JP2978655B2 - 入力ペンの収納機構 - Google Patents
入力ペンの収納機構Info
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Description
タやハンディ電子機器等の表示装置上でのマニュアル操
作によって、情報を入力する入力手段である入力ペンの
収納機構に関するものである。
機構としては、例えば図15に示すように、本体21に
入力ペン22の先端部と嵌合して保持するペン収納部2
3を設けることが考えられた。しかしながら、上記機構
では、例えば入力ペン22を取り出す際に、本体21の
入力ペン22を一旦後方に移動させてから、ペン収納部
23から取り上げることとなり、入力ペン22の着脱に
手間取るという問題を生じている。
の先端部を着脱自在に嵌入できるペンホルダー24を本
体21に対して回動するように設けた機構が考えられ
た。その機構では、入力ペン22の着脱時に、図17に
示すように、ペンホルダー24を回転させて、入力ペン
22の着脱を容易にできる。
1の上面を覆うように開閉するカバー25が設けられて
いる場合、本体21の上面にペン収納部23を設け、図
18(b)に示すように、カバー25の開動作に伴っ
て、ペン収納部23内の入力ペン22の一端部を支点と
して他端部を上方に回動移動させる機構が考えられた。
ペン収納部23の開口部を覆うことができて収納した入
力ペン22を保持でき、その上、カバー25を開けると
入力ペン22を取り出し易くなっている。
振動により入力ペン22が揺動し易く、振動時にガタツ
キ音等の雑音を発生して迷惑となり、また上記の揺動に
より本体21や入力ペン22に傷が付き易いという問題
を生じている。
開示された機構が知られている。この機構では、図19
ないし図21に示すように、入力ペン22を挿入して完
全に収納するペン収納部23が本体21内に設けられ、
挿入された上記入力ペン22をロックするロック機構2
6が設けられている。
用溝22aが形成される共に、上記ロック機構26に
は、ロック用溝22aを係止する係止部26aが弾性的
に支持されるように設けられ、かつ、上記係止部26a
と一体的に連動する解除釦26bが本体21の上面に露
出するように設けられている。また、挿入されて収納さ
れた入力ペン22を排出方向に付勢するバネ27が設け
られている。
ペン収納部23に挿入するだけで、上記入力ペン22が
ロックされるから、揺動による入力ペン22や本体21
への傷害も防止できる。また、ロックを解除すると入力
ペン22の一部がペン収納部23から飛び出すことによ
り、使用時には入力ペンを容易に取り出すことができる
ようになっている。
解除釦26bが露出させる必要から本体21の外観デザ
インや、ディスプレイ等の各部材の配置に制限を生じ
て、ハンディ電子機器等の表示装置等の設計に大きな制
限となるという問題を生じている。
に、上記解除釦26bを省いて、入力ペン22を着脱で
きる収納機構として、例えば図22に示すような収納機
構が考えられた。
ペンをロックするロック装置28が設けられ、そのロッ
ク装置28の下部に移動方向に延びる凹部28aに、時
計方向に付勢された制御部材29の先端が移動可能に嵌
入されている。
ペン収納部23に収納されると、まず、前記と同様に、
入力ペン22のロック用溝22aにロック装置28の係
止爪28bが係止されて、その入力ペン22の挿入に伴
って上記ロック装置28が移動し、上記凹部28a内の
被係止部28cと前記の制御部材29の先端とが係止さ
れる。
出バネ27により付勢されている上記ロック装置28
は、上記排出バネ27の付勢力に抗して、上記入力ペン
22はペン収納部23内の収納位置に係止される。
の排出方法について説明すると、まず、入力ペン22を
挿入方向に手でさらに若干押し込むと、前記の凹部28
aの挿入方向後端部に設けられた傾斜部28dに沿って
制御部材29が反時計方向に回転し、上記凹部28a内
の被係止部28cと制御部材29との係止が解除され
る。
し込みを停止、つまり手を離すと、前記の排出バネ27
の付勢力によって、上記被係止部28cと制御部材29
との係止が復帰する前に、上記制御部材29が、上記凹
部28a内を移動、すなわち上記ロック装置28が入力
ペン22の排出方向に移動して、上記入力ペン22がペ
ン収納部23から排出される。このようにして入力ペン
22の着脱操作が行われる。
構成では、機構が複雑で部品数が増加するためコストア
ップを招来するという問題と共に、その複雑な機構を収
納させるためのスペースを必要としており、小型化への
障害となるという問題を生じている。
入力ペンの収納機構は、以上の課題を解決するために、
略棒状の第1入力ペンの後端部を露出して上記第1入力
ペンを収納する筒状の収納部が設けられ、収納された上
記第1入力ペンを係止するための凸状の係止部材が進退
自在に設けられ、上記収納部の内方に向かって上記係止
部材を付勢する第1付勢手段が設けられ、上記係止部材
と当接して上記第1入力ペンを上記収納部内に固定する
凹状の被係止部が上記第1入力ペンの外周にその底部か
ら径方向外向きに間隔が順次広くなるテーパー形状に設
けられ、上記係止部材および被係止部の少なくとも一方
は、上記収納部に収納された上記第1入力ペンに排出方
向の力が加わると、上記第1付勢手段の付勢力に抗する
方向の力が上記係止部材に加わるように形成されている
ことを特徴としている。
構は、略棒状の第2入力ペンの後端面に軸方向に所定長
さ突出する突出部が設けられ、上記第2入力ペンの先端
部および上記突出部と当接して上記第2入力ペンを収納
する収納手段が設けられ、上記第2入力ペンを上記収納
手段から外方へ付勢する第2付勢手段が設けられ、上記
収納手段は、上記第2入力ペンを軸方向に少なくとも上
記所定長さ分移動可能に形成され、上記収納手段内に上
記第2入力ペンを上記突出部方向に付勢して上記突出部
と上記収納手段との係合を保持する第4付勢手段が設け
られていることを特徴としている。
構は、第3入力ペンのペン先である先端部に棒状部材が
軸方向に移動可能に取り付けられ、上記棒状部材を押圧
して上記第3入力ペンを収納する収納部材が設けられ、
上記棒状部材を軸方向の外方へ付勢する第3付勢手段が
上記第3入力ペン内に設けられ、かつ、上記第3入力ペ
ンの後端に係止部が設けられていると共に、上記係止部
を係合して上記第3入力ペンを上記収納部材内に係止す
る被係止部材が上記収納部材に設けられ、その上、上記
収納部材は、収納された上記第3入力ペンの中間部から
先端部方向に傾斜して上記第3入力ペンと順次離間して
いる傾斜部を上記収納部材の底部に備えており、さら
に、上記係止部および被係止部材の少なくとも一方は、
上記収納部材に収納された上記第3入力ペンに排出方向
の力が加わると、上記第3付勢手段の付勢力に抗する方
向の抗付勢力が上記第3入力ペンに加わるように形成さ
れており、加えて、上記第3入力ペンの排出動作中に上
記棒状部材が当接して上記抗付勢力を維持する抗付勢力
維持部が上記収納部材に設けられていることを特徴とし
ている。
第1入力ペンを挿入して収納すると、凸状の係止部材と
凹状の被係止部とが当接して、上記第1入力ペンが収納
部内に収納して係止される。
は、収納された第1入力ペンの後端部が露出しているた
め、その後端部を持って排出方向に力を加えると、上記
係止部材および被係止部の少なくとも一方が、上記第1
付勢手段の付勢力に抗する方向の力が上記係止部材に加
わるように形成されているから、上記の排出方向の力が
所定値を越えると、進退自在に設けられている上記係止
部材が上記第1付勢手段の付勢力に抗して移動する。
係止が解除されて、排出方向に力が加えられた上記第1
入力ペンを収納部から取り出すことができる。
被係止部が凹状に設けられているから、上記第1入力ペ
ンを収納部内にガタツキ無しに収納でき、その上、従来
のような解除釦を省くことができるから、その解除釦等
のスペースを削減できる。
被係止部の少なくとも一方が、上記第1付勢手段の付勢
力に抗する方向の力が上記係止部材に加わるように形成
することにより、従来のような複雑な機構を備えたロッ
ク装置と比べて、機構を簡素化できる。
作方法では、取り出し時に一旦入力ペンを収納部に押し
込む操作を必要としていたが、上記構成では、そのよう
な押し込む操作を省くことができる。
入力ペンを収納手段に収納する際、上記収納手段が上記
第2入力ペンを軸方向に少なくとも上記所定長さ分移動
可能に形成されているから、上記第2入力ペンの先端部
を上記収納手段に当接させて上記収納手段内に前記の第
2付勢手段の付勢力に抗して押し込み、さらに、上記第
2入力ペンを先端部方向に所定長さ軸方向に移動させる
と、前記突出部と収納手段との当接を回避して、上記第
2入力ペンを収納手段内に押し込むことができる。
所定長さ軸方向に移動させると、前記突出部と収納手段
とを当接させることができるため、上記第2入力ペンを
前記付勢力に抗して収納手段内に収納することができ
る。
上記第2入力ペンを先端部方向に所定長さ軸方向に移動
させると、前記突出部と収納手段との当接が解除される
から、上記第2付勢手段の付勢力により、上記第2入力
ペンが収納手段から取り出し可能位置まで移動して取り
出される。
記第2入力ペンを軸方向に少なくとも上記所定長さ分移
動可能に形成されることにより、従来のような解除釦を
省くことができるから、その解除釦等のスペースを低減
でき、その上、従来のような複雑な機構を備えたロック
装置と比べて、機構を簡素化できる。
入力ペンを収納部材に収納する場合、まず、第3入力ペ
ンの先端部と傾斜部とを当接させ、棒状部材を上記収納
部材に当接させて第3入力ペンを先端部方向に押し込む
と、上記棒状部材が第3付勢手段の付勢力に抗して軸方
向に後退して上記第3入力ペンが先端部方向に移動す
る。
部材内方向に押し込むと、上記係止部と被係止部材との
係合を回避して上記3入力ペンを上記収納部材内に押し
込むことができる。
解除すると、上記第3入力ペンが、その第3付勢手段の
付勢力により後端部方向に移動し、上記係止部と被係止
部材とが当接する。このとき、上記収納部材が棒状部材
を押圧して上記第3入力ペンを収納するように設けられ
ているから、上記係止部と被係止部材との係合が維持で
き、上記第3入力ペンが収納部材内に収納できる。
取り出す場合、上記第3入力ペンの先端部を傾斜部方向
に押し込むと、上記第3入力ペンに排出方向である回転
モーメントが生じる。
少なくとも一方は、上記収納部材に収納された上記第3
入力ペンに排出方向の力が加わると、上記第3付勢手段
の付勢力に抗する方向の力が上記第3入力ペンに加わる
ように形成されているから、上記第3入力ペンが先端部
方向に移動して棒状部材が後退する。
が解除されると、前記第3付勢手段の付勢力により、上
記第3入力ペンは後端部方向に移動して、収納部材から
取り出し可能位置に達することができる。
勢力によって、上記係止部と被係止部材との係合が維持
でき、かつ、棒状部材が収納部材を押圧した状態を維持
できるから、第3入力ペンを収納部材内にガタツキ無し
に収納できる。
係止部材の少なくとも一方が、上記収納部材に収納され
た上記第3入力ペンに排出方向の力が加わると、上記第
3付勢手段の付勢力に抗する方向の力が上記第3入力ペ
ンに加わるように形成されていることにより、従来のよ
うな複雑な機構を備えたロック装置と比べて、機構を簡
素化できる。その上、従来のような解除釦を省くことが
できるから、その解除釦等のスペースを削減できる。
作方法では、取り出し時に一旦入力ペンを収納部に押し
込み、さらに、引き出す操作を必要としていたが、上記
構成では、そのような引き出す操作を省くことができ
る。
し図5に基づいて説明すれば以下の通りである。〔実施
例1〕 入力ペンの収納機構は、例えば、手書き入力画面ともな
る表示装置を備えるラップトップパソコン、ノート型パ
ソコン、ポケットタイプパソコン等の電子機器に適用さ
れ、図2に示すように、上記表示装置の手書き入力画面
1では、液晶ディスプレイ等の表示面(図示せず)上に
透明なタブレット3が形成されていて、上記タブレット
3上での入力ペン(第1入力ペン)2による描画、つま
りグラフィックを座標データに変換して、上記描画によ
る制御記号や編集記号等を入力できるようになってい
る。
ずみおよび磁気ひずみ式が用いられるが、他の方式、例
えば静電結合式、感圧式、超音波式または電気機械式も
使用できる。
略直方体形状の本体4の側面には、断面略楕円形棒状の
上記入力ペン2を、その先端部から挿入して収納する略
筒状のペンホルダー(収納部)5が上記本体4の長手方
向に沿って設けられていて、上記ペンホルダー5は、図
3に示すように、上記入力ペン2が収納された際に、そ
の入力ペン2の後端部が露出するように形成されてい
る。
示すように、前記タブレット3上の座標データを検出す
るため、入力ペン2の先端面2aから軸方向に突出した
略棒状のペン先2bが上記入力ペン2のほぼ同軸上に設
けられ、また、その先端部では、先端に向かって径方向
断面積が小さくなるテーパー部2cが形成されている。
したがって、上記テーパー部2cから後半では、径方向
断面積がほぼ同一な胴部2dが形成されている。
テーパー部2cと胴部2dとの境界に断面略半円状のロ
ック用溝(被係止部)2eが形成されている。なお、上
記ロック用溝2eの形状は、その底部から径方向外向き
に間隔が順次広くなるテーパー形状であれば、特に上記
に限定されることはなく、例えば断面略逆台形や断面略
円弧状(1/4 から1/2 円までの)であってもよい。
に示すように、収納された入力ペン2の先端面2aが当
接し、上記入力ペン2のペン先2bが貫通するフランジ
部5aが内向きに形成されていて、さらに、上記入力ペ
ン2が、その先端面2aを上記フランジ部5aと当接さ
せるまで挿入されると、上記ロック用溝2eと当接して
上記入力ペン2を係止するペンストッパー(係止部材)
6が取り付けられている。
形成されており、図4および図5にも示すように、ペン
ストッパー6の先端部であるストッパー6aの先端は前
記ロック用溝2eと嵌合するように形成され、また、そ
のストッパー6aが本体4を貫通して移動可能となって
いる。したがって、本体4には、上記ストッパー6aが
貫通して移動する貫通孔4aが穿設されている。
前記のロック用溝2eの形状とが設定されているため、
上記入力ペン2に排出方向の力が加わると、上記ペンス
トッパー6を、後述する板バネ7の付勢力に抗して移動
させる方向に力が生じることになる。
6bは、本体4の内側に立設された一対の支持部4bに
挟まれて移動可能に取り付けられている。なお、上記の
各支持部4bは、上記座部6bが本体4と当接するまで
移動しても、その座部6bの頭部が上記各支持部4bの
上部から突出するように成形されている。その上、上記
本体4内には、上記ペンストッパー6を本体4の外方へ
付勢する板バネ(第1付勢手段)7が、本体4に対向し
て立設された一対の保持部4cに取り付けられている。
いて説明すると、まず、図2に示すように、入力ペン2
を、そのペン先2bからペンホルダー5内に挿入する
と、上記入力ペン2はペンホルダー5のホルダー形状に
沿って入る。
ネ7により常に本体4の裏側から外側に向かって付勢さ
れているが、上記ペンストッパー6のストッパー6aの
先端が入力ペン2のテーパー部2cと当接し、板バネ7
の付勢力に抗して、上記入力ペン2の移動に伴って本体
4の内側に向かって、前記貫通孔4a内を摺動する。
入力ペン2は、ストッパー6aの先端部が入力ペン2の
ロック用溝2eに嵌まり込んで、クリック感をオペレー
ターーに伝えて前記ペンホルダー5内に固定され、入力
ペン2の胴部2dの後端部がペンホルダー5から露出し
た状態で、入力ペン2のペンホルダー5に挿入して収納
する動作が完了する。
ダー5内に挿入しようとしても、入力ペン2の先端面2
aとフランジ部5aとが当接しているため、入力ペン2
の挿入が阻止される。
ン2を取り出す場合は、露出している入力ペン2の後端
部を手で持ち、収納時とは逆方向である排出方向に移動
させるように力を加えると、前記ロック用溝2eの形状
が断面半円状であって、径方向外向きに順次広がるテー
パー形状となっているから、ストッパー6aとロック用
溝2eとの係合が解除されて、入力ペン2が排出方向に
移動し、ペンホルダー5から取り出せる。
のような解除釦を省いて、入力ペン2を収納しての固定
と、その入力ペン2の取り出しとを可能としており、そ
の上、従来のような複雑なロック装置を用いなくとも、
入力ペン2を収納しての固定と、その入力ペン2の取り
出しとを可能としており、入力ペン2の収納機構の簡素
化を図ることが可能となっている。
組み上げ工程の減少によって、小型化やコストダウンを
図ることができ、さらに、従来における解除釦の操作
や、上記の複雑なロック装置を用いた場合のように、取
り出しの際に一旦押し込む操作を省略できるから、操作
性も向上させることができる。
ー6aとフランジ部5aとにより挟持されるように固定
されるから、ストッパー6a単独による入力ペン2を固
定した場合と比べて、入力ペン2のペンホルダー5内で
の揺動を軽減できる。
の携帯時等に、上記本体4に振動が加わっても、上記入
力ペン2の揺動によるガタツキ音の発生を防止でき、か
つ、上記揺動に起因する本体4や入力ペン2への傷害も
回避できる。
2の断面形状を楕円形状とした例を挙げたが、上記入力
ペン2の形状としては、手で把持できて棒状であれば特
に上記に限定する必要はなく、例えば軸と直交する断面
が円形、多角形であってもよい。
ー6aの先端とロック用溝2eとが嵌合するようにそれ
ぞれ形成されていたが、それら両者の形状は、相互に当
接して係止でき、かつ、入力ペン2に排出方向に力が加
わると、ペンストッパー6を板バネ7の付勢力に抗する
方向に移動させる形状であればよい。
て図6ないし図9に基づいて説明する。なお、上記実施
例1の構成と同一の機能を有する部材には、同一の部材
番号を付与して、その説明を省いた。
としての略棒状のタッチペン(第2入力ペン)8を収納
するために、本体4の上面に設けられた手書き入力画面
1に沿うように上記本体4の長手方向にペン収納部(収
納手段)9が上記本体4内に設けられている。なお、上
記のタッチペン8は、前記の実施例1における入力ペン
2のタブレット3への描画による、その描画入力機能と
同等の機能を備えている。
略円柱状のタッチペン胴部8aと、そのタッチペン胴部
8aの先端側である一端面8bに同軸で軸方向に立設さ
れた略円錐台形状のペン先8cとを備えており、よっ
て、上記ペン先8cは、先端に向かって細くなるテーパ
ー形状となっており、また、そのペン先8cの先端の角
が丸められ、そのペン先8cの大径が一端面8bの径よ
り小さいものとなっている。
面8dには、略円柱状の係止爪(突出部)8eが同軸上
に立設されており、その係止爪8eの先端面から上記他
端面8dまでの長さが所定の長さ、例えば 0.5mmに設定
されている。
たタッチペン8のタッチペン胴部8aと当接する略板状
の収納部底部9aが上記本体4の上面とほぼ平行となる
ように形成され、また、本体4の上面から延びて、上記
他端面8dおよび係止爪8eの外周と当接する略板状の
後端押さえ部9bと、ペン先8cの母線上で上記ペン先
8cと当接する略板状の先端押さえ部9cとが形成され
ている。
端に向かって厚さが薄くなるように上記先端押さえ部9
cの下面が本体4の上面に対して傾斜して形成され、そ
の上、上記後端押さえ部9bと先端押さえ部9cとの間
隔は、前記のタッチペン胴部8aの軸方向長さに、前記
の係止爪8eにおける所定の長さを加えた長さ、または
上記の加えた長さより若干長く、例えばさらに上記所定
の長さを加えた長さに設定されている。
部9から離脱させる方向に付勢するポップアップ機構
(第2付勢手段)10が設けられており、そのポップア
ップ機構10は、前記の収納部底部9aの先端側から後
端側に向かって1/3程度の位置に取り付けられて、タ
ッチペン胴部8aと当接して押圧する略直方体形状の当
接部10aと、その当接部10aの下面を、本体4の上
面側への付勢する板バネ10bとを備えている。
記当接部10aが挿通し得る挿通孔9dが穿設されてお
り、また、上記板バネ10bの固定端が固定されてい
る。
チペン8のペン先8cを係止爪8e方向に付勢するペン
押出バネ(第4付勢手段)11が、先端押さえ部9cに
近接した本体4内に取り付けられている。
て説明すると、まず、タッチペン8のペン収納部9に収
納する場合、タッチペン胴部8aを把持して、そのペン
先8cを先端押さえ部9cの下方へ挿入し、タッチペン
8の一端面8bを先端押さえ部9cの先端に当接させ
る。
えば図6における部位8fを収納部底部9a方向に押し
込むと、上記の先端押さえ部9cと後端押さえ部9bと
の間隔が、タッチペン胴部8aと係止爪8eとの合計長
さとほぼ同じか、若干長く設定してあるので、上記係止
爪8eと後端押さえ部9bとの係止を回避し、その上、
板バネ10bの付勢力に抗して、上記タッチペン胴部8
aと収納部底部9aとを当接できる。
して、タッチペン8を手で後端押さえ部9b側方向に移
動させると、係止爪8eが後端押さえ部9bに係止され
て、タッチペン8がペン収納部9内に固定される。
ペン8が後端押さえ部9b方向に常時付勢されているの
で、携帯時等の振動等によっても係止爪8eと後端押さ
え部9bとの係合が保持され、ポップアップ機構10に
よるタッチペン8のペン収納部9からの予期しない離脱
が防止される。
8をペン収納部9から取り出す場合は、図8に示すよう
に、上記タッチペン8を先端押さえ部9c方向に移動さ
せると、係止爪8eと後端押さえ部9bとの係合が解除
され、図9に示すように、ポップアップ機構10によ
り、タッチペン8が、先端押さえ部9cと一端面8bと
の接点を支点として反時計方向に回転し、タッチペン8
の後端部が露出して、上記タッチペン8の取り出し位置
となるポップアップが完了する。
ような解除釦を省いて、タッチペン8を収納しての固定
と、その収納したタッチペン8の取り出しとを可能とし
ており、その上、従来のような複雑なロック装置を用い
なくとも、タッチペン8を収納しての固定と、そのタッ
チペン8の取り出しとが可能である。
のタッチペン8の収納機構の簡素化を図ることができる
ことにより、部品数の低減や組み上げ工程の減少によっ
て、小型化やコストダウンを図ることができる。
操作方法では、取り出し時に一旦入力ペンを収納部に押
し込み、さらに、引き出す操作を必要としていたが、上
記構成では、そのような引き出す操作を省くことができ
て、操作性を向上できる。
ン押出バネ11の付勢力によって、ペン収納部9内に固
定されるから、携帯時等の振動によるタッチペン8の揺
動を防止できて、従来生じ易かった振動時の入力ペンの
揺動によるガタツキ音等の雑音の発生を回避でき、ま
た、上記のような揺動による本体4やタッチペン8への
傷害を防止できる。
ップ機構10における当接部10aの形状を略直方体形
状とした例を挙げたが、上記に特に限定する必要はな
く、例えば略円柱状としてもよい。
たタッチペン8のタッチペン胴部8aの外周と嵌合す
る、または保持する凹部形状としてもよい。これによ
り、タッチペン8のポップアップ時の姿勢安定性を高め
ることができる。
3として図10ないし図14に基づいて説明する。な
お、前記実施例1または上記実施例2の構成と同一の機
能を有する部材には、同一の部材番号を付与して、その
説明を省いた。
手書き入力画面1が設けられ、その手書き入力画面1の
長手方向端辺に隣接してキー入力部12が設置されてい
る。また、上記本体4には、不使用時に、上記手書き入
力画面1およびキー入力部12を覆って保護するハード
カバー13が回動自在に取り付けられている。
上記本体4の上面における長手方向一側端辺上に設置さ
れており、図11に示すように、上記ハードカバー13
を反時計方向に回転させて閉じると、上記手書き入力画
面およびキー入力部を完全に覆うようになっている。
示すように、略棒状の入力ペン(第3入力ペン)14を
本体4内に収納するため、前記の手書き入力画面1およ
びキー入力部12と回動軸13aとの間にペン収納部
(収納部材)15が設けられている。なお、上記の入力
ペン14は、前記の実施例1における入力ペン2のタブ
レット3への描画による、その描画入力機能と同等の機
能を備えている。
端に向かって順次細くなるテーパー形状が形成され、ま
た、入力ペン14の先端に、前記タブレット3上の座標
データを検出するための略棒状のペン先(棒状部材)1
6が軸方向に移動可能に取り付けられている。したがっ
て、上記入力ペン14の先端には、図12に示すよう
に、ペン貫通孔14aが同軸上に形成されている。
6が貫通し得る中空部14bが形成されており、よっ
て、上記中空部14bは、入力ペン14の先端部におい
て、先端に向かって断面積が小さくなるテーパー形状と
なっている。さらに、その中空部14bには、上記ペン
先16を前記ペン貫通孔14aとによって同軸上に支持
するフランジ状のペン支持部14cが形成されている。
(第3付勢手段)17が同軸となるように中空部14b
内に取り付けられていて、その上、そのコイルバネ17
を前記ペン支持部14cとの間で挟むように略フランジ
状のバネ押さえ板16aが中空部14b内を移動可能に
形成されている。したがって、上記ペン先16は、コイ
ルバネ17によって、軸方向外向きに付勢されている。
収納部15に立設された後述する略円錐台形状のロック
用突起(被係止部材)15aと嵌合し得る形状のロック
用凹部(係止部)14dがほぼ同軸上に形成されてい
る。
力ペン14の後端面と対面する上記ペン収納部15にお
ける後部立ち上げ面15bに上述したロック用突起15
aが立設され、収納された入力ペン14の中央部から後
部と当接する収納部底面15cが形成されている。した
がって、上記収納部底面15cの、本体上面4dからの
深さは、入力ペン14が本体4の上面による平面下とな
るように設定されている。
上げ面15bの上端と、本体上面4dとの間に、収納さ
れた入力ペン14の後端の上部を露出させて、後述する
ように入力ペン14の取り出しを容易にするための取り
出し用傾斜部15dが、本体上面4dから後部立ち上げ
面15bにかけて本体上面4dからの深さが順次大きく
なるように形成されている。
ペン14の着脱を容易とするための、着脱用傾斜部(傾
斜部)15eが形成されている。このような着脱用傾斜
部15eは、収納された入力ペン14の先端から約1/
3程度の位置から所定の角度で、その入力ペン14と距
離が先端に向かって順次大きくなるように形成されてい
る。
に上記入力ペン14の先端部を下方に押し込んで、上記
の着脱用傾斜部15eと入力ペン14の先端部とが密に
当接すると、入力ペン14の後端が後部立ち上げ面15
bより上方となるように設定されている。
16と当接する前部立ち上げ面15fが形成されてい
て、その前部立ち上げ面15fは、収納時の入力ペン1
4におけるペン先16を、前記のコイルバネ17の付勢
力に抗して後端側に移動させるように、前記の後部立ち
上げ面15bとの距離が設定されている。
前述したように入力ペン14の先端部を押し込んでペン
先16が下方に移動した際、収納時のペン先16との当
接位置から、前記の着脱用傾斜部15eに至る面におい
て、ペン先16の押し込まれた状態を維持するように、
押圧維持用傾斜部(抗付勢力維持部)15gが形成され
ている。
上げ面15fの上端から、本体上面4dとほぼ同一平面
上で、収納時のペン先16を上方から覆うように延びる
押さえ板15hが形成されている。
て説明すると、まず、図13に示すように、ペン収納部
15に収納されている入力ペン14を取り出す場合、入
力ペン14の先端部を、着脱用傾斜部15e方向に力を
加えると、入力ペン14が、収納部底面15cと着脱用
傾斜部15eとの境界を支点として時計方向に回転する
回転モーメントを生じる。
4dと係合しているロック用突起15aが先端向かって
順次細くなるテーパー形状となっているから、上記回転
モーメントが入力ペン14を前部立ち上げ面15f方向
に移動させる排出方向の力を発生させる。
出方向の力が、ペン先16を付勢するコイルバネ17の
付勢力より大きくなって上記入力ペン14を排出方向に
移動させると、入力ペン14が前部立ち上げ面15f方
向に移動しながら前記の支点を中心として時計方向に回
転移動する。
ペン14の先端部と着脱用傾斜部15eとが当接し、前
記のロック用凹部14dとロック用突起15aとの係合
が解除される。このとき、入力ペン14の後端は後部立
ち上げ面15bより上方に出て上記入力ペン14の後端
と後部立ち上げ面15bとの当接も解除される。
ネ17の付勢力によりペン先16が前記の押圧維持用傾
斜部15gを押圧して入力ペン14が後部立ち上げ面1
5b方向、つまり図における矢印A方向に移動して、入
力ペン14の後端部が前記の取り出し用傾斜部15d上
に乗り上げることになる。
傾斜形状により、ペン先16が押圧維持用傾斜部15g
に沿って下方に移動した時でも、コイルバネ17の付勢
力に抗したペン先16の後退状態が維持されるため、入
力ペン14のA方向への移動を迅速化できる。上記のよ
うに排出された入力ペン14は、手で容易に取り上げる
ことができて、入力ペン14の取り出しが完了する。
納する場合は、まず、入力ペン14の先端部を前記の押
さえ板15hの下方に挿入し、次に、矢印Bに示すよう
に、ペン先16を押圧維持用傾斜部15gと当接させて
前部立ち上げ面15f方向に押し込んで、上記ペン先1
6を入力ペン14内に没入、つまり後退させる。
面15c方向に押し込むと、ペン先16が押し込まれな
がら、まず、前記のロック用突起15aと入力ペン14
の後端面とが当接した後、前記のロック用凹部14dと
ロック用突起15aとが係合する。
に収縮した状態を維持しながら入力ペン14がペン収納
部15内に収納される。したがって、上記入力ペン14
は、コイルバネ17の付勢力によるペン先16の前部立
ち上げ面15fへの押圧と、前記のロック用凹部14d
とロック用突起15aとの係合とによって、ペン収納部
15内に固定されることになる。
ような解除釦を省いて、入力ペン14を収納しての固定
と、その収納した入力ペン14の取り出しとを可能とし
ている。
ック装置を用いなくとも、入力ペン14を収納しての固
定と、その入力ペン14の取り出しとを可能であり、入
力ペン14の収納機構の簡素化を図れるから部品数の低
減や組み上げ工程の減少によって、小型化やコストダウ
ンを図ることができる。
操作方法では、取り出し時に一旦入力ペンを収納部に押
し込み、さらに、引き出す操作を必要としていたが、上
記構成では、そのような引き出す操作を省くことができ
て、操作性を向上できる。
イルバネ17の付勢力によるペン先16の前部立ち上げ
面15fへの押圧と、前記のロック用凹部14dとロッ
ク用突起15aとの係合とによって、ペン収納部15内
に固定されるから、携帯時等の振動による入力ペン14
の揺動を防止できて、従来生じ易かった振動時の入力ペ
ンの揺動によるガタツキ音等の雑音の発生を回避でき、
また、上記のような揺動による本体4や入力ペン14へ
の傷害を防止できる。
突起15aを略円錐台形状とし、ロック用凹部14dを
上記のロック用突起15aと嵌合し得る形状とした例を
挙げたが、上記ロック用突起15aとロック用凹部14
dとは、上記のように嵌合する形状に特に限定される必
要がなく、入力ペン14の収納時に相互に当接して係合
でき、かつ、上記ロック用凹部14dと、ロック用突起
15aとの少なくとも一方が、上記ペン収納部15に収
納された上記入力ペン14に排出方向の力が加わると、
前記コイルバネ17の付勢力に抗する方向の力が上記入
力ペン14に加わるように形成されていればよい。
機構は、以上のように、略棒状の第1入力ペンの後端部
を露出して上記第1入力ペンを収納する筒状の収納部が
設けられ、上記第1入力ペンを上記収納部内に係止する
ための係止部材および被係止部の少なくとも一方が、上
記収納部に収納された上記第1入力ペンに排出方向の力
が加わると、上記係止部材を収納部内方向に付勢する第
1付勢手段の付勢力に抗する方向の力が上記係止部材に
加わるように形成されている構成である。
係止部が凹状に上記第1入力ペンの外周にその底部から
径方向外向きに間隔が順次広くなるテーパー形状に設け
られているから、上記第1入力ペンを収納部内にガタツ
キ無しに収納できて、収納時における振動によるガタツ
キ音の発生や、ガタツキによる収納部や第1入力ペンへ
の傷害も軽減できる。
を省くことができるから、その解除釦等のスペースを低
減できて小型化を図ることが可能となり、さらに、従来
のような複雑な機構を備えたロック装置と比べて、機構
を簡素化できるから、部品数を低減でき、組み上げ工程
を減少できるので、コストダウンを図ることができると
いう効果を奏する。
作方法では、取り出し時に一旦入力ペンを収納部に押し
込む操作を必要としていたが、上記構成では、そのよう
な押し込む操作を省くことができて、操作を簡便化でき
て、操作性も向上できるという効果も奏する。
構は、以上のように、略棒状の第2入力ペンの後端面に
軸方向に所定長さ突出する突出部が設けられ、上記第2
入力ペンの先端部および上記突出部と当接して上記第2
入力ペンを収納する収納手段が設けられ、上記第2入力
ペンを上記収納手段から外方へ付勢する第2付勢手段が
設けられ、上記収納手段は、上記第2入力ペンを軸方向
に少なくとも上記所定長さ分移動可能に形成され、上記
収納手段内に上記第2入力ペンを上記突出部方向に付勢
して上記突出部と上記収納手段との係合を保持する第4
付勢手段が設けられている構成である。
記第2入力ペンを軸方向に少なくとも上記所定長さ分移
動可能に形成されていることにより、従来のような解除
釦を省くことができるから、その解除釦等のスペースを
低減できて小型化を図ることが可能となり、その上、従
来のような複雑な機構を備えたロック装置と比べて、機
構を簡素化できるから、部品数を低減でき、組み上げ工
程を減少できるので、コストダウンを図ることができる
という効果を奏する。
構は、以上のように、先端に棒状部材を軸方向外向きに
付勢して備える第3入力ペンが収納される収納部材が、
収納された上記第3入力ペンの中間部から先端部方向に
傾斜して上記第3入力ペンと順次離間している傾斜部を
上記収納部材の底部に備えており、さらに、上記第3入
力ペンの後端の係止部およびそれと係止する被係止部材
の少なくとも一方が、上記収納部材に収納された上記第
3入力ペンに排出方向の力が加わると、上記付勢力に抗
する方向の抗付勢力が上記第3入力ペンに加わるように
形成されており、加えて、上記第3入力ペンの排出動作
中に上記棒状部材が当接して上記抗付勢力を維持する抗
付勢力維持部が上記収納部材に設けられている構成であ
る。
納部材内にガタツキ無しに収納できるから、収納時にお
ける振動によるガタツキ音の発生や、ガタツキによる収
納部材や第3入力ペンへの傷害も軽減できる。
を省くことができて、その解除釦等のスペースを低減で
きるので、小型化を図ることが可能となり、さらに、従
来のような複雑な機構を備えたロック装置と比べて、機
構を簡素化できるから、部品数を低減でき、組み上げ工
程を減少できるので、コストダウンを図ることができる
という効果を奏する。
作方法では、取り出し時に一旦入力ペンを収納部に押し
込み、さらに、引き出す操作を必要としていたが、上記
構成では、そのような引き出す操作を省くことができ
て、操作性を向上できるという効果も奏する。
の断面図である。
ある。
ある。
部斜視図である。
の平面図である。
ある。
図である。
断面図である。
構の斜視図である。
状態の斜視図である。
である。
る。
ある。
視図である。
し、(a)は斜視図、(b)は要部拡大斜視図である。
視図である。
る。
る。
し、(a)は収納時の断面図、(b)は取り出し位置で
の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】略棒状の第1入力ペンの後端部を露出して
上記第1入力ペンを収納する筒状の収納部が設けられ、
収納された上記第1入力ペンを係止するための凸状の係
止部材が進退自在に設けられ、上記収納部の内方に向か
って上記係止部材を付勢する第1付勢手段が設けられ、
上記係止部材と当接して上記第1入力ペンを上記収納部
内に固定する凹状の被係止部が上記第1入力ペンの外周
にその底部から径方向外向きに間隔が順次広くなるテー
パー形状に設けられ、上記係止部材および被係止部の少
なくとも一方は、上記収納部に収納された上記第1入力
ペンに排出方向の力が加わると、上記第1付勢手段の付
勢力に抗する方向の力が上記係止部材に加わるように形
成されていることを特徴とする入力ペンの収納機構。 - 【請求項2】略棒状の第2入力ペンの後端面に軸方向に
所定長さ突出する突出部が設けられ、上記第2入力ペン
の先端部および上記突出部と当接して上記第2入力ペン
を収納する収納手段が設けられ、上記第2入力ペンを上
記収納手段から外方へ付勢する第2付勢手段が設けら
れ、上記収納手段は、上記第2入力ペンを軸方向に少な
くとも上記所定長さ分移動可能に形成され、上記収納手
段内に上記第2入力ペンを上記突出部方向に付勢して上
記突出部と上記収納手段との係合を保持する第4付勢手
段が設けられていることを特徴とする入力ペンの収納機
構。 - 【請求項3】第3入力ペンのペン先である先端部に棒状
部材が軸方向に移動可能に取り付けられ、上記棒状部材
を押圧して上記第3入力ペンを収納する収納部材が設け
られ、上記棒状部材を軸方向の外方へ付勢する第3付勢
手段が上記第3入力ペン内に設けられ、かつ、上記第3
入力ペンの後端に係止部が設けられていると共に、上記
係止部を係合して上記第3入力ペンを上記収納部材内に
係止する被係止部材が上記収納部材に設けられ、その
上、上記収納部材は、収納された上記第3入力ペンの中
間部から先端部方向に傾斜して上記第3入力ペンと順次
離間している傾斜部を上記収納部材の底部に備えてお
り、さらに、上記係止部および被係止部材の少なくとも
一方は、上記収納部材に収納された上記第3入力ペンに
排出方向の力が加わると、上記第3付勢手段の付勢力に
抗する方向の抗付勢力が上記第3入力ペンに加わるよう
に形成されており、加えて、上記第3入力ペンの排出動
作中に上記棒状部材が当接して上記抗付勢力を維持する
抗付勢力維持部が上記収納部材に設けられていることを
特徴とする入力ペンの収納機構。
Priority Applications (2)
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JP4293286A JP2978655B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 入力ペンの収納機構 |
Publications (2)
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JPH06138999A JPH06138999A (ja) | 1994-05-20 |
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ID=17792870
Family Applications (1)
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JP4293286A Expired - Lifetime JP2978655B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 入力ペンの収納機構 |
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1993
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