JP2977635B2 - 草刈機 - Google Patents
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- JP2977635B2 JP2977635B2 JP3100293A JP10029391A JP2977635B2 JP 2977635 B2 JP2977635 B2 JP 2977635B2 JP 3100293 A JP3100293 A JP 3100293A JP 10029391 A JP10029391 A JP 10029391A JP 2977635 B2 JP2977635 B2 JP 2977635B2
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D34/00—Mowers; Mowing apparatus of harvesters
- A01D34/01—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
- A01D34/412—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
- A01D34/63—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis
- A01D34/64—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis mounted on a vehicle, e.g. a tractor, or drawn by an animal or a vehicle
- A01D34/66—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis mounted on a vehicle, e.g. a tractor, or drawn by an animal or a vehicle with two or more cutters
- A01D34/661—Mounting means
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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Description
下記構成を有する草刈り機に関するものである: (A) 車台すなわちシュシーと、 (B) 連接部すなわち関節部(articulation)を介して車台
に接続された少なくとも一つの草刈装置すなわち草刈具
群と、 (C) この草刈装置が駆動車両の軌道を実質的に横切る方
向且つ作業時の進行方向を横切る方向に延びる作業位置
から、上記連接部の軸を中心とした回動運動によって、
上方に向かって延びた輸送位置へ草刈装置を変位させる
ために、草刈装置と組合わされた操作部材とを有し、 上記車台は、 (a) 上記駆動車両に草刈機を連結させる連結部材(organ
e de accouplement)と、 (b) 上記連接部を介して草刈装置に外側端部が連結され
ている支持ビームと、 (c) 第一連接部を介して上記連結部材に接続され且つ第
二連接部を介して支持ビームに接続されている、草刈装
置と組み合わされた二つの接続部材(organe de liaiso
n) と、 (d) 輸送時に草刈装置を駆動車両の中間軸線の方向 (ま
たはその反対方向) へ変位させるために上記構造を変形
させる力を、連結部材と支持ビームと、二つの接続部材
とによって形成される変形可能な構造に加える駆動装置
(dispos-itif de commande) と によって構成されている。
第 2,635,433号に記載されている。この草刈機は、車両
(トラクタ) に接続させる車台と、少なくともほぼ作業
進行方向に沿った方向を向いた幾何軸線を中心として回
動する関節手段を介して車台に連接された草刈装置とを
有している。この草刈機はさらに、草刈装置が車両(ト
ラクタ)の軌道に対して横向き且つ作業進行方向に対し
て横向きに延びる作業位置から、草刈装置を上記関節手
段を中心として回動させることによって草刈装置が上方
に向かって延びる輸送位置へ変位させるための駆動シリ
ンダーを車台と草刈装置との間に有している。車台は、
駆動車両の連結装置へ接続するための連結部材を有し、
さらに、二つの接続部材を介して連結部材に接続された
支持ビームを有し、各接続部材と第一連接部を介して連
結手段に接続され、また、第二連接部を介して支持ビー
ムに接続されている。草刈装置は、作業の進行方向を向
いた幾何学軸を有する連接部を介して支持ビームの外側
端部に接続されている。この支持ビームの他端部には、
支持部材としての接続部材の一つが取り付けられてお
り、連結部材はこれを介して支持ビームと草刈装置を支
持している。他の接続部材は、草刈装置と支持部材との
間の区域へ延びて安全タイビームを構成している。連結
部材と、支持ビームと、二つの接続部材とが作業の進行
方向を横切って変形可能な構造を形成し、輸送時に草刈
装置が駆動車両の中間軸線へ接近して、駆動車両/草刈
機の全幅がさらに縮小できるようになっている。また、
草刈機の重心が駆動車両 (トラクタ) の中間軸線の近く
に来るので草刈機の車台と駆動車両への連結装置の負担
が軽減し、草刈装置が延びている側の駆動車両の車輪の
負担が軽減する。
ター) の中間軸線へ向かう草刈装置の移動すなわち変位
と、作業位置から輸送位置への草刈装置の回動とが同時
に起こる。そのために制御棒が設けられている。この制
御棒は、第一の球形連接部を介して支持部材を構成する
連結部材または接続手段に接続され且つ第二の球形連接
部を介して草刈装置に接続されている。そして、操作ジ
ャッキを用いて草刈装置を上方に回動すると、草刈装置
が制御棒に作用して変形可能な構造を駆動車両(トラク
ター)の中間軸線へ向けて変形させる。この公知の草刈
機では、草刈装置に近い位置にある接続部材が他方の接
続部材より長くなっおり且つ輸送位置で草刈装置に向っ
て傾斜している。この構成は草刈装置に安全装置を設け
た場合には特に重要である。すなわち、草刈装置が石を
撥ね飛ばす危険性がある場合には、この安全装置が実際
に必要である。しかし、現行の規格を満足させようとす
ると、この安全装置の寸法は一般にかなり大きくなって
しまうため、草刈装置を輸送位置へ移動させる際に、駆
動車両 (トラクター) の車輪と接触するという問題が生
じる。この問題は、安全装置を駆動車両 (トラクタ) か
ら十分に離して、駆動車両の中間軸線へ向って草刈装置
を移動する際に草刈装置の近くまで延びた駆動車両の車
輪の軌跡内まで少なくとも草刈装置の一部が延びること
ができるようにすれば解決することができるが、実際に
公知の草刈機を上記のように改造するのは困難であると
いうことが分かった。
の草刈機の優れた利点はそのまま活かしつつ、上記問題
点を解消することにある。
駆動装置が変形可能な構造に直接または間接的に力を加
える流体式の第一ジャッキを有し、この第一ジャッキは
同じく流体式の第二ジャッキに直接接続されており、こ
の第二ジャッキの長さが、ある値の所から、草刈装置の
回動量に比例して変化することを特徴としている。
に力を加える流体式の第一ジャッキは、草刈機の他の部
材と干渉する恐れのない場所に極めて簡単に取付けるこ
とができる。本発明の第一の実施態様では、第一ジャッ
キと第二ジャッキとが直列に接続される。この場合の第
一ジャッキは複動式のジャッキにすることができる。こ
の場合、第二ジャッキを単動式のジャッキとし、第一ジ
ャッキの一つのチャンバを加圧流体源に接続する。しか
し、第二ジャッキも複動式のジャッキにして、第一と第
二のジャッキを閉回路でつなぐことも可能である。この
第一ジャッキは、変形可能な構造に一方向から力を加え
る単動式のジャッキでもよい。この場合には、変形可能
な構造に反対方向の力を加えるために駆動手段を設ける
のが好ましい。この場合の第二ジャッキは、第一ジャッ
キと閉回路を構成する単動式のジャッキまたはチャンバ
の一つが加圧流体源に接続された複動式のジャッキにす
る。変形可能な構造に反対方向の力を加えるための上記
駆動手段は弾性変形可能な部材で構成するのが好まし
い。この第一の実施態様の他の変形例では、第二ジャッ
キが草刈装置を作業位置から輸送位置へ移動させるだけ
の操作部材を構成することもできる。本発明のこれら実
施例では、変形可能な構造を一方向またはそれとは反対
方向に変形すると同時に、草刈装置が作業位置から輸送
位置または輸送位置から作業位置へ回動する。
単動式のジャッキとし、それで操作部材を構成し、第一
ジャッキを単動式のジャッキとし、それを第二ジャッキ
と並列に接続して、変形可能な構造に一方向から直接ま
たは間接的に作用させ、変形可能な構造に反対方向に直
接または間接的に作用する駆動部材をさらに設ける。こ
の場合には、この駆動部材も弾性変形可能な部材で構成
するのが好ましい。この場合にはさらに、草刈装置が駆
動車両の比較的近くに来た時、すなわち、輸送位置へ変
える際に、草刈装置が作業位置から輸送位置への回動す
る前に、先ず最初に変形可能な構造で変形するようにす
るのが好ましい。同様に、作業位置への移動する際に
は、変形可能な構造が変形する前に、先ず最初に草刈装
置が輸送位置から作業位置へと回動するようにするのか
好ましい。この構成にすることによって草刈機に設けた
安全装置と駆動車両とが接触するのを避けることができ
る。しかし、第一グループの実施態様と同様に、作業位
置から輸送位置または輸送位置から作業位置へ草刈装置
が回動すると同時に変形可能な構造が変形するようにす
ることもできる。この場合には、二つのジャッキを流量
分配器を介して加圧流体源に連通させる。
は、駆動車両の油圧源で構成される圧力流体源へ接続さ
れる回路は一つでよいという点にある。さらに、本発明
の草刈機は、作業中に、草刈装置を地面の凸凹に合わせ
るために、支持ビームが草刈装置に接続している連接部
を中心としてわずかに回動させた際に、変形可能な構造
が変形しないようにすることが極めて簡単にできる。本
発明の好ましい実施態様では、作業時に、変形可能な構
造の形に影響を与えずに支持ビームに草刈装置を接続し
ている連接部を中心として草刈装置を回動させることが
できるようにする接続要素を介して第二ジャッキを草刈
装置に接続している。
この滑動によって生じる応力が変形可能な構造に影響を
及ぼさない用にするのが望まれる場合もある。この場合
には作業位置で変形可能な構造の形をロックする第一ロ
ック部材を用いる。この第一ロック部材は、作業時に第
一ジャッキのチャンバを加圧して第一ジャッキの加圧下
のチャンバからの流体の流出を阻止するチェックバルブ
(逆止弁)で構成するのが好ましい。この第一ジャッキ
が複動式のジャッキである場合には第一ジャッキの他方
のチャンバと連通した導管の圧力でパイロットされるチ
ェック弁ととすることによって、このチェックバルブの
作用を極めて簡単にキャンセルさせることができる。本
発明の追加的な特徴は、作業位置での変形可能な構造の
変形を第二ロック手段で確実にロックできる点にある。
この第二ロック部材は、作業時に満たされる第一ジャッ
キのチャンバと連通した導管に作用して、輸送時にはこ
のチャンバから流体が出ないようになっているのが好ま
しい。この第二ロック部材の作用は取消可能であるのが
望ましい。このロック部材は、輸送時に満たされる第一
ジャッキのチャンバの入口に直接設けるか、あるいは、
第一ジャッキのチャンバとそれと連通した可撓性導管と
の間に設けることができる。このようにすることによっ
て、輸送時に可撓性導管が故障した場合でも変形可能な
構造が広がることはなくなる。第一ジャッキが複動式の
ジャッキである場合には、輸送時に満たされる第一ジャ
ッキのチャンバと連通した導管に設けたチェックバルブ
と、草刈装置が輸送位置にあるときに支持ビームに対し
て草刈装置の回動をロックする機械的な錠とを上記ロッ
ク部材に設け、上記チェックバルブの開放が第一ジャッ
キの他方のチャンバに連通した導管中の圧力でパイロッ
トされるようにするのが好ましい。
装置を作業位置から上向きの輸送位置へ変位させる操作
部材を構成する場合には、草刈装置を輸送位置から下向
きの作業位置へ回動させる運動は、主として草刈装置の
自重で行えるということは理解できよう。この場合に
は、輸送位置から作業位置への変位時の草刈装置の下降
運動の開始を弾性変形可能な部材で行うのが有利であ
る。
材と一方の接続部材との間に延びている場合に得られ
る。接続部材の一方で支持ビームを構成し、この支持ビ
ームを介して連結部材が支持ビームおよび草刈装置を支
持し、他方の接続部材をロック解除部材とし、第一ジャ
ッキを連結部材と支持ビームとに接続するのが好まし
い。この場合、作業中に草刈装置が万一障害物に引っ掛
かった時には、草刈装置と支持ビームとがロック解除部
材に応力を加え、その力が所定の閾値に達したときにロ
ック解除部材が始動するようにする。この時には、草刈
装置/支持ビームの全体が、連結装置に対して支持部材
を支持ビームに接続している連接部を中心として回動し
て、草刈装置の破損が防止される。第一ジャッキは連結
部材と支持部材を構成する接続部材との間に延びている
ので、この移動は第一ジャッキの長さを変えずに行うこ
とができる。
続されている端部と反対側の端部に上記の支持部材が接
続され、他の接続部材は支持部材と草刈装置との間の区
域に延びた安全タイビームで形成され、この安全タイビ
ームの長さは、その両端に所定の引張り応力が加わった
時に増加するよにすることができる。本発明は、添付の
図面を参照した下記実施例の説明からさらによく理解で
きよう。しかし、本発明がこれらの実施例に限定される
ものではない。
なわち一連の草刈り具を備えた装置 (2)と、車台すなわ
ちシャーシ (3)とを有している。草刈装置 (2)は、草刈
装置 (2)が作業位置にある時に作業進行方向 (6) (図
2)にほぼ沿って延びる幾何学軸 (5)の回りでピポット
運動するような形式の関節手段 (4)を介して車台 (3)に
接続されている。作業時には、草刈装置 (2)が作業進行
方向 (6)から見て駆動車両 (8)の横側すなわち作業進行
方向 (6)に対して横を向いて延びるように、草刈機 (1)
が駆動車台 (8)の連結装置 (7)に連結される。そのため
に、車台 (3)を駆動車両 (8)の連結装置 (7)へ接続する
ための連結部材 (9)が設けられている。この連結部材
(9)は連結装置 (7)の2本の下側アーム(11)に接続され
る2本の下側連結点(10)と、連結装置 (7)の上側連接棒
(13)に接続される1本の上側連結点(12)とを有してい
る。車台 (3)はさらに、第一接続部材(15)と第二接続部
材(17)とを介して上記連結部材 (9)に接続された支持ビ
ーム(14)を有している。第一接続部材(15)は第一関節部
(18)を介して連結部材 (9)に接続され、また、第二関節
部(19)を介して支持ビーム(14)に接続されている。同様
に、第二接続部材(17)は、幾何学軸(20') を中心として
ピボット運動する形式の第一連接部(20)を介して連結部
材 (9)に接続され、また幾何学軸(21') を中心としてピ
ボット運動する形式の第二連接部(21)を介して支持ビー
ム(14)に接続されている。これらの幾何学軸(20'、21')
は上方を向き且つ互いに平行である。作業時には、これ
ら幾何学軸(20'、21')はほぼ鉛直方向を向く。第一接続
部材(15)の各連接部 (18、19) は玉継手型である。従っ
て、第一接続部材(15)と、第二接続部材(17)と、連結部
材(9)と、支持ビーム(14)は少なくともほぼ水平面内
で変形可能な構造(22)を形成する。
4)の端部にに配置されている第二接続部材(17)は図4に
詳細に示してある。この接続部材(17)は2本の管状部材
(23,25) と、これらの管状部材(23, 25)の間に配置され
且つ各管状部材(23, 25)に溶接された支持アーム(24)と
で構成されている。この支持アーム(24)は空間 (24c)を
介して上下に配置された2本の縦ビーム(24a、24b)で構
成されている。前方の管状部材(25)は連結部材 (9)と一
体なキャップの二つのフランジ (27、28)の間に延び且
つ軸(26)を介して連結部材 (9)に接続されている。この
軸(26)は前方の管状部材(25)の内部で回転案内され、ま
た、各フランジ (27、28) を貫通した2つの止めピン(2
9)によってフランジ (27、28) に回転・並進運動自在な
状態で接続されている。この軸(26)と前方の管状部材(2
5)がピボット式の第一連接部(20)を構成する。このピボ
ット式の第一連接部(20)の幾何学軸(20') は軸(26)の縦
方向の幾何学軸線によって規定される。後方の管状部材
(23)内部には軸(31)が回転案内されている。後方の管状
部材(23)から突出したこの軸(31)の下端部は止めピン(3
3)によってキャップ(32)に剛性連結され、また、後方の
管状部材(23)から突出したこの軸(31)の上端部は止めピ
ン(35)によって連結部材(34)に剛性連結されている。こ
の後方の管状部材(23)と軸(31)がピボット式の第二連接
部(21)を構成している。このピボット式の第二連接部(2
1)の幾何学軸(21') は軸(31)の縦方向の幾何学軸線によ
って規定される。
の末端は、キャップ(32)の二つのフランジ(36 、37) の
両端へ向かって延びている。支持ビーム(14)は軸(38)を
介してこのキャップ(32)に接続されている。この軸(38)
の縦方向幾何学軸(38a) は作業時に少なくともほぼ作業
進行方向 (6)を向くようになっている。従って、支持ビ
ーム(14)は、少なくともほぼ鉛直な面内で若干ピボット
運動でき、それによって草を刈りたい土地の形状に草刈
装置 (2)を良く適合させることができる。そのために、
第一接続部材(15)を連結部材 (9)および支持ビーム(14)
にそれぞれ接続させる各連接部 (18、19) は玉継手のよ
うな遊びのあるピボット型の連接になっている。図4か
ら分かるように、接続部材(17)は支持ビーム(14)を連結
部材 (9)で支持するための支持手段を構成しているとい
うことは理解できよう。
部は、作業時に少なくともほぼ作業進行方向 (6)の方を
向く幾何学軸 (5)を有する連接部 (4)を介して草刈装置
(2)に接続されている。タイビームの形をした第一接続
部材(15)は、第二接続部材(17)の端部と草刈装置 (2)が
接続された支持ビーム(14)の端部との間に配置されてい
る。第一接続部材(15)を構成するタイビームは、その末
端部に一定の引張り応力が加わった際に長さが伸びるよ
うな安全タイビームにするのが好ましい。この安全タイ
ビーム自体は当業者に周知でるあので詳細は省略する
が、安全タイビームにすることによって、作業中に障害
物に当たった際に、連結部材 (9)に対して草刈装置 (2)
を変位させて、草刈機(1)の破損を避けることができ
る。さらに、この第一接続部材(15)の長さは第二接続部
材(17)の長さより長くなっていて、作業位置において草
刈装置 (2)が伸びる方向に第一接続部材(15)が大きく傾
斜するようになっているということは理解できよう。一
方、第二接続部材(17)は作業位置ではほぼ作業方向 (6)
の方を向くようになっている。
時に少なくともほぼ作業方向 (6)の方を向く幾何学軸
(5)を有する連接部 (4)を介して支持ビーム(14)に接続
されている。そのために、支持ビーム(14)はキャップ(3
9)を備えている。草刈装置 (2)は、以下に説明するよう
に、このキャップ(39)のフランジ(40,41)の間でピボッ
ト運動をすることができる。
備えた切断棒(42)を有している。図示した実施例では、
各切断部材(43, 44, 45)は外周部に切断具 (カッター)
を有する円板で構成され、各円板は上向きの幾何学軸を
中心として回転駆動される。切断棒(42)の両端部に配置
された切断部材(43, 45)はロータ(46, 47)の下に配置さ
れていて、各ロータ(46, 47)と同一の幾何学軸を中心と
してを回転する。草刈装置 (2)はさらに、切断棒(42)の
両端に接続された支持ビーム(48)を備えているが、この
構造自体は当業者に周知であるので詳細は省略する。支
持ビーム(14)向かって延びている切断棒(42)の末端部の
所にある切断棒(42)の部分には変速歯車ボックス(49)が
設けられている。この変速歯車ボックス(49)は二つの機
能を有している。すなわち、先ず第一に、草刈装置 (2)
を支持ビーム(14)に接続する役目をする。さらに、切断
部材(43, 44, 45)とロータ(46, 47)を駆動する駆動部材
の一部を構成する。この変速歯車ボックス(49)は、支持
ビーム(14)のキャップ(39)のフランジ(40, 41)の内部で
回転可能な二つの円筒状支持部(50, 51)を有している。
従って、連接部 (4)は、この円筒状支持部(50, 51)と、
キャップ(39)のフランジ(40, 41)とによって構成され
る。円筒状支持部(50, 51)は、当業者に周知の方法で軸
受けを構成する。この軸受けの内部で回転案内される入
力側のシャフト(52)の回転軸は連接部(4)の幾何学軸
(5)と一致している。この入力側のシャフト(52)は、変
速歯車ボックス(49)の内部で周知の方法で駆動部材(図
示せず)に回転自在に接続されていて、切断棒(42)に設
けられたケーシング(57)の内部に配置された当業者に周
知の追加の駆動部材(図示せず)に運動を伝達する。
延びた入力側のシャフト(52)の後部にはプリー(58)が接
続されている。このプリー(58)は、駆動車両 (8)の動力
取出し装置(図示せず)から草刈装置 (2)の駆動部材へ
運動を伝達する草刈機 (1)の動力伝達部材の一部を構成
している。この動力伝達部材にはさらに、ユニバーサル
ジョイント式の伝動軸(59)と、プリー(60)と、無端ベル
ト(61)とが含まれる。伝動軸(59)は支持ビーム(14)に固
定されたプリー(60)に回転自在に接続されている。プリ
ー(60)は、草刈機 (1)が草刈位置(図1、図2)にある
時に少なくともほぼ作業方向 (6)を向くような回転軸(6
0a) を有している。プリー(60)からプリー(58)への動力
伝達は両方のプリー(58, 60)上に巻き付けられた無端ブ
ルト(61)によって行われる。プリー(58, 60)および無端
ベルト(61)の一部は破線で示した保護カバー(63)で被わ
れている。草刈装置 (2)の切断部材(43, 44, 45)を被っ
ている保護装置(64)も破線で示してある。図2から分か
るように、この保護装置(64)は、矢印(65)に示すよう
に、草刈装置 (2)に最も近い駆動車両 (8)の車輪(66)の
後部位置まで延びている。
ット式の連接部 (4)の幾何学軸 (5)を中心として回動さ
せて上方に持ち上げて輸送させるための草刈装置 (2)の
輸送位置(図3)へ草刈装置 (2)を持ち上げるための操
作部材(organe de manouvre)(67)を備えている。図示し
た実施例では、この操作部材(67)は単式油圧ジャッキ(6
8)によって構成されている。この油圧ジャッキ(68)の一
端は軸(69)を介して連結部材(34)にされ、他端はピボッ
トレバー(70)を介して草刈装置 (2)に接続されている。
この回転レバー(70)は軸(71)を介して草刈装置 (2)に連
結され、また、軸(72)を介して油圧ジャッキ(68)に接続
されている。
を軽減するための重量軽減部材(73)を備えている。図示
した実施例では、この重量軽減部材(73)は引張りバネ(7
4)で構成されている。この引張りバネ(74)の一端は軸(6
9)を介して連結部材(34)に連結され、他端が軸(75)を介
して前記の支持構造(48)に接続されている。従って、こ
の引張りバネ(74)は、支持ビーム(14)をキャップ(32)に
接続している軸(38)の幾何学軸(38a) を中心として支持
ビーム(14)を持ち上げる力(couple derapel) と、草刈
装置 (2)を支持ビーム(14)に接続している連接部 (4)の
幾何学軸 (5)を中心として草刈装置(2) に力を加えてい
る。これら引張り力によって、作業時の支持ビーム(14)
と草刈装置 (2)の重量の一部は駆動車両 (8)へ移動す
る。
7)に対する軸(38)の幾何学軸 (38a)を中心とした支持ビ
ーム(14)のピボット運動をするための上下運動規制部材
(84)を備えているる。この上下運動規制部材(84)は幾何
学軸 (38a)を中心とした支持ビーム(14)の下向き回動運
動を制限する。図示した実施例では、この上下運動規制
部材(84)は長孔(86)を有するタイビーム(85)の形をして
いる。このタイビーム(85)の一端は長孔(86)を貫通した
軸(69)を介して連結部材(34)に接続され、他端は軸(87)
を介して支持ビーム(14)に接続される。
と、支持ビーム(14)と、二つの接続部材(15, 17)とによ
って構成される前記の変形可能な構造(22)に力を加える
ための複動式の油圧ジャッキ(88)を備えている。そのた
めに、連結部材 (9)は、草刈装置 (2)側にキャップ(89)
を有し、油圧ジャッキ(88)のシリンダ(90)はこのキャッ
プ(89)に軸(91)を介して接続されている。この油圧ジャ
ッキ(88)のロッド(92)の末端部は第二接続部材(17)の二
つの縦ビーム(24a、24b)の間の空間 (24c)の内部へ向か
って延び且つ軸(93)を介してこれらの縦ビーム(24a、24
b)に接続されている。油圧ジャッキ(88)は複動式のジャ
ッキであり、二つのオリフィス(94, 95)を有し、各オリ
フィス(94, 95)には各導管(97 、98) を介して2重パイ
ロット式のチェックバルブ(96)が接続されている。この
2重パイロット式のチェックバルブ(96)は二つの2重パ
イロット式チェック弁(99, 100)(図5、図6)を有し、
その一方のチェック弁(99)は油圧ジャッキ(88)のチャン
バ(101) のオリフィス(94)と連通し、他方のチェック弁
(100)は油圧ジャッキ(88)の環状チャンバ (102)のオリ
フィス(95)に連通している。パイロット式チェック弁(9
9)と連通した可撓管 (103)は駆動車両 (8)の油圧源(8')
に接続される。一方、パイロット式チェック弁(100) と
連通した可撓管 (104)は油圧ジャッキ(68)の環状チャン
バ (106)のオリフィス (105)に接続されている。従っ
て、第一油圧ジャッキ(88)と第二油圧ジャッキ(68)は互
いに直列に接続されている。
置にある時に支持ビーム(14)に対して草刈装置 (2)が回
動するのをロックするロック部材 (107)が設けられてい
る。このロック部材 (107)は、前記の上下運動規制部材
(84)を支持ビーム(14)に接続している軸(87)を介して支
持ビーム(14)に回転自在に取付けられたフック (108)を
有している。このフック (108)は、支持ビーム(14)とこ
のフック (108)との間に加わる引張りバネ (109)にの作
用に逆らって回転される。草刈装置 (2)の支持構造(48)
には草刈装置 (2)が輸送位置にある時にフック (108)を
引っ掛ける指部 (110)が設けられている。このフック
(108)を外す場合には、駆動車両 (8)延びた細いワイヤ
で構成される牽引部材 (111)を用いて行う。
定されたゴム製のストッパー (113)形の弾性変形可能な
部材 (112)を備えている。草刈装置 (2)を輸送位置へ変
位させる運動のストロークの最後に、支持構造(48)を用
いてこのストッパー (113)をわずかに圧縮できるように
なっている。この圧縮動作は、草刈装置 (2)を輸送位置
から作業位置へ変位させる運動の開始時に必要である。
以下説明する。草刈機 (1)を連結部材 (9)を介して駆動
車両 (8)の連結装置 (7)へ連結し、ユニバーサルジョイ
ント式の伝動軸(59)を駆動車両 (8)の動力取出し装置
(図示せず)に連結ひる。作業時には草刈装置 (2)は図
1、図2に示した作業位置へ延び、駆動車両 (8)が作業
進行方向 (6)に沿って草刈機 (1)を移動させ、動力取出
し装置が伝動装置(59, 60, 61, 58)と、変速歯車ボック
ス(49)と、切断棒(42)のケーシング(57)の内部に収納さ
れている各種の駆動部材を介して切断部材(43, 44,45)
およびロータ(46, 47)を回転駆動する。切断部材(43, 4
4, 45)の回転によって切断区域に存在する収穫物が切断
され、ロータ(46, 47)によって切断された草(穀物)は
草刈装置 (2)の後方に整列して配置される。支持ビーム
(14)は軸(38)の幾何学軸 (38a)を中心としてわずかにピ
ボット運動することができ且つ草刈装置 (2)は支持ビー
ム(14)に対して連接部 (4)の幾何学軸 (5)を中心として
ピボット運動することができので、草刈装置 (2)を刈り
取るべき地表の形状に容易に合わせることができる。ま
た、重量軽減部材(73)によって草刈装置 (2)が地面に加
える力を軽減することができる。
には、先ず最初に、駆動車両 (8)の連結装置 (7)を持ち
上げる。それによって、軸(38)の幾何学軸 (38a)を中心
とした支持ビーム(14)の下方ピポット運動が上下運動規
制部材(84)によって停止され且つピボットレバー(70)が
変速歯車ボックス(49)に設けられた当接面 (114)に当た
った時に草刈機が持ち上がる。次に、駆動車両 (8)の油
圧源(8')の分配器(図示せず)を作動させる。パイロッ
ト式チェック弁 (100)はまだ開いていないので導管 (10
3)中の油はパイロット式チェック弁 (100)を通過できる
だけの圧力に達するまで圧力が上昇する。従って、駆動
車両 (8)の油圧源(8')から供給された油が第一ジャッキ
(88)のチャンバ (101)に入って、このジャッキのピスト
ン (115)を押し、その結果、ロッド(92)が突き出され
る。従って、ジャッキ(88)の環状チャンバ(102) 中の油
は第二ジャッキ(68)の環状チャンバ (106)へ追い出さ
れ、ロッド (116)は第二ジャッキ(68)が後退する。第一
ジャッキ(88)からロッド(92)が突き出されると、前記の
変形可能な構造(22)が変形して、支持ビーム(14)とそれ
に支持された草刈装置 (2)が駆動車両 (8)の中間軸線(6
2)へ向かって移動する。それと同時に、ジャッキ(68)の
ロッド (116)が後退することによって、草刈装置(2) は
連接部 (4)の幾何学軸 (5)を中心として上方に向かって
回動する。この回動運動は、草刈装置 (2)が少なくとも
ほぼ鉛直位置に来た時に停止する。この位置は、支持ビ
ーム(14)に固定されたストッパー (117)と当接する位置
にある指部(110) により規定される。既に述べたよう
に、この位置は指部 (110)と係合するフック (108)を用
いてロックすることもできる。草刈装置 (2)の回動を停
止させることによって変形可能な構造(22)の変形も停止
できるということも理解できよう。
の全体の幅(83)が小さくなるが、さらに、第一接続部材
(15)が第二接続部材(17)より長くなっており、しかも、
作業位置で草刈装置 (2)が延びる側に向かって第一接続
部材(15)が傾いているため、草刈装置 (2)を輸送位置へ
回動させる際に、保護装置(64)が車輪(66)の軌跡内に少
なくとも部分的に来るように、草刈装置 (2)を駆動車両
(8)の車輪(66)から離して配置させることができる。
配器を閉鎖してロック位置にする。従って、導管 (103)
中の油がさらに加圧されることはない。また、草刈装置
(2)はストッパー (117)および指部 (110)と係合したフ
ック (108)によって上方位置に維持される。従って、導
管 (104)中の油がさらに加圧されることもない。その結
果、二重パイロット式チェックバルブ(96)のパイロット
式チェック弁(99)は閉じる。輸送中に可撓管 (103)が突
然破損した場合には、チェック弁(99)によって油の漏れ
が防止されるので、ジャッキ(88)が作動することはな
い。パイロット式チェックバルブ(96)のチェック弁(99)
をジャッキ(88)に接続している細い導管(97)は堅固で、
これが故障する恐れはない。従って、草刈装置 (2)を輸
送位置に固定させるパイロット式チェック弁(99)と、フ
ック (108)と、ストッパー (117)とによって、輸送時に
可撓管 (103)が破断して可変構造(22)が突然変形すると
いう危険を防止する安全手段が構成される。
には、駆動車両 (8)の油圧源(8')の分配器を作動させ
て、油を駆動車両 (8)のタンクに戻れるようにすると同
時に、牽引部材 (111)を引っ張って指部 (110)からフッ
ク (108)を外すだけでよい。それによって、ストッパー
(113)が膨脹して、草刈装置 (2)が連動部 (4)の幾何学
軸 (5)を中心として下方へ向かって回動運動を開始す
る。この回動運動は草刈装置 (2)の自重で行われる。そ
の結果、草刈装置 (2)が第二ジャッキ(68)のロッド(11
6) を引っ張るので、第二ジャッキの環状チャンバ (10
6)中と導管 (104)中の油の圧力が上昇する。この圧力が
一定の値に達すると、パイロット式チェック弁(99)が通
過可能となり、第一ジャッキ(88)の環状チャンバ (102)
中の油が駆動車両 (8)のタンクに戻り、第二ジャッキ(6
8)の環状チャンバ (106)中の油が第一ジャッキ(88)の環
状チャンバ (102)中へ追い出されて、第一ジャッキ(88)
のピストン (115)が押される。これによって第一ジャッ
キ(88)のロッド(92)が戻り、変形可能な構造(22)の変形
が起こって、支持ビーム(14)とそれに支持された草刈装
置(2)が駆動車両 (8)中間軸線(62)から離れる。
ャッキ(68)のロッド (116)が完全に突き出たときに停止
する。それと同時に変形可能な構造(22)の変形も停止す
る。次いで、駆動車両 (8)の連結装置 (7)を下げて、草
刈装置 (2)を地面に接触させる。さらに連結装置 (7)を
下げると、支持ビーム(14)は軸(38)の幾何学軸(38a) を
中心として回動する。その結果、ピボットレバー(70)が
変速歯車ボックス(49)の支持面 (114)から離れる。連結
装置 (7)の降下運動は軸(69)がタイビーム(85)の長孔(8
6)の少なくともほぼ中央に来た時に停止するようになっ
ている。ピボットレバー(70)を用いることによって、第
二ジャッキ(68)のロッド (116)を戻さなくても、草刈装
置 (2)を刈り取るべき地面の形状に一致させることがで
きる。また、作業中は駆動車両 (8)の油圧源(8')は作動
させないので、導管 (103)中の油は循環せず、また加圧
もされない。従って、パイロット式チェック弁 (100)は
通過できないので、第一ジャッキ(88)の環状チャンバ(1
02) 中の油は出ない。従って、作業時は変形可能な構造
(22)の変形はロックされる。
図である。この実施例では支持ビーム (14A)が接続部材
(15, 17A)を介して連結部材(9A)に接続されている。第
一接続部材(15)は連接部(18, 19)を介して連結部材(9A)
と、支持ビーム (14A)にそれぞれ接続されている。第二
接続部材 (17A)は連接部(20A, 21A)を介してそれぞれ連
結部材(9A)と、支持ビーム(14A) に接続されている。連
結手段(9A)と、支持ビーム (14A)と、二つの接続部材
(15, 17A)とは草刈機(1A)の車台(3A)の構成要素であ
る。支持ビーム (14A)の外側末端には草刈装置(2A)が幾
何学軸 (5)の連接部 (4)を介して接続されている。前記
の実施例と同様に、連接部 (4)の幾何学軸(5)を中心と
して回動させることによって草刈装置(2A)を輸送位置へ
変位させることができる。そのために、草刈機(1A)は操
作部材 (67A)を有し、この操作手段 (67A)は支持ビーム
(14A)に固定された駆動要素(118)(油圧モータ、電動モ
ータ等)を有している。この駆動要素 (118)は無端伝動
部材 (120)に運動を伝えるためのピニオン (119)を有し
ている。この無端伝動部材 (120)は草刈装置(2A)に回転
自在に接続された他のピニオン (121)に運動を伝える。
このピニオン (121)の回転軸は連接部(4)の幾何学軸線
(5)と一致している。
支持ビーム (14A)と、二つの接続部材(15, 17A) とによ
って構成される変形可能な構造(22A) に力を加えるため
の複動式の第一ジャッキ (88A)を備えている。第一ジャ
ッキ (88A)は連接部 (91A)をを介して連結部材(9A)に接
続され、また、連接部 (93A)を介して接続部材 (17A)に
接続されている。第一ジャッキ(88A)は二つのオリフィ
ス(94A, 95A)を有し、各オリフィスは前記の実施例と同
様に剛性のある導管(97, 98)を介して二重パイロット式
チェックバルブ(96)と連通している。導管(97)と連通し
ているパイロット式チェック弁(99)は、第二ジャッキ(6
8A) のオリフィス (123)と連通し、導管(98)と連通した
パイロット式チェック弁 (100)と連通した可撓導管(104
A)は第二ジャッキ (68A)のオリフィス(105A)と連通して
いる。第二ジャッキ (68A)は第一ジャッキ (88A)と閉回
路で連通した複動式ジャッキである。第一ジャッキ (88
A)のロッド(92A)はチャンバ(101A, 102A)での半径方向
断面が同一の貫通ロッドである。同様に、第二ジャッキ
(68A)のロッド(116A)も、チャンバ (106A, 124)での半
径方向断面が同一な貫通ロッドである。第二ジャッキ
(68A)のロッド(116A)の自由端には長い溝 (125)が形成
されており、この溝 (125)の中に草刈装置(2A)と一体な
軸 (126)が貫通している。このような接続にすることに
よって、変形可能な構造 (22A)を変形させずに、草刈装
置(2A)を地面の凸凹に適合させることができと同時に、
ジャッキ (68A)のチャンバ(124) と導管 (122)中の油が
加圧されるのを防止して、パイロット式チェック弁(10
0) を閉じることができる。従って、第一ジャッキ (88
A)のチャンバ(102A)中の油が、作業時に地面と草刈装置
(2A)との摩擦で生じる力の作用で出ないようにすること
ができる。
には、操作部材 (67A)を作動させて草刈装置(2A)を連接
部 (4)の幾何学軸 (5)を中心として上方へ回動させる。
上記の軸 (126)が細長い溝 (125)の末端部に当たると第
二ジャッキ (68A)のチャンバ(124) と導管 (122)中の油
の圧力が上昇してパイロット式チェック弁 (100)が開か
れる。その結果、第二ジャッキ(68A)のチャンバ (124)
中の油が第一ジャッキ(88A) のチャンバ(101A)へ移動す
る。それと同時に、第一ジャッキ (88A)のチャンバ(102
A)中に入っていた油は第二ジャッキ (68A)のチャンバ(1
06A)へ移動し、それによって、第一ジャッキ(88A)の本
体 (90A)内へロッド (92A)が戻ると共に変形可能な構造
(22A)が変形する。図8の輸送位置では、連接部 (4)の
幾何学軸 (5)を中心とした草刈装置(2A)の回動運動は上
記実施例と同じ方法でロックされる。従って、第二ジャ
ッキ (68A)のチャンバ(106A)と導管(104A)中の油が加圧
されることはない。パイロット式チェック弁(99)は閉じ
ているので、第一ジャッキ (88A)のチャンバ(101A)中の
油は可撓導管 (122)が突然故障した場合でも出ることは
無い。
は、草刈装置(2A)のロックを外し、操作部材 (67A)を作
動させて、連接部(4)の幾何学軸 (5)を中心として草刈
装置(2A)を下向きに回動させる。軸 (126)が細長い溝
(125)の他端に当たると、第二ジャッキ(68A)のチャン
バ(106A)と導管(104A)中の油の圧力が上昇してパイロッ
ト式チェック弁(99)が開く。その結果、第二ジャッキ
(68A)のチャンバ(106A)中の油は第一ジャッキ (88A)の
チャンバ(102A)へ移動すると同時に、第一ジャッキ(88
A) のチャンバ(101A)中の油が第二ジャッキ(68A)のチャ
ンバ (124)へ移動する。
図である。支持ビーム (14B)は二つの接続部材 (15, 17
B)を介して連結部材(9B)に接続されている。第一の接続
部材(15)は連接部(18, 19)を介してそれぞれ連結部材(9
B)と、支持ビーム (14B)に接続されている。また、第二
接続部材 (17B)は連接部(20B, 21B)を介してそれぞれ連
結部材(9B)と、支持ビーム (14B)とに接続されている。
連結手段(9B)と、支持ビーム (14B)と、二つの接続部材
(15, 17B) は、草刈機(1B)の車台(3B)の構成要素であ
る。この草刈機(1B)はさらに、連結部材(9B)と、支持ビ
ーム(14B) と、二つの接続部材(15, 17B) とによって構
成される変形可能な構造 (22B)に力を加えるための単動
式の第一ジャッキ (88B)を備えている。この第一ジャッ
キ (88B)は、連接部(91B) を介して連結部材(9B)に連結
され、また、連接部(93B) を介して接続部材(17B) に接
続されている。草刈装置(2B)は、幾何学軸 (5)の連接部
(4)を介して支持ビーム (14B)の外側端部に接続されて
いる。この草刈装置(2B)は、連接部 (4)の幾何学軸(5)
を中心として回動することによって輸送位置へ変位させ
ることができる。そのために、草刈機(1B)は第二ジャッ
キ(68B)で構成される操作部材(67B)を有している。こ
の第二ジャッキ(68B)のロッド(116B)の自由端には細長
い溝 (125)が形成されなおり、この溝 (125)の中には草
刈装置(2B)と一体になった軸 (126)が貫通している。こ
の第二ジャッキ(68B)は複動式のジャッキであり、従っ
て、二つのオリフィス(105B, 123B)を有している。第二
ジャッキ(68B)の環状チャンバ(106B)のオリフィス(105
B)には導管(104B)が連通している。この導管(104B)に駆
動車両 (8)の油圧源(8')')にも接続されている。さら
に、第二ジャッキ(68B)の環状チャンバ(124B)のオリフ
ィス(123B)は導管(122B)と連通し、この導管(122B)は第
一ジャッキ(88B)の環状チャンバ(101B)のオリフィス
(94B)に接続されている。
ることによって草刈装置(2A)を地面の凸凹に合せること
ができる。また、変形可能な構造 (22B)の変形状態は機
械ロック部材 (127)でロックされる。すなわち、孔 (12
9)を有する部品 (128)を接続部材 (17B)に取付け、連結
手段(9B)にも孔 (130)を形成し、ロック用ピン (131)を
接続部材 (17B)の上記部品 (128)の孔 (129)と連結部材
(9B)の孔 (130)の両方に同時に係合させる。
は、まず最初にロック用ピン (131)を外し、次に、駆動
車両 (8)の油圧源(8')の分配器(図示せず)を作動させ
る。それによって油を第二ジャッキ(68B)の環状チャン
バ(106B)へ送ると同時に、チャンバ(124B)中の油を第一
ジャッキ (88B)の環状チャンバ(101B)へ送る。第二ジャ
ッキ(68B)の環状チャンバ(106B)が満たされると、第二
ジャッキ(68B)のロッド(116B)が後退して、軸 (126)が
細長い溝 (125)の一端に当たり、草刈装置(2A)が駆動さ
れる。また、第一ジャッキ(88B)の環状チャンバ(101B)
が満たされるとロッド (92B)が後退して、変形可能な構
造(22B)が変形する。その結果、連結部材(9B)と接続部
材 (17B)とに接続された弾性変形可能な部材 (132)も変
形する。輸送位置での草刈装置(2A)の回動は第1実施例
と同様な方法でロックされる。変形可能な構造(22B)が
変形した時には、接続部材 (17B)の上記部品 (128)は、
接続部材(9B)に形成された孔 (133)と対向した位置に来
る。従って、輸送時にロック用ピン (131)を上記部品
(128)の孔 (129)と上記の孔(133)とに挿入することによ
って、変形可能な構造(22B)の変形をロックすることが
できる。
える場合には、ロック用ピン (131)を外して草刈装置(2
A)のロックを外す。次に、駆動車両 (8)の油圧源(8')の
分配器を作動させる。第二ジャッキ(68B)の環状チャン
バ(106B)中の油は、下降する草刈装置(2A)の回動作用に
よって、油圧源(8')のタンクへ戻すことができる。その
結果、弾性変形可能な部材 (132)が弛緩して変形可能な
構造 (22B)を変形させる。同時に、第一ジャッキ(88B)
のチャンバ(101B)中の油が第二ジャッキ(68B)のチャン
バ(124B)へ送られる。
接部 (4)の軸 (5)を中心として草刈装置(2A)を回動させ
ための操作部材(67B)を構成しているが、この回動運動
を前記の操作手段(67A)と類似の操作部材で行わせるこ
ともできる。この場合、第二ジャッキは、第一ジャッキ
(88B)と直列に接続した単動式のジャッキにすることが
できる。換言すれば、図9、図10に示した実施例では、
導管(104B)を省略し、オリフィス(105B)を閉じることを
意味する。
図である。この実施例は前記の実施例と多くの点で類似
しているが、第二ジャッキ(68C)は無く、また、第二ジ
ャッキ(68C)と第一ジャッキ(88B)と間の油圧接続系統
も無い。第一ジャッキ(88B)は、導管(122C)と連通した
環状チャンバ(101B)のオリフィス(94B)に作用する単動
式ジャッキである。第二ジャッキ(68C)は、導管(104C)
と連通した環状チャンバ(106C)のオリフィス(105C)に作
用する単動式ジャッキである。第一ジャッキ(88B)に油
を供給する導管(122C)と、第二ジャッキ(68C)に油を供
給する導管(104C)は分流器 (134)と連通しており、この
分流器 (134)には、導管 (135)を介して駆動車両 (8)の
油圧源(8')から油が供給される。
には、まず最初にロックピン (131)を外し、次に、駆動
車両 (8)の油圧源(8')の分配器(図示せず)を作動させ
て、第一ジャッキ(88B)の環状チャンバ(101B)と、第二
ジャッキ (68C)の環状チャンバ(106C)に油を導く。第二
ジャッキ(68C)の環状チャンバ(106C)が満たされると第
二ジャッキ(68C)(操作手段(67C))のロッド(116C)が
後退して、軸 (126)が細長い溝 (125)の一端に当たり、
草刈装置(2A)が駆動される。また、第一ジャッキ(88B)
の環状チャンバ(101B)が満たされると、ロッド (92B)は
後退し、変形可能な構造(22B)が変形する。その結果、
連結部材 (9B) と接続部材(17B)に接続された弾性変形
可能な部材 (132)も変形する。輸送位置での草刈装置(2
A)の回動運動は第一実施例と同様にロックされる。変形
可能な構造(22B)が変形した時には接続部材(17B)の上
記部品 (128)が接続部材 (9B) に形成された孔 (133)と
対向する位置に来ている。従って、輸送時に、ロック用
ピン (131)を上記部品 (128)の孔 (129)と上記の孔 (13
3)とに挿入することによって、変形可能な構造(22B)の
変形をロックすることができる。
える場合には、ロック用ピン (131)を外し、草刈装置(2
A)のロックを外す。次に、駆動車両 (8)の油圧源(8')の
分配器を作動させる。第二ジャッキ(68C)の環状チャン
バ(106C)中の油は、下降する草刈装置(2A)の回動作用で
油圧源(8')のタンクへ戻すことができる。その結果、弾
性変形可能な部材 (132)が縮んで、変形可能な構造(22
B)が変形する。また、第一ジャッキ(88B)のチャンバ(1
01B)中の油は油圧源(8')のタンクへ戻る。
C)が駆動車両 (8)の片側へ延びる一つし草刈装置 (2)の
みしか有していないが、本発明は駆動車両 (8)の両側か
らそれぞれ延びる2つの草刈装置(2, 2A)を備えた草刈
機にも適用できることは勿論である。この場合には、車
台(3, 3A, 3B)が、各草刈装置 (2, 2A)に対して、支持
ビーム(14, 14A, 14B) と二つの接続部材(15, 17, 1
5, 17A, 15, 17B) を設けるのが好ましい。連結部材
(9, 9A, 9B)は2つの草刈装置(2, 2A)に共通にするこ
ともできる。また、各草刈装置(2, 2A)を、これと組合
せた二つの接続部材(15, 17; 15, 17A; 15, 17B)が連接
されている各連結要素と組合せ、これら2つの連結要素
を共通の連結部材に接続し、この共通の連結部材を駆動
車両 (8)の連結装置(7)に接続することもできる。ま
た、以上の実施例は、駆動車両 (8)の後方の連結装置に
接続される草刈機であるが、本発明は、駆動車両の正面
の連結装置に接続される草刈機にも適用できるというこ
とは明らかである。また、実施例に記載の各態様を、必
要に応じて組合わせることもできるということは理解で
きよう。さらに、請求項に記載の本発明の範囲を逸脱し
ない限り、上記実施例を種々変更することができるとい
うことは明らかである。
草刈機を作業進行方向の後方から見た時の図。
図。
る支持部材の拡大断面図で、平面図で接続部材が支持ビ
ームの縦軸と直交した時の、図2に示す鉛直対称の面IV
−IVに沿った断面図。
ある時の油圧回路の概念図。
回路の概念図。
念図。
念図。
念図。
念図。
念図。
念図。
Claims (24)
- 【請求項1】(A) 車台 (3; 3A; 3B)と、 (B) 連接部
(4)を介して車台 (3; 3A; 3B)に接続された少なくとも
一つの草刈装置(2; 2A)と、 (C) この草刈装置が駆動
車両 (8)の軌道を実質的に横切る方向且つ作業時の進行
向を横切る方向に延びる作業位置から、上記連接部 (4)
の軸 (5)を中心とした回動運動によって、上方に向かっ
て延びた輸送位置へ草刈装置を変位させるための、草刈
装置(2; 2A)と組み合わされた操作部材 (67; 67A; 67
B; 67c)とを有し、上記車台 (3)が、 (a) 上記駆動車両
(8)に草刈機(1; 1A; 1B;1C) を連結させる連結部材
(9; 9A; 9B) と、 (b) 上記連接部 (4)を介して草刈装
置(2; 2A)に外側端部が連結されている支持ビーム(1
4;14A; 14B) と、 (c) 第一連接部(20;20A; 20B) を
介して上記連結部材(9; 9A; 9B )に接続され且つ第二
連接部(21;21A; 21B) を介して支持ビーム(14;14A;
14B) に接続されている、草刈装置(2; 2A) と組み合わ
された二つの接続部材(15, 17;15, 17A; 15,17B)と、
(d) 輸送時に草刈装置 (2; 2A)を駆動車両 (8)の中間
軸線(62)の方向へ変位させるか、その反対方向へ変位さ
せるために上記構造を変形させる力を、連結部材 (9; 9
A; 9B)と支持ビーム(14; 14A; 14B)と、二つの接続部材
(15, 17; 15, 17A; 15, 17B) とによって形成される変
形可能な構造(22;22A; 22B) に加える駆動装置(88;
88A, 68A; 88B, 132,68B; 88B, 132) とによって構成
される、駆動車両 (8)に連結される草刈機(1;1A; 1B; 1
C) において、 上記駆動装置(88; 88A, 68A; 88B, 132,68B; 88B, 13
2) が上記の変形可能な構造(22; 22A; 22B)に直接力を
加える第一ジャッキ(88; 88A; 88B)と、上記の変形可能
な構造(22; 22A; 22B)に間接的に力を加える第二ジャッ
キ (68; 68A; 68B; 68C)とで構成され、第一ジャッキ(8
8; 88A; 88B)と第二ジャッキ (68; 68A;68B; 68C)とは
油圧回路を介して直接接続されており、この第二ジャッ
キの長さが、ある値の所から、草刈装置 (2; 2A)の回動
量に比例して変化することを特徴とする草刈機。 - 【請求項2】第一ジャッキ(88; 88A; 88B)が第二ジャッ
キ(68; 68A; 68B)と直列に接続されている請求項1記載
の草刈機。 - 【請求項3】第一ジャッキ(88; 88A) が複動式のジャッ
キである請求項2記載の草刈機。 - 【請求項4】第二ジャッキ(68)が単動式のジャッキで、
第一ジャッキ(88)のチャンバ (101,102)の一方が加圧流
体源(8')に接続されている請求項3記載の草刈機。 - 【請求項5】第二ジャッキ (68A)が複動式のジャッキ
で、第一ジャッキ (88A)と第二ジャッキ (68A)が閉回路
で接続されている請求項3記載の草刈機。 - 【請求項6】第一ジャッキ(88B)が変形可能な構造 (22
B)に一方向から作用する単動式ジャッキであり、変形可
能な構造 (22B)に反対方向から作用する駆動部材 (132)
をさらに有する請求項2記載の草刈機。 - 【請求項7】第二ジャッキが第一ジャッキ(88B)と閉回
路で接続された単動式のジャッキである請求項6記載の
草刈機。 - 【請求項8】第二ジャッキ(68B)が複動式のジャッキ
で、そのチャンバ(106B, 124B)の一つ(106B)が加圧流体
源(8')に接続される請求項6記載の草刈機。 - 【請求項9】上記駆動装置が弾性変形可能な部材 (132)
で構成されている請求項6〜8のいずれか一項に記載の
草刈機。 - 【請求項10】第二ジャッキ(68; 68B) が操作部材 (67;
67A)を構成する請求項2〜9のいずれか一項に記載の草
刈機。 - 【請求項11】第二ジャッキ(68C)が単動式のジャッキ
で、操作部材 (67C)を構成し、第一ジャッキ(88B)も第
二ジャッキ(68C)に並列に接続された単動式ジャッキで
あり、この単動式ジャッキは変形可能な構造 (22B)に一
方向から力を加え、また、この変形可能な構造 (22B)に
反対方向から力を加える駆動装置 (132)をさらに有する
請求項1記載の草刈機。 - 【請求項12】上記駆動装置が弾性変形可能な部材 (132)
で構成されている請求項11記載の草刈機。 - 【請求項13】上記二つのジャッキ(88B、68C)が流量分配
器 (134)を介して加圧流体源(8')に連通している請求項
11または12のいずれか一項に記載の草刈機。 - 【請求項14】第二ジャッキ(68; 68A; 68B; 68C)が、
作業時に変形可能な構造の変形に影響を与えずに、支持
ビーム(14; 14A; 14B)に草刈装置を接続している連接部
(4)を中心として草刈装置 (2; 2A)を回転させることが
できる接続要素 (70; 125)を介して草刈装置 (2; 2A)に
接続されている請求項1〜12のいずれか一項に記載の草
刈機。 - 【請求項15】変形可能な構造(22; 22A; 22B)の作業位置
での変形を、第一ロック部材(100;127)でロックする請
求項1〜14のいずれか一項に記載の草刈機。 - 【請求項16】第一ロック手段が、第一ジャッキ(68; 68
A) が加圧状態にあるチャンバ(102;102A) から加圧流体
が出るのを阻止するチェックバルブ (100)で構成されて
いる請求項15記載の草刈機。 - 【請求項17】第一ジャッキが複動式のジャッキであり、
チェックバルブが、第一ジャッキの他方のチャンバと連
通した導管中の圧力で案内されるパイロット式チェック
弁である請求項16記載の草刈機。 - 【請求項18】変形可能な構造(22; 22A; 22B)の輸送位置
での変形が、第二ロック手段(99,107; 127) によって
ロックされる請求項1〜14のいずれか一項に記載の草刈
機。 - 【請求項19】輸送時に第二ロック手段(99、107)の作用
を無効にして、上記チャンバ(101;101A) からの加圧流
体の流出を防止するように、第二ロック手段 (99, 107)
が第一ジャッキ(88; 88A) のチャンバ(101; 101A) と連
通した導管(103; 97; 122,97) に作用する請求項18記
載の草刈機。 - 【請求項20】第一ジャッキが複動式のジャッキであり、
第二ロック手段が、輸送時に一杯になる第一ジャッキの
チャンバと連通した導管に設けられたチェックバルブ
と、草刈装置が輸送位置にある時に支持ビームに対する
草刈装置の回動をロックする機械的ロックとによって構
成され、上記チェックバルブの開放が第一ジャッキの他
方のチャンバと連通した導管中の圧力でパイロットされ
るような請求項19記載の草刈機。 - 【請求項21】弾性変形可能な部材 (112)が、輸送位置か
ら作業位置へ変位する際の草刈装置(2; 2A) の下降運動
を開始させる請求項1〜20のいずれか一項に記載の草刈
機。 - 【請求項22】第一ジャッキ(88; 88A; 88B)が連結部材
(9; 9A; 9B)と接続部材(15, 17; 15,17A; 15, 17B) の
一方(17; 17A; 17B) との間に延びている請求項1〜21
のいずれか一項に記載の草刈機。 - 【請求項23】接続部材(15, 17; 15,17A; 15, 17B) の一
方(17; 17A; 17B) が支持部材を構成し、この支持手段
を介して連結部材 (9; 9A; 9B)が支持ビーム(14; 14A;
14B)と草刈装置(2; 2A)とを支持し、他方の接続部材(1
5)が始動部材となり、第一ジャッキ(88; 88A; 88B)が連
結部材 (9; 9A; 9B)と支持部材(17;17A; 17B)とに接続
されている請求項22記載の草刈機。 - 【請求項24】支持部材(17; 17A; 17B)が、草刈装置(2;
2A)に接続されている端部とは反対側の支持ビーム(14;
14A; 14B)の端部に接続されており、他の接続部材(15)
がこの支持部材(17; 17A; 17B)と草刈装置(2; 2A)との
間の区域へ延び且つ安全タイビームによって形成されて
おり、このタイビームの長さが、その両端に所定の引張
り応力が加わってから増加できるような請求項23記載の
草刈機。
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