JP2981321B2 - 天井収納装置 - Google Patents

天井収納装置

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JP2981321B2
JP2981321B2 JP3280204A JP28020491A JP2981321B2 JP 2981321 B2 JP2981321 B2 JP 2981321B2 JP 3280204 A JP3280204 A JP 3280204A JP 28020491 A JP28020491 A JP 28020491A JP 2981321 B2 JP2981321 B2 JP 2981321B2
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rotating plate
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plate
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和久 大薗
芳男 津村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、束を中心に回転板を回
転させる天井収納装置に関し、詳しくは束を中心に回転
させる回転板の組み立てを容易になすとともに組み立て
強度を高め、かつ回転板の回転構成も充分なものになそ
うとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井の開口部の近傍に収納部を形
成し、天井の開口部に梯子を掛けて昇降して、日常使用
しないものを天井裏の収納部に長期に収納するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のものにおいては、収納部の構成は開口部の近傍に
比較的狭い面積に形成されるものであり、その収納容量
が小さいものとなるという問題があった。本発明はこの
ような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、天井の束を有効に利用して、収納容量を多
くし、かかる場合に組み立て性を向上させるとともに組
み立て強度を高め、かつ回転板の回転構成も充分なもの
にできる天井収納装置を提供しようとするにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、天井裏におけ
る多数の束1の一つの束1aにこの束1aを中心に回転
板2を他の束1に当たらないように回転自在に設け、回
転板2に収納部3を設けた天井収納装置であって、回転
板2を周方向に複数に分割し、この分割回転板2aの分
割縁に沿うとともに分割回転板2aの下面にフレーム4
を取付け、フレーム4を分割回転板2aの分割縁から側
方に突出させ、このフレーム4の突出部分に隣接の分割
回転板2aの分割縁部を載設して接続し、天井裏に敷設
されたレール5に走行するランナーRをフレーム4に取
付けて成ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】このように、天井裏における多数の束1の一つ
の束1aにこの束1aを中心に回転板2を他の束1に当
たらないように回転自在に設け、回転板2に収納部3を
設けることによって、回転板2を束1aを中心に回転さ
せて回転板2に形成した収納部3に物品を収納したり、
取出したりするのであり、かかる場合、回転板2はその
周部の束1には当たることがなく、天井における束1a
を有効に利用して回転収納をおこなえ、その収納容量を
容易に増すようにし、かつ物品の収納及び取出しも天井
の開口部から容易におこなえながら、特に本発明におい
ては、回転板2を周方向に複数に分割し、この分割回転
板2aの分割縁に沿うとともに分割回転板2aの下面に
フレーム4を取付け、フレーム4を分割回転板2aの分
割縁から側方に突出させ、このフレーム4の突出部分に
隣接の分割回転板2aの分割縁部を載設して接続するこ
とによって、束1aの廻りに回転板2を回転自在に設け
るのに、回転板2を周方向に分割し、分割縁の下面にフ
レーム4を側方に突出させて取付け、このフレーム4の
突出部分に隣接の分割回転板2aの分割縁部を載設接続
し、しかして回転板2の組み立てを容易におこなえ、そ
の組み立て強度をフレーム4にて高め、しかも、天井裏
に敷設されたレール5に走行するランナーRをフレーム
4に取付けることによって、回転板2の回転走行構成も
充分なものにして回転板2の回転を安定化させるように
たものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1は全体図を示していて、天井の開口部6の近傍
の多数本の束1のうちやや離れている束1aを中心に環
状のレール5を天井板7の裏面に取付け、このレール5
に回転板2を回転自在に載設し、回転板2が他の束1に
当接することがないようにしたものである。具体的に
は、図4に示すように、回転板2を周方向に複数に分割
してある。この分割回転板2aの一方の分割縁に沿うと
ともに分割回転板2aの下面にフレーム4を取付けてあ
る。フレーム4は分割回転板2aの分割縁から側方に突
出させてある。このフレーム4の突出部分に隣接の分割
回転板2aの分割縁部を載設し、隣接の分割回転板2a
をビス8にてフレーム4に取付けてある。このようなフ
レーム4の内端部には図6に示すように内側のランナー
Rが取付けられている。この内側のランナーRは横軸廻
りに回転するランナーころR1 を備えている。ランナー
ころR1 は内側のレール5aに転動自在に載設されてい
る。フレーム4の外端部には外側のランナーRが取付け
られている。外側のランナーRは図7に示すように、横
軸廻りに回転する2個のランナーころR2 と、縦軸廻り
に回転するランナーころR3 とで構成され、ランナーこ
ろR2 が外側のレール5bの水平片に載設され、ランナ
ーころR3 がレール5bの縦片5cに当接可能に配設さ
れ、ランナーころR3 が縦片5cに当接することで、振
れ止めがなされている。そして、内外のレール5は各々
4分割されて組み立てられる。
【0007】図1に示すように、分割回転板2aには手
摺りを兼ねて高さの低い柵フレーム9が取付けられ、ま
た、分割回転板2a間にわたって高さの高いフレーム1
0が架設されて、分割回転板2a同士を連結し、かつ高
いフレーム10においてトレーなどを収納する収納部3
にもなっている。収納部10は各分割回転板2aの上部
に形成されるのはいうまでもない。各分割回転板2aの
周方向に中間部裏面にも走行輪12が取付けられて、荷
重を支持できるようにしてある。また、内外レール5
a,5bも周方向に分割されて組み立てられている。1
1は内キャップである。
【0008】このように、天井裏における多数の束1の
一つの束1aにこの束1aを中心に回転板2を他の束1
に当たらないように回転自在に設け、回転板2に収納部
3を設けることで、回転板2を束1aを中心に回転させ
て回転板2に形成した収納部3に物品を収納したり、取
出したりするのであり、かかる場合、回転板2はその周
部の束1には当たることがなく、天井における束1aを
有効に利用して回転収納をおこなえ、その収納容量を容
易に増すようにし、かつ物品の収納及び取出しも天井の
開口部から容易におこなえるのである。そして、回転板
2を周方向に複数に分割し、この分割回転板2aの分割
縁に沿うとともに分割回転板2aの下面にフレーム4を
取付け、フレーム4を分割回転板2aの分割縁から側方
に突出させ、このフレーム4の突出部分に隣接の分割回
転板2aの分割縁部を載設して接続することで、束1a
の廻りに回転板2を回転自在に設けるのに、回転板2を
周方向に分割し、分割縁の下面にフレーム4を側方に突
出させて取付け、このフレーム4の突出部分に隣接の分
割回転板2aの分割縁部を載設接続し、しかして回転板
2の組み立てを容易におこなえ、その組み立て強度をフ
レーム4にて高め、しかも、天井裏に敷設されたレール
5に走行するランナーRをフレーム4に取付けることに
よって、回転板2の回転走行構成も充分なものにしてあ
る。
【0009】
【発明の効果】本発明は上述のように、天井裏における
多数の束にこの束を中心に回転板を他の束に当たらない
ように回転自在に設け、回転板に収納部を設けてあるか
ら、回転板を束を中心に回転させて回転板に形成した収
納部に物品を収納したり、取出したりするのであり、か
かる場合、回転板はその周部の束には当たることがな
く、天井における束を有効に利用して回転収納をおこな
え、その収納容量を容易に増すことができ、かつ物品の
収納及び取出しも天井の開口部から容易におこなえなが
ら、特に本発明においては、回転板を周方向に複数に分
割し、この分割回転板の分割縁に沿うとともに分割回転
板の下面にフレームを取付け、フレームを分割回転板の
分割縁から側方に突出させ、このフレームの突出部分に
隣接の分割回転板の分割縁部を載設して接続するから、
束の廻りに回転板を回転自在に設けるのに、回転板を周
方向に分割し、分割縁の下面にフレームを側方に突出さ
せて取付け、このフレームの突出部分に隣接の分割回転
板の分割縁部を載設接続し、しかして回転板の組み立て
を容易におこなうことができ、その組み立て強度をフレ
ームにて高めることができ、しかも、天井裏に敷設され
たレールに走行するランナーをフレームに取付けるか
ら、回転板の回転走行構成も充分なものにできて回転板
の回転を安定化させることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は斜視図、
(b)は使用状態の側断面図、(c)は使用状態の斜視
図である。
【図2】(a)(b)は同上の平面図、側面図である。
【図3】同上のレールの組み立て作用を示し、(a)は
組み立て途中の斜視図、(b)は組み立て後の斜視図で
ある。
【図4】同上の回転板の組み立てを作用を示し、(a)
は分解斜視図、(b)は部分拡大斜視図である。
【図5】(a)(b)は同上の底面図、側断面図であ
る。
【図6】同上の部分断面図である。
【図7】(a)(b)(c)は同上の部分断面図、側面
図、斜視図である。
【符号の説明】
1 束 1a 束 2 回転板 2a 分割回転板 3 収納部 4 フレーム 5 レール R ランナー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 19/08 103 E04H 1/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井裏における多数の束の一つの束にこ
    の束を中心に回転板を他の束に当たらないように回転自
    在に設け、回転板に収納部を設けた天井収納装置であっ
    て、回転板を周方向に複数に分割し、この分割回転板の
    分割縁に沿うとともに分割回転板の下面にフレームを取
    付け、フレームを分割回転板の分割縁から側方に突出さ
    せ、このフレームの突出部分に隣接の分割回転板の分割
    縁部を載設して接続し、天井裏に敷設されたレールに走
    行するランナーをフレームに取付けて成ることを特徴と
    する天井収納装置。
JP3280204A 1991-10-28 1991-10-28 天井収納装置 Expired - Fee Related JP2981321B2 (ja)

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JPH05118125A JPH05118125A (ja) 1993-05-14
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