JP2977229B2 - 監視装置 - Google Patents

監視装置

Info

Publication number
JP2977229B2
JP2977229B2 JP2118214A JP11821490A JP2977229B2 JP 2977229 B2 JP2977229 B2 JP 2977229B2 JP 2118214 A JP2118214 A JP 2118214A JP 11821490 A JP11821490 A JP 11821490A JP 2977229 B2 JP2977229 B2 JP 2977229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
control
surveillance
monitoring
site
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2118214A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0414387A (ja
Inventor
彰男 深田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=14731040&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2977229(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2118214A priority Critical patent/JP2977229B2/ja
Publication of JPH0414387A publication Critical patent/JPH0414387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2977229B2 publication Critical patent/JP2977229B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Circuits (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、種々の物理的・化学的な変化状態を監視す
る監視装置に係わり、特に本来の監視制御用画像と現場
監視用テレビカメラの映像とを表示する監視装置の改良
に関する。
(従来の技術) 従来のプロセス計装システム等の監視装置において
は、本来の監視制御画像を表示するCRTディスプレィと
現場監視用テレビカメラからの映像を表示する現場監視
用表示装置とが併設され、監視制御用CRTディスプレィ
ではプロセス計装システムの全体の動作状態を監視し、
もう一方の現場監視用表示装置ではある特定の現場の状
況を視覚的に監視することが行われている。
また、この種の監視装置では、マウス、トラックボー
ル、タッチパネル等の座標入力装置とは別に、一般的な
キーボード入力装置が設けられ、そのうち前者の座標入
力装置では画面上の任意の位置(座標)を指示しながら
プロセスの状態等の監視・制御を行うものである。この
とき、マウス、トラックボールは、画面に表示されたカ
ーソルを移動されて複数のメニューのうち所望とするメ
ニューを選択し、タッチパネルでは画面に表示された複
数のメニューのうち所望とするメニューに直接指を触れ
て選択することにより、操作面と表示面との一致化を図
っている。
一方、キーボード入力装置では画面上にメニューなど
を表示しそれを操作してプロセスの監視を行うものであ
り、専ら確認などの目的のときに操作を行うのが一般的
である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、以上のような監視装置においては、オ
ペレータがシステム全体の動作状態を監視するとき監視
制御用CRTディスプレィの前に行き、現場の動作状態を
監視するとき現場監視用表示装置の前に行くことになる
ので、その都度オペレータが監視場所を変える必要があ
り、このためオペレータにとって非常に不便であり、労
力的にも大変である。特に、近頃、省力化の下にオペレ
ータの人員を削減する傾向にあるが、この場合には益々
オペレータの苦痛が増大する。
また、座標入力装置としてマウス、トラックボール、
タッチパネル等を用いた場合、基本的には操作面と表示
面が一致するので操作が容易であるが、現場監視用テレ
ビカメラからの映像が別の表示装置に表示されるので、
逆に操作面と表示面との一体感が失われ、実際に監視を
行うときに違和感をもつ場合が多い。
本発明は上記事情にかんがみてなされたもので、複数
の監視対象画像を同一の表示装置に表示して監視可能と
し、かつ、1つの監視対象画像を表示する監視カメラウ
ィンドウ自体を操作可能とし、オペレータの負担軽減お
よび監視性能の向上を図る監視装置を提供することにあ
る。
また、本発明の他の目的は、現場監視用カメラの操作
性を向上し、現場の必要な個所を連続的、かつ、即座に
監視可能とする監視装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 先ず、請求項1に対応する監視装置に係わる発明は上
記課題を解決するために、現場の任意の場所に設置され
た現場監視用テレビカメラと、グラフィックコントロラ
によりカメラシンボル、プラントプロセスフローおよび
可変出合を含む監視制御用グラフィック画像を作成して
監視制御用フレームメモリに格納するとともに、任意の
周期で前記可変データを変更する監視制御画像作成手段
と、この監視制御画像作成手段によって作成された監視
制御用グラフィック画像を読み出して表示装置に表示す
る画像表示手段と、前記カメラシンボルの指定に基づ
き、前記表示装置に表示されている監視制御用グラフィ
ック画像の所定の場所に予め定められたウィンドウ制御
シンボルをもつ監視カメラウィンドウを表示するととも
に、この監視カメラウィンドウ内に前記テレビカメラか
らの現場監視映像を表示するカメラ映像表示手段とを備
えた構成である。
次に、請求項2に対応する監視装置に係わる発明は、
現場の任意の場所に設置された雲台上にテレビカメラ本
体が載置された現場監視用テレビカメラと、表示装置に
表示されている監視制御用グラフィック画像の任意の場
所に予め定められたカメラ制御シンボルをもつ監視カメ
ラウィンドウを表示するとともに、この監視カメラウィ
ンドウ内に前記テレビカメラからの現場監視映像を表示
するカメラ映像表示手段と、前記カメラ制御シンボルの
所望とする制御シンボルの指定に基づいて前記雲台およ
びテレビカメラ本体の何れかまたは両方にリモート制御
信号を送出し前記指定された制御シンボルの意味するカ
メラ操作を実行するカメラリモート操作手段とを設けた
構成である。
(作 用) 従って、請求項1に対応する発明は以上のような手段
を講じたことにより、ローカルプロセッサからの指示に
従ってグラフィックコントローラがカメラシンボル、プ
ラントプロセスフローおよび可変データを含み、かつ、
任意の周期で可変データを変更する監視制御用グラフィ
ック画像を作成した後、監視制御用フレームメモリに格
納する。そして、この監視制御用フレームメモリから監
視制御用グラフィック画像を読み出してCRTディスプレ
ィに表示する。一方、現場監視用テレビカメラからの映
像信号はビデオスイッチ、復調回路およびA/D変換部に
よって取り込み、デジタル映像データに変換されて現場
監視画面用フレームメモリに格納する。従って、現場監
視画面用フレームメモリからデジタル映像データを読み
出すことにより、CRTディスプレィに現場監視映像を表
示することができる。
この状態において監視制御用グラフィック画像の中の
カメラシンボルを指定すると、表示装置に表示されてい
る監視制御用グラフィック画像の所定の場所に所定の大
きさのウィンドウ制御シンボルをもつ監視カメラウィン
ドウを表示し、この監視カメラウィンドウ内に前記テレ
ビカメラからの映像を表示し、同一画面上に監視制御用
グラフィック画像およびカメラ映像を映し出すことによ
り、オペレータの負担軽減を図ることができ、さらに前
記ウィンドウ制御シンボルの中の任意の制御シンボルを
指定し、例えば監視カメラウィンドウを消したり、監視
カメラウィンドウを任意の場所に移動させることによ
り、監視制御用グラフィック画像に対する監視・操作性
を高めることができる。
さらに、請求項2に対応する発明は、CRTディスプレ
ィに表示されている監視制御用グラフィック画像の任意
の場所に、前記テレビカメラからの映像の他、カメラ制
御シンボルをもつ監視カメラウィンドウを表示する。こ
の状態においてオペレータが現場監視用テレビカメラを
所定の方向に旋回したいとき、カメラ制御シンボルの中
の所望のシンボルを指定すると、テレビカメラを操作す
るためのリモート制御信号をテレビカメラへ送出し前記
指定シンボルの意味するカメラ操作を実行するので、さ
らに操作性を高めることができ、監視能力の向上に寄与
する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図ないし第3図
を参照して説明する。第1図は監視制御装置の内部構成
を模式的に表した図、第2図はプロセスの監視制御装置
と現場監視用テレビカメラとの関係を示す図、第3図は
第1図の一部を具体化した図である。
すなわち、この監視装置は、第2図に示すようにオペ
レータのいる中央操作室に設置される監視制御装置10と
プラント等の現場に設置される現場監視用テレビカメラ
15とがコントロールライン、映像信号ライン等の信号ケ
ーブル16によって接続されている。この監視制御装置10
は、表示装置としてCRTディスプレィ11が用いられ、さ
らにCRTディスプレィ11の前面には座標入力装置である
例えばタッチパネル12が組み込まれている。13はキーボ
ードである。
一方、現場監視用テレビカメラ15にあっては、雲台17
上にテレビカメラ本体18が載置されている。この雲台17
およびテレビカメラ本体18は左右に旋回可能に設けら
れ、またテレビカメラ本体18は上下に首振り可能に設け
られている。
前記監視制御装置10は、内部的には第1図に示す如く
制御ユニット20とタッチパネル12を持つCRTディスプレ
ィ11とからなり、制御ユニット20は、内部バス21上に所
定のシーケンスプログラムに基づいて所定の処理を実行
する中央制御部(以下、CPUと指称する)22、プログラ
ムデータ、測定データ及び処理データを格納する主メモ
リ23、他の装置と伝送線路31を介して制御データ、プロ
セスデータ等を授受しあう伝送制御部24が設けられ、さ
らに第3図に具体的に示すタッチパネル制御部25、CRT
表示制御部26、現場監視用テレビカメラ15をリモートコ
ントロールするテレビカメラ制御部27等によって構成さ
れている。32はタッチパネル制御ライン、33は映像信号
ライン、16aは現場監視用テレビカメラ15へのリモート
コントロールライン、16bはテレビカメラ本体17からの
映像信号ラインである。
次に、第3図はタッチパネル12、タッチパネル制御部
25、CRT表示制御部26、テレビカメラ制御部27等を詳細
に示した図である。
先ず、タッチパネル12は、人間の指の接触位置,つま
り入力点の座標を検出する入力座標検出部121、順次座
標を走査しながら入力座標検出部121からの入力点の座
標信号を取り込むタッチパネル走査部122およびタッチ
パネル制御インターフェース123等を有し、このタッチ
パネル12で得られた入力点の座標信号はタッチパネル制
御部25に送られる。
このタッチパネル制御部25は、タッチパネル制御イン
ターフェース251を有し、このタッチパネル制御インタ
ーフェース251とタッチパネル12とがタッチパネル制御
ライン32によって接続されている。
次に、テレビカメラ制御部27は、現場監視用テレビカ
メラ15から映像信号ライン16bを経由して送られてくる
映像信号に基づいて動作するビデオスイッチ271、…、
同期信号および色信号の分離を行う信号分離回路272
テレビカメラリモート制御インタフェース273等によっ
て構成されている。なお、ビデオスイッチ271、…は現
場に設置された現場監視用テレビカメラ15の台数分だけ
設けられ、何れかのテレビカメラ15かに応じて映像信号
を切り替えて取り込む機能をもっている。
さらに、CRT表示制御部26は監視制御画像作成手段と
カメラ映像記憶手段とに分けられ、前者の監視制御画像
作成手段には、CPU22と内部バス21を介してデータの授
受を行う内部バスインターフェース261、プログラムや
描画、表示データを格納するローカルメモリ262、CPU22
の動作指示に従って必要なブロックの管理を行い、か
つ、ローカルメモリ262のプログラムに従ってグラフィ
ックコントローラ263に描画や表示などの処理を行なわ
せるローカルプロセッサ264が設けられている。このグ
ラフィックコントローラ263の処理によって得られた表
示イメージデータは監視制御用レームメモリ265に書き
込まれる。このフレームメモリ265の表示イメージデー
タはドットシフタ266、カラーコード変換回路267を経て
ビデオスイッチ268に送られる。269はローカルプロセッ
サ264等の動作指示に従って制御信号をコントローラ2
63、フレームメモリ265およびビデオスイッチ268に送出
するプロセス制御用画面制御部である。
一方、後者のカメラ映像記憶手段は、信号分離回路27
2によって分離されたビデオスイッチ271、…からのNTSC
またはPAL方式の色信号は復調回路2611、…、A/D変換部
2612、…を経由して量子化された色毎の現場監視画面用
フレームメモリ2613、…に格納される。このフレームメ
モリ2613、…への書込みタイミングは信号分離回路272
にて分離された同期信号を受けてサンプリング書込み制
御回路2614で行い、またフレームメモリ2613、…からの
読出しタイミングは現場監視用画面制御部2615にて書込
みタイミングとは非同期で読み出され、ドットシフタ26
16、…を経由してビデオスイッチ268に送られる。
そして、これら両系の表示データはルックアップテー
ブル2621にて表示色が決定され、さらにD/A変換部2622
でアナログデータに変換されてCRTディスプレィ11に表
示される。
次に、上記装置の動作について説明する。先ず、オペ
レータ画面呼び出し操作を行うと、ローカルプロセッサ
264は、オペレータが画面呼び出し操作を行うと、CPU22
から内部バス21を経由して送られてくる画面呼び出し指
示に基づいてローカルメモリ262に格納されるプログラ
ムを実行し、そのプログラム実行結果に従ってグラフィ
ックコントローラ263に指示を与える。ここで、グラフ
ィックコントローラ263は、描画や表示の処理を行い、
得られた表示イメージデータを監視制御用フレームメモ
リ265格納していく。しかる後、グラフィックコントロ
ーラ263、プロセス制御用画面制御部269の制御を受けな
がらフレームメモリ265のシリアル出力ポートから表示
イメージデータを読み出し、ドットシフタ266、カラコ
ード変換回路267、ビデオスイッチ268、ルックアップテ
ーブル2621等を経てCRTディスプレィ11の画面に例えば
第4図に示すような本来の監視制御用画像を表示する。
この第4図の画像はプロセス処理系をグラフィック画像
にて模式的にわかり易く表示した通称プロセスフローと
呼ばれる画像である。例えば実線は配管を意味し、その
他の構成要素は通常使用されているシンボルマークをも
って表している。また、FIC201などの英数字はタグ番号
と呼ばれる識別番号であり、その近傍の数字例えば5.00
TON/Hはプロセス量である流量が5.00TON/Hであることを
意味する。なお、このプロセス量などの可変数字は、例
えば所定の周期ごとに制御ユニット20自身または伝送線
路31を経由して送られてくるプロセス測定量を一時主メ
モリ23に記憶した後、CRT表示制御部26のローカルプロ
セッサ264が読み出し要求を行って読み出してローカル
メモリ262に格納し、その後、グラフィックコントロー
ラ263に書き替え指示を与えることにより、プロセス量
の変化を変更表示することになる。また、現場監視用テ
レビカメラ15が設置されている場合、第4図に示すよう
にカメラの設置されている装置例えば蒸留塔を示すシン
ボルのそばにシンボル,つまりカメラシンボル40が表示
されている。
一方、現場監視用テレビカメラ15の映像信号は映像信
号ライン16bを経由しテレビカメラ制御部27を介してCRT
表示制御部26に入力され、ここで第5図に示す監視カメ
ラウィンドウ50に適するような信号に変換されて現場監
視画像用フレームメモリ2613に格納される。この状態に
おいてオペレータがカメラシンボル40に触れると、入力
座標検出部121およびタッチパネル表示部122にてカメラ
シンボル40に触れたことを検出し、タッチパネル制御ラ
イン32を経由してタッチパネル制御部25からCRT表示制
御部26に入力される。ここで、CRT表示制御部26のロー
カルプロセッサ264がカメラシンボル40に触れたことを
判断すると、現場監視用画面制御部2615を通してフレー
ムメモリ2613の現場監視用映像信号を読み出してCRTデ
ィスプレィ11の画面に第5図に示す監視カメラウィンド
ウ50が表示される。
この監視カメラウィンドウ50には現場監視用テレビカ
メラ15の映像信号の他に、映像信号上側のウィンドウコ
ントロール入力エリアには「移動」、「」などのウ
ィンドウ制御シンボル、映像信号下側のカメラ15のリモ
ートコントロール入力エリアには「←」、「PAN」、
「→」、「↑」、「TILT」、「↓」、「IN」、「ZOO
M」、「OUT」等のカメラ制御シンボルが表示される。こ
の監視カメラウィンドウ50周辺のウィンドウコントロー
ル入力エリア、カメラリモートコントロール入力エリア
などは他のプロセス監視画面と同様の手順によって作成
される。
ここで、「」に触れると監視カメラウィンドウ50
が消去され、CRTディスプレィ11の画面が第5図から第
4図に変化する。また、監視カメラウィンドウ50の下に
位置する画面を見たい場合には監視カメラウィンドウ50
を移動することができる。すなわち、「移動」に触れた
後、移動先例えば画面左上コーナーに触れるとウィンド
ウの移動エリアが2度目に触れたエリアつまり画面左上
コーナーに来るように監視カメラウィンドウ50が移動す
る。但し、このウィンドウ50の輪郭が画面に納まる範囲
内でのみしか移動しない。また、現場監視用テレビカメ
ラ15を左右に旋回(パン)させるとき、「←」、「PA
N」、「→」の矢印に触れることによって行う。例えば
「←」に触れると画面は左側の映像を映し出し、「→」
に触れると右側の映像を映し出す。
は高速旋回時に使用する。現場監視用テレビカメラ15を
上下にチルトする場合には「↑」、「TILT」、「↓」内
の矢印に触れることによって行う。各矢印の意味はテレ
ビカメラ15を上下に動かす以外はパンの場合と同様であ
るる。「IN」、「ZOOM」、「OUT」はカメラのズームイ
ン、ズームアウトに使用する。INに触れると現場監視用
テレビカメラ15の映像の中心が拡大され、「OUT」に触
れると縮小される。これらの矢印およびIN OUTの入力
エリアは触れ続けるとその機能が継続され、指を離すと
その機能が停止する。
次に、テレビカメラ本体18を左にパンする場合につい
て述べる。例えば第5図のような監視カメラウィンドウ
50が表示されている状態において「←」に触れると、こ
の左側パンをタッチパネル12で検出し、タッチパネル制
御ライン32、タッタパネル制御部25を経由してCRT表示
制御26に入力される。ここで、CRT表示制御部26は、テ
レビカメラ制御部27およびリモートコントロールライン
16aを介してテレビカメラ15の雲台17に対し左へパンす
る旨の情報を送出する。これに伴って雲台17ひいてはテ
レビカメラ本体18が左にパンし、そのときのテレビカメ
ラ本体18の映像信号が映像信号ライン16b、テレビカメ
ラ制御部27を経由してCRT表示制御部26に送出される。
従って、このCRT表示制御部26では左へパンした映像信
号をウィンドウ50内部にはめ込んで映像信号ライン33を
経由してCRTディスプレィ11に表示する。他のテレビカ
メラ15の操作についても同様の要領で実行する。
従って、以上のような実施例の構成によれば、監視制
御用フレームメモリ265から読み出した表示イメージデ
ータをカラーコード変換回路267を用いて色変換する構
成であるので、ビットプレーンの枚数が少なく作業領域
などプレーン一枚当りの容量が多いフレームメモリ265
と、ビットプレーンの枚数が多く表示領域分の容量で十
分なフレームメモリ2613とを互いに最適な容量で搭載で
きる。このことは、無駄となるフレームメモリの容量を
減らし、機器をコンパクトにまとめることができる。ま
た、ローカルプロセッサ264の処理によってテレビカメ
ラ制御部27内のビデオスイッチ271に入る複数台のテレ
ビカメラ15からの映像信号を適宜切り替えることがで
き、複数台のテレビカメラ15、…に対応した現場監視ウ
ィンドウ50をコントロールできる。
また、監視制御用表示イメージデータとテレビカメラ
15の映像データとを同一のCRTディスプレィ11に示でき
るので、オペレータが同一場所で監視することが可能と
なり、オペレータの負担軽減に大きく貢献する。また、
CRTディスプレィ11に表示された監視制御用表示イメー
ジデータの任意の場所に監視カメラウィンドウ50を表示
し、この監視カメラウィンドウ50内にテレビカメラ15の
映像信号を表示するので、システム全体の動作状態と特
定の箇所の動作状態とを同時に監視でき、これによって
労力の負担軽減だけでなく、迅速に必要な処置を講ずる
ことができる。しかも、監視カメラウィンドウ50内にウ
インドウコントロール入力エリアだけでなく、リモート
コントロール入力エリアを設けたので、このリモートコ
ントロール入力エリアの所望とするシンボルを指定する
ことにより、現場のテレビカメラ15を自在、かつ、所望
とする状態に設定でき、操作性を高めることができ、監
視能力の向上にも大きく貢献する。
さらに、雲台17およびテレビカメラ本体18からのステ
ータス信号を監視するようにすれば、雲台17およびテレ
ビカメラ本体18の異常状態を画面で容易に監視できる。
また、CRTディスプレィ11に監視カメラウィンドウ50を
表示していないとき、雲台17およびテレビカメラ本体18
の不要な箇所の電源を遮断することにより、省エネに寄
与させることができる。
なお、第4図ではカメラをシンボル化したが、そのデ
ザインはどの様なものでもよい。また、カメラの被写体
となるもの例えば炉や反応塔のシンボルの色、形を変え
ることにより、現場監視用テレビカメラ15の存在を知ら
しめてもよい。この場合にはその被写体シンボルに触れ
ることにより、監視カメラウィンドウが表示される。ま
た、カメラシンボルの色などを変えることにより、テレ
ビカメラ15の異常などを表してもよい。さらに、雲台17
およびテレビカメラ本体18の信号からカメラの状態を知
ることも可能であるので、これらの信号に基づいてカメ
ラシンボルの色を変えて雲台17、テレビカメラ本体18の
状態を表すことも可能である。勿論、省エネ対策の観点
からリモートコントロールライン16aを用いてテレビカ
メラ本体18の主電源のオン、オフも可能である。同様に
監視カメラウィンドウ50が表示されていないとき、雲台
17およびテレビカメラ本体18の不要箇所の電源を遮断す
ることも可能である。さらに、タッチパネル12に代えて
マウス、トラックボール等を用いてもよいことは言うま
でもない。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば次のような効果を
奏する。
請求項1の発明では、オペレータが同一の場所で現場
の状況の他、プラント系統の例えばプロセス量の状態変
化を監視でき、これによりオペレータの負担軽減に役立
つとともに、省スペース監視制御を実現できる。また、
監視カメラウィンドウのウィンドウ制御シンボルの中の
任意の制御シンボルを指定することにより、例えば監視
カメラウィンドウを消したり、監視カメラウィンドウを
任意の場所に移動させることができ、監視カメラウィン
ドウに邪魔されずにプラント系統の監視したい場所を確
実に監視でき、ひいては監視性能の向上を図ることがで
きる。
請求項2の発明では、監視カメラウィンドウのカメラ
制御シンボルの中の所望のシンボルを指定することによ
り、居ながらにして現場のテレビカメラを即座に、しか
も連続性をもって操作でき、操作性および監視性能の向
上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明に係わる監視装置の一実施
例を説明するために示したもので、第1図は監視制御装
置の内部構成を示すブロック図、第2図は監視装置の概
略構成図、第3図は第1図の一部の構成を詳細に示す
図、第4図は監視制御用表示イメージ画像のみ表示した
図、第5図は監視制御用表示イメージ画像と監視カメラ
ウィンドウとを表示した図である。 10……監視制御装置、11……CRTディスブレィ、12……
タッチパネル、15……現場監視用テレビカメラ、17……
雲台、18……テレビカメラ本体、20……制御ユニット、
25……タッチパネル制御部、26……CRT表示制御部、263
……グラフィックコントローラ、264……ローカルプロ
セッサ、265……監視制御用フレームメモリ、267……カ
ラーコード変換回路、268……ビデオスイッチ、2613
…現場監視画面用フレームメモリ、27……テレビカメラ
制御部、271……ビデオスイッチ、272……信号分離回
路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/18 H04N 5/222 H04N 5/265 G05B 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現場の任意の場所に設置された現場監視用
    テレビカメラと、グラフィックコントローラによりカメ
    ラシンボル、プラントプロセスフローおよび可変データ
    を含む監視制御用グラフィック画像を作成して監視制御
    用フレームメモリに格納するとともに、任意の周期で前
    記可変データを変更する監視制御画像作成手段と、この
    監視制御画像作成手段によって作成された監視制御用グ
    ラフィック画像を読み出して表示装置に表示する画像表
    示手段と、前記カメラシンボルの指定に基づき、前記表
    示装置に表示されている監視制御用グラフィック画像の
    所定の場所に予め定められたウィンドウ制御シンボルを
    もつ監視カメラウィンドウを表示するとともに、この監
    視カメラウィンドウ内に前記テレビカメラからの現場監
    視映像を表示するカメラ映像表示手段とを備えたことを
    特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】現場の任意の場所に設置された雲台上にテ
    レビカメラ本体が載置された現場監視用テレビカメラ
    と、表示装置に表示されている監視制御用グラフィック
    画像の任意の場所に予め定められたカメラ制御シンボル
    をもつ監視カメラウィンドウを表示するとともに、この
    監視カメラウィンドウ内に前記テレビカメラからの現場
    監視映像を表示するカメラ映像表示手段と、前記カメラ
    制御シンボルの所望とする制御シンボルの指定に基づい
    て前記雲台およびテレビカメラ本体の何れかまたは両方
    にリモート制御信号を送出し前記指定された制御シンボ
    ルの意味するカメラ操作を実行するカメラリモート操作
    手段とを備えたことを特徴とする監視装置。
JP2118214A 1990-05-08 1990-05-08 監視装置 Expired - Lifetime JP2977229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2118214A JP2977229B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2118214A JP2977229B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0414387A JPH0414387A (ja) 1992-01-20
JP2977229B2 true JP2977229B2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=14731040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2118214A Expired - Lifetime JP2977229B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2977229B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0414387A (ja) 1992-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100318330B1 (ko) 감시장치
US6433796B1 (en) Apparatus and method for displaying both an image and control information related to the image
JP2654283B2 (ja) アイコン表示方法
JP3618891B2 (ja) カメラ制御装置及びカメラ制御情報の表示方法
JP3335017B2 (ja) カメラ装置の制御装置
JPH08223561A (ja) モニタエリア図によるカメラの制御方法および装置
JP2506120B2 (ja) 画像表示方法
JP3608940B2 (ja) 映像探索表示方法及び映像探索表示装置
JP2017017446A (ja) 情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP2977229B2 (ja) 監視装置
JP4286961B2 (ja) Itv監視方法及びitv監視装置
JP3397544B2 (ja) カメラ制御装置、表示装置及び表示方法
JP4101476B2 (ja) カメラ監視システム、映像選択制御装置及び映像選択制御方法
JP3197076B2 (ja) 監視制御装置
JP2003067048A (ja) 情報処理装置
JP2668288B2 (ja) プラント状態表示装置
JPH11331824A (ja) カメラ動作制御装置
JP2585215B2 (ja) 監視装置
JP2981408B2 (ja) カメラ画像内の目的とする被写体の高速導入制御方法および装置
JP3744995B2 (ja) 撮像方法とその装置
JPH04302587A (ja) ビデオカメラ制御装置および方法
JPH09102945A (ja) 監視用テレビカメラの制御方法
JP2005150834A (ja) 監視システム
JPH0648445B2 (ja) プラント監視制御装置
JPS6349884A (ja) 図形デ−タ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070910

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 11