JP2983766B2 - 自動選局ラジオ受信機 - Google Patents

自動選局ラジオ受信機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PLLシンセサイザー
方式の自動選局ラジオ受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のPLLシンセサイザー方式
の自動選局ラジオ受信機の構成例である。図6に於て、
1はアンテナ、2は高周波増幅回路、3は電圧制御発振
器よりなる局部発振器、4はPLL回路、5は受信機の
コントローラで、例えばマイクロコンピュータにて構成
されている。6はキーボード、7は表示器、8はIF
(中間周波)増幅回路及び検波回路を含むブロック、9
は可変抵抗器である。
【0003】図6のPLLシンセサイザー方式の受信機
では、マイコンによるコントローラ5からPLLの分周
比のデータを逐次PLL回路4へ送り出すことによっ
て、周波数を次々とアップまたはダウン方向へスキャン
させ、放送を受信すればスキャンを停止する自動選局の
機能が使用されている。ここで、放送を受信した事を検
出する手段には数々の方法があるが、最も簡単な方法と
して、SD信号を利用する方法がある。SD信号とは、
IF(中間周波)増幅回路8にて、入力されたRF(高
周波)信号レベルに応じて発生するシグナルメータ出力
電圧(IF信号を整流して得られる直流電圧、VS)を
コンパレータに入力し、あらかじめ設定したある電圧値
以上になれば放送を受信したとみなし、Hレベル→Lレ
ベル等の単純な出力をし、これによってマイコン5のス
キャン(受信周波数掃引)動作の処理を停止させるため
の信号である。
【0004】実際の受信機ではIF増幅回路と検波回路
が図中8のように一体化かつIC化されていることが多
く、スキャンを停止、即ちSD信号を出力するコンパレ
ータのレベルの設定には、外付けで可変抵抗器9を接続
し、所定レベルのRF信号を入力した時にSD信号が出
力される様に、この可変抵抗器9を調整しておく必要が
あった。
【0005】また、受信機の感度は個々のバラツキがあ
り、一律に所定のRF信号入力を与えるだけでは性能、
例えばS/N比は一定ではなく、バラツキを生じてい
た。受信機の使用者側から考えれば、自動選局で受信で
きる最低レベルは、一律に決められたRF信号入力レベ
ルではなく、個々のセット毎に必要なS/N比を確保で
きるRF信号入力レベルに調整されるべきであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可変抵抗器を
調整する作業は面倒であった。又、従来の自動選局ラジ
オ受信機では、個々のセットの性能のバラツキに関係な
く、一律に所定のRF信号入力レベルでSD信号が出力
される様に、手動で可変抵抗器を調整していた。そのた
め、自動選局時スキャンが停止する時のS/N比がセッ
トによってバラツキ、信頼性の面で問題があった。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、可変抵抗器で調整すること無く、簡単にスキャン動
作停止レベルの調整が行える様にすることを目的とす
る。又、必要なS/N比以上で自動選局時のスキャン動
作を停止させることが出来る様にした自動選局ラジオ受
信機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、PL
Lシンセサイザー方式の自動選局ラジオ受信機に於て、
自動選局時、受信周波数掃引動作を停止させる高周波信
号入力のレベルを、この高周波信号入力レベルに対応す
るシグナルメータ出力電圧値で、メモリに記憶させる様
に構成したことを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、PLLシンセサイザー
方式の自動選局ラジオ受信機に於て、自動選局時、受信
周波数掃引動作を停止させる高周波信号入力のレベル
を、S/N比が所定値以上になるときの高周波信号入力
レベルに対応するシグナルメータ出力電圧値で、メモリ
に記憶させる様に構成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、自動選局時、受信周波数
掃引動作を停止させる高周波信号入力のレベルを、この
高周波信号入力レベルに対応するシグナルメータ出力電
圧値で、メモリに記憶させる様に構成しており、手動に
よる可変抵抗器の調整作業を必要としない。
【0011】請求項2の発明では、更に自動選局時、受
信周波数掃引動作を停止させる高周波信号入力のレベル
を、S/N比が所定値以上になるときの高周波信号入力
レベルに対応するシグナルメータ出力電圧値で、メモリ
に記憶させる様に構成しており、各受信機は必要なS/
N比以上で受信周波数掃引動作が停止する。
【0012】
【実施例】図1〜図5は本発明の自動選局ラジオ受信機
を示し、図1は受信機のブロック、図2は掃引停止動作
の調整に用いられる装置を示すブロック図、図3は自動
選局時の掃引停止動作を調整する一実施例を示すフロー
チャート、図4は自動選局時の掃引停止動作を調整する
他の実施例を示すフローチャート、図5は自動選局時の
受信機の動作を示すフローチャートである。
【0013】本発明では、自動選局のレベル設定に際
し、 a.第1の実施例では、可変抵抗器の調整に替えて、I
F増幅回路からシグナルメータ出力電圧VSを取り出
し、この電圧値をメモリに書き込んでおく。 b.第2の実施例では、メモリに書き込まれるデータ
は、調整時に実際にセットのS/N比を測定し、最低限
必要なS/N比の得られるRF入力に対応するシグナル
メータ出力電圧VSのデータとする。 c.上記第1又は第2の実施例の様に自動選局のレベル
を設定した後、自動選局受信時には、得られたRF入力
に対応するシグナルメータ出力電圧VSのデータとメモ
リから読み出したデータを比較し、前者が後者より大き
ければスキャンを停止するように作用する。
【0014】本発明の自動選局ラジオ受信機の構成例を
図1にて説明する。尚、図1に於て、図6と同一部分に
ついては、図1と同一の図番を用いることにする。図1
の受信機では、従来方式の受信機の構成に加え、シグナ
ルメータ出力電圧をデジタルのデータに変換するADコ
ンバーター10、自動選局時にスキャンを停止させるR
F入力に対応するシグナルメータ出力電圧VSのデータ
を書き込んでおくメモリ11を設け、従来手動で調整し
ていた可変抵抗器は削除して、ラジオ受信機12が構成
されている。
【0015】自動選局レベルの調整の為に用いられるシ
ステムを示す図2のブロック図に於て、13は図1のラ
ジオ受信機12の入力側に接続される調整用SSG(標
準信号発生器)、14はラジオ受信機12のAF(低周
波)信号出力を計測する電圧計、15は上記SSG1
3、ラジオ受信機12、及び電圧計14を制御するコン
トロール装置である。
【0016】次に、調整時のフローチャートを図3及び
図4を参照して説明する。図3は、本発明の一実施例
で、単に可変抵抗器を削除し、スキャンを停止させるレ
ベルをメモリ11に書き込んでおく場合である。
【0017】この場合は最初にSSG13により、スキ
ャンを停止させようとする、ある値AdBのRF信号を
入力し(S1)、この時のシグナルメータ出力電圧VS
をADコンバーター10を通じて読込み(S2)、この
データをメモリ11に書き込む(S3)。
【0018】図4は、本発明の他の実施例で、個々のセ
ット毎にS/N比の測定を行い、S/N比がある値Bd
B以上の時にスキャンを停止させようとする。まず最初
にSSG13を少し低めのレベルadBに設定し(S
1)、この時のAF信号のレベルを電圧計14で計測
し、これをOUT1とする(S2)。
【0019】次にSSG13の変調をオフにし(S
3)、再度AF信号のレベルを計測し、これをOUT2
とする(S4)。OUT1とOUT2の比較を行い(S
5)、BdB以上ある場合には再び変調をオンにし(S
6)、この時のシグナルメータ出力電圧VSをADコン
バーターを通じて読み込み(S7)、このデータをメモ
リ11に書き込む(S8)。また、OUT1とOUT2
の比較を行い、BdB未満である場合には、SSG13
のレベルを1ステップ上げて再び同じ操作を行う。
【0020】上記各実施例の様にスキャン動作の停止レ
ベルが調整されたラジオ受信機に於て、放送波受信時の
自動選局動作について、第5図のフローチャートを参照
しながら説明する。
【0021】自動選局の動作に入ると、まずメモリに書
き込まれている電圧のデータVMを読み出す(S1)。
その後PLL回路4へ次のステップ周波数のデータを送
出し(S2)、この時のシグナルメータ出力電圧VSを
読み込み(S3)、両者のデータを比較する(S4)。
ここで現在読み込んだシグナルメータ出力のデータVS
が、メモリ11から読み出したデータVMと同一かそれ
以上ならばスキャン動作を終了し、それ未満ならばその
周波数は飛ばして次の周波数に移る。
【0022】
【発明の効果】本発明による効果は、下記の通りであ
る。 (1)自動選局機能を有する受信機で、スキャンを停止
する入力RFレベルの設定を、手動による可変抵抗器の
調整無しで、自動的に調整できる。 (2).個々のセット毎にS/N比を測定して、必要な
S/N比以上でスキャンを停止させることが可能とな
り、セットの品位、信頼性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動選局ラジオ受信機のブロック図で
ある。
【図2】本発明のラジオ受信機の掃引停止動作の調整に
用いられる装置を示すブロック図である。
【図3】本発明のラジオ受信機に於ける掃引停止動作調
整の一実施例を示すフローチャートである。
【図4】本発明のラジオ受信機に於ける掃引停止動作調
整の他の実施例を示すフローチャートである。
【図5】本発明のラジオ受信機の自動選局時の動作を示
すフローチャートである。
【図6】従来の自動選局ラジオ受信機を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11 メモリ 12 ラジオ受信機 VS シグナルメータ出力電圧

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PLLシンセサイザー方式の自動選局ラ
    ジオ受信機に於いて、受信周波数掃引動作を停止させる
    高周波信号のレベルを、この高周波数信号レベルに対応
    するシグナルメータ出力電圧値で、外部から入力される
    制御信号によりメモリに記憶させることを特徴とする自
    動選局ラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 PLLシンセサイザー方式の自動選局ラ
    ジオ受信機に於いて、受信周波数掃引動作を停止させる
    高周波信号のレベルを、S/N比が所定値以上になると
    きの高周波信号入力レベルに対応するシグナルメータ出
    力電圧値で、外部から入力される制御信号によりメモリ
    に記憶させることを特徴とする自動選局ラジオ受信機。
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