JP2979099B2 - データ記憶装置 - Google Patents
データ記憶装置Info
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- JP2979099B2 JP2979099B2 JP2334527A JP33452790A JP2979099B2 JP 2979099 B2 JP2979099 B2 JP 2979099B2 JP 2334527 A JP2334527 A JP 2334527A JP 33452790 A JP33452790 A JP 33452790A JP 2979099 B2 JP2979099 B2 JP 2979099B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は各種データを記憶するデータ記憶装置に関
する。
する。
[従来の技術] 従来、例えば電子手帳,電子時計等のデータ記憶装置
は名前・電話番号、スケジュール等の各種データをRAM
に記憶しており、このRAMには記憶内容を保持するため
に電池から電源が供給されている。そして、電池の電圧
が低下してくると使用者に電池切れを報知するようにな
っている。然して、電池交換時等に記憶内容が消えない
ようにする為に、例えば電池を2個並列配置させてお
き、交換する時は電池を1個ずつ交換することによりRA
Mに記憶したデータが消失しないようにすること等が行
なわれている。
は名前・電話番号、スケジュール等の各種データをRAM
に記憶しており、このRAMには記憶内容を保持するため
に電池から電源が供給されている。そして、電池の電圧
が低下してくると使用者に電池切れを報知するようにな
っている。然して、電池交換時等に記憶内容が消えない
ようにする為に、例えば電池を2個並列配置させてお
き、交換する時は電池を1個ずつ交換することによりRA
Mに記憶したデータが消失しないようにすること等が行
なわれている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のデータ記憶装置では誤って2個
の電池を同時に取り外したり、電池を交換しないで放置
すると、RAMに記憶したデータが消失してしまうという
欠点があった。そのため、電源をオフしても記憶内容を
保持する不揮発性メモリ、例えばEE−PROM(electrical
ly erasable and programmable read only memory)をR
AMと併用することが考えられる。即ち、必要とされる任
意のデータをEE−PROMに記憶させ、他はRAMに記憶する
ようにすれば、電池電圧が低下したときEE−PROMに記憶
したデータだけは保護される。
の電池を同時に取り外したり、電池を交換しないで放置
すると、RAMに記憶したデータが消失してしまうという
欠点があった。そのため、電源をオフしても記憶内容を
保持する不揮発性メモリ、例えばEE−PROM(electrical
ly erasable and programmable read only memory)をR
AMと併用することが考えられる。即ち、必要とされる任
意のデータをEE−PROMに記憶させ、他はRAMに記憶する
ようにすれば、電池電圧が低下したときEE−PROMに記憶
したデータだけは保護される。
ところで、EE−PROMは高い駆動電圧で書込動作を行な
うため、電池電圧が十分でないとデータが正常に書き込
めない。また、EE−PROMには書込回数の制限があり、通
常は所定回数以上の書き込みを繰り返すと、その領域記
憶は書込不能となってデータの書き込みが出来なくな
る。
うため、電池電圧が十分でないとデータが正常に書き込
めない。また、EE−PROMには書込回数の制限があり、通
常は所定回数以上の書き込みを繰り返すと、その領域記
憶は書込不能となってデータの書き込みが出来なくな
る。
一般に、名前・電話番号、スケジュール等の各種デー
タをEE−PROMに記憶する場合はデータ編集を頻繁に繰り
返すので書き込い回数も多くなる。従って、データをEE
−PROMに書き込む際に書込不能が起こったとき、使用者
は電池の消耗による書込不能か書込回数の超過による書
込不能かを判断できないという欠点があった。
タをEE−PROMに記憶する場合はデータ編集を頻繁に繰り
返すので書き込い回数も多くなる。従って、データをEE
−PROMに書き込む際に書込不能が起こったとき、使用者
は電池の消耗による書込不能か書込回数の超過による書
込不能かを判断できないという欠点があった。
この発明は上記問題を解消する為になされたもので、
不揮発性メモリに対してデータが書込不能となった際
に、電池電圧の低下による書込不能か書込回数の超過等
電池電圧の低下以外の要因による書込不能かを報知でき
るデータ記憶装置を提供することを目的とする。
不揮発性メモリに対してデータが書込不能となった際
に、電池電圧の低下による書込不能か書込回数の超過等
電池電圧の低下以外の要因による書込不能かを報知でき
るデータ記憶装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は上記課題を解決するために、各種データを
記憶する書き換え可能な不揮発性メモリと、上記不揮発
性メモリに電源を供給する電池とを備えたデータ記憶装
置であって、上記不揮発性メモリに対してデータが正常
に書き込めたか否かを判断する書込判断手段と、この書
込判断手段により書込不能と判断されたときに電池の電
圧を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基
づいて電池電圧の低下による書込不能かそれ以外の要因
による書込不能かを報知する報知手段とを具備したこと
を特徴とする。
記憶する書き換え可能な不揮発性メモリと、上記不揮発
性メモリに電源を供給する電池とを備えたデータ記憶装
置であって、上記不揮発性メモリに対してデータが正常
に書き込めたか否かを判断する書込判断手段と、この書
込判断手段により書込不能と判断されたときに電池の電
圧を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基
づいて電池電圧の低下による書込不能かそれ以外の要因
による書込不能かを報知する報知手段とを具備したこと
を特徴とする。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第12図に基
づいて説明する。この実施例ではデータ記憶装置として
電子腕時計に適用した例を示す。
づいて説明する。この実施例ではデータ記憶装置として
電子腕時計に適用した例を示す。
第1図は本発明を適用した電子腕時計の外観図であ
る。電子腕時計本体1にはLCD(液晶表示パネル)2お
よび押釦型のS1キー〜S6キーが設けられている。この場
合、S1キーは後述するモードレジスタMの内容を反転さ
せるキーである。S2キーは「M=1」の時にフラグレジ
スタFの内容を反転させてデータ表示状態と設定データ
表示状態とを切換えるキーである。S3キーは後述するRA
Mにおけるデータシーケンシャルサーチを行なわせると
共に、データ修正の桁選択を行なわせるキーである。S4
キーは後述するEE−PROMにおけるデータシーケンシャル
サーチを行なわせると共に、データ修正のキャラクタ選
択を行なわせるキーである。S5キーはEE−PROMに対する
データの書込回数を表示させるキーである。S6キーはそ
の他の処理で使用されるキーである。
る。電子腕時計本体1にはLCD(液晶表示パネル)2お
よび押釦型のS1キー〜S6キーが設けられている。この場
合、S1キーは後述するモードレジスタMの内容を反転さ
せるキーである。S2キーは「M=1」の時にフラグレジ
スタFの内容を反転させてデータ表示状態と設定データ
表示状態とを切換えるキーである。S3キーは後述するRA
Mにおけるデータシーケンシャルサーチを行なわせると
共に、データ修正の桁選択を行なわせるキーである。S4
キーは後述するEE−PROMにおけるデータシーケンシャル
サーチを行なわせると共に、データ修正のキャラクタ選
択を行なわせるキーである。S5キーはEE−PROMに対する
データの書込回数を表示させるキーである。S6キーはそ
の他の処理で使用されるキーである。
第2図はLCD2の構成を示す図である。LCD2は文字を表
示するドットマトリクス表示部2a、数字を表示する数字
セグメント表示部2b,2c、登録完了マーク(R文字表示
体)表示部2d、および保護マーク表示部(K文字表示
体)2eを備えている。ドットマトリクス表示部2aには名
前・電話番号データにおける名前データが表示される。
数字セグメント表示部2b,2cには時刻,名前・電話番号
データにおける電話番号データが表示される。登録完了
マーク(R)表示部2dはドットマトリクス表示部2aおよ
び数字セグメント表示部2b,2cに表示された名前・電話
番号データをEE−PROM7に登録(Reserve)する処理が
完了したことを示すものである。保護マーク表示部
(K)2eは表示された上記名前・電話番号データがEE−
PROM7に保護(Keep)されることを示すものである。
示するドットマトリクス表示部2a、数字を表示する数字
セグメント表示部2b,2c、登録完了マーク(R文字表示
体)表示部2d、および保護マーク表示部(K文字表示
体)2eを備えている。ドットマトリクス表示部2aには名
前・電話番号データにおける名前データが表示される。
数字セグメント表示部2b,2cには時刻,名前・電話番号
データにおける電話番号データが表示される。登録完了
マーク(R)表示部2dはドットマトリクス表示部2aおよ
び数字セグメント表示部2b,2cに表示された名前・電話
番号データをEE−PROM7に登録(Reserve)する処理が
完了したことを示すものである。保護マーク表示部
(K)2eは表示された上記名前・電話番号データがEE−
PROM7に保護(Keep)されることを示すものである。
第3図は上記電子腕時計の回路構成を示すブロック図
である。同図において、スイッチ部3は第1図に示した
S1キー〜S6キーを具備し、キー入力に応じたキー入力信
号を制御部4に出力する。制御部(CPU)4はROM5に予
め記憶したマイクロプログラムに基づいて各種処理を行
なう中央処理部である。揮発性メモリであるRAM6は名前
・電話番号データ等の各種データを記憶するメモリであ
る。7は書き換え可能な不揮発性メモリであるEE−PROM
であって、このEE−PROM7は任意選択された名前・電話
番号データを記憶するメモリである。電源回路8はリチ
ウム電池9から供給される電圧(3V)に基づいて各部に
駆動電圧(定格1.5V)を供給すると共に、制御部4から
出力される信号aによってEE−PROM7に対して所定の駆
動電圧,例えば2Vの電圧を供給する。
である。同図において、スイッチ部3は第1図に示した
S1キー〜S6キーを具備し、キー入力に応じたキー入力信
号を制御部4に出力する。制御部(CPU)4はROM5に予
め記憶したマイクロプログラムに基づいて各種処理を行
なう中央処理部である。揮発性メモリであるRAM6は名前
・電話番号データ等の各種データを記憶するメモリであ
る。7は書き換え可能な不揮発性メモリであるEE−PROM
であって、このEE−PROM7は任意選択された名前・電話
番号データを記憶するメモリである。電源回路8はリチ
ウム電池9から供給される電圧(3V)に基づいて各部に
駆動電圧(定格1.5V)を供給すると共に、制御部4から
出力される信号aによってEE−PROM7に対して所定の駆
動電圧,例えば2Vの電圧を供給する。
電池電圧検出部10は電源回路8から出力される上記駆
動電圧が正常か否か即ち2V以上であるか否かを判断し、
上記駆動電圧が2Vより低下した場合は検出信号bを制御
部4に出力する。この電池電圧検出部10の詳細を第4図
に基づいて説明する。電源回路8から出力される上記駆
動電圧2Vは分圧抵抗R1,R2により1Vずつに分圧される。
分圧抵抗R1,R2の接続点Jの電圧(定格1V)はコンパレ
ータ10aに一方の入力端子に供給される。またコンパレ
ータ10aに他方の入力端子には基準電圧発生部10bから例
えば1Vの基準電圧が供給されている。そして、コンパレ
ータ10aは接続点Jの電圧と基準電圧(1V)とを比較
し、接続点Jの電圧が基準電圧(1V)より低下した場合
は検出信号bを制御部4に出力する。
動電圧が正常か否か即ち2V以上であるか否かを判断し、
上記駆動電圧が2Vより低下した場合は検出信号bを制御
部4に出力する。この電池電圧検出部10の詳細を第4図
に基づいて説明する。電源回路8から出力される上記駆
動電圧2Vは分圧抵抗R1,R2により1Vずつに分圧される。
分圧抵抗R1,R2の接続点Jの電圧(定格1V)はコンパレ
ータ10aに一方の入力端子に供給される。またコンパレ
ータ10aに他方の入力端子には基準電圧発生部10bから例
えば1Vの基準電圧が供給されている。そして、コンパレ
ータ10aは接続点Jの電圧と基準電圧(1V)とを比較
し、接続点Jの電圧が基準電圧(1V)より低下した場合
は検出信号bを制御部4に出力する。
第3図に戻って、MOSトランジスタ11はEE−PROM7に対
する電源供給を制御するためのゲート素子である。即
ち、MOSトランジスタ11は制御部4から出力される信号
aによりONし、EE−PROM7を接地電圧(GND)に接続す
る。デコーダ・ドライバ12は制御部4から出力される表
示データに基づく表示駆動信号をLCD2に出力する。発振
器13は水晶発振子を内蔵し例えば32k(32768)Hzのクロ
ックパルスを出力するもので、クロックパルスは分周・
タインミング信号発生回路14に供給される。分周・タイ
ミング信号発生回路14は発振器13から供給されるクロッ
クパルスを分周して計時信号等の各種タインミング信号
を発生し、制御部4に供給する。
する電源供給を制御するためのゲート素子である。即
ち、MOSトランジスタ11は制御部4から出力される信号
aによりONし、EE−PROM7を接地電圧(GND)に接続す
る。デコーダ・ドライバ12は制御部4から出力される表
示データに基づく表示駆動信号をLCD2に出力する。発振
器13は水晶発振子を内蔵し例えば32k(32768)Hzのクロ
ックパルスを出力するもので、クロックパルスは分周・
タインミング信号発生回路14に供給される。分周・タイ
ミング信号発生回路14は発振器13から供給されるクロッ
クパルスを分周して計時信号等の各種タインミング信号
を発生し、制御部4に供給する。
第5図はRAM6のメモリ構成を示す図である。同図に示
すように、RAM6には各種レジスタおよび、名前・電話番
号データを記憶するTELデータメモリC0〜Cnが設けられ
ている。表示レジスタはLCD2で表示されるデータを記憶
するレジスタである。モードレジスタMはモードデータ
を記憶するレジスタであり、「M=0(レジスタMの値
が0)」のときは現在時刻表示モード、「M=1(レジ
スタMの値が1)」のときはデータ表示モードである。
フラグレジスタFはデータ修正状態か否かを示すフラグ
を記憶するレジスタである。フラグレジスタLはデータ
の読出し/書込みにおいてRAM6またはEE−PROM7のどち
らを選択するかを示す選択フラグを記憶するレジスタで
ある。この場合「L=0」の場合はRAM6が選択され、
「L=1」の場合はEE−PROM7が選択される。レジスタ
SはEE−PROM7に対する書き込み動作の実行回数をカウ
ントするトライカウンタである。時刻計時レジスタは制
御部4により計時される現在時刻(日付,時刻)を記憶
するレジスタである。レジスタP0はTELデータメモリC0
〜Cnのアドレスを指定するポインタである。レジスタP1
は第6図に示すEE−PROM7におけるTELデータメモリD0,D
1,…のアドレスを指定するポインタである。レジスタB
はEE−PROM7対する書込不能が発生したとき、その原因
を示すデータを記憶するレジスタである。この場合、電
池電圧の低下による書込不能では「B=1」となり、そ
の他の要因、例えば書込回数の超過による書込不能では
「B=2」となる。TELデータメモリC0〜Cnにおいて、
エリアCXにはアルファベットによる名前データが記憶さ
れ、エリアCYには数字および記号(ハイフン)による電
話番号データが記憶される。
すように、RAM6には各種レジスタおよび、名前・電話番
号データを記憶するTELデータメモリC0〜Cnが設けられ
ている。表示レジスタはLCD2で表示されるデータを記憶
するレジスタである。モードレジスタMはモードデータ
を記憶するレジスタであり、「M=0(レジスタMの値
が0)」のときは現在時刻表示モード、「M=1(レジ
スタMの値が1)」のときはデータ表示モードである。
フラグレジスタFはデータ修正状態か否かを示すフラグ
を記憶するレジスタである。フラグレジスタLはデータ
の読出し/書込みにおいてRAM6またはEE−PROM7のどち
らを選択するかを示す選択フラグを記憶するレジスタで
ある。この場合「L=0」の場合はRAM6が選択され、
「L=1」の場合はEE−PROM7が選択される。レジスタ
SはEE−PROM7に対する書き込み動作の実行回数をカウ
ントするトライカウンタである。時刻計時レジスタは制
御部4により計時される現在時刻(日付,時刻)を記憶
するレジスタである。レジスタP0はTELデータメモリC0
〜Cnのアドレスを指定するポインタである。レジスタP1
は第6図に示すEE−PROM7におけるTELデータメモリD0,D
1,…のアドレスを指定するポインタである。レジスタB
はEE−PROM7対する書込不能が発生したとき、その原因
を示すデータを記憶するレジスタである。この場合、電
池電圧の低下による書込不能では「B=1」となり、そ
の他の要因、例えば書込回数の超過による書込不能では
「B=2」となる。TELデータメモリC0〜Cnにおいて、
エリアCXにはアルファベットによる名前データが記憶さ
れ、エリアCYには数字および記号(ハイフン)による電
話番号データが記憶される。
第6図はEE−PROM7のメモリ構成を示す図である。同
図に示すように、EE−PROM7には多数のTELデータメモリ
D0,D1,…が設けられている。TELデータメモリD0,D1,…
において、エリアDXにはアルファベットによる名前デー
タが記憶され、エリアDYには数字および記号(ハイフ
ン)による電話番号データが記憶され、エリアDZには各
TELデータメモリD0,D1,…に対応する書込回数N0,N1,N2,
…が夫々記憶される。
図に示すように、EE−PROM7には多数のTELデータメモリ
D0,D1,…が設けられている。TELデータメモリD0,D1,…
において、エリアDXにはアルファベットによる名前デー
タが記憶され、エリアDYには数字および記号(ハイフ
ン)による電話番号データが記憶され、エリアDZには各
TELデータメモリD0,D1,…に対応する書込回数N0,N1,N2,
…が夫々記憶される。
次に、上記実施例の動作を第7図ないし第12図に基づ
いて説明する。第7図は全体動作を示すフローチャー
ト、第8図はデータ設定時の表示例を示す図、第9図は
第7図におけるEE−PROM内格納処理の動作を示すフロー
チャート、第10図は書込回数表示の表示例を示す図、第
11図は電池電圧の低下による書込不能が発生した時の表
示例を示す図、第12図は書込回数の超過による書込不能
が発生した時の表示例を示す図である。
いて説明する。第7図は全体動作を示すフローチャー
ト、第8図はデータ設定時の表示例を示す図、第9図は
第7図におけるEE−PROM内格納処理の動作を示すフロー
チャート、第10図は書込回数表示の表示例を示す図、第
11図は電池電圧の低下による書込不能が発生した時の表
示例を示す図、第12図は書込回数の超過による書込不能
が発生した時の表示例を示す図である。
初めに、第7図を参照して全体動作を説明する。制御
部4は分周・タイミング信号発生回路14から計時信号が
出力されるまでステップA1のHALT状態にある。
部4は分周・タイミング信号発生回路14から計時信号が
出力されるまでステップA1のHALT状態にある。
計時信号が出力されると、ステップA1で計時信号あり
と判断されてステップA2に進む。ステップA2の計時処理
では,時刻計時レジスタに記憶された現在時刻データが
更新される。ステップA3の表示処理においてはモードレ
ジスタM,フラグレジスタFの内容に応じて現在時刻デー
タ、名前・電話番号データ、書込回数データ等がLCD2に
表示される。ステップA3の実行後はステップA1に戻る。
と判断されてステップA2に進む。ステップA2の計時処理
では,時刻計時レジスタに記憶された現在時刻データが
更新される。ステップA3の表示処理においてはモードレ
ジスタM,フラグレジスタFの内容に応じて現在時刻デー
タ、名前・電話番号データ、書込回数データ等がLCD2に
表示される。ステップA3の実行後はステップA1に戻る。
また、スイッチ部3でS1キー〜S6キーを入力すると、
ステップA1でキー有りと判断されてステップA4に進む。
ステップA4では入力されたキーがS1キーか否かが判断さ
れる。S1キーが入力された場合は、ステップA4でYESと
判断されてステップA5に進む。ステップA5においてはモ
ードレジスタMの内容が反転されてモード内容が変更さ
れる。例えば、「M=0」の時に、S1キーが入力される
と「M=1」になりデータ表示モードとなる。ステップ
A5の実行後はステッパA1に戻る。また、「M=1」の時
に、S1キーが入力されると「M=0」の現在時刻表示モ
ードになる。
ステップA1でキー有りと判断されてステップA4に進む。
ステップA4では入力されたキーがS1キーか否かが判断さ
れる。S1キーが入力された場合は、ステップA4でYESと
判断されてステップA5に進む。ステップA5においてはモ
ードレジスタMの内容が反転されてモード内容が変更さ
れる。例えば、「M=0」の時に、S1キーが入力される
と「M=1」になりデータ表示モードとなる。ステップ
A5の実行後はステッパA1に戻る。また、「M=1」の時
に、S1キーが入力されると「M=0」の現在時刻表示モ
ードになる。
上記ステップA4でNOと判断された場合はステップA6に
進む。ステップA6では入力されたキーがS2キーか否かが
判断される。S2キーが入力された場合は、ステップA6で
YESと判断されてステップA7に進む。ステップA7におい
ては「M=1」か否か即ちモードレジスタMの内容が
「1」か否かが判断される。このステップA7でYESと判
断されるとステップA8に進み、NOの場合はステップA28
に進む。
進む。ステップA6では入力されたキーがS2キーか否かが
判断される。S2キーが入力された場合は、ステップA6で
YESと判断されてステップA7に進む。ステップA7におい
ては「M=1」か否か即ちモードレジスタMの内容が
「1」か否かが判断される。このステップA7でYESと判
断されるとステップA8に進み、NOの場合はステップA28
に進む。
ここで、「M=1」の場合はステップA7でYESと判断
されてステップA8に進む。ステップA8では「F=0」か
否か即ちフラグレジスタFの内容が「0」か否かが判断
される。このステップA8でYESと判断されるとステップA
9に進み、NO(F=1)の場合はステップA10に進む。
「F=0」の場合は、ステップA8でYESと判断されてス
テップA9に進む。ステップA9ではフラグレジスタFに
「1」が書き込まれて「M=1,F=1」となり、データ
設定モードとなる。ステップA9の実行後はステップA1に
戻る。
されてステップA8に進む。ステップA8では「F=0」か
否か即ちフラグレジスタFの内容が「0」か否かが判断
される。このステップA8でYESと判断されるとステップA
9に進み、NO(F=1)の場合はステップA10に進む。
「F=0」の場合は、ステップA8でYESと判断されてス
テップA9に進む。ステップA9ではフラグレジスタFに
「1」が書き込まれて「M=1,F=1」となり、データ
設定モードとなる。ステップA9の実行後はステップA1に
戻る。
また、上記ステップA8でNO(F=1)と判断された場
合は、ステップA10に進む。ステップA10においてはフラ
グレジスタFに「0」が書き込まれて「M=1,F=0」
となり、ステップA11に進む。ステップA11では設定され
たデータをEE−PROM7に保護するか否かをフラグレジス
タLの内容に基づいて判断する。即ち、「L=1」であ
ればステップA11でYESと判断されてステップA12のEE−P
ROM内格納処理に進み、RAM6の表示レジスタに設定され
たデータをEE−PROM7に格納する。このEE−PROM内格納
処理の詳細は第9図により後述する。また、「L=0」
であればステップA11でNOと判断されてステップA13に進
み、設定されたデータをRAM6に格納する。ステップA12,
A13の実行後はステップA1に戻る。
合は、ステップA10に進む。ステップA10においてはフラ
グレジスタFに「0」が書き込まれて「M=1,F=0」
となり、ステップA11に進む。ステップA11では設定され
たデータをEE−PROM7に保護するか否かをフラグレジス
タLの内容に基づいて判断する。即ち、「L=1」であ
ればステップA11でYESと判断されてステップA12のEE−P
ROM内格納処理に進み、RAM6の表示レジスタに設定され
たデータをEE−PROM7に格納する。このEE−PROM内格納
処理の詳細は第9図により後述する。また、「L=0」
であればステップA11でNOと判断されてステップA13に進
み、設定されたデータをRAM6に格納する。ステップA12,
A13の実行後はステップA1に戻る。
上記ステップA6でNOと判断された場合はステップA14
に進む。ステップA14では入力されたキーがS3キーか否
かが判断される。
に進む。ステップA14では入力されたキーがS3キーか否
かが判断される。
S3キーが入力された場合は、ステップA14でYESと判断
されてステップA15に進む。ステップA15においては「M
=1」か否かが判断される。このステップA15でYESと判
断されるとステップA16に進み、NOの場合はステップA28
に進む。ここで、「M=1」の場合はステップA15でYES
と判断されてステップA16に進む。ステップA16では「F
=0」か否かが判断される。このステップA16でYESと判
断されるとステップA17に進み、NO(F=0)の場合は
ステップA18に進む。
されてステップA15に進む。ステップA15においては「M
=1」か否かが判断される。このステップA15でYESと判
断されるとステップA16に進み、NOの場合はステップA28
に進む。ここで、「M=1」の場合はステップA15でYES
と判断されてステップA16に進む。ステップA16では「F
=0」か否かが判断される。このステップA16でYESと判
断されるとステップA17に進み、NO(F=0)の場合は
ステップA18に進む。
ここで、「M=1,F=0」の場合はステップA15,A16で
夫々YESと判断されてステップA17に進む。ステップA17
においてはレジスタP0が更新されてRAM6に記憶されたデ
ータのシーケンシャルサーチ処理が実行され、ステップ
A1に戻る。またステップA16で「F=1」と判断された
場合はデータ設定モードであるからステップA18に進
む。ステップA18では桁選択処理が行なわれ、データ修
正における修正桁が1桁下位に移動する。ステップA18
の実行後はステップA1に戻る。
夫々YESと判断されてステップA17に進む。ステップA17
においてはレジスタP0が更新されてRAM6に記憶されたデ
ータのシーケンシャルサーチ処理が実行され、ステップ
A1に戻る。またステップA16で「F=1」と判断された
場合はデータ設定モードであるからステップA18に進
む。ステップA18では桁選択処理が行なわれ、データ修
正における修正桁が1桁下位に移動する。ステップA18
の実行後はステップA1に戻る。
また、上記ステップA14でNOと判断された場合はステ
ップA19に進む。ステップA19では入力されたキーがS4キ
ーか否かが判断される。ステップA19でYESと判断される
とステップA20に進み、NOの場合はステップA24に進む。
ップA19に進む。ステップA19では入力されたキーがS4キ
ーか否かが判断される。ステップA19でYESと判断される
とステップA20に進み、NOの場合はステップA24に進む。
S4キーが入力された場合は、ステップA19でYESと判断
されてステップA20に進む。ステップA20においては「M
=1」か否かが判断され、YESの場合ステップA21へ、NO
の場合はステップA28に進む。ステップA20でYESと判断
された場合は、ステップA21に進んで「F=0」か否か
が判断される。このステップA21でYESと判断されるとス
テップA22に進み、NOの場合はステップA23に進む。
されてステップA20に進む。ステップA20においては「M
=1」か否かが判断され、YESの場合ステップA21へ、NO
の場合はステップA28に進む。ステップA20でYESと判断
された場合は、ステップA21に進んで「F=0」か否か
が判断される。このステップA21でYESと判断されるとス
テップA22に進み、NOの場合はステップA23に進む。
ここで、「M=1,F=0」の場合はステップA20,A21で
夫々YESと判断されてステップA22に進む。ステップA22
においてはレジスタP1が更新されてEE−PROM7に記憶さ
れたデータのシーケンシャルサーチ処理が実行され、ス
テップA1に戻る。またステップA21で「F=1」と判断
された場合はデータ設定モードであるからステップA23
に進む。ステップA23では設定(修正)処理が行なわ
れ、データ修正におけるキャラクタが修正される。ステ
ップA23の実行後はステップA1に戻る。
夫々YESと判断されてステップA22に進む。ステップA22
においてはレジスタP1が更新されてEE−PROM7に記憶さ
れたデータのシーケンシャルサーチ処理が実行され、ス
テップA1に戻る。またステップA21で「F=1」と判断
された場合はデータ設定モードであるからステップA23
に進む。ステップA23では設定(修正)処理が行なわ
れ、データ修正におけるキャラクタが修正される。ステ
ップA23の実行後はステップA1に戻る。
また、上記ステップA19でNOと判断された場合はステ
ップA24に進む。ステップA24では入力されたキーがS5キ
ーか否かが判断される。ステップA24でYESと判断される
とステップA25に進み、NOの場合はステップA28に進む。
ップA24に進む。ステップA24では入力されたキーがS5キ
ーか否かが判断される。ステップA24でYESと判断される
とステップA25に進み、NOの場合はステップA28に進む。
S5キーが入力された場合は、ステップA24でYESと判断
されてステップA25に進む。ステップA25においては「M
=1」か否かが判断され、YESの場合ステップA26へ、NO
の場合はステップA28に進む。ステップA25でYESと判断
された場合は、ステップA26に進んで「F=0」か否か
が判断される。このステップA21でYESと判断されるとス
テップA27に進み、NOの場合はステップA28に進む。
されてステップA25に進む。ステップA25においては「M
=1」か否かが判断され、YESの場合ステップA26へ、NO
の場合はステップA28に進む。ステップA25でYESと判断
された場合は、ステップA26に進んで「F=0」か否か
が判断される。このステップA21でYESと判断されるとス
テップA27に進み、NOの場合はステップA28に進む。
ここで、「M=1,F=0」の場合はステップA25,A26で
夫々YESと判断されてステップA27に進む。ステップA27
においては表示されたデータを記憶したEE−PROM7のTEL
データメモリD0,D1,…に対応する書込回数N0,N1,N2,…
がLCD2に表示される。
夫々YESと判断されてステップA27に進む。ステップA27
においては表示されたデータを記憶したEE−PROM7のTEL
データメモリD0,D1,…に対応する書込回数N0,N1,N2,…
がLCD2に表示される。
また、ステップA24,A25,A26で夫々NOと判断された場
合はステップA28に進み、その他のキー処理が実行され
る。ステップA28の実行後はステップA1に進む。
合はステップA28に進み、その他のキー処理が実行され
る。ステップA28の実行後はステップA1に進む。
次に、第8図を参照して名前・電話番号データの設定
処理を説明する。この場合、S1キーを入力してステップ
A5の処理により「M=1」とし、更にS2キーを入力して
ステップA9の処理により「F=1」とする。
処理を説明する。この場合、S1キーを入力してステップ
A5の処理により「M=1」とし、更にS2キーを入力して
ステップA9の処理により「F=1」とする。
これにより、データ設定モードとなり、ステップA3の
表示処理では第8図Aに示すようにLCD2のドットマトリ
クス表示部2aには文字「A」が点滅表示される。
表示処理では第8図Aに示すようにLCD2のドットマトリ
クス表示部2aには文字「A」が点滅表示される。
ここで、S4キーを順次入力すると、キャラクタ選択が
行なわれて第8図Bに示すように文字「S」が点滅表示
される。表示された文字「S」を設定する場合は、S3キ
ーを入力して次の桁を選択する。
行なわれて第8図Bに示すように文字「S」が点滅表示
される。表示された文字「S」を設定する場合は、S3キ
ーを入力して次の桁を選択する。
この操作により、第8図Cに示すように点滅表示がド
ットマトリクス表示部2aの第2桁にシフトする。以下同
様に、S3,S4キーを操作して文字データおよび数字デー
タを設定すると、第8図Dに示すようにドットマトリク
ス表示部2aに名前「SUZUKI」が表示され、数字セグメン
ト表示部2b,2cに電話番号「0123−45−7890」が表示さ
れ、最下桁の数字「0」が点滅表示される。このとき、
LCD2に表示された名前・電話番号データ「SUZUKI 0123
−45−7890」はRAM6の表示レジスタに記憶されている。
ットマトリクス表示部2aの第2桁にシフトする。以下同
様に、S3,S4キーを操作して文字データおよび数字デー
タを設定すると、第8図Dに示すようにドットマトリク
ス表示部2aに名前「SUZUKI」が表示され、数字セグメン
ト表示部2b,2cに電話番号「0123−45−7890」が表示さ
れ、最下桁の数字「0」が点滅表示される。このとき、
LCD2に表示された名前・電話番号データ「SUZUKI 0123
−45−7890」はRAM6の表示レジスタに記憶されている。
この状態で、S3キーを操作するとフラグレジスタLに
「1」が書き込まれて「L=1」となりEE−PROM7が選
択される。この結果、第8図Eに示すようにLCD2の保護
マーク表示部2dが点滅表示される。保護マーク「K」の
点滅表示は、LCD2に表示された名前・電話番号データ
「SUZUKI 0123−45−7890」がEE−PROM7に格納保護さ
れることを示す。
「1」が書き込まれて「L=1」となりEE−PROM7が選
択される。この結果、第8図Eに示すようにLCD2の保護
マーク表示部2dが点滅表示される。保護マーク「K」の
点滅表示は、LCD2に表示された名前・電話番号データ
「SUZUKI 0123−45−7890」がEE−PROM7に格納保護さ
れることを示す。
また、第8図Eに示す状態でS4キーが操作されると、
レジスタLの値は反転して「0」になる。即ちS4キーは
レジスタLの内容を反転させる。
レジスタLの値は反転して「0」になる。即ちS4キーは
レジスタLの内容を反転させる。
第8図Eに示す状態でS2キーを入力すると、ステップ
A12のEE−PROM内格納処理が実行される。このEE−PROM
内格納処理の詳細を第9図に基づいて説明する。上述の
ように「M=1,F=1」の状態でS2キーが入力される
と、ステップA6〜A8からステップA10,A11と進んで、ス
テップA12が実行される。
A12のEE−PROM内格納処理が実行される。このEE−PROM
内格納処理の詳細を第9図に基づいて説明する。上述の
ように「M=1,F=1」の状態でS2キーが入力される
と、ステップA6〜A8からステップA10,A11と進んで、ス
テップA12が実行される。
まず、ステップB1ではRAM6の表示レジスタに記憶され
た名前・電話番号データ「SUZUKI 0123−45−7890」を
EE−PROM7のTELデータメモリD0,D1,D2,…のうちレジス
タP1で指定されるTELデータメモリ、例えばTELデータメ
モリDnに書き込む。
た名前・電話番号データ「SUZUKI 0123−45−7890」を
EE−PROM7のTELデータメモリD0,D1,D2,…のうちレジス
タP1で指定されるTELデータメモリ、例えばTELデータメ
モリDnに書き込む。
ステップB2においては、データが正常に書き込まれた
か否かを確認するために、レジスタP1で指定されるTEL
データメモリDnに記憶された名前・電話番号データを今
度は読み出す。
か否かを確認するために、レジスタP1で指定されるTEL
データメモリDnに記憶された名前・電話番号データを今
度は読み出す。
ステップB3ではEE−PROM7から読み出された名前・電
話番号データと、表示レジスタに記憶された名前・電話
番号データ「SUZUKI 0123−45−7890」とが一致するか
否かが判断される。このステップB3でYESと判断された
場合はデータが正しく記憶された場合でありステップB4
に進み、NOの場合はステップB6に進む。通常、EE−PROM
7はRAMに比べてデータを書き込みにくいメモリ素子であ
るから、書込動作を数回繰り返す必要がある。
話番号データと、表示レジスタに記憶された名前・電話
番号データ「SUZUKI 0123−45−7890」とが一致するか
否かが判断される。このステップB3でYESと判断された
場合はデータが正しく記憶された場合でありステップB4
に進み、NOの場合はステップB6に進む。通常、EE−PROM
7はRAMに比べてデータを書き込みにくいメモリ素子であ
るから、書込動作を数回繰り返す必要がある。
従って、最初はEE−PROM7から読み出された名前・電
話番号データと、表示レジスタに記憶された名前・電話
番号データとが一致せず、ステップB3でNOと判断されて
ステップB6に進む。ステップB6ではレジスタSの内容が
+1されて書込実行回数がカウントされる。次のステッ
プB7において、レジスタSの内容が「20」以上になった
か否かを判断する。このステップB7でYESの場合はステ
ップB8に進み、NOの場合はステップB1に戻ってステップ
B1〜B3,B6,B7の処理を繰り返し実行する。
話番号データと、表示レジスタに記憶された名前・電話
番号データとが一致せず、ステップB3でNOと判断されて
ステップB6に進む。ステップB6ではレジスタSの内容が
+1されて書込実行回数がカウントされる。次のステッ
プB7において、レジスタSの内容が「20」以上になった
か否かを判断する。このステップB7でYESの場合はステ
ップB8に進み、NOの場合はステップB1に戻ってステップ
B1〜B3,B6,B7の処理を繰り返し実行する。
しかして、EE−PROM7に対する書込動作を数回繰り返
し、データが正常に書き込まれると、ステップB3がYES
と判断されてステップB4に進む。ステップB4ではレジス
タP1で指定されるTELデータメモリDnの書込回数記憶エ
リアDZを+1してカウントアップする。続くステップB5
ではLCD2における登録完了マーク(R)表示部2dを表示
して、表示された名前・電話番号データがEE−PROM7に
対する書込が完了したことを示す。ステップB5の実行後
は第9図の処理を終了し、ステップA1に戻る。この結
果、ステップA3の表示処理では第10図Aに示すように名
前・電話番号データ「SUZUKI 0123−45−7890」が保護
マーク「K」,登録完了マーク「R」と共にLCD2に表示
される。
し、データが正常に書き込まれると、ステップB3がYES
と判断されてステップB4に進む。ステップB4ではレジス
タP1で指定されるTELデータメモリDnの書込回数記憶エ
リアDZを+1してカウントアップする。続くステップB5
ではLCD2における登録完了マーク(R)表示部2dを表示
して、表示された名前・電話番号データがEE−PROM7に
対する書込が完了したことを示す。ステップB5の実行後
は第9図の処理を終了し、ステップA1に戻る。この結
果、ステップA3の表示処理では第10図Aに示すように名
前・電話番号データ「SUZUKI 0123−45−7890」が保護
マーク「K」,登録完了マーク「R」と共にLCD2に表示
される。
上記書込回数記憶エリアDZの内容はS5キーの操作によ
って表示されるもので、第10図Aに示す表示状態でS5キ
ーが操作されると、ステップA24,A25,A26で夫々YESと判
断されてステップA27に進む。ステップA27では、第10図
Bに示すように、表示された名前・電話番号データ「SU
ZUKI 0123−45−7890」を記憶したEE−PROM7のTELデー
タメモリのエリアCZに記憶された書込回数例えば「23
0」が名前デェータ「SUZUKI」と共にLCD2に表示され
る。
って表示されるもので、第10図Aに示す表示状態でS5キ
ーが操作されると、ステップA24,A25,A26で夫々YESと判
断されてステップA27に進む。ステップA27では、第10図
Bに示すように、表示された名前・電話番号データ「SU
ZUKI 0123−45−7890」を記憶したEE−PROM7のTELデー
タメモリのエリアCZに記憶された書込回数例えば「23
0」が名前デェータ「SUZUKI」と共にLCD2に表示され
る。
然して、第9図に戻り上記ステップB1〜B3,B6,B7を20
回実行してレジスタSの内容が「20」になると、ステッ
プB7でYESと判断されてステップB8に進む。ステップB8
では、EE−PROM7に対する書込動作を20回繰り返しても
データが正常に書き込めず書込不能であるから、リチウ
ム電池9の電圧を検出する電池電圧検出処理を実行す
る。即ち、電池電圧検出部10においてはリチウム電池9
の電圧に基づいて電源回路8から出力されるEE−PROM7
の駆動電圧が、定格2Vより低下すると検出信号bを出力
する。ステップB9ではリチウム電池9の電圧が十分に有
るか否か即ち検出信号bが出力されていないか否かを判
断する。
回実行してレジスタSの内容が「20」になると、ステッ
プB7でYESと判断されてステップB8に進む。ステップB8
では、EE−PROM7に対する書込動作を20回繰り返しても
データが正常に書き込めず書込不能であるから、リチウ
ム電池9の電圧を検出する電池電圧検出処理を実行す
る。即ち、電池電圧検出部10においてはリチウム電池9
の電圧に基づいて電源回路8から出力されるEE−PROM7
の駆動電圧が、定格2Vより低下すると検出信号bを出力
する。ステップB9ではリチウム電池9の電圧が十分に有
るか否か即ち検出信号bが出力されていないか否かを判
断する。
検出信号bが出力された場合は、リチウム電池9の電
圧が十分でないのでステップB9でNOと判断されステップ
B10に進む。ステップB10では、EE−PROM7の書込不能の
原因がリチウム電池9の電圧低下によることを示すデー
タ「1」をレジスタBに書き込む。ステップB10の実行
後は第9図の処理を終了し、ステップA1に戻る。この結
果、ステップA3の表示処理では、第11図に示すように電
圧の低下による書込不能を示すメッセージ「Bat.Err」
がLCD2のドットマトリクス表示部2aに表示される。この
メッセージ表示により、使用者は電池が消耗したことが
分かる。
圧が十分でないのでステップB9でNOと判断されステップ
B10に進む。ステップB10では、EE−PROM7の書込不能の
原因がリチウム電池9の電圧低下によることを示すデー
タ「1」をレジスタBに書き込む。ステップB10の実行
後は第9図の処理を終了し、ステップA1に戻る。この結
果、ステップA3の表示処理では、第11図に示すように電
圧の低下による書込不能を示すメッセージ「Bat.Err」
がLCD2のドットマトリクス表示部2aに表示される。この
メッセージ表示により、使用者は電池が消耗したことが
分かる。
また、検出信号bが出力されていない場合は、リチウ
ム電池9の電圧が十分に有るのでステップB9でYESと判
断されステップB11に進む。ステップB11では、EE−PROM
7の書込不能の原因が書込回数の超過によることを示す
データ「2」をレジスタBに書き込む。ステップB11の
実行後は第9図の処理を終了し、ステップA1に戻る。こ
の結果、ステップA3の表示処理では、第12図に示すよう
に書込回数の超過による書込不能を示すメッセージ「Ov
er Err」がLCD2のドットマトリクス表示部2aに表示さ
れる。このメッセージ表示により、使用者はEE−PROM7
における一領域の書込回数が超過したことが分かる。
ム電池9の電圧が十分に有るのでステップB9でYESと判
断されステップB11に進む。ステップB11では、EE−PROM
7の書込不能の原因が書込回数の超過によることを示す
データ「2」をレジスタBに書き込む。ステップB11の
実行後は第9図の処理を終了し、ステップA1に戻る。こ
の結果、ステップA3の表示処理では、第12図に示すよう
に書込回数の超過による書込不能を示すメッセージ「Ov
er Err」がLCD2のドットマトリクス表示部2aに表示さ
れる。このメッセージ表示により、使用者はEE−PROM7
における一領域の書込回数が超過したことが分かる。
なお、上記実施例では第7図ステップA13のRAM6への
データ格納の詳細については述べていないが入力された
データはデータの記憶されていない領域に順次記憶され
るようになっているものである。然して、RAM6およびEE
−PROM7に記憶されるデータは名前・電話番号データに
限らず、スケジュールデータ,住所録データ,メモデー
タ等何でもよい。また、記憶されるデータはキー入力さ
れたデータに限らず、データ通信により転送された入力
データ或いは無線等によって入力されたデータであって
もよい。
データ格納の詳細については述べていないが入力された
データはデータの記憶されていない領域に順次記憶され
るようになっているものである。然して、RAM6およびEE
−PROM7に記憶されるデータは名前・電話番号データに
限らず、スケジュールデータ,住所録データ,メモデー
タ等何でもよい。また、記憶されるデータはキー入力さ
れたデータに限らず、データ通信により転送された入力
データ或いは無線等によって入力されたデータであって
もよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によればEE−PROMに対
してデータが書込不能となった際に、電池電圧の低下に
よる書込不能かそれ以外の要因による書込不能かを使用
者に対して報知できるという利点がある。
してデータが書込不能となった際に、電池電圧の低下に
よる書込不能かそれ以外の要因による書込不能かを使用
者に対して報知できるという利点がある。
第1図乃至第12図は発明の実施例を示し、第1図は電子
腕時計の外観図、第2図は表示構成を示す外観図、第3
図は電子腕時計の回路構成を示す図、第4図は電池電圧
検出部の回路構成を示す図、第5図はRAMのメモリ構成
を示す図、第6図はEE−PROMのメモリ構成を示す図、第
7図は全体の動作を示すフローチャート、第8図はデー
タ設定時における表示変化を示す図、第9図はEE−PROM
内格納処理の動作を示すフローチャート、第10図乃至第
12図は夫々表示状態を示す図である。 1……電子腕時計本体、2……LCD、3……スイッチ
部、4……制御部、5……ROM、6……RAM、7……EE−
PROM、8……電源回路、9……リチウム電池、10……電
池電圧検出部、11……MOSトランジスタ、12……デコー
ダ・ドライバ、13……発振器、14……分周・タイミング
信号発生回路。
腕時計の外観図、第2図は表示構成を示す外観図、第3
図は電子腕時計の回路構成を示す図、第4図は電池電圧
検出部の回路構成を示す図、第5図はRAMのメモリ構成
を示す図、第6図はEE−PROMのメモリ構成を示す図、第
7図は全体の動作を示すフローチャート、第8図はデー
タ設定時における表示変化を示す図、第9図はEE−PROM
内格納処理の動作を示すフローチャート、第10図乃至第
12図は夫々表示状態を示す図である。 1……電子腕時計本体、2……LCD、3……スイッチ
部、4……制御部、5……ROM、6……RAM、7……EE−
PROM、8……電源回路、9……リチウム電池、10……電
池電圧検出部、11……MOSトランジスタ、12……デコー
ダ・ドライバ、13……発振器、14……分周・タイミング
信号発生回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 15/02 G01R 31/36 G11C 16/00 G11C 29/00 G06F 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】各種データを記憶する書き換え可能な不揮
発性メモリと、上記不揮発性メモリに電源を供給する電
池とを備えたデータ記憶装置であって、上記不揮発性メ
モリに対してデータが正常に書き込めたか否かを判断す
る書込判断手段と、この書込判断手段により書込不能と
判断されたときに電池の電圧を検出する検出手段と、こ
の検出手段の検出結果に基づいて電池電圧の低下による
書込不能か電池電圧の低下以外の要因による書込不能か
を報知する報知手段とを具備したことを特徴とするデー
タ記憶装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2334527A JP2979099B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | データ記憶装置 |
US07/798,619 US5297119A (en) | 1990-11-30 | 1991-11-26 | Data storage apparatus |
EP91120493A EP0488354B1 (en) | 1990-11-30 | 1991-11-29 | Data storage apparatus |
DE69126103T DE69126103T2 (de) | 1990-11-30 | 1991-11-29 | Datenspeicheranordnung |
KR1019910021889A KR950012220B1 (ko) | 1990-11-30 | 1991-11-30 | 데이터 기억장치 |
HK97102273A HK1000677A1 (en) | 1990-11-30 | 1997-11-28 | Data storage apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2334527A JP2979099B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | データ記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04205367A JPH04205367A (ja) | 1992-07-27 |
JP2979099B2 true JP2979099B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=18278403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2334527A Expired - Fee Related JP2979099B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | データ記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979099B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2334527A patent/JP2979099B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04205367A (ja) | 1992-07-27 |
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Legal Events
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