JP2949749B2 - 番組予約装置 - Google Patents

番組予約装置

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JP2949749B2
JP2949749B2 JP1086790A JP1086790A JP2949749B2 JP 2949749 B2 JP2949749 B2 JP 2949749B2 JP 1086790 A JP1086790 A JP 1086790A JP 1086790 A JP1086790 A JP 1086790A JP 2949749 B2 JP2949749 B2 JP 2949749B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第12図〜第15図) F作用(第12図〜第15図) G実施例 (G1)ビデオテープレコーダの全体構成(第1図) (G2)ビデオテープレコーダの機能ブロツク(第2
図) (G3)ビデオテープの記録フオーマツト(第3図〜第
6図) (G4)ビデオテープレコーダの設定処理(第7図〜第
10図) (G5)管理データの言葉入力項目による予約(第11
図) (G6)予約番組の画面表示(第7図、第10図〜第15
図) (G7)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は番組予約装置に関し、特にビデオテープレコ
ーダ、いわゆるラジカセ等の民生用電子機器に適用して
好適なものである。
B発明の概要 本発明は、1月分、1週間分及び1日分の予約登録状
態を表す第1、第2及び第3の一覧表をそれぞれ表示画
面上に表示する際に、第1、第2及び第3の一覧表にそ
れぞれ、横方向に一列に時間目盛表示子を配列表示する
と共に、当該時間目盛表示子上に登録番組表示子(ノー
マル表示子と管理データ表示子とでなる)を重ねて表示
することによりその時間帯に番組の予約登録がされてい
ることを表すようにし、また、第1の一覧表(又は第2
の一覧表)を表示している第1の表示状態(又は第2の
表示状態)においてユーザが週番号表示領域(又は日付
番号表示領域)を指定操作したときこれに応動して第2
の一覧表(又は第3の一覧表)に表示状態を切り換える
ことができるようにしたことにより、1月分にわたる期
間について番組の予約登録状態を、月、週及び日ごとに
ユーザが容易にかつ確実に確認し得る。
C従来の技術 この種の民生用電子機器、例えばビデオテープレコー
ダにおいては、ユーザが録画したい1つ又は複数の番組
をプログラムタイマを用いて予約録画できるようにする
と共に、当該予約登録された情報を用いて一段と高度な
機能を実行できるようにするような工夫がされている。
D発明が解決しようとする問題点 ところがこの種の従来のビデオテープレコーダにおい
ては、予約登録した番組についての予約登録情報を表示
したり、変更したり、取消したりしようとする場合に、
予約情報を表示画面上に表示するにつき一般に文字、数
字、記号によつて予約情報の内容を表すようになされて
おり、実用上その内容を読み取り難い問題があつた。
特に高度な多機能化した場合には登録情報量及び種類
が格段的に多くなるので、読み取り難さが累加的に高ま
る傾向にある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ユーザ
が予約情報を容易かつ正確に読み取ることができるよう
にした番組予約装置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、予約
登録した1つ又は複数の番組の予約登録状態を、表示画
面4A、6A上に第1、第2及び第3の一覧表DIP1、DIP2及
びDIP3として表示する番組予約表示装置であつて、
(a)第1の一覧表DIP1は、1月分の予約登録状態を表
すもので、それぞれ日付表示子「20」、「21」……「1
8」を有する7曜分の日付表示領域を、1週間分、横方
向に一列に配列することにより週予約表示欄を形成する
と共に、縦方向に1月分の週予約表示欄を順次1週分ず
つ週番号表示領域「1週」〜「5週」を付して配列する
ことにより、各日付表示領域をカレンダ表示形態で配列
表示し、週予約表示欄に、7曜分の日付表示領域を貫通
するように横方向に一列の第1の時間目盛表示子KTIME
を配列することにより、各日付表示領域について、予約
登録が可能な単位予約時間帯を配列表示し、各日付表示
領域において、第1の時間目盛表示子KTIME上に、番組
を予約登録したことを表す登録番組表示子KTOKUを重ね
て表示することにより、当該各日付表示領域に付された
日付表示子「20」、「21」……「18」の日において、登
録番組表示子KTOKUが付された時間目盛表示子KTIMEによ
つて表される時間帯に、番組の予約登録がされているこ
とを表し、(b)第2の一覧表DIP2は、1週間分の予約
登録状態を表すもので、横方向に一列に第2の時間目盛
表示子KTIMEを配列することにより、一日分の時間につ
いて、予約登録が可能な単位予約時間帯を配列表示した
日予約表示欄を形成すると共に、縦方向に1週間分の日
付予約表示欄を順次1日分ずつ日付表示子を有する日付
番号表示領域「18(日)」〜「24(土)」を付して配列
し、各日予約表示欄において、第2の時間目盛表示子K
TIME上に、番組を予約登録したことを表す登録番組表示
子KTOKUを重ねて表示することにより、当該登録番組表
示子KTOKUが付された時間目盛表示子KTIMEによつて表さ
れる時間帯に、番組の予約登録がされていることを表
し、(c)第3の一覧表DIP3は、1日分の予約登録状態
を表すもので、横方向に一列の第3の時間目盛表示子K
TIMEを配列することにより、一日を複数の時間帯に分割
してなる各分割時間帯について、予約登録が可能な単位
予約時間帯を配列表示した分割時間帯予約表示欄「午前
(AM)」、「午後(PM)」を形成すると共に、縦方向に
複数の分割時間帯に対応する分割時間帯予約表示欄「午
前(AM)」、「午後(PM)を配列し、各分割時間帯予約
表示欄「午前(AM)」、「午後(PM)」において、第3
の時間目盛表示子KTIME上に、番組を予約登録したこと
を表す登録番組表示子KTOKUを重ねて表示することによ
り、当該登録番組表示子KTOKUが付された時間目盛表示
子KTIMEによつて表される時間帯に、番組の予約登録が
されていることを表し、第1の一覧表DIP1を表示画面4
A、6A上に表示している第1の表示状態において、ユー
ザが週番号表示領域「1週」〜「5週」を指定操作した
とき、これに応動して第2の一覧表DIP2を表示する第2
の表示状態に表示画面4A、6A上の表.を切り換え、第2
の一覧表DIP2を表示する第2の表示状態において、ユー
ザが日付番号表示領域「18(日)」〜「24(土)」を指
定操作したとき、これに応動して第3の一覧表DIP3を表
示する第3の表示状態をに表示画面4A、6A上の表示を切
り換えるようにする。
また、本発明においては、これに加えて、登録番組表
示子KTOKUは、予約登録する情報が通常の番組であるこ
とを表すノーマル表示子「ノーマル」と、予約登録する
情報が番組の記録再生動作を管理するための管理データ
であることを表す管理データ表示子「管理データ」を用
いる。
F作用 1月分、1週間分及び1日分の予約登録状態を表す第
1、第2及び第3の一覧表DIP1、DIP2及びDIP3をそれぞ
れ表示画面4A、6A上に表示する際に、第1、第2及び第
3の一覧表DIP1、DIP2及びDIP3にそれぞれ、横方向に一
列に時間目盛表示子KTIMEを配列表示すると共に、当該
時間目盛表示子KTIME上に登録番組表示子KTOKU(ノーマ
ル表示子「ノーマル」と管理データ表示子「管理デー
タ」とでなる)を重ねて表示することによりその時間帯
に番組の予約登録がされていることを表すようにし、ま
た、第1の一覧表DIP1(又は第2の一覧表DIP2)を表示
している第1の表示状態(又は第2の表示状態)におい
てユーザが週番号表示領域「1週」〜「5週」(又は日
付番号表示領域「18(日)」〜「24(土)」)を指定操
作したときこれに応動して第2の一覧表DIP2(又は第3
の一覧表DIP3)に表示状態を切り換えることができるよ
うにしたことにより、1月分にわたる期間について番組
の予約登録状態を、月、週及び日ごとにユーザが容易に
かつ確実に確認し得る。
G実施例 以下図面について、本発明をビデオテープレコーダに
適用した場合の一実施例を詳述する。
(G1)ビデオテープレコーダの全体構成 第1図において、1は全体としてビデオテープレコー
ダ(VTR)を示し、映像信号処理部2を介して入力され
る録画映像信号S1をビデオテープレコーダ本体3に供給
することによりこれを録画すると共に、再生映像信号S2
を映像信号処理部2を介して映像出力信号S3としてモニ
タ4に供給する。
これに加えて制御管理データ処理部5が設けられ、リ
モートコントロール制御器6から与えられる入出力情報
信号S4をリモートコントロール送受信器7を介して制御
管理データ処理用中央処理ユニツト(CPU)8に取り込
むことにより、バス9に制御情報を送出し、これにより
映像信号処理部2及びビデオテープレコーダ本体3を構
成する回路要素を制御すると共に、バス10を介して制御
情報S6をビデオテープレコーダ本体3のメカニズム制御
用中央処理ユニツト11との間に受渡しすることにより、
ビデオテープレコーダ本体3を構成するメカニズム要素
に対する制御信号S7を発生するようになされている。
映像信号処理部2はチユーナ21において受信した受信
映像信号S11、外部の映像信号ソース源の入力ラインか
ら供給される外部映像信号S12及び内部同期回路22にお
いて発生される内部同期信号S13を入力選択回路23を通
じてスーパーインポーズフエーダ回路24に入力し、かく
してスーパーインポーズフエーダ回路24の出力端に録画
映像信号S1を得るようになされている。
録画映像信号S1は記録切換回路31を通じて録画回路32
に供給され、記録モード時電磁変換回路33を介して磁気
ヘツド34によつてビデオカセツト35のビデオテープ36に
記録される。
かくしてビデオテープ36に記録された映像信号は再生
モード時磁気ヘツド34、電磁変換回路33を順次介して再
生回路37にピツクアツプされ、再生切換回路38を通じて
再生映像信号S2として映像信号処理部2に送出される。
この再生映像信号S2はさらに出力選択回路39を通じて
映像処理回路40において映像出力信号S3に変換されてモ
ニタ4の表示画面4A上に表示される。
制御管理データ処理部5の制御管理データ処理用CPU8
はリモートコントロール制御器6から入力される入出力
情報信号S4又はVTR用キーボード12から入力される入力
情報信号S8に基づいてROM構成の基礎データメモリ43に
格納されている基礎データ及びRAM構成のレジスタ44に
記憶されている処理データをクロツク回路45のクロツク
信号に基づいてデータ処理することにより、バス9及び
10に制御情報S5及びS6を送出するようになされている。
この実施例の場合、バス9にはカードリーダ46が結合
され、制御管理データ処理用CPU8はカードリーダ34にお
いてICカード47から読み取つた基礎データをレジスタ44
に取り込み得るようになされている。
このようにして制御管理データ処理用CPU8においてデ
ータ処理することによつて得られた処理結果をユーザに
知らせる必要がある場合、制御管理データ処理用CPU8は
制御情報S5の一部の情報としてビデオデイスプレイプロ
セツサ41に画像表示情報信号S14を供給し、当該画像表
示情報信号S14によつてビデオRAM42から読み出した画像
表示信号S15をスーパーインポーズフエーダ回路24に供
給することにより、入力選択回路23から供給される映像
信号S16に対して画像表示信号S15をスーパーインポーズ
してなるスーパーインポーズ出力信号S17を出力選択回
路39を通じて映像処理回路40に供給することにより、モ
ニタ4の表示画面4A上に映像信号に対して文字、キヤラ
クタ、線図等でなる画像信号をスーパーインポーズして
なる映像を表示することにより、ユーザと対話できるよ
うに構成されている。
この実施例の場合制御管理データ処理用CPU8は、モニ
タ4の表示画面4A上に文字、キヤラクタ、線図等でなる
画像を表示させたとき、同じ画像を表す画像信号をリモ
ートコントロール送受信器7から入出力情報信号S4とし
てリモートコントロール制御器6に供給し、これにより
モニタ4の表示画面4Aと同じ画像を表示画面6Aに表示さ
せるようになされている。
ここで制御管理データ処理用CPU8は、制御情報S5の一
部としてビデオテープレコーダ本体3の記録及び再生動
作に関連する書込管理データS25を画像記録用エンコー
ダ51を通じ、さらに記録切換回路31、録画回路32、電磁
変換回路33を順次介してビデオテープ36のビデオ記録ト
ラツクに記録させるようになされ、また当該ビデオ記録
トラツクに書き込まれている管理データを電磁変換回路
33、再生回路37、再生切換回路38を通じて読み取つたと
き、これを画像記録用デコーダ52を介して読出管理デー
タS26としてバス9を介して取り込むことができるよう
になされている。
これに加えてこの実施例の場合、制御管理データ処理
用CPU8は画像記録用エンコーダ51に与えた書込管理デー
タS25と同様の書込管理データS27を音声記録用エンコー
ダ53を通じて電磁変換回路33に供給し、これを磁気ヘツ
ド34を介してビデオテープ36のオーデイオ記録トラツク
に記録すると共に、ビデオテープ36のオーデイオトラツ
クに記録された管理データは再生モード時磁気ヘツド34
を介して電磁変換回路33から読み出されて音声記録用デ
コーダ54に取り出され、これが読出処理データS28とし
て制御管理データ処理用CPU8に取り出されるようになさ
れている。
(G2)ビデオテープレコーダの機能ブロツク 制御管理データ処理用CPU8は第2図に示すような機能
ブロツクに従つてビデオテープレコーダを全体として制
御する。
すなわちCPU8はキーボード12から指令入力を受けたと
き、ブロツクBK1においてインタラプト処理手段として
機能した後、ブロツクBK2においてシステムスケジユー
ル手段及びデータベース保持手段として機能する。この
ときシステムスケジユール手段及びデータベース保持手
段はシステム全体の時系列を管理しながらブロツクBK3
のタイマ予約データベース作成手段との間の交信をして
ブロツクBK4によつて示される人工知能モジユールとし
ての機能と、ブロツクBK5に示す適用処理手段としての
機能とを実行する。
人工知能モジユールBK4においてCPU8は、自然言語シ
ステムBK4Aによつて自然言語で表された指令項目の入力
に従つて自然言語によつて入力された指令内容を判断す
る。
そして当該自然言語による指令内容の仕方に基づいて
習慣学習推論システムBK4Bにおいてユーザの習慣を学
習、推論すると共に、習慣データベース作成システムBK
4Cによつて習慣データベースを作成する。
適用処理手段BK5において、CPU8はモジユール処理手
段BK5Aによつて管理データベースモジユールBK5B、ユー
ザの好みモジユールBK5C、システム設定モジユールBK5D
及びタイマ予約モジユールBK5Eの機能を実行する。
これと共に適用処理手段BK5においてCPU8は、メツセ
ージシステムBK5Fにおいてメツセージの表示処理を実行
すると共に、モニタブロツクBK5Gにおいてモニタ4の表
示処理をする。
かかる人工知能モジユールブロツクBK4及び適用処理
ブロツクBK5の処理をするにつきCPU8は共通データエリ
ア処理ブロツクBK6においてタイマ予約パケツト、フラ
グ処理等の処理を実行する。
適用処理手段BK5における処理は、入出力駆動手段BK7
を介して外部機器としてのビデオテープレコーダ本体
3、モニタ4、リモートコントロール送受信器7及びリ
モートコントロール制御器6に結合される。
(G3)ビデオテープの記録フオーマツト ビデオテープ36は第3図に示すように、テープ走行方
向aを斜めに横切るヘツド走査方向bに沿うように形成
された互いに異なるアジマス角を有するビデオ記録トラ
ツクTA及びTBをテープ走行方向aの方向に順次隣接する
ように形成し、このビデオ記録トラツクTA及びTBの突入
側端の外側縁部にコントロール信号CTを記録すると共
に、ビデオテープ36の離脱側縁部に2チヤンネル分のオ
ーデイオ記録トラツクCH1及びCH2を形成するようになさ
れている。
ビデオテープ36の記録開始先頭部には所定のトラツク
数分のビデオ記録トラツクTA及びTBに亘つて管理データ
ベースビデオトラツク記録領域FAVVが設けられ、当該管
理データベースビデオトラツク記録領域FAVVに続いて、
各ビデオ記録トラツクTA及びTBにそれぞれ1フイールド
分のビデオ信号を記録してなるビデオ信号記録領域FVD
が形成されている。
管理データベースビデオトラツク記録領域FAVVに属す
る記録トラツクTA及びTBにはそれぞれ第4図に示す構成
の管理データDAVが記録される。
管理データDAVはボリユーム情報ブロツクDVM及び番組
情報ブロツクDPRをその順序で記録トラツクTA及びTBの
先頭側から順次記録するようになされている。
ボリユーム情報ブロツクDVMはビデオテープレコーダ
本体3に装着されるビデオカセツト35に関する管理情報
でなり、例えば第5図に示すように項目A1〜A15でなる1
35〔バイト〕分のボリユーム情報DVMXとして記録され
る。
項目A1の情報は「フオーマツトバージヨン」を表し、
1〔バイト〕のデータによつて当該管理データDAVのバ
ージヨン数を記録することにより、ビデオカセツト35が
装着されたとき当該フオーマツトバージヨンを識別する
ことにより、古いバージヨンの管理データDAVであつて
もこれを処理し得るようにシステムを設定する。
項目A2は「繰り返し記録回数」を表し、例えば1〔バ
イト〕のデータによつて管理データベースオーデイオト
ラツク記録領域FAVAに対して管理データDAVを記録した
とき、その繰り返し記録回数を記録する。かくして管理
データDAVをオーデイオ信号記録方式を用いて記録した
回数を参考資料として記録する。
項目A3は「使用画面数」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつて管理データDAVをビデオカセツト35に
記録する際に使用した画面数(すなわち管理データベー
スビデオトラツク記録領域FAVVが占有する記録トラツク
数を記録し、これによりビデオ信号記録領域FVDの先頭
トラツク位置をシステムが判断し得るようになされてい
る。
項目A4は「使用済番組数」を表し、例えば1〔バイ
ト〕のデータによつてビデオカセツト35に予約又は録画
した番組数、及び録画スペースの有無を記録する。
この実施例の場合第0番目〜第6番目のビツトのよつ
て予約又は記録した番組数を最大限32番組まで記録し得
るようにすると共に、第7番目のビツトによつて録画ス
ペースがあるか(論理「0」で表す)又は録画スペース
がないか(論理「1」によつて表す)を記録する。この
ようにすることにより、ビデオカセツト35のテープ長又
は予約若しくは録画した番組の長さによつて使用済番組
数が最大限35番組未満であつても、録画スペースがない
場合にはこれを第7番目のビツトによつて確認すること
ができる。
項目A5は「生成日時」を表し、例えば5〔バイト〕の
データによつて初めて管理データDAVをビデオカセツト3
5に書き込んだ日時を記録する。
この実施例の場合第1、第2、第3、第4、第5バイ
トにそれぞれ「分」、「時」、「日」、「月」、「年」
を2桁の2進化10進数で記録し、かくして生成日時を表
す項目のボリユーム情報DVMによつてビデオカセツト35
の古さを判断できるようになされている。
項目A6は「更新日時」を表し、例えば5〔バイト〕の
データによつて管理データDAVを変更した日時を記録す
る。
この実施例の場合更新日時データは第1、第2、第
3、第4、第5番目のバイトに順次「分」、「時」、
「日」、「月」、「年」を2進化10進数で記録し、かく
して現在使用されている管理データDAVがいつ生成され
たものであるかを確認できるようになされている。
項目A7は「システムボリユームナンバ」を表し、例え
ば8〔バイト〕のデータによつてビデオカセツト35がい
わゆる連続物である場合に8〔バイト〕のデータを用い
て当該連続番号を記録し、これにより現在装着したビデ
オカセツト35がシリーズ物であること及びそのシリーズ
番号を確認し得るようになされていると共に、ビデオテ
ープレコーダ本体3がもつている録画予約情報にシステ
ムボリユームナンバを付加することによりモニタに表示
できるようにし、これにより予約録画するビデオテープ
36をユーザに知らせることができるようになされてい
る。
項目A8は「画面表示色」を表し、例えば2〔バイト〕
のデータによつて例えばリスト表示等をする場合にその
表示色を指定できるようになされ、これによりユーザが
ビデオカセツト35を装着してリスト表示画面を表示させ
たとき、当該表示された画面の色によつてユーザがどの
カセツトを装着したかを直ちに判断できるようになされ
ている。
項目A9は「各種フラグ」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつて複数種類のフラグデータを記録するこ
とができるようになされている。
この実施例の場合第0番目のビツトに「記録禁止」フ
ラグをユーザが記録し得るようになされ、これによりビ
デオカセツト35の記録内容を保存できるようになされて
いる。
また第1ビツトに「フオーマツト済」フラグをシステ
ムによつて入力できるようになされ、これによりビデオ
テープ36の全記録エリアに対して完全にフオーマツト化
がされたか否かを確認できるようになされている。
さらに第2及び第3ビツトによつて番組終了アドレス
の種別を表す「アドレスモード」フラグをシステムによ
つて入力できるようになされ、これによりビデオカセツ
ト35によつて異なるモードで番組終了アドレスが記録さ
れている場合にも、これを確実に検出できるようになさ
れている。
項目A10は「ビデオカセツトの種類」を表し、例えば
2〔バイト〕のデータによつてテープの長さ及びテープ
種類を記録できるようになされている。
この実施例の場合第1バイトにはシステムが自動的に
設定できるようになされ、これに対して第2バイトには
ユーザが必要に応じて設定できるようになされている。
かくしてビデオカセツト35が装着されたとき、そのテー
プの種類及び長さを確認することにより、使用すべきハ
ブ径を確認し得るようになされている。
項目A11は「パスワード」を表し、例えば2〔バイ
ト〕のデータによつて4桁の2進化10進数で表されるパ
スワードをユーザが登録し得るようになされている。
かくしてユーザがパスワードを登録したビデオカセツ
ト35をビデオテープレコーダ本体3に装着したとき、ユ
ーザが当該ビデオカセツト35に登録されたパスワードを
正しく入力できない場合には、ビデオカセツト35の記録
及び再生を禁止し、これによりビデオテープ36の内容を
見ることができないようになされている。
項目A12は「ユーザボリユームナンバ」を表し、例え
ば2〔バイト〕のデータによつてユーザが好みに応じて
ビデオカセツト35にビデオカセツト整理用番号、すなわ
ちボリユーム番号を記録し得るようになされ、かくして
この実施例の場合2進化10進数で0〜64000個の範囲で
ボリユーム番号を付けることができると共に、ビデオテ
ープレコーダ本体3がもつている録画予約情報にユーザ
ボリユームナンバを付加することによりモニタに表示で
きるようにし、これにより予約録画するビデオテープ36
をユーザに知らせることができるようになされている。
項目A13は「再生順序」を表し、例えば32〔バイト〕
のデータによつて最大限32個の番組の再生順序を必要に
応じて記録できるようになされ、これによりいわゆるプ
ログラム再生モードにおいて第1バイト目から順次第32
バイト目に記録されている番組を順次指定して再生でき
るようになされている。
項目A14は「記録順序」を表し、例えば32〔バイト〕
のデータによつて32個の記録順序位置に最大限32個の番
組番号を記録できるようになされている。
かくしていわゆるプログラム再生において第1バイト
目から第32バイト目までその順序で記録された番組番号
の番組を順次プログラム再生できるようになされてい
る。
項目A15は「ボリユームラベル」を表し、例えば40
〔バイト〕のデータによつてユーザが必要に応じてビデ
オカセツト35にタイトル等のラベルを付けることができ
るようになされていると共に、ビデオテープレコーダ本
体3がもつている録画予約情報にボリユームラベルを付
加することによりモニタに表示できるようにし、これに
より予約録画するビデオテープ36をユーザに知らせるこ
とができるようになされている。
この実施例の場合ASC IIコードを使用した場合最大限
40文字を記録し得、S−JISコードを使用した場合最大2
0文字のラベルを記録することができる。
これに対して番組情報ブロツクDPRは第4図に示すよ
うに、ビデオカセツト35のビデオテープ36に記録された
番組情報に対応するように第6図に示すような番組情報
DPRXによつて構成されている。
項目B1は「開始アドレス」を表し、例えば3〔バイ
ト〕のデータによつてビデオテープ36の先頭アドレスを
基準にして各番組の開始アドレス値を、ビデオカセツト
35のビデオ信号記録領域FVDに番組が録画された後に、
システムによつて書き込まれる。
この実施例の場合アドレス値のモードとして時刻モー
ド(「秒」、「分」、「時」を2進化10進数で表す)
と、番組番号モード(VASS(VHS)、video address sig
nal search(VHS)規格に基づく番組番号を表す)と、
制御信号モード(CTL(β)規格に基づいてCTLパルス数
で表す)とを選択的に適用し得るようになされている。
項目B2は「終了アドレス」を表し、例えば3〔バイ
ト〕のデータによつてビデオテープ36の先頭位置からの
番組終了アドレス値を記録する。
この実施例の場合、番組終了アドレス値は番組開始ア
ドレス値と同様にして時刻モード、番組番号モード、制
御信号モードを選択し得るようになされている。
項目B3は「各種フラグ」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつて当該番組情報の取扱状態を表す情報を
記録する。
この実施例の場合第0番ビツトに「録画済情報」(当
該番組が記録状態にあるか否かを表す)を書き込み、第
1及び第2ビツトに「録画終了ステータス情報」(録画
が終了したときの終了状態を表す)を書き込み、第3ビ
ツトに「記録許可フラグ」(記録を禁止すべきか否かを
表す)を書き込み、第4ビツトに「見たかフラグ情報」
(ユーザが当該録画済番組を1度でも見たか否かを表
す)を書き込むようになされている。
項目B4は「システム番組ナンバ」を表し、例えば1
〔バイト〕のデータによつて当該番組に対してシステム
が付けた一連の整理番号を記録する。
この実施例の場合テープの先頭から順次「0」、
「1」、「2」……でなる一連の数字をシステムナンバ
として書き込むようになされている。
項目B5は「番組ナンバ」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつて連続番組(例えば連続ドラマ)の回数
等をユーザが入力できるようになされている。
項目B6は「カテゴリーコード」を表し、例えば1〔バ
イト〕のデータによつて番組内容のカテゴリー(例えば
スポーツ、ニユース、ドラマ等)を記録する。
項目B7は「入力ソース」を表し、例えば1〔バイト〕
のデータによつて当該番組を何処から得たかを表す入力
ソースを記録する。
この実施例の場合チユーナ21(第1図)において選局
されるチヤネンル番号、外部ライン映像信号S12の外部
ライン番号がソース内容を表す情報として書き込まれ
る。
項目番号B8は「記録/動作モード」を表し、例えば1
〔バイト〕のデータによつてビデオカセツト35に対する
記録モード及び当該記録時の動作モードを書き込む。
この実施例の場合記録モードとして、ビデオカセツト
35が「β方式」、「VHS方式」、又は「8ミリビデオ方
式」のビデオテープレコーダによつて録画された場合
に、その記録モードを書き込むようになされ、β方式の
場合「β Isモード」、「β IIモード」、「β IIIモー
ド」の種別を書き込み、またVHS方式の場合は「SP方
式」、「LP方式」、「EP方式」の種別を書き込み、また
8ミリビデオ方式のとき「SPモード」、「LPモード」の
種別を書き込む。また記録時の動作モードとして例えば
「通常の録画モード」、「予め基準信号だけを書き込む
モード」等の種別を書き込むようになされている。
項目B9は「記録開始時刻」を表し、例えば5〔バイ
ト〕のデータによつて予約又は録画済番組の開始時刻を
記録する。
この実施例の場合第1、第2、第3、第4、第5バイ
トに順次「分」、「時」、「日」、「月」、「年」を2
進化10進数によつてユーザが書き込むようになされてい
る。
項目B10は「記録終了時刻」を表し、例えば2バイト
のデータによつて予約又は録画済番組の終了時刻を記録
する。
この実施例の場合第1、第2バイトに「分」、「時」
データを2進化10進数によつて書き込む。
項目B11は「予約録画制御情報」で、例えば10〔バイ
ト〕のデータによつて予約録画実行時にビデオテープレ
コーダ本体3(第1図)を予約録画動作させると共に、
これと応動動作させるべき周辺機器を制御するための情
報を記録する。
項目B12は「タイトル」を表し、例えば40〔バイト〕
のデータによつてタイトルを表す文字情報をユーザが書
き込む。
(G4)ビデオテープレコーダの設定処理 CPU8はリモートコントロール制御器6又はキーボード
12から入力される指令信号に基づいて制御管理データ処
理部5、映像信号処理部2及びビデオテープレコーダ本
体3を第7図、第8図及び第9図に示す処理プログラム
RT0、RT1及びRT31に従つて処理することによりユーザが
指定した動作状態に制御する。
この実施例の場合、リモートコントロール制御器6は
第10図に示すように、ケース表面の操作パネルに液晶板
上にタツチパネルを設けた構成の表示画面6Aを有し、表
示画面6A上に指定項目が一覧表として表示されたとき、
各表示項目を直接押圧操作してクリツク入力することに
よつて当該表示項目に関する指定信号を入力し得るよう
になされている。これに加えて表示画面6A上に表示され
たカーソルを4方向カーソルキー6Bによつて移動させる
ことにより所定の表示項目を指定した後、実行キー6Cを
操作することにより当該表示項目に関する指定信号を入
力し得るようになされている。
さらにリモートコントロール制御器6はノーマル動作
指令キー6D、メニユー表示指令キー6E、管理データモー
ド指令キー6F、予約1及び予約2動作モード指定キー6G
及び6Hを有し、これらのモード設定キーによつてCPU8に
対してビデオテープレコーダ1の動作モードを指定でき
るようになされている。
第7図の入力情報処理プログラムRT0のステツプSP1に
おいてCPU8は電源がオン操作されるのを待ち受け、肯定
結果が得られたときステツプSP2において電源オン操作
が1回目であるか否かの判断をし、1回目であるときス
テツプSP3、SP4及びSP5の処理を順次実行することによ
り「時刻設定します」というメツセージをモニタ4の表
示画面4A及びリモートコントロール制御器6の表示画面
6Aに表示した後、システム設定動作モードにより現在時
刻を設定して「時刻設定しました」の表示を表示画面4A
及び6Aに表示する。
かくしてビデオテープレコーダ1は現在時刻を設定し
た指令待受状態になる。
この指令待受状態はステツプSP2において否定結果が
得られたときにも引き続き保持され、かくして当該指令
待受状態において「管理データベース」、「システム設
定」、「好みの設定」及び「タイマ予約」項目を選択的
に指定操作できる状態になる。
実際上CPU8はこの指令待受状態において、リモートコ
ントロール制御器6(又はキーボード12)においてメニ
ユー表示モード指定キー6Eが操作されたとき、表示画面
6A及び4Aに「管理データベース」、「システム設定」、
「好みの設定」及び「タイマ予約」の動作モード指定表
示をさせることにより、ユーザがその1つの動作モード
をクリツク操作によつて指定できるようになされてい
る。
「管理データベース」モードは、ビデオテープ36(第
3図)の管理データベースビデオトラツク記録領域FAVV
又は管理データベースオーデイオトラツク記録領域FAVA
に対して管理データDAV(第4図)を記録し、又は当該
記録された管理データDAVを用いてビデオテープレコー
ダ本体3を駆動制御する動作モードで、CPU8はステツプ
SP6においてメニユー表示項目のうち「管理データベー
ス」項目がクリツクされたときステツプSP7において管
理データDAVが記録されたテープ(これを管理データテ
ープと呼ぶ)を有するビデオカセツト35がセツトされて
いるか否かを判断し、セツトされているときサブルーチ
ンRT1において管理データベースの各種の処理を実行し
た後、ステツプSP8において管理データベースの内容が
変更されたか否かを判断し、変更されているときステツ
プSP9において管理データベースビデオトラツク記録領
域FAVV又は管理データベースオーデイオトラツク記録領
域FAVAの記録データを変更後の管理データに書き換える
ように処理を実行する。
かくして管理データベースについての処理が終了し、
ステツプSP10において電源がオフになつたか否かを判断
し、否定結果が得られたとき上述の指令待受状態に戻
り、また肯定結果が得られたときステツプSP11において
当該入力情報処理プログラムを終了する。
上述の管理データベースの各種処理ルーチンRT1に入
るとCPU8は、第8図に示すように、ステツプSP21におい
て管理データリストをリモートコントロール制御器6の
表示画面6A及びモニタ4の表示画面4Aに表示した後、指
令待受状態になる。
このとき表示画面上には「ラベル」、「予約取消」、
「オート再生」、「マニユアル予約」、「番組情報確
認」及び「管理データ予約」項目が表示され、これによ
りその1つの項目を指定できるような状態になつてい
る。
ここで「ラベル」項目は管理データDAVのうちボリユ
ーム情報ブロツクDVM(第4図)に含まれるボリユーム
情報の1つを選択して設定できる動作モードを表してお
り、ステツプSP22において「ラベル」項目がクリツクさ
れると表示画面上に「パスワード」、「録画モード」、
「テープ種類」、「カテゴリー」及び「タイトル」項目
を表示することにより、その1つの項目を選択できる状
態になる。
ここでユーザが「パスワード」項目をクリツクする
と、CPU8はステツプSP23においてボリユーム情報D
VMX(第5図)の項目A11に記録されているパスワードデ
ータをユーザが書き換えることができるようにする。
同様にしてCPU8はステツプSP24において番組情報DPRX
(第6図)の項目B8に記録されている記録/動作モード
を指定してその記録モードデータを書き込むことができ
るようになされている。
またCPU8はステツプSP25においてボリユーム情報DVMX
(第5図)の項目A10に記録されているビデオカセツト
の種類を表すデータのうち、テープ種類データを書き換
えることができるようになされている。
またCPU8はステツプSP26において番組情報DPRX(第6
図)の項目B6に記録されているカテゴリーコードデータ
を書き直すことができるようになされている。
さらにCPU8はステツプSP27において番組情報DPRX(第
6図)の項目B12に記録されているタイトルデータを書
き換えることができるようになされている。
このようしてCPU8はステツプSP23〜SP27において「パ
スワード」項目〜「タイトル」項目のデータを書き直し
た後、ステツプSP28において「終了」項目が指定された
とき当該管理データベースの処理を終了してステツプSP
29から第7図に示す管理データベース処理ループに戻つ
てステツプSP8の処理に入る。
これに対して第8図のステツプSP21において管理デー
タリストを表示している指令待受状態において、ユーザ
が「予約取消」項目をクリツクすると、CPU8はステツプ
SP30において当該管理データリストに記録されている全
ての番組予約を取り消す。
またユーザが「オート再生」項目をクリツクすると、
CPU8はステツプSP31においてボリユーム情報DVMX(第5
図)の項目A13の再生順序データを決つた順序で再生し
て必要に応じて書き換えさせる。
またユーザが「マニユアル予約」項目をクリツクする
と、CPU8は順序所定数の番組についてマニユアル設定を
受け付け、これを管理データとして入力する。
ステツプSP30、SP31及びSP32の処理が終了すると、CP
U8は上述のステツプSP28、SP29を通つて管理データベー
ス処理ループ(第7図)に戻る。
またCPU8は第8図のステツプSP21において管理データ
リストを表示する指令待受状態にあるとき、ユーザが
「番組情報確認」項目をクリツクすると、CPU8はステツ
プSP33の処理に入つてステツプSP34において表示画面の
表示を切り換えて、ステツプSP35、又はSP36、又はSP3
7、又はSP38においてボリユーム情報DVMX(第5図)及
び番組情報DPRX(第6図)の「記録許可」項目、「見た
かフラグ」項目、「カテゴリー」項目、「タイトル」項
目の記録内容を確認又は書き換えることができるような
表示モードになる。
この実施例の場合「記録許可」項目、「見たかフラ
グ」項目、「カテゴリー」項目及び「タイトル」項目の
データとして所定の絵表示、すなわちキヤラクタが用い
られており、これにより比較的狭い表示面積によつて複
数の予約番組について記録されている情報の確認及び変
更をなし得るようになされている。
かくしてステツプSP35〜SP38の処理が終了すると、CP
U8はステツプSP28、SP29を介して管理データベース処理
ループ(第7図)に戻る。
さらに管理データリストを表示している指令待受状態
において、ユーザが「管理データ予約」項目をクリツク
すると、CPU8は管理データサブルーチンRT3に入つてそ
の処理手順の一部を構成する第9図に示すような予約モ
ードを切り換えるための管理データ予約処理手順RT31を
実行する。
このときCPU8はステツプSP41においてユーザに対して
タイマ予約モードを選択させる。
この実施例の場合管理データの指定項目をユーザに指
定選択させるために提示できる指定項目一覧表として、
第11図に示すように、指定項目を自然言語で用いて表わ
す言葉入力項目でなる言葉指定項目一覧表TBLと、通常
のように指定項目をローマ字、数字、記号などのグラフ
イツク要素を用いて表すグラフイツク入力項目でなるグ
ラフイツク指定項目一覧表とが用意され、CPU8はステツ
プSP41において、使用しようとする予約画面として言葉
入力又はグラフイツク入力のいずれか一方をユーザに選
択指定させる。
その結果言葉入力が選択された場合、CPU8はステツプ
SP42に移つて言葉指定項目一覧表TBLを表示画面に表示
させてユーザが指定操作した言葉入力項目に対応するデ
ータをレジスタ32に取り込む。
これとは逆にグラフイツク入力が選択された場合、CP
U8はステツプSP43に移つてグラフイツク指定項目一覧表
を表示画面上に表示させてユーザが指定操作したグラフ
イツク入力項目に対応するデータをレジスタ44に取り込
む。
かくしてユーザの指定入力操作が終了すると、CPU8は
管理データ予約入力処理を終了して第8図の管理データ
ベースの処理ループに戻る。
このときCPU8は続いて「登録」項目、「変更」項目及
び「照会」項目を表示画面上に表示し、ステツプSP51、
SP52及びSP53においてユーザが当該「登録」項目、又は
「変更」項目、又は「照会」項目をクリツクすることに
よりこれを実行する処理に入る。
ここでCPU8はクリツクされた項目の処理をするにつ
き、ステツプSP54、SP55及びSP56においてそれぞれカレ
ンダ予約表、1週間予約表、1日予約表をユーザの選択
に応じて表示し得るようになされ、当該カレンダ予約
表、又は1週間予約表、又は1日予約表上に予約番組の
開始時刻及び又は終了時刻を書き込ませるようになされ
ている。
かかる処理が済むとCPU8は、上述のステツプSP28にお
いて当該管理データベースの処理プログラムを終了し、
ステツプSP29から管理データベース処理ループ(第7
図)に戻る。
以上は第7図の初期指令待受状態において、ステツプ
SP6において「管理データベース」項目をクリツクする
ことよつて管理データをビデオテープ上に記録、変更、
確認する処理であるが、当該初期指令待受状態において
その他の指定項目、すなわち「システム設定」項目、又
は「好みの設定」項目、又は「タイマ予約」項目をユー
ザがクリツクした場合には、CPU8はビデオテープレコー
ダ1の各部の動作条件を設定する処理を実行する。
すなわち第7図のステツプSP61においてユーザが「シ
ステム設定」をクリツクすると、表示画面上には「現在
時刻」項目、「おやすみタイマ」項目、「録画モード」
項目、「ノイズ消去」項目、「BSオンライン」項目、
「オートセツト」項目、「チユーナプリセツト」項目及
び「ライン入力」項目が表示され、これらの項目をそれ
ぞれステツプSP62、SP63、SP64、SP65、SP66、SP67、SP
68又はSP69においてクリツクすることによりシステムの
各部の動作条件を設定することができ、かかる設定処理
を終了したときCPU8は当該システム設定処理ループの処
理を終了して上述のステツプSP10に移る。
これに対してCPU8がステツプSP71において「好みの設
定」項目をクリツクすると、表示画面上には「画面表
示」項目、「管理データベース」項目、「ユーザセツ
ト」項目、「キヤラクタ」項目、「タイマ予約」項目、
「ユーザレベル」項目、「メツセージ」項目及び「音
声」項目が表示画面上に表示され、これらの項目がそれ
ぞれステツプSP72、SP73、SP74、SP75、SP76、SP77、SP
78又はSP79においてクリツクされたときCPU8は当該各項
目の処理を実行し、当該処理を終了したとき上述のステ
ツプSP10に移る。
さらに初期指令待受状態において、ユーザが続くステ
ツプSP81において、「タイマ予約」項目をクリツクする
と、CPU8は表示画面上に「登録」項目、「変更」項目及
び「照会」項目を表示し、ユーザがステツプSP82、SP83
又はSP84において各項目をクリツクすると、表示画面上
に「カレンダ予約表」項目、「1週間予約表」項目及び
「1日予約表」項目が表示された状態になる。続いてそ
の1つをユーザが指定すると、CPU8はステツプSP85、SP
86又はSP87においてそれぞれカレンダ予約表、又は1週
間予約表、又は1日予約表を表示させることにより当該
予約表を利用して番組の予約をさせる。
かくしてCPU8は当該タイマ予約処理ループの処理を終
了すると、上述のステツプSP10に移る。
このようにしてCPU8は第7図の入力情報処理プログラ
ムRT0を実行することにより、ユーザが入力した入力デ
ータに基づいてビデオテープレコーダ本体3を確実に制
御することができる。
(G5)管理データの言葉入力項目による予約 第8図について上述したように、管理データ処理部5
のCPU8は、ステツプSP21おいて表示画面上に管理データ
リストを表示した指令待受状態において、管理データ予
約サブルーチンRT3において管理データ予約の処理を実
行するが、このとき表示画面4A及び6A上に第11図に示す
ような言葉指定項目一覧表TBLを表示させ、当該言葉入
力項目をあたかも人間が言葉を話すような手法で管理デ
ータの入力をすることができる。
さらにこれに加えて第7図の初期指令待受状態におい
てステツプSP81のタイマ予約を実行する際に、CPU8は同
じように表示画面4A及び6A上に第11図に示す言葉指定項
目一覧表TBLを表示させることにより、データの入力を
当該言葉入力項目を利用してユーザが通常使用する言語
を用いて簡易かつ確実に予約項目を入力することができ
る。
この実施例の場合言葉指定項目一覧表TBLはビデオテ
ープレコーダ1に対してユーザが自然言語を用いた対話
形式で指令情報を入力できるような用語を配列したもの
で、動作させる対象を表す用語、動作内容を表す用語、
動作時刻ないし動作時間を表す用語等が1語又は複数語
単位で指定できるように配列されている。
この実施例の場合、時刻ないし時間の指定をする用語
として、現在を基準にして日単位又は週単位で前後の時
を指定し得る用語、すなわち「今日」、「明日」、「明
後日」、「来週」が用いられ、また週又は日を単位とし
て繰り返す時を指定し得る用語として「毎週」、「毎
日」が用いられ、さらに暦に従つて日を指定し得る用語
として「月」、「日」、「日曜」〜「土曜」が用いら
れ、1日の時を表す用語として「午前」、「午後」、
「時」、「分」、「間」が用いられる。
また録画対象となる入力ソースを表す用語として「B
S」、「ライン」、「ケーブル」、「ch」、「β III」
が用いられる。
また動作を指令する用語として「表示。」、「変
更。」、「取消し。」、「回連続」、「録画予約」、
「終了」、「……はやめて」、「。」が用いられる。
またこれらの用語を結合する用語として「から」、
「まで」、「を」、「の」、「で」、「に」が用いら
れ、また数値情報を入力する用語として「0」〜「12」
が用いられ、さらにCPU8とのマン−マシン対話用語とし
て「はい。」、「いいえ。」が用いられる。
この実施例の場合、言葉指定項目一覧表TBLは、CPU8
がサブルーチンRT3(第8図)において「管理データ予
約」項目の処理を実行する際、及びステツプSP81(第7
図)において「タイマ予約」項目の処理を実行する際
に、リモートコントロール制御器6の表示画面6A及びモ
ニタ4の表示画面4A上に表示され、かくしてユーザは言
葉指定項目一覧表TBLに配列されている用語の1つをク
リツクすることによつてその用語によつて表される指令
内容をCPU8に対して入力することができる。
例えば新たに「第1チヤンネルの番組を毎週月曜の午
後8時から9時までの間録画予約しようとする」場合、
ユーザは言葉指定項目一覧表TBLの項目のうち、「毎
週」、「月曜」、「の」、「午後」、「8」、「時」、
「から」、「9」、「時」、「まで」、「1」、「c
h」、「を」、「録画予約」、「。」項目をその順序
で、又はその他の順序でクリツクすれば良い。
ここでこの操作がサブルーチンRT3において「管理デ
ータ予約」項目について実行されたものであるとき、当
該入力されたデータは一旦レジスタ44に格納された後、
ビデオテープ36の管理データベースビデオトラツク記録
領域FAVV又は管理データベースオーデイオトラツク記録
領域FAVAの管理データDAVの記録エリアのうち、番組情
報ブロツクDPRの項目B9の番組情報DPRXとして記録開始
時刻情報、すなわち「毎週金曜日の午後8時」のデータ
が「年月日時分」の数値データとして予約されると共
に、項目B10の番組情報DPRXとして記録終了時刻を表す
情報、すなわち「9時」を表す「時分」数値データが記
録され、さらに項目B7の番組情報DPRXとして入力ソース
を表す情報、すなわち「1チヤンネル」に相当する数値
データを記録する。
これに対してステツプSP81におけるタイマ予約の変更
処理の実行をすれば、このデータはビデオテープレコー
ダ本体3に設けられている予約情報メモリに新たな記録
情報として書き込まれることになる。
次に、今まで記録されていたデータを変更する場合、
例えば「明日の6チヤンネルの録画予約を8チヤンネル
に変更する」場合には、ユーザはサブルーチンRT3にお
ける管理データ予約の処理として言葉指定項目一覧表TB
Lの項目のうち、「明日」、「の」、「6」、「ch」、
「を」、「8」、「ch」、「に」、「変更。」項目をそ
の順序で、又はその他の順序で操作する。
このようにすれば、ビデオテープ36の管理データベー
スビデオトラツク記録領域FAVV又は管理データベースオ
ーデイオトラツク記録領域FAVAの管理データDAVの記録
領域のうち、項目B7の番組情報DPRXとして記録されてい
た入力ソース情報、すなわち「6ch」が「8ch」のデータ
に書き換えられ、かくしてすでに設定されている管理デ
ータの変更をすることができる。
これに対してステツプSP81におけるタイマ予約の変更
処理の実行をすれば、このデータはビデオテープレコー
ダ本体3に設けられている予約情報メモリにすでに書き
込まれている記録情報を変更させることになる。
次にすでに予約されている番組のうち、「来週火曜の
録画予約を取り消す」場合には、ユーザはサブルーチン
RT3又はステツプSP81において、表示された言葉指定項
目一覧表TBLの項目のうち、「来週」、「火曜」、
「を」、「取消し。」項目を順次その順序で又はその他
の順序でクリツクする。
このときCPU8はサブルーチンRT3の管理データ予約を
実行している場合には、ビデオテープ36の管理データベ
ースビデオトラツク記録領域FAVV又は管理データベース
オーデイオトラツク記録領域FAVAの管理データDAVの記
録領域のうち、項目B9の番組情報DPRXとして記録されて
いる記録開始時刻情報、すなわち「毎週火曜」の数値デ
ータが格納されている番組についての予約情報を全て取
り消すことができる。
これに対してCPU8がステツプSP81のタイマ予約を実行
している場合には、ビデオテープレコーダ本体3に設け
られている予約メモリの対応する予約情報が取り消され
る。
第11図に示すような言葉指定項目一覧表TBLを用いて
録画予約をするようにすれば、ユーザは日常会話におい
て使用している言語を項目データ入力手段として使用す
ることができることにより、入力情報を一段と簡易かつ
正確に入力し得る。
(G6)予約番組の画面表示 以上の構成に加えて、ユーザがリモートコントロール
制御器6のメニユー表示指定キー6Eを操作することによ
り第7図の初期待受状態になつているとき、ユーザが
「タイマ予約」項目を指定することによりリモートコン
トロール制御器6及びモニタ4の表示画面6A及び4Aに第
11図に示すような言葉指定項目一覧表TBLが表示され、
このときこの言葉指定項目一覧表TBLには「カレンダ」
項目が表示される。
そこでユーザがこの「カレンダ」項目をクリツク操作
すると、CPU8はこれに応動して第12図に示すようなカレ
ンダ表示DIP1を表示画面6A及び4Aに表示させる。
ここで、カレンダ表示DIP1を構成する各日付領域には
横方向に7曜(日、月、火……土曜日)を構成する日付
が配列されていると共に、当該日付の配列方向(すなわ
ち横方向)に沿つて例えば破線状の時間目盛KTIMEが表
示され、当該時間目盛KTIMEに基づいて現在予約登録さ
れている番組及びすでに録画登録されている番組を表す
登録番組表示KTOKUが表示される。
またこのカレンダ表示DIP1は、現在時刻(第12図の場
合、1989年10月20日、金曜日、午前10時)を基準にし
て、この日以降ほぼ1ケ月分のカレンダが各週ごとに5
行分の表示例として割り当て表示されている。
かくして、表示画面6A及び4Aには横方向に1週間分の
7曜配列を構成する日付を配列してなる第1の時間帯が
形成されると共に、縦方向に1月分の週配列を構成する
第2の時間帯が形成される。
この実施例の場合、各行の左端部には当該各行が第何
週目に当たるかを表す表示、すなわち「1週」、「2
週」、「3週」、「4週」、「5週」項目が付されてお
り、この各週項目に対してユーザがクリツク操作をする
と、第13図に示すように、当該指定された行に含まれる
1週間分の日付を縦方向の行配列として展開させると共
に、各行ごとに横方向に1日分の時間配列を展開させて
なる週間表示DIP2が表示される。
かくして表示画面6A及び4Aの横方向に1日分の時間配
列でなる第1の時間帯が形成されると共に、縦方向に1
週間分の日付配列でなる第2の時間帯が形成される。
また週間表示DIP2には、各行ごとに24時間分の時間目
盛KTIMEが表示され、当該時間目盛KTIMEに基づいて登録
番組表示KTOKUが表示される。
この実施例の場合、1週間表示DIP2(第13図)の各行
の左端部には「日付」項目が表示され、この「日付」項
目をユーザがクリツクすると、表示画面6A及び4Aには第
14図に示すように、1日表示DIP3の登録一覧表が半日
分、すなわち12時間分の時間目盛KTIME及び登録番組表
示KTOKUでなる2行分の時間列として表示される。
かくして1日表示DIP3には、横方向に12時間分の時間
配列でなる第1の時間帯が形成されると共に、縦方向に
午前及び午後半日配列でなる第2の時間帯が形成され
る。
登録番組表示KTOKUには管理データベースのデータに
よる登録番組及び管理データベースのデータによらない
登録番組(すなわちノーマル登録)の種別があり、この
ことがカレンダ表示DIP1(第12図)の右上隅において、
例示表示KTOKUXによつて表示されている。
またカレンダ表示DIP1(第12図)の左側部に、カレン
ダDIP1によつて表示されている暦上の「月」名を表す月
名表示KTSUが表示され、ユーザがこの「月名表示」項目
をクリツクすると、当該月名の月の分の暦上のカレンダ
が表示される。
例えば第12図において、「月名表示」項目として「11
月」項目をクリツクすれば、「11月1日」から「11月30
日」までを表す暦上のカレンダが表示される。
CPU8は第12図〜第14図の予約表示画面の表示処理を第
15図に示す予約画面の表示処理プログラムに従つて実行
する。
すなわちCPU8は、第7図の初期待受状態においてステ
ツプSP81において「タイマ予約」項目がクリツクされた
とき、第15図に示すタイマ予約画面表示処理サブルーチ
ンRT4に入り、ステツプSP91においてリモートコントロ
ール制御器6の表示画面6A及びモニタ4の表示画面4Aに
第11図に示す言葉指定項目一覧表TBLを表示した状態に
なる。
この状態においてCPU8はステツプSP92−SP93−SP94−
SP91−SP92のループにおいてユーザが言葉指定項目一覧
表TBLの「カレンダ」項目、又は「月表示」、又は「日
表示」をクリツクするのを待ち受ける。
ユーザが「カレンダ」項目をクリツクすると、CPU8は
これをステツプSP92において肯定結果を得ることにより
判断し、ステツプSP95において第12図に示すように、現
在日から起算して1ケ月分のカレンダを表すカレンダ表
示DIP1を表示画面4A及び6A上に表示した後、ステツプSP
96に移る。
このステツプSP96においてユーザはカレンダ表示DIP1
(第12図)において「日」項目、又は「週」項目、又は
「月」項目を選択することにより番組の予約位置の指定
操作をする。
実際上この予約操作は、ユーザがリモートコントロー
ル制御器6(第10図)のカーソルを移動させることによ
りカレンダ表示DIP1を構成する「日」項目のうちの1つ
にカーソルを位置決めして、実行キー6Cを操作すること
により、「日」項目の予約位置の指定をなし得、同様に
してカーソルを「1週」〜「5週」項目のうちの1つに
位置決めしてクリツク操作をすることにより「週」項目
による予約位置の指定をなし得、さらにカーソルを月名
表示KTSUに位置決めしてクリツク操作することにより
「月」項目の予約操作をし得る。
ここでユーザがかかる予約操作をする際に、「△」又
は「▽」項目を操作すればカレンダ表示DIP1の表示内容
は1月分前又は後にスクロールする。
またこのステツプSP96においてユーザが番組の指定操
作を中止したいときには、「戻り」をクリツクすること
ができるようになされている。
ユーザがかかる操作をすると、CPU8はその操作結果を
ステツプSP97、SP98、SP99において確認し、何ら指定操
作がされていないときにはステツプSP97−SP98−SP99−
SP95−SP96−SP97のループによつて、指定操作がされる
のを待ち受ける。
この状態において、ユーザが「戻り」項目をクリツク
すると、CPU8はこれをステツプSP99において判断して上
述のステツプSP91における言葉指定項目一覧表TBL(第1
1図)の表示状態に戻る。
これに対してユーザが指定操作するのを待ち受けてい
る状態において、ステツプSP96においてカレンダ表示DI
P1のうちのいずれかの「日」項目がクリツク操作される
と、CPU8はこれをステツプSP98において確認してステツ
プSP100に移り、当該指定された日に番組の予約がある
か否かを判断し、予約がある場合ステツプSP101に移つ
て表示画面4A及び6Aに第14図に示す1日表示DIP3を表示
させることにより当該指定された日の予約状況を表示す
る。
かくしてユーザが当該指定された日に予約されている
全ての予約番組を、横及び縦方向の時間帯によつて表さ
れた登録番組表示KTOKUの平面的な分布として、管理デ
ータベースのデータによる予約及び管理データベースの
データによらないノーマル予約の区別をしながら、一目
で読み取ることができる。
この表示状態は次のステツプSP102において「戻り」
項目がクリツク操作されるまで維持され、ステツプSP10
2において「戻り」項目がクリツクされたことを確認す
るとCPU8はステツプSP103に移つてプログラムのリター
ン処理に入る。
これに対して上述のステツプSP100において、当該指
定操作された「日」項目に予約番組がないことを確認す
ると、CPU8はステツプSP104に移つて表示画面4A及び6A
に「この日には予約はありません」というメツセージを
表示することによりユーザに知らせた後、上述のステツ
プSP103に移る。
次に、ステツプSP96においてユーザが「週」項目、す
なわち「1週」〜「5週」項目のうちのいずれか1つが
指定されたとき、CPU8はこれをステツプSP97において検
出してステツプSP105に移つて当該指定された週に1件
以上の予約番組があるか否かの判断をする。
ここで肯定結果が得られるとCPU8は、ステツプSP106
に移つて表示画面4A及び6Aに第13図に示す週間表示DIP2
を表示することにより、週単位で予約番組の予約状況を
表示する。
かくしてユーザは、当該指定された週に含まれる各日
において、どのような時間帯に、どのような予約番組が
登録されているかを表す予約番組の平面的な分布を、一
覧表の形式のグラフイツク表示として一目で読み取るこ
とができる。
これに対して当該指定された週に予約番組がなかつた
ときCPU8は、ステツプSP105からステツプSP109に移つて
「この週に予約はありません」というメツセージを表示
した後、ステツプSP110に移る。
この表示状態はステツプSP106−SP107−SP108−SP106
のループにおいて「日」項目又は「戻り」項目がクリツ
クされるまで維持され、「日」項目が指定されたとき、
CPU8はこれをステツプSP107において検出して上述のス
テツプSP100を通じてステツプSP101に移ることにより、
当該指定された日について1日表示DIP3(第14図)の表
示を表示画面4A及び6Aに表示させることにより、当該指
定した日の詳細な番組予約状況を確認できる。
これに対してステツプSP106において「戻り」項目が
クリツクされたときCPU8はこれをステツプSP108におい
て検出して週間表示DIP2(第13図)の表示を終了したも
のとして上述のステツプSP103に移る。
以上はステツプSP92−SP93−SP94−SP91−SP92のルー
プによつて表示画面4A及び6A上に第11図に示す言葉指定
項目一覧表TBLを表示させている状態において、「カレ
ンダ」項目をユーザがクリツクしたときの応動動作を述
べたが、これとは別にユーザが言葉指定項目一覧表TBL
のうち数字項目、すなわち「0」〜「12」項目及び
「月」項目又は「日」項目を指定することにより直接
「月」又は「日」を指定した場合には、CPU8は対応する
処理を実行する。
すなわち「月」をユーザが指定したとき、CPU8はこれ
をステツプSP93において検出してステツプSP111に移
り、表示画面4A及び6A上に当該指定された月の1ケ月分
のカレンダを表すカレンダ表示DIP1を表示した後、上述
のステツプSP96に入つて上述の処理を実行する。
このとき表示画面4A及び6Aに表示されるカレンダは、
現在日を基準とせず(第12図の場合とは異なり)、暦上
のカレンダ形式のものになる。
これに対して第11図の言葉指定項目一覧表TBLにおい
て「日」項目が指定されたとき、CPU8はこれをステツプ
SP94において検出して上述のステツプSP100に移つて当
該指定された日についての予約の表示をする。
かくしてCPU8は表示画面4A及び6Aに言葉指定項目一覧
表TBLが表示されている状態においてユーザが「カレン
ダ」項目、又は「月表示」若しくは「日表示」項目を指
定すれば、これに対応する表示モードで予約状況を一覧
表形式で表示するが、ユーザが番組の予約状況を確認し
終つて第13図の週間表示DIP2又は第14図の1日表示DIP3
において「戻り」項目をクリツクしたとき、CPU8はこれ
をステツプSP103又はステツプSP115において判断してそ
れぞれ対応する当該処理手順に入つたステツプへリター
ンするように動作する。
すなわちCPU8はステツプSP103及びSP115において当該
表示処理に入つた条件が「週」項目であつたか、又は
「日表示」項目であつたか、又は「カレンダ」項目であ
つたか、又は「月表示」項目であつたかを確認し、
「週」項目であつたときこれをステツプSP103において
検出して上述のステツプSP106において週間表示DIP2の
表示画面に戻り、「日表示」であつたときこれをステツ
プSP103において検出してステツプSP91において言葉指
定項目一覧表TBL(第11図)に戻り、「カレンダ」項目
であつたときこれをステツプSP115において検出して上
述のステツプSP95においてカレンダ表示DIP1(第12図)
に戻り、「月表示」であるときこれをステツプSP115に
おいて検出して上述のステツプSP111においてカレンダ
表示DIP1(第12図)に戻る。
またステツプSP105において指定した週に予約番組が
なかつたときには、CPU8はステツプSP110において月に
ついての指定の仕方が「カレンダ」項目であるか又は
「月表示」項目であるかを判断し、「カレンダ」項目の
ときステツプSP95において元の画面に戻り、また「月表
示」のときステツプSP111の元の画面に戻る。
以上の構成によれば、ユーザは必要に応じて1月単位
のカレンダ表示DIP1、又は週単位の週間表示DIP2(第13
図)又は1日表示DIP3(第14図)における予約番組の状
況を一覧表形式でグラフイツク上の予約番組の平面的な
分布として感覚的に一目で読み取ることができ、かくし
てユーザが希望する番組を希望する時間帯に予約するに
つきこれを容易かつ確実に登録することができる。
(G7)他の実施例 (1) 上述の実施例においては、本発明をビデオテー
プレコーダに適用した場合の実施例を述べたが、これに
代え、いわゆるラジカセ等の民生用電子機器に広く本発
明を適用すれば、上述の場合と同様の効果を得ることが
できる。
(2) 上述の実施例においては、第7図のステツプSP
81のタイマ予約の処理における表示動作を説明したが、
第8図のサブルーチンRT3の管理データベースの処理に
おいても、上述の場合と同様の表示動作をなし得る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、1月分、1週間分及び
1日分の予約登録状態を表す第1、第2及び第3の一覧
表をそれぞれ表示画面上に表示する際に、第1、第2及
び第3の一覧表にそれぞれ、横方向に一列に時間目盛表
示子を配列表示すると共に、当該時間目盛表示子上に登
録番組表示子(ノーマル表示子と管理データ表示子とで
なる)を重ねて表示することによりその時間帯に番組の
予約登録がされていることを表すようにし、また、第1
の一覧表(又は第2の一覧表)を表示している第1の表
示状態(又は第2の表示状態)においてユーザが週番号
表示領域(又は日付番号表示領域)を指定操作したとき
これに応動して第2の一覧表(又は第3の一覧表)に表
示状態を切り換えることができるようにしたことによ
り、1月分にわたる期間について番組の予約登録状態
を、月、週及び日ごとにユーザが容易にかつ確実に確認
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による番組予約装置を含んでなるビデオ
テープレコーダの全体構成を示すブロツク図、第2図は
その機能ブロツクを示すブロツク図、第3図はビデオテ
ープ上の記録フオーマツトを示す略線図、第4図〜第6
図は管理データベースの構成を示す略線図及び図表、第
7図はビデオテープレコーダの入力情報処理手順を示す
フローチヤート、第8図及び第9図はその管理データベ
ースの処理手順を示すフローチヤート、第10図はリモー
トコントロール制御器の構成を示す正面図、第11図は言
葉指定項目一覧表の構成を示す図表、第12図、第13図及
び第14図はそれぞれカレンダ表示、1週間表示及び1日
表示を示す図表、第15図はタイマ予約画面表示処理手順
を示すフローチヤートである。 1……ビデオテープレコーダ、2……映像信号処理部、
3……ビデオテープレコーダ本体、4……モニタ、5…
…制御管理データ処理部、6……リモートコントロール
制御器、8……制御管理データ処理用中央処理ユニツト
(CPU)、12……キーボード、32……録画回路、33……
電磁変換回路、35……ビデオカセツト、36……ビデオテ
ープ、37……再生回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予約登録した1つ又は複数の番組の予約登
    録状態を、表示画面上に第1、第2及び第3の一覧表と
    して表示する番組予約表示装置であつて、 (a)上記第1の一覧表は、1月分の予約登録状態を表
    すもので、 それぞれ日付表示子を有する7曜分の日付表示領域を、
    1週間分、横方向に一列に配列することにより週予約表
    示欄を形成すると共に、縦方向に1月分の上記週予約表
    示欄を順次1週分ずつ週番号表示領域を付して配列する
    ことにより、上記各日付表示領域をカレンダ表示形態で
    配列表示し、 上記週予約表示欄に、7曜分の日付表示領域を貫通する
    ように横方向に一列に第1の時間目盛表示子を配列する
    ことにより、各日付表示領域について、予約登録が可能
    な単位予約時間帯を配列表示し、 上記各日付表示領域において、上記第1の時間目盛表示
    子上に、番組を予約登録したことを表す登録番組表示子
    を重ねて表示することにより、当該各日付表示領域に付
    された上記日付表示子の日において、登録番組表示子が
    付された時間目盛表示子によつて表される時間帯に、番
    組の予約登録がされていることを表し、 (b)上記第2の一覧表は、1週間分の予約登録状態を
    表すもので、 横方向に一列に第2の時間目盛表示子を配列することに
    より、一日分の時間について、予約登録が可能な単位予
    約時間帯を配列表示した日予約表示欄を形成すると共
    に、縦方向に1週間分の上記日付予約表示欄を順次1日
    分ずつ日付表示子を有する日付番号表示領域を付して配
    列し、 上記各日予約表示欄において、上記第2の時間目盛表示
    子上に、番組を予約登録したことを表す上記登録番組表
    示子を重ねて表示することにより、当該登録番組表示子
    が付された時間目盛表示子によつて表される時間帯に、
    番組の予約登録がされていることを表し、 (c)上記第3の一覧表は、1日分の予約登録状態を表
    すもので、 横方向に一列に第3の時間目盛表示子を配列することに
    より、一日を複数の時間帯に分割してなる各分割時間帯
    について、予約登録が可能な単位予約時間帯を配列表示
    した分割時間帯予約表示欄を形成すると共に、縦方向に
    上記複数の分割時間帯に対応する上記分割時間帯予約表
    示欄を配列し、 上記各分割時間帯予約表示欄において、上記第3の時間
    目盛表示子上に、番組を予約登録したことを表す上記登
    録番組表示子を重ねて表示することにより、当該登録番
    組表示子が付された時間目盛表示子によつて表される時
    間帯に、番組の予約登録がされていることを表し、 上記第1の一覧表を表示画面上に表示している第1の表
    示状態において、ユーザが上記週番号表示領域を指定操
    作したとき、これに応動して上記第2の一覧表を表示す
    る第2の表示状態に上記表示画面上の表示を切り換え、 上記第2の一覧表を表示する第2の表示状態において、
    ユーザが上記日付番号表示領域を指定操作したとき、こ
    れに応動して上記第3の一覧表を表示する第3の表示状
    態をに上記表示画面上の表示を切り換える ことを特徴とする番組予約表示装置。
  2. 【請求項2】上記登録番組表示子は、予約登録する情報
    が通常の番組であることを表すノーマル表示子と、予約
    登録する情報が番組の記録再生動作を管理するための管
    理データであることを表す管理データ表示子とでなる ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の番組予
    約表示装置。
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