JP2979099B2 - データ記憶装置 - Google Patents

データ記憶装置

Info

Publication number
JP2979099B2
JP2979099B2 JP2334527A JP33452790A JP2979099B2 JP 2979099 B2 JP2979099 B2 JP 2979099B2 JP 2334527 A JP2334527 A JP 2334527A JP 33452790 A JP33452790 A JP 33452790A JP 2979099 B2 JP2979099 B2 JP 2979099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
writing
key
determined
process proceeds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2334527A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04205367A (ja
Inventor
信行 利根川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASHIO KEISANKI KK
Original Assignee
KASHIO KEISANKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KASHIO KEISANKI KK filed Critical KASHIO KEISANKI KK
Priority to JP2334527A priority Critical patent/JP2979099B2/ja
Priority to US07/798,619 priority patent/US5297119A/en
Priority to EP91120493A priority patent/EP0488354B1/en
Priority to DE69126103T priority patent/DE69126103T2/de
Priority to KR1019910021889A priority patent/KR950012220B1/ko
Publication of JPH04205367A publication Critical patent/JPH04205367A/ja
Priority to HK97102273A priority patent/HK1000677A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP2979099B2 publication Critical patent/JP2979099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Calculators And Similar Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は各種データを記憶するデータ記憶装置に関
する。
[従来の技術] 従来、例えば電子手帳,電子時計等のデータ記憶装置
は名前・電話番号、スケジュール等の各種データをRAM
に記憶しており、このRAMには記憶内容を保持するため
に電池から電源が供給されている。そして、電池の電圧
が低下してくると使用者に電池切れを報知するようにな
っている。然して、電池交換時等に記憶内容が消えない
ようにする為に、例えば電池を2個並列配置させてお
き、交換する時は電池を1個ずつ交換することによりRA
Mに記憶したデータが消失しないようにすること等が行
なわれている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のデータ記憶装置では誤って2個
の電池を同時に取り外したり、電池を交換しないで放置
すると、RAMに記憶したデータが消失してしまうという
欠点があった。そのため、電源をオフしても記憶内容を
保持する不揮発性メモリ、例えばEE−PROM(electrical
ly erasable and programmable read only memory)をR
AMと併用することが考えられる。即ち、必要とされる任
意のデータをEE−PROMに記憶させ、他はRAMに記憶する
ようにすれば、電池電圧が低下したときEE−PROMに記憶
したデータだけは保護される。
ところで、EE−PROMは高い駆動電圧で書込動作を行な
うため、電池電圧が十分でないとデータが正常に書き込
めない。また、EE−PROMには書込回数の制限があり、通
常は所定回数以上の書き込みを繰り返すと、その領域記
憶は書込不能となってデータの書き込みが出来なくな
る。
一般に、名前・電話番号、スケジュール等の各種デー
タをEE−PROMに記憶する場合はデータ編集を頻繁に繰り
返すので書き込い回数も多くなる。従って、データをEE
−PROMに書き込む際に書込不能が起こったとき、使用者
は電池の消耗による書込不能か書込回数の超過による書
込不能かを判断できないという欠点があった。
この発明は上記問題を解消する為になされたもので、
不揮発性メモリに対してデータが書込不能となった際
に、電池電圧の低下による書込不能か書込回数の超過等
電池電圧の低下以外の要因による書込不能かを報知でき
るデータ記憶装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は上記課題を解決するために、各種データを
記憶する書き換え可能な不揮発性メモリと、上記不揮発
性メモリに電源を供給する電池とを備えたデータ記憶装
置であって、上記不揮発性メモリに対してデータが正常
に書き込めたか否かを判断する書込判断手段と、この書
込判断手段により書込不能と判断されたときに電池の電
圧を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基
づいて電池電圧の低下による書込不能かそれ以外の要因
による書込不能かを報知する報知手段とを具備したこと
を特徴とする。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第12図に基
づいて説明する。この実施例ではデータ記憶装置として
電子腕時計に適用した例を示す。
第1図は本発明を適用した電子腕時計の外観図であ
る。電子腕時計本体1にはLCD(液晶表示パネル)2お
よび押釦型のS1キー〜S6キーが設けられている。この場
合、S1キーは後述するモードレジスタMの内容を反転さ
せるキーである。S2キーは「M=1」の時にフラグレジ
スタFの内容を反転させてデータ表示状態と設定データ
表示状態とを切換えるキーである。S3キーは後述するRA
Mにおけるデータシーケンシャルサーチを行なわせると
共に、データ修正の桁選択を行なわせるキーである。S4
キーは後述するEE−PROMにおけるデータシーケンシャル
サーチを行なわせると共に、データ修正のキャラクタ選
択を行なわせるキーである。S5キーはEE−PROMに対する
データの書込回数を表示させるキーである。S6キーはそ
の他の処理で使用されるキーである。
第2図はLCD2の構成を示す図である。LCD2は文字を表
示するドットマトリクス表示部2a、数字を表示する数字
セグメント表示部2b,2c、登録完了マーク(R文字表示
体)表示部2d、および保護マーク表示部(K文字表示
体)2eを備えている。ドットマトリクス表示部2aには名
前・電話番号データにおける名前データが表示される。
数字セグメント表示部2b,2cには時刻,名前・電話番号
データにおける電話番号データが表示される。登録完了
マーク(R)表示部2dはドットマトリクス表示部2aおよ
び数字セグメント表示部2b,2cに表示された名前・電話
番号データをEE−PROM7に登録(eserve)する処理が
完了したことを示すものである。保護マーク表示部
(K)2eは表示された上記名前・電話番号データがEE−
PROM7に保護(eep)されることを示すものである。
第3図は上記電子腕時計の回路構成を示すブロック図
である。同図において、スイッチ部3は第1図に示した
S1キー〜S6キーを具備し、キー入力に応じたキー入力信
号を制御部4に出力する。制御部(CPU)4はROM5に予
め記憶したマイクロプログラムに基づいて各種処理を行
なう中央処理部である。揮発性メモリであるRAM6は名前
・電話番号データ等の各種データを記憶するメモリであ
る。7は書き換え可能な不揮発性メモリであるEE−PROM
であって、このEE−PROM7は任意選択された名前・電話
番号データを記憶するメモリである。電源回路8はリチ
ウム電池9から供給される電圧(3V)に基づいて各部に
駆動電圧(定格1.5V)を供給すると共に、制御部4から
出力される信号aによってEE−PROM7に対して所定の駆
動電圧,例えば2Vの電圧を供給する。
電池電圧検出部10は電源回路8から出力される上記駆
動電圧が正常か否か即ち2V以上であるか否かを判断し、
上記駆動電圧が2Vより低下した場合は検出信号bを制御
部4に出力する。この電池電圧検出部10の詳細を第4図
に基づいて説明する。電源回路8から出力される上記駆
動電圧2Vは分圧抵抗R1,R2により1Vずつに分圧される。
分圧抵抗R1,R2の接続点Jの電圧(定格1V)はコンパレ
ータ10aに一方の入力端子に供給される。またコンパレ
ータ10aに他方の入力端子には基準電圧発生部10bから例
えば1Vの基準電圧が供給されている。そして、コンパレ
ータ10aは接続点Jの電圧と基準電圧(1V)とを比較
し、接続点Jの電圧が基準電圧(1V)より低下した場合
は検出信号bを制御部4に出力する。
第3図に戻って、MOSトランジスタ11はEE−PROM7に対
する電源供給を制御するためのゲート素子である。即
ち、MOSトランジスタ11は制御部4から出力される信号
aによりONし、EE−PROM7を接地電圧(GND)に接続す
る。デコーダ・ドライバ12は制御部4から出力される表
示データに基づく表示駆動信号をLCD2に出力する。発振
器13は水晶発振子を内蔵し例えば32k(32768)Hzのクロ
ックパルスを出力するもので、クロックパルスは分周・
タインミング信号発生回路14に供給される。分周・タイ
ミング信号発生回路14は発振器13から供給されるクロッ
クパルスを分周して計時信号等の各種タインミング信号
を発生し、制御部4に供給する。
第5図はRAM6のメモリ構成を示す図である。同図に示
すように、RAM6には各種レジスタおよび、名前・電話番
号データを記憶するTELデータメモリC0〜Cnが設けられ
ている。表示レジスタはLCD2で表示されるデータを記憶
するレジスタである。モードレジスタMはモードデータ
を記憶するレジスタであり、「M=0(レジスタMの値
が0)」のときは現在時刻表示モード、「M=1(レジ
スタMの値が1)」のときはデータ表示モードである。
フラグレジスタFはデータ修正状態か否かを示すフラグ
を記憶するレジスタである。フラグレジスタLはデータ
の読出し/書込みにおいてRAM6またはEE−PROM7のどち
らを選択するかを示す選択フラグを記憶するレジスタで
ある。この場合「L=0」の場合はRAM6が選択され、
「L=1」の場合はEE−PROM7が選択される。レジスタ
SはEE−PROM7に対する書き込み動作の実行回数をカウ
ントするトライカウンタである。時刻計時レジスタは制
御部4により計時される現在時刻(日付,時刻)を記憶
するレジスタである。レジスタP0はTELデータメモリC0
〜Cnのアドレスを指定するポインタである。レジスタP1
は第6図に示すEE−PROM7におけるTELデータメモリD0,D
1,…のアドレスを指定するポインタである。レジスタB
はEE−PROM7対する書込不能が発生したとき、その原因
を示すデータを記憶するレジスタである。この場合、電
池電圧の低下による書込不能では「B=1」となり、そ
の他の要因、例えば書込回数の超過による書込不能では
「B=2」となる。TELデータメモリC0〜Cnにおいて、
エリアCXにはアルファベットによる名前データが記憶さ
れ、エリアCYには数字および記号(ハイフン)による電
話番号データが記憶される。
第6図はEE−PROM7のメモリ構成を示す図である。同
図に示すように、EE−PROM7には多数のTELデータメモリ
D0,D1,…が設けられている。TELデータメモリD0,D1,…
において、エリアDXにはアルファベットによる名前デー
タが記憶され、エリアDYには数字および記号(ハイフ
ン)による電話番号データが記憶され、エリアDZには各
TELデータメモリD0,D1,…に対応する書込回数N0,N1,N2,
…が夫々記憶される。
次に、上記実施例の動作を第7図ないし第12図に基づ
いて説明する。第7図は全体動作を示すフローチャー
ト、第8図はデータ設定時の表示例を示す図、第9図は
第7図におけるEE−PROM内格納処理の動作を示すフロー
チャート、第10図は書込回数表示の表示例を示す図、第
11図は電池電圧の低下による書込不能が発生した時の表
示例を示す図、第12図は書込回数の超過による書込不能
が発生した時の表示例を示す図である。
初めに、第7図を参照して全体動作を説明する。制御
部4は分周・タイミング信号発生回路14から計時信号が
出力されるまでステップA1のHALT状態にある。
計時信号が出力されると、ステップA1で計時信号あり
と判断されてステップA2に進む。ステップA2の計時処理
では,時刻計時レジスタに記憶された現在時刻データが
更新される。ステップA3の表示処理においてはモードレ
ジスタM,フラグレジスタFの内容に応じて現在時刻デー
タ、名前・電話番号データ、書込回数データ等がLCD2に
表示される。ステップA3の実行後はステップA1に戻る。
また、スイッチ部3でS1キー〜S6キーを入力すると、
ステップA1でキー有りと判断されてステップA4に進む。
ステップA4では入力されたキーがS1キーか否かが判断さ
れる。S1キーが入力された場合は、ステップA4でYESと
判断されてステップA5に進む。ステップA5においてはモ
ードレジスタMの内容が反転されてモード内容が変更さ
れる。例えば、「M=0」の時に、S1キーが入力される
と「M=1」になりデータ表示モードとなる。ステップ
A5の実行後はステッパA1に戻る。また、「M=1」の時
に、S1キーが入力されると「M=0」の現在時刻表示モ
ードになる。
上記ステップA4でNOと判断された場合はステップA6に
進む。ステップA6では入力されたキーがS2キーか否かが
判断される。S2キーが入力された場合は、ステップA6で
YESと判断されてステップA7に進む。ステップA7におい
ては「M=1」か否か即ちモードレジスタMの内容が
「1」か否かが判断される。このステップA7でYESと判
断されるとステップA8に進み、NOの場合はステップA28
に進む。
ここで、「M=1」の場合はステップA7でYESと判断
されてステップA8に進む。ステップA8では「F=0」か
否か即ちフラグレジスタFの内容が「0」か否かが判断
される。このステップA8でYESと判断されるとステップA
9に進み、NO(F=1)の場合はステップA10に進む。
「F=0」の場合は、ステップA8でYESと判断されてス
テップA9に進む。ステップA9ではフラグレジスタFに
「1」が書き込まれて「M=1,F=1」となり、データ
設定モードとなる。ステップA9の実行後はステップA1に
戻る。
また、上記ステップA8でNO(F=1)と判断された場
合は、ステップA10に進む。ステップA10においてはフラ
グレジスタFに「0」が書き込まれて「M=1,F=0」
となり、ステップA11に進む。ステップA11では設定され
たデータをEE−PROM7に保護するか否かをフラグレジス
タLの内容に基づいて判断する。即ち、「L=1」であ
ればステップA11でYESと判断されてステップA12のEE−P
ROM内格納処理に進み、RAM6の表示レジスタに設定され
たデータをEE−PROM7に格納する。このEE−PROM内格納
処理の詳細は第9図により後述する。また、「L=0」
であればステップA11でNOと判断されてステップA13に進
み、設定されたデータをRAM6に格納する。ステップA12,
A13の実行後はステップA1に戻る。
上記ステップA6でNOと判断された場合はステップA14
に進む。ステップA14では入力されたキーがS3キーか否
かが判断される。
S3キーが入力された場合は、ステップA14でYESと判断
されてステップA15に進む。ステップA15においては「M
=1」か否かが判断される。このステップA15でYESと判
断されるとステップA16に進み、NOの場合はステップA28
に進む。ここで、「M=1」の場合はステップA15でYES
と判断されてステップA16に進む。ステップA16では「F
=0」か否かが判断される。このステップA16でYESと判
断されるとステップA17に進み、NO(F=0)の場合は
ステップA18に進む。
ここで、「M=1,F=0」の場合はステップA15,A16で
夫々YESと判断されてステップA17に進む。ステップA17
においてはレジスタP0が更新されてRAM6に記憶されたデ
ータのシーケンシャルサーチ処理が実行され、ステップ
A1に戻る。またステップA16で「F=1」と判断された
場合はデータ設定モードであるからステップA18に進
む。ステップA18では桁選択処理が行なわれ、データ修
正における修正桁が1桁下位に移動する。ステップA18
の実行後はステップA1に戻る。
また、上記ステップA14でNOと判断された場合はステ
ップA19に進む。ステップA19では入力されたキーがS4
ーか否かが判断される。ステップA19でYESと判断される
とステップA20に進み、NOの場合はステップA24に進む。
S4キーが入力された場合は、ステップA19でYESと判断
されてステップA20に進む。ステップA20においては「M
=1」か否かが判断され、YESの場合ステップA21へ、NO
の場合はステップA28に進む。ステップA20でYESと判断
された場合は、ステップA21に進んで「F=0」か否か
が判断される。このステップA21でYESと判断されるとス
テップA22に進み、NOの場合はステップA23に進む。
ここで、「M=1,F=0」の場合はステップA20,A21で
夫々YESと判断されてステップA22に進む。ステップA22
においてはレジスタP1が更新されてEE−PROM7に記憶さ
れたデータのシーケンシャルサーチ処理が実行され、ス
テップA1に戻る。またステップA21で「F=1」と判断
された場合はデータ設定モードであるからステップA23
に進む。ステップA23では設定(修正)処理が行なわ
れ、データ修正におけるキャラクタが修正される。ステ
ップA23の実行後はステップA1に戻る。
また、上記ステップA19でNOと判断された場合はステ
ップA24に進む。ステップA24では入力されたキーがS5
ーか否かが判断される。ステップA24でYESと判断される
とステップA25に進み、NOの場合はステップA28に進む。
S5キーが入力された場合は、ステップA24でYESと判断
されてステップA25に進む。ステップA25においては「M
=1」か否かが判断され、YESの場合ステップA26へ、NO
の場合はステップA28に進む。ステップA25でYESと判断
された場合は、ステップA26に進んで「F=0」か否か
が判断される。このステップA21でYESと判断されるとス
テップA27に進み、NOの場合はステップA28に進む。
ここで、「M=1,F=0」の場合はステップA25,A26で
夫々YESと判断されてステップA27に進む。ステップA27
においては表示されたデータを記憶したEE−PROM7のTEL
データメモリD0,D1,…に対応する書込回数N0,N1,N2,…
がLCD2に表示される。
また、ステップA24,A25,A26で夫々NOと判断された場
合はステップA28に進み、その他のキー処理が実行され
る。ステップA28の実行後はステップA1に進む。
次に、第8図を参照して名前・電話番号データの設定
処理を説明する。この場合、S1キーを入力してステップ
A5の処理により「M=1」とし、更にS2キーを入力して
ステップA9の処理により「F=1」とする。
これにより、データ設定モードとなり、ステップA3の
表示処理では第8図Aに示すようにLCD2のドットマトリ
クス表示部2aには文字「A」が点滅表示される。
ここで、S4キーを順次入力すると、キャラクタ選択が
行なわれて第8図Bに示すように文字「S」が点滅表示
される。表示された文字「S」を設定する場合は、S3
ーを入力して次の桁を選択する。
この操作により、第8図Cに示すように点滅表示がド
ットマトリクス表示部2aの第2桁にシフトする。以下同
様に、S3,S4キーを操作して文字データおよび数字デー
タを設定すると、第8図Dに示すようにドットマトリク
ス表示部2aに名前「SUZUKI」が表示され、数字セグメン
ト表示部2b,2cに電話番号「0123−45−7890」が表示さ
れ、最下桁の数字「0」が点滅表示される。このとき、
LCD2に表示された名前・電話番号データ「SUZUKI 0123
−45−7890」はRAM6の表示レジスタに記憶されている。
この状態で、S3キーを操作するとフラグレジスタLに
「1」が書き込まれて「L=1」となりEE−PROM7が選
択される。この結果、第8図Eに示すようにLCD2の保護
マーク表示部2dが点滅表示される。保護マーク「K」の
点滅表示は、LCD2に表示された名前・電話番号データ
「SUZUKI 0123−45−7890」がEE−PROM7に格納保護さ
れることを示す。
また、第8図Eに示す状態でS4キーが操作されると、
レジスタLの値は反転して「0」になる。即ちS4キーは
レジスタLの内容を反転させる。
第8図Eに示す状態でS2キーを入力すると、ステップ
A12のEE−PROM内格納処理が実行される。このEE−PROM
内格納処理の詳細を第9図に基づいて説明する。上述の
ように「M=1,F=1」の状態でS2キーが入力される
と、ステップA6〜A8からステップA10,A11と進んで、ス
テップA12が実行される。
まず、ステップB1ではRAM6の表示レジスタに記憶され
た名前・電話番号データ「SUZUKI 0123−45−7890」を
EE−PROM7のTELデータメモリD0,D1,D2,…のうちレジス
タP1で指定されるTELデータメモリ、例えばTELデータメ
モリDnに書き込む。
ステップB2においては、データが正常に書き込まれた
か否かを確認するために、レジスタP1で指定されるTEL
データメモリDnに記憶された名前・電話番号データを今
度は読み出す。
ステップB3ではEE−PROM7から読み出された名前・電
話番号データと、表示レジスタに記憶された名前・電話
番号データ「SUZUKI 0123−45−7890」とが一致するか
否かが判断される。このステップB3でYESと判断された
場合はデータが正しく記憶された場合でありステップB4
に進み、NOの場合はステップB6に進む。通常、EE−PROM
7はRAMに比べてデータを書き込みにくいメモリ素子であ
るから、書込動作を数回繰り返す必要がある。
従って、最初はEE−PROM7から読み出された名前・電
話番号データと、表示レジスタに記憶された名前・電話
番号データとが一致せず、ステップB3でNOと判断されて
ステップB6に進む。ステップB6ではレジスタSの内容が
+1されて書込実行回数がカウントされる。次のステッ
プB7において、レジスタSの内容が「20」以上になった
か否かを判断する。このステップB7でYESの場合はステ
ップB8に進み、NOの場合はステップB1に戻ってステップ
B1〜B3,B6,B7の処理を繰り返し実行する。
しかして、EE−PROM7に対する書込動作を数回繰り返
し、データが正常に書き込まれると、ステップB3がYES
と判断されてステップB4に進む。ステップB4ではレジス
タP1で指定されるTELデータメモリDnの書込回数記憶エ
リアDZを+1してカウントアップする。続くステップB5
ではLCD2における登録完了マーク(R)表示部2dを表示
して、表示された名前・電話番号データがEE−PROM7に
対する書込が完了したことを示す。ステップB5の実行後
は第9図の処理を終了し、ステップA1に戻る。この結
果、ステップA3の表示処理では第10図Aに示すように名
前・電話番号データ「SUZUKI 0123−45−7890」が保護
マーク「K」,登録完了マーク「R」と共にLCD2に表示
される。
上記書込回数記憶エリアDZの内容はS5キーの操作によ
って表示されるもので、第10図Aに示す表示状態でS5
ーが操作されると、ステップA24,A25,A26で夫々YESと判
断されてステップA27に進む。ステップA27では、第10図
Bに示すように、表示された名前・電話番号データ「SU
ZUKI 0123−45−7890」を記憶したEE−PROM7のTELデー
タメモリのエリアCZに記憶された書込回数例えば「23
0」が名前デェータ「SUZUKI」と共にLCD2に表示され
る。
然して、第9図に戻り上記ステップB1〜B3,B6,B7を20
回実行してレジスタSの内容が「20」になると、ステッ
プB7でYESと判断されてステップB8に進む。ステップB8
では、EE−PROM7に対する書込動作を20回繰り返しても
データが正常に書き込めず書込不能であるから、リチウ
ム電池9の電圧を検出する電池電圧検出処理を実行す
る。即ち、電池電圧検出部10においてはリチウム電池9
の電圧に基づいて電源回路8から出力されるEE−PROM7
の駆動電圧が、定格2Vより低下すると検出信号bを出力
する。ステップB9ではリチウム電池9の電圧が十分に有
るか否か即ち検出信号bが出力されていないか否かを判
断する。
検出信号bが出力された場合は、リチウム電池9の電
圧が十分でないのでステップB9でNOと判断されステップ
B10に進む。ステップB10では、EE−PROM7の書込不能の
原因がリチウム電池9の電圧低下によることを示すデー
タ「1」をレジスタBに書き込む。ステップB10の実行
後は第9図の処理を終了し、ステップA1に戻る。この結
果、ステップA3の表示処理では、第11図に示すように電
圧の低下による書込不能を示すメッセージ「Bat.Err」
がLCD2のドットマトリクス表示部2aに表示される。この
メッセージ表示により、使用者は電池が消耗したことが
分かる。
また、検出信号bが出力されていない場合は、リチウ
ム電池9の電圧が十分に有るのでステップB9でYESと判
断されステップB11に進む。ステップB11では、EE−PROM
7の書込不能の原因が書込回数の超過によることを示す
データ「2」をレジスタBに書き込む。ステップB11の
実行後は第9図の処理を終了し、ステップA1に戻る。こ
の結果、ステップA3の表示処理では、第12図に示すよう
に書込回数の超過による書込不能を示すメッセージ「Ov
er Err」がLCD2のドットマトリクス表示部2aに表示さ
れる。このメッセージ表示により、使用者はEE−PROM7
における一領域の書込回数が超過したことが分かる。
なお、上記実施例では第7図ステップA13のRAM6への
データ格納の詳細については述べていないが入力された
データはデータの記憶されていない領域に順次記憶され
るようになっているものである。然して、RAM6およびEE
−PROM7に記憶されるデータは名前・電話番号データに
限らず、スケジュールデータ,住所録データ,メモデー
タ等何でもよい。また、記憶されるデータはキー入力さ
れたデータに限らず、データ通信により転送された入力
データ或いは無線等によって入力されたデータであって
もよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によればEE−PROMに対
してデータが書込不能となった際に、電池電圧の低下に
よる書込不能かそれ以外の要因による書込不能かを使用
者に対して報知できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は発明の実施例を示し、第1図は電子
腕時計の外観図、第2図は表示構成を示す外観図、第3
図は電子腕時計の回路構成を示す図、第4図は電池電圧
検出部の回路構成を示す図、第5図はRAMのメモリ構成
を示す図、第6図はEE−PROMのメモリ構成を示す図、第
7図は全体の動作を示すフローチャート、第8図はデー
タ設定時における表示変化を示す図、第9図はEE−PROM
内格納処理の動作を示すフローチャート、第10図乃至第
12図は夫々表示状態を示す図である。 1……電子腕時計本体、2……LCD、3……スイッチ
部、4……制御部、5……ROM、6……RAM、7……EE−
PROM、8……電源回路、9……リチウム電池、10……電
池電圧検出部、11……MOSトランジスタ、12……デコー
ダ・ドライバ、13……発振器、14……分周・タイミング
信号発生回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 15/02 G01R 31/36 G11C 16/00 G11C 29/00 G06F 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種データを記憶する書き換え可能な不揮
    発性メモリと、上記不揮発性メモリに電源を供給する電
    池とを備えたデータ記憶装置であって、上記不揮発性メ
    モリに対してデータが正常に書き込めたか否かを判断す
    る書込判断手段と、この書込判断手段により書込不能と
    判断されたときに電池の電圧を検出する検出手段と、こ
    の検出手段の検出結果に基づいて電池電圧の低下による
    書込不能か電池電圧の低下以外の要因による書込不能か
    を報知する報知手段とを具備したことを特徴とするデー
    タ記憶装置。
JP2334527A 1990-11-30 1990-11-30 データ記憶装置 Expired - Fee Related JP2979099B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2334527A JP2979099B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 データ記憶装置
US07/798,619 US5297119A (en) 1990-11-30 1991-11-26 Data storage apparatus
EP91120493A EP0488354B1 (en) 1990-11-30 1991-11-29 Data storage apparatus
DE69126103T DE69126103T2 (de) 1990-11-30 1991-11-29 Datenspeicheranordnung
KR1019910021889A KR950012220B1 (ko) 1990-11-30 1991-11-30 데이터 기억장치
HK97102273A HK1000677A1 (en) 1990-11-30 1997-11-28 Data storage apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2334527A JP2979099B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 データ記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04205367A JPH04205367A (ja) 1992-07-27
JP2979099B2 true JP2979099B2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=18278403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2334527A Expired - Fee Related JP2979099B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 データ記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2979099B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04205367A (ja) 1992-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4236241A (en) Electronic timepiece
JPS59131191A (ja) 電子時計
US4987363A (en) Electric energy meter with power outage recovery circuit
US5438679A (en) Data storage apparatus having volatile memory and nonvolatile memory and data indication means for indicating memory storing data
KR950014996B1 (ko) 데이터 기억장치
JP2979099B2 (ja) データ記憶装置
US5297119A (en) Data storage apparatus
KR950012220B1 (ko) 데이터 기억장치
US6137748A (en) Electronic timepiece equipped with calendar function
JP2532447Y2 (ja) メモリバックアップ装置
JPH07262098A (ja) 電子機器
JPH0637471Y2 (ja) メモリバックアップ装置
JP2549454Y2 (ja) データバンク装置
KR830001450B1 (ko) 전자식 디지틀 다기능 시계
JPH04205366A (ja) データ記憶装置
JPH0434477Y2 (ja)
JP3164098B2 (ja) 時間計測装置及び計測時間記憶方法
JPS59196494A (ja) 電子予定管理器
JPS59218988A (ja) メモ付電子時計
JP2916531B2 (ja) データ記憶機能付電子時計
JPH04205363A (ja) データ記憶装置
JPH04215154A (ja) データ記憶装置
JP3624428B2 (ja) カレンダ表示装置
JPH0334097B2 (ja)
JPH0726761Y2 (ja) データ記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070917

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees