JP2980766B2 - スライド式キャリア部付部品キャリアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセット - Google Patents
スライド式キャリア部付部品キャリアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセットInfo
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品装着工程で使
用される、部品キャリアテープと、この部品キャリアテ
ープを使用する部品供給カセットに関するものである。
用される、部品キャリアテープと、この部品キャリアテ
ープを使用する部品供給カセットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電子部品の小型化に伴って、部品
キャリアテープと部品供給カセットが扱うチップ部品も
微小化されてきている。その為に、部品供給の位置決め
精度に対する要求が非常に高まってきている。
キャリアテープと部品供給カセットが扱うチップ部品も
微小化されてきている。その為に、部品供給の位置決め
精度に対する要求が非常に高まってきている。
【０００３】次に、部品キャリアテープと部品供給カセ
ットの従来例を図４、図５に基づいて説明する。
ットの従来例を図４、図５に基づいて説明する。
【０００４】図４において、従来例の部品キャリアテー
プ２１は、ベーステープ２２と、ベーステープ２２上に
所定間隔で配列され電子部品２５を収納するキャリア部
２３と、部品キャリアテープ２１を所定ピッチでステッ
プ移動させるためにベーステープ２２上に設けられた送
り穴２４とを有する。
プ２１は、ベーステープ２２と、ベーステープ２２上に
所定間隔で配列され電子部品２５を収納するキャリア部
２３と、部品キャリアテープ２１を所定ピッチでステッ
プ移動させるためにベーステープ２２上に設けられた送
り穴２４とを有する。
【０００５】図５において、従来例の部品供給カセット
２８の供給・巻取り機構２７には部品キャリアテープ供
給用と、部品キャリアテープ巻取り用の２つのリール２
６が並べて取り付けられている。
２８の供給・巻取り機構２７には部品キャリアテープ供
給用と、部品キャリアテープ巻取り用の２つのリール２
６が並べて取り付けられている。
【０００６】従来例において、部品キャリアテープ２１
に電子部品を収納する場合には、リール２６の下側か
ら、空の部品キャリアテープ２１が部品供給カセット２
８に供給される。供給された、空の部品キャリアテープ
２１は、ラチェット駆動シリンダー３０に駆動されるテ
ープ送りラチェット２９によって、ステップ移動し、空
の部品キャリアテープ２１のキャリア部２３が、部品移
載ロボット１８の吸着ノズル１９の下に位置決めされ、
吸着ノズル１９が電子部品を搬入してキャリア部２３に
収納する。電子部品を収納した部品キャリアテープ２１
はステップ移動を続け、上テープリール３１に巻かれて
いた上テープ（図示せず）が、電子部品を収納した部品
キャリアテープ２１上に接着され、収納された電子部品
が落下しない状態になって、電子部品を収納した部品キ
ャリアテープ２１はリール２６に巻き取られる。
に電子部品を収納する場合には、リール２６の下側か
ら、空の部品キャリアテープ２１が部品供給カセット２
８に供給される。供給された、空の部品キャリアテープ
２１は、ラチェット駆動シリンダー３０に駆動されるテ
ープ送りラチェット２９によって、ステップ移動し、空
の部品キャリアテープ２１のキャリア部２３が、部品移
載ロボット１８の吸着ノズル１９の下に位置決めされ、
吸着ノズル１９が電子部品を搬入してキャリア部２３に
収納する。電子部品を収納した部品キャリアテープ２１
はステップ移動を続け、上テープリール３１に巻かれて
いた上テープ（図示せず）が、電子部品を収納した部品
キャリアテープ２１上に接着され、収納された電子部品
が落下しない状態になって、電子部品を収納した部品キ
ャリアテープ２１はリール２６に巻き取られる。
【０００７】従来例において、部品キャリアテープ２１
から電子部品２５を作業ラインに供給する場合には、上
記と逆になり、リール２６の上側から、電子部品を収納
した部品キャリアテープ２１が部品供給カセット２８に
供給される。供給された、電子部品を収納した部品キャ
リアテープ２１は、接着されている上テープ（図示せ
ず）を剥離され、剥離された上テープは上テープリール
３１に巻き取られ、電子部品を収納した部品キャリアテ
ープ２１はラチェット駆動シリンダー３０に駆動される
テープ送りラチェット２９によって、ステップ移動し、
電子部品を収納した部品キャリアテープ２１のキャリア
部２３が、部品移載ロボット１８の吸着ノズル１９の下
に位置決めされ、吸着ノズル１９が電子部品をキャリア
部２３から作業ラインに供給する。電子部品を取り去ら
れた部品キャリアテープ２１はステップ移動を続け、リ
ール２６に巻き取られる。
から電子部品２５を作業ラインに供給する場合には、上
記と逆になり、リール２６の上側から、電子部品を収納
した部品キャリアテープ２１が部品供給カセット２８に
供給される。供給された、電子部品を収納した部品キャ
リアテープ２１は、接着されている上テープ（図示せ
ず）を剥離され、剥離された上テープは上テープリール
３１に巻き取られ、電子部品を収納した部品キャリアテ
ープ２１はラチェット駆動シリンダー３０に駆動される
テープ送りラチェット２９によって、ステップ移動し、
電子部品を収納した部品キャリアテープ２１のキャリア
部２３が、部品移載ロボット１８の吸着ノズル１９の下
に位置決めされ、吸着ノズル１９が電子部品をキャリア
部２３から作業ラインに供給する。電子部品を取り去ら
れた部品キャリアテープ２１はステップ移動を続け、リ
ール２６に巻き取られる。
【０００８】この場合、電子部品収納、取り出し時にお
ける、部品移載ロボット１８の吸着ノズル１９に対す
る、キャリア部２３の位置決め精度は、テープ送りラチ
ェット２９の部品キャリアテープ送り精度と、テープ送
りラチェット２９のピン径と部品キャリアテープ２１の
ベーステープ２２上に設けられた送り穴２４の穴径との
クリアランスとで決まる。
ける、部品移載ロボット１８の吸着ノズル１９に対す
る、キャリア部２３の位置決め精度は、テープ送りラチ
ェット２９の部品キャリアテープ送り精度と、テープ送
りラチェット２９のピン径と部品キャリアテープ２１の
ベーステープ２２上に設けられた送り穴２４の穴径との
クリアランスとで決まる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
の構成では、繰り返し再使用される部品キャリアテープ
２１のベーステープ２２上に設けられた送り穴２４は、
使用の都度、部品キャリアテープ２１をステップ移動さ
せるための力（この力は、各部の抵抗力に抗して、部品
キャリアテープ２１全体を移動させるので、大きな力で
ある。）を受けて変形し、その穴径が大きくなってしま
うことがあり、この場合には、部品移載ロボット１８の
吸着ノズル１９に対する、キャリア部２３の位置決め精
度が低下し、吸着ノズル１９の吸着ミスが起こり、時と
しては、吸着ノズル１９又は部品供給カセット２８が破
損することがあるという問題点がある。
の構成では、繰り返し再使用される部品キャリアテープ
２１のベーステープ２２上に設けられた送り穴２４は、
使用の都度、部品キャリアテープ２１をステップ移動さ
せるための力（この力は、各部の抵抗力に抗して、部品
キャリアテープ２１全体を移動させるので、大きな力で
ある。）を受けて変形し、その穴径が大きくなってしま
うことがあり、この場合には、部品移載ロボット１８の
吸着ノズル１９に対する、キャリア部２３の位置決め精
度が低下し、吸着ノズル１９の吸着ミスが起こり、時と
しては、吸着ノズル１９又は部品供給カセット２８が破
損することがあるという問題点がある。
【００１０】又、部品キャリアテープ２１に収納されて
いる電子部品が、部品キャリアテープ２１から落下する
のを防止するために、電子部品落下防止用の上テープを
部品キャリアテープ２１上に接着する必要があり、上テ
ープの材料費と接着・剥離の作業費によるコストアップ
があるという問題点がある。
いる電子部品が、部品キャリアテープ２１から落下する
のを防止するために、電子部品落下防止用の上テープを
部品キャリアテープ２１上に接着する必要があり、上テ
ープの材料費と接着・剥離の作業費によるコストアップ
があるという問題点がある。
【００１１】本発明は、従来例の上記の問題点を解決し
て、部品キャリアテープのキャリア部を、何回再使用し
ても、常に、正しく位置決めし、且つ、上テープが不必
要なスライド式キャリア部付部品キャリアテープとキャ
リア部位置決め機構付部品供給カセットとを提供するこ
とを課題としている。
て、部品キャリアテープのキャリア部を、何回再使用し
ても、常に、正しく位置決めし、且つ、上テープが不必
要なスライド式キャリア部付部品キャリアテープとキャ
リア部位置決め機構付部品供給カセットとを提供するこ
とを課題としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明のスライド式キャ
リア部付部品キャリアテープは、上記の課題を解決する
ために、部品キャリアテープを所定ピッチでステップ移
動させるための送り穴と、所定間隔で配列され電子部品
を出し入れするベーステープ穴とを設けたベーステープ
と、上部開口から電子部品を出し入れし、且つ、ベース
テープ穴側縁部との間に設けたスライドホルダー部によ
って前記ベーステープに平行にスライド・支持され前記
ベーステープの長さ方向に前記ベーステープ穴側縁部に
沿って前記上部開口が前記ベーステープ穴と略一致する
開口位置と前記上部開口の一部が前記ベーステープに覆
われる収納位置との間を往復スライド可能なキャリア部
と、このキャリア部に設けられた位置決めスライド用係
合部と有することを特徴とする。
リア部付部品キャリアテープは、上記の課題を解決する
ために、部品キャリアテープを所定ピッチでステップ移
動させるための送り穴と、所定間隔で配列され電子部品
を出し入れするベーステープ穴とを設けたベーステープ
と、上部開口から電子部品を出し入れし、且つ、ベース
テープ穴側縁部との間に設けたスライドホルダー部によ
って前記ベーステープに平行にスライド・支持され前記
ベーステープの長さ方向に前記ベーステープ穴側縁部に
沿って前記上部開口が前記ベーステープ穴と略一致する
開口位置と前記上部開口の一部が前記ベーステープに覆
われる収納位置との間を往復スライド可能なキャリア部
と、このキャリア部に設けられた位置決めスライド用係
合部と有することを特徴とする。
【００１３】本発明のキャリア部位置決め機構付部品供
給カセットは、上記の課題を解決するために、部品キャ
リアテープの供給・巻取り機構と、部品キャリアテープ
の送り穴を使用して部品キャリアテープを所定ピッチで
ステップ移動させる送り機構とを有する部品供給カセッ
トにおいて、ベーステープ上に所定間隔で配列され電子
部品を出し入れするベーステープ穴と、上部開口から電
子部品を出し入れし、且つ、ベーステープ穴側縁部との
間に設けたスライドホルダー部によって前記ベーステー
プに平行にスライド・支持され前記ベーステープの長さ
方向に前記ベーステープ穴側縁部に沿って前記上部開口
が前記ベーステープ穴と略一致する開口位置と前記上部
開口の一部が前記ベーステープに覆われる収納位置との
間を往復スライド可能なキャリア部と、このキャリア部
に設けられた位置決めスライド用係合部とを有するスラ
イド式キャリア部付部品キャリアテープの位置決めスラ
イド用係合部と係合して前記キャリア部をスライド移動
して位置決めするキャリア部位置決め機構を有すること
を特徴とする。
給カセットは、上記の課題を解決するために、部品キャ
リアテープの供給・巻取り機構と、部品キャリアテープ
の送り穴を使用して部品キャリアテープを所定ピッチで
ステップ移動させる送り機構とを有する部品供給カセッ
トにおいて、ベーステープ上に所定間隔で配列され電子
部品を出し入れするベーステープ穴と、上部開口から電
子部品を出し入れし、且つ、ベーステープ穴側縁部との
間に設けたスライドホルダー部によって前記ベーステー
プに平行にスライド・支持され前記ベーステープの長さ
方向に前記ベーステープ穴側縁部に沿って前記上部開口
が前記ベーステープ穴と略一致する開口位置と前記上部
開口の一部が前記ベーステープに覆われる収納位置との
間を往復スライド可能なキャリア部と、このキャリア部
に設けられた位置決めスライド用係合部とを有するスラ
イド式キャリア部付部品キャリアテープの位置決めスラ
イド用係合部と係合して前記キャリア部をスライド移動
して位置決めするキャリア部位置決め機構を有すること
を特徴とする。
【００１４】
【作用】本発明のスライド式キャリア部付部品キャリア
テープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセット
は、スライド式キャリア部付部品キャリアテープが、ス
ライド式キャリア部付部品キャリアテープを所定ピッチ
でステップ移動させるための送り穴と、ベーステープ上
に所定間隔で配列され電子部品を出し入れするベーステ
ープ穴と、上部開口から電子部品を出し入れし、且つ、
ベーステープ穴側縁部との間に設けたスライドホルダー
部によって前記ベーステープに平行にスライド・支持さ
れ前記ベーステープの長さ方向に前記ベーステープ穴側
縁部に沿って前記上部開口が前記ベーステープ穴と略一
致する開口位置と前記上部開口の一部が前記ベーステー
プに覆われる収納位置との間を往復スライド可能なキャ
リア部と、このキャリア部に設けられた位置決めスライ
ド用係合部とを有し、キャリア部位置決め機構付部品供
給カセットが、スライド式キャリア部付部品キャリアテ
ープの前記送り穴を使用してスライド式キャリア部付部
品キャリアテープを所定ピッチでステップ移動させる送
り機構と、スライド式キャリア部付部品キャリアテープ
のキャリア部の前記位置決めスライド用係合部に係合し
てキャリア部を位置決めするキャリア部位置決め機構と
を有するので、スライド式キャリア部付部品キャリアテ
ープのステップ移動に際して、前記送り機構が、一旦、
従来の方法で、スライド式キャリア部付部品キャリアテ
ープの送り穴を使用して、スライド式キャリア部付部品
キャリアテープのベーステープ穴の位置決めを行った後
に、キャリア部位置決め機構が、スライド式キャリア部
付部品キャリアテープのキャリア部の位置決めスライド
用係合部に係合して、キャリア部を移動させて、もう一
度、位置決めを行うので、上記の従来例のように、送り
穴による位置決めで、送り穴２４に変形があり、スライ
ド式キャリア部付部品キャリアテープのベーステープ穴
が所定位置に正しく位置決めされないことがあっても、
この位置決め誤差を、キャリア部位置決め機構によるキ
ャリア部の移動で、補正することができる。この場合、
キャリア部の移動に必要な力は、キャリア部をスライド
させるだけの力なので、小さな力で充分で、スライド式
キャリア部付部品キャリアテープを何回使用しても、キ
ャリア部の位置決めスライド用係合部が変形することが
無く、常に、正確な位置決めができる。
テープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセット
は、スライド式キャリア部付部品キャリアテープが、ス
ライド式キャリア部付部品キャリアテープを所定ピッチ
でステップ移動させるための送り穴と、ベーステープ上
に所定間隔で配列され電子部品を出し入れするベーステ
ープ穴と、上部開口から電子部品を出し入れし、且つ、
ベーステープ穴側縁部との間に設けたスライドホルダー
部によって前記ベーステープに平行にスライド・支持さ
れ前記ベーステープの長さ方向に前記ベーステープ穴側
縁部に沿って前記上部開口が前記ベーステープ穴と略一
致する開口位置と前記上部開口の一部が前記ベーステー
プに覆われる収納位置との間を往復スライド可能なキャ
リア部と、このキャリア部に設けられた位置決めスライ
ド用係合部とを有し、キャリア部位置決め機構付部品供
給カセットが、スライド式キャリア部付部品キャリアテ
ープの前記送り穴を使用してスライド式キャリア部付部
品キャリアテープを所定ピッチでステップ移動させる送
り機構と、スライド式キャリア部付部品キャリアテープ
のキャリア部の前記位置決めスライド用係合部に係合し
てキャリア部を位置決めするキャリア部位置決め機構と
を有するので、スライド式キャリア部付部品キャリアテ
ープのステップ移動に際して、前記送り機構が、一旦、
従来の方法で、スライド式キャリア部付部品キャリアテ
ープの送り穴を使用して、スライド式キャリア部付部品
キャリアテープのベーステープ穴の位置決めを行った後
に、キャリア部位置決め機構が、スライド式キャリア部
付部品キャリアテープのキャリア部の位置決めスライド
用係合部に係合して、キャリア部を移動させて、もう一
度、位置決めを行うので、上記の従来例のように、送り
穴による位置決めで、送り穴２４に変形があり、スライ
ド式キャリア部付部品キャリアテープのベーステープ穴
が所定位置に正しく位置決めされないことがあっても、
この位置決め誤差を、キャリア部位置決め機構によるキ
ャリア部の移動で、補正することができる。この場合、
キャリア部の移動に必要な力は、キャリア部をスライド
させるだけの力なので、小さな力で充分で、スライド式
キャリア部付部品キャリアテープを何回使用しても、キ
ャリア部の位置決めスライド用係合部が変形することが
無く、常に、正確な位置決めができる。
【００１５】
【実施例】本発明のスライド式キャリア部付部品キャリ
アテープの一実施例を図１、図２に基づいて説明する。
アテープの一実施例を図１、図２に基づいて説明する。
【００１６】図１の斜視図と、図２のＡ−Ａ断面図にお
いて、スライド式キャリア部付部品キャリアテープ１
は、スライド式キャリア部付部品キャリアテープ１を所
定ピッチでステップ移動させるための送り穴１０と、所
定間隔で配列され電子部品を出し入れするベーステープ
穴３とを設けたベーステープ２と、上部開口から電子部
品を出し入れし、且つ、ベーステープ穴側縁部４との間
に設けたスライドホルダー部６によってベーステープ２
に平行にスライド・支持されベーステープ２の長さ方向
にベーステープ穴側縁部４に沿って前記上部開口がベー
ステープ穴３と一致する開口位置Ｔと前記上部開口の一
部がベーステープ２に覆われる収納位置Ｓとの間を開ス
ライド方向矢印８、閉スライド方向矢印９の方向に往復
スライド可能なキャリア部５と、このキャリア部５に設
けられた位置決めスライド用係合部７と有する。
いて、スライド式キャリア部付部品キャリアテープ１
は、スライド式キャリア部付部品キャリアテープ１を所
定ピッチでステップ移動させるための送り穴１０と、所
定間隔で配列され電子部品を出し入れするベーステープ
穴３とを設けたベーステープ２と、上部開口から電子部
品を出し入れし、且つ、ベーステープ穴側縁部４との間
に設けたスライドホルダー部６によってベーステープ２
に平行にスライド・支持されベーステープ２の長さ方向
にベーステープ穴側縁部４に沿って前記上部開口がベー
ステープ穴３と一致する開口位置Ｔと前記上部開口の一
部がベーステープ２に覆われる収納位置Ｓとの間を開ス
ライド方向矢印８、閉スライド方向矢印９の方向に往復
スライド可能なキャリア部５と、このキャリア部５に設
けられた位置決めスライド用係合部７と有する。
【００１７】次に、本発明のキャリア部位置決め機構付
部品供給カセットの一実施例を図３に基づいて説明す
る。
部品供給カセットの一実施例を図３に基づいて説明す
る。
【００１８】図３は、本実施例のキャリア部位置決め機
構付部品供給カセットの斜視図で、本実施例のキャリア
部位置決め機構付部品供給カセット１３は、部品キャリ
アテープ１の供給用と巻取り用の２つのリール１１を取
り付けた供給・巻取り機構１２と、部品キャリアテープ
１の送り穴１０（図３に図示せず、図１、図２参照）を
使用して部品キャリアテープ１を所定ピッチでステップ
移動させる送り機構（テープ送りラチェット１４とラチ
ェット駆動シリンダー１５）と、部品キャリアテープ１
のキャリア部５に設けられた位置決めスライド係合部７
（図３に図示せず、図１、図２参照）と係合してキャリ
ア部５をスライド移動して位置決めするキャリア部位置
決め機構（位置決めシリンダー１６と先端が細くなっい
る位置決めガイド１７）とを有する。
構付部品供給カセットの斜視図で、本実施例のキャリア
部位置決め機構付部品供給カセット１３は、部品キャリ
アテープ１の供給用と巻取り用の２つのリール１１を取
り付けた供給・巻取り機構１２と、部品キャリアテープ
１の送り穴１０（図３に図示せず、図１、図２参照）を
使用して部品キャリアテープ１を所定ピッチでステップ
移動させる送り機構（テープ送りラチェット１４とラチ
ェット駆動シリンダー１５）と、部品キャリアテープ１
のキャリア部５に設けられた位置決めスライド係合部７
（図３に図示せず、図１、図２参照）と係合してキャリ
ア部５をスライド移動して位置決めするキャリア部位置
決め機構（位置決めシリンダー１６と先端が細くなっい
る位置決めガイド１７）とを有する。
【００１９】次に、本実施例のスライド式キャリア部付
部品キャリアテープ１を使用したキャリア部位置決め機
構付部品供給カセット１３の動作を図３に基づいて説明
する。
部品キャリアテープ１を使用したキャリア部位置決め機
構付部品供給カセット１３の動作を図３に基づいて説明
する。
【００２０】電子部品を収納する場合には、図３に示す
本実施例のスライド式キャリア部付部品キャリアテープ
１を使用したキャリア部位置決め機構付部品供給カセッ
ト１３において、リール１１の下側から、空の部品キャ
リアテープ１｛空の部品キャリアテープ１のキャリア部
５の上部開口は、キャリア部５内の電子部品が取り出さ
れたときの状態、即ち、キャリア部５の上部開口がベー
ステープ穴３に略一致した状態の開口位置Ｔ（図１）に
ある。｝がキャリア部位置決め機構付部品供給カセット
１３に供給される。供給された、空の部品キャリアテー
プ１は、ラチェット駆動シリンダー１５に駆動されるテ
ープ送りラチェット１４によって、ステップ移動し、空
の部品キャリアテープ１のベーステープ穴３（図３に図
示せず、図１、図２参照）が、部品移載ロボット１８の
吸着ノズル１９の下の所定位置に位置決めされる。この
状態で、位置決めシリンダー１６が作動し、位置決めガ
イド１７が、キャリア部５の位置決めスライド用係合部
７に係合し（この場合、位置決めガイド１７の先端が細
くなっているので、両者の位置が少しずれていても、係
合可能でる。）、キャリア部５の位置決めを正確に行
う。この正確な位置決め後に、部品移載ロボット１８の
吸着ノズル１９が電子部品を搬入しキャリア部５に収納
する。この収納が終わると、位置決めシリンダー１６が
再作動し、位置決めガイド１７が、電子部品を収納した
キャリア部５を、図１の閉スライド方向矢印９の方向に
スライドし、図１の収納位置Ｓに位置決めする。この位
置決めのスライドは、単に、キャリア部５を移動するだ
けなので、必要な力は小さく、キャリア部５の位置決め
スライド用係合部７が変形することは無く、何回使用し
ても、常に、正確な位置決めが可能である。キャリア部
５が収納位置Ｓに位置決めされると、キャリア部５の上
部開口の一部がベーステープ２に覆われるので、キャリ
ア部５内に収納された電子部品（この電子部品はキャリ
ア部５内に略一杯の大きさである。）はベーステープ２
によってキャリア部５内に安定して保持される。電子部
品を収納したスライド式キャリア部付部品キャリアテー
プ１は、ステップ移動を続け、リール１１に巻き取られ
る。
本実施例のスライド式キャリア部付部品キャリアテープ
１を使用したキャリア部位置決め機構付部品供給カセッ
ト１３において、リール１１の下側から、空の部品キャ
リアテープ１｛空の部品キャリアテープ１のキャリア部
５の上部開口は、キャリア部５内の電子部品が取り出さ
れたときの状態、即ち、キャリア部５の上部開口がベー
ステープ穴３に略一致した状態の開口位置Ｔ（図１）に
ある。｝がキャリア部位置決め機構付部品供給カセット
１３に供給される。供給された、空の部品キャリアテー
プ１は、ラチェット駆動シリンダー１５に駆動されるテ
ープ送りラチェット１４によって、ステップ移動し、空
の部品キャリアテープ１のベーステープ穴３（図３に図
示せず、図１、図２参照）が、部品移載ロボット１８の
吸着ノズル１９の下の所定位置に位置決めされる。この
状態で、位置決めシリンダー１６が作動し、位置決めガ
イド１７が、キャリア部５の位置決めスライド用係合部
７に係合し（この場合、位置決めガイド１７の先端が細
くなっているので、両者の位置が少しずれていても、係
合可能でる。）、キャリア部５の位置決めを正確に行
う。この正確な位置決め後に、部品移載ロボット１８の
吸着ノズル１９が電子部品を搬入しキャリア部５に収納
する。この収納が終わると、位置決めシリンダー１６が
再作動し、位置決めガイド１７が、電子部品を収納した
キャリア部５を、図１の閉スライド方向矢印９の方向に
スライドし、図１の収納位置Ｓに位置決めする。この位
置決めのスライドは、単に、キャリア部５を移動するだ
けなので、必要な力は小さく、キャリア部５の位置決め
スライド用係合部７が変形することは無く、何回使用し
ても、常に、正確な位置決めが可能である。キャリア部
５が収納位置Ｓに位置決めされると、キャリア部５の上
部開口の一部がベーステープ２に覆われるので、キャリ
ア部５内に収納された電子部品（この電子部品はキャリ
ア部５内に略一杯の大きさである。）はベーステープ２
によってキャリア部５内に安定して保持される。電子部
品を収納したスライド式キャリア部付部品キャリアテー
プ１は、ステップ移動を続け、リール１１に巻き取られ
る。
【００２１】電子部品を作業ラインに供給する場合に
は、上記と逆になり、図３に示す本実施例のスライド式
キャリア部付部品キャリアテープ１を使用したキャリア
部位置決め機構付部品供給カセット１３において、リー
ル２６の上側から、電子部品を収納したスライド式キャ
リア部付部品キャリアテープ１｛電子部品を収納した部
品キャリアテープ１のキャリア部５の上部開口は、キャ
リア部５内の電子部品を収納保持した状態、即ち、キャ
リア部５の上部開口の一部がベーステープ２に覆われた
状態の収納位置Ｓ（図１）にある。｝がキャリア部位置
決め機構付部品供給カセット１３に供給される。供給さ
れた、電子部品を収納した部品キャリアテープ１は、ラ
チェット駆動シリンダー１５に駆動されるテープ送りラ
チェット１４によって、ステップ移動し、電子部品を収
納した部品キャリアテープ１のベーステープ穴３（図３
に図示せず、図１、図２参照）が、部品移載ロボット１
８の吸着ノズル１９の下に位置決めされる。この状態
で、位置決めシリンダー１６が作動し、位置決めガイド
１７が、キャリア部５の位置決めスライド用係合部７に
係合し（この場合、位置決めガイド１７の先端が細くな
っているので、両者の位置が少しずれていても、係合可
能でる。）、スライド式キャリア部付部品キャリアテー
プ１の収納位置Ｓ（図１参照）にあるキャリア部５を、
図１の開スライド方向矢印８の方向にスライドさせ図１
の開口位置Ｔに、正確に位置決めする。この位置決めの
スライドは、単に、キャリア部５を移動するだけなの
で、必要な力は小さく、キャリア部５の位置決めスライ
ド用係合部７が変形することは無く、何回使用しても、
常に、正確な位置決めが可能である。この正確な位置決
め後に、部品移載ロボット１８の吸着ノズル１９が電子
部品をキャリア部５から取り出し作業ラインに供給す
る。この供給が終わると、空になったスライド式キャリ
ア部付部品キャリアテープ１は、ステップ移動を続け、
リール１１に巻き取られる。
は、上記と逆になり、図３に示す本実施例のスライド式
キャリア部付部品キャリアテープ１を使用したキャリア
部位置決め機構付部品供給カセット１３において、リー
ル２６の上側から、電子部品を収納したスライド式キャ
リア部付部品キャリアテープ１｛電子部品を収納した部
品キャリアテープ１のキャリア部５の上部開口は、キャ
リア部５内の電子部品を収納保持した状態、即ち、キャ
リア部５の上部開口の一部がベーステープ２に覆われた
状態の収納位置Ｓ（図１）にある。｝がキャリア部位置
決め機構付部品供給カセット１３に供給される。供給さ
れた、電子部品を収納した部品キャリアテープ１は、ラ
チェット駆動シリンダー１５に駆動されるテープ送りラ
チェット１４によって、ステップ移動し、電子部品を収
納した部品キャリアテープ１のベーステープ穴３（図３
に図示せず、図１、図２参照）が、部品移載ロボット１
８の吸着ノズル１９の下に位置決めされる。この状態
で、位置決めシリンダー１６が作動し、位置決めガイド
１７が、キャリア部５の位置決めスライド用係合部７に
係合し（この場合、位置決めガイド１７の先端が細くな
っているので、両者の位置が少しずれていても、係合可
能でる。）、スライド式キャリア部付部品キャリアテー
プ１の収納位置Ｓ（図１参照）にあるキャリア部５を、
図１の開スライド方向矢印８の方向にスライドさせ図１
の開口位置Ｔに、正確に位置決めする。この位置決めの
スライドは、単に、キャリア部５を移動するだけなの
で、必要な力は小さく、キャリア部５の位置決めスライ
ド用係合部７が変形することは無く、何回使用しても、
常に、正確な位置決めが可能である。この正確な位置決
め後に、部品移載ロボット１８の吸着ノズル１９が電子
部品をキャリア部５から取り出し作業ラインに供給す
る。この供給が終わると、空になったスライド式キャリ
ア部付部品キャリアテープ１は、ステップ移動を続け、
リール１１に巻き取られる。
【００２２】本発明のスライド式キャリア部付部品キャ
リアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセッ
トとは、上記に実施例の設計に限らず種々の態様が可能
である。例えば、ベーステープ穴、スライドホルダー
部、位置決めスライド用係合部、キャリア部位置決め機
構（位置決めシリンダー、位置決めガイド）等の設計
は、本実施例の構造に限らず目的に合わせて自由に設計
できる。
リアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセッ
トとは、上記に実施例の設計に限らず種々の態様が可能
である。例えば、ベーステープ穴、スライドホルダー
部、位置決めスライド用係合部、キャリア部位置決め機
構（位置決めシリンダー、位置決めガイド）等の設計
は、本実施例の構造に限らず目的に合わせて自由に設計
できる。
【００２３】
【発明の効果】本発明のスライド式キャリア部付部品キ
ャリアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセ
ットとは、スライド式キャリア部付部品キャリアテープ
のベーステープ穴を、従来の方法で、一旦、部品移載ロ
ボットの吸着ノズルの下に位置決めした後に、キャリア
部位置決め機構が、スライド式キャリア部付部品キャリ
アテープのキャリア部の位置決めスライド用係合部と係
合して、小さな力で、キャリア部をスライドさせて位置
決めするので、キャリア部の位置決めスライド用係合部
がスライド時の力で変形することが無く、何度も再使用
しても、常に、正確な位置決めが可能で、本発明を電子
部品装着工程で使用すると、チップ部品を、常に、正確
な位置決めで供給することができ、電子部品装着作業の
能率向上と信頼性向上を達成できるという効果を奏す
る。
ャリアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセ
ットとは、スライド式キャリア部付部品キャリアテープ
のベーステープ穴を、従来の方法で、一旦、部品移載ロ
ボットの吸着ノズルの下に位置決めした後に、キャリア
部位置決め機構が、スライド式キャリア部付部品キャリ
アテープのキャリア部の位置決めスライド用係合部と係
合して、小さな力で、キャリア部をスライドさせて位置
決めするので、キャリア部の位置決めスライド用係合部
がスライド時の力で変形することが無く、何度も再使用
しても、常に、正確な位置決めが可能で、本発明を電子
部品装着工程で使用すると、チップ部品を、常に、正確
な位置決めで供給することができ、電子部品装着作業の
能率向上と信頼性向上を達成できるという効果を奏す
る。
【００２４】又、本発明のスライド式キャリア部付部品
キャリアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カ
セットとは、スライド式キャリア部付部品キャリアテー
プに電子部品を収納している状態で、ベーステープが電
子部品の落下防止作用をするので、従来技術で必要であ
った電子部品の落下防止作用の上テープが不必要にな
り、上テープの材料費と上テープの接着・剥離の作業費
が不要になり、スライド式キャリア部付部品キャリアテ
ープのイニシヤルコスト高を補ってコストダウンできる
という効果を奏する。
キャリアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カ
セットとは、スライド式キャリア部付部品キャリアテー
プに電子部品を収納している状態で、ベーステープが電
子部品の落下防止作用をするので、従来技術で必要であ
った電子部品の落下防止作用の上テープが不必要にな
り、上テープの材料費と上テープの接着・剥離の作業費
が不要になり、スライド式キャリア部付部品キャリアテ
ープのイニシヤルコスト高を補ってコストダウンできる
という効果を奏する。
【図１】本発明のスライド式キャリア部付部品キャリア
テープの一実施例の斜視図である。
テープの一実施例の斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】本発明のキャリア部位置決め機構付部品供給カ
セットの側面図である。
セットの側面図である。
【図４】従来例の部品キャリアテープの斜視図である。
【図５】従来例の部品供給カセットの側面図である。
１ スライド式キャリア部付部品キャリアテープ ２ ベーステープ ３ ベーステープ穴 ４ ベーステープ穴側縁部 ５ キャリア部 ６ スライドホルダー部 ７ 位置決めスライド用係合部 ８ 開スライド方向矢印 ９ 閉スライド方向矢印 １０ 送り穴 １１ リール １２ 供給・巻取機構 １３ キャリア部位置決め機構付部品供給カセット １４ テープ送りラチェット １５ ラチェット駆動シリンダー １６ 位置決めシリンダー １７ 位置決めガイド Ｔ 開口位置 Ｓ 収納位置
Claims (2)
- 【請求項１】 部品キャリアテープを所定ピッチでステ
ップ移動させるための送り穴と、所定間隔で配列され電
子部品を出し入れするベーステープ穴とを設けたベース
テープと、上部開口から電子部品を出し入れし、且つ、
ベーステープ穴側縁部との間に設けたスライドホルダー
部によって前記ベーステープに平行にスライド・支持さ
れ前記ベーステープの長さ方向に前記ベーステープ穴側
縁部に沿って前記上部開口が前記ベーステープ穴と略一
致する開口位置と前記上部開口の一部が前記ベーステー
プに覆われる収納位置との間を往復スライド可能なキャ
リア部と、このキャリア部に設けられた位置決めスライ
ド用係合部と有することを特徴とするスライド式キャリ
ア部付部品キャリアテープ。 - 【請求項２】 部品キャリアテープの供給・巻取り機構
と、部品キャリアテープの送り穴を使用して部品キャリ
アテープを所定ピッチでステップ移動させる送り機構と
を有する部品供給カセットにおいて、ベーステープ上に
所定間隔で配列され電子部品を出し入れするベーステー
プ穴と、上部開口から電子部品を出し入れし、且つ、ベ
ーステープ穴側縁部との間に設けたスライドホルダー部
によって前記ベーステープに平行にスライド・支持され
前記ベーステープの長さ方向に前記ベーステープ穴側縁
部に沿って前記上部開口が前記ベーステープ穴と略一致
する開口位置と前記上部開口の一部が前記ベーステープ
に覆われる収納位置との間を往復スライド可能なキャリ
ア部と、このキャリア部に設けられた位置決めスライド
用係合部とを有するスライド式キャリア部付部品キャリ
アテープの位置決めスライド用係合部と係合して前記キ
ャリア部をスライド移動して位置決めするキャリア部位
置決め機構を有することを特徴とするキャリア部位置決
め機構付部品供給カセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4068158A JP2980766B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | スライド式キャリア部付部品キャリアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4068158A JP2980766B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | スライド式キャリア部付部品キャリアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270564A JPH05270564A (ja) | 1993-10-19 |
| JP2980766B2 true JP2980766B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=13365674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4068158A Expired - Fee Related JP2980766B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | スライド式キャリア部付部品キャリアテープとキャリア部位置決め機構付部品供給カセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2980766B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP4068158A patent/JP2980766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05270564A (ja) | 1993-10-19 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |