JP3209373B2 - 動的重量軽減装置を有する草刈り機 - Google Patents
動的重量軽減装置を有する草刈り機Info
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Description
る。
は、作業時に作業方向を横切る方向に延びる切断機構
と、トラクタに連結するための連結構造と、前方を向い
た幾何学軸線を有する第1のジョイント(このジョイン
トは上方を向いた第3の幾何学軸線を中心として連結構
造に対して回転することもできる)を介して連結構造に
接続され且つ前方を向いた幾何学軸線を有する第2のジ
ョイントを介して切断機構に接続された支持ビームと、
この支持ビームと上記連結構造との間に配置された正常
な作業条件下では第3の幾何学軸線を中心とした支持ビ
ームの回転を阻止する少なくとも作業方向に沿ったほぼ
鉛直平面内にある保持具とを有し、作業時には支持ビー
ムと保持具との接続部が第1のジョイントの幾何学軸線
の高さより低い位置にある。
は、作業時、作業の進行方向を横切る方向に延びている
切断機構と、トラクタに連結されるための連結構造と、
一方が前方を向いた幾何学軸線を有する第1のジョイン
ト(このジョイントは上方を向いた第3の幾何学軸線を
中心として連結構造に対して回転することもできる)を
介して連結構造体に接続され且つ他方が前方を向いた幾
何学軸線を有する第2のジョイントを介して切断機構に
接続された支持ビームと、支持ビームと上記連結構造と
の間に配置された正常な作業条件での第3の幾何学軸線
を中心にした支持ビームの回度を阻止する保持具とを有
し、保持具を支持ビームに接続する接続部は第1のジョ
イントの幾何学軸線と少なくともほぼ同じ高さか、それ
より上方にある。
る。これらの草刈り機の支持ビームは安全タイビームに
よって連結構造体に対して作業位置に保持されている。
この安全タイビームは連結構造体まで作業方向と平行且
つ前方へ延びて、正常な作業条件での支持ビーム(従っ
て切断機構)の鉛直な方向を向いた第3の幾何学軸線の
周りでの後方回転を阻止している。上記2つの形式の草
刈り機では、連結構造体の上部と支持ビームとの間に重
量軽減バネが設けられている。この重量軽減バネは切断
機構が作業時に地表に加える力を減らす役目をする。
つの形式の草刈り機の切断機構の重量軽減装置の改良に
ある。
形式の草刈り機の保持具が作業時に上方かつ前方に大き
く傾斜するように配置される。本発明の保持具は以下の
ようにして切断機構の重量を軽減する。すなわち、作業
時には切断機構は一定の力で地表上に乗っている。前進
時には、この力によって前進抵抗力が生じる。本発明で
は、この前進抵抗力を利用して切断機構の重量を軽減す
る。すなわち、この前進抵抗力は支持ビームを上方を向
いた軸線を中心として後方へ回転させようとする。その
結果、保持具内に応力が生じる。しかし、本発明では保
持具は大きく傾斜しているので、この応力によって支持
ビームの外側端部すなわち切断機構を持ち上げようとす
るほぼ鉛直な成分が生じる。
具は少なくともほぼ作業方向に沿った方向を向いた鉛直
平面内に延びている。そのため、保持具内の応力によっ
て第1のジョイントの幾何学軸線を中心とした有害なト
ルク(このトルクは切断機構が地表に加える応力を大き
くする恐れがある)は生じない。本発明の第2の形式の
草刈り機では、保持具と支持ビームとの接続部が第1の
ジョイントと少なくともほぼ同じ高さか、その上方にあ
るので、保持具内の応力の水平成分によって第1のジョ
イントの幾何学軸線を中心とした有害なトルクは生じな
い。特に、第1のジョイントの幾何学軸線の上方に接続
されている場合には、切断機構の重量軽減度合が大きく
なる。
断機構が動的に重量軽減される。保持具の寸法は小さ
く、その機構は比較的単純であるため、本発明の保持具
は比較的容易に作ることができる。草刈り機が取外し位
置にある時には保持具には応力が加わらないため、連結
構造体は第1のジョイントの幾何学軸線を中心として支
持ビームに対して回転することができ、従って、草刈り
機のトラクタへの連結が大幅に容易になる。
ムとの接続が第1のジョイントの幾何学軸線と第2のジ
ョイントの幾何学軸線との間で行われる点にある。この
接続部は切断機構に接続された支持ビームの外側半分に
あるのが好ましい。特に重要な実施例では、この接続部
は第1のジョイントの幾何学軸線と第2のジョイントの
幾何学軸線との間の距離の約3分の2の位置にある。ま
た、作業時の前進方向を考慮して、この接続部は支持ビ
ームの前方面に設けられている。
向を向いた鉛直平面内の保持具の正射影(投影面)が水
平線と20〜70°の範囲の角度を成している点にある。こ
れによって切断機構を動的に良好に重量軽減することが
てきる。この角度が約45°の時に特に好ましい重量軽減
効果が得られる。
かつ上方へ延びてた保持具が連結構造体の下部に接続さ
れている。その結果、連結構造体は、トラクタの3つの
連結点に接続される2つの下方連結点と、1つの上方連
結点とを有する全体として三角形を形成する。保持具は
切断機構の正面の下方連結点の近傍で連結構造体に接続
されている。
具は前方へ延び、上方から見た場合第1のジョイントの
幾何学軸線の方向へ延びている。上方から見た場合、こ
の保持具は作業方向に対して約60°の角度を形成してい
る。また、この第2の形式の草刈り機では連結構造体が
上方ビームを備えた横木で構成され、保持具は、切断機
構の方を向いた上方ビームの縦方向端部の近傍で横木に
接続されている。本発明の第1の形式の草刈り機の場合
と同様に、この第2の形式の草刈り機の連結構造体もト
ラクタの3点連結部に接続される3つの連結点を有して
いる。
連結構造体の各々異なる高さに設置された一連の複数の
連結点で連結構造体に接続されて、接続点を単に変える
だけで重量軽減応力を変えることができるようになって
いる。本発明の重要な実施例では、保持具は一方が第1
の玉継手接続を介して連結構造体に関節接続され、他方
が第2の玉継手接続を介して支持ビームに関節接続され
た連接棒で構成される。この保持具は切断機構が障害物
に遭遇した時に切断機構を後方に回転させる安全タイビ
ームにするのが好ましい。
沿って見た場合に第1のジョイントの幾何学軸線が連結
構造体の3つの連結点で区画された三角形の少なくとも
ほぼ中心にある点にある。また、第1のジョイントの幾
何学軸線と第3の幾何学軸線とは少なくともほぼ一点で
交わる。第1の形式の草刈り機では、第2のジョイント
は切断機構の下方部に設置されている。逆に、第2の形
式の草刈り機では、第2のジョイントは切断機構の上方
部に設置されいてる。しかし、第2の形式の草刈り機で
第2のジョイントを切断機構の内側端部の近傍まで延ば
すこともできる。従って、本発明の保持具は特に切断機
構の内側端部の重量を軽減する。
量が重量軽減具によって軽減される点にある。第2のジ
ョイントが切断機構の内側端部の近傍にある本発明の実
施例では、重量軽減具は連結構造体と切断機構との間に
ある。そうすることによって、切断機構の外側端部の重
量も軽減される。2つの形式の草刈り機では、輸送時に
切断機構を引き上げた位置へ移動させるための操縦部材
を連結構造体と切断機構との間に設けられる。取外しの
時には、切断機構は地表上で縦方向に延び、支持ビーム
はスタンドによって地面の上に保持される。
によって切断された作物を処理する装置を備えていても
よい。本発明の上記以外の特徴は添付図面を参照した以
下の2つの実施例の説明から明らかになろう。しかし、
本発明が下記の実施例に限定されるものではない。
いる。この草刈り機(1) は農業用トラクタ(2) に連結さ
れる。この草刈り機(1) は、主として、連結構造体(4)
および支持ビーム(5) を有するシャーシ(3) と、切断機
構(6) とで構成されている。連結構造体(4) の正面部分
には農業用トラクタ(2) の引上げ装置(9) の3つの連結
点(8) に接続される3つの連結点(7) が設けられてい
る。作業時に上方から見た場合、支持ビーム(5) は作業
の進行方向(10)を横切る方向に延び且つ少なくとも連結
構造体 (4)とほぼ同じ高さの所にある。支持ビーム(5)
の縦方向の一端部は第1のジャーナル(11)を介して連結
構造体(4) に関節接続されている。第1のジャーナル(1
1)の幾何学軸線(11A) は前方を向いており、また、作業
の進行方向(10)に沿って見た場合、少なくとも連結構造
体(4) の3つの連結点(7) によって規定される三角形の
中心近くにある。シャーシ(3) の支持ビーム(5) の他方
の縦方向の端部は、幾何学軸線(12A) が前方を向いてい
る第2のジャーナル(12)を介して切断機構(6) の縦方向
内側端部(81)に関節接続されている。このシャーシ(3)
によって、作業時には切断機構(6) をトラクタ(2) の進
路の横へ延し、しかも、地面の凹凸に容易に合わせるこ
とができる。
には支持構造体(14)が装着されている。図1〜4に示す
ように、切断棒(13)には複数のディスク(15)が取付けら
れている。ディスク(15)の外周縁部には切断具(16)が取
付けられている。これらのディスク(15)は作業時には上
方を向いた幾何学軸線を中心として回転する。また、当
業者に公知のように切断棒(13)の縦方向両端部のディス
ク(15)にはドラム(17)が取付けられている。各ドラム(1
7)はディスク(15)と同じ幾何学軸線を中心として回転す
る。2つのドラム(17)は切断具(16)によって切断された
作物の刈り取り幅を規定する。
(14)は保護具(18)(図2の破線) を支持する。支持構造
体(14)は、切断機構(6) の下側の反転ケーシング(19)を
介して切断棒(13)に固定されている。この反転ケーシン
グ(19)は2つの機能を有し、その1つは切断棒(6) を支
持ビーム(5) に接続する機能であり、他方の機能はディ
スク(15)とドラム(17)とを駆動する駆動部材の一部を収
容する機能である。実際には、反転ケーシング(19)は第
2のジャーナル(12)を構成する2つの円筒形軸受(20)を
有し、これらの軸受(20)は支持ビーム(5) と一体なカバ
ー(21)のフランジの内部を回転する。当業者に公知のよ
うに、この円筒形軸受(20)では駆動軸(22)が回転案内さ
れる。この駆動軸(22)の回転軸は第2のジャーナル(12)
の幾何学軸線(12A) と一致している。切断棒(13)のディ
スク(15)とドラム(17)とを回転駆動させるのはこの駆動
軸(22)である。
外側へ延び、滑車(23)に回転接続されている。この滑車
(23)は運動をトラクタの動力取り出し装置(図示せず)
から反転ケーシング(19)の駆動軸(22)まで伝達する草刈
り機(1) の動力伝達部材の一部を成している。なお、こ
の動力伝達部材には自在継手(24)を有する動力伝達軸(2
4)(図2)、滑車(25)およびベルト(26)が含まれる。動
力伝達軸(24)は支持ビーム(5) に関節接続された滑車(2
5)に回転接続されている。滑車(25)の回転軸線は、少な
くとも草刈り機(1) が草刈り位置にある時(図1、図
2)の作業の進行方向(10)にほぼ沿った方向を向いてい
る。滑車(25)から滑車(23)までの運動の伝達はこれらの
滑車(23, 25)にかけられたベルト(26)によって行われ
る。滑車(23,25) とベルト(26)の一部分は保護カバー(2
7) (破線) で囲まれている。
刈り機(1) のシャーシ(3) は、所望時に第1のジャーナ
ル(11)の幾何学軸線(11A) を中心とした連結構造体(4)
に対する支持ビーム(5) の相対的回転をロックするため
のロック部材(28)を備えている。このロック部材(28)は
パイプ(30)とロッド(tringle)(31) と差し錠(32)とを有
する調整器(limiteur)(29)で構成されている。パイプ(3
0)はの縦方向一端部は第1のジャーナル(11)の幾何学軸
線(11A) に対して少なくともほぼ平行な幾何学軸線を有
する関節継手(33)(図5)を介して連結構造体(4) の上
部に接続されている。ロッド(31)の一部はパイプ(30)の
内部を摺動する。ロッド(31)には、縦方向軸線がパイプ
(30)の縦方向軸線と少なくともほぼ一致した長孔(34)が
形成されており、この長孔(34)にはパイプ(30)に固定さ
れた軸(35)が貫通していて、パイプ(30)内でのロッド(3
1)の並進運動を制限している。パイプ(30)の外側へ延び
たロッド(31)の他方の縦方向端部は、上記の場合と同様
に、少なくとも第1のジャーナル(11)の幾何学軸線(11
A) とほぼ平行な幾何学軸線を有する関節継手(36)を介
して支持ビーム(5) の中央部分に接続されている。すな
わち、調整器(29)は支持ビーム(5) の第1のジャーナル
(11)の幾何学軸線(11A) を中心とした連結構造体(4) に
対する回転を制限し且つ切断機構 (6)を支持ビーム(5)
に接続している第2のジャーナル(12)の下方移動を制限
している。従って、使用者は、例えば輸送時に、トラク
タ(2) の引上げ装置(9) を駆動して調整器(29)を最大限
に伸ばして (図5)、切断機構(6) を引き上げることが
できる。
り入れ(andain)」位置にロックすることができる。その
ため、差し錠(32)は少なくとも支持ビーム(5) に調節器
(29)のロッド(31)を接続している関節継手(36)の幾何学
軸線とほぼ一致した幾何学軸線を有するピボット接続(3
7)を介して支持ビーム(5) に関節接続されている。従っ
て、差し錠(32)は、ロッド(31)がパイプ(30)の内部を滑
動するロック解除位置から差し鎖(32)がパイプ(30)の外
部へ延びたロッド(31)の一部を被うロック位置まで幾何
軸軸線を中心として回転することができる。鎖錠位置で
は差し錠(32)がパイプ(30)内部でのロッド(31)の並進運
動を完全に阻止し、従って、ロック部材(28)がロックさ
せる。
置へ戻される。このバネ(38)は支持ビーム(5) と差し錠
(32)との間に配置されている。逆に、ユーザは遠隔制御
機構(39)を用いて差し錠(32)を少なくとも一時的にロッ
ク位置に維持することができる。図1〜図5に示すよう
に、遠隔制御機構(39)は細紐(40)で、この細紐(40)の一
端はトラクタ(2) で使用者が操作でき、他端は差し錠(3
2)をロック位置へ回転させる挿錠(loquet)(41)に接続さ
れている。すなわち、差し錠(32)は軸(43)を有し、使用
者が細紐(40)を引っ張った時にはこの軸を介して挿錠(4
1)は差し錠(32)をロック位置へ回動させる。挿錠(41)は
少なくとも差し錠(32)のピボット接続の幾何学軸線(37)
とほぼ一致した幾何学軸線を有するピボット接続(42)を
介して支持ビーム(5) に関節接続されている。従って、
草刈り機(1) が刈り入れ位置にある時に使用者は細紐(4
0)を引っ張って調節器(29)をロックすることができる。
直ちに挿錠(41)は支持ビーム(5) に固定されたバネ(44)
の力でその初期位置へ回動する。切断機構(6) が第2の
ジャーナル(12)の幾何学軸線(12A) を中心として回動さ
れて輸送時の引上げ位置(図3)にある時には挿錠(41)
が切断機構(6) をさらにロックするのが好ましい。実際
には、図3に示すように、切断機構(6) の支持構造体(1
4)には細紐(40)が緩んだ時に挿錠(41)が引っ掛かる引っ
掛け具(45)が設けられている。従って、切断機構(6) を
輸送用の引上げ位置で容易にロックすることができる。
切断機構(6) のロックを解除するには、細紐(40)を引い
てバネ(44)に逆らって挿錠(41)を回動させればよい。
(46)によってロック位置に維持されている。この維持部
材(46)は切断機構(6) の支持構造体(14)に固定されてい
て、切断機構(6) が引上げ位置にある時に差し錠(32)を
ロック位置に維持する。従って、切断機構(6) が引上げ
られると、直ちにロック部材(28)はロックされ、支持ビ
ーム(5) の第1のジャーナル(11)の幾何学軸線(11A) を
中心とした連結構造体(4) に対する回動が阻止される。
また、ロック部材(28)の差し錠(32)にはゴム製ストッパ
ーの形をした弾性変形可能な部材(48)が取付けられてい
る。切断機構(6) が輸送位置へ来る運動の最後に、切断
機構(6) の維持部材(46)はこの止め具(48)を僅かに圧縮
する。それによって、切断機構(6) が輸送位置から刈り
入れ位置へ移動する時の運動の開始が可能になる。
ほぼ水平に延びる刈り入れ位置から引上げた輸送位置へ
切断機構を移動させる場合には操作部材(49)を用いる。
図示した実施例では操作部材(49)が単動式の油圧ジャッ
キ(50)で構成されている。この油圧ジャッキ(50)の縦方
向一端部は関節継手(51)(図2)を介して連結構造体
(4) に接続されており、他方の縦方向端部は、回動レバ
ー(52)を介して切断機構(6) の支持構造体(14)に接続さ
れている。この回動レバー(52)は軸(53)を介して切断機
構(6) に接続され、追加の軸(54)を介して油圧ジャッキ
(50)に接続されている。油圧ジャッキ(50)を連結構造体
(4) に接続している関節継手(51)と、ロック部材(28)の
パイプ(30)を連結構造体(4) へ接続している関節継手(3
3)とは少なくともほぼ同軸である。
は、切断機構(6) は地面に縦方向に延び、支持ビーム
(5) は取外し具(55)で支持される。図示した実施例で
は、取外し具(55)は第1のジャーナル(11)の幾何学軸線
(11A) に少なくともほぼ平行な幾何学軸線を有する接続
ピボット(57)を介して第1のジャーナル(11)の近傍で支
持ビーム(5) に接続されたスタンドである。このスタン
ド(56)は支持ビームを支持する取外し位置からスタンド
(56)が引っ込む輸送・作業位置へ回動することができ
る。草刈り機(1) が取外し位置にある図4ではロック部
材(28)もロック解除されていることは理解できよう。す
なわち、この位置では連結構造体(4) を第1のジャーナ
ル(11)の幾何学軸線(11A) を中心として支持ビーム(3)
に対して回動させることができる。この構造にすること
によって、草刈り機(1) をトラクタ(2) の引上げ装置
(9) の3点(8) へ連結する操作が大幅に容易になる。
(6) の重量を軽減するための引っ張り具(58)を備えてい
る。この引っ張り具(58)は、連結構造体(4) と切断機構
(6)との間の延び、主として制御装置(60)と組み合わさ
れた引張りバネ(59)で構成されている。この引張りバネ
(59)の一端は少なくとも第2のジャーナル(12)の幾何学
軸線(12A) とほぼ平行な幾何学軸線を有する接続ピボッ
トを介して切断機構(6) に関節接続され、その他端部は
少なくとも引張りバネ(59)の縦方向の軸線とほぼ一致し
た幾何学軸線を有するタイビーム(62)を介して制御装置
(60)に接続されている。制御装置(60)は第1のジャーナ
ル(11)の幾何学軸線(11A) と少なくともほぼ平行な幾何
学軸線を有する接続ピボット(63)を介して連結構造体
(4) に関節接続されている。本発明のこの実施例では、
制御装置(60)を連結構造開(4) に接続するピボット接続
(63)と油圧ジャッキ(50)を連結構造体(4) に接続する関
節継手(51)とがほぼ同軸であるのが好ましい。
されている。この制御装置によって取外し時に引張りバ
ネ(59)の作用を無効にすることができ、従って、連結構
造体(4) を第1のジャーナル(11)の幾何学軸線(11A) を
中心として回動させることができる。そのために制御装
置(60)は引っ込み可能な止め具(64)を有している。この
止め具(64)はタイビーム(62)の肩部(65)と接触可能で、
2つの位置を取ることができる。すなわち、タイビーム
(62)の肩部(65)が止め具(64)と当接する作業位置(この
位置では、引張りバネ(59)が切断機構(6) の重量を軽減
することができる)と、止め具(64)が引っ込んだ取外し
位置(この位置では、切断装置(6) が地表上に縦方向に
延びている時にタイビーム(62)を制御装置(60)内で並進
させることができる)との2つの位置を取ることができ
る。タイビーム(62)は円筒形接続部(66)を介して制御装
置(60)の内部で案内され、その縦方向一端部は引っ張り
バネ(59)と一体な接続部品(67)にネジ止めされているの
が好ましい。この配置にすることによって、タイビーム
(62)を引張りバネ(59)の接続要素(67)内に深くネジ止め
するか、浅くネジ止めするかによって引張りバネ(59)の
重量軽減力を容易に調節することができる。
配置され、止め具(64)の取外し位置への配置は遠隔制御
装置(69)で行われる。図1、3、4、6、7および8に
示すように、止め具(64)とそのバネ(68)とは組み合わさ
れて板ばね(70)を形成し、その自由端がフォーク状をし
ているのが好ましい。これらの図面のいくつかに見られ
るように、制御装置(60)の遠隔制御装置(69)はスタンド
(56)を用いて駆動される。すなわち、スタンドが作業位
置にある時に引張りバネ(59)が切断機構(6) の重量を軽
減し、スタンド(56)か取外された位置にある時には引張
りバネ(59)の作用が無効化される。そのため、本発明の
この実施例では、制御装置(60)の遠隔制御装置(69)はジ
ャケット(71)とその内部に収容されたケーブル(72)とで
構成されており、ケーブル(72)の一端はスタンド(56)に
接続され、他端は制御装置(60)の止め具(64)に接続され
ている。従って、スタンド(56)をその作業位置から取外
し位置へ移動し、また、この逆に移動すると、ケーブル
(72)がジャケット内を移動し、止め具(64)がタイビーム
(62)に接近・離反する。
機(1) の連結構造体(4) は3つの連結点(7) を支持する
全体として三角形のフレーム(73)と、このフレーム(73)
を第1のジャーナル(11)に接続する接続装置(74)とによ
って構成されている。この接続装置(74)は鉛直なジャー
ナル(75)を有し、このジャーナル(75)は下端部が第1の
ジャーナル(11)に接続され、また、鉛直な幾何学軸線(7
6A) を有する接続ピボット(76)を介して連結構造体(4)
のフレーム(73)に関節接続されている。また、接続装置
(74)のジャーナル(75)の上端部には引張り部材(58)の制
御装置(60)と、ロック部材(28)のパイプ(30)と、油圧ジ
ャッキ(50)の縦方向端部とが固定されている。この配置
によって、切断機構(6) および支持ビーム(5) は接続装
置(74)の接続ピボット(76)の幾何学軸線(76A) を中心と
してフレーム(73)に対して回転自在に装着されている。
連結構造体(4) のフレーム(73)との間に配置された保持
具(77)(図2、図9)を有している。この保持具(77)
は、正常な作業条件で、接続ピボット(76)の幾何学軸線
(76A) を中心とする支持ビーム(5) の回動を阻止してい
る。作業方向に沿って見た場合、保持具(77)の支持ビー
ム(5) への接続部(79)は第1のジャーナル(11)の幾何学
軸線(11A) の高さより低く、第1のジャーナル(11)の幾
何学軸線(11A) と第2のジャーナル(12)の幾何学軸線(1
2A) との間の距離の約3分の2の位置にある。また、接
続部(79)は支持ビーム(5) の前面に設けられている。図
2、図9に示すように、保持具(77)は作業時に上方且つ
前方に大きく傾くように取付けられている。すなわち、
保持具(77)は少なくともほぼ作業の進行方向(10)に沿っ
た方向に延びた鉛直平面(80)内にあり、水平線に対して
約45°の角度(β)(図9)を成している。保持具(77)の
縦方向の端部は切断機構(6) に対する下側連結点(7) の
近傍で連結構造体(4) のフレーム(73)に接続されてい
る。
作業時には切断機構(6) は地面に一定の力を加えてい
る。前進時には、この力が前進に対する抵抗力を生じさ
せる。本発明ではこの抵抗力を切断機構(6) の内側端部
(81)の重量軽減のために利用する。すなわち、前進に対
するこの抵抗力によって、支持ビーム(5) を接続ピボッ
ト(76)の幾何学的軸線(76A) を中心として後方へ回転さ
せる力が生じる。その結果保持具(77)に引張り応力(82)
が生じる。しかし、保持具(77)は大きく傾斜しているの
で、この引っ張り応力(82)は実質的に鉛直な成分(83)を
生じさせる。この鉛直成分によって支持ビーム(5) の外
側端部すなわち切断機構(6) の内側端部(81)には引上げ
力が加わる。
する。草刈り機(1) は連結構造体(4) を介してトラクタ
(2) の引上げ装置(9) の3つの連結点(8) に接続され、
自在継手(24)を有する伝動シャフトはトラクタ(2) の動
力取り出し装置(図示せず)に接続される。作業時に
は、切断機構(6) が、図1、図2に示す作業位置へ延び
る。トラクタ(2) は草刈り機(1) を作業の進行方向(10)
へ移動させ、動力取り出し装置は伝動装置(24, 25, 26,
23, 22)と、反転ケーシング(19)および切断棒(13)の内
部に収容された各種の駆動部材を介してディスク(15)を
回転駆動する。ディスク(15)の切断具(16)は回転して切
断区域内の収穫作物を切断し、ドラム(17)は切断機構
(6) の後方に置かれる切断済みの作物の切断幅を決定す
る。
幾何学軸線(11A) を中心としてわずかに回動し、切断機
構(6) は第2のジャーナル(12)の幾何学軸線(12A) を中
心として支持ビーム(5) に対して回動するので、切断機
構(6) を刈り取るべき地面の凹凸に合わせることができ
る。前進時には、保持具(77)は切断機構(6) の前進抵抗
力を利用して切断装置(6) の内側端部(81)の重量を軽減
する。引張りバネ(59)は地面上に位置する切断機構(6)
の外側端部の力を小さくする。保持具(77)は少なくとも
ほぼ作業の進行方向(10)に沿った方向を向いた鉛直平面
(80)内にほぼ延びているので、保持具(77)の引張り応力
(82)は第1のジャーナル(11)の幾何学軸線(11A) 周りの
有害なトルクを生じさせない。
ク(15)の回転を停止する。草刈り機(1) を輸送位置にす
るには、先ず、トラクタ(2) の引上げ装置(9) の3つの
連結点(8) を上げる。それによって第1のジャーナル(1
1)の幾何学軸線(11A) を中心とした支持ビーム(5) の下
方への回動がロック装置(28)の調節器(29)によって停止
され、回動レバー(52)が反転ケーシング(19)に形成され
た当接面(78)に当たって止まる。この状態で草刈り機
(1) を上げることができる。次に、切断機構(6)が地表
上に少なくともほぼ水平に延びている刈り入れ位置(図
示せず)で遠隔制御装置(39)を駆動して挿錠(41)をロッ
ク解除位置へ回転させる(図5)。それによって挿錠(4
1)が差し錠(32)を輸送用ロック錠位置へ駆動する。この
遠隔制御装置(39)への力を維持した状態で、操作部材(4
9)を用いて第2のジャーナル(12)の幾何学軸線(12A) を
中心とした切断機構(6) の回動をすることができる。切
断機構(6) を引き上げた輸送位置になった時に遠隔制御
装置(39)の作用を停止して挿錠(41)をバネ(44)の力で切
断機構(6) の引っ掛け具(45)に引っ掛ける。また、切断
機構(6) の維持具(46)は弾性変形可能な部材(47)を圧縮
して差し錠(32)をロック鎖錠に保持する。この状態で輸
送を開始することができる。このようにして、切断機構
(6) は連結構造体(4) に対して不動化され、切断機構
(6) の揺れは大幅に少なくなる。
は、使用者は先ず取外し具(55)を取外し位置にする。そ
の結果、取外し具(55)を制御装置(60)に接続している遠
隔制御装置(69)によってタイビーム(62)から止め具(64)
が離れる。図3に示すように、タイビーム(62)の肩部(6
5)は止め具(64)と接触していないので、上記操作は完全
にできる。次に、使用者は別の遠隔制御装置(39)を駆動
して挿錠(41)を切断機構(6) の引っ掛け装置(45)から離
す。その結果、切断装置(6) のロックが外れる。ここ
で、使用者が油圧ジャッキ(50)の油をトラクタ(2) に戻
す命令を出すと、切断機構(6) に加わる弾性変形可能な
部材(47)の力で第2のジャーナル(12)の幾何学軸線(12
A) を中心とした切断機構(6) の回動が開始させる。そ
の際、トラクタ(2) へ戻る油圧ジャッキ(50)の油の流れ
によって切断機構(6) は緩衝されながらその自重によっ
て刈り入れ位置の方へ回動する。切断機構(6) が一定角
度まで回動すると直ちに使用者が遠隔制御装置(39)を停
止させる。その結果、挿錠(41)がバネ(44)の力で開始位
置の近傍へ戻されると同時に、差し錠(32)が別のバネ(3
8)の力でロック解除位置へ移動させる。
キ(50)のロッドが完全に出ると停止する。次に、トラク
タ(2) の引上げ装置(9) の3つの連結点(8) を低くして
切断機構(6) を地面と接触させる。引上げ装置をさらに
低くすると支持ビーム(5) は第1のジャーナル(11)の幾
何学軸線(11A) を中心にして回動し、それによって、反
転ケーシング(19)の支持面(78)から回転レバー(52)を遠
ざけることができる。この実施例では、スタンド(56)が
地面に支持されている時、すなわち調節器(29)の軸(35)
が少なくともほぼロッド(31)の長孔(34)の中間にある時
に、支持ビームの降下が停止する。この状態で草刈り機
(1) は切断機構(6) とスタンド(56)とを介して地面の上
に縦方向に延び、草刈り機(1) をトラクタ(2) から外す
ことができる。図4に示すように、草刈り機(1) が取り
外された時には、引張りバネ(59)は緩み、タイビーム(6
2)は制御装置(60)の内部で並進移動することができる。
また、草刈り機(1) が取り外し位置にある時には、保持
具(77)には応力が加わっていないので、草刈り機(1) の
連結と取外しが容易になる。すなわち、取外し位置では
保持具(77)によって、調節器(29)または保持具(77)で許
される範囲内で第1のジャーナル(11)の幾何学軸線(11
A) を中心として支持ビーム(5) に対して連結構造体(4)
を回動することができる。
保持具の詳細な説明によって明らかになろう。草刈り機
(1) を取り外し位置から輸送位置へ移動させる場合に
は、上記の各操作を逆方向に行う。すなわち、必要な場
合には連結構造体(4) を第1のジャーナル(11)の幾何学
軸線(11A) を中心として回動させて、連結構造体の3つ
の連結点(7) をトラクタ(2) の引上げ装置(9) の3つの
連結点に接続する操作から始め、自在継手を有する伝動
シャフト(24)をトラクタ(2) の動力取り出し装置(図示
せず)に接続する。次に、トラクタ(2) の引上げ装置
(9) の3つの連結点(8) を引上げることによって草刈り
機(1) 全体を引き上げる。次に、使用者は遠隔制御装置
(39)を操作して調節器(29)をロックする。このロック状
態を維持しながら、操縦装置(49)を付勢して切断機構
(6) を輸送位置へ引き上げる。切断機構(6) が引き上げ
られた輸送位置になった後、使用者は遠隔制御装置(39)
の作用を止める。それによって挿錠(41)はバネ(44)の作
用で切断機構(6) の引っ掛け具(45)に引っ掛かる。ま
た、切断機構(6) の維持具(46)が弾性変形可能な部材を
圧縮し、差し錠(32)をロック位置に保持する。後は、手
で取外し具(55)を引っ込めればよい。それによって、遠
隔制御装置(69)を介して止め具(64)がタイビーム(62)に
接近する。これで、輸送を開始することができる。
先ず、遠隔制御装置(39)を用いて挿錠(41)を駆動し、そ
れと同時に、油圧ジャッキ(50)内の油をトラクタ(2) へ
戻す命令を出す。それによって切断機構(6) が刈り入れ
位置の方へ回転する。切断機構(6) が一定角度だけ回転
した時に遠隔制御装置(39)の作用を停止させる。これに
よって、挿錠(41)をバネ(44)の作用でその開始位置の近
傍に移動させることができ、差し錠(32)を他のバネ(38)
の作用でロック解除位置へ少なくともほぼ同時に移動さ
せることができる。油圧ジャッキ(50)のロッドが完全に
外に出ると、切断機構(6) の下方への回動は停止する。
次に、トラクタ(2) の引上げ装置(9) の3つの連結点を
低くして、切断機構(6) を地面に接触させる。しかし、
調節器(29)が半分開くまで引上げ装置(9) を続けて低下
させて、回転レバー(52)が反転ケーシング(19)の当接面
から離れ、調節器(29)の軸(35)がスタンド(31)の長孔(3
4)の少なくともほぼ中心にくるようにする。最後に、デ
ィスク(15)の回転を始めて作業を開始する。
一方が第1の玉継手接続(85)を介して支持ビーム(5) に
関節接続され、他方が第2の玉継手接続(86)を介して連
結構造体(4) に関節接続されたスタンド(bielle)(84)に
なっている。この保持具(77)は寸法が小さく、しかも、
機構が比較的単純であるので、製造するのが容易であ
る。この保持具(77)は切断機構(6) が障害物に遭遇した
時に切断機構(6) を後方へ回転させる安全タイビーム(8
7)を有しているのが好ましい。この安全タイビーム(87)
は、当業者に公知のように、互いに滑動自在に装着され
た2つの縦方向部分(88, 89)と、引き外し(declencheme
nt) 装置(90)とを有している。この引き外し装置は正常
な作業条件で2つの縦方向部分(88, 89)を互いに対して
低位置に保持する。
の実施例を示している。この草刈り機(101) は農業用ト
ラクタ(2) に連結され、上記草刈り機(1) とほぼ同じま
たは類似の手段を備えている (これらの手段の詳細は省
略してある) 。この草刈り機(101) は、主として、シャ
ーシ(103) と収穫機構(104) とで構成され、シャーシ(1
03) は、主として、連結構造体(105) と支持ビーム(10
6) とで構成されている。
の横木(107) の正面部分には農業用トラクタ(102) の3
つの連結点(109) に接続される3つの連結点(108) が設
けられている。横木(107) と支持ビーム(106) との間に
は輸送を容易にするために支持ビーム(106) および収穫
機構(104) をトラクタ(102) の中央平面の方へ移動させ
る位置決めアーム(110) が設けられている。そのため、
連結構造体(105) の位置決めアーム(110) の一方は少な
くともほぼ鉛直な幾何学軸線(112A)を有する円筒ジョイ
ント(112) を介して横木(107) の上方ビーム(111) の少
なくともほぼ中央に接続され、他方は少なくともほぼ鉛
直な幾何学軸線(113A)を有するジャーナル(113) を介し
て支持ビーム(106) の縦方向内側端部の近傍に接続され
ている。油圧ジヤッキの形をした位置決め部材(114) は
位置決めアーム(110) と収穫機構(104) の正面の横木(1
07) の端部との間に配置される。このように、位置決め
アーム(110) は少なくともほぼ作業方向(115) に沿った
方向に向いて延びている取外し位置・作業位置(図10、
図11) から、位置決めアーム(110) が横木(107) の上方
ビーム(11)に少なくともほぼ平行になる輸送位置(図示
せず)へ円筒ジョイント(112) の幾何学軸線(112A)を中
心として回転することができる。
場合には、支持ビーム(106) は作業の進行方向(115) を
横切る方向に、連結構造(105) と少なくともほぼ同じ高
さに延びている。支持ビーム(106) の縦方向内側端部は
前方を向き、作業の進行方向(115) に沿って見た場合、
連結構造体(105) の3つの連結点(108) によって規定さ
れた三角形の少なくともほぼ中心の近傍にある幾何学軸
線(116A)を有する第1の接続ピボット(116) を介してジ
ャーナル(113) の下方端部に関節接続されている。シャ
ーシ(103) の支持ビーム(106) の縦方向外側端部は前方
を向いた幾何学軸線(117A)を有する第2の接続ピボッ
ト(117) を介して収穫機構(104) の縦方向内側端部(12
4) に関節接続されている。この第2の接続ピボット(11
7) は収穫機構(104) の外側部分に配置されており、従
って、作業時には、2つの接続ピボット(116、117)の対
応する幾何学軸線(116A, 117B)は少なくともほぼ同じ高
さに延び、従って、支持ビーム(106) を少なくともほぼ
水平な方向に向けることができる。このシャーシ(103)
構造により収穫機構(104) は作業時にトラクタ(102)の
進路の側方に延し、地面の凹凸に容易に合わせることが
できる。
は切断棒(118) 、支持構造(119) および処理ロータ(12
0)(回転軸線しか図示してない) で構成され、切断棒(11
8) は外周縁部に切断具(123) を備えたディスク(122)
で構成される複数の切断装置群(121) を有している。各
ディスク(122) は上方を向いた幾何学軸線を中心にして
回転する。さらに、当業者に公知のように、切断棒(11
8) の縦方向両端部のディスク(122) にはそのディスク
と同じ幾何学軸線を中心にして回転するドラム(図示せ
ず)が装着されている。これらの2つのドラムは切断具
(121) によって切断された作物の流れを決定する役目を
する。切断棒(118) の上方には保護具(125)(図11に破線
で図示) を支持するための支持構造体(119) が延びてい
る。この支持構造体(119) は下方に延びた2つの側方壁
(138) を介して切断棒(118) に接続されている。
は切断棒(118) の後方に、少なくとも切断棒(118) の縦
方向軸線とほぼ平行に延びている。この処理ロータ(12
0) は支持構造体の側壁(138) の縦方向端部の近傍で回
転案内されて、切断装置(121)によって切断された作物
のコンディショニングをする。切断棒(118) の処理ロー
タ(120) とディスク(122) は草刈り機(101) が連結され
ているトラクタから回転駆動される。反転ケーシング(1
28) の駆動軸(127) は自在継手を有する伸縮シャフト(1
26) を介して動力取り出し装置(図示せず)によって駆
動される。駆動軸(127) は駆動部材(129) を介して処理
ロータ(120) に回転運動を伝達し、伝動部材(130) を介
して切断棒(118) のディスク(122) に回転運動を伝達す
る。
動を処理ロータ(120) に伝えるための駆動部材(129) は
一方が駆動軸(127) と一体で他方が反転ケーシング(12
8) の出力軸(132) と一体な円錐歯車対(13)と、作業の
進行方向(115) を横切る方向に延びた自在継手を備えた
伸縮シャフト(133) とを有している。この伸縮シャフト
(133) は反転ケーシング(128)の出力軸(132) の回転運
動を処理ロータ(120) に伝える。処理ロータ(120) の端
部は支持構造(119) の内側側壁(138) を貫通している。
反転ケーシング(128) の駆動軸(127) の回転運動は伝動
部材(130) を介して切断棒(118) のディスク(122) に伝
えられる。この伝動部材(130) は、主として、ベルト(1
36) が回転する1組の滑車(134、135)と、反転ケーシン
グ(137) とで構成され、収穫機構(104) の支持構造体(1
19) はこの反転ケーシングを介して支持ビーム(106) に
接続されている。
筒形軸受で構成され、この円筒形軸受は第2の接続ピボ
ット(117) を成し、回転軸が第2の接続ピボット(117)
の幾何学軸線(117A)と一致した駆動軸(139) が回転し
ながら案内される軸受の形をしている。ディスク(122)
と切断棒(118) のドラムはこの駆動軸(139) によって回
転駆動される。駆動軸(139) の後部は反転ケーシング(1
37) の外部に延び、伝動部材(130) の滑車(134、135)の
1つ(125)を支持している。もう1つの滑車(134) は連
結構造体(105) の近傍に配置された反転ケーシング(12
8) の駆動軸(127) に支持されている。この滑車(134)
の滑車(135) への運動伝動はこれらの滑車(134、135)上
を回転するベルト(136) によって行われる。保護カバー
(140)(破線で図示)はこれらの滑車(134、135)とベルト
(136) の一部分を囲んでいる。
は第1の接続ピボット(116) の幾何学軸線(116A)を中心
とした支持ビーム(106) の回転と、収穫機構(104) を支
持ビーム(106) に接続する第2の接続ピボットの下方へ
の移動を制限する役目をする調節器(141) を有してい
る。従って、例えば輸送時には使用者がトラクタ(102)
の引上げ装置に駆動させて、調節器(141) を最大限に伸
ばして収穫機構(104) を引き上げる。収穫装置(104) 全
体を引上げ、刈り入れ装置に維持するために引上げジャ
ッキ(142) が備えられている。この引上げジャッキ(14
2) は、幾何学軸線が第1の接続ピボット(116) の幾何
軸軸線(116A)に少なくともほぼ平行に延びているジョ
イント(144) を介して、その縦方向一端部が連結構造体
(105) のジャーナルの上端部の近傍に関節接続されてい
る。
少なくとも作業の進行方向(115) にほぼ沿った方向に向
いた長孔(145) が形成されている。この長孔(145) には
収穫機構(104) の支持構造(119) に固定された軸(146)
が貫通している。作業時には通常、軸(146) は長孔(14
5) の中間にある。従って、収穫機構(104) の高さ方向
への移動と、収穫機構の第2の接続ピボット(117) の幾
何学軸線(117A)を中心とした回転を妨げることはない。
さらに、使用者がトラクタ(102) の油圧引上げ装置に駆
動して草刈り機を刈り入れ位置に変える場合には、シャ
ーシ(103) および引上げジャッキ(142) の上端部が上方
へ移動し、長孔(145)の下端部を収穫機構(104) の軸(1
46) に対して移動させる。その結果、収穫機構(104)は
第2の接続ピボット(117) の幾何学軸線(117A)を中心
にして回転することはなくなり、地面から離れる。刈り
入れ位置では、収穫機構(104) をトラクタ(102) の中央
平面の方へ移動させる位置決めジャッキ(114) と、収穫
機構(104) を鉛直な輸送位置(図示せず)に回転させる
引上げジャッキ(142) とによって、草刈り機(101) を輸
送位置にすることができる。
収穫機構(104) は地面上を縦方向に延び、支持ビーム(1
06) は取外し具(147) を介して支持される(図10) 。こ
の実施例では、取外し具(147) はスタンド(148) であ
り、このスタンド(148) は第1の接続ピボット(116) の
幾何学軸線(116A)に少なくともほぼ平行な幾何学軸線を
有する円筒形ジョイント(149) を介して第1の接続ピボ
ット(116) の近傍で支持ビーム(106) に接続されてい
る。スタンド(148) は、スタンド(148) が引っ込んでい
る輸送・作業位置から、スタンド(148) が支持ビーム(1
06) を支持する取外し位置へ回転することができるよう
になっている。取外し位置では、連結構造体(105) を第
1の接続ピボット(116) の幾何学軸線(116A)を中心と
して支持ビーム(106) に対して回転させることができ
る。この配置にするよって、草刈り機(101) をトラクタ
(102) の3つの連結点(109) へ接続する操作が大幅に容
易になる。
の重量を軽減するための重量軽減装置(150を)を備えて
いる。この重量軽減装置(150) は連結構造体(105) のジ
ャーナル(113) の上端部と支持構造体(119) の内側端部
との間に延びている。重量軽減装置(150) は、主とし
て、制御装置(152) と組合わされた少なくとも1つの引
張りバネ(151) で構成れている。実際には2つの引張り
バネ(151) の一方が第2の接続ピボット(117) の幾何学
軸線(117A)に少なくともほぼ平行な方向を向いた軸(15
3) を介して収穫機構(104) の支持構造体(119) に関節
接続され、他方が引張りばね(151) の縦方向軸線に少な
くともほぼ平行な幾何学軸線を有するタイビーム(162)
を介して制御装置(152) に関節接続されている。制御装
置(152) 自体は第2の接続ピボット(117) の幾何学軸線
(117A)に少なくともほぼ平行な幾何学軸線を有する円筒
形ジョイント(154) を介してジャーナル(113) に接続さ
れている。この実施例では、制御装置(152) を連結構造
(105) に接続する円筒形ジョイント(154) は引上げジャ
ッキ(142) をその連結構造体(105) に接続するジョイン
ト(144) の上方に延びている。
て、取外し時には引張りバネ(151) の作用を無効化する
ことができ、従って、上記と同様に連結構造体(105) を
第1の接続ピボット(116) の幾何学軸線(116A)を中心と
して回転させることができる。そのため、制御装置(15
2) は遠隔制御装置(155) を有している。この遠隔制御
装置(155) はジャケット(156) と、このジャケット(15
6) の内部を並進できる一端がスタンド(148) に、他端
が制御装置(152) の引っ込み可能な止め具(158) に接続
されたケーブル(図示せず)とで構成れている。従っ
て、スタンド(148) を作業位置から取外し位置へ移動さ
れる時には、制御装置(152) を駆動して、止め具(158)
を引っ込ませ、引張りバネ(151) の作用を無効にするこ
とができる。
業条件では支持ビーム(106) のジャーナル(113) の幾何
学軸線を中心にした回転を防止する、支持ビーム(106)
と連結構造体(105) との間に配置され保持具(159) を備
えている。作業方向に沿って見た場合、この保持具(15
9) の支持ビーム(106) への接続部は第1の接続ピボッ
ト(116) の幾何学軸線(116A)と少なくともほぼ同じ高さ
で、第1の接続ピボット(116) の幾何学的軸線(116A)と
第2の接続ピボット(117) の幾何学軸線(117A)との間の
距離の約3分の2の位置にある。この接続部(160) は支
持ビーム(106) の正面に配置されている。図12に概念的
に示すように、この保持具(159) は作業時に上方かつ前
方に大きく傾斜するように配置されている。すなわち、
作業の進行方向(115) を沿った方向を向いた鉛直平面(1
61) 内での保持具(159) の正射影 (投影面)(157)は水平
線に対して約45°の角(β')を成している。上方から見
た場合、保持具(159) は前方へ向かって第1の接続ピボ
ット(116) の幾何学軸線(116A)の方へ延び、作業の進行
方向(115) に対して約60°の角(μ)を成している。保
持具(159) のもう1方の縦方向端部は収穫機構(104) の
方を向いた上方ビーム(111) の縦方向端部の近傍で連結
構造体(105) に接続されている。
04) は地面上に一定の力を加えている。前進時、この力
は前進に対する抵抗力を生じさせる。本発明ではこの抵
抗力を収穫機構(104) の内側端部(124) の重量を軽減す
るために利用する。実際には、この前進に対する抵抗力
は支持ビーム(106) をジャーナル(113) の幾何学軸線(1
13A)を中心にして後方に回転させようとする。それによ
って保持具(159) 内に引張り応力(162) が生じる。本発
明では保持具(159) の傾斜が大きいので、この引張り応
力が支持ビーム(106) の外側端部すなわち収穫機構(10
4) の内側端部(124) を引き上げるほぼ鉛直な成分(163)
の力を生じさせる。また、保持具(159) と支持ビーム
(106) との接続部(106) は第1のジャーナル(116) の幾
何学軸線(116A)の少なくともほぼ同じ高さにあるので、
上記引張り応力 (162)の水平成分が有害な作用を加える
こともない。
は、保持具(159) は応力を全く受けないので、草刈り機
(101) の連結・取外しが単純になる。実際、取外し位置
では保持具(159) で連結構造体(105) を第1のジャーナ
ル(116) の幾何学軸線(116A)を中心にして支持ビーム(1
06) に対して回転させることができる。また、この保持
具は寸法だ小さく、機能が単純であるので、保持具(15
9) の製造は容易である。実際には、図10、図11、図13
および図14から分かるように、保持具(159) は一方が第
1の接続玉継手によって支持ビーム(106) に、他方が第
2の接続玉継手によって連結構造体(105) にそれぞれ関
節接続された連接棒(165)である。
物に遭遇した時に収穫機構(104) を後方に回動させる安
全タイビーム(168) であるのが好ましい。当業者に公知
のように、この安全タイビーム(168) は互いに滑動自在
に装着された2つの縦方向部分(169、170)と、引き外し
装置(171) とによって構成されている。安全タイビーム
(168) の縦方向部分(170) は湾曲部(172) を有してい
る。この湾曲部(172) は草刈り機(101) がトラクタ(10
2) の中央平面の方へ移動する際に安全タイビーム(168)
と位置決定ジャッキ(114) が互いに邪魔をしないよう
にするためのものである。また、この保持具(159) は連
結構造体(105) の種々の高さに配置された複数の点(17
3) で連結構造体に接続することができる。従って、使
用者は接続点(173)を変えるだけで重量軽減応力を変更
することができる。
構成を均等手段に変えることができるということは理解
できよう。例えば、上記実施例の保持具を第1のジョイ
ント(11, 116) の逆の側面に配置することができる。
続され且つ作業位置にある本発明の草刈り機の図。
図。
向後方から見た図。
進行方向後方から見た図。
引き上げ輸送位置にロックするためのロック部材と挿錠
とを作業の進行方向後方から見た拡大図。
図。
図。
続され且つ作業位置にある本発明の別の実施例の草刈り
機の図。
見た図。
Claims (26)
- 【請求項1】 作業時に作業の進行方向(10)を横切る方
向へ延在する切断機構(6) と、トラクタ(2) に連結され
る連結構造体(4) と、一端が前方を向いた幾何学軸線(1
1A) を有する第1のジョイント(11)を介して連結構造体
(4) に接続され且つ他端が前方を向いた幾何学軸線(12
A) を有する第2のジョイント(12)を介して切断機構に
接続された支持ビーム(5) と、少なくともほぼ作業の進
行方向(10)に沿った方向を向いた鉛直平面(80)内に延び
ており且つ支持ビーム(5) と連結構造体(4) との間に配
置された保持具(77)とで構成され、第1のジョイント(1
1)は上方を向いた第3の幾何学軸線(76A) を中心として
連結構造体(4) に対して回動可能であり、保持具(77)は
正常な作業条件では第3の幾何学軸線(76A) を中心とし
た支持ビーム(5) の回動を阻止し、作業時の保持具(77)
と支持ビーム(5) との間の接続部が第1のジョイント(1
1)の幾何学軸線(11A) の高さよりも低い草刈り機(1) に
おいて、 作業時に保持具(77)が上方且つ前方に大きく傾斜するよ
うに配置されていることを特徴とする草刈り機。 - 【請求項2】 作業時に作業の進行方向(115) を横切る
方向に延びる切断機構(104) と、トラクタ(102) に連結
される連結構造体(105) と、一端が前方を向いた幾何学
軸線(116A)を有する第1のジョイント(116) を介して連
結構造体(105)に接続され且つ他端が前方を向いた幾何
学軸線(117A)を有する第2のジョイント(117) を介して
切断機構(104) に接続された支持ビーム(106) と、この
支持ビーム(106) と連結構造体(105) との間に配置され
た保持具(159) とで構成され、第1のジョイント(116)
は上方を向いた第3の幾何学軸線(113A)を中心として連
結構造(105) に対して回転することのでき、保持具(15
9) は正常な作業条件では第3の幾何学軸線(113A)を
中心とした支持ビーム(106) の回転を阻止し、保持具(1
59) と支持ビーム(106) との接続部(160) は第1のジョ
イント(116) の幾何学軸線(116A)と少なくともほぼ同じ
高さにある草刈り機(101)において、 作業時に保持具(77)が上方且つ前方に大きく傾斜するよ
うに配置されていることを特徴とする草刈り機。 - 【請求項3】 保持具(77, 159) と支持ビーム(5, 106)
との接続部(79, 160)が、第1のジョイント(11, 116)
の幾何学軸線(11A、116A) と第2のジョイント(12, 11
7) の幾何学軸線(12A, 117A) との間にある請求項1ま
たは2に記載の草刈り機。 - 【請求項4】 上記接続部(79, 160) が切断機構(6, 10
4)に接続された支持ビーム(5, 106)の外側の半分の所に
ある請求項3に記載の草刈り機。 - 【請求項5】 上記接続部(79, 160) が上第1のジョイ
ント(11, 116) の幾何学軸線(11A, 116A) と第2のジョ
イント(12, 117) の幾何学軸線(12A, 117A) との間の距
離の約3分の2の位置にある請求項4に記載の草刈り
機。 - 【請求項6】 上記接続部(79, 160) が支持ビーム(5,
106)の正面に配置されている請求項1〜5のいずれか一
項に記載の草刈り機。 - 【請求項7】 作業の進行方向 (10、115)に沿った方向
を向いた鉛直平面(80,161)内での保持具(77, 159) の正
射影(77, 157) が水平線に対して約20〜70°の範囲の角
度 (β, β')を成す請求項1〜6のいずれか一項に記載
の草刈り機。 - 【請求項8】 角度 (β, β')が約45°である請求項7
に記載の草刈り機。 - 【請求項9】 保持具(77)が連結構造体(4) の下方部分
に接続されている請求項1に記載の草刈り機。 - 【請求項10】 連結構造体(4) がトラクタ(2) の3つ
の連結点に接続するための下側の2つの連結点(7) と上
側の1つの連結点(7) とを有する全体として三角形を成
し、保持具(77)が切断機構(6) の正面で下側の連結点
(7) の近傍で連結構造体(4) に接続されている請求項1
または9に記載の草刈り機。 - 【請求項11】 上方から見た時に保持具(159) が前方
且つ第1のジョイント(116) の幾何学軸線(116A)の方へ
延びている請求項2に記載の草刈り機。 - 【請求項12】 上方から見た時に保持具(159) が作業
の進行方向(115) に対して約60°の角度(μ)を成す請
求項11に記載の草刈り機。 - 【請求項13】 保持具(159) が連結構造体(105) の上
方部分に接続されている請求項2、11または12のいずれ
か一項に記載の草刈り機。 - 【請求項14】 連結構造体(105) が上方ビーム(111)
を有する横木(107) で構成され、保持具(159) が切断機
構(104) の方向を向いた上方ビーム(111) の縦方向端部
の近傍で横木(107) に接続されている請求項11〜13また
は2のいずれか一項に記載の草刈り機。 - 【請求項15】 連結構造体(105) がトラクタ(102) の
3つの連結点(109) に接続される3つの連結点(108) を
有する請求項11〜14または2のいずれか一項に記載の草
刈り機。 - 【請求項16】 保持具(159) が連結構造体(105) の各
々異なる高さに設けられた複数の接続点(173) で連結構
造体(159) に順次接続することができ、この接続点(17
3) を変えるだけで重力軽減力を変更することができる
請求項1〜15のいずれか一項に記載の草刈り機。 - 【請求項17】 保持具(77, 159) の一端が第1の接続
玉継手(85, 166) を介して支持ビーム(5, 106)に関節接
続され且つ他端が第2の接続玉継手(86, 167)を介して
連結構造体(4, 105)に関節接続された連接棒(84, 165)
である請求項1〜16のいずれか一項に記載の草刈り機。 - 【請求項18】 保持具(77, 159) が切断機構(6, 104)
が障害物に遭遇した時に切断機構(6, 104)を後方に回動
させることができるタイビームである請求項1〜17のい
ずれか一項に記載の草刈り機。 - 【請求項19】 作業の進行方向(10, 115) に沿った方
向から見た場合に第1のジョイント(11, 116) の幾何学
軸線(11A, 116A) が連結構造体(4, 105)の3つの連結点
(7, 108)によって規定される三角形の少なくともほぼ中
心にくる請求項10または15に記載の草刈り機。 - 【請求項20】 第3の幾何学軸線(76, 113A)と第1の
ジョイント(11, 116)の幾何学軸線(11A, 116A) とが少
なくともほぼ一点で交わる請求項1〜19のいずれか一項
に記載の草刈り機。 - 【請求項21】 第2のジョイント(12, 117) が切断機
構(6, 104)の内側端部(81, 124) の近くにある請求項1
〜20のいずれか一項に記載の草刈り機。 - 【請求項22】 重量軽減装置(58, 150) によって切断
機構(6, 104)も重量軽減されている請求項1〜21のいず
れか一項に記載の草刈り機。 - 【請求項23】 重量軽減装置(58, 150) が、切断機構
(6, 104)と連結構造体(4, 105)との間に延びている請求
項21または22に記載の草刈り機。 - 【請求項24】 切断機構(6, 104)を引き上げられた輸
送位置へ移動させるための操縦装置(49, 142) が連結構
造体(4, 105)と切断機構(6, 104)との間に延びている請
求項1〜23のいずれか一項に記載の草刈り機。 - 【請求項25】 取外しの時に切断機構(6, 104)が地面
上に縦方向に延び、支持ビーム(5, 106)はスタンド(56,
148) を介して地面上に支持される請求項1〜24のいず
れか一項に記載の草刈り機。 - 【請求項26】 切断機構(104) によって切断された作
物の処理装置(120) を備えた請求項1〜25のいずれか一
項に記載の草刈り機。
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