JP2978280B2 - 携帯形データターミナルの電源自動立ち上げ装置 - Google Patents

携帯形データターミナルの電源自動立ち上げ装置

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JP2978280B2 JP3118354A JP11835491A JP2978280B2 JP 2978280 B2 JP2978280 B2 JP 2978280B2 JP 3118354 A JP3118354 A JP 3118354A JP 11835491 A JP11835491 A JP 11835491A JP 2978280 B2 JP2978280 B2 JP 2978280B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光インターフェイスボッ
クスと組合わせて用いられる携帯形データターミナルに
関し、光インターフェイスボックス上に置かれた上記デ
ータターミナルの電源を、電磁誘電を利用した無接点方
式によって、光インターフェイスボックス側で立ち上げ
させることができる携帯形データターミナルの電源自動
立ち上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターフェイスボックスと携帯形デー
タターミナル(以下、ハンディターミナルと略称する)
との間での信号伝送に関し、さらに電源をオフ状態にし
たハンディターミナルに対して自動的に電源を立ち上げ
るための信号伝送については、両者間を接点で連絡する
有接点方式で行うか、もしくは無接点で磁気または光を
利用する方式で行うかに別けられ、それ等各方式は図3
〜図5に示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インターフェイスボッ
クス1の内部回路とハンディターミナル2の内部回路と
を外部に露出した金属接点11,12,13,14で接
続する図3図示のものは、接点の酸化やごみなどの絶縁
物の付着による影響は避けられず、信頼性の面で問題が
ある。このような点からすれば、無接点方式の方が信頼
性は向上するが、図4に示すごとく磁力発生源である電
磁石15と磁気感応形のリードスイッチ16との組合わ
せになる磁気利用方式では、一般にハンディターミナル
側でリードスイッチ等の機械的接点を持つために寿命の
点で問題がある。
【0004】また、発光素子17と受光素子18との組
合わせになる光利用方式では、使用状況によっては外来
光の影響を受けやすくて動作精度に問題があり、しか
も、検出回路への電力供給が常時必要となり、ハンディ
ターミナルを電源オフのまま放置した場合に、電池の消
耗時間が短く、充電を再三行わなければならない等実用
上の不利は免れ得ない。
【0005】本発明の目的はかかる従来の各装置がそれ
ぞれ有する欠点を克服することができて、無接点方式
で、ハンディターミナルの電源を立ち上げることがで
き、光インターフェイスボックスとハンディターミナル
のいずれの側でも機械的接点を必要としなく、外部から
のノイズの影響を受けにくくてして信頼性を高めると同
時に低消費電力化を図らせる点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定位置に置
かれる携帯形データターミナルとの間でデータ授受を行
う光インターフェイスボックスのケーシングの前記所定
位置に埋設され、通電されることによって磁力を発生す
る一次コイルと、光インターフェイスボックス側に設け
られ、一次コイルに断続的な通電が成されるスイッチン
グ手段と、前記携帯形データターミナルのケーシングの
底面部で、一次コイルに対向する位置に埋設され、一次
コイルに対し電磁結合が可能な二次コイルと、前記デー
タターミナル側に設けられ、二次コイルが誘起した誘導
起電力を直流に整流する整流回路と、前記データターミ
ナル側に設けられ、この整流回路の出力電圧に応答し、
前記データターミナルの電源スイッチをオンする電源制
御手段とを含むことを特徴とする携帯形データターミナ
ルの電源自動立ち上げ装置である。
【0007】また本発明は、スイッチング手段と電源制
御手段とのいずれか一方が、前記データターミナルの電
源スイッチがオフに操作されているときにのみ動作する
よう形成されている。携帯形データターミナルの電源自
動立ち上げ装置である。
【0008】
【作用】ハンディターミナルを光インターフェイスボッ
クスの所定位置にセットした状態で、内蔵電池の消耗を
回避するために電源スイッチをオフにしておくと、この
ままでは両者間でのデータ授受が行われないので、電子
計算機側を含む光インターフェイスボックス側でハンデ
ィターミナルの電源立ち上げを行う必要が生じる。
【0009】スイッチング手段をたとえばCPUで動作
させて断続的に繰返して一次コイルに通電させると、該
一次コイルには電流が断続する結果、交番磁界が発生す
る。
【0010】一次コイルに対し電磁結合される二次コイ
ルでは電磁誘導によって誘導起電力が発生する。
【0011】この発生電圧を整流回路で整流して、この
整流された直流電圧によって電源制御手段を動作させ、
電池の電源をハンディターミナルに供給するオン動作を
行わせて、コイルの発生電圧が消失した後もこのオン動
作を持続させ、データの授受が可能な電源の立ち上げ状
態が維持される。時間経過に伴って、データ授受が完了
し、電源立ち上げ状態が必要でなくなる時点になると、
電源をオフにしなけらばならないが、ハンディターミナ
ル側で強制的にプログラムの制御により電源をオフの状
態にする方法と、初めのスイッチング手段の動作を繰り
返させることにより、発生電圧を信号としてとらえてか
らハンディターミナル側でプログラムの制御により電源
をオフの状態にする方法とがある。
【0012】一次コイルと二次コイルとは相接近した位
置に存在していて、他の磁力発生源からの電磁妨害を受
けにくので信号伝送の信頼性は頗る高い。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る光インターフェ
イスボックス1および携帯形データターミナルであるハ
ンデイターミナル2のセット状態示側面図である。
【0014】光インターフェイスボックス1のケーシン
グ3は上面が段付斜面となっていて、凹んだ方の斜面が
ハンディターミナル2を載せる搭載面に形成され、図示
する通りハンディターミナル2が搭載されて、接近し対
向する面の適当個所において発光素子と受光素子とによ
る光電変換方式の信号伝送が両者1,2間において成さ
れる。
【0015】ケーシング3における凹んだ方の斜面の中
央部には、通電されることによって磁力を発生し得る一
次コイル5が浅い配置で埋設されている。
【0016】一方、ハンデイターミナル2の底面で、前
述するセット状態のときに、前記一次コイル5埋設個所
に対向する中央部には、二次コイル6が浅い配置で埋設
されており、両コイル5,6の各軸はたとえば平行関係
を存していて、両者5,6間で電磁結合が行われるよう
に形成されている。
【0017】上述した両コイル5,6に関連した内部電
気回路の要部が図2に示される。光インターフェイスボ
ックス1側におけるCPU7に接続されたポートP1に
は、NPN形トランジスタで実現されるスイッチング手
段8が接続され、このトランジスタ8は、ポートPに対
して、抵抗R1を介しベースを接続するとともにエミッ
タを接地させていて、ポートPに「H」出力が加えられ
ると導通作動する。
【0018】ダイオードD1を逆相並列接続した一次コ
イル5は一端が+10V端子に接続され、他端が抵抗R
2を介してトランジスタ8のコレクタに接続される。
【0019】光インターフェイスボックス1側の電気回
路は、CPU7に接続されたポートP1に「H」出力が
断続的に加えられ、すなわちポートPのオン・オフが繰
返されることにより、トランジスタ8がオン・オフを繰
返す結果、一次コイル5に電流が断続して流れて磁力が
発生する。
【0020】ハンディターミナル2側の二次コイル6に
は、ダイオードD2、コンデンサC2および抵抗R3な
らびにツェナーダイオードZD1からなる整流回路9が
接続される。
【0021】この整流回路9で整流した直流電圧は、電
源オンの信号としてゲート回路10で構成されるフリッ
プフロップに伝えられ保持される。さらにこれがトラン
ジスタと抵抗で構成された電源制御回路19に加えら
れ、これを動作させる。
【0022】光インターフェイスボックス1側で発生し
た磁力を受けて、電磁誘導により二次コイル6に誘導起
電力が発生する。この電圧をそのまま図示しないディジ
タル回路に接続するには、電圧値、極性に関して問題が
あるため、ダイオードD2で整流し、コンデンサC2、
抵抗R3により平滑し、さらにツェナーダイオードZD
1で電圧の安定化を行わせてディジタル回路に適した電
圧になるように変換した後、ゲート回路10に接続す
る。
【0023】このゲート回路10は、整流回路9で整流
された直流出力電圧の信号を一定時間受けると後は信号
が切れてもオンの状態が保持される。これをオフの状態
にするには、CPU20よりポート2をプログラムで制
御することにより行われる。また整流回路9で整流され
た直流出力電圧の信号でオフの状態にするにはCPU2
0のポートP3で信号の有無を確認した後、ポート2を
プログラムで制御することにより行う。
【0024】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、信
号伝送として一次コイルと二次コイルとによる電磁誘導
を利用して携帯形データターミナルの電源を立ち上げる
ことができ、光インターフェイスボックスとハンディタ
ーミナル間は無接点方式で信号伝送しているので、機械
的接点を持たなく、したがって寿命が長くなるし、外部
からの光学的、磁気的影響を受けにくくて信頼性はにわ
かに向上する。
【0025】また、電源オフ状態でのデータターミナル
側の二次コイルを含む検出回路に供給される電力は極く
僅かであって、低電力消費化を図る経済的利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光インターフェイスボッ
クスと携帯形データターミナルのセット状態を示す側面
図である。
【図2】本発明の実施例に係る内部電気回路図である。
【図3】従来の例のインターフェイスボックスと携帯形
データターミナルの部分示平面図である。
【図4】同じく従来の例の部分平面図である。
【図5】同じく従来の例の部分平面図である。
【符号の説明】
1 光インターフェイスボックス 2 携帯形データターミナル 3 1のケーシング 4 2のケーシング 5 一次コイル 6 二次コイル 8 スイッチング手段 9 整流回路 10 ゲート回路 19 電源制御回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に置かれる携帯形データターミ
    ナルとの間でデータ授受を行う光インターフェイスボッ
    クスのケーシングの前記所定位置に埋設され、通電され
    ることによって磁力を発生する一次コイルと、 光インターフェイスボックス側に設けられ、一次コイル
    に断続的な通電が成されるスイッチング手段と、 前記携帯形データターミナルのケーシングの底面部で、
    一次コイルに対向する位置に埋設され、一次コイルに対
    し電磁結合が可能な二次コイルと、 前記データターミナル側に設けられ、二次コイルが誘起
    した誘導起電力を直流に整流する整流回路と、 前記データターミナル側に設けられ、この整流回路の出
    力電圧に応答し、前記データターミナルの電源スイッチ
    をオンする電源制御手段とを含むことを特徴とする携帯
    形データターミナルの電源自動立ち上げ装置。
  2. 【請求項2】 スイッチング手段と電源制御手段とのい
    ずれか一方が、前記データターミナルの電源スイッチが
    オフに操作されているときにのみ動作するよう形成され
    ている請求項1記載の携帯形データターミナルの電源自
    動立ち上げ装置。
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DE1992630271 DE69230271T2 (de) 1991-04-25 1992-04-09 Datenverarbeitungssystem mit Schnittstelle und Stromversorgung für tragbare Dataterminal
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