JP2978136B2 - 輪転印刷機を診断するための診断方法及び診断装置 - Google Patents
輪転印刷機を診断するための診断方法及び診断装置Info
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- JP2978136B2 JP2978136B2 JP9245441A JP24544197A JP2978136B2 JP 2978136 B2 JP2978136 B2 JP 2978136B2 JP 9245441 A JP9245441 A JP 9245441A JP 24544197 A JP24544197 A JP 24544197A JP 2978136 B2 JP2978136 B2 JP 2978136B2
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F33/00—Indicating, counting, warning, control or safety devices
- B41F33/02—Arrangements of indicating devices, e.g. counters
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転印刷機の周期
的に互いに同期運動する少なくとも２つの構成部分に、
それぞれ少なくとも１つの位置信号発生器を設け、両位
置信号発生器の出力信号を互いに比較することによっ
て、前記両構成部分の間の相対運動の経過を表す信号を
求めて、輪転印刷機を診断するための診断方法に関す
る。
的に互いに同期運動する少なくとも２つの構成部分に、
それぞれ少なくとも１つの位置信号発生器を設け、両位
置信号発生器の出力信号を互いに比較することによっ
て、前記両構成部分の間の相対運動の経過を表す信号を
求めて、輪転印刷機を診断するための診断方法に関す
る。
【０００２】更に本発明は、輪転印刷機の、少なくとも
１つの胴に１つの角度位置信号発生器を設け、該角度位
置信号発生器を用いて、前記胴の実際の正確な回転角度
位置の経過を表す信号を求めて、輪転印刷機を診断する
ための方法に関する。
１つの胴に１つの角度位置信号発生器を設け、該角度位
置信号発生器を用いて、前記胴の実際の正確な回転角度
位置の経過を表す信号を求めて、輪転印刷機を診断する
ための方法に関する。
【０００３】更に本発明は、このような方法を実施する
ための診断装置に関する。
ための診断装置に関する。
【０００４】更に本発明は、印刷ユニットのような少な
くとも１つのユニットを備えた輪転印刷機を診断するた
めの診断装置であって、１つのユニットの少なくとも１
つの胴が、角度位置信号発生器を用いて位置制御された
駆動モータを有している形式のものに関する。
くとも１つのユニットを備えた輪転印刷機を診断するた
めの診断装置であって、１つのユニットの少なくとも１
つの胴が、角度位置信号発生器を用いて位置制御された
駆動モータを有している形式のものに関する。
【０００５】
【従来の技術】雑誌「パピア・ウント・ドルック（Papi
er und Druck)」３２（１９８３）７、一般の部、第１
００頁〜第１０４頁の記載により、印刷機のための種々
異なる診断方法の基礎が知られている。
er und Druck)」３２（１９８３）７、一般の部、第１
００頁〜第１０４頁の記載により、印刷機のための種々
異なる診断方法の基礎が知られている。
【０００６】しかし上記雑誌の記載からは、診断方法を
実施するために回転する構成部分の角度位置を使用する
ことについての示唆は、全く認められない。
実施するために回転する構成部分の角度位置を使用する
ことについての示唆は、全く認められない。
【０００７】開示された診断方法における欠点は、回転
角度の偏差を十分な精度で検出することが出来ないこと
である。
角度の偏差を十分な精度で検出することが出来ないこと
である。
【０００８】ドイツ連邦共和国特許出願公開第４１３７
９７９号明細書には、印刷機のための駆動装置が記載さ
れている。この公知の駆動装置は、各印刷装置に角度信
号発生器を有している。これらの角度信号発生器の信号
の偏差は、所定の作動量を用いて印刷装置を互いに相対
的に制御するために利用され、しかもこの場合、作動量
を求めるためには、それ以前の測定値検出から得られた
既知のデータが利用される。
９７９号明細書には、印刷機のための駆動装置が記載さ
れている。この公知の駆動装置は、各印刷装置に角度信
号発生器を有している。これらの角度信号発生器の信号
の偏差は、所定の作動量を用いて印刷装置を互いに相対
的に制御するために利用され、しかもこの場合、作動量
を求めるためには、それ以前の測定値検出から得られた
既知のデータが利用される。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べたような輪転印刷機を診断するための診断方法を
改良して、輪転印刷機の周期的に互いに同期運動する構
成部分の摩耗及び損傷を監視することの出来るような診
断方法を提供することである。
で述べたような輪転印刷機を診断するための診断方法を
改良して、輪転印刷機の周期的に互いに同期運動する構
成部分の摩耗及び損傷を監視することの出来るような診
断方法を提供することである。
【００１０】更に本発明の課題は、このような方法を実
施するために適した診断装置を提供することである。
施するために適した診断装置を提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の診断方法の第１の手段では、全ての信号を、
周期的に互いに同期運動する少なくとも２つの構成部分
の相対運動を表す、機械典型的な規定された基準信号と
比較して、この比較の結果を、輪転印刷機の各構成部分
における摩耗又は損傷のための尺度として利用するよう
にした。
に本発明の診断方法の第１の手段では、全ての信号を、
周期的に互いに同期運動する少なくとも２つの構成部分
の相対運動を表す、機械典型的な規定された基準信号と
比較して、この比較の結果を、輪転印刷機の各構成部分
における摩耗又は損傷のための尺度として利用するよう
にした。
【００１２】更に上記課題を解決するために本発明の診
断方法の第２の手段では、全ての信号を、輪転印刷機の
胴の回転角度位置の経過を表す、機械典型的な規定され
た基準信号と比較して、実際の回転角度位置の経過と基
準信号の経過との偏差を、輪転印刷機の各構成部分にお
ける摩耗又は損傷のための尺度として利用するようにし
た。
断方法の第２の手段では、全ての信号を、輪転印刷機の
胴の回転角度位置の経過を表す、機械典型的な規定され
た基準信号と比較して、実際の回転角度位置の経過と基
準信号の経過との偏差を、輪転印刷機の各構成部分にお
ける摩耗又は損傷のための尺度として利用するようにし
た。
【００１３】更に、上記課題を解決するために本発明の
診断装置の第１の構成では、位置信号発生器に対応する
評価装置と、該評価装置に後置されたコンピュータとが
設けられており、前記評価装置が、主としてそれぞれ１
つの位置信号発生器に対応する測定カードと、タイムベ
ースと、制御ユニットと、データメモリとから成ってい
るようにした。
診断装置の第１の構成では、位置信号発生器に対応する
評価装置と、該評価装置に後置されたコンピュータとが
設けられており、前記評価装置が、主としてそれぞれ１
つの位置信号発生器に対応する測定カードと、タイムベ
ースと、制御ユニットと、データメモリとから成ってい
るようにした。
【００１４】更に、上記課題を解決するために本発明の
診断装置の第２の構成では、角度位置信号発生器の出力
信号が、輪転印刷機の各構成部分における摩耗又は損傷
を診断するために使用されるようにした。
診断装置の第２の構成では、角度位置信号発生器の出力
信号が、輪転印刷機の各構成部分における摩耗又は損傷
を診断するために使用されるようにした。
【００１５】
【発明の効果】本発明により得られる利点は特に、輪転
印刷機の状態が監視されるという点にある。保守時機
は、周期的に運動する、例えば回転する構成部分の摩耗
に基づいて予想することができる。次いで輪転印刷機の
既存の停止時間を保守のために利用することが出来る。
こうして摩耗による生産中断は最小限に抑えられる。
印刷機の状態が監視されるという点にある。保守時機
は、周期的に運動する、例えば回転する構成部分の摩耗
に基づいて予想することができる。次いで輪転印刷機の
既存の停止時間を保守のために利用することが出来る。
こうして摩耗による生産中断は最小限に抑えられる。
【００１６】印刷ユニットが、それぞれ位置制御された
専用の駆動モータを有しているようなウェブ輪転印刷機
では、この駆動モータを制御するために既に設けられて
いる回転パルス信号発生器が使用される。この場合、既
存の回転パルス信号発生器の出力信号が評価され、これ
によって本発明による診断方法及び診断装置にかかる付
加的な手間は少なくなる。
専用の駆動モータを有しているようなウェブ輪転印刷機
では、この駆動モータを制御するために既に設けられて
いる回転パルス信号発生器が使用される。この場合、既
存の回転パルス信号発生器の出力信号が評価され、これ
によって本発明による診断方法及び診断装置にかかる付
加的な手間は少なくなる。
【００１７】印刷ユニット１つ当たり唯一つの回転パル
ス信号発生器を用いて、印刷ユニット全体の摩耗状態、
つまり回転パルス信号発生器を備えていない構成部分に
おける摩耗状態をも推量することができる。何故なら
ば、回転パルス信号発生器を有さない隣接した構成部分
も、回転パルス信号発生器を備えた構成部分の回転振動
特性に影響を及ぼすからである。
ス信号発生器を用いて、印刷ユニット全体の摩耗状態、
つまり回転パルス信号発生器を備えていない構成部分に
おける摩耗状態をも推量することができる。何故なら
ば、回転パルス信号発生器を有さない隣接した構成部分
も、回転パルス信号発生器を備えた構成部分の回転振動
特性に影響を及ぼすからである。
【００１８】回転パルス信号発生器の出力信号を周波数
スペクトルに処理し、かつ典型的な周波数を特定の構成
部分に対応させることによって、摩耗又は損傷を有する
構成部分を推量することが出来る。
スペクトルに処理し、かつ典型的な周波数を特定の構成
部分に対応させることによって、摩耗又は損傷を有する
構成部分を推量することが出来る。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００２０】ウェブ１はウェブ輪転印刷機において複数
の印刷ユニット２、図示の実施例では４つの印刷ユニッ
ト２によって両面印刷を施される。各印刷ユニット２は
ブリッジ構造でウェブ１に対して対称的に構成されてい
る。これらの印刷ユニット２のサイドフレーム３には、
それぞれ２つのゴム胴４と、２つの版胴６と、これらに
所属するインキ装置７もしくは湿し装置８とが支承され
ている。インキ装置７は、この実施例においてはアニロ
ックス短経路型のインキ装置として構成されており、こ
のインキ装置はそれぞれインキ渡しローラ９とアニロッ
クスローラ１１とドクタ装置１２とから成っている。湿
し装置８は、例えばスプレ噴射式の湿し装置として構成
されていて、主として３つの湿し水渡しローラ１３，１
４，１６と、これらの湿し水渡しローラと協働するスプ
レ噴射装置１７とから成っている。
の印刷ユニット２、図示の実施例では４つの印刷ユニッ
ト２によって両面印刷を施される。各印刷ユニット２は
ブリッジ構造でウェブ１に対して対称的に構成されてい
る。これらの印刷ユニット２のサイドフレーム３には、
それぞれ２つのゴム胴４と、２つの版胴６と、これらに
所属するインキ装置７もしくは湿し装置８とが支承され
ている。インキ装置７は、この実施例においてはアニロ
ックス短経路型のインキ装置として構成されており、こ
のインキ装置はそれぞれインキ渡しローラ９とアニロッ
クスローラ１１とドクタ装置１２とから成っている。湿
し装置８は、例えばスプレ噴射式の湿し装置として構成
されていて、主として３つの湿し水渡しローラ１３，１
４，１６と、これらの湿し水渡しローラと協働するスプ
レ噴射装置１７とから成っている。
【００２１】１つの印刷ユニット２のゴム胴４と版胴６
とは、例えば歯車伝動装置（図示せず）を介して互いに
結合されている。各印刷ユニット２は専用の駆動モータ
によって駆動される。この駆動モータは例えば直接、各
ゴム胴４にフランジ締結されているか、又は例えば各ゴ
ム胴４と駆動モータとの間に設けられたピニオンを介し
て各ゴム胴４を駆動する。このゴム胴４には、角度位置
信号発生器として形成された位置信号発生器、例えば回
転パルス信号発生器１８，１９，２１，２２（例：イン
クレメンタル信号発生器又はレゾルバ）が設けられてい
る。
とは、例えば歯車伝動装置（図示せず）を介して互いに
結合されている。各印刷ユニット２は専用の駆動モータ
によって駆動される。この駆動モータは例えば直接、各
ゴム胴４にフランジ締結されているか、又は例えば各ゴ
ム胴４と駆動モータとの間に設けられたピニオンを介し
て各ゴム胴４を駆動する。このゴム胴４には、角度位置
信号発生器として形成された位置信号発生器、例えば回
転パルス信号発生器１８，１９，２１，２２（例：イン
クレメンタル信号発生器又はレゾルバ）が設けられてい
る。
【００２２】１つの印刷ユニット２に設けられた個々の
駆動モータに加えて、これらの印刷ユニット２を、立軸
によって同期化させて結合することも出来る。又、各ゴ
ム胴４と各版胴６とに専用のモータを設けることも可能
である。同様に、各ゴム胴４と各版胴６とが専用の角度
位置信号発生器、例えば回転パルス信号発生器１８，１
９，２１，２２を備えていても良い。
駆動モータに加えて、これらの印刷ユニット２を、立軸
によって同期化させて結合することも出来る。又、各ゴ
ム胴４と各版胴６とに専用のモータを設けることも可能
である。同様に、各ゴム胴４と各版胴６とが専用の角度
位置信号発生器、例えば回転パルス信号発生器１８，１
９，２１，２２を備えていても良い。
【００２３】図示の実施例において使用される評価装置
２３は、主として回転パルス信号発生器１８，１９，２
１，２２に対応する４つの測定カード２４，２６，２
７，２８と、タイムベース３１と、制御ユニット３２
と、データメモリ３３と、コンピュータ３４に対応する
デジタル式のＩ／Ｏカード３６とから成っている。それ
ぞれ１つの回転パルス信号発生器１８，１９，２１，２
２に接続された４つの測定カード２４，２６，２７，２
８は、タイムベース３１によって同期化される。これら
の測定カード２４，２６，２７，２８には回転パルス信
号発生器１８，１９，２１，２２のための整合回路、例
えば各回転パルス信号発生器１８，１９，２１，２２の
インクリメント数を調節するための整合回路と、測定カ
ード２４，２６，２７，２８とデータメモリ３３との間
でのデータの流れをコントロールするためのコントロー
ル回路とが設けられている。測定カード２４，２６，２
７，２８は制御ユニット３２に接続されている。更にこ
の制御ユニット３２は、タイムベース３１と、データメ
モリ３３と、デジタル式のＩ／Ｏカード３６とに接続さ
れている。制御ユニット３２には、全ての測定カード２
４，２６，２７，２８を同時に始動させるために、始動
パルス用の基準同期化回路が設けられている。更にこの
制御ユニット３２は測定時間、回転数、タイムベース３
１を制御して、データをＩ／Ｏカード３６に送出する。
データメモリ３３もやはり各測定カード２４，２６，２
７，２８に接続されている。デジタル式のＩ／Ｏカード
３６は、この評価装置２３とコンピュータ３４との接続
を形成している。このＩ／Ｏカード３６を介して、制御
ユニット３２の調整とデータ転送とが行われる。
２３は、主として回転パルス信号発生器１８，１９，２
１，２２に対応する４つの測定カード２４，２６，２
７，２８と、タイムベース３１と、制御ユニット３２
と、データメモリ３３と、コンピュータ３４に対応する
デジタル式のＩ／Ｏカード３６とから成っている。それ
ぞれ１つの回転パルス信号発生器１８，１９，２１，２
２に接続された４つの測定カード２４，２６，２７，２
８は、タイムベース３１によって同期化される。これら
の測定カード２４，２６，２７，２８には回転パルス信
号発生器１８，１９，２１，２２のための整合回路、例
えば各回転パルス信号発生器１８，１９，２１，２２の
インクリメント数を調節するための整合回路と、測定カ
ード２４，２６，２７，２８とデータメモリ３３との間
でのデータの流れをコントロールするためのコントロー
ル回路とが設けられている。測定カード２４，２６，２
７，２８は制御ユニット３２に接続されている。更にこ
の制御ユニット３２は、タイムベース３１と、データメ
モリ３３と、デジタル式のＩ／Ｏカード３６とに接続さ
れている。制御ユニット３２には、全ての測定カード２
４，２６，２７，２８を同時に始動させるために、始動
パルス用の基準同期化回路が設けられている。更にこの
制御ユニット３２は測定時間、回転数、タイムベース３
１を制御して、データをＩ／Ｏカード３６に送出する。
データメモリ３３もやはり各測定カード２４，２６，２
７，２８に接続されている。デジタル式のＩ／Ｏカード
３６は、この評価装置２３とコンピュータ３４との接続
を形成している。このＩ／Ｏカード３６を介して、制御
ユニット３２の調整とデータ転送とが行われる。
【００２４】回転パルス信号発生器１８，１９，２１，
２２は、例えば光学的なマーキングを備えた、光電式の
変換器によってプローブされるインデックスディスクを
用いて、それぞれ３つの信号を発生させる。第１の信号
は基準パルスを供給し、他の２つの、互いに９０度だけ
ずらされた信号は、それぞれ一回転当たり例えば４０９
６個のメアンダ状のパルスを供給する。基準パルスと他
の２つの信号とは、全ての信号を時間的に同期的に記録
する評価装置２３に供給される。同様に、この評価装置
２３には基準信号が供給される。この基準信号は、時間
的に一定なパルス列から成っており、このパルス列の一
定な周波数は、回転パルス信号発生器１８，１９，２
１，２２の信号の周波数よりも著しく高く設定されてい
る。この高周波数を有する基準信号は発振器、例えば水
晶発振子によって生ぜしめられる。
２２は、例えば光学的なマーキングを備えた、光電式の
変換器によってプローブされるインデックスディスクを
用いて、それぞれ３つの信号を発生させる。第１の信号
は基準パルスを供給し、他の２つの、互いに９０度だけ
ずらされた信号は、それぞれ一回転当たり例えば４０９
６個のメアンダ状のパルスを供給する。基準パルスと他
の２つの信号とは、全ての信号を時間的に同期的に記録
する評価装置２３に供給される。同様に、この評価装置
２３には基準信号が供給される。この基準信号は、時間
的に一定なパルス列から成っており、このパルス列の一
定な周波数は、回転パルス信号発生器１８，１９，２
１，２２の信号の周波数よりも著しく高く設定されてい
る。この高周波数を有する基準信号は発振器、例えば水
晶発振子によって生ぜしめられる。
【００２５】後置されたコンピュータ３４では、選択的
に信号を互いに比較することが出来る。即ち、例えば２
つのゴム胴４の、胴一回転又は複数回転の間の回転パル
ス信号発生器１８，１９，２１，２２の信号を、互いに
比較することが出来る。
に信号を互いに比較することが出来る。即ち、例えば２
つのゴム胴４の、胴一回転又は複数回転の間の回転パル
ス信号発生器１８，１９，２１，２２の信号を、互いに
比較することが出来る。
【００２６】このようにして形成された、２つのゴム胴
４の比較信号は、これらのゴム胴４の互いに相対的な回
転角度偏差（相対運動）のための尺度となり、ひいては
ウェブ１のレジスタ偏差に相当する。回転パルス信号発
生器１８，１９，２１，２２の信号が発振器の基準信号
と関連づけられると、このように求められた比較信号
は、ゴム胴４の絶対的な回転角度偏差若しくは絶対的な
周速偏差のための尺度となる。この比較信号からは、ゴ
ム胴４の回転振動に基づく、均一回転運動からの偏差の
経過が明らかになる。つまり、ゴム胴４の正確な（有利
には０.０１゜〜０.００１゜の精度）回転角度位置の経
過が明らかになる。この回転振動は例えば、ゴム胴４の
固有振動、歯車伝動装置の誤差、ゴム胴４の軸受け装置
の振動、隣接した胴から伝達された振動又は負荷変動に
よって誘発される。１つの印刷ユニット２の各ゴム胴４
及び版胴６は、均一回転運動からの偏差の典型的な経過
を有する。１つの印刷ユニット２内で、例えばゴム胴４
及び版胴６の均一回転運動からの偏差をそれぞれいくつ
かのグループにまとめることが出来る。それぞれグルー
プ毎にまとめられた偏差は、特定のパターンに類似して
はいるが、しかしこのパターンに絶対的に等しい必要は
ない。ゴム胴４及び版胴６の均一回転運動からの偏差を
表わす、この比較信号はコンピュータ３４に供給され、
このコンピュータ３４において規定の生産条件（例えば
速度、印刷を行う印刷装置の数、ウェブの材料等）のた
めの、メモリされた機械典型的な、規定された基準信号
と比較される。この機械典型的な基準信号（モデル信
号）は例えば予め、摩耗及び損傷の無い状態で申し分な
く作動する輪転印刷機における種々異なる生産条件に関
してメモリされているか、又は理論的な考察に基づいて
求められ、規定されている。比較を実施するためには、
ゴム胴４及び版胴６の均一回転運動からの偏差を表す比
較信号も、モデル信号も、処理される。このことは例え
ば、高速フーリエ分析（ＦＦＴ）を用いて行うことが出
来る。信号はそれぞれ付属の振幅を有する複数の周波数
スペクトルに分解される。この場合、この周波数スペク
トルを時間との関係ではなく胴１回転との関係で形成す
ることが有利であることが判っている。それというのも
輪転印刷機における大抵の運動は、胴１回転に対して周
期的に行われるからである。次いで胴回転に関連づけら
れた回転振動の振幅の大きさが求められかつ比較され
る。全ての信号をＦＦＴを用いて、その周波数スペクト
ルに分解するか、又はモデル信号からの偏差だけをその
周波数スペクトルに分解して、次いで評価することも可
能である。測定信号とモデル信号との比較は、連続的に
又は所定の時間間隔を置いて行うことが出来る。
４の比較信号は、これらのゴム胴４の互いに相対的な回
転角度偏差（相対運動）のための尺度となり、ひいては
ウェブ１のレジスタ偏差に相当する。回転パルス信号発
生器１８，１９，２１，２２の信号が発振器の基準信号
と関連づけられると、このように求められた比較信号
は、ゴム胴４の絶対的な回転角度偏差若しくは絶対的な
周速偏差のための尺度となる。この比較信号からは、ゴ
ム胴４の回転振動に基づく、均一回転運動からの偏差の
経過が明らかになる。つまり、ゴム胴４の正確な（有利
には０.０１゜〜０.００１゜の精度）回転角度位置の経
過が明らかになる。この回転振動は例えば、ゴム胴４の
固有振動、歯車伝動装置の誤差、ゴム胴４の軸受け装置
の振動、隣接した胴から伝達された振動又は負荷変動に
よって誘発される。１つの印刷ユニット２の各ゴム胴４
及び版胴６は、均一回転運動からの偏差の典型的な経過
を有する。１つの印刷ユニット２内で、例えばゴム胴４
及び版胴６の均一回転運動からの偏差をそれぞれいくつ
かのグループにまとめることが出来る。それぞれグルー
プ毎にまとめられた偏差は、特定のパターンに類似して
はいるが、しかしこのパターンに絶対的に等しい必要は
ない。ゴム胴４及び版胴６の均一回転運動からの偏差を
表わす、この比較信号はコンピュータ３４に供給され、
このコンピュータ３４において規定の生産条件（例えば
速度、印刷を行う印刷装置の数、ウェブの材料等）のた
めの、メモリされた機械典型的な、規定された基準信号
と比較される。この機械典型的な基準信号（モデル信
号）は例えば予め、摩耗及び損傷の無い状態で申し分な
く作動する輪転印刷機における種々異なる生産条件に関
してメモリされているか、又は理論的な考察に基づいて
求められ、規定されている。比較を実施するためには、
ゴム胴４及び版胴６の均一回転運動からの偏差を表す比
較信号も、モデル信号も、処理される。このことは例え
ば、高速フーリエ分析（ＦＦＴ）を用いて行うことが出
来る。信号はそれぞれ付属の振幅を有する複数の周波数
スペクトルに分解される。この場合、この周波数スペク
トルを時間との関係ではなく胴１回転との関係で形成す
ることが有利であることが判っている。それというのも
輪転印刷機における大抵の運動は、胴１回転に対して周
期的に行われるからである。次いで胴回転に関連づけら
れた回転振動の振幅の大きさが求められかつ比較され
る。全ての信号をＦＦＴを用いて、その周波数スペクト
ルに分解するか、又はモデル信号からの偏差だけをその
周波数スペクトルに分解して、次いで評価することも可
能である。測定信号とモデル信号との比較は、連続的に
又は所定の時間間隔を置いて行うことが出来る。
【００２７】測定信号の周波数スペクトルの個々の振幅
又は複数の振幅が変化すると、その原因を測定信号の周
波数に基づいて推量することが出来る。
又は複数の振幅が変化すると、その原因を測定信号の周
波数に基づいて推量することが出来る。
【００２８】構成部材の損傷、例えば歯車や胴軸受けの
損傷は、例えばこの周波数分析により検知することが出
来る。即ち、例えば歯車の歯数に対応する、胴１回転の
数倍に相当する周波数スペクトルにおいて、歯車の歯の
摩耗を検知することが出来る。又、胴軸受けの進行する
摩耗を検知し、ひいては保守インターバルを予め規定す
ることも可能である。
損傷は、例えばこの周波数分析により検知することが出
来る。即ち、例えば歯車の歯数に対応する、胴１回転の
数倍に相当する周波数スペクトルにおいて、歯車の歯の
摩耗を検知することが出来る。又、胴軸受けの進行する
摩耗を検知し、ひいては保守インターバルを予め規定す
ることも可能である。
【００２９】所属の機械典型的な基準信号からの１つの
胴の実際の回転角度位置の偏差、又は２つの胴の互いに
相対的な回転角度位置の偏差は、各構成部材における摩
耗又は損傷の尺度として利用される。
胴の実際の回転角度位置の偏差、又は２つの胴の互いに
相対的な回転角度位置の偏差は、各構成部材における摩
耗又は損傷の尺度として利用される。
【００３０】特定の構成部材のこのような摩耗状態は連
続的に監視され、例えばコントロールステーションのス
クリーン上でオペレータに報知される。次いでこのオペ
レータは、例えば機械製造者によって予め規定された第
１の限界値への到達時には、摩耗状態に関する報知に対
処して、機械を手動で解除しなければならない。第２の
限界値に達した場合には、例えば機械全体又は少なくと
も該当するユニットが停止させられる。
続的に監視され、例えばコントロールステーションのス
クリーン上でオペレータに報知される。次いでこのオペ
レータは、例えば機械製造者によって予め規定された第
１の限界値への到達時には、摩耗状態に関する報知に対
処して、機械を手動で解除しなければならない。第２の
限界値に達した場合には、例えば機械全体又は少なくと
も該当するユニットが停止させられる。
【００３１】図示の実施例では、印刷ユニット２のモー
タを制御するために必要とされる回転パルス信号発生器
１８，１９，２１，２２が、測定信号を形成するために
使用される。又、その他の装置類、例えばロール交換
器、引込み装置又は折り機の胴に対応する回転パルス信
号発生器１８，１９，２１，２２を評価のために使用
し、これにより、これらの装置類の、周期的に運動させ
られる特定の構成部材の摩耗状態を推量することも出来
る。即ち例えば、折り機に設けられた、裁断過程に関与
した胴、例えば裁断胴の、裁断力の経過を求めて、これ
に基づき例えば裁断条片又は裁断ナイフの摩耗状態を推
量することが出来る。
タを制御するために必要とされる回転パルス信号発生器
１８，１９，２１，２２が、測定信号を形成するために
使用される。又、その他の装置類、例えばロール交換
器、引込み装置又は折り機の胴に対応する回転パルス信
号発生器１８，１９，２１，２２を評価のために使用
し、これにより、これらの装置類の、周期的に運動させ
られる特定の構成部材の摩耗状態を推量することも出来
る。即ち例えば、折り機に設けられた、裁断過程に関与
した胴、例えば裁断胴の、裁断力の経過を求めて、これ
に基づき例えば裁断条片又は裁断ナイフの摩耗状態を推
量することが出来る。
【００３２】既に駆動モータのために必要となる回転パ
ルス信号発生器１８，１９，２１，２２の他に、別の回
転パルス信号発生器が、周期的に運動する、例えば回転
する構成部材、例えば全てのゴム胴４及び版胴６に設け
られていても良い。
ルス信号発生器１８，１９，２１，２２の他に、別の回
転パルス信号発生器が、周期的に運動する、例えば回転
する構成部材、例えば全てのゴム胴４及び版胴６に設け
られていても良い。
【００３３】測定信号もしくは測定信号の評価結果はメ
モリすることが出来る。これらのメモリされたデータ
は、必要に応じて遠隔診断の目的で、例えばモデム若し
くはＩＳＤＮ方法により呼び出すことが出来る。
モリすることが出来る。これらのメモリされたデータ
は、必要に応じて遠隔診断の目的で、例えばモデム若し
くはＩＳＤＮ方法により呼び出すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】診断システムが接続されたウェブ輪転印刷機の
印刷ユニットの概略図である。
印刷ユニットの概略図である。
【図２】診断システムの概略図である。
１ ウェブ、 ２ 印刷ユニット、 ３ サイドフレー
ム、 ４ ゴム胴、６ 版胴、 ７ インキ装置、 ８
湿し装置、 ９ インキ渡しローラ、 １１ アニロ
ックスローラ、 １２ ドクタ装置、 １３，１４，１
６ 湿し水渡しローラ、 １７ 噴霧装置、 １８，１
９，２１，２２ 回転パルス信号発生器、 ２３ 評価
装置、 ２４，２６，２７，２８ 測定カード、 ３１
タイムベース、 ３２ 制御ユニット、 ３３ デー
タメモリ、 ３４ コンピュータ、 ３６ Ｉ／Ｏカー
ド
ム、 ４ ゴム胴、６ 版胴、 ７ インキ装置、 ８
湿し装置、 ９ インキ渡しローラ、 １１ アニロ
ックスローラ、 １２ ドクタ装置、 １３，１４，１
６ 湿し水渡しローラ、 １７ 噴霧装置、 １８，１
９，２１，２２ 回転パルス信号発生器、 ２３ 評価
装置、 ２４，２６，２７，２８ 測定カード、 ３１
タイムベース、 ３２ 制御ユニット、 ３３ デー
タメモリ、 ３４ コンピュータ、 ３６ Ｉ／Ｏカー
ド
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41F 33/00 B41F 33/14 G01M 13/00 - 13/04
Claims (7)
- 【請求項１】 輪転印刷機の周期的に互いに同期運動す
る少なくとも２つの構成部分（４；６）に、それぞれ少
なくとも１つの位置信号発生器（１８；１９；２１；２
２）を設け、両位置信号発生器（１８；１９；２１；２
２）の出力信号を互いに比較することによって、前記両
構成部分（４；６）の間の相対運動の経過を表す信号を
求めて、輪転印刷機を診断するための診断方法におい
て、 全ての信号を、前記両構成部分（４；６）の相対運動を
表す、機械典型的な規定された基準信号と比較して、こ
の比較の結果を、輪転印刷機の各構成部分における摩耗
又は損傷のための尺度として利用し、実際の回転角度位
置の信号と、基準信号及び／又は基準信号と実際の回転
角度位置との間の偏差を表す信号とを、数学的な方法を
用いて、それぞれ所属の振幅を有する複数の周波数スペ
クトルに分解し、選び出された周波数を特定の構成部分
に対応させ、選び出されたこれらの周波数の振幅を、当
該構成部分における摩耗又は損傷のための尺度として使
用し、周波数スペクトルを胴回転との関係で算出するこ
とを特徴とする、輪転印刷機のための診断方法。 - 【請求項２】 輪転印刷機の、少なくとも１つの胴
（４；６）に１つの角度位置信号発生器（１８；１９；
２１；２２）を設け、該角度位置信号発生器（１８；１
９；２１；２２）を用いて、前記胴（４；６）の実際の
正確な回転角度位置の経過を表す信号を求めて、輪転印
刷機を診断するための方法において、 全ての信号を、輪転印刷機の前記胴（４；６）の回転角
度位置の経過を表す、機械典型的な規定された基準信号
と比較して、実際の回転角度位置の経過と基準信号の経
過との偏差を、輪転印刷機の各構成部分における摩耗又
は損傷のための尺度として利用し、実際の回転角度位置
の信号と、基準信号及び／又は基準信号と実際の回転角
度位置との間の偏差を表す信号とを、数学的な方法を用
いて、それぞれ所属の振幅を有する複数の周波数スペク
トルに分解し、選び出された周波数を特定の構成部分に
対応させ、選び出されたこれらの周波数の振幅を、当該
構成部分における摩耗又は損傷のための尺度として使用
し、周波数スペクトルを胴回転との関係で算出すること
を特徴とする、輪転印刷機の診断方法。 - 【請求項３】 各印刷ユニット（２）の少なくとも１つ
の胴（４；６）に、それぞれ位置信号発生器（１８；１
９；２１；２２）を設ける、請求項１又は２記載の方
法。 - 【請求項４】 １つの印刷ユニット（２）の全ての胴
（４；６）に、それぞれ１つの位置信号発生器（１８；
１９；２１；２２）を設ける、請求項１又は２記載の診
断方法。 - 【請求項５】 折り機の裁断胴のような裁断過程に関与
する胴に、位置信号発生器（１８；１９；２１；２２）
を設け、該位置信号発生器の信号を、裁断力の経過のた
めの尺度として評価する、請求項１又は２記載の診断方
法。 - 【請求項６】 各印刷ユニット（２）の少なくとも１つ
の胴（４；６）に駆動モータをそれぞれ対応させ、各駆
動モータに、その制御のための専用の角度位置信号発生
器（１８；１９；２１；２２）を対応させ、これらの既
存の角度位置信号発生器（１８；１９；２１；２２）の
信号を、診断のために評価する、請求項１又は２記載の
診断方法。 - 【請求項７】 請求項１又は２記載の方法を実施するた
めの診断装置において、位置信号発生器（１８；１９；
２１；２２）に対応する評価装置（２３）と、該評価装
置に後置されたコンピュータ（３４）とが設けられてお
り、前記評価装置（２３）が、主としてそれぞれ１つの
位置信号発生器（１８；１９；２１；２２）に対応する
測定カード（２４；２６；２７；２８）と、タイムベー
ス（３１）と、制御ユニット（３２）と、データメモリ
（３３）とから成っていることを特徴とする、輪転印刷
機を診断するための診断装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19636987A DE19636987C2 (de) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | Vorrichtung zur Diagnose bei einer Rotationsdruckmaschine |
| DE19636987.8 | 1996-09-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086342A JPH1086342A (ja) | 1998-04-07 |
| JP2978136B2 true JP2978136B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=7805308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9245441A Expired - Fee Related JP2978136B2 (ja) | 1996-09-12 | 1997-09-10 | 輪転印刷機を診断するための診断方法及び診断装置 |
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|---|---|
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| EP (2) | EP0829352B1 (ja) |
| JP (1) | JP2978136B2 (ja) |
| DE (3) | DE19636987C2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| ATE216953T1 (de) * | 1998-07-18 | 2002-05-15 | Roland Man Druckmasch | Wartungs- und inspektionssystem für eine druckmaschine |
| US6301373B1 (en) * | 1998-10-01 | 2001-10-09 | Mcgill University | Paper quality determination and control using scale of formation data |
| US6244175B1 (en) * | 2000-03-27 | 2001-06-12 | Hueiloo Co., Ltd. | Single space rotary printing press for newspapers |
| US6543350B2 (en) * | 2000-05-19 | 2003-04-08 | Intelligent Sensing, Inc. | Measurement system to monitor printing contact pressure |
| DE10259494B4 (de) | 2002-01-21 | 2017-01-26 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren zum Steuern einer Druckmaschine |
| CA2440792A1 (en) * | 2002-09-27 | 2004-03-27 | Mechworks Systems Inc. | A method and system for online condition monitoring of multistage rotary machinery |
| EP1590756A2 (de) * | 2003-02-04 | 2005-11-02 | Netstal-Maschinen AG | Wartungs-/serviceeinheit sowie verfahren für ein rechnergesttztes wartungs- und/oder service-management |
| DE10335862B4 (de) * | 2003-08-06 | 2007-01-04 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zum Kalibrieren eines inkrementalen Winkelgebers an einem rotierenden Bauteil |
| DE102005013361B4 (de) * | 2005-03-23 | 2017-04-13 | Manroland Web Systems Gmbh | Verfahren zur Regelung eines Falzapparats einer Druckmaschine |
| DE102005023482B3 (de) * | 2005-05-21 | 2006-11-16 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zur Diagnose eines Gummituches |
| DE102005042932A1 (de) | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Man Roland Druckmaschinen Ag | Druckmaschine, insbesondere Rollendruckmaschine |
| DE102006048353B4 (de) * | 2005-11-07 | 2013-07-25 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Redundant ausgewerteter Winkelgeber |
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| DE102007020120B4 (de) | 2007-04-28 | 2011-11-17 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Verfahren zur Bestimmung von kinematischen Abwickelfehlern an Rotationsdruckmaschinen |
| DE102007054565B3 (de) * | 2007-11-15 | 2008-07-03 | Man Roland Druckmaschinen Ag | Verfahren zum Betreiben einer Bogendruckmaschine |
| DE102008022634A1 (de) * | 2008-05-08 | 2009-11-12 | Manroland Ag | Verfahren zum Betreiben einer Druckmaschine |
| US20110225799A1 (en) * | 2010-03-18 | 2011-09-22 | Casio Computer Co., Ltd. | Production apparatus and production method of light emitting device |
| FR2989924A1 (fr) * | 2012-04-27 | 2013-11-01 | Goss Int Corp | Tour d'impression offset pour presse rotative |
| SE543357C2 (en) * | 2018-06-29 | 2020-12-15 | Baldwin Jimek Ab | Service tracking system for spray bars and the like |
| DE102021103214A1 (de) | 2021-02-11 | 2022-08-11 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zur Maschinenüberwachung während des Betriebes einer Verarbeitungsmaschine |
| DE102022110168B3 (de) | 2022-04-27 | 2023-05-17 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Funktionsüberwachung von Transportbändern in der Druckmaschine |
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|---|---|---|---|---|
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| US3713571A (en) * | 1971-05-18 | 1973-01-30 | Dale Prod Inc | Method and apparatus for feeding strip material |
| US4528630A (en) * | 1982-09-14 | 1985-07-09 | Oao Corporation | Automatic registration control method and apparatus |
| CH665999A5 (fr) * | 1986-03-17 | 1988-06-30 | Bobst Sa | Procede et dispositif pour commander le reglage des organes d'une machine pour les arts graphiques et le cartonnage. |
| DE4136785C2 (de) * | 1991-11-08 | 2000-07-13 | Koenig & Bauer Ag | Takterzeugungseinrichtung an Druckmaschinen |
| DE4137979B4 (de) * | 1991-11-19 | 2004-05-06 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Antrieb für eine Druckmaschine mit mindestens zwei mechanisch voneinander entkoppelten Druckwerken |
| FR2716935B1 (fr) * | 1994-03-07 | 1996-05-31 | Solex | Collecteur d'admission à impédance modulable et faible perte de charge. |
| DE19505692A1 (de) * | 1995-02-20 | 1996-08-22 | Roland Man Druckmasch | Druckmaschine |
| US5615609A (en) * | 1995-08-21 | 1997-04-01 | The Lawrence Paper Company | System and method for controlling AC motor driven multi-unit printing press |
| US5678159A (en) * | 1996-06-26 | 1997-10-14 | Xerox Corporation | Sheet registration and deskewing device |
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1996
- 1996-09-12 DE DE19636987A patent/DE19636987C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-09-04 EP EP97115305A patent/EP0829352B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-04 EP EP00128645A patent/EP1110730B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-04 DE DE59709591T patent/DE59709591D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-04 DE DE59705254T patent/DE59705254D1/de not_active Expired - Fee Related
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- 1997-09-12 US US08/928,332 patent/US5865120A/en not_active Expired - Fee Related
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