JP2978378B2 - 双ドラム式連続鋳造用扁平外ノズル構造 - Google Patents

双ドラム式連続鋳造用扁平外ノズル構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双ドラム式連続鋳造装
置において、タンディッシュから移動鋳型内に溶湯を供
給する場合に用いられる扁平ノズルに関し、より具体的
には、上部に内ノズル挿通孔を有し下端部にスリット状
ノズル孔を有する外ノズル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に知られている双ドラム式
連続鋳造装置を用いた連続鋳造においては、図3に示さ
れるように、回転する一対の冷却ドラムRa、Rbとこ
のドラムの両端に当接されるサイド堰Sa,Sbによっ
て形成される移動鋳型内に、タンディッシュ内から内ノ
ズルa、外ノズルbを介して溶湯eを供給し、移動鋳型
内に所定レベルの湯溜り部pをつくりつつ、冷却ドラム
で冷却して凝固シェルを形成し、この凝固シェルを一対
の冷却ドラムの最接近部に形成されるギャップにおいて
圧接・一体化して広幅薄肉鋳片cを得るようになってい
る。
【0003】この際、均質な薄肉鋳片を得るためには、
移動鋳型内に形成されるメニスカスの位置変動を極力抑
制する必要があり、そのために、移動鋳型内への溶湯の
供給するためのノズルの役割は重要である。
【0004】このような要求に答えるものとして、例え
ば特開昭63−203254号の発明では、下部閉鎖端
近傍の冷却ドラムRa,Rb側側壁にスリット状ノズル
孔oを有し、多孔質耐火物からなるフィルターfと溶融
性金属部材dを内蔵した外ノズルbが提案されている。
【0005】ここに示される外ノズルbは、図4に示さ
れるように溶湯を冷却ドラムの長手方向に均一に供給す
るために扁平で、これを耐火物で一体的に成型すること
は決して容易ではない。
【0006】このようなノズルを耐火物を成型して得る
場合には、一般的にはロストワックス法等の中子を用い
ることが考えられるが、容量が大きい場合、1000Kg
/cm2 以上の成型圧力が必要であり、この場合、中子が
変形したり、また焼成過程で変形し、所望の形状のノズ
ルを得ることは困難である。
【0007】そのため、一般的には、このような形状の
ノズルは、ノズル本体を上部と下部に分割して製造しこ
れらを接着して組み立てて一体化することによって得ら
れる場合が多い。このように組み立てて得られた外ノズ
ルbは、溶湯の整流用のフィルターfを内蔵後、タンデ
ィッシュに装着された内ノズルaを内装して固定され、
連続鋳造に供されるが、連続鋳造の進行に伴い、フィル
ターfに介在物が付着・成長してフィルターは目詰まり
を起こす。
【0008】目詰まりが進行しその目詰まり度が80%
を越えると溶湯の外ノズル内貯留量が増加し、ノズル内
の溶湯圧力が増加して上部と下部の接着強度を超え、上
部と下部の組み合わせ部分を起点に、外ノズルが破壊に
至る場合が多い。外ノズルの強化方法として、使用材
料、接着剤の高級化等が考えられるが、その強度には限
界があり、またコスト高になる等、根本的解決にはなら
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、双ドラム式
連続鋳造用扁平外ノズル本体を、上部と下部に分割して
製造し、これを組み立て一体化する場合において、使用
材料を高級化することなく、容易でかつ強固な組み立て
ができる双ドラム式連続鋳造用扁平外ノズル構造を提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、外ノズル本体
を、内ノズル挿通孔を有し下端部に垂下壁を有するセラ
ミックス材からなる上部本体と、下端部にスリット状ノ
ズル孔を有し上部にするセラミックス材からなる下部本
体とに分割し、上部本体の嵌合壁と下部本体の垂下壁を
嵌合し、この嵌合壁と同系のセラミックス材からなる補
強ピンを挿通して両壁を嵌合・連結するように構成し、
この嵌合・連結に際して、両壁の嵌合面間および両壁と
補強ピン外周面間に、セラミックス・ボンドを介在さ
せ、これを固化・接着して上部本体と下部本体壁とを一
体化することを特徴とする双ドラム式連続鋳造用扁平外
ノズル構造である。
【0011】
【作用】本発明においては、外ノズルのセラミックス材
からなる上部本体と下部本体を嵌合・連結する場合に、
下部本体と同系のセラミックス材からなる固定ピンとセ
ラミックス・ボンドを併用して、上部本体と下部本体と
セラミックス・ボンドと固定ピンを強固に一体化できる
ので、上部と下部の組み立て強度を高めることができ、
連続鋳造が進行しても前記組み立て部分が破壊すること
はなく、外ノズル機能を長時間に亘って維持でき、連続
鋳造操業をの安定化することが可能である。
【0012】
【実施例】以下に本発明を図1(a)〜(c)に示す実
施例に基づいて説明する。本発明の扁平外ノズル1は、
例えばAl2 3 −C系のセラミックス材からなる上部
本体2と下部本体3をそれぞれ別々に製造(成型、焼
成)し、この上部本体2と下部本体3を組み立てて得ら
れるものである。
【0013】上部本体2の中央部には内ノズル4の挿通
孔2aが設けられ下部外周部には下部本体3と嵌合する
嵌合係止部2bを有する垂下壁2cが形成されている。
また、下部本体3の上端は解放端になっており、その上
端部は前記上部本体2の嵌合係止部2bに嵌合する嵌合
壁3aになっており、また、下端部にはスリット状のノ
ズル孔5が形成されている。
【0014】上部本体の垂下壁2cと下部本体の嵌合壁
3aには、それぞれ嵌合状態で連通する多数個の挿通孔
6が設けられており、この挿通孔には、外ノズル本体と
同系即ち、Al2 3 −C系のセラミックス材からなる
補強ピン7が挿通され上部本体2と下部本体3が連結さ
れる。
【0015】この上部本体2の垂下壁2cと下部本体3
の嵌合壁3aとの嵌合およびこの嵌合部の挿通孔6への
補強ピン7挿通に際しては、垂下壁2cと嵌合壁3aの
嵌合面間および挿通孔6と補強ピン7の外周面間に、ノ
ズル本体および補強ピンと同系即ち、Al2 3 −C系
のセラミックス材を主成分とするレジン・ボンド8を塗
布・介在させ、これを固化して一体化する。即ち、補強
ピン7は、単に上部本体2と下部本体3を連結するのみ
の機能だけではなく、これらと一体的機能を有するもの
である。
【0016】補強ピン7を挿通する挿通孔6は、上部本
体2、下部本体3を製造する際に、それぞれ形成しても
良いが、製造時の寸法誤差、変形により、上部本体と下
部本体の挿通孔6の位置が一致しないことが予想される
ので、両本体を製造後、仮嵌合の状態で形成することが
好ましいと言える。
【0017】上部本体2と下部本体3と補強ピン7は、
接着・固定して一体的に機能させるので、同じ材質のセ
ラミックス材を用いることが好ましいと言えるが、上部
本体と下部本体とは実用状態では、晒される条件が異な
るので、この条件に応じて材料を使い分けることが必要
である。
【0018】下部本体は、溶湯に浸漬されるので、耐熱
性、耐溶損性、機械強度、耐熱衝撃性に優れ、また、通
電加熱されるので、ある程度導電性を有するものが適性
があると言える。このような観点から、溶湯が炭素鋼で
ある場合は、Al2 3 を20〜60%,F.Cを20
〜40%含有し、残部ムライト、ジルコニア・ムライ
ト、金属Si等を含有するAl2 3 −C系セラミック
ス材、Al2 3 を20〜60%,SiO2 を10〜3
0%,F.Cを20〜40%含有するAl2 3−Si
2 −C系セラミックス材、或いはCaO・ZrO2
C系のセラミックス材が好適である。
【0019】溶湯がステンレス鋼である場合は、SiO
2 成分が溶湯と反応して溶湯の純度が低下する恐れがあ
るので、SiO2 成分を含まないAl2 3 −C系のセ
ラミックス材、あるいはCaO・ZrO2 −C系のセラ
ミックス材を用いることが好ましい。
【0020】上部本体は、下部本体と同様のセラミック
ス材も用いる場合もあるが、溶湯に浸漬しないので、安
価で容易に得られる電融シリカ(SiO2 )でも前記成
分系を用いた場合の下部本体の耐性に概ねバランスさせ
ることができる。即ち、外ノズルの寿命を短縮する大き
な要因にはならない。
【0021】図中9は内ノズル4からの溶湯に圧損を付
与するための溶融性金属金網、10は溶湯を整流するた
めの多孔質セラミックス材からなるフィルター、また、
11は外ノズルの特に下部本体3およびフィルター10
を予熱する通電加熱装置である。
【0022】図2は、上記のように構成された本発明の
外ノズル1をタンディッシュ12に当接・固定した状態
を示している。タンディッシュ底部の外皮鉄皮13の内
側には耐火物が内張され、ここに埋め込まれた耐火ブロ
ック14に内ノズル4の挿入孔14aが設けられてい
る。この挿入孔はその径が下方に向かって小さくなるよ
うな傾斜孔となっており、外皮鉄皮13を貫通してい
る。
【0023】この挿入孔14aには、上部外周面がこの
挿入孔内面に係止される、テーパ面になっている内ノズ
ル4がタンディッシュ12の内側から挿入されている。
この内ノズルの下端部は閉鎖端になっており、その近傍
の側壁にはノズル孔4aが設けられている。
【0024】この内ノズル4の上方には、タンディッシ
ュ12からの溶湯供給量を制御するストッパ−15が上
下位置調整自在に配設されている。即ち、内ノズルの上
端面とストッパーの下端面間の間隙を調整することによ
って、移動鋳型内への溶湯供給量を制御することができ
る。内ノズル4の下部は、本発明の外ノズル1の上部本
体2に設けた挿通孔2aに挿通されている。
【0025】外ノズル1は、支持体16とこの支持体に
固定される可動支持部17とこれらを固定するボルト・
ナット18により、固定され、この外ノズルの上端面は
シール性を維持する断熱シート19を介して、外皮鉄皮
13の外面に当接されている。
【0026】このように本発明の外ノズル1に、内ノズ
ル4を挿入し、所定位置に位置決めした後、この外ノズ
ル1の下部、フィルターを通電加熱装置で予熱するとと
もにストッパー15を上げてこのストッパーの下端面と
内ノズル2の上端面間に所定の間隙を形成し、タンディ
ッシュ12から溶湯を内ノズル4を介して外ノズル1に
供給し、溶融性金属網9、フィルター10による圧損作
用で溶湯を外ノズル1の下部本体3内に充満させ、この
溶湯をがタンディッシュ12、内ノズル4、外ノズル1
間で密に連続させて、外ノズル下部のスリット状ノズル
孔5から移動鋳型内に供給し、所定レベルの湯溜り部を
つくりつつ、連続鋳造を行う。定常操業移行後において
は、移動鋳型内におけるメニスカスMの位置が極力変動
しないように、ストッパー15の位置を調整し溶湯供給
量が制御される。
【0027】本発明の外ノズル1は、上部本体2と下部
本体3と補強ピン7をセラミックス・ボンドによる接着
作用により強固に一体化しているので、上部本体と下部
本体との組み立て部で破壊することはなく、ノズル機能
を長期にわたって維持し、連続鋳造操業を安定化し、均
質な薄肉鋳片を安定的に鋳造することができる。
【0028】なお、本発明は、この実施例に限られるも
のではなく、請求項1の構成を満足する範囲内で適宜構
成を変更するものである。例えば、この外ノズル1のス
リット状ノズル孔5は水平方向に複数分割されていても
良い。
【0029】また、本発明の外ノズル1の取り付け構造
については、本発明の要部ではないが、たとえば、この
外ノズル1は支持体16に可動支持部17、ボルト・ナ
ット18によってタンディッシュ12の外皮鉄皮13の
外面に当接・固定し一体化しているが、支持体16を別
設して、適宜の手段で支持しても良い。
【0030】
【実験例】図1に示した本発明の外ノズル1について、
水モデル実験によりその耐圧性を評価した。その結果を
従来例の場合とともに説明する。この実験で用いた材料
構成と、上部本体と下部本体との組み立て手段は表1に
示すとおりである。
【0031】
【表1】
【0032】従来例は、上部本体と下部本体を同じ材質
にして、上部本体と下部本体を接着剤のみで組み立てた
外ノズルであるが、これは、冷間で0.8〜1.0kg/
cm2の圧力を加えた時、上部本体と下部本体の接着部に
亀裂が生じ、瞬時に破壊してしまった。実用レベルの温
度(熱間)での強度は、冷間での強度の70%程度と考
えられるから、実用条件下では0.5〜0.7kg/cm2
程度と評価される。
【0033】フィルターが100%閉塞したと仮定する
と、タンデイッシュヘッド分の外ノズルの内圧は、1.
1kg/cm2 、これを冷間に換算すると1.7kg/cm2
なるので、外ノズルの冷間強度としては、これに耐え得
る強度があることが望ましい。この観点では、冷間強度
が0.8〜1.0kg/cm2 である従来例の外ノズルで
は、実用に供し得ないものになる。
【0034】しかし、実操業ではフィルターが100%
閉塞したら外ノズルとして機能を完全に失うことになる
から、実操業では、そうなるまで外ノズルを使用するこ
とはなく、通常の連続鋳造では、操業効率を考慮してフ
ィルターの閉塞率が40〜50%レベルになるまで外ノ
ズルの使用を継続するのが通例である。
【0035】実操業下でのフィルターの閉塞率と外ノズ
ルの関係の調査結果を参考にすると、従来例の外ノズル
を、例えば鋳造速度1.5t/min の連続鋳造に実用し
た場合には、フィルターの閉塞率が20%レベルで、破
壊し使用不能になることが判った。
【0036】前記のように、通常の連続鋳造では、フィ
ルターの閉塞率は40〜50%レベルまで許容範囲とし
ており、この従来例の外ノズルを実用に供した場合、短
期間で破壊してしまうことになり、操業効率が大幅に低
下し、生産性が大幅に低下することは避けられない。
【0037】これに対して、上部本体と下部本体と多数
個の補強ピンを同じセラミックス材で形成するととも
に、これらを同系のセラミックス材を主成分とするレジ
ン・ボンドとにより、接着・固定して一体化した本発明
例では、冷間で1.3〜1.5kg/cm2 の圧力を加えた
時、下部本体の中央部に亀裂を生じたが、上部本体と下
部本体との一体化部(接着剤と補強ピンによる接着・固
定部)は健全であった。したがって、この一体化部は、
本体より強固であり、少なくとも、実用レベルの温度
(熱間)では0.9〜1.1kg/cm2 の内圧に耐えら
れ、鋳造速度1.5t/min の連続鋳造に実用した場
合、フィルターの閉塞率が50%レベルまでは、この一
体化部が破壊することはなく、前記従来例の外ノズルに
比し、その寿命を2倍以上に延長できることが判った。
したがって、本発明の外ノズルを使用すれば、操業効率
を大幅に向上し、生産性を大幅に向上することができ
る。
【0038】なお、この例は、上部本体、下部本体、補
強ピン、セラミックス・ボンドを形成するセラミックス
材としてAl2 3 −SiO2 −C系のセラミックス材
を用いた場合のものであるが、Al2 3 −C系のセラ
ミックス材を用いた場合でも概ね同様の結果が得られ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明においては、外ノズルのセラミッ
クス材からなる上部本体と下部本体を嵌合・連結する場
合に、下部本体と同系のセラミックス材からなる補強ピ
ンとセラミックス・ボンドを併用して上部本体と下部本
体と補強ピンをセラミックス・ボンドで強固に一体化で
きるので、上部と下部の組み立て強度を高めることがで
き、連続鋳造が進行しても前記組み立て部分が破壊する
ことはなく、外ノズル機能を長時間に亘って維持でき、
連続鋳造操業を安定化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明図であり、(a)図
は一部切り欠き正面説明図、(b)図は(a)図におけ
る一部切り欠き断面側面説明図、また(c)図は(b)
図における上部本体と下部本体の組み立て部分の拡大説
明図である。
【図2】本発明の偏平ノズル取り付け構造例を示す断面
説明図。
【図3】従来の双ドラム式連続鋳造装置例を示す立面説
明図。
【図4】従来の偏平ノズル例を示す断面説明図
【符号の説明】
1 外ノズル 2 上部本体 2a 内ノズル挿通孔 2b 嵌合係止部 2c 垂下壁 3 下部本体 3a 嵌合壁 4 内ノズル 4a ノズル孔 5 スリット状ノズル孔 6 挿通孔 7 補強ピン 8a,8b レジン・ボンド 9 溶融性金属網 10 フィルター 11 通電加熱装置 12 タンディッシュ 13 外皮鉄皮 14 耐火ブロック 14a 挿入孔 15 ストッパー 16 支持体 17 可動支持部 18 ボルト・ナット 19 断熱シ−ト a 内ノズル b 外ノズル c 鋳片 f 多孔質耐火物(フィルター) d 溶融性金属部材 e 溶湯 p 湯溜り部 Ra,Rb 冷却ドラム Sa,Sb サイド堰 o スリット状ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 康志 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株 式会社 技術開発本部内 (72)発明者 山上 靖博 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株 式会社 技術開発本部内 (72)発明者 浅野 敬輔 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株 式会社 技術開発本部内 (72)発明者 山田 衛 山口県光市大字島田3434番地 新日本製 鐵株式会社 光製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭63−207454(JP,A) 特開 昭64−11055(JP,A) 特開 平4−300050(JP,A) 特開 平6−126395(JP,A) 特開 平7−60413(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 11/06 330 B22D 41/50 520 B22D 41/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外ノズル本体を、内ノズル挿通孔を有し
    下端部に垂下壁を有するセラミックス材からなる上部本
    体と、下端部にスリット状ノズル孔を有し上部にするセ
    ラミックス材からなる下部本体とに分割し、上部本体の
    嵌合壁と下部本体の垂下壁を嵌合し、この嵌合壁と同系
    のセラミックス材からなる補強ピンを挿通して両壁を嵌
    合・連結するように構成し、この嵌合・連結に際して、
    両壁の嵌合面間および両壁と補強ピン外周面間に、セラ
    ミックス・ボンドを介在させ、これを固化・接着して上
    部本体と下部本体とを一体化することを特徴とする双ド
    ラム式連続鋳造用扁平外ノズル構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、下部本体がAl2
    3 −SiO2 −C系のセラミックス材で形成されている
    ことを特徴とする双ドラム式連続鋳造用扁平外ノズル構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、下部本体がAl2
    3 −C系のセラミックス材で形成されていることを特徴
    とする双ドラム式連続鋳造用扁平外ノズル構造。
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