JP2979407B1 - 梁支持用サポーター - Google Patents
梁支持用サポーターInfo
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- JP2979407B1 JP2979407B1 JP36398698A JP36398698A JP2979407B1 JP 2979407 B1 JP2979407 B1 JP 2979407B1 JP 36398698 A JP36398698 A JP 36398698A JP 36398698 A JP36398698 A JP 36398698A JP 2979407 B1 JP2979407 B1 JP 2979407B1
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Abstract
【要約】
【課題】 外筒内で昇降するスクリューボルトの支持ス
パンを短くしてスクリューボルトの軸力の強化を図る。 【解決手段】 ギヤボックス3を介して上下に同軸的に
一体連結された上部外筒1並びに下部外筒2と、ギヤボ
ックス3に設けたハンドル15を回動することにより前
記上下外筒内で昇降するスクリューボルト8と、前記ス
クリューボルト8の上端に一体的に連結されてその上部
が前記上部外筒1の上端開口部からスライド自在に突出
されているスライド管9とを含み、前記ギヤボックス3
より上方側でスクリューボルト8の外周面に軸受けリン
グ16が上下摺動自在に配置されており、該軸受けリン
グ16はスクリューボルト8の上端キャップ10から垂
下された所定長さの棒杆17によってその最下端まで自
由落下できるように上下摺動自在に保持されており、更
に前記棒杆17は前記キャップ10を摺動自在に貫通し
てその貫通端に落下を阻止するストッパー部17aが設
けられている構造。
パンを短くしてスクリューボルトの軸力の強化を図る。 【解決手段】 ギヤボックス3を介して上下に同軸的に
一体連結された上部外筒1並びに下部外筒2と、ギヤボ
ックス3に設けたハンドル15を回動することにより前
記上下外筒内で昇降するスクリューボルト8と、前記ス
クリューボルト8の上端に一体的に連結されてその上部
が前記上部外筒1の上端開口部からスライド自在に突出
されているスライド管9とを含み、前記ギヤボックス3
より上方側でスクリューボルト8の外周面に軸受けリン
グ16が上下摺動自在に配置されており、該軸受けリン
グ16はスクリューボルト8の上端キャップ10から垂
下された所定長さの棒杆17によってその最下端まで自
由落下できるように上下摺動自在に保持されており、更
に前記棒杆17は前記キャップ10を摺動自在に貫通し
てその貫通端に落下を阻止するストッパー部17aが設
けられている構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
住宅や軽量鉄骨住宅を構築する際に、上層フロアーの鉄
骨や仮設骨組みの横桟或いはコンクリート型枠の横バタ
材等の梁を仮保持するポール状のサポーターに関するも
のである。
住宅や軽量鉄骨住宅を構築する際に、上層フロアーの鉄
骨や仮設骨組みの横桟或いはコンクリート型枠の横バタ
材等の梁を仮保持するポール状のサポーターに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート住宅の建築施工にお
いて、上層フロアーの骨組みやコンクリート型枠の横バ
タ材を支持するためのサポーターが既に完成した下層フ
ロアーを足場として組み付けられ、上層フロアーが完成
後にサポーターを取り外す工法が一般的に行われてい
る。
いて、上層フロアーの骨組みやコンクリート型枠の横バ
タ材を支持するためのサポーターが既に完成した下層フ
ロアーを足場として組み付けられ、上層フロアーが完成
後にサポーターを取り外す工法が一般的に行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のサポーター
は、上端部若しくは上下端部に伸縮可能なスクリュージ
ャッキを備え、仮設時にこのスクリュージャッキを回転
することにより緊張させている。しかし従来のサポータ
ーは、スクリュージャッキの回転操作部が縦軸の周りで
回転する構造となっており、この回転操作部から放射状
に延びたハンドルを手で掴んでサポーターの軸の周りで
回転させて操作するものであるから、サポーター取付時
にはサポーターを垂直に保持する作業者と、スクリュー
ジャッキを回転させる作業者の二人を必要とし、作業効
率が非常に悪いといった欠点があった。
は、上端部若しくは上下端部に伸縮可能なスクリュージ
ャッキを備え、仮設時にこのスクリュージャッキを回転
することにより緊張させている。しかし従来のサポータ
ーは、スクリュージャッキの回転操作部が縦軸の周りで
回転する構造となっており、この回転操作部から放射状
に延びたハンドルを手で掴んでサポーターの軸の周りで
回転させて操作するものであるから、サポーター取付時
にはサポーターを垂直に保持する作業者と、スクリュー
ジャッキを回転させる作業者の二人を必要とし、作業効
率が非常に悪いといった欠点があった。
【0004】そこで本発明者は、一人の作業者により片
手でサポーターを支持しながら他方の手で昇降操作部を
回転させて伸縮させることのできるサポーターを先に特
願平10−284931号で出願した。この発明のよれ
ば、片手でサポーターを支持しながら他方の手で中間部
に設けたギヤボックスを回動することによりサポーター
を伸縮させることができて作業効率を著しく向上させる
ことができたが、サポーターを最大まで伸張させたとき
に、外筒内にあるスクリューボルトがその上端の支承部
分とギヤボックスの支承部分との間のフリーなスパンが
長くなって軸力が弱くなるといった問題点が生じた。
手でサポーターを支持しながら他方の手で昇降操作部を
回転させて伸縮させることのできるサポーターを先に特
願平10−284931号で出願した。この発明のよれ
ば、片手でサポーターを支持しながら他方の手で中間部
に設けたギヤボックスを回動することによりサポーター
を伸縮させることができて作業効率を著しく向上させる
ことができたが、サポーターを最大まで伸張させたとき
に、外筒内にあるスクリューボルトがその上端の支承部
分とギヤボックスの支承部分との間のフリーなスパンが
長くなって軸力が弱くなるといった問題点が生じた。
【0005】従って本発明の主たる目的は、係る問題点
を、簡単な部材をスクリューボルトの周囲に組み込むこ
とによって解決を図ることにある。
を、簡単な部材をスクリューボルトの周囲に組み込むこ
とによって解決を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するために
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち本発明
に係るサポーターにあっては、ギヤボックス3を介して
上下に同軸的に一体連結された上部外筒1並びに下部外
筒2と、ギヤボックス内の歯車をギヤボックス3に設け
たハンドル15を回動することにより前記上下外筒内で
上下に昇降するスクリューボルト8と、前記スクリュー
ボルト8の上端に一体的に連結されてその上部が前記上
部外筒1の上端開口部からスライド自在に突出されてい
るスライド管9とを含み、前記ギヤボックス3より上方
側でスクリューボルト8の外周面に軸受けリング16が
上下摺動自在に配置されており、該軸受けリング16は
スクリューボルト8の上端キャップ10から垂下された
所定長さの棒杆17によってその最下端まで自由落下で
きるように上下摺動自在に保持されており、更に前記棒
杆17は前記キャップ10を摺動自在に貫通して、その
貫通端に落下を阻止するストッパー部17aが設けられ
ている構造とした。
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち本発明
に係るサポーターにあっては、ギヤボックス3を介して
上下に同軸的に一体連結された上部外筒1並びに下部外
筒2と、ギヤボックス内の歯車をギヤボックス3に設け
たハンドル15を回動することにより前記上下外筒内で
上下に昇降するスクリューボルト8と、前記スクリュー
ボルト8の上端に一体的に連結されてその上部が前記上
部外筒1の上端開口部からスライド自在に突出されてい
るスライド管9とを含み、前記ギヤボックス3より上方
側でスクリューボルト8の外周面に軸受けリング16が
上下摺動自在に配置されており、該軸受けリング16は
スクリューボルト8の上端キャップ10から垂下された
所定長さの棒杆17によってその最下端まで自由落下で
きるように上下摺動自在に保持されており、更に前記棒
杆17は前記キャップ10を摺動自在に貫通して、その
貫通端に落下を阻止するストッパー部17aが設けられ
ている構造とした。
【0007】前記スライド管9が上部外筒1に対して相
対的な回動を阻止した状態でスライドのみ許容できるよ
うにするのが好ましい。そのために、例えば前記上部外
筒1とスライド管9とを軸方向に沿った凹凸条部分でか
み合わせて形成するのがよい。
対的な回動を阻止した状態でスライドのみ許容できるよ
うにするのが好ましい。そのために、例えば前記上部外
筒1とスライド管9とを軸方向に沿った凹凸条部分でか
み合わせて形成するのがよい。
【0008】
【発明の実施の形態】上記の構成により一人の作業者に
より片手でサポーターを立姿に保持しながら他方の手で
ハンドル15を回転してスクリューボルト8を作動しス
ライド管9を昇降させることができる。また、原動傘歯
車4と従動傘歯車5の回転によってスクリューボルト8
を昇降させるものであるから、軽い回転力で大きな昇降
パワーを発揮できて安定良く且つ容易にサポーターをセ
ットすることができる。
より片手でサポーターを立姿に保持しながら他方の手で
ハンドル15を回転してスクリューボルト8を作動しス
ライド管9を昇降させることができる。また、原動傘歯
車4と従動傘歯車5の回転によってスクリューボルト8
を昇降させるものであるから、軽い回転力で大きな昇降
パワーを発揮できて安定良く且つ容易にサポーターをセ
ットすることができる。
【0009】また、スライド管9の伸張時において、ス
クリューボルト8の上昇と共に棒杆最下端部で軸受けリ
ング16を保持した状態で棒杆17が上昇し、これによ
り外部筒体1内にあるスクリューボルト8が上端のキャ
ップ部10と下方のギヤボックス3との間に於ける軸受
けを持たないフリーな中間部分で軸受けリング16によ
って軸承され、これによりスクリューボルト8の支持ス
パンが短くなってその軸力を補強することができる。
クリューボルト8の上昇と共に棒杆最下端部で軸受けリ
ング16を保持した状態で棒杆17が上昇し、これによ
り外部筒体1内にあるスクリューボルト8が上端のキャ
ップ部10と下方のギヤボックス3との間に於ける軸受
けを持たないフリーな中間部分で軸受けリング16によ
って軸承され、これによりスクリューボルト8の支持ス
パンが短くなってその軸力を補強することができる。
【0010】前記した軸受けリング16は、図6に示す
ように長短の2組の棒杆17,17を組み合わせて2個
取り付けることも可能である。これにより更にスクリュ
ーボルト8の支持スパンを短縮できて一層軸力を補強す
ることができる。
ように長短の2組の棒杆17,17を組み合わせて2個
取り付けることも可能である。これにより更にスクリュ
ーボルト8の支持スパンを短縮できて一層軸力を補強す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図中、図1乃至図6は、本発明にかかるサポ
ーターの実施例を示すものであって、符号3でギヤボッ
クスを示す。このギヤボックス3の上下に垂直な上部外
筒1と下部外筒2とが同軸的に一体連結されている。
説明する。図中、図1乃至図6は、本発明にかかるサポ
ーターの実施例を示すものであって、符号3でギヤボッ
クスを示す。このギヤボックス3の上下に垂直な上部外
筒1と下部外筒2とが同軸的に一体連結されている。
【0012】ギヤボックス3はその内部に回転軸方向を
横にした原動傘歯車4と、回転軸方向を縦にして前記原
動傘歯車4に噛み合う従動傘歯車5を内蔵している。該
従動傘歯車5は上下に貫通したスクリュー孔6を有する
筒状ボデイ7の外周面に形成されており、前記スクリュ
ー孔6に長尺のスクリューボルト8が貫通螺合されてい
る。また、前記原動傘歯車4の水平な軸4aがギヤボッ
クス3から外方に露出して横軸の周りで回転する回転操
作部4bを形成しており、この回転操作部4bにハンド
ル15を着脱自在に取り付けて回転させることにより前
記スクリューボルト8を昇降できる構造となっている。
本実施例では軸4aに孔4cを設けてこれにハンドル1
5を取り付けるように形成されている。
横にした原動傘歯車4と、回転軸方向を縦にして前記原
動傘歯車4に噛み合う従動傘歯車5を内蔵している。該
従動傘歯車5は上下に貫通したスクリュー孔6を有する
筒状ボデイ7の外周面に形成されており、前記スクリュ
ー孔6に長尺のスクリューボルト8が貫通螺合されてい
る。また、前記原動傘歯車4の水平な軸4aがギヤボッ
クス3から外方に露出して横軸の周りで回転する回転操
作部4bを形成しており、この回転操作部4bにハンド
ル15を着脱自在に取り付けて回転させることにより前
記スクリューボルト8を昇降できる構造となっている。
本実施例では軸4aに孔4cを設けてこれにハンドル1
5を取り付けるように形成されている。
【0013】更に、前記スクリューボルト8の上端にキ
ャップ10を介してスライド管9が一体的に連結され
て、その上部が前記上部外筒1の上端開口部からスライ
ド自在に突出されている。そして前記スライド管9の上
端に安定支持のためのトッププレート13が、下部外筒
2の下端にベースプレート14が設けられている。
ャップ10を介してスライド管9が一体的に連結され
て、その上部が前記上部外筒1の上端開口部からスライ
ド自在に突出されている。そして前記スライド管9の上
端に安定支持のためのトッププレート13が、下部外筒
2の下端にベースプレート14が設けられている。
【0014】前記上部外筒1の上端に前記スクリューボ
ルト8のキャップ10の鍔部10aが当接するストッパ
ー12が設けられている。これによりスライド管9の移
動上限を規制すると共に上部外筒1から抜脱するのを阻
止することができる。
ルト8のキャップ10の鍔部10aが当接するストッパ
ー12が設けられている。これによりスライド管9の移
動上限を規制すると共に上部外筒1から抜脱するのを阻
止することができる。
【0015】また、前記ギヤボックス3より上方側でス
クリューボルト8の外周面に軸受けリング16が上下摺
動自在に配置されている。この該軸受けリング16はス
クリューボルト8の上端キャップ10から垂下された所
定長さの棒杆17によってその最下端まで自由落下でき
るように上下摺動自在に保持されている。即ち、軸受け
リング16に穿けた孔16aに棒杆17が摺動自在に挿
通されて下方に露出した端部にナット18が螺合されて
おり、これにより軸受けリング16が保持されている。
また棒杆17の上端はスクリューボルト8の上端キャッ
プ10に設けられた孔10bを摺動自在に貫通してその
露出端に孔10bからの落下を阻止するストッパー部1
7aが設けられている。
クリューボルト8の外周面に軸受けリング16が上下摺
動自在に配置されている。この該軸受けリング16はス
クリューボルト8の上端キャップ10から垂下された所
定長さの棒杆17によってその最下端まで自由落下でき
るように上下摺動自在に保持されている。即ち、軸受け
リング16に穿けた孔16aに棒杆17が摺動自在に挿
通されて下方に露出した端部にナット18が螺合されて
おり、これにより軸受けリング16が保持されている。
また棒杆17の上端はスクリューボルト8の上端キャッ
プ10に設けられた孔10bを摺動自在に貫通してその
露出端に孔10bからの落下を阻止するストッパー部1
7aが設けられている。
【0016】サポーター全体の軽量化のために、前記ギ
ヤボックス3並びにこの内部に組み込まれた傘歯車4,
5や筒状ボデイ7並びにスクリューボルト8等の各部材
はアルミニウム等の軽金属材料で形成するのが好まし
い。この場合、ギヤボックス3から外方に露出した前記
転操作部4の外表面は、補強のために鉄等の硬質金属材
料製のカバー11で被覆するのがよい。
ヤボックス3並びにこの内部に組み込まれた傘歯車4,
5や筒状ボデイ7並びにスクリューボルト8等の各部材
はアルミニウム等の軽金属材料で形成するのが好まし
い。この場合、ギヤボックス3から外方に露出した前記
転操作部4の外表面は、補強のために鉄等の硬質金属材
料製のカバー11で被覆するのがよい。
【0017】上記の如く形成されたサポーターは図4に
示すように下層床面Bを足場として上層の横梁Aを支持
するのに使用される。この横梁Aは、上層フロアーの鉄
骨であったり、或いは仮設骨組みであったり、コンクリ
ート型枠を支持する横バタ材である。
示すように下層床面Bを足場として上層の横梁Aを支持
するのに使用される。この横梁Aは、上層フロアーの鉄
骨であったり、或いは仮設骨組みであったり、コンクリ
ート型枠を支持する横バタ材である。
【0018】図1並びに図2はスクリューボルト8が下
降してスライド管9が下方に移動した状態を示す。この
状態では棒杆17はその下端がギヤボックス3の上端面
に当接する最下端位置にあって、軸受けリング16も棒
杆の下端までに落下している。この状態からハンドル1
5を回転してスクリューボルト8と共にスライド管9を
上昇させて下層床面Bと上層の横梁Aとの間でサポータ
ーを緊張させ横梁Aを支持させる。この時、図3に示す
ように、スクリューボルト8の上昇と共に棒杆最下端部
で軸受けリング16を保持した状態で棒杆17が上昇す
る。これにより外部筒体1内にあるスクリューボルト8
が上端のキャップ部10と下方のギヤボックス3との間
における軸受けを持たないフリーな中間部分で軸受けリ
ング16によって軸承され、これによりスクリューボル
ト8の支持スパンが短くなってその軸力を補強すること
ができる。尚、スクリューボルト8を最大まで上昇させ
たときに、前記軸受けリング16がキャップ部10と下
方のギヤボックス3との丁度中間位置におかれるように
前記棒杆17の長さを予め設定しておくのが好ましい。
降してスライド管9が下方に移動した状態を示す。この
状態では棒杆17はその下端がギヤボックス3の上端面
に当接する最下端位置にあって、軸受けリング16も棒
杆の下端までに落下している。この状態からハンドル1
5を回転してスクリューボルト8と共にスライド管9を
上昇させて下層床面Bと上層の横梁Aとの間でサポータ
ーを緊張させ横梁Aを支持させる。この時、図3に示す
ように、スクリューボルト8の上昇と共に棒杆最下端部
で軸受けリング16を保持した状態で棒杆17が上昇す
る。これにより外部筒体1内にあるスクリューボルト8
が上端のキャップ部10と下方のギヤボックス3との間
における軸受けを持たないフリーな中間部分で軸受けリ
ング16によって軸承され、これによりスクリューボル
ト8の支持スパンが短くなってその軸力を補強すること
ができる。尚、スクリューボルト8を最大まで上昇させ
たときに、前記軸受けリング16がキャップ部10と下
方のギヤボックス3との丁度中間位置におかれるように
前記棒杆17の長さを予め設定しておくのが好ましい。
【0019】以上のようにして使用時に、一人の作業者
により片手でサポーターを立姿に保持しながら他方の手
でハンドル15を回転してスクリューボルト8を作動し
スライド管9を昇降させることができる。また、原動傘
歯車4と従動傘歯車5の回転によってスクリューボルト
8を昇降させるものであるから、軽い回転力で大きな昇
降パワーを発揮できて、安定よく且つ容易にサポーター
をセットすることができる。
により片手でサポーターを立姿に保持しながら他方の手
でハンドル15を回転してスクリューボルト8を作動し
スライド管9を昇降させることができる。また、原動傘
歯車4と従動傘歯車5の回転によってスクリューボルト
8を昇降させるものであるから、軽い回転力で大きな昇
降パワーを発揮できて、安定よく且つ容易にサポーター
をセットすることができる。
【0020】尚、前記した軸受けリング16は、図6に
示すように長短の2組の棒杆17、17を組み合わせて
2個取り付けることも可能である。これにより更にスク
リューボルト8の支持スパンを短縮できて一層軸力を補
強することができる。
示すように長短の2組の棒杆17、17を組み合わせて
2個取り付けることも可能である。これにより更にスク
リューボルト8の支持スパンを短縮できて一層軸力を補
強することができる。
【0021】以上本発明の代表的な実施例について説明
したが、本発明は必ずしも上記の実施例構造のみに特定
されるものでなく、その構成要件を備え、且つ効果を有
する範囲内で適宜変更して実施できることは勿論であ
る。
したが、本発明は必ずしも上記の実施例構造のみに特定
されるものでなく、その構成要件を備え、且つ効果を有
する範囲内で適宜変更して実施できることは勿論であ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明のサポーターは上記の如く構成さ
れたものであるから、スクリューボルトの上昇と共に棒
杆最下端部で軸受けリングを保持した状態で棒杆が上昇
し、これにより外部筒体内にあるスクリューボルトが上
端のキャップ部と下方のギヤボックスとの間における軸
受けを持たないフリーな中間部分で軸受けリングによっ
て軸承され、これによりスクリューボルトの支持スパン
が短くなってその軸力を補強することができるといった
効果がある。
れたものであるから、スクリューボルトの上昇と共に棒
杆最下端部で軸受けリングを保持した状態で棒杆が上昇
し、これにより外部筒体内にあるスクリューボルトが上
端のキャップ部と下方のギヤボックスとの間における軸
受けを持たないフリーな中間部分で軸受けリングによっ
て軸承され、これによりスクリューボルトの支持スパン
が短くなってその軸力を補強することができるといった
効果がある。
【0023】更に加えて、一人の作業者で容易にサポー
ターをセットすることができて施工時における梁の組立
や分解作業の作業能率を著しく高めることができると共
に、原動傘歯車と従動傘歯車の回転によってスクリュー
ボルトを昇降させるものであるから、軽い回転力で大き
な昇降パワーを発揮できて安定良くサポーターをセット
することができるといった優れた効果がある。
ターをセットすることができて施工時における梁の組立
や分解作業の作業能率を著しく高めることができると共
に、原動傘歯車と従動傘歯車の回転によってスクリュー
ボルトを昇降させるものであるから、軽い回転力で大き
な昇降パワーを発揮できて安定良くサポーターをセット
することができるといった優れた効果がある。
【図1】本発明に係るサポーターの全体図を示す正面図
であって、スライド管が下降した状態を示す。
であって、スライド管が下降した状態を示す。
【図2】上記サポーターの要部の拡大断面図。
【図3】上記サポーターの要部の拡大断面図でスライド
管が上昇した状態を示す。
管が上昇した状態を示す。
【図4】上記サポーターの全体図を示す正面図でスライ
ド管が上昇した状態を示す。
ド管が上昇した状態を示す。
【図5】本発明に於ける軸受けリング部分を示す斜視
図。
図。
【図6】本発明に於ける軸受けリング部分の他の実施例
を示す斜視図。
を示す斜視図。
1 上部外筒 2 下部外筒 3 ギヤボックス 8 スクリューボルト 9 スライド管 10 キャップ 16 軸受けリング 17 棒杆 17a ストッパー部
Claims (1)
- 【請求項1】 ギヤボックス(3)を介して上下に同軸的
に一体連結された上部外筒(1)並びに下部外筒(2)と、前
記ギヤボックス(3)に設けたハンドルでギヤボックス内
の歯車を回動することにより前記外筒(1),(2)内で昇降
するスクリューボルト(8)と、前記スクリューボルト(8)
の上端に一体的に連結されてその上部が前記上部外筒
(2)の上端開口部からスライド自在に突出されているス
ライド管(9)とを含み、前記ギヤボックス(3)より上方側
でスクリューボルト(8)の外周面に軸受けリング(16)が
上下摺動自在に配置されており、該軸受けリング(16)は
スクリューボルト(8)の上端キャップ(10)から垂下され
た所定長さの棒杆(17)によってその最下端まで自由落下
できるように上下摺動自在に保持されており、更に前記
棒杆(17)の上部は前記キャップ(10)を摺動自在に貫通し
てその露出端に棒杆の落下を阻止するストッパー部(17
a)が設けられている梁支持用サポーター。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36398698A JP2979407B1 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 梁支持用サポーター |
US09/409,812 US6364270B1 (en) | 1998-10-07 | 1999-09-30 | Beam supporter |
AU52574/99A AU758467B2 (en) | 1998-10-07 | 1999-10-01 | Beam supporter |
EP99307875A EP0992641B1 (en) | 1998-10-07 | 1999-10-06 | Beam supporter |
CA002285514A CA2285514C (en) | 1998-10-07 | 1999-10-06 | Beam supporter |
DE69922608T DE69922608T2 (de) | 1998-10-07 | 1999-10-06 | Stütze |
HK00106366A HK1027141A1 (en) | 1998-10-07 | 2000-10-09 | Beam supporter. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36398698A JP2979407B1 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 梁支持用サポーター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2979407B1 true JP2979407B1 (ja) | 1999-11-15 |
JP2000186431A JP2000186431A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18480700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36398698A Expired - Fee Related JP2979407B1 (ja) | 1998-10-07 | 1998-12-22 | 梁支持用サポーター |
Country Status (1)
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