JP2977206B2 - 無人搬送車輌用のバッテリー、バッテリーを用いた無人搬送車輌および無人搬送車輌用のバッテリーの自動充電装置並びにその自動充電方法 - Google Patents
無人搬送車輌用のバッテリー、バッテリーを用いた無人搬送車輌および無人搬送車輌用のバッテリーの自動充電装置並びにその自動充電方法Info
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- JP2977206B2 JP2977206B2 JP1172477A JP17247789A JP2977206B2 JP 2977206 B2 JP2977206 B2 JP 2977206B2 JP 1172477 A JP1172477 A JP 1172477A JP 17247789 A JP17247789 A JP 17247789A JP 2977206 B2 JP2977206 B2 JP 2977206B2
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Secondary Cells (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、無人搬送車輛用のバッテリー、バッテリー
を用いた無人搬送車輌および無人搬送車輌用のバッテリ
ーの自動充電装置並びにその自動充電方法に関するもの
である。
を用いた無人搬送車輌および無人搬送車輌用のバッテリ
ーの自動充電装置並びにその自動充電方法に関するもの
である。
従来の技術 通常、無人搬送車には、充電バッテリーが搭載されて
おり、従来の無人搬送車を第５図〜第７図に基づき説明
する。第５図において、51は無人搬送車で、搬送車本体
52の中央部には充電バッテリー（以下、バッテリーとい
う）53の収納室54が形成されるとともに、収納室54から
出退自在にされた支持板55上にバッテリー53が載置され
ている。なお、56はバッテリー53と搬送車本体52との接
続用コネクター、57は収納室54の扉である。
おり、従来の無人搬送車を第５図〜第７図に基づき説明
する。第５図において、51は無人搬送車で、搬送車本体
52の中央部には充電バッテリー（以下、バッテリーとい
う）53の収納室54が形成されるとともに、収納室54から
出退自在にされた支持板55上にバッテリー53が載置され
ている。なお、56はバッテリー53と搬送車本体52との接
続用コネクター、57は収納室54の扉である。
上記構成において、バッテリーの運用は、時間管理に
基づき、人手によりバッテリーの交換を行う方法か、ま
たはバッテリーの交換を行わずに、搬送車に載せた状態
で自動的にバッテリーの充電を行う方法とがある。すな
わち、人手によるバッテリー交換を行い運用する方法と
して、一定時間経過後、まず搬送車51を任意の位置へ停
車させて電源を落した後、搬送車51の収納室54の扉57を
開く。そして、支持板55を引き出し、搬送車本体52との
接続用コネクター56を外してバッテリー53をとり出す。
そして、第６図に示すように、取り出したバッテリー53
のターミナル部53aに、バッテリーチャージヤー58から
延びる接続コード59の先端部のチャック59aを接続し、
充電を行う。このようにして充電を行ったバッテリー53
を、再度人手を介して搬送車51へ収納させる方法であ
る。
基づき、人手によりバッテリーの交換を行う方法か、ま
たはバッテリーの交換を行わずに、搬送車に載せた状態
で自動的にバッテリーの充電を行う方法とがある。すな
わち、人手によるバッテリー交換を行い運用する方法と
して、一定時間経過後、まず搬送車51を任意の位置へ停
車させて電源を落した後、搬送車51の収納室54の扉57を
開く。そして、支持板55を引き出し、搬送車本体52との
接続用コネクター56を外してバッテリー53をとり出す。
そして、第６図に示すように、取り出したバッテリー53
のターミナル部53aに、バッテリーチャージヤー58から
延びる接続コード59の先端部のチャック59aを接続し、
充電を行う。このようにして充電を行ったバッテリー53
を、再度人手を介して搬送車51へ収納させる方法であ
る。
一方、自動充電による運用方法としては、第７図に示
すように、搬送車61の搬送車本体62側に取り付けられた
自動充電用端子受け63に自動充電器64側の充電用接続端
子65を接触させて充電を行う方法である。
すように、搬送車61の搬送車本体62側に取り付けられた
自動充電用端子受け63に自動充電器64側の充電用接続端
子65を接触させて充電を行う方法である。
発明が解決しようとする課題 人手によりバッテリーの交換を行う場合、バッテリー
の使用頻度に関係なく、バッテリーの交換を行う必要が
あり、非常に面倒であった。一方、自動充電を用いる方
式では、人手によるバッテリー交換作業を無くすことは
できるものの、搬送車本体62に自動充電用端子受け63が
設けられているため、自動充電中に搬送命令がかかって
しまった場合には、充電を十分に行うことができなくな
るとともに、このような不完全な充電状態が重なると、
最終的には停止してしまうという問題があった。
の使用頻度に関係なく、バッテリーの交換を行う必要が
あり、非常に面倒であった。一方、自動充電を用いる方
式では、人手によるバッテリー交換作業を無くすことは
できるものの、搬送車本体62に自動充電用端子受け63が
設けられているため、自動充電中に搬送命令がかかって
しまった場合には、充電を十分に行うことができなくな
るとともに、このような不完全な充電状態が重なると、
最終的には停止してしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解消し得る無人搬送車輛
用のバッテリー、バッテリーを用いた無人搬送車輌およ
び無人搬送車輌用バッテリーの自動充電装置並びにその
自動充電方法を提供することを目的とする。
用のバッテリー、バッテリーを用いた無人搬送車輌およ
び無人搬送車輌用バッテリーの自動充電装置並びにその
自動充電方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の無人搬送車輌用の
バッテリーは、バッテリー本体の側面の所定の高さにか
つ所定の幅で該側目と略等しい長さの接触式端子を設け
て充電可能にしたものである。
バッテリーは、バッテリー本体の側面の所定の高さにか
つ所定の幅で該側目と略等しい長さの接触式端子を設け
て充電可能にしたものである。
また、本発明のバッテリーを用いた無人搬送車輌は、
上記発明に係るバッテリーを搭載し、前記バッテリーを
動力源とし、かつ補助バッテリーを搭載する車輌におい
て、前記バッテリーの接触式端子と略等しい高さに接触
式端子を有するバッテリー収納室を形成するとともに、
この収納室の下面に、前記バッテリーを外部充電装置と
の間で受渡し自在な受渡し装置を設け、前記バッテリー
を外部充電装置との間で受渡しする際は、前記補助バッ
テリーを動力として使用するようにしたものである。
上記発明に係るバッテリーを搭載し、前記バッテリーを
動力源とし、かつ補助バッテリーを搭載する車輌におい
て、前記バッテリーの接触式端子と略等しい高さに接触
式端子を有するバッテリー収納室を形成するとともに、
この収納室の下面に、前記バッテリーを外部充電装置と
の間で受渡し自在な受渡し装置を設け、前記バッテリー
を外部充電装置との間で受渡しする際は、前記補助バッ
テリーを動力として使用するようにしたものである。
また、本発明の無人搬送車輌用のバッテリーの自動充
電装置は、上記発明に係るバッテリーを搭載した無人搬
送車輌から充電が必要になった状態のバッテリーを受取
り自動的に充電を行う充電装置であって、装置本体の側
部に、前記車輌側受渡し装置との間で前記バッテリーの
受渡しを行う充電装置側受渡し装置を設け、かつこの充
電装置側受渡し装置と装置本体適所に設けられた自動充
電器との間で前記バッテリーの搬送を行うバッテリーの
搬送装置を設け、このバッテリーの搬送装置は、前記充
電器へ前記バッテリーを送り込むのと予め搬送装置上に
待機させていた前記充電が必要になった状態のバッテリ
ーと同一種類の充電済みのバッテリーを前記充電装置側
受渡し装置に送り出すようにしたものである。
電装置は、上記発明に係るバッテリーを搭載した無人搬
送車輌から充電が必要になった状態のバッテリーを受取
り自動的に充電を行う充電装置であって、装置本体の側
部に、前記車輌側受渡し装置との間で前記バッテリーの
受渡しを行う充電装置側受渡し装置を設け、かつこの充
電装置側受渡し装置と装置本体適所に設けられた自動充
電器との間で前記バッテリーの搬送を行うバッテリーの
搬送装置を設け、このバッテリーの搬送装置は、前記充
電器へ前記バッテリーを送り込むのと予め搬送装置上に
待機させていた前記充電が必要になった状態のバッテリ
ーと同一種類の充電済みのバッテリーを前記充電装置側
受渡し装置に送り出すようにしたものである。
さらに、本発明の無人搬送車輌搭載のバッテリーの自
動充電方法は、上記発明に係るバッテリーを搭載し、該
バッテリーを動力源とし、かつ補助バッテリーを搭載す
る無人搬送車輌と、前記バッテリーを充電する充電装置
とからなる車輌搭載のバッテリーの充電方法において、
前記車輌は、前記バッテリーの接触式端子と略等しい高
さに接触式端子を有する前記バッテリーの収納室を形成
するとともに、この収納室の下面に、前記バッテリーを
外部充電装置との間で受渡し自在な車輌側受渡し装置を
設け、前記充電装置は、前記バッテリーの受渡しを前記
車輌と行う充電装置側受渡し装置と、この充電装置側受
渡し装置と自動充電器との間で前記バッテリーの搬送を
行うバッテリーの搬送装置を設けてなり、前記バッテリ
ーの交換を行う際、前記車輌を充電装置の所まで走行さ
せた後、補助バッテリーに切換え、前記充電の必要な状
態になったバッテリーを前記車輌側受渡し装置と前記充
電装置側受渡し装置により、充電装置側に移した後、搬
送装置により、充電器に搬入し充電を行うとともに、予
め待機させていた充電済みのバッテリーを搬送装置及び
前記受渡し装置を介して、搬送車に搭載した後、補助バ
ッテリーから前記充電済みのバッテリーに切り換える方
法である。
動充電方法は、上記発明に係るバッテリーを搭載し、該
バッテリーを動力源とし、かつ補助バッテリーを搭載す
る無人搬送車輌と、前記バッテリーを充電する充電装置
とからなる車輌搭載のバッテリーの充電方法において、
前記車輌は、前記バッテリーの接触式端子と略等しい高
さに接触式端子を有する前記バッテリーの収納室を形成
するとともに、この収納室の下面に、前記バッテリーを
外部充電装置との間で受渡し自在な車輌側受渡し装置を
設け、前記充電装置は、前記バッテリーの受渡しを前記
車輌と行う充電装置側受渡し装置と、この充電装置側受
渡し装置と自動充電器との間で前記バッテリーの搬送を
行うバッテリーの搬送装置を設けてなり、前記バッテリ
ーの交換を行う際、前記車輌を充電装置の所まで走行さ
せた後、補助バッテリーに切換え、前記充電の必要な状
態になったバッテリーを前記車輌側受渡し装置と前記充
電装置側受渡し装置により、充電装置側に移した後、搬
送装置により、充電器に搬入し充電を行うとともに、予
め待機させていた充電済みのバッテリーを搬送装置及び
前記受渡し装置を介して、搬送車に搭載した後、補助バ
ッテリーから前記充電済みのバッテリーに切り換える方
法である。
作 用 上記構成において、無人搬送車輌に搭載されるととも
に電源受給用の接触式端子が設けられたバッテリーの自
動充電を行う場合、まず無人搬送車輌を自動充電装置の
所まで走行させた後、補助バッテリーに切り換える。次
に、バッテリーが両方の受渡し装置を介して自動充電装
置側に移された後、搬送装置を介して自動充電器に搬送
されて自動的に充電が行われる。一方、自動充電装置側
ですでに充電が完了された充電済みのバッテリーは、や
はり搬送装置および上記両方の受渡し装置を介して無人
搬送車輌に移され、その後補助バッテリーが解放されて
無人搬送車輌は搬送作業に出発する。
に電源受給用の接触式端子が設けられたバッテリーの自
動充電を行う場合、まず無人搬送車輌を自動充電装置の
所まで走行させた後、補助バッテリーに切り換える。次
に、バッテリーが両方の受渡し装置を介して自動充電装
置側に移された後、搬送装置を介して自動充電器に搬送
されて自動的に充電が行われる。一方、自動充電装置側
ですでに充電が完了された充電済みのバッテリーは、や
はり搬送装置および上記両方の受渡し装置を介して無人
搬送車輌に移され、その後補助バッテリーが解放されて
無人搬送車輌は搬送作業に出発する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
まず、充電可能なバッテリーを第１図に基づき説明す
ると、この充電可能なバッテリー１は、バッテリー本体
２の両側部にたとえば雌側の板状接触式端子３が設けら
れたものである。もちろん、一側部の端子３はプラス
側、他側部の端子はマイナス側である。なお、場合によ
っては、プラス側とマイナス側との端子を同一側部に設
けることもできる。
ると、この充電可能なバッテリー１は、バッテリー本体
２の両側部にたとえば雌側の板状接触式端子３が設けら
れたものである。もちろん、一側部の端子３はプラス
側、他側部の端子はマイナス側である。なお、場合によ
っては、プラス側とマイナス側との端子を同一側部に設
けることもできる。
次に、上記充電バッテリー（以下、バッテリーとい
う）１を搭載した無人の搬送車輌（以下、搬送車とい
う）を、第２図に基づき説明する。なお、この搬送車
は、後述するバッテリーの自動充電装置との間で、バッ
テリーの受渡しが自動的に行われるようにされている。
う）１を搭載した無人の搬送車輌（以下、搬送車とい
う）を、第２図に基づき説明する。なお、この搬送車
は、後述するバッテリーの自動充電装置との間で、バッ
テリーの受渡しが自動的に行われるようにされている。
すなわち、この搬送車11は、中央部にバッテリー１の
収納室12が形成された搬送車本体（以下、本体という）
13と、この本体13の収納室12の下部に配置されたバッテ
リー１の受渡し装置（以下、車輌側受渡し装置という）
14と、この車輌側受渡し装置14と自動充電装置側のバッ
テリーの受渡し装置との位置合わせを行うために本体13
の側部に設けられた上下位置および左右位置の検出器た
とえばマグネット15,16と、同じく本体13の側部に設け
られて自動充電装置側との間で信号の授受を行う光通信
ユニット17と、本体13の内部適所に配置された補助バッ
テリー18とから構成されている。もちろん、上記収納室
12の両側壁部には雄側の板状接触式端子19が設けられて
いる。また、上記車輌側受渡し装置14は、バッテリー１
の移載用ローラ20と、その駆動装置（図示せず）とから
構成されている。
収納室12が形成された搬送車本体（以下、本体という）
13と、この本体13の収納室12の下部に配置されたバッテ
リー１の受渡し装置（以下、車輌側受渡し装置という）
14と、この車輌側受渡し装置14と自動充電装置側のバッ
テリーの受渡し装置との位置合わせを行うために本体13
の側部に設けられた上下位置および左右位置の検出器た
とえばマグネット15,16と、同じく本体13の側部に設け
られて自動充電装置側との間で信号の授受を行う光通信
ユニット17と、本体13の内部適所に配置された補助バッ
テリー18とから構成されている。もちろん、上記収納室
12の両側壁部には雄側の板状接触式端子19が設けられて
いる。また、上記車輌側受渡し装置14は、バッテリー１
の移載用ローラ20と、その駆動装置（図示せず）とから
構成されている。
次に、上記バッテリーの自動充電装置を第３図に基づ
き説明する。
き説明する。
この自動充電装置31は、一側部に上下方向の溝部32が
形成された装置本体33と、この溝部32内に配置されたバ
ッテリーの受渡し装置（以下、充電装置側受渡し装置と
いう）34と、装置本体33の溝部32の下方側部に設けられ
て搬送車11の光通信ユニット17との間で信号の授受を行
う光通信ユニット35と、装置本体33の上面の所定位置に
配置されるとともにその両側内壁部に雄側の板状接触式
端子36をする自動充電器37と、同じく装置本体33の上面
周囲に沿ってかつ自動充電器37内を通過するように配置
されたバッテリーの搬送装置38とから構成されている。
また、上記充電装置側受渡し装置34は、溝部32内で昇降
かつ回転自在に設けられたバッテリー１の載置台39と、
この載置台39をたとえばねじ機構40を介して昇降させる
とともに水平面内で回転させる駆動装置（図示せず）
と、上記載置台39の上面に設けられた左右一対のガイド
板41と、同じく載置台39の外側面の両端部に設けられた
上下位置検出用磁気センサー42および左右位置検出用磁
気センサー43とから構成されている。さらに、上記載置
台39は、移載置ローラ（図示せず）と、その駆動装置
（図示せず）とから構成され、また、搬送装置38も同様
に搬送用ローラ（図示せず）およびその駆動装置（図示
せず）とから構成されている。
形成された装置本体33と、この溝部32内に配置されたバ
ッテリーの受渡し装置（以下、充電装置側受渡し装置と
いう）34と、装置本体33の溝部32の下方側部に設けられ
て搬送車11の光通信ユニット17との間で信号の授受を行
う光通信ユニット35と、装置本体33の上面の所定位置に
配置されるとともにその両側内壁部に雄側の板状接触式
端子36をする自動充電器37と、同じく装置本体33の上面
周囲に沿ってかつ自動充電器37内を通過するように配置
されたバッテリーの搬送装置38とから構成されている。
また、上記充電装置側受渡し装置34は、溝部32内で昇降
かつ回転自在に設けられたバッテリー１の載置台39と、
この載置台39をたとえばねじ機構40を介して昇降させる
とともに水平面内で回転させる駆動装置（図示せず）
と、上記載置台39の上面に設けられた左右一対のガイド
板41と、同じく載置台39の外側面の両端部に設けられた
上下位置検出用磁気センサー42および左右位置検出用磁
気センサー43とから構成されている。さらに、上記載置
台39は、移載置ローラ（図示せず）と、その駆動装置
（図示せず）とから構成され、また、搬送装置38も同様
に搬送用ローラ（図示せず）およびその駆動装置（図示
せず）とから構成されている。
次に、バッテリーの自動充電作業を、第４図に示すフ
ローチャートに基づき説明する。
ローチャートに基づき説明する。
搬送車11側のバッテリー１の充電が必要になると、ま
ず搬送車11は互いの光通信ユニット17,35により信号の
授受を行ない、自動充電装置31の所まで移動し、その電
源が補助バッテリー18側に切り換えられる。次に上下位
置検出用磁気センサー42により上下位置用マグネット15
の位置を検出して自動充電装置31側の載置台39を搬送車
11側の移動用ローラ20の上面に一致させた後、左右位置
検出用磁気センサー43により左右位置用マグネット16の
位置を検出し、搬送車11を微調整してバッテリー１と載
置台39との位置合わせを行う。この位置合わせが完了す
ると、両受渡し装置14,34の移載用ローラを駆動してバ
ッテリー１を載置台39側に移す。次に、左右のガイド板
41を互いに接近させてバッテリー１の方向を正しくした
後、装置台39を自動充電装置31の上面まで上昇させる。
次に、載置台39を90゜回転させた後、移載用ローラおよ
び搬送用ローラを駆動してバッテリー１を矢印ａで示す
ように、自動充電器37内に移動させて、充電を行う。な
お、このとき、載置台39の左右のガイド板41同士の幅は
広げられている。次に、すでに充電が完了されてたとえ
ば自動充電器37とは反対側位置の搬送用ローラ上に待機
されている充電済バッテリーを１矢印ｂで示すように、
載置台39上に移動させた後、再びガイド板41同士を互い
に接近させて充電済バッテリー１の方向を正しくする。
次に、載置台39を搬送車11の移載用ローラ20面まで下降
させた後、左右位置を合わせる。なお、搬送車11がずっ
と停止していた場合、左右位置は一致しているため、そ
の確認だけが行われる。次に、両受渡し装置14,33の移
載用ローラを駆動して充電済バッテリー１を搬送車11の
収納室12に移動させた後、雄側の接触式端子19を雄側の
接触式端子３に接触する。そして、補助バッテリー18を
解放した後、搬送車11は再び搬送作業に出発する。な
お、自動充電装置31側では、載置台30のガイド板41同士
の幅が広くされて次のバッテリー１の搬入に備えられる
とともに、今、搬入されたバッテリー１の充電が完了す
ると、反対側位置の搬送用ローラ上まで移動され、次の
交換まで待機させられる。
ず搬送車11は互いの光通信ユニット17,35により信号の
授受を行ない、自動充電装置31の所まで移動し、その電
源が補助バッテリー18側に切り換えられる。次に上下位
置検出用磁気センサー42により上下位置用マグネット15
の位置を検出して自動充電装置31側の載置台39を搬送車
11側の移動用ローラ20の上面に一致させた後、左右位置
検出用磁気センサー43により左右位置用マグネット16の
位置を検出し、搬送車11を微調整してバッテリー１と載
置台39との位置合わせを行う。この位置合わせが完了す
ると、両受渡し装置14,34の移載用ローラを駆動してバ
ッテリー１を載置台39側に移す。次に、左右のガイド板
41を互いに接近させてバッテリー１の方向を正しくした
後、装置台39を自動充電装置31の上面まで上昇させる。
次に、載置台39を90゜回転させた後、移載用ローラおよ
び搬送用ローラを駆動してバッテリー１を矢印ａで示す
ように、自動充電器37内に移動させて、充電を行う。な
お、このとき、載置台39の左右のガイド板41同士の幅は
広げられている。次に、すでに充電が完了されてたとえ
ば自動充電器37とは反対側位置の搬送用ローラ上に待機
されている充電済バッテリーを１矢印ｂで示すように、
載置台39上に移動させた後、再びガイド板41同士を互い
に接近させて充電済バッテリー１の方向を正しくする。
次に、載置台39を搬送車11の移載用ローラ20面まで下降
させた後、左右位置を合わせる。なお、搬送車11がずっ
と停止していた場合、左右位置は一致しているため、そ
の確認だけが行われる。次に、両受渡し装置14,33の移
載用ローラを駆動して充電済バッテリー１を搬送車11の
収納室12に移動させた後、雄側の接触式端子19を雄側の
接触式端子３に接触する。そして、補助バッテリー18を
解放した後、搬送車11は再び搬送作業に出発する。な
お、自動充電装置31側では、載置台30のガイド板41同士
の幅が広くされて次のバッテリー１の搬入に備えられる
とともに、今、搬入されたバッテリー１の充電が完了す
ると、反対側位置の搬送用ローラ上まで移動され、次の
交換まで待機させられる。
発明の効果 以上のように本発明の構成によれば、バッテリーの下
面を車輌のバッテリー収納室の受渡し装置および充電装
置の搬送装置で受けて移動することができるとともに、
バッテリーの充電、あるいは、動力源として使用するバ
ッテリーの接触式端子と収納室または充電器の接触式端
子が当接することがラフな位置合わせで容易に行うこと
ができ、また、端子面長さの異なるバッテリーに関して
も、前記した接触式端子同士の当接時の位置合わせを容
易に行うことができる。
面を車輌のバッテリー収納室の受渡し装置および充電装
置の搬送装置で受けて移動することができるとともに、
バッテリーの充電、あるいは、動力源として使用するバ
ッテリーの接触式端子と収納室または充電器の接触式端
子が当接することがラフな位置合わせで容易に行うこと
ができ、また、端子面長さの異なるバッテリーに関して
も、前記した接触式端子同士の当接時の位置合わせを容
易に行うことができる。
また、車輌の駆動等によりバッテリーが収納室内で少
々ずれても端子が接触不良を起こす恐れはなく、また、
バッテリーを充電器に送り出す際には、補助バッテリー
を使用できるため、電源が切れることなく、車輌を動作
させることができる。
々ずれても端子が接触不良を起こす恐れはなく、また、
バッテリーを充電器に送り出す際には、補助バッテリー
を使用できるため、電源が切れることなく、車輌を動作
させることができる。
また、バッテリーを充電器で充電するとともに、予め
搬送装置上に待機させていた充電済みのバッテリーを受
渡し装置を介して、車輌に移載できるため、電気をよく
使うバッテリーの交換頻度が高い車輌においても、バッ
テリー交換時間（充電器地点に車輌が停止している時
間）を最小にできる。さらに、バッテリーを搭載し、前
記バッテリーを動力源とする車輌が効率よくバッテリー
を自動交換、自動充電でき、車輌の稼働時間を高めるこ
とができる。
搬送装置上に待機させていた充電済みのバッテリーを受
渡し装置を介して、車輌に移載できるため、電気をよく
使うバッテリーの交換頻度が高い車輌においても、バッ
テリー交換時間（充電器地点に車輌が停止している時
間）を最小にできる。さらに、バッテリーを搭載し、前
記バッテリーを動力源とする車輌が効率よくバッテリー
を自動交換、自動充電でき、車輌の稼働時間を高めるこ
とができる。
第１図〜第４図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は充電バッテリーの外観斜視図、第２図は無人搬送車
の一部切欠全体斜視図、第３図はバッテリーの自動充電
装置の斜視図、第４図は無人搬送車におけるバッテリー
の充電作業のフロー図、第５図〜第７図は従来例を示す
もので、第５図は無人搬送車の斜視図、第６図は人手に
よるバッテリーの交換充電方式を説明する斜視図、第７
図は自動によるバッテリーの充電方式を説明する斜視図
である。 １……充電バッテリー、３……接触式端子、11……搬送
車、12……収納室、14……受渡し装置、18……補助バッ
テリー、19……接触式端子、31……自動充電装置、34…
…受渡し装置、36……接触式端子、37……充電器、38…
…搬送装置、39……載置台。
図は充電バッテリーの外観斜視図、第２図は無人搬送車
の一部切欠全体斜視図、第３図はバッテリーの自動充電
装置の斜視図、第４図は無人搬送車におけるバッテリー
の充電作業のフロー図、第５図〜第７図は従来例を示す
もので、第５図は無人搬送車の斜視図、第６図は人手に
よるバッテリーの交換充電方式を説明する斜視図、第７
図は自動によるバッテリーの充電方式を説明する斜視図
である。 １……充電バッテリー、３……接触式端子、11……搬送
車、12……収納室、14……受渡し装置、18……補助バッ
テリー、19……接触式端子、31……自動充電装置、34…
…受渡し装置、36……接触式端子、37……充電器、38…
…搬送装置、39……載置台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01M 10/00 - 10/34 H01M 2/30,10/42 B60K 1/04
Claims (4)
- 【請求項１】バッテリー本体の側面の所定の高さにかつ
所定の幅で該側面と略等しい長さの接触式端子を設けて
充電可能にした無人搬送車輌用のバッテリー。 - 【請求項２】請求項１記載のバッテリーを搭載し、前記
バッテリーを動力源とし、かつ補助バッテリーを搭載す
る車輌において、前記バッテリーの接触式端子と略等し
い高さに接触式端子を有するバッテリー収納室を形成す
るとともに、この収納室の下面に、前記バッテリーを外
部充電装置との間で受渡し自在な受渡し装置を設け、前
記バッテリーを外部充電装置との間で受渡しする際は、
前記補助バッテリーを動力として使用するようにしたバ
ッテリーを用いた無人搬送車輌。 - 【請求項３】請求項１記載のバッテリーを搭載した無人
搬送車輌から充電が必要になった状態のバッテリーを受
取り自動的に充電を行う充電装置であって、装置本体の
側部に、前記車輌受渡し装置との間で前記バッテリーの
受渡しを行う充電装置側受渡し装置を設け、かつこの充
電装置側受渡し装置と装置本体適所に設けられた自動充
電器との間で前記バッテリーの搬送を行うバッテリーの
搬送装置を設け、このバッテリーの搬送装置は、前記充
電器へ前記バッテリーを送り込むのと予め搬送装置上に
待機させていた前記充電が必要になった状態のバッテリ
ーと同一種類の充電済みのバッテリーを前記充電装置側
受渡し装置に送り出すようにした無人搬送車輌用のバッ
テリーの自動充電装置。 - 【請求項４】請求項１記載のバッテリーを搭載し、該バ
ッテリーを動力源とし、かつ補助バッテリーを搭載する
無人搬送車輌と、前記バッテリーを充電する充電装置と
からなる車輌搭載のバッテリー充電方法において、前記
車輌は、前記バッテリーの接触式端子と略等しい高さに
接触式端子を有する前記バッテリーの収納室を形成する
とともに、この収納室の下面に、前記バッテリーを外部
充電装置との間で受渡し自在な車輌側受渡し装置を設
け、前記充電装置は、前記バッテリーの受渡しを前記車
輌と行う充電装置側受渡し装置と、この充電装置側受渡
し装置と自動充電器との間で前記バッテリーの搬送を行
うバッテリーの搬送装置を設けてなり、前記バッテリー
の交換を行う際、前記車輌を充電装置の所まで走行させ
た後、補助バッテリーに切換え、前記充電の必要な状態
になったバッテリーを前記車輌側受渡し装置と前記充電
装置側受渡し装置により、充電装置側に移した後、搬送
装置により、充電器に搬入し充電を行うとともに、予め
待機させていた充電済みのバッテリーを搬送装置及び前
記受渡し装置を介して、搬送車に搭載した後、補助バッ
テリーから前記充電済みのバッテリーに切り換える無人
搬送車輌搭載のバッテリーの自動充電方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1172477A JP2977206B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 無人搬送車輌用のバッテリー、バッテリーを用いた無人搬送車輌および無人搬送車輌用のバッテリーの自動充電装置並びにその自動充電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1172477A JP2977206B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 無人搬送車輌用のバッテリー、バッテリーを用いた無人搬送車輌および無人搬送車輌用のバッテリーの自動充電装置並びにその自動充電方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0337967A JPH0337967A (ja) | 1991-02-19 |
| JP2977206B2 true JP2977206B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=15942714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1172477A Expired - Fee Related JP2977206B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 無人搬送車輌用のバッテリー、バッテリーを用いた無人搬送車輌および無人搬送車輌用のバッテリーの自動充電装置並びにその自動充電方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2977206B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100854916B1 (ko) * | 2003-01-13 | 2008-08-27 | 니타 가부시키가이샤 | 로봇 시스템 장치 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5994857B2 (ja) | 2012-08-02 | 2016-09-21 | 日産自動車株式会社 | 無人搬送車のバッテリユニット |
| NO340313B1 (no) * | 2014-01-08 | 2017-03-27 | Jakob Hatteland Logistics As | Fjernstyrt kjøretøy for å plukke opp lagringsbeholdere fra et lagringssystem, lagringssystem for lagring av beholdere og fremgangsmåte for å bytte en strømkilde |
| JP6073411B2 (ja) * | 2015-05-29 | 2017-02-01 | 株式会社ダイフク | 物品搬送設備 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1172477A patent/JP2977206B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100854916B1 (ko) * | 2003-01-13 | 2008-08-27 | 니타 가부시키가이샤 | 로봇 시스템 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0337967A (ja) | 1991-02-19 |
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