内箱 5 断熱材 6 開口 7 ヒータパネル 8 電熱ヒータ 9 高温断熱材 11 固定部材 12 ブレーカカバー 17 ヒータパネル固定部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 39/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱及び内箱間に耐熱兼断熱性の心材を
    充填した箱本体と、該箱本体の少なくとも天井、床及び
    対向する一対の側壁の各庫内側に設けられた取り外し可
    能なパネルと、該パネルと箱本体との間に添設した電熱
    ヒータとを設けたことを特徴とする温蔵庫。
  2. 【請求項2】 外箱及び内箱間に耐熱兼断熱性の心材を
    充填した箱本体と、該箱本体の少なくとも天井、床及び
    対向する一対の側壁の各庫内側に設けられた取り外し可
    能なパネルと、該パネルと箱本体との間に添設した電熱
    ヒータと、前記パネルを外箱及び内箱と共にブレーカー
    を介して固定する固定部材と、該固定部材の庫内側にブ
    レーカーカバーとを設けたことを特徴とする温蔵庫。
  3. 【請求項3】 外箱及び内箱間に耐熱兼断熱性の心材を
    充填した箱本体と、該箱本体の少なくとも天井、床及び
    対向する一対の側壁の各庫内側に設けられた取り外し可
    能なパネルと、該パネルと箱本体との間に添設された電
    熱ヒータと、天井及び床に設けられるパネルの4隅に内
    箱に固定するための孔と、一対の側壁に設けられるパネ
    ルと内板との間にパネル固定部材とを設けたことを特徴
    とする温蔵庫。
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