JP2980239B1 - 手 袋 - Google Patents

手 袋

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JP2980239B1
JP2980239B1 JP20127098A JP20127098A JP2980239B1 JP 2980239 B1 JP2980239 B1 JP 2980239B1 JP 20127098 A JP20127098 A JP 20127098A JP 20127098 A JP20127098 A JP 20127098A JP 2980239 B1 JP2980239 B1 JP 2980239B1
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finger
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Abstract

【要約】 【課題】 長い爪を傷めずにはめることができる手袋を
提供すること。また、爪を傷つけずに、水仕事や掃除な
どができる手袋を提供すること。 【解決手段】 手袋本体1は、その指部5内面に、滑り
止め部材7を設けた。また、手袋本体1の指部5に指を
挿入したときに指の腹に対応する内面に、滑り止め部材
7を設けた。さらに、手袋本体1の手掌面2と脇面4の
両方、あるいはいずれか一方に、スポンジなどの洗浄部
材6a〜6cを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指の爪を長く伸
ばしたり、付け爪をしたりしている人が、爪を傷付けな
いではめられる手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】爪を長くしたり、付け爪をしたりした人
の手は、爪の長さだけ指の全長が長くなる。しかし、従
来の手袋には、爪の長さを考慮して、通常のものより
も、指の部分を長くしているものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】爪の長い人が、上記の
ような従来の手袋をすると、爪の長さ分、手袋の指の長
さが足りなくなる。そのために、その手袋をしたとき、
どうしても爪を強く圧迫するようになる。その圧迫強さ
によっては、せっかく長くした爪を折ったり、付け爪を
はがしたりすることがあった。このようなことがないよ
うに、手袋を少しずらして、爪の部分にゆとりを持たせ
た状態ではめることも考えられる。このようにずらして
手袋をした状態を示したのが、図7、8である。この図
7からも明らかなように、爪nが指8の先端よりも飛び
出しているため、指8の先端から手袋の指部5の先端ま
で、長さdだけ空いてしまう。そして、爪の長さによっ
ては、上記長さdが、1cm以上、ときには、数cmに
もなることがある。
【0004】つまり、爪を長く伸ばした人が手袋をした
場合には、爪を伸ばしていない人が手袋をした場合と比
べて、長さdの分だけ、手袋に対して、手の方が後退し
てしまうことになる。このように、指先が長さdだけず
れた状態で手袋をはめると、図8に示すように指の股8
aの部分も、長さdだけずれてしまう。このように、手
袋がずれると、手袋から手が抜けてしまいそうになる
し、はめ心地も悪い。だからといって、指が長い、大き
なサイズの手袋をはめたのでは、長さだけでなく、掌の
巾や指部5の太さも大きすぎてしまう。いずれにして
も、手袋が、図7の矢印A方向にずれると、爪nの先端
を手袋が押して、爪nが折れてしまったり、爪nの表面
を擦って傷を付けたりしてしまうことがあった。
【0005】また、爪を長くした人は、洗い物や雑巾が
けなどの水仕事をするときには、その爪を守るために、
ゴム手袋をすることが多い。しかし、ゴム手袋の場合に
は、その作業の性質上、手袋がずれやすい。そのため
に、爪をいっそう傷めやすいという問題があった。さら
に、爪が長いと、指先で物をつまめないので、それらを
指の腹で挟むようにせざるを得ない。しかし、このよう
なつかみ方でスポンジを持っても、力を入れた洗い物な
どできない。
【0006】この発明の目的は、長い爪を傷めずにはめ
ることができる手袋を提供することである。他の目的
は、爪を傷つけずに、水仕事や掃除などができる手袋を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 第1の発明は、手袋本
に指部を備え、これらの指部の先端には、ゆとり部を
設けるとともに、上記指部の内面であって、挿入した指
の腹に対応する部分に、滑り止め部材を設けた点に特徴
を有する。第2の発明は、第1の発明を前提とし、手袋
本体の手掌面と脇面の両方、あるいはいずれか一方に、
スポンジなどの洗浄部材を設けた点に特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】 図1〜図5は第1実施例を示す
もので、水洗い用のゴム手袋の例である。 図1〜図3
は、左手用の手袋本体1であるが、右手用は、左手用と
対称形で、全く同じ構成なので、ここでは省略する。図
1は、手の甲である手背面3側から見た図である。手袋
本体1は、手背面3とこれに向き合う手掌面2と脇面4
とで囲まれ、指部5を設けている。この指部5、爪の
長さ分だけ、通常の手袋の指部より長くし、先端にゆと
り部を設けている。
【0009】また、図2に示す手掌面2の人差し指、中
指、薬指の腹に対応する指部5には、洗浄部材6aを設
けている。また、親指と小指の腹及び脇に対応する指部
5には、洗浄部材6bを設けている。さらに、母子球と
子指球に対応する部分に、洗浄部材6cを設けている。
上記洗浄部材6a〜6cは、スポンジ状のもので、そこ
に洗剤を付けて、洗い物や掃除ができるようにしてい
る。
【0010】 図3に示すように、手袋本体1の手掌
面2の内面2aのうち、指部5の部分には、滑り止め部
材7を形成している。この滑り止め部材7は、複数のゴ
ム製の突起7aからなる。そして、この実施例の滑り止
め部材7は、手袋本体1と一体に成形している。この滑
り止め部材7は、図5に示すように指8の腹に対応する
部分に設けられている。このように滑り止め部材7を設
けたので、手袋をはめたときに、滑り止め部材7に指8
の腹が接触して指8がずれない。したがって、指がずれ
ない位置から、指部5の先端に爪nの長さ分だけ、すな
わち長さdのゆとり部があれば、爪nを傷めることはな
い。
【0011】 次に、この発明の作用を説明する。 ま
ず、手袋本体1に、手を入れ、滑り止め部材7に指8の
腹が当たるようにする。この状態では、指部5の先端に
ゆとり部があるので、図5の断面図のように、指先から
突出している爪nの長さdを確保できる。 上記のよう
に滑り止め部材7に指8の腹が当たっているので、何か
作業をして、手袋本体1に力が作用しても、指部5と指
8とが相対移動しない。したがって、長さdが常に確保
され、爪nを傷めたりしない。
【0012】また、手掌面2に設けた複数のスポンジ状
の洗浄部材6a〜6cに、洗剤を含ませて、この洗浄部
材6a〜6cで食器などを擦って洗うことができる。上
記洗浄部材6a〜6cは、指8の腹や脇、母子球や子指
球に相当する部分に付けられているので、指8の関節を
伸ばしたままでも、力を入れて擦ることができる。この
ように、指8の関節を伸ばしたまま洗浄部材を使えるの
で、爪nが長くても作業の邪魔にならない。邪魔になら
ないということは、爪nに力が作用しないということな
ので、爪nを傷めることがない。
【0013】特に、洗浄部材6aに対応する指部5の内
面には、滑り止め部材7を設けているので、洗浄部材6
aで物を擦っているときには、指8の腹が、上記滑り止
め部材7に押し付けられる。このように、指8が、滑り
止め部材7を押え付けるため、手袋の指部5が、ずれる
ことはほとんどない。このように作業中に指8の押圧力
が作用する部分に滑り止め部材7を設けるとともに、そ
れに対応した位置に洗浄部材を設けているので、押圧力
を利用しながら、滑り止め効果をさらに発揮させること
ができる。したがって、長い爪nの人でも、この手袋を
すれば、爪nを傷つけることなく、しかも、スポンジな
どの洗浄部材を持たずに、洗い物や掃除をすることがで
きる。
【0014】なお、この第1実施例では、滑り止め部材
7を手袋本体1と一体に形成しているが、これは、手袋
本体1とは別に形成して、接着などによって、設けても
かまわない。もちろん、材質も限定されない。例えば、
滑り止め部材7は、ゴムの突起7aの代わりに、表面を
ざらざらにした皮革や、ゴムシートなどを張り付けたも
のでも良い。要するに、指8との間で、適当な摩擦力を
発揮できる部材であれば良い。そして、滑り止め部材7
を指8の腹に対応する部分だけでなく、指部5の手背面
3あるいは指8の周囲などに設ければ、さらに、滑り止
め効果が大きくなる。また、滑り止め部材7を設けた部
分を絞って、締め付けるようにすれば、滑り止め効果は
さらに良くなる。このように滑り止め部材7を設けた部
分で絞っているので、手袋の大きさが多少合わなくて
も、不用意に脱げたりしない。
【0015】 洗浄部材6a〜6cも、いろいろな形態
のものが考えられる。上記実施例のようなスポンジのほ
かにも、ネットや、ブラシなどを設けることもできる。
また、洗浄部材6a〜6cの材質も、不織布、紙、毛
糸、綿、金属など、様々なものを用いることができる。
さらに、洗浄部材6a〜6cの材質を、手袋本体1と
同じにすれば、手袋本体1と一体に形成することもでき
る。上記第1実施例は、ゴム製にしたが、ゴムやビニー
ル以外にも、防水性の材質や撥水加工を施したものを用
いることもできる。
【0016】図6に示す第2実施例は、手袋本体1を布
や皮革製とした防寒用あるいはおしゃれ用の手袋の例で
ある。この手袋は、第1実施例のゴム手袋と同様で、手
掌面2と手背面3と脇面4とで囲まれた手袋本体1から
なる。ただし、水仕事用ではないので、手掌面2や脇面
4に、洗浄部材を設けていない。
【0017】そして、図6のように、手掌面2の内面2
aの各指部5に、手袋本体1とは別の滑り止め部材7を
設けている。この滑り止め部材7は、第1実施例と同様
にその材質は問わない。この手袋は、図5に示した長さ
dのゆとり部を持っていることは第1実施例と同様であ
る。この第2実施例における滑り止め部材7も、第1実
施例と同様に機能するので、例えば、バッグなどを持つ
ために掌を動かしても、指8の先端部分で、手袋がずれ
て、爪nを傷つけてしまうようなことはない。
【0018】
【発明の効果】 第1の発明によれば、指部の先端に、
ゆとり部が有るので、付け爪を付けたり、爪を長く伸ば
したりしていても、爪を傷つけずに手袋をはめることが
できる。 また、指部内面であって、特に、物をつかんだ
り押し付けたりする指の腹部分に、滑り止め部材が接触
するようにしたので、手袋の中で指が滑らない。手袋が
指に対してずれることがないので、指部の先端の、爪を
保護するゆとり部の長さが確保される。したがって、作
業中に爪が手袋に押されて傷つくことがない。第2の発
明によれば、手袋に設けた洗浄部材を用いて、洗い物を
することができるので、手袋と別の洗浄部材を指先で摘
まむ必要がない。したがって、爪に力が作用しない。
また、指の関節を伸ばしたままでも、力を入れて擦るこ
とができる。このように、指の関節を伸ばしたまま洗浄
部材を使えるので、爪が長くても作業の邪魔にならず、
爪に力が作用しない。このように、爪に力が作用しなけ
れば、爪を傷めることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の手袋を手背面側から見た図であ
る。
【図2】第1実施例の手袋を手掌面側から見た図であ
る。
【図3】図1の一部を切り欠いた図である。
【図4】第1実施例の、滑り止め部材の拡大図である。
【図5】第1実施例の指部の断面図である。
【図6】第2実施例の手袋を手背面側から見るととも
に、一部切り欠いた図である。
【図7】従来例の手袋の指部の断面図である。
【図8】従来例の手袋をはめた状態である。
【符号の説明】
1 手袋本体 2 手掌面 3 手背面 4 脇面 5 指部 6a 洗浄部材 6b 洗浄部材 6c 洗浄部材 7 滑り止め部材 8 指
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−73312(JP,U) 実開 昭60−116973(JP,U) 実公 昭47−13547(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A41D 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手袋本体に指部を備え、この指部の先端
    には、ゆとり部を設けるとともに、上記指部の内面であ
    って、挿入した指の腹に対応する部分に、滑り止め部材
    を設けたことを特徴とする手袋。
  2. 【請求項2】 手袋本体の手掌面と脇面の両方、あるい
    はいずれか一方に、スポンジなどの洗浄部材を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の手袋。
JP20127098A 1998-06-30 1998-06-30 手 袋 Expired - Lifetime JP2980239B1 (ja)

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JP6652233B2 (ja) * 2016-03-30 2020-02-19 有限会社景松開発 指カバーの構造及び指先保護カバー

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