JP2975965B1 - 撚糸割り繋ぎ装置 - Google Patents
撚糸割り繋ぎ装置Info
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Abstract
割りで保持力の強い撚糸割り繋ぎを行えるようにする。 【解決手段】 撚糸R1の端部末端を糸止めするヤーン
ガイド2と、撚糸R2の端部基端を糸止めするヤーンガ
イド3と、撚糸R1の端部基端を挟持する回転チャック
5と、撚糸R2の端部末端を挟持する回転チャック6
と、回転チャック5,6を正逆駆動するモータ8と、ス
ライド可能な糸止め用のヤーンガイド12と、個別糸止
め用のヤーンガイド14a〜14c,15a〜15cを
設け、また、昇降および水平移動可能にスプライサーユ
ニット17を配置する。そして、2本のロープR1,R
2をセットし、回転チャック5,6を回転させてそれぞ
れの端部を解撚した後、スプライサーユニット17を移
動させて単糸毎に順次複数位置で繋ぎ、次いで、回転チ
ャック5A,5Bを逆回転させて撚り戻す。
Description
糸のそれぞれの端部を解撚して、単糸若しくは糸束毎に
任意の複数本(例えば3本以上)に割り、それら両撚糸
端部の各単糸若しくは各糸束同士を長さ方向にずれた複
数箇所(例えば3箇所以上)で繋いで、撚り戻し、繋が
った撚糸とするための、作業性に優れた、安価な、撚糸
割り繋ぎ装置に関する。
は、結び目をつけて繋ぐノッターの他に、結び目をつけ
ることなく絡み継ぐスプライサーが従来から知られてい
る。ノッターの場合は、継ぎ部分の保持力は大きいが、
結び目がつくため、用途によっては結び目を後で除去す
る作業が必要となるのに対し、スプライサーの場合は、
結び目がつかず、継いだ部分がすっきりする。
チック繊維)製ロープの場合は特に継ぎ部分の保持力が
高いことが要求されるが、ノッターを用いて糸継ぎした
のでは、1箇所の大きな結び目ができて、この結び目を
後工程で手作業にて除去することが必要となり、結び目
を除去した後も、継いだ部分の太さがすっきりしない。
の場合、実際には、ノッターを用いずに手結びで割り繋
ぎすることが多く、その場合、解撚した撚糸の端部を例
えば単糸毎に複数本に割り、その複数本の各単糸毎に位
置をずらして結び継ぎする。この場合、一つ一つの結び
目は小さく、かつ、結び位置がずれているため、継ぎ部
分の保持力は高くなる。しかし、この場合も結び目を後
工程で除去する必要があり、また、手結びであるため生
産性が低く、また、人手が必要であって、そのため、製
造コストが高くつく。
て、スプライサーを用いてベルト芯体用合成繊維製ロー
プの割り繋ぎを行うことが考えられる。そして、現に、
2台のスプライサーを用いて、二つ割りで撚糸割り繋ぎ
を行う装置が市販されている。
製ロープ等の撚糸の割り繋ぎを手結びで行うのでは、上
述のとおり、結び目を後工程で除去する必要があるだけ
でなく、生産性が低く、製造コストが高くつく。また、
スプライサーを用いた従来の撚糸割り繋ぎ装置は、上述
のごとく、2台のスプライサーを用いて二つ割りで撚糸
割り繋ぎを行うものであって、二つ割りの割り繋ぎはで
きるが、三つ割り以上の割り繋ぎは難しく、また、装置
が高価である。
割り,四つ割り,五つ割り等、割数の多い方が有利であ
る場合が多い。つまり、割り数が多い程、繋いだ部分の
保持力が全体として高くなり、また、一つ一つの繋き部
の太さがよりすっきりしたものとなる。しかしながら、
上記従来の装置を適用して、例えば三つ割りの割り繋ぎ
を行おうとすると、スプライサーが3台必要であるばか
りでなく、付随する解撚等の作業が途方もなく繁雑とな
り、実用上、実施はきわめて困難である。
以上の多数割りの割り繋ぎが可能で、安価に製造でき、
簡易な作業によって保持力の強い撚糸割り繋ぎを行うこ
とができるものとすることが課題である。
置は、繋ぎ合わすべき撚糸のそれぞれの端部を解撚し
て、それら両撚糸の解撚された端部をそれぞれ単糸若し
くは糸束毎に複数本に割り、それら両撚糸端部の各単糸
若しくは各糸束同士を長さ方向にずれた複数箇所で繋
ぎ、繋がれた単糸若しくは糸束を撚り戻す装置であっ
て、各撚糸の繋ぎ合わすべきそれぞれの端部を長さ方向
に互いに重なる配置で糸止めする撚糸止め手段と、該撚
糸止め手段により糸止めされた前記各撚糸の前記端部を
解撚する解撚手段と、解撚された各撚糸の端部をそれぞ
れ単糸若しく糸束毎に複数に分け、その各末端近傍にて
個別に糸止めする個別糸止め手段と、両撚糸の端部の重
なり位置の範囲にて昇降移動および水平移動し、末端が
糸止め手段により糸止めされた両撚糸の解撚された端部
の単糸同士若しくは糸束同士を長さ方向に相互にずれた
複数箇所で順次撚り繋ぐスプライサーユニットと、この
スプライサーユニットを昇降移動および水平移動させる
スプライサー可動手段と、該スプライサーユニットによ
り撚り繋がれた単糸若しくは糸束を撚り戻す撚り戻し手
段とを備えたものである。
のそれぞれの端部を長さ方向に互いに重なる配置で撚糸
止め手段により糸止めする。そして、それら糸止めされ
た撚糸の端部を解撚手段によって撚り解き、それぞれの
端部を単糸若しくは糸束毎に所定の本数(例えば3本)
に割って、それら各単糸若しくは糸束をそれぞれの末端
近傍にて個別糸止め手段により個別に糸止めする。そし
て、スプライサーユニットを移動させ、水平方向にずれ
た複数(割り数と同数)の位置にて両撚糸端部の単糸同
士若しくは糸束同士を順次繋ぎ、次いで、その繋いだ部
分に撚り戻し手段により撚りを加えて、撚り戻す。これ
で割り繋ぎ完了である。こうして割り繋がれた撚糸は、
撚り継ぎであるため結び目ができない。しかも、この装
置によれば、二つ割りは勿論、三つ割り以上の任意の多
数割りの割り繋ぎが容易に行える。また、この装置は、
使用するスプライサーユニットが一つでよく、操作簡単
で、作業性に優れ、かつ、安価な装置とすることができ
る。
は、繋ぎ合わすべき撚糸をそれぞれの端部が長さ方向に
互いに所定寸法重なるよう配置した状態で、一方の撚糸
の前記端部の末端近傍および他方の撚糸の前記端部の基
端近傍をそれぞれ糸止めする二組の撚糸止め用ヤーンガ
イドと、その一方の撚糸止め用ヤーンガイドにより端部
の末端近傍が糸止めされた状態の一方の撚糸の端部の基
端近傍と、他方の撚糸止め用ヤーンガイドにより端部の
基端近傍が糸止めされた状態の他方の撚糸の端部の末端
近傍を挟持する、正逆回転可能な一対の回転チャック
と、該一対の回転チャックを正逆両方向に回転駆動する
モータと、一方の撚糸を、回転チャックを挟んで前記端
部とは反対側の所定位置で糸止めする、該撚糸の長手方
向にスライド移動可能な撚り止め用ヤーンガイドと、一
対の撚糸止め用ヤーンガイドと並ぶ近傍位置に配置され
た複数の個別糸止め用ヤーンガイドと、一対の回転チャ
ックと並ぶ近傍位置に配置された他の複数の個別糸止め
用ヤーンガイドと、スプライサーユニットを昇降移動さ
せるシリンダーと、該シリンダーを水平移動可能に支持
するスライドレールを有し、一対の撚糸止め用ヤーンガ
イドと一対の回転チャックが撚糸止め手段を構成し、一
対の撚糸止め用ヤーンガイドと一対の回転チャックとモ
ータと撚り止め用ヤーンガイドが解撚手段を構成すると
ともに撚り戻し手段を構成し、個別糸止めヤーンガイド
が個別糸止め手段を構成し、シリンダーとスライドレー
ルがスプライサーユニット可動手段を構成するものとす
るのがよい。こうした装置は、操作簡単で、作業性に優
れ、かつ、安価に製造できるものである。
施の形態を説明する。
である撚糸割り繋ぎ装置(以下、「マルチ・スプライサ
ー」と称する)を示している。このマルチ・スプライサ
ーは、台車1の上面の、装置前方(図1(A)において
手前側)から見て右端側の略中央に、二組のヤーンガイ
ド2,3(撚糸止め用ヤーンガイド)を備えている。こ
れら二組のヤーンガイド2,3は、装置前方から見て前
後に一組ずつ配置されたもので、後側のヤーンガイド2
は、2枚のディスクからなるテンサー1個で構成され、
前側のヤーンガイド3は、それぞれが2枚のディスクか
らなる2個のテンサー3a,3bを左右に並べたものと
なっている。これらヤーンガイド2,3は、後述のよう
に、割り繋ぎする2本の撚糸のうちの一方の撚糸の端部
の末端近傍を後側のヤーンガイド2に挟んで糸止めし、
他方の撚糸の端部の基端近傍を前側のヤーンガイド3に
挟んで止めするものであって、ガイド台4ごとスライド
レール上を左右に位置移動可能とされている。ガイド台
4には、後述の手順5の撚り戻しの際に糸のたるみを取
るよう糸張り用重錘(図示せず)が付設されている。
て左端側の略中央に、一対の回転チャック5,6が設け
られている。これら回転チャック5,6は、図1(B)
に示すように、それぞれが半径方向に切欠き溝5a,6
aを有する歯車からなり、台車1の上面に固定された取
付板7の表面側(図1(A)において左側)の装置前方
から見て前後となる位置に回転可能に軸支されたもの
で、後述のように、後側の回転チャック5が一方の撚糸
を端部の基端近傍において挟持し、前側の回転チャック
6が、他方の撚糸を端部の末端近傍を挟持する。
5,6がそれぞれの切欠き溝5a,6aを真上に向けた
回転位置において、それら回転チャック5,6の切欠き
溝5a,6aと重なる部分が切欠き溝7a,7bとなっ
ている。また、取付板7の裏面側(図1(A)において
右側)には、ロープ解撚および加撚用の正逆・速度可変
のモータ8が設置され、モータ8の駆動軸は取付板7を
貫通して表面側に突出し、その駆動軸の先端に駆動歯車
9が取り付けられている。また、取付板7の表面側に
は、モータ8の回転を駆動歯車8から両回転チャック5
A,5Bに伝達するようアイドル歯車10が設けられて
いる。
て後端側にスライドレール11が設けられ、このスライ
ドレール11には、一方の撚糸を上記後側の回転チャッ
ク5を挟んで割り繋ぎ側の端部とは反対側の所定位置で
糸止めするヤーンガイド12(撚止め用ヤーンガイド)
を備えたガイドアーム13が、撚糸長手方向にスライド
移動可能に設置されている。このガイドアーム13は、
普段は台車1の上面に収まる位置まで引き込んで、図示
しない永久磁石で収納位置に保持しておき、使用時に引
き出して、図示しない電磁石により所定位置に保持する
ものである。ガイドアーム13には、やはり後述の手順
5の撚り戻しの際に糸のたるみを取るよう糸張り用重錘
(図示せず)が付設されている。
方から見て右端側のヤーンガイド2,3の後方に並ぶ位
置と、上記一対の回転チャック5,6の前方に並ぶ位置
に、それぞれ複数(図の例では各3個)のヤーンガイド
14a,14b,14c;15a,15b,15c(個
別糸止め用ヤーンガイド)が設けられている。これらの
ヤーンガイド14a,14b,14c;15a,15
b,15cは、やはり、それぞれが2枚のディスクから
なるテンサーで構成されたものであり、後述のように、
解撚し複数本に割った撚糸端部の単糸若しくは糸束の各
末端近傍を個別に挟持させ、糸止めさせる。
転チャック5の略真下位置と、撚糸止め用の上記前側の
ヤーンガイド3の略真下位置との間に、直線状にスライ
ドレール16が配置され、このスライドレール16に、
上端にスプライサーユニット17を載置連結した昇降移
動用のエアーシリンダー18の下端連結部が水平移動自
在に支持されている。スプライサーユニット17は市販
のものである。また、図1(A)において19は、エア
ーシリンダー18にエアーを供給するエアーパイプであ
る。
作可能な位置に操作盤20が設置され、この操作盤20
に、モータ速度調整釦21,昇降釦22,撚数調整表示
部23,撚数設定釦24,S解撚釦25,Z解撚釦2
6,S解撚徴調整釦27およびZ解撚徴調整釦28が配
置されている。また、台車1の下段には、制御回路盤2
9が設置されている。制御回路盤29は上記操作盤20
に接続され、操作盤20の操作によりモータ8およびエ
アーシリンダ18を制御する。
より、3本の素糸を撚り合わせてなるベルト芯体用合成
繊維製ロープを繋ぐ場合の操作手順を示している。以
下、この手順を順次説明する。
プR1,R2をそれぞれの端部が長さ方向に互いに重な
る位置関係で左右に配し、装置前方から見て左側のロー
プR1の端部は、該端部の基端近傍を後側の回転チャッ
ク5の切欠き溝5aに挟み、取付板7の切欠き溝7aを
通して、該端部の末端近傍を撚糸止め用の後側のヤーン
ガイド2に挟むとともに、装置前方から見て右側のロー
プR2は、その端部の基端近傍を撚糸止め用の前側のヤ
ーンガイド3(3a,3b)に挟み、該端部の末端近傍
を前側の回転チャック6の切欠き溝5bに挟む。
プR1,R2の端部の撚りを解くため、まず、操作盤2
0の撚数調整表示部23の数字を、ロープR1,R2の
撚り数(1m当たりの撚りの回数)に合わせる。つま
り、ロープR1,R2の撚り数が例えば123であれ
ば、撚数調整表示部23の数字を図示のとおり123に
調整する。そして、撚数設定釦24を押す。これで、ロ
ープR1,R2の端部の撚りを解くためのモータ8の回
転数(ステップ数)が設定される。また、ロープR1,
R2の撚り方が、所謂S撚の場合にはS解撚釦25を押
し、Z撚の場合にはZ解撚釦26を押す。これで、解撚
のためのモータ8の回転方向が決まり、その回転方向に
設定されたステップ数だけモータ8が回転する。そし
て、モータ8の回転が駆動歯車9からアイドル歯車10
を介して前後の回転チャック5A,5Bに伝達され、そ
れら前後の回転チャック5A,5Bが回転して、一方の
ロープR1の端部が回転チャック5とヤーンガイド2と
の間で解撚され、他方のロープR2の端部が回転チャッ
ク6とヤーンガイド3との間で解撚される。また、この
動作の後、撚り解きが足りないとか、解き過ぎという場
合は、S解撚徴調整釦27あるいはZ解撚徴調整釦28
を押して徴調整を行う。その結果、各ロープR1,R2
の端部は、図3に示すように各3本の単糸r1,r2,r
3;r1’,r2’,r3’に分かれた撚りのない状態とな
る。
が押され、モータ8により駆動されて回転チャック5
A,5BがロープR1,R2の端部の撚りを解く方向に
回転する時、後方側にセットされた方のロープR1は、
回転チャック5と撚止め用のヤーンガイド12との間の
撚りが逆にきつくなり、この部分が撚り縮みする。その
ため、モータ8が回り出すと同時に、ガイドアーム13
を位置保持する電磁石の電源を解除して、ガイドアーム
13を伸縮自在とし、回転チャック5とヤーンガイド1
2との間の撚り縮みを吸収させる。
に、一方のロープR1の端部の単糸r1,r2,r3は、
3本に分けて各末端近傍を装置右端側の個別糸止め用の
ヤーンガイド14a,14b,14cで止め、他方のロ
ープR2の端部の単糸r1’,r2’,r3’は、やはり
3本に分けて末端近傍を装置左側の個別糸止め用のヤー
ンガイド15a,15b,15cで止める。
7を第1の位置(図5のA位置)へ移動させた後、昇降
釦22を操作してその位置でスプライサーユニット17
を持ち上げ、ヤーンガイド14a,14b,14c;1
5a,15b,15cから両ロープR1,R2端部の単
糸r1,r2,r3;r1’,r2’,r3’の内の各1本を
取り外して、スプライサーユニット17にセットし、繋
ぐ。そして、昇降釦22を操作してスプライサーユニッ
ト17を下げ、第2の位置(図5のB位置)へ移動させ
て、またスプライサーユニット17を持ち上げ、両ロー
プR1,R2端部の残りの単糸の内の各1本を取り外
し、スプライサーユニット17にかけて撚り繋ぐ。ま
た、最後の各1本の単糸についても、同様にしてスプラ
イサーユニット17を移動させ、第3の位置(図5のC
位置)にて繋ぐ。図5はこのようして単糸毎に繋いだ状
態を示している。
に撚りを加えて元の撚りに戻すため、解撚時に押したS
解撚釦25あるいはZ解撚釦26をもう一度押す。そう
することにより、モータ8が解撚時とは逆の方向に同じ
ステップ数だけ回転し、その回転が回転チャック5A,
5Bに伝達されて、回転チャック5A,5Bが解撚時と
は逆の方向に回転し、解撚された部分が元の撚りに戻
る。その際、回転チャック5と撚止め用のヤーンガイド
12との間に溜まっていた撚りも元の状態に戻る。そし
て、図6に示すように1本のロープRとなる。
プを三つ割りにして単糸毎に繋ぐ場合を説明したが、4
本,5本あるいはそれ以上の素糸からなるロープの場合
にも本発明は適用できるものであり、割り数は、2本,
3本,4本,5本等、任意である。そして、素糸数と割
り数が一致する場合は、単糸毎の割り繋ぎとし、一致し
ない場合は、少なくとも一部が糸束毎の割り繋ぎとする
ものである。
ロープに限られるものではなく、それ以外の撚糸にも広
く適用できるものである。
つ、簡易な作業によって、二つ割り,三つ割りあるいは
それ以上の任意の多数割りで保持力の強い撚糸割り繋ぎ
を行うことができる。
全体斜視図(A)およびその回転チャック部の左側立面
図(B)である。
装置上面構造図である。
装置上面構造図である。
装置上面構造図である。
装置上面構造図である。
装置上面構造図である。
用) 15a,15b,15c ヤーンガイド(個別糸止め
用) 16 スライドレール 17 スプライサーユニット 18 エアーシリンダー 20 操作盤 29 制御回路盤
Claims (2)
- 【請求項1】 繋ぎ合わすべき撚糸のそれぞれの端部を
解撚して、それら両撚糸の解撚された端部をそれぞれ単
糸若しくは糸束毎に複数本に割り、それら両撚糸端部の
各単糸若しくは各糸束同士を長さ方向にずれた複数箇所
で撚り繋ぎ、撚り繋がれた単糸若しくは糸束を撚り戻す
撚糸割り繋ぎ装置であって、 前記各撚糸の繋ぎ合わすべきそれぞれの端部を、長さ方
向に互いに重なる配置で糸止めする撚糸止め手段と、 前記撚糸止め手段により糸止めされた前記各撚糸の前記
端部を解撚する解撚手段と、 解撚された前記各撚糸の前記端部をそれぞれ単糸若しく
糸束毎に複数に割り、その各末端近傍にて個別に糸止め
する個別糸止め手段と、 前記両撚糸の前記端部の重なり位置の範囲にて昇降移動
および水平移動し、末端が前記糸止め手段により糸止め
された前記両撚糸の解撚された前記端部の単糸同士若し
くは糸束同士を長さ方向に相互にずれた複数箇所で順次
繋ぐスプライサーユニットと、 該スプライサーユニットを昇降移動および水平移動させ
るスプライサー可動手段と、 前記スプライサーユニットにより撚り繋がれた単糸若し
くは糸束を撚り戻す撚り戻し手段とを備えたことを特徴
とする撚糸割り繋ぎ装置。 - 【請求項2】 繋ぎ合わすべき撚糸をそれぞれの端部が
長さ方向に互いに所定寸法重なるよう配置した状態で、
一方の撚糸の前記端部の末端近傍および他方の撚糸の前
記端部の基端近傍をそれぞれ糸止めする二組の撚糸止め
用ヤーンガイドと、 その一方の撚糸止め用ヤーンガイドにより前記端部の末
端近傍が糸止めされた状態の前記一方の撚糸の前記端部
の基端近傍と、他方の撚糸止め用ヤーンガイドにより前
記端部の基端近傍が糸止めされた状態の前記他方の撚糸
の前記端部の末端近傍を挟持する、正逆回転可能な一対
の回転チャックと、 該一対の回転チャックを正逆両方向に回転駆動するモー
タと、 前記一方の撚糸を、前記回転チャックを挟んで前記端部
とは反対側の所定位置で糸止めする、該撚糸の長手方向
にスライド移動可能な撚り止め用ヤーンガイドと、 前記一対の撚糸止め用ヤーンガイドと並ぶ近傍位置に配
置された複数の個別糸止め用ヤーンガイドと、 前記一対の回転チャックと並ぶ近傍位置に配置された他
の複数の個別糸止め用ヤーンガイドと、 前記スプライサーユニットを昇降移動させるシリンダー
と、 該シリンダーを水平移動可能に支持するスライドレール
を有し、 前記一対の撚糸止め用ヤーンガイドと前記一対の回転チ
ャックが前記撚糸止め手段を構成し、 前記一対の撚糸止め用ヤーンガイドと前記一対の回転チ
ャックと前記モータと前記撚り止め用ヤーンガイドが前
記解撚手段を構成するとともに前記撚り戻し手段を構成
し、 前記個別糸止めヤーンガイドが前記個別糸止め手段を構
成し、 前記シリンダーと前記スライドレールが前記スプライサ
ーユニット可動手段を構成する請求項1記載の撚糸割り
繋ぎ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23003098A JP2975965B1 (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 撚糸割り繋ぎ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23003098A JP2975965B1 (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 撚糸割り繋ぎ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2975965B1 true JP2975965B1 (ja) | 1999-11-10 |
JP2000044128A JP2000044128A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16901476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23003098A Expired - Lifetime JP2975965B1 (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 撚糸割り繋ぎ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2975965B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2196424B1 (de) * | 2008-12-09 | 2011-05-11 | Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH | Knoteinrichtung |
-
1998
- 1998-07-30 JP JP23003098A patent/JP2975965B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2000044128A (ja) | 2000-02-15 |
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