JP2979575B2 - 時刻表示装置 - Google Patents

時刻表示装置

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JP2979575B2
JP2979575B2 JP2085697A JP8569790A JP2979575B2 JP 2979575 B2 JP2979575 B2 JP 2979575B2 JP 2085697 A JP2085697 A JP 2085697A JP 8569790 A JP8569790 A JP 8569790A JP 2979575 B2 JP2979575 B2 JP 2979575B2
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起至 大田
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする課題 E課題を解決するための手段(第1図及び第12図) F作用(第1図及び第12図) G実施例 (G1)ビデオテープレコーダの全体構成(第1図) (G2)ビデオテープレコーダの機能ブロツク(第2
図) (G3)ビデオテープの記録フオーマツト(第3図〜第
6図) (G4)ビデオテープレコーダの設定処理(第7図〜第
11図) (G5)時刻表示処理(第1図及び第12図) (G6)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は時刻表示装置に関し、例えばビデオテープレ
コーダに付設されたモニタ上に時刻を表示する際に適用
して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、時刻表示装置において、ユーザが所望とす
る時刻においてのみ当該時刻を表示するようにしたこと
により、一段と有効な時刻表示をすることができる。
C従来の技術 従来の民生用ビデオテープレコーダは、長手方向に延
長するビデオテープ上に複数の番組を録画する場合に
は、各番組の先頭位置に頭出し用信号を記録しておき、
例えばユーザが録画済テープから所望の番組を再生した
い場合には、ビデオテープレコーダを一日サーチモード
に設定してビデオテープを頭出し用信号が再生できる位
置にまで早送りした後、一旦再生モードに切り換えて見
たい番組であるか否かを確認して行くようになされてい
る。
D発明が解決しようとする課題 ところでこの種のビデオテープレコーダにおいては、
所定の時刻表示手段を用いることによつてモニタの表示
画面上に番組映像と共に時刻表示をして時刻を視聴者に
知らせることができれば一段と使い勝手を向上し得ると
考えられる。
ところが表示画面上に常に時刻表示がされていると本
来表示画面上に表示されている番組映像が見ずらくなる
問題があつた。
この問題を解決するための一つの方法として、ユーザ
が自ら時刻表示をオン−オフ切り換えすることによつて
通常は表示画面上に時刻を表示しないようにする方法が
考えられる。
ところがこのような方法によると、ユーザは常に時刻
を気にしながら時刻表示をオン−オフ切り換えするよう
な煩雑な手間を回避し得ず、落ち着いて番組を観賞し得
ない問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、必要な
ときに表示画面上に時刻表示をし得る時刻表示装置を提
案しようとするものである。
E課題を解決するための手段 かかる課題を解決するため本発明においては、計時手
段45と、予め設定された時刻を記憶する記憶手段44と、
計時手段45の時刻が記憶手段44に記憶された設定時刻の
所定時間前から設定時刻までの間であるとき計時手段45
の時刻を表示する表示手段41、42、24、4とを備えるよ
うにする。
F作用 ユーザが予め記憶手段44に所望の設定時刻を記憶し、
計時手段45の時刻が設定時刻の所定時間前から設定時刻
までの間において計時手段45の時刻を表示手段41、42、
24及び4によつて表示することにより、ユーザが知りた
い時刻の所定時間前からユーザが知りたい時刻までの間
においてのみ時刻を表示することができる。
かくするにつきユーザが必要としないときに目障りな
時刻表示を表示させないようにし得る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)ビデオテープレコーダの全体構成 第1図において、1は全体としてビデオテープレコー
ダ(VTR)を示し、映像信号処理部2を介して入力され
る録画映像信号S1をビデオテープレコーダ本体3に供給
することによりこれを録画すると共に、再生映像信号S2
を映像信号処理部2を介して映像出力信号S3としてモニ
タ4に供給する。
これに加えて制御管理データ処理部5が設けられ、リ
モートコントロール制御器6から与えられる入出力情報
信号S4をリモートコントロール送受信器7を介して制御
管理データ処理用中央処理ユニツト(CPU)8に取り込
むことにより、バス9に制御情報S5を送出し、これによ
り映像信号処理部2及びビデオテープレコーダ本体3を
構成する回路要素を制御すると共に、バス10を介して制
御情報S6をビデオテープレコーダ本体3のメカニズム制
御用中央処理ユニツト(CPU)11との間に交信すること
により、ビデオテープレコーダ本体3を構成するメカニ
ズム要素に対する制御信号S7を発生するようになされて
いる。
映像信号処理部2はチユーナ21において受信した受信
映像信号S11、外部の映像信号ソース源の入力ラインか
ら供給される外部ライン映像信号S12及び内部同期回路2
2において発生される内部同期信号S13を入力選択回路23
を通じてスーパーインポーズフエーダ回路24に入力し、
かくしてスーパーインポーズフエーダ回路24の出力端に
録画映像信号S1を得るようになされている。
録画映像信号S1は記録切換回路31を通じて録画回路32
に供給され、記録モード時電磁変換回路33を介して磁気
ヘツド34によつてビデオカセツト35のビデオテープ36に
記録される。
かくしてビデオテープ36に記録された映像信号は再生
モード時磁気ヘツド34、電磁変換回路33を順次介して再
生回路37にピツクアツプされ、再生切換回路38を通じて
再生映像信号S2として映像信号処理部2に送出される。
この再生映像信号S2はさらに出力選択回路39を通じて
映像処理回路40において映像出力信号S3に変換されてモ
ニタ4の表示画面4A上に表示される。
制御管理データ処理部5の制御管理データ処理用CPU8
はリモートコントロール制御器6から入力される入出力
情報信号S4又はVTR用キーボード12から入力される入力
情報信号S8に基づいてROM構成の基礎データメモリ43に
格納されている基礎データ及びRAM構成のレジスタ44に
記憶されている処理データをクロツク回路45のクロツク
信号に基づいてデータ処理することにより、バス9及び
10に制御情報S5及びS6を送出するようになされている。
この実施例の場合、バス9にはカードリーダ46が結合
され、制御管理データ処理用CPU8はカードリーダ46にお
いてICカード47から読み取つた基礎データをレジスタ44
に取り込み得るようになされている。
このようにして制御管理データ処理用CPU8においてデ
ータ処理することによつて得られた処理結果をユーザに
知らせる必要がある場合、制御管理データ処理用CPU8は
制御情報S5の一部の情報としてビデオデイスプレイプロ
セツサ41に画像表示情報信号S14を供給し、当該画像表
示情報信号S14によつてビデオRAM42から読み出した画像
表示信号S15をスーパーインポーズフエーダ回路24に供
給することにより、入力選択回路23から供給される映像
信号S16に対して画像表示信号S15をスーパーインポーズ
してなるスーパーインポーズ出力信号S17を出力選択回
路39を通じて映像処理回路40に供給することにより、モ
ニタ4の表示画面4A上に映像信号に対して文字、キヤラ
クタ、線図等でなる画像信号をスーパーインポーズして
なる映像を表示することにより、ユーザと対話できるよ
うに構成されている。
この実施例の場合制御管理データ処理用CPU8は、モニ
タ4の表示画面4A上に文字、キヤラクタ、線図等でなる
画像を表示させたとき、同じ画像を表す画像信号をリモ
ートコントロール送受信器7から入出力情報信号S4とし
てリモートコントロール制御器6に供給し、これにより
モニタ4の表示画面4Aと同じ画像をリモートコントロー
ル制御器6の表示画面6Aに表示させるようになされてい
る。
ここで制御管理データ処理用CPU8は、制御情報S5の一
部としてビデオテープレコーダ本体3の記録及び再生動
作に関連する書込管理データS25を画像記録用エンコー
ダ51を通じ、さらに記録切換回路31、録画回路32、電磁
変換回路33を順次介してビデオテープ36のビデオ記録ト
ラツクに記録させるようになされ、また当該ビデオ記録
トラツクに書き込まれている管理データを電磁変換回路
33、再生回路37、再生切換回路38を通じて読み取つたと
き、これを画像記録用デコーダ52を介して読出管理デー
タS26としてバス9を介して取り込むことができるよう
になされている。
これに加えてこの実施例の場合、制御管理データ処理
用CPU8は、画像記録用エンコーダ51に与えた書込管理デ
ータS25と同様の書込管理データS27を音声記録用エンコ
ーダ53を通じて電磁変換回路33に供給し、これを磁気ヘ
ツド34を介してビデオテープ36のオーデイオ記録トラツ
クに記録すると共に、ビデオテープ36のオーデイオトラ
ツクに記録された管理データを再生モード時磁気ヘツド
34を介して電磁変換回路33から読み出して音声記録用デ
コーダ54に読み出すことにより、読出処理データS28と
して制御管理データ処理用CPU8に取り込むようになされ
ている。
(G2)ビデオテープレコーダの機能ブロツク 制御管理データ処理用CPU8は第2図に示すような機能
ブロツクに従つてビデオテープレコーダを全体として制
御する。
すなわちCPU8はキーボード12から指令入力を受けたと
き、ブロツクBK1においてインタラプト処理手段として
機能した後、ブロツクBK2においてシステムスケジユー
ル手段及びデータベース保持手段として機能する。この
ときシステムスケジユール手段及びデータベース保持手
段はシステム全体の時系列を管理しながらブロツクBK3
のタイマ予約データベース作成手段との間の交信をして
ブロツクBK4によつて示される人工知能モジユールとし
ての機能と、ブロツクBK5に示す適用処理手段としての
機能とを実行する。
人工知能モジユールBK4においてCPU8は、自然言語シ
ステムBK4Aによつて自然言語で表された指令項目の入力
に従つて自然言語によつて入力された指令内容を判断す
る。
そして当該自然言語による指令内容の仕方に基づいて
習慣学習推論システムBK4Bにおいてユーザの習慣を学
習、推論すると共に、習慣データベース作成システムBK
4Cによつて習慣データベースを作成する。
適用処理手段BK5において、CPU8はモジユール処理手
段BK5Aによつて管理データベースモジユールBK5B、ユー
ザの好みモジユールBK5C、システム設定モジユールKB5D
及びタイマ予約モジユールBK5Eの機能を実行する。
これと共に適用処理手段BK5においてCPU8は、メツセ
ージシステムBK5Fにおいてメツセージの表示処理を実行
すると共に、モニタブロツクBK5Gにおいてモニタ4の表
示処理をする。
かかる人工知能モジユールBK4及び適用処理手段BK5の
処理をするにつきCPU8は共通データエリア処理ブロツク
BK6においてタイマ予約パケツト、フラグ処理等の処理
を実行する。
適用処理手段BK5における処理は、入出力駆動手段BK7
を介して外部機器としてのビデオテープレコーダ本体
3、モニタ4、リモートコントロール送受信器7及びリ
モートコントロール制御器6に結合される。
(G3)ビデオテープの記録フオーマツト ビデオテープ36は第3図に示すように、テープ走行方
向aを斜めに横切るヘツド走査方向bに沿うように形成
された互いに異なるアジマス角を有するビデオ記録トラ
ツクTA及びTBをテープ走行方向aの方向に順次隣接する
ように形成し、このビデオ記録トラツクTA及びTBの突入
側端の外側縁部にビデオテープ36の長手方向に沿うよう
にコントロール信号(CTL)記録トラツクTCTを形成して
コントロール信号CTを記録すると共に、ビデオテープ36
の離脱側縁部に2チヤンネル分のオーデイオ記録トラツ
クCH1及びCH2を形成するようになされている。
ビデオテープ36の記録開始先頭部には所定のトラツク
数分のビデオ記録トラツクTA及びTBに亘つて管理データ
ベースビデオトラツク記録領域FAVVが設けられ、当該管
理データベースビデオトラツク記録領域FAVVに続いて、
各ビデオ記録トラクツTA及びTBにそれぞれ1フイールド
分のビデオ信号を記録してなるビデオ信号記録領域FVD
が形成されている。
管理データベースビデオトラツク記録領域FAVVに属す
る記録トラツクTA及びTBにはそれぞれ第4図に示す構成
の管理データDAVが記録される。
またオーデイオ記録トラツクCH1及びCH2の例えばテー
プトツプ部分における所定のトラツク位置には管理デー
タベースオーデイオトラツク記録領域FAVAが形成され、
この管理データベースオーデイオトラツク記録領域FAVA
に同様にして第4図に示す構成の管理データDAVが記録
される。
管理データDAVはボリユーム情報ブロツクDVM及び番組
情報ブロツクDFRをその順序で記録トラツクの先頭側か
ら順次記録するようになされている。
ボリユーム情報ブロツクDVMはビデオテープレコーダ
本体3に装着されるビデオカセツト35に関する管理情報
でなり、例えば第5図に示すように項目A1〜A15でなる1
35〔バイト〕分のボリユーム情報DVMXとして記録され
る。
項目A1の情報は「フオーマツトバージヨン」を表し、
1〔バイト〕のデータによつて当該管理データDAVのバ
ージヨン数を記録することにより、ビデオカセツト35が
装着されたとき当該フオーマツトバージヨンを識別する
ことにより、古いバージソンの管理データDAVであつて
もこれを処理し得るようにシステムを設定する。
項目A2は「繰り返し記録回数」を表し、例えば1〔バ
イト〕のデータによつて管理データベースオーデイオト
ラツク記録領域FAVAに対して管理データDAVを記録した
とき、その繰り返し記録回数を記録する。かくして管理
データDAVをオーデイオ信号記録方式を用いて記録した
回数を参考資料として記録する。
項目A3は「使用画面数」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつて管理データDAVをビデオカセツト35に
記録する際に使用した画面数(すなわち管理データベー
スビデオトラツク記録領域FAVVが占有する記録トラツク
数を記録し、これによりビデオ信号記録領域FVDの先頭
トラツク位置をシステムが判断し得るようになされてい
る。
項目A4は「使用済番組数」を表し、例えば1〔バイ
ト〕のデータによつてビデオカセツト35に予約又は録画
した番組数、及び録画スペースの有無を記録する。
この実施例の場合第0〜第6ビツトによつて予約又は
記録した番組数を最大限32番組まで記録し得るようにす
ると共に、第7番目のビツトによつて録画スペースがあ
るか(論理「0」によつて表す)又は録画スペースがな
いか(論理「1」によつて表す)を記録する。このよう
にすることにより、ビデオカセツト35のテープ長又は予
約若しくは録画した番組の長さによつて使用済番組数が
最大限32番組未満であつても、録画スペースがない場合
にはこれを第7番目のビツトによつて確認することがで
きる。
項目A5は「生成日時」を表し、例えば5〔バイト〕の
データによつて初めて管理データDAVをビデオカセツト3
5に書き込んだ日時を記録する。
この実施例の場合第1、第2、第3、第4、第5バイ
トにそれぞれ「分」、「時」、「日」、「月」、「年」
を2桁の2進化10進数で記録し、かくして生成日時を表
す項目のボリユーム情報DVMによつてビデオカセツト35
の古さを判断できるようになされている。
項目A6は「更新日時」を表し、例えば5〔バイト〕の
データによつて管理データDAVを変更した日時を記録す
る。
この実施例の場合更新日時データは第1、第2、第
3、第4、第5番目のバイトに順次「分」、「時」、
「日」、「月」、「年」を2進化10進数で記録し、かく
して現在使用されている管理データDAVがいつ変更され
たものであるかを確認できるようになされている。
項目A7は「システムボリユームナンバ」を表し、例え
ば8〔バイト〕のデータによつてビデオカセツト35がい
わゆるシリーズ物である場合に8〔バイト〕のデータを
用いて当該シリーズ番号を記録し、これにより現在装着
したビデオカセツト35がシリーズ物であること及びその
シリーズ番号を確認し得るようになされていると共に、
ビデオテープレコーダ本体3がもつている録画予約情報
にシステムボリユームナンバを付加することによりモニ
タに表示できるようにし、これにより予約録画するビデ
オテープ36をユーザに知らせることができるようになさ
れている。
項目A8は「画面表示色」を表し、例えば2〔バイト〕
のデータによつて例えばリスト表示等をする場合にその
表示色を指定できるようになされ、これによりユーザが
ビデオカセツト35を装着してリスト表示画面を表示させ
たとき、当該表示された画面の色によつてユーザがどの
カセツトを装着したかを直ちに判断できるようになされ
ている。
項目A9は「各種フラグ」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつて複数種類のフラグデータを記録するこ
とができるようになされている。
この実施例の場合第0番目のビツトに「記録禁止」フ
ラグをユーザが記録し得るようになされ、これによりビ
デオカセツト35の記録内容を保存できるようになされて
いる。
また第1ビツトに「フオーマツト済」フラグをシステ
ムによつて入力できるようになされ、これによりビデオ
テープ36の全記録エリアに対して完全にフオーマツト化
がされたか否かを確認できるようになされている。
さらに第2及び第3ビツトによつて番組終了アドレス
の種別を表す「アドレスモード」フラグをシステムによ
つて入力できるようになされ、これによりビデオカセツ
ト35によつて異なるモードで番組終了アドレスが記録さ
れている場合にも、これを確実に検出できるようになさ
れている。
項目A10は「ビデオカセツトの種類」を表し、例えば
2〔バイト〕のデータによつてテープの長さ及びテープ
種類を記録できるようになされている。
この実施例の場合第1バイトにはシステムが自動的に
設定できるようになされ、これに対して第2バイトには
ユーザが必要に応じて設定できるようになされている。
かくしてビデオカセツト35が装着されたとき、そのテー
プの種類及び長さを確認することにより、使用すべきハ
ブ径を確認し得るようになされている。
項目A11は「パスワード」を表し、例えば2〔バイ
ト〕のデータによつて4桁の2進化10進数で表されるパ
スワードをユーザが登録し得るようになされている。
かくしてユーザがパスワードを登録したビデオカセツ
ト35をビデオテープレコーダ本体3に装着したとき、ユ
ーザが当該ビデオカセツト35に登録されたパスワードを
正しく入力できない場合には、ビデオカセツト35の記録
及び再生を禁止し、これによりビデオテープ36の内容を
見ることができないようになされている。
項目A12は「ユーザボリユームナンバ」を表し、例え
ば2〔バイト〕のデータによつてユーザが好みに応じて
ビデオカセツト35にビデオカセツト整理用番号、すなわ
ちボリユーム番号を記録し得るようになされ、かくして
この実施例の場合2進化10進数で数0〜64000の範囲で
ボリユーム番号を付けることができると共に、ビデオテ
ープレコーダ本体3がもつている録画予約情報にユーザ
ボリユームナンバを付加することによりモニタに表示で
きるようにし、これにより予約録画するビデオテープ36
をユーザに知らせることができるようになされている。
項目A13は「再生順序」を表し、例えば32〔バイト〕
のデータによつて最大限32個の番組の再生順序を必要に
応じて記録できるようになされ、これによりいわゆるプ
ログラム再生モードにおいて第1バイト目から第32バイ
ト目までその順序で記録されている番組を順次指定して
再生できるようになされている。
項目A14は「記録順序」を表し、例えば32〔バイト〕
のデータによつて32個の記録順序位置に最大限32個の番
組番号を記録できるようになされている。
かくしていわゆるプログラム再生において第1バイト
目から第32バイト目までその順序で記録された番組番号
の番組を順次プログラム再生できるようになされてい
る。
項目A15は「ボリユームラベル」を表し、例えば40
〔バイト〕のデータによつてユーザが必要に応じてビデ
オカセツト35にタイトル等のラベルを付けることができ
るようになされていると共に、ビデオテープレコーダ本
体3がもつている録画予約情報にボリユームラベルを付
加することによりモニタに表示できるようにし、これに
より予約録画するビデオテープ36をユーザに知らせるこ
とができるようになされている。
この実施例の場合ASCIIコードを使用したとき最大限4
0文字を記録し得、S−JISコードを使用した場合最大20
文字のラベルを記録することができる。
これに対して番組情報ブロツクDFRは第4図に示すよ
うに、ビデオカセツト35のビデオテープ36に録画され又
は録画予約された番組情報に対応するように、第6図に
示すような番組情報DFRXによつて構成されている。
項目B1は「開始アドレス」を表し、例えば3〔バイ
ト〕のデータによつてビデオテープ36の先頭アドレスを
基準にして各番組の開始アドレス値を、ビデオカセツト
35のビデオ信号記録領域FVDに番組が録画された後に、
システムによつて書き込まれる。
この実施例の場合アドレス値のモードとして時刻モー
ド(「秒」、「分」、「時」を2進化10進数で表す)
と、番組番号モード(VASS(VHS)、video address sig
nal search(VHS)規格に基づく番組番号を表す)と、
コントロール信号モード(CTL(β)規格に基づいてCTL
パルス数で表す)とを選択的に適用し得るようになされ
ている。
項目B2は「終了アドレス」を表し、例えば3〔バイ
ト〕のデータによつてビデオテープ36の先頭位置からの
番組終了アドレス値を記録する。
この実施例の場合、番組終了アドレス値は番組開始ア
ドレス値と同様にして時刻モード、番組番号モード、コ
ントロール信号モードを選択し得るようになされてい
る。
項目B3は「各種フラグ」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつて当該番組情報の取扱状態を表す情報を
記録する。
この実施例の場合第0ビツトに「録画済情報」(当該
番組が記録状態にあるか否かを表す)を書き込み、第1
及び第2ビツトに「録画終了ステータス情報」(録画が
終了したときの終了状態を表す)を書き込み、第3ビツ
トに「記録許可フラグ」(記録を禁止すべきか否かを表
す)を書き込み、第4ビツトに「見たかフラグ情報」
(ユーザが当該録画済番組を1度でも見たか否かを表
す)を書き込むようになされている。
項目B4は「システム番組ナンバ」を表し、例えば1
〔バイト〕のデータによつて当該番組に対してシステム
が付けた一連の整理番号を記録する。
この実施例の場合デープの先頭から順次「0」、
「1」、「2」……でなる一連の数字をシステムナンバ
として書き込むようになされている。
項目B5は「番組ナンバ」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつてシリーズ番組(例えば連続ドラマ)の
回数等をユーザが入力できるようになされている。
項目B6は「カテゴリーコード」を表し、例えば1〔バ
イト〕のデータによつて番組内容のカテゴリー(例えば
スポーツ、ニユース、ドラマ等)を記録する。
項目B7は「入力ソース」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつて当該番組を何処から得たかを表す入力
ソースを記録する。
この実施例の場合チユーナ21(第1図)において選局
されるチヤンネル番号、外部ライン映像信号S12の外部
ライン番号がソース内容を表す情報として書き込まれ
る。
項目B8は「記録/動作モード」を表し、例えば1〔バ
イト〕のデータによつてビデオカセツト35に対する記録
モード及び当該記録時の動作モードを書き込む。
この実施例の場合記録モードとして、ビデオカセツト
35が「β方式」、「VHS方式」、又は「8ミリビデオ方
式」のビデオテープレコーダによつて録画された場合
に、その記録モードを書き込むようになされ、β方式の
場合「BIsモード」、「βIIモード」、「βIIIモード」
の種別を書き込み、またVHS方式の場合は「SP方式」、
「LP方式」、「EP方式」の種別を書き込み、また8ミリ
ビデオ方式のとき「SPモード」、「LPモード」の種別を
書き込む。また記録時の動作モードとして例えば「通常
の録画モード」、「予め基準信号だけを書き込むモー
ド」等の種別を書き込むようになされている。
項目B9は「記録開始時刻」を表し、例えば5〔バイ
ト〕のデータによつて予約又は録画済番組の開始時刻を
記録する。
この実施例の場合第1、第2、第3、第4、第5バイ
トに順次「分」、「時」、「日」、「月」、「年」を2
進化10進数によつてユーザが書き込むようになされてい
る。
項目B10は「記録終了時刻」を表し、例えば2バイト
のデータによつて予約又は録画済番組の終了時刻を記録
する。
この実施例の場合第1、第2バイトに「分」、「時」
データを2進化10進数によつて書き込む。
項目B11は「予約録画制御情報」を表し、例えば10
〔バイト〕のデータによつて予約録画実行時にビデオテ
ープレコーダ本体3(第1図)を予約録画動作させると
共に、これと応動動作させるべき周辺機器を制御するた
めの情報を記録する。
項目B12は「タイトル」を表し、例えば40〔バイト〕
のデータによつて当該番組のタイトルを表す文字情報を
ユーザが書き込む。
(G4)ビデオテープレコーダの設定処理 CPU8はリモートコントロール制御器6又はキーボード
12から入力される指令信号に基づいて制御管理データ処
理部5、映像信号処理部2及びビデオテープレコーダ本
体3を第7図、第8図及び第9図に示す処理プログラム
RT0、RT1及びRT31に従つて処理することによりユーザが
指定した動作状態に制御する。
この実施例の場合、リモートコントロール制御器6は
第10図に示すように、ケース表面の操作パネルに液晶板
上にタツチパネルを設けた構成の表示画面6Aを有し、表
示画面6A上に指定項目が一覧表として表示されたとき、
各表示項目を直接押圧操作してクリツク入力することに
よつて当該表示項目に関する指定信号を入力し得るよう
になされている。これに加えて表示画面6A上に表示され
たカーソルを4方向カーソルキー6Bによつて移動させる
ことにより所定の表示項目を指定した後、実行キー6Cを
操作することにより当該表示項目に関する指定信号を入
力し得るようになされている。
さらにリモートコントロール制御器6はノーマル動作
指令キー6D、メニユー表示指令キー6E、管理データモー
ド指令キー6F、予約1及び予約2動作モード指定キー6G
及び6Hを有し、これらのモード指定キーによつてCPU8に
対してビデオテープレコーダ1の動作モードを指定でき
るようになされている。
第7図の入力情報処理プログラムRT0のステツプSP1に
おいてCPU8は電源がオン操作されるのを待ち受け、肯定
結果が得られたときステツプSP2において電源オン操作
が1回目であるか否かの判断をし、1回目であるときス
テツプSP3、SP4及びSP5の処理を順次実行することによ
り「時刻設定します」というメツセージをモニタ4の表
示画面4A及びリモートコントロール制御器6の表示画面
6Aに表示した後、システム設定動作モードにより現在時
刻を設定して「時刻設定しました」の表示を表示画面4A
及び6Aに表示する。
かくしてビデオテープレコーダ1は現在時刻を設定し
た指令待受状態になる。
この指令待受状態はステツプSP2において否定結果が
得られたときにも引き続き保持され、かくして当該指令
待受状態において「管理データベース」、「システム設
定」、「好みの設定」及び「タイマ予約」項目を選択的
に指定操作できる状態になる。
実際上CPU8はこの指令待受状態において、リモートコ
ントロール制御器6(又はキーボード12)においてメニ
ユー表示モード指定キー6Eが操作されたとき、表示画面
6A及び4Aに「管理データベース」、「システム設定」、
「好みの設定」及び「タイマ予約」の動作モード指定表
示をさせることにより、ユーザがその1つの動作モード
をクリツク操作によつて指定できるようになされてい
る。
「管理データベース」モードは、ビデオテープ36(第
3図)の管理データベースビデオトラツク記録領域FAVV
又は管理データベースオーデイオトラツク記録領域FAVA
に対して管理データDAV(第4図)を記録し、又は当該
記録された管理データDAVを用いてビデオテープレコー
ダ本体3を駆動制御する動作モードで、CPU8はステツプ
SP6においてメニユー表示項目のうち「管理データベー
ス」項目がクリツクされたときステツプSP7において管
理データDAVが記録されたテープ(これを管理データテ
ープと呼ぶ)を有するビデオカセツト35がセツトされて
いるか否かを判断し、セツトされているときサブルーチ
ンRT1において管理データベースの各種の処理を実行し
た後、ステツプSP8において管理データベースの内容が
変更されたか否かを判断し、変更されているときステツ
プSP9において管理データベースビデオトラツク記録領
域FAVV又は管理データベースオーデイオトラツク記録領
域FAVAの記録データを変更後の管理データに書き換える
ような処理を実行する。
かくして管理データベースについての処理が終了し、
ステツプSP10において電源がオフになつたか否かを判断
し、否定結果が得られたとき上述の指令待受状態に戻
り、また肯定結果が得られたときステツプSP11において
当該入力情報処理プログラムを終了する。
上述の管理データベースの各種処理ルーチンRT1に入
るとCPU8は、第8図に示すように、ステツプSP21におい
て管理データリストをリモートコントロール制御器6の
表示画面6A及びモニタ4の表示画面4Aに表示した後、指
令待受状態になる。
このとき表示画面上には「ラベル」、「予約取消」、
「オート再生」、「マニユアル予約」、「番組情報確
認」及び「管理データ予約」項目が表示され、これによ
りその1つの項目を指定できるような状態になつてい
る。
ここで「ラベル」項目は管理データDAVのうちボリユ
ーム情報ブロツクDVM又は番組情報ブロツクDFR(第4
図)に含まれるボリユーム情報又は番組情報の1つを選
択して設定できる動作モードを表しており、ステツプSP
22において「ラベル」項目がクリツクされると表示画面
上に「パスワード」、「録画モード」、「テープ種
類」、「カテゴリー」及び「タイトル」項目を表示する
ことにより、その1つの項目を選択できる状態になる。
ここでユーザが「パスワード」項目をクリツクする
と、CPU8はステツプSP23においてボリユーム情報D
VMX(第5図)の項目A11に記録されているパスワードデ
ータをユーザが書き換えることができるようにする。
同様にしてCPU8はステツプSP24において番組情報DFRX
(第6図)の項目B8に記録されている記録/動作モード
を指定してその記録モードデータを書き込むことができ
るようになされている。
またCPU8はステツプSP25においてボリユーム情報DVMX
(第5図)の項目A10に記録されているビデオカセツト
の種類を表すデータのうち、テープ種類データを書き換
えることができるようになされている。
またCPU8はステツプSP26において番組情報DPRX(第6
図)の項目B6に記録されているカテゴリーコードデータ
を書き直すことができるようになされている。
さらにCPU8はステツプSP27において番組情報DPRX(第
6図)の項目B12に記録されているタイトルデータを書
き換えることができるようになされている。
このようにしてCPU8はステツプSP23〜SP27において
「パスワード」項目〜「タイトル」項目のデータを書き
直した後、ステツプSP28において「終了」項目が指定さ
れたとき当該管理データベースの処理を終了してステツ
プSP29から第7図に示す管理データベース処理ループに
戻つてステツプSP8の処理に入る。
これに対して第8図のステツプSP21において管理デー
タリストを表示している指令待受状態において、ユーザ
が「予約取消」項目をクリツクすると、CPU8はステツプ
SP30において当該管理データリストに記録されている全
ての番組予約を取り消す。
またユーザが「オート再生」項目をクリツクすると、
CPU8はステツプSP31においてボリユーム情報DVMX(第5
図)の項目A13の再生順序データを決つた順序で再生し
て必要に応じて書き換えさせる。
またユーザが「マニユアル予約」項目をクリツクする
と、CPU8は順序所定数の番組についてマニユアル設定を
受け付け、これを管理データとして入力する。
ステツプSP30、SP31及びSP32の処理が終了すると、CP
U8は上述のステツプSP28、SP29を通つて管理データベー
ス処理ループ(第7図)に戻る。
またCPU8は第8図のステツプSP21において管理データ
リストを表示する指令待受状態にあるとき、ユーザが
「番組情報確認」項目をクリツクすると、CPU8はステツ
プSP33の処理に入つてステツプSP34において表示画面の
表示を切り換えて、ステツプSP35、又はSP36、又はSP3
7、又はSP38においてボリユーム情報DVMX(第5図)及
び番組情報DPRX(第6図)の「記録許可」項目、「見た
かフラグ」項目、「カテゴリー」項目、「タイトル」項
目の記録内容を確認又は書き換えることができるような
表示モードになる。
この実施例の場合「記録許可」項目、「見たかフラ
グ」項目、「カテゴリー」項目及び「タイトル」項目の
データとして所定の絵表示、すなわちキヤラクタが用い
られており、これにより比較的狭い表示面積によつて複
数の予約番組について記録されている情報の確認及び変
更をなし得るようになされている。
かくしてステツプSP35〜SP38の処理が終了すると、CP
U8はステツプSP28、SP29を介して管理データベース処理
ループ(第7図)に戻る。
さらに管理データリストを表示している指令待受状態
において、ユーザが「管理データ予約」項目をクリツク
すると、CPU8は管理データサブルーチンRT3に入つてそ
の処理手順の一部を構成する第9図に示すような予約モ
ードを切り換えるための管理データ予約処理手順RT31を
実行する。
このときCPU8はステツプSP41においてユーザに対して
タイマ予約モードを選択させる。
この実施例の場合管理データの指定項目をユーザに指
定選択させるために提示できる指定項目一覧表として、
第11図に示すように、指定項目を自然言語を用いて表わ
す言葉入力項目でなる言葉指定項目一覧表TBLと、通常
のように指定項目をローマ字、数字、記号などのグラフ
イツク要素を用いて表すグラフイツク入力項目でなるグ
ラフイツク指定項目一覧表とが用意され、CPU8はステツ
プSP41において、使用しようとする予約画面として言葉
入力又はグラフイツク入力のいずれか一方をユーザに選
択指定させる。
その結果言葉入力が選択された場合、CPU8はステツプ
SP2に移つて言葉指定項目一覧表TBLを表示画面に表示さ
せてユーザが指定操作した言葉入力項目に対応するデー
タをレジスタ44に取り込む。
これとは逆にグラフイツク入力が選択された場合、CP
U8はステツプSP43に移つてグラフイツク指定項目一覧表
を表示画面上に表示させてユーザが指定操作したグラフ
イツク入力項目に対応するデータをレジスタ44に取り込
む。
かくしてユーザの指定入力操作が終了すると、CPU8は
管理データ予約入力処理を終了して第8図の管理データ
ベースの処理ループに戻る。
このときCPU8は続いて「登録」項目、「変更」項目及
び「照会」項目を表示画面上に表示し、ステツプSP51、
SP52及びSP53においてユーザが当該「登録」項目、又は
「変更」項目、又は「照会」項目をクリツクすることに
よりこれを実行する処理に入る。
ここでCPU8はクリツクされた項目の処理をするにつ
き、ステツプSP54、SP55及びSP56においてそれぞれカレ
ンダ予約表、1週間予約表、1日予約表をユーザの選択
に応じて表示し得るようになされ、当該カレンダ予約
表、又は1週間予約表、又は1日予約表上に予約番組の
開始時刻及び又は終了時刻を書き込ませるようになされ
ている。
かかる処理が済むとCPU8は、上述のステツプSP28にお
いて当該管理データベースの処理プログラムを終了し、
ステツプSP29から管理データベース処理ループ(第7
図)に戻る。
以上は第7図の初期指令待受状態において、ステツプ
SP6において「管理データベース」項目をクリツクする
ことよつて管理データをビデオテープ上に記録、変更、
確認する処理であるが、当該初期指令待受状態において
その他の指定項目、すなわち「システム設定」項目、又
は「好みの設定」項目、又は「タイマ予約」項目をユー
ザがクリツクした場合には、CPU8はビデオテープレコー
ダ1の各部の動作条件を設定する処理を実行する。
すなわち第7図のステツプSP61においてユーザが「シ
ステム設定]をクリツクすると、表示画面上には「現在
時刻」項目、「おやすみタイマ」項目、「録画モード」
項目、「ノイズ消去」項目、「BSオンライン」項目、
「オートセツト」項目、「チユーナプリセツト」項目及
び「ライン入力」項目が表示され、これらの項目をそれ
ぞれステツプSP62、SP63、SP64、SP65、SP66、SP67、SP
68又はSP69においてクリツクすることによりシステムの
各部の動作条件を設定することができ、かかる設定処理
を終了したときCPU8は当該システム設定処理ループの処
理を終了して上述のステツプSP10に移る。
これに対してCPU8がステツプSP71において「好みの設
定」項目をクリツクすると、表示画面上には「画面表
示」項目、「管理データベース」項目、「ユーザセツ
ト」項目、「キヤラクタ」項目、「タイマ予約」項目、
「ユーザレベル」項目、「メツセージ」項目及び「音
声」項目が表示画面上に表示され、これらの項目がそれ
ぞれステツプSP72、SP73、SP74、SP75、SP76、SP77、SP
78又はSP79においてクリツクされたときCPU8は当該各項
目の処理を実行し、当該処理を終了したとき上述のステ
ツプSP10に移る。
さらに初期指令待受状態において、ユーザが続くステ
ツプSP81において、「タイマ予約」項目をクリツクする
と、CPU8は表示画面上に「登録」項目、「変更」項目及
び「照会」項目を表示し、ユーザがステツプSP82、SP83
又はSP84において各項目をクリツクすると、表示画面上
に「カレンダ予約表」項目、「1週間予約表」項目及び
「1日予約表」項目が表示された状態になる。続いてそ
の1つをユーザが指定すると、CPU8はステツプSP85、SP
86又はSP87においてそれぞれカレンダ予約表、又は1週
間予約表、又は1日予約表を表示させることにより当該
予約表を利用して番組の予約をさせる。
かくしてCPU8は当該タイマ予約処理ループの処理を終
了すると、上述のステツプSP10に移る。
このようにしてCPU8は第7図の入力情報処理プログラ
ムRT0を実行することにより、ユーザが入力した入力デ
ータに基づいてビデオテープレコーダ本体3を確実に制
御することができる。
(G5)時刻表示処理 ビデオテープレコーダ1において、クロツク回路45、
レジスタ44、ビデオデイスプレイプロセツサ41、ビデオ
RAM42及びスーパーインポーズフエーダ回路24によつて
時刻表示手段が構成され、ユーザは当該ビデオテープレ
コーダ1に対して時刻表示モードを設定することによ
り、モニタ4の表示画面4A上において必要なときだけ時
刻表示をすることができるようになされている。
すなわち第7図に示す入力情報処理ルーチンRT0にお
いてユーザが「好みの設定」項目をクリツク入力する
と、制御管理データ処理用CPU8はステツプSP71において
「好みの設定」モードに入り、さらに「画面表示」項目
をクリツク入力すると表示画面4A上に時計を表す絵表示
を表示するか否かを設定することができる設定メニユー
が表示される。
ここでユーザは「時計表示をする」指示を入力した
後、例えば「10時10分になると表示する」といつた指示
を入力すると、CPU8は当該指示内容をレジスタ44に格納
する。
従つてCPU8はレジスタ44に記憶された時計表示指定時
間(10時10分)がクロツク回路45(第1図)から出力さ
れる現在時刻と一致するか否かを所定の時間間隔ごとに
判断し、一致したとき、ビデオデイスプレイプロセツサ
41を介してビデオRAM42に当該時刻を表す時計表示デー
タを書き込んだ後、ビデオデイスプレイプロセツサ41が
当該ビテオRAM42から所定のタイミングで時計表示デー
タを読み出し、これを画像表示信号S15に変換してスー
パーインポーズフエーダ回路24に送出する。
このときCPU8はスーパーインポーズフエーダ回路24を
制御することにより、映像信号S16に対して当該画像表
示信号S15をスーパーインポーズしてなるスーパーイン
ポーズ出力信号S17を出力選択回路39を介して映像処理
回路40に出力し、モニタ4の表示画面4Aにおいてこれを
表示することにより、ビデオテープ36から再生された録
画番組又はチユーナ21において受信された放送番組の映
像に第12図に示すような「10時10分」を表す時計の絵表
示CLOCKを重ねて表示する。
かくしてユーザは当該絵表示CLOCKによつて現在の時
刻を知ることができる。
さらにCPU8は所定時間が経過するとスーパーインポー
ズフエーダ回路24を制御することによつて表示画面4A上
の絵表示CLOKCを消すことにより、ユーザは予め設定し
た時刻においてのみ表示画面4A上において当該時刻を知
ることができる。
従つて表示画面4A上においては、ユーザが予め設定し
た時刻以外には絵表示CLOCKが表示されないことによ
り、表示画面4A上に表示されている録画番組又は放送番
組の映像を見るにつき、当該絵表示CLOCKによつて映像
画面が見ずらくなることを回避することができる。
以上の構成によれば、ユーザが予め設定した時刻にお
いてのみ表示画面4A上に当該時刻を表す時計の絵表示CL
OCKを所定時間だけ表示するようにしたことにより、録
画番組又は放送番組の視聴を妨げない範囲でユーザの所
望とする時刻において、当該時刻をユーザに知らせるこ
とができる。
(G6)他の実施例 (1) 上述の実施例においては、「10時10分」に当該
時刻を表示する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、他の種々の時刻において表示することができ
る。
(2) 上述の実施例においては、「10時10分になると
表示する」といつた指示に基づいて時刻を表示する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば「毎
時○○分になると表示する」といつた指示又は「○○分
間隔で表示する」といつた指示に基づいて毎時指定され
た時刻又は指定された時間間隔で時刻を表示する等、他
の種々の方法を用いても良い。
(3) 上述の実施例においては、予め指定された時刻
になるとこれを表示する場合について述べたが、これに
代え、例えば「10時09分」から「10時10分」を過ぎるま
でこの時刻経過を時計の絵表示によつて表す等、指定さ
れた時刻の所定時間前から表示画面上に時刻表示をする
ようにしても良い。
(4) 上述の実施例においては、映像画面上に時計の
絵表示CLOCKをスーパーインポーズして表示する場合に
ついて述べたが、表示方法はこれに限らず、例えば徐々
に時計の絵表示CLOCKを表示して行くようないわゆるフ
エードインの手法及び表示された絵表示CLOCKを徐々に
消して行くいわゆるフエードアウトの手法を用いてこれ
を表示するようにしても良い。
(5) 上述の実施例においては、時計の絵表示として
第12図に示す絵表示CLOCKを用いた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば「10:10」のような
表示方法を用いる等、要は時刻を表示するものであれば
良い。
(6) 上述の実施例においては、モニタ4の表示画面
4Aの右上隅に絵表示CLOCKを表示する場合について述べ
たが、表示位置及びサイズはこれに限らず、表示画面4A
上の他の種々の位置及び種々のサイズでこれを表示し得
る。
(7) 上述の実施例においては、時刻を可視表示する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音声等
によつてこれを示すようにしても良い。
(8) 上述の実施例においては、本発明をビデオテー
プレコーダに適用した場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば光磁気記録媒体に映像信号を記録
するようになされた記録再生装置、さらにはラジカセの
ようにオーデイオ信号を録音するような場合等、他の種
々の記録再生装置の表示部に時刻を表示させる際に広く
適用し得る。
(9) 上述の実施例においては、記録媒体に映像信号
を記録、再生するようになされた記録再生装置に本発明
を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば時刻表示機能を有するモニタにおいても本発
明を適用し得る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、ユーザが所望とする時
刻の所定時間前からユーザが所望とする時刻までの間に
おいてのみ時刻を表示するようにしたことにより、番組
の表示を妨げることなく有効に時刻を表示することがで
きる。
かくするにつき一段と使い勝手の良い時刻表示装置を
実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による時刻表示装置を含んでなるビデオ
テープレコーダの全体構成を示すブロツク図、第2図は
その機能ブロツクを示すブロツク図、第3図はビデオテ
ープ上の記録フオーマツトを示す略線図、第4図〜第6
図は管理データベースの構成を示す略線図及び図表、第
7図はビデオテープレコーダの入力情報処理手順を示す
フローチヤート、第8図及び第9図はその管理データベ
ースの処理手順を示すフローチヤート、第10図はリモー
トコントロール制御器の構成を示す正面図、第11図は言
葉指定項目一覧表の構成を示す図表、第12図は表示画面
上に表示された時刻表示用の絵表示を示す略線図であ
る。 1……ビデオテープレコーダ、2……映像信号処理部、
3……ビデオテープレコーダ本体、4……モニタ、5…
…制御管理データ処理部、6……リモートコントロール
制御器、8……制御管理データ処理用中央処理ユニツト
(CPU)、12……キーボード、32……録画回路、33……
電磁変換回路、35……ビデオカセツト、36……ビデオテ
ープ、37……再生回路、CLOCK……絵表示。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西垣 哲男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−250783(JP,A) 特開 昭60−225967(JP,A) 特開 昭55−22105(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04G 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計時手段と、 予め設定された時刻を記憶する記憶手段と、 上記計時手段の時刻が上記記憶手段に記憶された設定時
    刻の所定時間前から上記設定時刻までの間であるとき上
    記計時手段の時刻を表示する表示手段と を具えることを特徴とする時刻表示装置。
JP2085697A 1990-03-31 1990-03-31 時刻表示装置 Expired - Lifetime JP2979575B2 (ja)

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