JP2976151B2 - 記録媒体とプローブ電極間の位置決め方法 - Google Patents

記録媒体とプローブ電極間の位置決め方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】記録媒体の記録及び再生方向とプ
ローブ電極の走査方向を合わせる位置決め方法に関する
ものであり、更に詳しくはプローブ電極を用いて情報の
記録・再生等を行う情報処理装置における記録媒体とプ
ローブ電極との位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年情報化社会の発展につれ、大容量メ
モリ化技術の開発が行われている。最近では走査型トン
ネル顕微鏡(以後STMと略す)の原理を用いた又は応
用した記録再生装置が登場してきた。
【0003】かかるSTMは、金属の探針(トンネルチ
ップ)を導電性物質間に電圧を加えて1nm程度の距離
まで近づけるとトンネル電流が流れることを利用するも
のである。この電流は両者の距離変化に敏感である。ト
ンネル電流を一定に保つようにプローブ電極を走査する
ことにより、実空間の全電子雲に関する種々の情報をも
読み取ることができる。この際面内方向の分解能は0.
1nm程度である。従って、STMの原理を応用すれば
原子オーダ(サブナノメートル)での高密度記録再生を
行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記STMの
原理を用いた又は応用した情報記録及び/又は再生装置
においては、記録媒体表面への記録時及び/又は再生時
の記録及び再生方向とプローブ電極の走査方向の面合わ
せが行われていなかった。そのため、図12に示してあ
る以下のような問題点があった。
【0005】記録時において、記録媒体表面の記録され
るべき方向とプローブ電極の走査方向が一致していない
ため、 .記録容量が少なくなる。
【0006】.記録されない部分が出来る。
【0007】再生時において、記録媒体表面の記録され
るべき方向とプローブ電極の走査方向が一致していない
ため、 .読み取りエラーが多くなる。
【0008】本発明の目的は、上記の問題点を解決し、
より簡単な手段で記録媒体表面への記録時及び/又は再
生時の記録及び再生方向とプローブ電極の走査面の位置
決めを行う方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
すべくなされた本発明は、情報を記録・再生するための
記録媒体と、該記録媒体に対向して設けられた書込み読
出しを行う複数のプローブ電極とを、走査面に対し平行
を維持しながら記録時及び/又は再生時に該記録媒体へ
の記録方向と該複数のプローブ電極の走査方向を一致さ
せる方法において、該記録媒体を面方向に回転する基準
軸と該複数のプローブ電極をその面方向に回転する基準
軸を合わせる第1の位置決め手段と、該基準軸を中心に
該記録媒体又は該複数のプローブ電極を走査面に対し平
行を維持しながら相対的に回転移動させる第2の位置決
め手段により一致させることを特徴とする記録媒体とプ
ローブ電極間の位置決め方法、としている点にある。
【0010】ここで、第1の位置決め手段と第2の位置
決め手段として具体的には、記録媒体表面及びプローブ
電極基板面に設けられた位置検出用の静電容量パットの
静電容量変化を用いることが挙げられる。
【0011】また、第1の位置決め手段において、回転
の基準軸を静電容量検出パットの上に設定する位置決め
方法、あるいは、第1の位置決め手段において、基準軸
を記録媒体及び複数のプローブ電極の中心に設定する位
置決め方法、等が挙げられる。
【0012】さらに、第2の位置決め手段において、基
準軸の回りに複数のプローブ電極を有した基板を回転さ
せる位置決め方法、あるいは、第2の位置決め手段にお
いて、基準軸の回りに記録媒体を回転させる位置決め方
法、等を挙げることができる。
【0013】かかる構成によれば、STMの原理を用い
た又は応用した情報記録及び/又は再生装置において、
記録媒体表面への記録時及び/又は再生時の記録及び再
生方向とプローブ電極の走査方向の位置決めを回転機構
を用いた位置決め手段によって行うことにより、高密度
記録かつ読み取りエラーの少ない情報の記録及び/又は
再生が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の特徴をもっと
も良く表す図であり、同図において1はマイクロメカニ
クス技術で作成された複数のプローブ電極、2は位置決
めに用いる静電容量検出パット、3は複数のプローブ電
極を記録媒体との平行を維持しながら回転させる回転機
構、4は複数のプローブ電極をZ方向に微動・粗動させ
るZ方向微動・粗動機構である。5は記録媒体で、ガラ
スを研磨して得られた基板5a上にCr(下引き層)と
Auを真空蒸着法により形成した下地電極5bを設け、
さらにグラファイト(HOPG)の記録層5cを設けた
ものである。記録層5cは下地電極5bの上に導電性接
着剤で接着され、記録層表面の記録再生領域はへき開に
より原子オーダで平滑になっている。6は記録媒体5を
XY方向に微動・粗動させるXY方向微動・粗動機構で
ある。7は情報処理装置との接続を行うインターフェー
スであり、書込み読出し情報の入出力、ステータスの出
力、制御信号の入力、アドレス信号の出力を行う。
【0016】8は装置内の各ブロック間の相互作用の集
中制御を行う制御回路、9は書込み読出し情報(デー
タ)を制御回路8からの指示により書込んだり読出した
りする書込み読出し回路、10は書込み読出し回路から
の指令信号で複数のプローブ電極1と記録媒体5との間
に書込み用のパルス状電圧を印加してデータを書込んだ
り、読出し用の電圧を印加するバイアス回路、11は記
録・再生時に複数のプローブ電極1と記録媒体5との間
に流れる電流を検出するトンネル電流検出回路、12は
制御回路8などの指示によりトンネル電流検出回路11
や位置検出回路13の信号を基に複数のプローブ電極1
や記録媒体5の位置を決定する位置決め回路、14は位
置決め回路15からのサーボ信号を基に複数のプローブ
電極1や記録媒体5の位置をサーボするサーボ回路、1
5はサーボ回路14の信号に従い複数のプローブ電極1
のZ方向微動・粗動機構4を駆動するZ方向駆動回路、
16はサーボ回路14の信号に従い記録媒体5のXY方
向微動・粗動機構6を駆動するXY方向駆動回路、17
はサーボ回路14の信号に従い回転機構3を駆動する回
転機構駆動回路、18は複数のプローブ電極1、記録媒
体5に設けられた静電容量検出用パット2からの静電容
量を検出する静電容量検出回路である。
【0017】本図面では、制御回路8、書込み読込み回
路9、バイアス回路10、トンネル電流検出回路11は
lつしか記載されていないが、実際には複数のプローブ
電極の数だけ使用する。
【0018】図2(a)は、本実施例に用いた記録媒体
表面を示した図である。2a、2bは静電容量検出用パ
ットであり、5は記録媒体である。静電容量検出用パッ
ト2a、2bはフォトリソ工程で作られており、その位
置精度はフォトリソ工程により決定される程度の精度で
ある。本実施例では、静電容量検出用パット2aを第1
の位置決め手段に用い、静電容量検出用パット2bを第
2の位置決め手段に用いた。
【0019】図2(b)は、本実施例に用いた複数のプ
ローブ電極を上方から(図1では下方から)見た図面で
あり、プローブ電極をX方向に5本、Y方向に7本、合
計35本配置した構成になっている。各々のプローブ電
極には、トンネルチップ21からトンネル電流を検出又
は記録信号を記録層に対して電圧を印加するための配線
がなされており、各々がトンネル電流検出回路11、バ
イアス回路10につながれている。23は複数のプロー
ブ電極を設けた基板である。2c、2dは静電容量検出
用パットであり、2a、2bと同様にフォトリソ工程で
作られており、その位置精度はフォトリソ工程により決
定される程度の精度である。本実施例では、静電容量検
出用パット2dを第1の位置決め手段に用い、静電容量
検出用パット2cを第2の位置決め手段に用いた。
【0020】図3はプローブ電極の構成例を示す断面図
である。21はトンネル電流あるいは記録信号を記録層
に対して電圧を印加するトンネルチップである。22は
トンネルチップをZ方向に移動させるためのカンチレバ
ーであり、マイクロメカニクス技術により形成される。
そして24及び25の電極に任意の電圧を印加すること
により、その静電力によってカンチレバーを変位させる
ことができる。26はトンネルチップをカンチレバー上
に有するプローブ電極であり、23はプローブ電極が形
成されている基板である。
【0021】ここで、図2(a)に示す記録媒体5をX
Y方向微動・粗動機構6に装着した。装着はXY方向微
動・粗動機構6に接着剤で固定した試料ホルダーにねじ
で固定することにより行った。また、図2(b)に示す
複数のプローブ電極は回転機構3に接着剤を用いて装着
した。この時、回転機構3の回転軸(回転中心)と複数
のプローブ電極の回転軸(回転中心)はすでに合わせて
ある。本実施例に用いた装置は複数のプローブ電極をX
Y方向に対し固定し、記録媒体をXY方向に微動する構
成になっている。
【0022】次に、位置決め方法の詳細を述べる。ま
ず、第1の位置決め手段により記録媒体5の回転中心O
1 と複数のプローブ電極の回転中心O2 を合わせる。本
実施例では、各々の回転中心は図2(a),(b)に示
されるように中央に設定した。
【0023】詳述すると、まず、Z方向微動・粗動機構
4により、静電容量検出用パット2aで静電容量が測定
できるまで、複数のプローブ電極を記録媒体5に近づけ
る。今回は100μmまで静電容量検出用パット2aを
近づけたら静電容量が測定できるようになり、静電容量
型変位計からの出力は電圧にして10Vであった。この
時、記録媒体5と複数のプローブ電極の位置関係は図4
(a)に示す通りであり、この時すでに走査面と記録媒
体表面、及び複数のプローブ電極の面はすでに合ってい
る。
【0024】次に、XY方向微動・粗動機構6により記
録媒体5をX方向に0.1Hzで走査する。静電容量検
出用パット2aの静電容量は、静電容量検出用パット2
aと2cの重なり合う面積によって変わるので、その重
なり合う面積が一番多い時、すなわち静電容量が一番高
くなる時走査をやめる。続いて、同様にY方向にも走査
を行い、静電容量が一番高くなる時走査をやめる(図4
(b))。
【0025】この結果、記録媒体5の回転中心と複数の
プローブ電極の回転中心を合わせることができる。本実
施例では、この動作を2回繰り返すことにより±5nm
の範囲で記録媒体5の回転中心と複数のプローブ電極の
回転中心を合わせることができた。
【0026】次に、第2の位置決め手段により記録媒体
5の走査方向と情報の記録及び/または再生方向を合わ
せる。詳述すると、複数のプローブ電極を記録媒体5と
の平行を維持しながら右または左回りに回転機構3を用
いて回転させる。この時、静電容量検出用パット2bと
2dの静電容量を測定し、その値が最大になったら回転
を止める。これにより走査方向と情報を記録及び/また
は再生する方向を合わせることができる。
【0027】この状態でプローブ電極1にトンネル電流
が流れるまで複数のプローブ電極を記録媒体5に接近さ
せ、情報の記録及び/又は再生を行ったところ、走査方
向に一致した記録ができ、再生もエラーなく行うことが
できた。
【0028】本実施例では、第2の位置決め手段に用い
る静電容量検出用パット2b、2dを図2(b)の位置
に設置したが、これはなんら制限されるものではなく、
図5及び図6に示される位置でも良い。また、第1の位
置決め手段と第2の位置決め手段では違う静電容量検出
用パットを用いたが、図7に示すように1組の静電容量
検出用パットでも十分である。
【0029】また、本実施例では回転機構3を複数のプ
ローブ電極23側に配置し、第2の位置決め手段におい
て複数のプローブ電極23を回転させたが、回転機構3
を記録媒体5側に配置し、第2の位置決め手段において
記録媒体を回転させても構わない。
【0030】(実施例2)図8は、本発明の第2の実施
例に係る記録媒体表面と複数のプローブ電極を示した図
である。全体の構成は実施例1と同様であるが、記録媒
体5と複数のプローブ電極の回転中心を、図8に示すよ
うに静電容量検出用パット2a及び2cの上に設定し
た。
【0031】ここで、図8(a)に示す記録媒体5をX
Y方向微動・粗動機構6に装着した。装着はXY方向微
動・粗動機構6に接着剤で固定した試料ホルダーにねじ
で固定することにより行った。また、図8(b)に示す
複数のプローブ電極は回転機構3に接着剤を用いて装着
した。この時、回転機構3の回転軸(回転中心)と複数
のプローブ電極の回転軸(回転中心)はすでに合わせて
ある。
【0032】本実施例に用いた装置は、複数のプローブ
電極をXY方向に対し固定し、記録媒体をXY方向に微
動する構成になっている。
【0033】次に、位置決め方法の詳細を述べる。ま
ず、第1の位置決め手段により記録媒体5の回転中心と
複数のプローブ電極の回転中心を合わせる。詳述する
と、まず、Z方向微動・粗動機構4により、静電容量検
出用パット2aで静電容量が測定できるまで、複数のプ
ローブ電極を記録媒体5に近づける。今回は100μm
まで静電容量検出用パット2aを近づけたら静電容量が
測定できるようになり、その値は電圧にして10Vであ
った。この時、記録媒体5と複数のプローブ電極の位置
関係は図9(a)に示す通りであり、この時すでに走査
面と記録媒体表面、及び複数のプローブ電極の面はすで
に合っている。
【0034】次に、XY方向微動・粗動機構6により記
録媒体5をX方向に0.1Hzで走査する。静電容量検
出用パット2aの静電容量は静電容量検出用パット2a
と2cの重なり合う面積によって変わるので、その重な
り合う面積が一番多い時、すなわち静電容量が一番高く
なる時走査をやめる。続いて、同様にY方向にも走査を
行い、静電容量が一番高くなる時走査をやめる(図9
(b))。
【0035】この結果、記録媒体5の回転中心と複数の
プローブ電極の回転中心を合わせることができる。本実
施例では、この動作を2回繰り返すことにより±5nm
の範囲で記録媒体5の回転中心と複数のプローブ電極の
回転中心を合わせることができた。
【0036】次に、第2の位置決め手段により記録媒体
5の走査方向と情報の記録及び/または再生方向を合わ
せる。詳述すると、複数のプローブ電極を記録媒体5と
の平行を維持しながら右または左回りに回転機構3を用
いて回転させる。この時静電容量検出用パット2bと2
dの静電容量を測定し、その値が最大になったら回転を
止める。これにより走査方向と情報を記録及び/または
再生する方向を合わせることができる。
【0037】この状態でプローブ電極1にトンネル電流
が流れるまで複数のプローブ電極を記録媒体5に接近さ
せ、情報の記録及び/又は再生を行ったところ、走査方
向に一致した記録ができ、再生もエラーなく行うことが
できた。
【0038】本実施例では、第2の位置決め手段に用い
る静電容量検出用パット2b、2dを図2(b)の位置
に設置したが、これはなんら制限されるものではなく、
図5及び図6に示される位置でも良い。また、記録領域
になんら支障がなければ図10の位置に静電容量検出用
パットを配置してもよい。
【0039】また、本実施例では静電容量検出用パット
の形状として四角形のものを示したが、図11のように
円形であっても構わない。
【0040】また、本実施例では回転機構3を複数のプ
ローブ電極23側に配置し、第2の位置決め手段におい
て複数のプローブ電極23を回転させたが、回転機構3
を記録媒体5側に配置し、第2の位置決め手段において
記録媒体5を回転させてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録時及び/又は再生時における記録媒体表面の記録及
び再生方向とプローブ電極の走査面の位置決めを行うこ
とができ、高密度記録かつ読み取りエラーの少ない情報
の記録及び/又は再生が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置決め手段,方法の概略ブロック図
である。
【図2】本発明の実施例1に係る記録媒体表面に設けら
れた静電容量検出用パットを示した図、及び複数のプロ
ーブ電極表面に設けられた静電容量検出用パットを示し
た図である。
【図3】プローブ電極の構成例の断面図である。
【図4】本発明の実施例1に係る記録媒体と複数のプロ
ーブ電極の偏心を示した図、及び第1の位置決め手段に
より回転中心が一致したことを示す図である。
【図5】本発明に係る記録媒体表面と複数のプローブ電
極表面の静電容量検出用パットの位置の他の例を示した
図である。
【図6】本発明に係る記録媒体表面と複数のプローブ電
極表面の静電容量検出用パットの位置の他の例を示した
図である。
【図7】本発明の実施例1の他の例を示した図である。
【図8】本発明の実施例2に係る記録媒体表面に設けら
れた静電容量検出用パットを示した図、及び複数のプロ
ーブ電極表面に設けられた静電容量検出用パットを示し
た図である。
【図9】本発明の実施例2に係る記録媒体と複数のプロ
ーブ電極の偏心を示した図、及び第1の位置決め手段に
より回転中心が一致したことを示す図である。
【図10】本発明に係る実施例2の他の例を示した図で
ある。
【図11】本発明に係る実施例2の他の例を示した図で
ある。
【図12】記録時及び/又は再生時における記録媒体表
面の記録及び再生方向とプローブ電極の走査面の不一致
を示したものである。
【符号の説明】 1 プローブ電極 2 静電容量検出用パット 2a〜2d 静電容量検出用パット 3 回転機構 4 Z方向微動・粗動機構 5 記録媒体 5a 基板 5b 下地電極 5c 記録層 5d 記録領域 6 XY方向微動・粗動機構 7 インターフェース 8 制御回路 9 書込み読出し回路 10 バイアス回路 11 トンネル電流検出回路(記録・再生用) 12 位置決め回路 13 位置検出回路 14 サーボ回路 15 Z方向駆動回路 16 XY方向駆動回路 17 回転機構駆動回路 18 静電容量検出回路 21 トンネルチップ 22 カンチレバー 23 複数のプローブ電極(基板) 24 電極 25 電極 26 プローブ電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑中 勝則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−91865(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 9/00 G11B 21/02 G11B 17/00 G11B 19/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録・再生するための記録媒体
    と、該記録媒体に対向して設けられた書込み読出しを行
    う複数のプローブ電極とを、走査面に対し平行を維持し
    ながら記録時及び/又は再生時に該記録媒体への記録方
    向と該複数のプローブ電極の走査方向を一致させる方法
    において、該記録媒体を面方向に回転する基準軸と該複
    数のプローブ電極をその面方向に回転する基準軸を合わ
    せる第1の位置決め手段と、該基準軸を中心に該記録媒
    体又は該複数のプローブ電極を走査面に対し平行を維持
    しながら相対的に回転移動させる第2の位置決め手段に
    より一致させることを特徴とする記録媒体とプローブ電
    極間の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の位置決め手段と第2の位置決
    め手段として、記録媒体及び複数のプローブ電極を有し
    た基板に設けられた位置検出用の静電容量パットの静電
    容量変化を用いることを特徴とする請求項1記載の記録
    媒体とプローブ電極間の位置決め方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の位置決め手段において、基準
    軸を静電容量検出パットの上に設定することを特徴とす
    る請求項2記載の記録媒体とプローブ電極間の位置決め
    方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の位置決め手段において、基準
    軸を記録媒体及び複数のプローブ電極の中心に設定する
    ことを特徴とする請求項2記載の記録媒体とプローブ電
    極間の位置決め方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の位置決め手段において、基準
    軸の回りに複数のプローブ電極を有した基板を回転させ
    ることを特徴とする請求項2記載の記録媒体とプローブ
    電極間の位置決め方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の位置決め手段において、基準
    軸の回りに記録媒体を回転させることを特徴とする請求
    項2記載の記録媒体とプローブ電極間の位置決め方法。
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JP6317587B2 (ja) * 2014-01-22 2018-04-25 日本放送協会 基板アライメント装置及びそれを備えた基板接合装置並びに基板アライメント方法及び基板接合方法

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