JP2980573B2 - Sra方式のレーダ装置 - Google Patents

Sra方式のレーダ装置

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JP2980573B2
JP2980573B2 JP9168775A JP16877597A JP2980573B2 JP 2980573 B2 JP2980573 B2 JP 2980573B2 JP 9168775 A JP9168775 A JP 9168775A JP 16877597 A JP16877597 A JP 16877597A JP 2980573 B2 JP2980573 B2 JP 2980573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば飛翔体等
の観測に用いられるSRA(Super Resolution Array)
方式を用いたレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のSRA方式を用いたレーダ装置に
ついて説明する。図7は、その構成の一例を示すもので
ある。この図に示すレーダ装置は、送信機10にて生成
した送信信号を送信用空中線20より空間に放射する。
この空間に放射された送信信号は、目標によって反射さ
れ、反射エコーとしてSRA空中線30にて受信され
る。
【0003】SRA空中線30は、m個のサブアレイア
ンテナ31〜3mからなり、各サブアレイアンテナ31
〜3mにより上記反射エコーをそれぞれ受信して、受信
信号としてデータ記録回路40に入力する。
【0004】なお、サブアレイアンテナ31〜3mは、
それぞれ複数のアンテナ素子からなり、この複数のアン
テナ素子にて受信した信号をそれぞれRF合成して、上
記受信信号として出力する。
【0005】データ記録回路40は、サブアレイアンテ
ナ31〜3mから入力されるm個の受信信号をそれぞれ
周波数変換したのち、A/D変換する。そして、データ
記録回路40は、前述の送信機10から送信信号の送信
タイミングを示す基準レンジタイミング信号に基づい
て、上記m個の受信信号の受信レンジを求め、この受信
レンジに対応させて、上記A/D変換によって得られた
m個の受信データを記憶する。
【0006】SRA演算回路50は、オフラインにより
データ記録回路40に記憶される受信データに基いてS
RA演算を行なうもので、データ記録回路40から上記
受信データを読み出して最適ウェイトを求め数値解析を
行ない、目標の位置情報を算出する。このようにして得
られた目標の位置情報は、表示器60に入力されて表示
処理がなされる。
【0007】以上のように、SRA方式のレーダ装置で
は、サブアレイアンテナ31〜3mによって得た複数の
チャンネルの受信信号を用いて最適ウェイトを求め信号
解析することにより、例えばモノパルスビームを用いた
レーダ装置に比べ、高精度に反射エコーの到来方向を測
角することを可能としている。
【0008】また、SRA方式のレーダ装置では、複数
の反射エコーが同一ビームの同一レンジから到来する場
合であっても、各反射エコーを分離してそれぞれの到来
方向を測角することが可能なため、ビーム幅よりも近接
した複数の目標を検出するのに有効な手法となってい
る。
【0009】しかしながら、従来のSRA方式のレーダ
装置では、送信用空中線20とSRA空中線30の2系
統の空中線が必要であり、回路規模が大きくなるという
問題があるとともに、上述のSRA演算回路50の信号
解析の演算において多くの時間を要するため、目標方向
の測角に時間がかかるという問題があった。
【0010】また、従来のSRA方式のレーダ装置で
は、複数のサブアレイアンテナによって大量の受信デー
タが得られるため、この受信データを記憶するデータ記
録回路40は大規模な回路となってしまうという問題が
あった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のSRA方式のレ
ーダ装置では、送信用の空中線とSRA用の空中線の2
系統の空中線が必要であり、回路規模が大きくなるとい
う問題があるとともに、SRA演算に多くの時間を要す
るため、目標方向の測角に時間がかかるという問題があ
った。
【0012】また、複数のサブアレイアンテナによって
得られる受信データが大量なため、この受信データを記
憶する大容量の記憶回路を備える必要があるという問題
があった。
【0013】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、簡潔な構成で、迅速かつ高精度に目標の位置
を検出することが可能なSRA方式のレーダ装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【0015】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、大容量の記憶回路を備えることなく、簡潔な
構成で、迅速かつ高精度に目標の位置を検出することが
可能なSRA方式のレーダ装置を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わるSRA方式のレーダ装置は、目
標からの反射エコーを受信し、この受信した信号に対し
てSRA(Super Resolution Array)演算処理を施すこ
とにより目標の位置を求めるSRA方式のレーダ装置に
おいて、送信信号を送信するとともに、この送信信号の
反射エコーを受信する複数のサブアレイアンテナと、こ
のサブアレイアンテナの受信結果と送信信号の送信タイ
ミングとに基づいて目標までの距離を求め、モノパルス
測角により目標の位置を検出する第1の目標位置検出手
段と、複数のサブアレイアンテナの受信結果のうち少な
くとも一部の受信結果と、送信信号の送信タイミングと
を用いてSRA演算を行ない目標の位置を求める第2の
目標位置検出手段と、第1の目標位置検出手段にて検出
した目標の位置と、第2の目標位置検出手段にて検出し
た目標の位置とのうち、少なくとも一方を選択的に用い
て、目標の位置情報を表示する表示手段とを具備して構
成するようにした。
【0017】上記構成のSRA方式のレーダ装置では、
送信用の空中線と、モノパルス測角を行う第1の目標位
置検出手段およびSRA方式の第2の目標位置検出手段
とで複数のサブアレイアンテナを共用し、第1の目標位
置検出手段にて検出した目標位置と第2の目標位置検出
手段にて検出した目標位置とを選択的に用いて、目標位
置を表示手段に表示するようにしている。また、第2の
目標位置検出手段が、複数のサブアレイアンテナの受信
結果のうち、第1の目標位置検出手段にて検出した目標
の位置情報に対応する受信結果に対してのみSRA演算
を行なって目標の位置を求めるようにしている。このた
め、モノパルス測角を行う第1の目標位置検出手段によ
り迅速に目標位置を求めるとともに、処理データの軽減
により迅速化が図られたSRA方式の第2の目標位置検
出手段により高精度に目標位置を求め、アンテナ共用に
よりこれを簡潔な構成で実現することができる。
【0018】また、この発明では、第2の目標位置検出
手段が、複数のサブアレイアンテナの受信結果のうち少
なくとも一部の受信結果について、その観測距離を送信
信号の送信タイミングから求め、上記一部の受信結果
を、求めた観測距離に対応付けて記憶する受信データ記
憶手段と、この受信データ記憶手段に記憶される受信結
果のうち、第1の目標位置検出手段にて検出した目標の
位置と同じ観測距離に対応する受信結果を用いてSRA
演算を行ない、目標の位置を求めるSRA演算手段とを
備えることを特徴とする。
【0019】上記構成のSRA方式のレーダ装置では、
複数のサブアレイアンテナの受信結果のうち、第1の目
標位置検出手段にて検出した目標の位置に対応する受信
結果を用いてSRA演算を行ない目標の位置を求めるよ
うにしている。
【0020】したがって、上記構成のSRA方式のレー
ダ装置によれば、SRA演算手段が全ての受信データに
対してSRA演算を行なわずに目標の存在する位置の受
信データに対してSRA演算を行なうため、SRA方式
を含む2系統の受信系による高精度な目標測角を、簡潔
な構成で迅速に行なうことができる。
【0021】さらに、この発明では、第2の目標位置検
出手段が、複数のサブアレイアンテナの受信結果のうち
少なくとも一部の受信結果について、その観測距離を送
信信号の送信タイミングから求め、上記一部の受信結果
のうち観測距離が第1の目標位置検出手段の検出した目
標の距離に対応する受信結果のみを記憶する受信データ
記憶手段と、この受信データ記憶手段に記憶される受信
結果を用いてSRA演算を行ない目標の位置を求めるS
RA演算手段とを備えることを特徴とする。
【0022】上記構成のSRA方式のレーダ装置では、
複数のサブアレイアンテナの受信結果のうち、第1の目
標位置検出手段にて検出した目標の距離に対応する受信
結果を受信データ記憶手段に記憶し、この受信データ記
憶手段に記憶されるデータを用いてSRA演算を行な
い、目標の位置を求めるようにしている。
【0023】したがって、上記構成のSRA方式のレー
ダ装置によれば、受信データ記憶手段が目標の存在する
距離に対応する受信データを記憶し、またSRA演算手
段が目標の存在する距離の受信データを用いてSRA演
算を行なうため、SRA方式を含む2系統の受信系によ
る高精度な目標測角を大容量の記憶回路を備えることな
く簡潔な構成で迅速に行なうことができる。
【0024】
【0025】
【0026】さらに、この発明では、サブアレイアンテ
ナは、送信信号の位相制御および電力増幅を行ない、受
信した信号に対しては低雑音増幅および位相制御を行な
う送受信モジュールを備えることを特徴とする。
【0027】このため、この発明によれば、アクティブ
フェーズドアレイ方式のレーダ装置において、SRA方
式を含む2系統の受信系による高精度な目標測角を、大
容量の記憶回路を備えることなく簡潔な構成で迅速に行
なうことができる。
【0028】さらにまた、この発明では、複数のサブア
レイアンテナが、それぞれ送受信モジュールが周期性を
持たないように間引き配列されたシンニング配列である
ことを特徴とする。
【0029】したがって、この発明によれば、複数のサ
ブアレイアンテナによって形成されるアンテナ開口の面
積を確保しつつ送受信モジュールを間引くことができる
ため、アンテナ部の製造コストや消費電力、重量の増大
を抑えることができる。
【0030】また、この発明では、複数のサブアレイア
ンテナが、互いに略同じ密度で送受信モジュールがシン
ニング配列されたものであって、同心円を形成するよう
に配列されてアンテナ開口を形成することを特徴とす
る。
【0031】したがって、この発明によれば、受信強度
がほぼ同じレベルのサブアレイアンテナを等間隔に配列
できるため、SRA演算が容易で高精度なアンテナ構成
ができる。
【0032】また、この発明では、同心円を形成するよ
うに配列された前記複数のサブアレイアンテナを、複数
用いて複数の同心円を形成するように配列してアンテナ
開口を形成することを特徴とする。
【0033】すなわち、この発明によれば、ほぼ同じ密
度でシンニングされた複数のサブアレイアンテナを、同
心円を形成するように配列されたサブアレイ群を形成
し、異なる密度で送受信モジュールがシンニング配列さ
れた、これら複数のサブアレイ群を用いてアンテナ開口
を形成するようにしている。
【0034】したがって、この発明によれば、アンテナ
開口の面積を確保しつつ送受信モジュールを間引き低サ
イドローブ化を図れるとともに、アンテナ部の製造コス
トや消費電力、重量の増大を抑えることができる。
【0035】
【0036】
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わるSRA方式のレーダ装置の構成を示す
ものである。
【0038】この図に示すSRA方式のレーダ装置は、
送信機1、サーキュレータ11、複合空中線2、受信機
3、目標検出回路4、測角演算回路5、データ記録回路
7、SRA演算回路8、および表示器9を備えている。
【0039】送信機1は、励振器を備えており、所定の
周期で送信RF信号を生成する。この送信RF信号は、
サーキュレータ11を介して複合空中線2に入力され
る。また、送信機1は、上記送信RF信号の送信タイミ
ングを示す基準レンジタイミング信号を生成し、後述の
目標検出回路4およびデータ記録回路7に入力する。
【0040】複合空中線2は、複合サブアレイアンテナ
211〜21mと、モノパルス給電回路23とからな
る。サーキュレータ11を介して入力される送信RF信
号は、モノパルス給電回路23によって複合サブアレイ
アンテナ211〜21mに分配供給される。
【0041】複合サブアレイアンテナ211〜21m
は、それぞれモノパルス給電回路23から供給される送
信RF信号を空間に放射するとともに、それぞれ空間か
ら上記送信RF信号の反射エコーを受信するものであ
る。
【0042】なお、複合サブアレイアンテナ211〜2
1mは互いに同じ構成からなることより、ここでは図2
を参照して、特に複合サブアレイアンテナ211につい
て説明する。
【0043】図2に示すように複合サブアレイアンテナ
211は、アンテナ素子111〜11n、送受信モジュ
ール121〜12n、サブアレイ分配合成器13、およ
び方向性結合器14を備えている。
【0044】モノパルス給電回路23より分配供給され
る送信RF信号は、方向性結合器14を介したのち、サ
ブアレイ分配合成器13により送受信モジュール121
〜12nに分配供給される。
【0045】送受信モジュール121〜12nは、それ
ぞれ分配供給される送信RF信号に対して位相制御およ
び電力増幅を行ない、それぞれ対応するアンテナ素子1
11〜11nにそれぞれ入力する。
【0046】アンテナ素子111〜11nは、それぞれ
対応する送受信モジュール121〜12nから入力され
る送信RF信号を空間に放射するとともに、空間から上
記送信RF信号の反射エコーを受信する。
【0047】アンテナ素子111〜11nによって受信
された受信RF信号は、それぞれ対応する送受信モジュ
ール121〜12nにて低雑音増幅された後に位相制御
される。
【0048】そして、送受信モジュール121〜12n
によって、振幅と位相が制御された受信RF信号は、サ
ブアレイ分配合成器13にてRF合成された後、方向性
結合器14によってモノパルス給電回路23とデータ記
録回路7に分配供給される。
【0049】モノパルス給電回路23では、複合サブア
レイアンテナ211〜21mから入力される受信RF信
号を用いて、モノパルス信号(Σビーム信号、ΔAZビ
ーム信号、ΔELビーム信号)を生成する。Σビーム信
号は、前述のサーキュレータ11を介して受信機3に入
力され、ΔAZビーム信号およびΔELビーム信号も受
信機3に入力される。
【0050】受信機3は、複合空中線2より入力される
上記モノパルス信号をそれぞれ増幅後に周波数変換す
る。そして、さらに周波数変換された上記モノパルス信
号をそれぞれ観測レンジセル毎にディジタル信号に変換
し、モノパルス受信データ(Σデータ、ΔAZデータ、
ΔELデータ)として出力する。
【0051】目標検出回路4は、上記モノパルス受信デ
ータのうちΣデータを監視し、スレッショルド検出など
により目標の有無を判定する。ここで、目標の存在を検
出した場合には、上記送信機1からの基準レンジタイミ
ング信号に基いて、上記Σデータの基となる受信RF信
号の観測レンジを求め、この観測レンジを目標レンジ情
報として測角演算回路5、データ記録回路7およびSR
A演算回路8に通知する。
【0052】測角演算回路5は、受信機3より上記モノ
パルス受信データが入力され、目標検出回路4より目標
レンジ情報が通知されると、上記モノパルス受信データ
に基いて目標方向の測角演算を行なう。そして、この演
算結果と上記目標レンジ情報とに基づいて目標の位置情
報(以下、第1のターゲットレポートと称する)を求
め、この第1のターゲットレポートを表示器9に入力す
る。
【0053】データ記録回路7は、複合サブアレイアン
テナ211〜21mから入力されるm個の受信RF信号
をそれぞれ周波数変換したのち、観測レンジセル毎にA
/D変換して受信データを得るとともに、前述の送信機
1からの基準レンジタイミング信号に基づいて上記受信
データの観測レンジを求める。
【0054】そしてデータ記録回路7は、この求めた観
測レンジおよび前述の目標検出回路4から通知される目
標レンジ情報に基いて、時々刻々と得られるレンジセル
毎の受信データのうち、目標の存在が検出されたレンジ
セルの受信データのみを選択的に記憶する。
【0055】SRA演算回路8は、データ記録回路7に
記憶される受信データと目標検出回路4から通知される
目標レンジ情報とに基いて、SRA演算を行なって最適
ウェイトを求めて数値解析を行ない、目標の位置情報
(以下、第2のターゲットレポートと称する)を算出す
る。
【0056】このようにして得られた第2のターゲット
レポートは、第1のターゲットレポートとともに表示器
9に入力される。表示器9では、上記第1のターゲット
レポートおよび第2のターゲットレポートのうち、少な
くとも一方を選択的に使用して表示処理がなされる。
【0057】次に、図3を参照して上記構成のSRA方
式のレーダ装置の動作を以下に説明する。送信機1にて
生成された送信RF信号は、モノパルス給電回路23で
分配された後、複合サブアレイ211〜21mより空間
に放射される。そして、上記送信RF信号の反射エコー
は、複合サブアレイ211〜21mにて受信され、受信
RF信号としてモノパルス給電回路23およびデータ記
録回路7に入力される。
【0058】なお、当該レーダ装置では、送信機1が所
定の周期でパルス状の送信RF信号を生成して送信を行
なうため、図3(a)に示すように送信期間と受信期間
とが所定の周期で繰り返される。
【0059】モノパルス給電回路23に入力された受信
RF信号は、ここでモノパルス信号に合成されたのち、
受信機3により観測レンジセル毎にモノパルス受信デー
タに変換される。
【0060】そして、目標検出回路4がモノパルス受信
データ(Σデータ)から目標の存在を検出すると、さら
に目標検出回路4は、図3(b)に示すようにこの目標
を検出したモノパルス受信データの基となる反射エコー
(以下、ターゲットエコーと称する)の受信タイミング
と送信RF信号の送信タイミング(基準レンジタイミン
グ信号)との差Δtから目標の存在するレンジ(目標レ
ンジ情報)を求め、この情報を測角演算回路5、データ
記録回路7およびSRA演算回路8に通知する。
【0061】これに対して、測角演算回路5では、入力
されるモノパルス受信データと目標レンジ情報とに基い
て、目標方向のモノパルス測角演算を行ない、この演算
結果を第1のターゲットレポートとして出力する。
【0062】一方、データ記録回路7に入力された受信
RF信号は、ここで周波数変換およびA/D変換され、
観測レンジ毎に受信データとなる。また、データ記録回
路7では、送信機1からの基準レンジタイミング信号に
基づいて上記受信データの観測レンジが求められる。
【0063】そして、データ記録回路7は、前述の目標
検出回路4から目標レンジ情報が通知されると、この目
標レンジ情報と上記観測レンジとに基いて、時々刻々と
得られるレンジセル毎の受信データのうち、目標レンジ
情報に対応する観測レンジの受信データ、すなわち図3
(c)に示すようにターゲットエコーの受信データのみ
を選択して記憶する。なお、図3(d)は、従来のSR
A方式のレーダ装置のデータ記録回路40が記憶する受
信データを示すものである。
【0064】このようにしてデータ記録回路7に記憶さ
れたターゲットエコーの受信データは、SRA演算回路
8に読み出され、SRA演算が行なわれ、この演算結果
は第2のターゲットレポートとして出力される。第1の
ターゲットレポートおよび第2のターゲットレポート
は、それぞれ表示器9に入力され、選択的に使用されて
切換表示処理がなされる。
【0065】以上のように、上記構成のSRA方式のレ
ーダ装置では、複合サブアレイ211〜21mによって
反射エコーを受信し、これにより得た受信RF信号をモ
ノパルス給電回路23とデータ記録回路7とに分配供給
する。
【0066】モノパルス給電回路23、受信機3、およ
び測角演算回路5からなる受信系では、複合サブアレイ
211〜21mからの受信RF信号を用いてモノパルス
測角を行なう。
【0067】また、データ記録回路7およびSRA演算
回路8からなる受信系では、目標検出回路4にて検出し
た目標の存在する観測レンジに対応する受信データのみ
を記憶し、このデータに基づいてSRA演算を行なって
高精度な目標位置の検出を行なうようにしている。
【0068】したがって、上記構成のSRA方式のレー
ダ装置によれば、目標の存在する観測レンジより得た受
信データに対してのみ、記憶およびSRA演算を行なう
ようにしているため、測角精度の低下を招くことなく、
迅速にSRA方式の目標測角を行なうことができ、また
大規模な記憶回路を備える必要もない。
【0069】また、上記構成のレーダ装置では、測角速
度の点で有利なモノパルス測角によって求めたターゲッ
トレポートと、測角精度の点で有利なSRA方式によっ
て求めたターゲットレポートとのうち、少なくとも一方
を選択的に利用して目標の位置情報を表示するようにし
ているため、必要に応じた目標位置の検出を行なうこと
ができる。
【0070】ところで、発明者らによって、モノパルス
測角を行なう受信系とSRA方式を用いた受信系とに各
々空中線を設けて反射エコーを受信する構成が考えられ
ているが、上記構成のレーダ装置では、上記2系統の受
信系が共用の空中線(複合サブアレイ211〜21m)
を用いて、反射エコーを受信してそれぞれ測角を行なう
ようにしている。
【0071】このため、この発明によれば、2系統の受
信系に各々空中線を設けた場合に比べ、簡潔な構成とな
り小規模化が図れるとともに、2系統の空中線間に生じ
る干渉の問題が解消される。また、2系統の空中線を用
いる場合には、空中線の設置位置の差による観測精度の
低下の問題が生じるためその補正を行なう手段を必要と
するが、上記構成のレーダ装置では必ずしもそのような
手段を必要としない。
【0072】なお、この発明では、複合サブアレイアン
テナ211の送受信モジュール121〜12nをはじめ
とする複合サブアレイアンテナ212〜21mの送受信
モジュールの配列方法として、シンニング手法を適用す
るようにしてもよい。
【0073】図4は、円形のアンテナ開口面に上記送受
信モジュールを配列したイメージを示すもので、その配
列密度としては例えばテイラー分布などを採用して振幅
分布が中心部から周辺部に向け小さくなるように配列す
る。但し、送受信モジュールの配列には、周期性がない
ように配列する。周期性の無いように配列する。なお図
4の例では、振幅分布が中心部から周辺部に向け小さく
なるようにしている。
【0074】このようにアンテナ開口面にシンニング手
法による配列を適用して送受信モジュールを間引けば、
アンテナ開口面の面積を確保しつつ低サイドローブ化を
図れるとともに、複合空中線2の製造コストや消費電
力、重量の増大を抑えることができる。
【0075】また、上記実施の形態では、複合空中線2
に2系統の受信系が共用する複合サブアレイ211〜2
1mのみを設けるようにしたが、このように全てのサブ
アレイアンテナを共用するのではない。
【0076】例えば図5に示すように複合空中線2に、
2系統の受信系が共用する複合サブアレイ211〜21
mと、モノパルス給電回路23のみに受信RF信号が入
力されるサブアレイ221〜22kを設けるようにして
も、同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0077】そして、このように複合サブアレイ211
〜21mとサブアレイ221〜22kを複合空中線2に
備える場合には、これらの(複合)サブアレイを例えば
図6に示すように互いに同心円を形成するように配列す
る。
【0078】図6に示すサブアレイの配列例は、前述の
図4に示したシンニング手法による間引き配列を採用す
るもので、同心円上の配列密度がほぼ等しくなるように
各サブアレイ(211〜21mおよび221〜22k)
を配列している。
【0079】このようにサブアレイを配列してアンテナ
開口面を形成すれば、各サブアレイで受信される信号の
強度やS/N比がサブアレイ間でばらついてしまうこと
を抑制することができる。上記信号の強度やS/N比に
ばらつきが少なく等間隔に配列されたサブアレイを用い
ることにより、演算が容易で、高精度なSRA演算を行
なうことができる。
【0080】さらに、上記実施の形態では、データ記録
回路7にターゲットエコーの受信データのみを選択的に
記憶するようにしたが、これに限定されるものではな
く、例えばデータ記録回路7は全ての受信データを記憶
し、SRA演算回路8がターゲットエコーの受信データ
のみをデータ記録回路7から読み出してSRA演算を行
なうようにしても、迅速に第2のターゲットレポートを
求めることができる。その他、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能である
ことはいうまでもない。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、送信
用の空中線と、モノパルス測角を行う第1の目標位置検
出手段およびSRA方式の第2の目標位置検出手段とで
複数のサブアレイアンテナを共用し、第1の目標位置検
出手段にて検出した目標位置と第2の目標位置検出手段
にて検出した目標位置とを選択的に用いて、目標位置を
表示手段に表示するようにしているので、迅速かつ高精
度な目標位置検出を簡潔な構成で実現することが可能な
SRA方式のレーダ装置を提供できる。
【0082】また、この発明では、SRA方式の第2の
目標位置検出手段が、複数のサブアレイアンテナの受信
結果のうち、モノパルス測角を行う第1の目標位置検出
手段にて検出した目標の位置情報に対応する受信結果に
対してのみSRA演算を行なって、目標位置を求めるよ
うにしている。
【0083】したがって、この発明によれば、目標の存
在しない位置からの受信結果に対してはSRA演算を行
わず、この演算に要する処理時間を短縮できるので、迅
速かつ高精度な目標位置検出を簡潔な構成で実現するこ
とが可能なSRA方式のレーダ装置を提供できる。
【0084】さらに、この発明では、複数のサブアレイ
アンテナの受信結果のうち、第1の目標位置検出手段に
て検出した目標の位置情報に対応する受信結果に対して
のみを受信データ記憶手段に記憶し、この受信データ記
憶手段に記憶されるデータに対してSRA演算を行ない
目標の位置を求めるようにしている。
【0085】したがって、この発明によれば、少なくと
もSRA方式を含む2系統の受信系による高精度な目標
測角を大容量の記憶回路を備えることなく簡潔な構成で
迅速に行なうことがことが可能なSRA方式のレーダ装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるSRA方式のレーダ装置の一
実施の形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示したSRA方式のレーダ装置の複合サ
ブアレイアンテナの構成を示す回路ブロック図。
【図3】図1に示したSRA方式のレーダ装置の送受信
期間と、データ記録回路に記録する受信データを説明す
るための図。
【図4】図1に示した複合サブアレイアンテナのアンテ
ナ素子のアンテナ開口面における配列イメージを説明す
るための図。
【図5】図1に示したSRA方式のレーダ装置の他の構
成例を示す回路ブロック図。
【図6】図5に示した複合サブアレイおよびサブアレイ
のアンテナ開口面における配列パターンを説明するため
の図。
【図7】従来のSRA方式のレーダ装置の構成を示す回
路ブロック図。
【符号の説明】
1…送信機 11…サーキュレータ 2…複合空中線 211〜21m…複合サブアレイアンテナ 221〜22k…サブアレイアンテナ 23…モノパルス給電回路 111〜11n…アンテナ素子 121〜12n…送受信モジュール 13…サブアレイ分配合成器 14…方向性結合器 3…受信機 4…目標検出回路 5…測角演算回路 7…データ記録回路 8…SRA演算回路 9…表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標からの反射エコーを受信し、この受
    信した信号に対してSRA(Super Resolution Array)
    演算処理を施すことにより目標の位置を求めるSRA方
    式のレーダ装置において、 送信信号を送信するとともに、この送信信号の反射エコ
    ーを受信する複数のサブアレイアンテナと、このサブアレイアンテナの受信結果と前記送信信号の送
    信タイミングとに基づいて目標までの距離を求め、モノ
    パルス測角により目標の位置を検出する第1の目標位置
    検出手段と、 前記複数のサブアレイアンテナの受信結果のうち少なく
    とも一部の受信結果と、前記送信信号の送信タイミング
    とを用いてSRA演算を行ない目標の位置を求める第2
    の目標位置検出手段と、前記第1の目標位置検出手段にて検出した目標の位置
    と、前記第2の目標位置検出手段にて検出した目標の位
    置とのうち、少なくとも一方を選択的に用いて、目標の
    位置情報を表示する表示手段と を具備することを特徴と
    するSRA方式のレーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の目標位置検出手段は、 前記複数のサブアレイアンテナの受信結果のうち少なく
    とも一部の受信結果について、その観測距離を前記送信
    信号の送信タイミングから求め、前記一部の受信結果
    を、求めた観測距離に対応付けて記憶する受信データ記
    憶手段と、 この受信データ記憶手段に記憶される受信結果のうち、
    前記第1の目標位置検出手段の検出した目標の位置と同
    じ前記観測距離に対応する受信結果を用いてSRA演算
    を行ない、目標の位置を求めるSRA演算手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載のSRA方式のレー
    ダ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の目標位置検出手段は、 前記複数のサブアレイアンテナの受信結果のうち少なく
    とも一部の受信結果について、その観測距離を前記送信
    信号の送信タイミングから求め、前記一部の受信結果の
    うち前記観測距離が前記第1の目標位置検出手段の検出
    した目標の距離に対応する受信結果のみを記憶する受信
    データ記憶手段と、 この受信データ記憶手段に記憶される受信結果を用いて
    SRA演算を行ない目標の位置を求めるSRA演算手段
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載のSRA方
    式のレーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記サブアレイアンテナは、前記送信信
    号の位相制御および電力増幅を行ない、受信した信号に
    対しては低雑音増幅および位相制御を行なう送受信モジ
    ュールを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載のSRA方式のレーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のサブアレイアンテナは、それ
    ぞれ前記送受信モジュールが周期性を持たないように間
    引き配列されたシンニング配列であることを特徴とする
    請求項4に記載のSRA方式のレーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のサブアレイアンテナは、互い
    に略同じ密度で前記送受信モジュールがシンニング配列
    されたものであって、同心円を形成するように配列され
    てアンテナ開口を形成することを特徴とする請求項5に
    記載のSRA方式のレーダ装置。
  7. 【請求項7】 同心円を形成するように配列された前記
    複数のサブアレイアンテナを、複数用いて複数の同心円
    を形成するように配列してアンテナ開口を形成すること
    を特徴とする請求項6に記載のSRA方式のレーダ装
    置。
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