JP2981581B2 - コンクリートパイル等の製造装置およびネジ付カップリング - Google Patents

コンクリートパイル等の製造装置およびネジ付カップリング

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JP2981581B2
JP2981581B2 JP3264850A JP26485091A JP2981581B2 JP 2981581 B2 JP2981581 B2 JP 2981581B2 JP 3264850 A JP3264850 A JP 3264850A JP 26485091 A JP26485091 A JP 26485091A JP 2981581 B2 JP2981581 B2 JP 2981581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造物を支えるPCコ
ンクリートパイルや、電柱などに用いられるPCコンク
リートポール等の製造装置、及びこの装置において使用
するカップリング、特に回転力を伝達することの出来る
ネジ付カップリングに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、円筒状のPCコンクリートパイ
ルやPCコンクリートポール等の本体にプリストレスを
導入したコンクリート柱体を製造する場合、通常下記の
ようにして行なわれる。
【0003】図15に示すように、上下半円状に2分割
した遠心成形用型枠(50)の下型枠(50b)内に芯
材鉄筋籠(45)をセットするとともに、下型枠(50
b)内に所定量の生コンクリートを充填し、上型枠(5
0a)をかぶせて閉じた後、上型枠と下型枠とをフラン
ジ(52)の部分で締結する。この型枠(50)の両端
部は固定板(151a)(151b)で密閉され、型枠
の外周には、軸方向所要間隔毎に回転を伝達するための
遠心タイヤ(56)が設けられる。
【0004】こうして後、予め鉄筋籠(45)および型
枠(50)の端部にセットされた緊張ロッド(110)
であり、型枠(50)の外部より軸方向に引張して、鉄
筋籠(45)に緊張力を与えた状態で緊張ロッド(11
0)の端部を型枠(50)に係止し、上記状態の型枠
(50)を遠心成形装置にセットして回転させ、該型枠
に遠心力を与えて遠心成形する。
【0005】蒸気養生後、型枠(50)内より成形され
たコンクリート柱体を取出し、コンクリートパイルやポ
ール等を製造していた。そしてプリストレスは、前記緊
張力を緩めたときの鉄筋籠(45)の縮もうとする力に
より与えられる。
【0006】上記の製造において、型枠(50)内部の
鉄筋籠(45)に緊張力を与える場合、通常次のような
手段で行なわれる。
【0007】鉄筋籠(45)の主筋(44)は一定長さ
に切断され、それぞれの端部はヘッデング加工(44
a)され、フープ筋(46)で籠状に編成されている。
【0008】この鉄筋籠(45)の主筋(44)の両端
部に、それぞれパイル等のコンクリート柱体の端部金具
(40)が係合される。この端部金具(40)は、例え
ば図17に示すように、端板(41)と側板(42)に
より形成されたキャップ状をなしており、端板(41)
に大小2ケの穴が連結したひょうたん状締結穴(43)
が、上記主筋(44)と同位置で同数個設けられてい
る。前記締結穴(43)の小さい穴の部分はテーパ状小
穴(43b)で、上記主筋(44)のヘッデング加工し
た端部が係止するようにテーパ状座が設けられており、
また大きい穴の部分はボルト用ネジ穴(43a)で、後
記する緊張ボルト(130)が係合するようになってい
る。
【0009】型枠(50)の一方の端部(図面右側の端
部)に設けられた固定板(151b)には、図16のよ
うに上記緊張ボルト(130)が係合するひょうたん状
係合穴(153)が主筋(44)と同位置で同数個設け
られている。
【0010】そして鉄筋籠(45)の一端側(図面右
側)の端部においては、各主筋(44)のヘッデング端
部(44a)を、前記端板(41)の大きい穴、即ちボ
ルト用ネジ穴(43a)より挿通し、端板(41)をわ
ずかに回転させ、端板(41)もしくは鉄筋籠(45)
を引くようにして、前記主筋(44)のヘッデング端部
(44a)をテーパ状小穴(43b)の座に係止させ
る。
【0011】また、ボルト用ネジ穴(43a)には、緊
張ポルト(130)をボルト頭部より一定長さを残して
ネジ締結し、この緊張ボルト(130)の頭部を、固定
板(151b)のひょうたん状係合穴(153)の大穴
(153a)部分より挿通してわずかに回転させ、鉄筋
籠(45)を引くようにして、緊張ボルト(130)の
頭部をひょうたん状係合穴の小穴(153b)、即ち固
定板(151b)に係合する。
【0012】また鉄筋籠(45)の主筋(44)の他方
の端部(図面左側の端部)においては、型枠(50)内
に端部金具(40)と若干の間隔をおいて型枠(50)
の内径と略同径の緊張板(120)が配されている。こ
の緊張板(120)には、固定板(151b)の係合穴
(153)と同様のひょうたん状係合穴(123)が主
筋(44)と同位置で同数個設けられており、そのセン
ター部には緊張ロッド(110)を締結するネジ穴が設
けられている。
【0013】端部金具(40)の端板(41)、主筋
(44)及び緊張ボルト(130)の係合は上記と同様
である。また端板(41)にネジ締結した緊張ボルト
(130)と緊張板(120)との係合は、該緊張板
(120)のひょうたん状係合穴(123)の部分に緊
張ボルト(130)の頭部を通した状態で、緊張板(1
20)を回して引けば係合される。
【0014】また、緊張板(120)センターの締結ネ
ジ穴には、緊張ロッド(110)の一方の端部がネジ締
結され、この緊張ロッド(110)の他方の端部は、型
枠(50)端部の固定板(151a)のロッド用穴(1
57)を通して型枠(50)の外部に突出せしめられ
る。この突出端部に螺合された係止ナット(155)に
より固定板(151a)に係止され、このロッドを介し
て鉄筋籠(45)を緊張した後、係止ナット(155)
を締め鉄筋籠(45)を緊張状態で型枠(50)に係止
する。
【0015】型枠(50)より成形されたパイル等のコ
ンクリートを脱型する場合には、係止ナット(155)
を緩め、緊張ロッド(110)や緊張板(120)に手
作業等により上記とは逆の動作を与えて係合を外し、脱
型する。
【0016】尚、固定板(151b)に直接係止した緊
張ボルト(130)は脱型の前に端部金具よりそれぞれ
外すものとする。
【0017】以上のようにして製造するが、これにより
製造されるパイル等の長さは端部金具(40)(40)
間となり、一般には、型枠(50)の長さは製造される
パイル等の長さより長くなっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】製造するパイル等のコ
ンクリート柱体の長さは種々あり、さらに径も異なるた
め、それぞれのパイル等の長さに見合った型枠(50)
を用いて製造する場合には、保有する型枠数が膨大とな
り、それだけ経費が掛かり、また型枠(50)の回転率
も悪くなり、経済的ではない。
【0019】それを避けるため、一定長さの型枠で種種
の長さのパイルを製造する場合には、種々長さの異なる
緊張ロッドを用いたり、或は、ロッド端部が雄ネジと雌
ネジに形成されて、それぞれがネジ結合が出来る一定長
さのロッドを継ぎ足したり、外したりして長さの調整を
行っている。
【0020】しかし、長さの異なる緊張ロッドの取り替
え等の準備に手間が掛かり、また、ロッドを継ぎ足して
用いる場合にも、その継ぎ足し、外し作業に手間、時間
が掛かり、製造時間を遅らせる欠点がある。特に緊張ロ
ッドと緊張ロッドの連結が単なるネジ結合によるもので
あるため、一定方向の回転(例えば軸回りの右回転、或
は左回転)しか伝わらない。
【0021】例えば、上記の緊張板(120)と、端部
金具(40)にねじ込んだ緊張ボルト(130)を、緊
張板(120)の右回転でネジ結合していれば、脱型時
には緊張板(120)を左回転させることとなるが、連
接した緊張ロッドが右ネジで連接してある場合には、左
回転できないため(ネジが緩むことになる)、型枠端部
より外方に突出したロッド端部を回転させることで、緊
張板(120)を回転することが出来ず、また緊張ロッ
ドと緊張板もネジ締結であるため緩み、そのため、上型
枠(50a)を外した後に、緊張板(120)等の連接
部に近寄って手作業で行う等、危険で煩雑な作業を伴う
欠点があった。
【0022】殊に、前記の緊張ロッドの継ぎ足しにおい
て、カップリングの内孔両端部にそれぞれ雌ネジを切
り、これにロッドをねじ込み締結する場合にも、前記の
ネジ込み方向の回転によっては回転伝達できるものの、
他方向の回転の場合には締結が緩むことになる。
【0023】本発明は、上記の問題点を解決しようとし
てなしたものであって、製造されたパイル長さが変更さ
れた場合の緊張ロッドの継ぎ足し、および外し作業が容
易に行なえ、またその作業を自動化することも容易で、
コンクリートパイル等を能率よく製造できるようにした
製造装置と、これに用いる緊張ロッドの連結のためのネ
ジ付きカップリングを提供しようとするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリートパ
イル等の製造装置は、カップリングの一方の端部に緊張
板を連設すると共に、他方の端部に緊張ロッドを、軸回
りの左右の回転伝達が可能なロック状態にネジ連接して
緊張ロッド装置を構成し、該緊張ロッド装置を型枠内の
端部に設置し、緊張ロッド装置を引張することで、緊張
板に隣接係合した型枠内の鉄筋籠に緊張力を与えるよう
に形成したことを特徴とする。
【0025】また前記において、緊張ロッドを複数本に
して、一つの緊張ロッドの端部を一つのカップリングの
一方の端部に連結固定すると共に、このカップリングの
他方の端部に別の緊張ロッドを軸回りの左右の回転伝達
が可能なロック状態にネジ連接して、順次複数の緊張ロ
ッドを連結し、前記一つの緊張ロッドの端部を緊張板を
連設したカップリングに連結して緊張ロッド装置を構成
することもできる。
【0026】また、前記のカップリングに対する緊張ロ
ッドのねじ込み連接の手段として、緊張ロッドのねじ込
み端部に係合溝を設け、カップリングに軸方向にスライ
ド可能に設けた係合キーを上記係合溝に係止させること
で、緊張ロッドとカップリングとを、軸回りの左右の回
転伝達が可能にロック状態にネジ連接した構成とするの
が好適である。
【0027】さらに本発明のネジ付きカップリングは、
端部に内ネジを有する筒体の外周にスライド自在なスラ
イドリングを設け、筒体に有する軸方向のガイド溝を貫
通して軸方向にスライド可能な係合キーを前記スライド
リングに固設したことを特徴とするものである。前記の
スライドリングをスプリングにより1方向に付勢してお
くのが好適である。
【0028】
【作 用】本発明では、種々の長さの緊張ロッドや緊張
板を、カップリングで軸回りの左右の回転伝達が可能に
ネジ連接して緊張ロッド装置を形成したものであるか
ら、種々の長さのパイル等を製造する場合であっても、
上記緊張ロッド装置の長さを調整することで一定長さの
型枠で製造することができる。
【0029】特に、緊張ロッド装置において、緊張ロッ
ドの接続に使用されるカップリングは、軸回りの左右の
回転伝達が可能なロック状態にネジ連接できるものであ
るから、緊張ロッドの連接の際は1方向に回転させてネ
ジ締結でき、しかも脱型の際に、型枠端部外方より緊張
ロッドを逆方向に回転すれば、その回転が緊張板に確実
に伝達される。
【0030】さらに、緊張ロッドのねじ込み端部に係合
溝を設け、カップリングに軸方向にスライド可能に設け
た係合キーを上記係合溝に係止させるようにしてある場
合、緊張ロッドのねじ込み端部をカップリングに対して
ある位置までねじ込めば、係合キーが係合溝に自動的に
係合してロック状態に保持されて、左右の回転伝達が可
能に連接される。
【0031】また前記のロッド装置に使用するカップリ
ングが、端部に内ネジを有する筒体の外周にスライド自
在なスライドリングを設け、筒体に有する軸方向のガイ
ド溝を貫通して軸方向にスライド可能な係合キーを前記
スライドリングに固設してある場合、前記スライドリン
グにより係合キーを他方側へ片寄せた状態にしておい
て、緊張ロッドの端部をカップリングの一方端側にねじ
込み、この先端が所定位置まで達した状態でスライドリ
ングを一方端側へスライド移動させれば、係合キーを係
合溝に嵌入係合させることができ、これにより軸回りの
左右の回転伝達が可能なロック状態に保持できる。
【0032】特に、前記のスライドリングをスプリング
により1方向に付勢してある場合、スプリングによる付
勢力に抗してスライドリングを押動して、これに固設さ
れた係合キーを他方側へ片寄せておき、ロッドのねじ込
み後、前記押動作用を解除すれば、スプリングの付勢力
でスライドリングが係合方向に移動し、前記係合キーが
係合溝に自動的に係合してロック状態に保持されること
になる。
【0033】
【実施例】次に本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。なお、遠心成形用の型枠(50)、この内部にセッ
トされる鉄筋籠(45)、各主筋(44)、さらに端部
金具(40)の各構成、およびこれらの連接構造等につ
いては、上記した従来技術で説明したものと同様である
ので、同部材および同部分については同符号を付してそ
の説明を省略する。
【0034】まず、本発明の製造装置における緊張ロッ
ド装置の構成に使用するネジ付きカップリング(1)に
ついて説明する。
【0035】図1に示すように、カップリング(1)
は、その主体である筒体(3)とその外側に遊嵌された
スライドリング(2)とを有し、筒体(3)の両端部内
周に内ネジ(9a)(9b)が設けられている。この筒
体(3)の略中央部の相対向位置に軸方向の長孔状のガ
イド溝(5)が設けられ、このガイド溝(5)を径方向
貫通する係合キー(4)がスライドリング(2)にネジ
止め等で固設されて、ガイト溝(5)内をスライドリン
グ(2)の移動と共に軸方向に移動可能に設けられてい
る。
【0036】(6)はスプリングであって、前記スライ
ドリング(2)と筒体(3)外周に固設されたフランジ
部(2a)との間に介設されており、スライドリング
(2)を他方端側に向けて付勢しており、係合キー
(4)を前記ガイド溝(5)の他方端側(図面左側)に
寄せるようにしている。
【0037】(10)は前記カップリング(1)により
連接される緊張ロッドであり、両端部に前記内ネジ(9
a)(9b)と螺合する外ネジ(13a)(13b)が
形成されるとともに、先端面には係合キー(4)が嵌入
し得る径方向の係合溝(11)が設けられている。
【0038】緊張ロッド(10)(10)同士をカップ
リング(1)で連接する場合を図1〜図5に基いて説明
する。
【0039】一方(図面右側)の緊張ロッド(10)
は、外ネジ(13b)が形成された端部を、前記係合キ
ー(4)をスプリング(6)の付勢力でカップリング
(1)の他方端側(内ネジ9a側)に寄せた状態で、カ
ップリング(1)の一方端側の前記内ネジ(9b)に螺
合し、先端面の係合溝(11)を係合キー(4)と対応
位置させるとともに、筒体(3)に有するピン穴(8)
および緊張ロッド(10)に有するピン穴(12)に合
致させ、これらのピン穴(8)(12)に係止ピン
(7)を嵌入し係止する。これにより、カップリング
(1)の一方の端部に、緊張ロッド(10)が連結固定
されることになる(図2、図5)。
【0040】また図3に示すように、ロッド先端面に有
する係合溝(11)を利用して、緊張ロッド(10)を
カップリング(1)の内ネジ(9b)に螺合した状態に
おいて、カップリング(1)を貫通して前記係合溝(1
1)に係止ピン(7a)を嵌合係止することにより、連
結固定することもできる。
【0041】そして、他方(図面左側)の緊張ロッド
(10)をネジ込むときは、スライドリング(2)をス
プリング(6)の付勢力に抗して一方端側(内ネジ9b
側)に押動して、例えば前記一方の緊張ロッド(10)
先端の係合溝(11)に係合キー(4)を嵌入させてお
いて、前記他方の緊張ロッド(10)の外ネジ(13
a)が形成された端部をカップリング(1)の内ネジ
(9a)に対し螺合するとともに、その先端がカップリ
ング(1)のガイド溝(5)の中央部付近を越えた係合
キー(4)の移動範囲内に達したとき、スプリング
(6)に抗する押動作用を解除すれば、スプリング
(6)の付勢力でスライドリング(2)が他方端側へ自
動的にスライドして戻動し、これに伴って係合キー
(4)がロッド先端の係合溝(11)に嵌入することに
なる。
【0042】前記係合キー(4)と係合溝(11)の方
向が一致していない場合は、緊張ロッド(10)をさら
に回転させれば、係合溝(1)が係合キー(4)と一致
したときにスプリング(6)の付勢力で係合キー(4)
が係合溝(11)に嵌入し係合する。この場合、図面左
側の緊張ロッド(10)の回転にゆるい回転を与えるこ
とが望ましく、更にはこの緊張ロッド(10)の回転方
向は図面右側の緊張ロッド(10)より後退させる方向
でもよい。
【0043】このように係合キー(4)と係合溝(1
1)が係合することにより、緊張ロッド(10)はカッ
プリング(1)に対しロック状態に連接されることにな
る(図4および図5)。
【0044】次に、上記のカップリング(1)により緊
張ロッド(10)と緊張板とを連接して緊張ロッド装置
を構成する場合を図6に基いて説明する。
【0045】(20)は型枠(50)の内径と略同径の
緊張板であり、図8に示すように、この緊張板(20)
には、図17に示す端部金具(40)と略同形状の大小
2ケの穴が連結したひょうたん状係合穴(23)が端部
金具(40)と同位置で同数個設けられており、端部金
具(40)にネジ締結した緊張ボルト(30)の頭部
(30a)を、ひょうたん状係合穴(23)の大穴(2
3a)の部分より挿通して、この緊張板(20)をわず
かに回転させることにより、頭部(30a)がひょうた
ん状係合穴(23)の小穴(23b)に係合するように
なっている。なお、(30b)は中間座であって、端部
金具(40)のネジ穴(43a)に緊張ボルト(30)
が所定長ネジ込まれるように設けたものである。
【0046】前記の緊張板(20)の片面側中央部に
は、短い連結ロッド(10a)がネジ込まれて、係止ピ
ン(21)により回転および抜脱不能に結合されてい
る。しかしてこの連結ロッド(10a)を上記したカッ
プリング(1)の一方の端部の内ネジ(9b)に螺合し
て、ピン穴(8)(12)に係止ピン(7)を嵌入する
ことにより、抜脱および回転不能な状態に連結固定でき
るようになっている。もちろん、前記の緊張板(20)
をカップリング(1)の一方の端部に、溶接手段や他の
固定手段により連結固定することができ、また緊張板
(20)と連結ロッド(10a)とを一体に形成しても
よい。さらに図7のようにカップリング(1)と一体に
形成しておくこともできる。
【0047】また緊張板(2)が連結されたカップリン
グ(1)の他方の端部(図面左側の端部)には、上記し
た場合と同様にして、別の緊張ロッド(10)がその端
部の外ネジ(13a)により内ネジ(9a)に螺合され
て、軸回りの左右の回転伝達が可能なロック状態にネジ
連接されることとなる。
【0048】このように連結構成した緊張ロッド装置
は、例えば図12に例示するように型枠(50)内の端
部にセットして使用するもので、型枠(50)の端部に
固定された固定板(51)の内孔を貫通して外方に突出
した緊張ロッド(10)の突出ネジ部(10b)には、
固定板(51)に係止する係止ナット(55)を締付け
可能に螺合しておく。
【0049】また図9は、複数のカップリング(1)、
複数本の緊張ロッド(10)を用いた緊張ロッド装置の
構成例として、上記したように緊張板(20)を連結し
たカップリング(1)の他方(図面左側)の端部に、緊
張ロッド(10)を上記同様にロック状態にネジ連接す
るとともに、この緊張ロッド(10)の他方(図面左
側)の端部を別のカップリング(1)の一方の端部に上
記同様に連結固定し、さらにこのカップリング(1)の
他方(図面左側)の端部に別の緊張ロッド(10)を上
記同様にロック状態に連接する場合を示している。この
ようにして一つの緊張板(20)と複数の緊張ロッド
(10)とを連接した構成にすることができる。
【0050】なお、使用状態において型枠(50)端部
の固定板より突出する緊張ロッド(10)の突出ネジ部
分(10b)には、上記同様に固定板に係止する係止ナ
ット(55)が螺合される。
【0051】図10は、複数のカップリング(1)およ
び複数本の緊張ロッド(10)を連結して緊張ロッド装
置を構成する場合の連結の手段を例示している。
【0052】同図において、2台の基台(60a)(6
0b)が並設され、その一方の第1の基台(60a)に
は、軸方向にスライド移動可能なスライド台(61a)
が設けられ、このスライド台(61a)上に、図11の
ように緊張ロッド(10)を回転可能に受支するローラ
(62)が軸方向に間隔を存して数組配置されている。
このローラ(62)は、これに連結されたモータ(6
3)により回転駆動され、ローラ(62)により受支し
た緊張ロッド(10)に回転させ得るようになってい
る。スライド台(61a)は手動によってスライド移動
させるようにしてもよいが、通常後述する前記ローラ
(62)の回転による緊張ロッド(10)のねじ込み作
用に合せて自動的に移動させるようにする。
【0053】他方、第2の基台(60b)上には、別の
緊張ロッド(10)を受支する台座(66)が配設され
るとともに、前記基台(60a)の側に近接してスライ
ド台(61b)が設けられ、このスライド台(61b)
上にカップリング(1)外周のスライドリング(2)に
係合し押動する掴持具(65)が配設されている。すな
わち前記台座(66)上に緊張ロッド(10)を、これ
に連結したカップリング(1)を前記スライド台(61
b)の上方に位置させるように載置して、前記スライド
台(61b)の矢印方向の移動させると、掴持具(6
5)でカップリング(1)外周のスライドリング(2)
に掴着係合して、スプリング(6)の付勢力に抗してス
ライドリング(2)を一方端側に押動し、該スライドリ
ング(2)に固設された係合キー(4)をガイド溝
(5)の範囲内で一方端側(図面右側)に寄せておける
ようになっている。
【0054】したがって、前記のようにセットした状態
で、第1の基台(60a)上に載置された緊張ロッド
(10)を回転しつつ矢印方向に(図面右方向)に移動
させると、第2の基台(60b)上に存するカップリン
グ(1)の端部に有する内ネジ(9a)に対し上述した
ようにロッド先端の外ネジ(13)の部分が螺入される
ことになる。こうしてある程度螺入された状態、すなわ
ち先端がカップリング(1)のガイド溝(5)の中央部
付近を越えたとき、掴持具(65)によるスプリング
(6)に抗する押動を解除すると、スプリング(6)の
付勢力によりスライドリング(2)と共に係合キー
(4)が前記押動方向とは反対方向に移動する。ロッド
先端の係合溝(11)と係合キー(4)の方向がずれて
いる場合、前記係合キー(4)はロッド先端に当接する
ことになるが、緊張ロッド(10)をさらに回転させれ
ば、係合溝(1)が係合キー(4)と一致してスプリン
グ(6)の付勢力で係合キー(4)が係合溝(11)に
嵌入し係合することになる。この場合、ロッドの回転は
逆転でもよい。前記の係合により、複数の緊張ロッド
(10)がロック状態に連結されることになる。
【0055】なお、緊張ロッド(10)とカップリング
(1)はそれぞれ1個づつ係止ピン(7)で係止してセ
ットで扱うことが望ましい。緊張ロッド(10)とカッ
プリング(1)の連結を外すには、上記と逆の操作、す
なわちスライドリング(2)をスプリング(6)の付勢
力に抗して一方端側に寄せて係合キー(4)を係合溝
(11)から離脱させて、緊張ロッド(10)をネジ込
み方向とは反対方向に回転させるようにして行なえばよ
い。
【0056】このようにして複数本の緊張ロッド(1
0)をカップリング(1)により連接して構成した緊張
ロッド装置は、例えば図13に例示するように、型枠
(50)内の端部にセットして使用するもので、同図は
3本の緊張ロッド(10)を連接使用した例を示してい
る。この場合も、型枠(50)端部の固定板(51)よ
り外方に突出する緊張ロッド(10)の突出ネジ部(1
0b)には、上記同様に係止ナット(55)が螺合され
る。
【0057】なお、緊張ロッド(10)とカップリング
(1)および緊張板(20)等の連結は、上記実施例に
限らず、例えば型枠内において上記と同様の動作を行な
う機器等を操作して連結しても、また他の工具を用いて
連結してもよい。
【0058】次に上記の緊張ロッド装置を使用した製造
装置によるコンクリート柱体の製造方法について図12
および図13に基いて説明する。
【0059】従来技術でも説明したように、鉄筋籠(4
5)の両端部に、主筋(44)のヘッデング端部(44
a)が端板(41)のテーパ状小穴(43b)に係止す
るように端部金具(40)が取り付けられている。また
端板(41)のボルト用ネジ穴(43a)には、緊張ボ
ルト(30)がボルトの中間座(30b)までネジ込み
セットされる。このようにセットした鉄筋籠(45)を
下型枠(50b)の所定の位置に設置する。
【0060】下型枠(50b)内には、上記したように
予めカップリング(1)で連接された緊張ロッド(1
0)や緊張板(20)が、下型枠(50b)の両端部に
セットされており、端部金具(40)に取り付けた緊張
ボルト(30)のそれぞれの頭部(30a)が、緊張板
(20)のひょうたん状係合穴(23)の大穴(23
a)に対応位置するように、鉄筋籠(45)を緊張板
(20)(20)間に設置する。
【0061】次に、型枠(50)の端部外方より外力を
与えて緊張ロッド(10)(10)を鉄筋籠(45)に
向けて押しだし、端部金具(40)の緊張ボルト(3
0)の頭部を、ひょうたん状係合穴(23)の大穴(2
3a)の部分に挿通し、緊張ボルト(30)の頭部を緊
張板(20)より外方に突出させる。
【0062】この状態で、緊張ロッド(10)の型枠
(50)外方の端部からの操作で、緊張ロッド(10)
を僅かに右回転させると、緊張板(20)が右回転して
前記緊張ボルト(30)がひょうたん状係合穴(23)
の小穴(23b)の部分に係合する。
【0063】この状態で緊張ロッド(10)を引張すれ
ば鉄筋籠(45)に緊張力が与えられ、係止ナット(5
0)を締めることで緊張ロッド(10)は固定板(5
1)に係止される。
【0064】なお、緊張ロッド(10)を引張する場
合、図12に略示するように、型枠(50)の端部に隣
接して設けた油圧シリンダー等により構成される緊張装
置(K)で、緊張ロッド(10)の端部を掴着するかネ
ジ締結して、油圧シリンダー等を軸方向に作動させて鉄
筋籠(45)を引張する。引張する反力は型枠(50)
にとるものとする。
【0065】以上で本発明装置による鉄筋籠(41)と
緊張装置(K)と型枠(50)とのセットが終わるが、
この後、下型枠(50b)内に所定量の生コンクリート
を充填し、図14のように上型枠(50a)を被せて閉
じた後、上型枠(50a)、下型枠(50b)をフラン
ジ(52)部分で締結し、上記状態の型枠(50)を遠
心成形装置に載置して、型枠(50)に高速回転を与え
て遠心成形し、その後、蒸気養生を行う。
【0066】脱型は上記と逆の動作で行い、まず、上記
緊張ロッド(10)の引張を緩め、即ち、固定板(5
1)係止した係止ナット(55)を緩めて、鉄筋籠(4
5)の縮もうとする力によりパイル等のコンクリート柱
体にプリストレスを与える。
【0067】次いで、型枠(50)外方端部より緊張ロ
ッド(10)を上記とは反対に僅かに左回転させると、
その回転がロック状態でネジ連接されたカップリング
(1)を介して緊張板(20)に伝達され、該緊張板
(20)が左回転して緊張ボルト(30)がひょうたん
状係合穴(23)の小穴(23b)部分から大穴(23
a)に移り、この状態で緊張ロッド(10)を外方へ引
けば、緊張ボルト(30)の頭部が係合穴(23)から
抜脱する。したがって脱型操作を型枠端部外方から行な
える。
【0068】パイル等の端部金具(40)に係合した緊
張ボルト(30)はパイル等を型枠(50)より脱型し
た後に取り外す。
【0069】なお、図12および図13に示す製造装置
においては、型枠(50)内の両端部に、緊張ロッド
(10)および緊張板(20)をカップリング(1)で
連結した緊張ロッド装置を装備した場合を示したが、一
方の端部については、図15に示す従来装置と略同様
に、緊張板に直接緊張ロッドを連結固定し、該緊張ロッ
ドを型枠端部の固定板より突出させて実施することもで
きる。
【0070】
【発明の効果】本発明では、種々の長さの緊張ロッドや
緊張板を、種々の長さのパイルを製造する場合であって
も、上記緊張ロッド装置の長さを調整することで一定長
さの型枠で製造することができるので、保有する型枠数
も少なく経済的であり、型枠の回転効率も向上する。
【0071】さらに緊張ロッドや緊張板の連接もネジ付
カップリングを用いることで容易に行え、また、型枠内
の端部金具にねじ込みした緊張ボルトと緊張板の係合や
離脱を、型枠端部外方の緊張ロッドを単に回すだけで簡
易、且つ、安全に行える。
【0072】カップリングと緊張ロッド連接や離脱させ
る機構も簡単で、自動化製造装置として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるカップリングの1実施例を示す
縦断面図である。
【図2】同上のカップリングの一端側にロッドを連結固
定した状態の平面図である。
【図3】カップリングの一端側にロッドを連結固定した
他の例を示す断面図である。
【図4】同上のカップリングによるロッド連結状態の係
合キー部分の横断面図である。
【図5】同上の縦断面図である。
【図6】カップリングに緊張板を連接する場合を分解し
て一部を半断面で示す断面図である。
【図7】カップリングと緊張板とを一体形成した場合の
断面図である。
【図8】緊張板の正面図である。
【図9】複数の緊張ロッドを連接する場合の説明図であ
る。
【図10】同上の緊張ロッドの連結操作手段を例示する
略示平面図である。
【図11】同上のローラ部分の略示断面図である。
【図12】型枠に緊張ロッド装置を装備した製造装置を
示す型枠一端側の平面図である。
【図13】同上の他端側の平面図である。
【図14】同上の内部機構を省略してしめす横断面図で
ある。
【図15】従来の緊張ロッド装置を装備した製造装置の
一部欠截平面図である。
【図16】同上の一端側の正面図である。
【図17】端部金具の縦断面図(a)と正面図(b)で
ある。
【符号の説明】
(1) カップリング (2) スライドリング (3) 筒体 (4) 係合キー (5) ガイド溝 (6) スプリング (10) 緊張ロッド (11) 係合溝 (20) 緊張板 (21) 係止ピン (23) ひょうたん状係合穴 (23a) 大穴 (23b) 小穴 (30) 緊張ボルト (40) 端部金具 (45) 鉄筋籠 (50) 型枠 (50a) 上型枠 (50b) 下型枠 (51) 固定板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−274948(JP,A) 特開 昭51−49213(JP,A) 特開 昭50−86519(JP,A) 実開 昭59−129932(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28B 21/00 B28B 23/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップリングの一方の端部に緊張板を連
    設すると共に、他方の端部に緊張ロッドを、軸回りの左
    右の回転伝達が可能なロック状態にネジ連接して緊張ロ
    ッド装置を構成し、該緊張ロッド装置を型枠内の端部に
    設置し、緊張ロッド装置を引張することで、緊張板に隣
    接係合した型枠内の鉄筋籠に緊張力を与えるように形成
    したことを特徴とするコンクリートパイル等の製造装
    置。
  2. 【請求項2】 緊張ロッドが複数本であって、一つの緊
    張ロッドの端部を一つのカップリングの一方の端部に連
    結固定すると共に、このカップリングの他方の端部に別
    の緊張ロッドを軸回りの左右の回転伝達が可能なロック
    状態にネジ連接して、順次複数の緊張ロッドを連結し、
    前記一つの緊張ロッドの端部を緊張板が連設されたカッ
    プリングに連結して緊張ロッド装置を構成してなること
    を特徴とする請求項1に記載のコンクリートパイル等の
    製造装置。
  3. 【請求項3】 カップリングにねじ込み連接する緊張ロ
    ッドのねじ込み端部に係合溝を設け、カップリングに軸
    方向にスライド可能に設けた係合キーを上記係合溝に係
    止させることで、緊張ロッドとカップリングとを、軸回
    りの左右の回転伝達が可能にロック状態にネジ連接して
    なることを特徴とする請求項1または2記載のコンクリ
    ートパイル等の製造装置。
  4. 【請求項4】 端部に内ネジを有する筒体の外周にスラ
    イド自在なスライドリングを設け、筒体に有する軸方向
    のガイド溝を貫通して軸方向にスライド可能な係合キー
    を前記スライドリングに固設してなることを特徴とする
    ネジ付カップリング。
  5. 【請求項5】 筒体外周のスライドリングをスプリング
    により1方向に付勢してなることを特徴とする請求項4
    に記載のネジ付カップリング。
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