JP2977030B2 - ディジタル情報処理装置 - Google Patents

ディジタル情報処理装置

Info

Publication number
JP2977030B2
JP2977030B2 JP921098A JP921098A JP2977030B2 JP 2977030 B2 JP2977030 B2 JP 2977030B2 JP 921098 A JP921098 A JP 921098A JP 921098 A JP921098 A JP 921098A JP 2977030 B2 JP2977030 B2 JP 2977030B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error correction
circuit
digital information
recording
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP921098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10233067A (ja
Inventor
勝英 長谷川
素一 樫田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP921098A priority Critical patent/JP2977030B2/ja
Publication of JPH10233067A publication Critical patent/JPH10233067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2977030B2 publication Critical patent/JP2977030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル情報処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像や音声などの各種の信号をデ
ィジタル化して記録するディジタル・テープ・レコーダ
の開発、実用化が活発に行われ、また、光ファイバーや
通信衛星など、伝送媒体のディジタル化が盛んに研究さ
れて、一部は実用化されてきている。しかし、標準テレ
ビジョン信号のようなビデオ信号をディジタル化して記
録又は伝送する場合には、データ量が膨大なものになる
ので、一般には、画像情報の統計的性質や視覚特性など
を利用してデータ量を数分の1程度に削減する帯域圧縮
技術が利用される。また、記録再生系や通信回線ではノ
イズの混入によりデータ誤りが発生するので、この誤り
を検出・訂正するために、誤り訂正符号が利用される。
更には、大量のノイズが混入した場合には、誤り訂正符
号では訂正しきれない場合が生じうるが、画像の場合に
は、垂直相関などの、空間的又は時間的な相関性を利用
してデータの欠落部分を補うことができる。この処理は
補間と呼ばれる。
【0003】これらの技術は記録再生系と通信系では共
通するものであるが、実際には異なる方式が採用される
ことが多い。これは、通信回線に比べて記録再生系では
バースト状の連続する誤りがはるかに多いなど、その品
質が著しく異なるからである。具体的に説明すると、記
録再生系と通信系とでは、それぞれ独自の圧縮方式及び
誤り訂正符号を採用しており、記録再生系から通信系
(の送信回路)に信号を渡す時点では、ディジタル又は
アナログのビデオ信号に戻したりしていた。また、記録
再生系と通信系との間で符号化サンプリング・レートが
異なる場合には、一旦、アナログ信号に戻すか、或いは
インターフェース回路を介在させる必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来例で
は、記録再生系と通信系とで独自に圧縮・伸長処理を行
っており、ディジタル伝送システムにディジタル記録再
生系を組み込む場合、システムが大型化・高価格化する
ばかりでなく、圧縮・伸長処理の繰り返しにより画像品
質の劣化を招くおそれがある。即ち、記録用の帯域圧縮
方式と伝送用の帯域圧縮方式とが異なる場合には画質劣
化をもたらす可能性が高い。例えば、サブサンプリング
が一方ではフィールド・オフセット方式で、他方がライ
ン・オフセット方式であるとか、差分量子化の量子化器
の設定値が異なる場合などである。
【0005】そこで本発明は、上記のような信号劣化を
起こさないディジタル情報処理装置を提示することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
信号伝送装置は、入力されたディジタル情報を圧縮する
圧縮手段と、前記圧縮手段によって圧縮された圧縮ディ
ジタル情報に誤り訂正検査符号を付加する付加手段と、
前記付加手段によって誤り訂正検出符号が付加された圧
縮ディジタル情報を記録媒体に記録する記録手段と、前
記記録媒体に記録された誤り訂正検出符号が付加された
圧縮ディジタル情報を再生する再生手段と、前記再生手
段によって再生された圧縮ディジタル情報の誤り符号を
前記誤り訂正検出符号を用いて訂正する誤り訂正手段
と、前記誤り訂正手段によって訂正不能な誤り符号を、
前記圧縮ディジタル情報を伸長することなく補間する補
間手段と、前記補間手段によって処理された圧縮ディジ
タル情報を伝送路に出力する出力手段とを有することを
特徴とする。
【0007】上記手段により、誤り訂正手段によって訂
正できない誤り符号を圧縮状態のままで補間して、伝送
路に送出するので、圧縮伸長を繰り返すことなしに記録
再生又は伝送を行うことになる。従って、不必要に圧縮
・伸長を行わない分だけ、装置の構成が簡略化され、ま
た、信号品質の劣化も防げる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1は本発明の一実施例の構成ブロック図
を示す。図1において、入力端子10にはアナログ・ビ
デオ信号が入力され、その信号はA/D変換器12でデ
ィジタル化される。帯域圧縮回路14はA/D変換器1
2の出力データ(ディジタル・ビデオ信号)を、サブサ
ンプリング、差分符号化などにより帯域圧縮し、データ
量を数分の1にする。誤り訂正符号付加回路16は、帯
域圧縮回路14の出力データに誤り訂正符号を付加し、
変調回路18は例えばスクランブルNRZ方式などによ
りディジタル変調し、その出力は磁気ヘッド20により
磁気テープ22に記録される。
【0010】磁気テープ22の記録信号は磁気ヘッド2
4により再生され、復調回路26により復調される。誤
り訂正回路28は誤り訂正符号付加回路16で付加され
た誤り訂正符号に従って、誤り訂正を行う。誤り訂正回
路28の出力は圧縮ビデオ信号になる。従来例では、誤
り訂正回路28の出力は伸長回路により伸長されるが、
本実施例では、誤り訂正回路28の出力を補間回路32
に直接印加し、誤り訂正回路28で訂正しきれなかった
データを補間する。補間回路32は例えば、フレーム内
又はフレーム間補間により必要なデータを補充する。圧
縮信号に対して補間を行う場合、圧縮方式によっては簡
単でない場合があるが、例えば差分量子化信号に対しラ
イン補間を行うなど、非常に容易に実現できるものもあ
り、適当な圧縮方式及び補間方式の組み合わせを選択す
ればよい。
【0011】補間回路32の出力は次に、伝送用の処理
系に印加される。即ち、誤り訂正符号付加回路36は伝
送用の誤り訂正符号を付加し、変調回路38は伝送用の
変調を行う。変調回路38の出力が伝送路40に送出さ
れる。伝送路40は例えば、光ファイバーや通信衛星で
ある。伝送路40を通過した信号は、受信装置の復調回
路42で復調され、誤り訂正回路44は、誤り訂正符号
付加回路36で付加された誤り訂正符号を使って誤り訂
正を行い、伸長回路46は帯域圧縮回路14に対応する
伸長処理を行って、ディジタル・ビデオ信号に戻す。補
間回路48は誤り訂正符号付加回路36による誤り訂正
符号によっても訂正できなかった部分を補間する。D/
A変換器50は補間回路48の出力データをアナログ化
し、出力端子52に出力する。
【0012】図1の実施例では、記録媒体としての磁気
テープ22から再生された信号に伸長処理を施すことな
しに、補間回路32で補間を行い、伝送用の誤り訂正符
号を付加して伝送路40に送出しているので、記録再生
系から通信系の送信回路へは圧縮信号の形で信号が渡さ
れており、従って、圧縮・伸長処理を繰り返すことによ
る画質劣化は無くなる。
【0013】図2は本発明の別の実施例の構成ブロック
図を示す。図1と同じ構成要素には同じ符号を付してあ
る。本実施例では、送信側において、迂回路60及び切
換スイッチ62により、磁気テープ22の記録再生系
(即ち、回路16〜32)を迂回できるようにしてあ
る。また、受信側では、誤り訂正回路44の出力を補間
回路64に印加して、先に、誤り訂正不能データの補間
を行い、当該補間回路64の出力を記録再生系65及び
その迂回路66に印加し、スイッチ68で記録再生系6
5及び迂回路66の選択を行う。スイッチ68の出力は
伸長回路69に印加され、帯域圧縮回路14での帯域圧
縮に対応する伸長処理が施される。記録再生系65にお
いて、70は誤り訂正符号付加回路、72は変調回路、
74は記録ヘッド、76は磁気テープ、78は再生ヘッ
ド、80は復調回路、82は誤り訂正回路、84は補間
回路であり、回路16〜32の部分と同じ作用を奏す
る。即ち、図示した送信側と受信側の両方の機能を有す
る送受信回路を構成する場合には、回路16〜32及び
記録再生系65の機能を1つの記録再生系で兼用するこ
とができる。
【0014】図2の実施例では、スイッチ62をa接点
側に接続する場合には図1の実施例の送信側と同様に動
作する。スイッチ62をb接点側に接続した場合には、
入力端子10の信号をリアル・タイムで伝送路40に送
出することになる。
【0015】他方、受信側では、補間回路64により先
ず、誤り訂正回路44で訂正不能であったデータを補間
する。そして、スイッチ68をb接点側に接続する場合
には、補間回路64の出力を伸長回路69で伸長し、D
/A変換器50でアナログ信号に戻す。スイッチ68を
a接点側に接続する場合には、補間回路64の出力を磁
気テープ76に一旦記録する。このように、補間処理を
圧縮ビデオ信号に対して行うことにより、受信信号を一
旦記録媒体に記録する場合にも、圧縮伸長を繰り返す必
要が無くなる。
【0016】図2の実施例では、スイッチ62と同68
の切換の組み合わせにより、4種類の使用方法が可能に
なる。
【0017】なお、図1及び図2では磁気ヘッド20,
24;74,78をそれぞれ1個図示したが、勿論、そ
れぞれ複数あってもよく、また、記録用と再生用とで兼
用であってもよい。更には、VTRのような回転ヘッド
方式でもよい。磁気テープ22,76の代わりに、磁気
ディスクや光ディスクなどでもよい。
【0018】上述の実施例では、ディジタル信号として
ディジタル・ビデオ信号を伝送するシステムについて説
明したが、本発明は音声信号などの他のディジタル信号
を伝送するシステムにも適用可能であることは勿論であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、記録再生処理及び伝送処理に際し
て圧縮伸長を繰り返さないので、装置構成を簡略化で
き、低コスト、小型化、低消費電力化が可能になり、更
に、信号品質を徒らに損なうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成ブロック図である。
【図2】 本発明の別の実施例の構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
10:入力端子 14:帯域圧縮回路 16,36,70:誤り訂正符号付加回路 18,38,72:変調回路 20,24,74,78:磁気ヘッド 22,76:磁気テープ 26,42,80:復調回路 28,44,82:誤り訂正回路 32,48,64,84:補間回路 46:伸長回路 52:出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572Z H04N 7/24 H04N 7/13 A

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたディジタル情報を圧縮する圧
    縮手段と、 前記圧縮手段によって圧縮された圧縮ディジタル情報に
    誤り訂正検査符号を付加する付加手段と、 前記付加手段によって誤り訂正検出符号が付加された圧
    縮ディジタル情報を記録媒体に記録する記録手段と、 前記記録媒体に記録された誤り訂正検出符号が付加され
    た圧縮ディジタル情報を再生する再生手段と、 前記再生手段によって再生された圧縮ディジタル情報の
    誤り符号を前記誤り訂正検出符号を用いて訂正する誤り
    訂正手段と、 前記誤り訂正手段によって訂正不能な誤り符号を、前記
    圧縮ディジタル情報を伸長することなく補間する補間手
    段と、 前記補間手段によって処理された圧縮ディジタル情報を
    伝送路に出力する出力手段とを有することを特徴とする
    ディジタル情報処理装置。
JP921098A 1998-01-21 1998-01-21 ディジタル情報処理装置 Expired - Lifetime JP2977030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP921098A JP2977030B2 (ja) 1998-01-21 1998-01-21 ディジタル情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP921098A JP2977030B2 (ja) 1998-01-21 1998-01-21 ディジタル情報処理装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19436088A Division JP2855621B2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 ディジタル情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10233067A JPH10233067A (ja) 1998-09-02
JP2977030B2 true JP2977030B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=11714114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP921098A Expired - Lifetime JP2977030B2 (ja) 1998-01-21 1998-01-21 ディジタル情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2977030B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10233067A (ja) 1998-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5317413A (en) Digital high-definition video signal recording and reproducing apparatus
JP3356442B2 (ja) データ記録再生装置
EP0627854A2 (en) Digital video signal recording/reproducing apparatus
US5440432A (en) Dubbing system for digital information
JP3132184B2 (ja) 画像データ記録再生装置
EP0602817B1 (en) Digital video signal processing apparatus
EP0353757B1 (en) Information transmission system with record/reproducing device
JPH0723333A (ja) 映像信号の記録および再生装置
JP2977030B2 (ja) ディジタル情報処理装置
JP2845274B2 (ja) ディジタル情報処理装置
US5124812A (en) Digital recording and reproducing apparatus for muse signal
JP2855621B2 (ja) ディジタル情報処理装置
US6009227A (en) HDTV digital recorder with compressed image data inserted in a video signal that corresponds to a video interface standard
JP2821124B2 (ja) 復号化方法および復号装置
US6208803B1 (en) Recording and/or reproducing apparatus which produces main information and historical information with respect to signal processing performed on the main information
JP2962329B2 (ja) 画像処理方法
JP3223373B2 (ja) 記録再生装置
JP2979551B2 (ja) 情報データ処理装置
JPS6126381A (ja) 録画装置
JP3137798B2 (ja) ディジタル信号処理装置
JPH01114176A (ja) ビデオ信号処理装置
JP2656022B2 (ja) 画像データ伝送装置
JP2973530B2 (ja) ディジタル映像信号記録再生装置
JP2903577B2 (ja) 画像データ処理装置
JPH0575969A (ja) 映像信号記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990811

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070910

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term