JP2975221B2 - シフトレバー装置 - Google Patents
シフトレバー装置Info
- Publication number
- JP2975221B2 JP2975221B2 JP4293153A JP29315392A JP2975221B2 JP 2975221 B2 JP2975221 B2 JP 2975221B2 JP 4293153 A JP4293153 A JP 4293153A JP 29315392 A JP29315392 A JP 29315392A JP 2975221 B2 JP2975221 B2 JP 2975221B2
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- JP
- Japan
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- shift lever
- overdrive
- lever device
- switch
- solenoid
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートマチックトラン
スミッション(A/T)を搭載したA/T車の走行レン
ジを選択するシフトレバー装置に関する。
スミッション(A/T)を搭載したA/T車の走行レン
ジを選択するシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、A/T車の走行レンジを選択す
るシフトレバー装置を示す斜視図である。
るシフトレバー装置を示す斜視図である。
【0003】シフトレバー装置10は、運転席に隣接し
て設けられたシフトレバー装置本体12を有しており、
シフトレバー装置本体12の上部には、アッパーハウジ
ング14が固定されている。そして、アッパーハウジン
グ14には、シフトレバー16を挿通する長穴14aが
開設されており、シフトレバー16はシフトレバー装置
本体12により前後方向に移動自在に支持されている。
更に、長穴14a内には、シフトレバー16を挿通する
穴18aが穿設されたスライドカバー18が前後方向へ
摺動自在に装着されており、これによりシフトレバー1
6は、スライドカバー18と共に長穴14aに沿って前
後方向に移動し得るようになっている。更に、長穴14
aの近傍にはシフトレバー16のドライビングポジショ
ン(P、R、N、D、2、L)を示すポジションインジ
ケータ20が設けられており、ポジションインジケータ
20には、夜間においてポジションが発光する照明装置
80(図7参照)が設けられている。
て設けられたシフトレバー装置本体12を有しており、
シフトレバー装置本体12の上部には、アッパーハウジ
ング14が固定されている。そして、アッパーハウジン
グ14には、シフトレバー16を挿通する長穴14aが
開設されており、シフトレバー16はシフトレバー装置
本体12により前後方向に移動自在に支持されている。
更に、長穴14a内には、シフトレバー16を挿通する
穴18aが穿設されたスライドカバー18が前後方向へ
摺動自在に装着されており、これによりシフトレバー1
6は、スライドカバー18と共に長穴14aに沿って前
後方向に移動し得るようになっている。更に、長穴14
aの近傍にはシフトレバー16のドライビングポジショ
ン(P、R、N、D、2、L)を示すポジションインジ
ケータ20が設けられており、ポジションインジケータ
20には、夜間においてポジションが発光する照明装置
80(図7参照)が設けられている。
【0004】また、シフトレバー16には、図示しない
ピンをカムから離間してシフトレバー16のL、R、P
ポジションへの移動を許容するボタン60と、オーバー
ドライブすなわちトルクコンバータのロックアップを指
示するオーバードライブスイッチ64とが設けられてい
る。更に、シフトレバー装置本体12の後ろ側には、電
子制御装置(ECU)ケース62が設けられており、E
CUケース62内には、シフトレバー16のドライビン
グポジションのシフトをロックするシフトロック解除ソ
レノイド48の制御及びキーロックソレノイドの制御を
行うECU90(図7参照)を搭載するECU基板92
(図7参照)が収納されている。
ピンをカムから離間してシフトレバー16のL、R、P
ポジションへの移動を許容するボタン60と、オーバー
ドライブすなわちトルクコンバータのロックアップを指
示するオーバードライブスイッチ64とが設けられてい
る。更に、シフトレバー装置本体12の後ろ側には、電
子制御装置(ECU)ケース62が設けられており、E
CUケース62内には、シフトレバー16のドライビン
グポジションのシフトをロックするシフトロック解除ソ
レノイド48の制御及びキーロックソレノイドの制御を
行うECU90(図7参照)を搭載するECU基板92
(図7参照)が収納されている。
【0005】図7にはECU基板92を含む電装系の構
成図が示されている。そして、シフトロック解除ソレノ
イド48は、コネクタ82を介してECUケース62内
のECU90に接続されており、シフトレバー16がパ
ーキング位置に位置しているか否かを検出するパーキン
グ位置検出スイッチ58は、コネクタ84を介してEC
Uケース62内のECU90に接続されている。更に、
ECUケース62内のECU90には、I/Oコネクタ
86が接続されており、I/Oコネクタ86に隣接して
オーバードライブスイッチ64及び照明装置80に接続
されたコネクタ88が配置されている。
成図が示されている。そして、シフトロック解除ソレノ
イド48は、コネクタ82を介してECUケース62内
のECU90に接続されており、シフトレバー16がパ
ーキング位置に位置しているか否かを検出するパーキン
グ位置検出スイッチ58は、コネクタ84を介してEC
Uケース62内のECU90に接続されている。更に、
ECUケース62内のECU90には、I/Oコネクタ
86が接続されており、I/Oコネクタ86に隣接して
オーバードライブスイッチ64及び照明装置80に接続
されたコネクタ88が配置されている。
【0006】なお、オーバードライブスイッチ64のス
イッチ構成としては、電子制御トランスミッション(E
CT)に対応するものと、これに対応しないものとがあ
り、ECTに対応していないものは、図7に示すよう
に、コネクタ88を介してオーバードライブ機能オン、
オフ表示用インジケータの照明ランプ94と、オーバー
ドライブ機構を駆動するためのオーバードライブ機構駆
動用ソレノイド98とが並列に接続されている。そし
て、オーバードライブスイッチ64のスイッチ構成は、
オーバードライブ機構駆動用ソレノイド98を直接駆動
するためスイッチの電気容量は中電流容量のもの(1.
5A程度)が使用されている。
イッチ構成としては、電子制御トランスミッション(E
CT)に対応するものと、これに対応しないものとがあ
り、ECTに対応していないものは、図7に示すよう
に、コネクタ88を介してオーバードライブ機能オン、
オフ表示用インジケータの照明ランプ94と、オーバー
ドライブ機構を駆動するためのオーバードライブ機構駆
動用ソレノイド98とが並列に接続されている。そし
て、オーバードライブスイッチ64のスイッチ構成は、
オーバードライブ機構駆動用ソレノイド98を直接駆動
するためスイッチの電気容量は中電流容量のもの(1.
5A程度)が使用されている。
【0007】また、ECT機構が付いたものは、図8に
示すように、コネクタ88を介して、オーバードライブ
機能オン、オフを計器板内に表示するための照明ランプ
94と、ECTコンピュータ96とが並列に接続されて
おり、ECTコンピュータ96にはオーバードライブ機
構駆動用ソレノイド98が接続されている。従って、E
CT機構が付いたものにはスイッチの電気容量は小さい
もの(20mA程度)でいいが、ECTの有無によりス
イッチを分けると、スイッチ種類の増加、型費増加等の
生産対応コスト面で不利な点が生じるため、実際にはE
CT機構が付いたものにも中電流容量のスイッチが使用
されている。
示すように、コネクタ88を介して、オーバードライブ
機能オン、オフを計器板内に表示するための照明ランプ
94と、ECTコンピュータ96とが並列に接続されて
おり、ECTコンピュータ96にはオーバードライブ機
構駆動用ソレノイド98が接続されている。従って、E
CT機構が付いたものにはスイッチの電気容量は小さい
もの(20mA程度)でいいが、ECTの有無によりス
イッチを分けると、スイッチ種類の増加、型費増加等の
生産対応コスト面で不利な点が生じるため、実際にはE
CT機構が付いたものにも中電流容量のスイッチが使用
されている。
【0008】次に動作について説明する。
【0009】ECT機構が付いていない場合、オーバー
ドライブスイッチ64がオンされると、照明ランプ94
及びオーバードライブ機構駆動用ソレノイド98へ電源
より電力が供給され、照明ランプ94はオーバードライ
ブ機能がオンであることを表示するインジケータを照明
し、かつソレノイド98がオンすることによりオーバー
ドライブモードに入る。
ドライブスイッチ64がオンされると、照明ランプ94
及びオーバードライブ機構駆動用ソレノイド98へ電源
より電力が供給され、照明ランプ94はオーバードライ
ブ機能がオンであることを表示するインジケータを照明
し、かつソレノイド98がオンすることによりオーバー
ドライブモードに入る。
【0010】また、ECT機構が付いている場合、オー
バードライブスイッチ64がオンされると、照明ランプ
94及びECTコンピュータ96へ電源より電力が供給
され、照明ランプ94はオーバードライブ機能がオンで
あることを表示するインジケータを照明し、かつECT
コンピュータ96はオーバードライブスイッチ64から
の入力信号に基づき所定の電流をオーバードライブ機構
駆動用ソレノイド98へ供給する。そして、ソレノイド
98がオンすることによりECTをロックアップして、
オーバードライブモードに入る。
バードライブスイッチ64がオンされると、照明ランプ
94及びECTコンピュータ96へ電源より電力が供給
され、照明ランプ94はオーバードライブ機能がオンで
あることを表示するインジケータを照明し、かつECT
コンピュータ96はオーバードライブスイッチ64から
の入力信号に基づき所定の電流をオーバードライブ機構
駆動用ソレノイド98へ供給する。そして、ソレノイド
98がオンすることによりECTをロックアップして、
オーバードライブモードに入る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のシフトレバー装
置は、以上のように、ECT機構が付いている場合には
電気容量は小さいもの(20mA程度)でも使用可能で
あるにも拘らず、オーバードライブスイッチ64に中電
流容量のスイッチを使用しているので、スイッチが大型
となり、コストアップとなるという問題点があり、かつ
占有空間が大きくなるという問題点があった。
置は、以上のように、ECT機構が付いている場合には
電気容量は小さいもの(20mA程度)でも使用可能で
あるにも拘らず、オーバードライブスイッチ64に中電
流容量のスイッチを使用しているので、スイッチが大型
となり、コストアップとなるという問題点があり、かつ
占有空間が大きくなるという問題点があった。
【0012】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたものであって、ECU基板上にECTをド
ライブするドライブ回路を搭載してECT機構の有無に
拘らず電気容量の小さいスイッチを使用し得るシフトレ
バー装置を提供することを目的とするものである。
めになされたものであって、ECU基板上にECTをド
ライブするドライブ回路を搭載してECT機構の有無に
拘らず電気容量の小さいスイッチを使用し得るシフトレ
バー装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明にかかるシフトレバー装置は、シフトレバー
に設けられたオーバードライブスイッチと、前記オーバ
ードライブスイッチに流れる電流より大きな電流であっ
て、変速制御用の電子制御装置に入力可能で、かつオー
バードライブ機構駆動用ソレノイドを駆動可能な大きさ
の電流を出力する駆動回路と、を有している。
めに本発明にかかるシフトレバー装置は、シフトレバー
に設けられたオーバードライブスイッチと、前記オーバ
ードライブスイッチに流れる電流より大きな電流であっ
て、変速制御用の電子制御装置に入力可能で、かつオー
バードライブ機構駆動用ソレノイドを駆動可能な大きさ
の電流を出力する駆動回路と、を有している。
【0014】
【作用】上述構成に基づき、本発明に係るシフトレバー
装置は、装置本体に駆動回路を搭載したことにより、E
CT機構の有無に拘らず電気容量の小さいスイッチを使
用でき、スイッチを小型化して、コストダウンを図れ
る。
装置は、装置本体に駆動回路を搭載したことにより、E
CT機構の有無に拘らず電気容量の小さいスイッチを使
用でき、スイッチを小型化して、コストダウンを図れ
る。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
する。
【0016】図1は、本出願人が既に提案しているシフ
トレバー装置を示す斜視図である。シフトレバー装置1
0は、運転席に隣接して設けられたシフトレバー装置本
体12を有しており、シフトレバー装置本体12の上部
には、アッパーハウジング14が固定されている。そし
て、アッパーハウジング14には、シフトレバー16を
挿通する長穴14aが開設されており、シフトレバー1
6はシフトレバー装置本体12により前後方向に移動自
在に支持されている。更に、長穴14a内には、シフト
レバー16を挿通する穴18aが穿設されたスライドカ
バー18が前後方向へ摺動自在に装着されており、これ
によりシフトレバー16は、スライドカバー18と共に
長穴14aに沿って前後方向に移動し得るようになって
いる。更に、長穴14aの近傍にはシフトレバー16の
ドライビングポジション(P、R、N、D、2、L)を
示すポジションインジケータ20が設けられており、ポ
ジションインジケータ20には、夜間においてポジショ
ンが発光する照明装置80(図4参照)が設けられてい
る。
トレバー装置を示す斜視図である。シフトレバー装置1
0は、運転席に隣接して設けられたシフトレバー装置本
体12を有しており、シフトレバー装置本体12の上部
には、アッパーハウジング14が固定されている。そし
て、アッパーハウジング14には、シフトレバー16を
挿通する長穴14aが開設されており、シフトレバー1
6はシフトレバー装置本体12により前後方向に移動自
在に支持されている。更に、長穴14a内には、シフト
レバー16を挿通する穴18aが穿設されたスライドカ
バー18が前後方向へ摺動自在に装着されており、これ
によりシフトレバー16は、スライドカバー18と共に
長穴14aに沿って前後方向に移動し得るようになって
いる。更に、長穴14aの近傍にはシフトレバー16の
ドライビングポジション(P、R、N、D、2、L)を
示すポジションインジケータ20が設けられており、ポ
ジションインジケータ20には、夜間においてポジショ
ンが発光する照明装置80(図4参照)が設けられてい
る。
【0017】また、シフトレバー装置本体12の右側か
つポジションインジケータ20の下側には、シフトレバ
ー16のドライビングポジションのシフトをロックする
シフトロック手段22(図3参照)の制御を行うECU
を搭載するECU基板44をECU非搭載面側を露出し
た状態でシフトレバー装置本体12に着脱自在な割りケ
ース78に固定されており(図2参照)、割りケース7
8は、シフトレバー装置本体12に装着された状態でシ
フトレバー装置本体12の一部を構成するようになって
いる。更に、ECU基板44は、基板に水平に出力ピン
が位置する形状のコネクタ46を有しており、コネクタ
46は、下方に向けて所定角度θだけ傾斜して配設され
ている。
つポジションインジケータ20の下側には、シフトレバ
ー16のドライビングポジションのシフトをロックする
シフトロック手段22(図3参照)の制御を行うECU
を搭載するECU基板44をECU非搭載面側を露出し
た状態でシフトレバー装置本体12に着脱自在な割りケ
ース78に固定されており(図2参照)、割りケース7
8は、シフトレバー装置本体12に装着された状態でシ
フトレバー装置本体12の一部を構成するようになって
いる。更に、ECU基板44は、基板に水平に出力ピン
が位置する形状のコネクタ46を有しており、コネクタ
46は、下方に向けて所定角度θだけ傾斜して配設され
ている。
【0018】シフトロック手段22は、図3に示すよう
に、ECU基板44(図4参照)に搭載されているEC
Uからの信号により駆動するシフトロックソレノイド4
8と、シフトロックソレノイド48にスプリング50を
介して接続されているリンク52と、リンク52と係合
すると共にシフトレバー装置本体12により揺動自在に
支持されたストッパ54と、シフトレバー16の移動に
より揺動するシフトロックプレート56と、シフトロッ
クプレート56の位置によりパーキング位置を検出する
パーキング位置検出スイッチ58とにより構成されてい
る。
に、ECU基板44(図4参照)に搭載されているEC
Uからの信号により駆動するシフトロックソレノイド4
8と、シフトロックソレノイド48にスプリング50を
介して接続されているリンク52と、リンク52と係合
すると共にシフトレバー装置本体12により揺動自在に
支持されたストッパ54と、シフトレバー16の移動に
より揺動するシフトロックプレート56と、シフトロッ
クプレート56の位置によりパーキング位置を検出する
パーキング位置検出スイッチ58とにより構成されてい
る。
【0019】また、ECT機構が付いたシフトレバー装
置は、図4に示すように、ECU基板44上に、ECT
をドライブするドライブ回路100が搭載されており、
ドライブ回路100は、トランジスタ101と抵抗10
2、103とにより構成されている。そして、ECU基
板44には、コネクタ46を介してオーバードライブ機
能オン、オフ表示用インジケータの照明ランプ94と、
ECTコンピュータ96とが並列に接続されており、E
CTコンピュータ96にはオーバードライブ機構駆動用
ソレノイド98が接続されている。更に、ECU基板4
4には、照明装置80、ソレノイド48、パーキング位
置検出スイッチ58、オーバードライブスイッチ64が
接続されている。
置は、図4に示すように、ECU基板44上に、ECT
をドライブするドライブ回路100が搭載されており、
ドライブ回路100は、トランジスタ101と抵抗10
2、103とにより構成されている。そして、ECU基
板44には、コネクタ46を介してオーバードライブ機
能オン、オフ表示用インジケータの照明ランプ94と、
ECTコンピュータ96とが並列に接続されており、E
CTコンピュータ96にはオーバードライブ機構駆動用
ソレノイド98が接続されている。更に、ECU基板4
4には、照明装置80、ソレノイド48、パーキング位
置検出スイッチ58、オーバードライブスイッチ64が
接続されている。
【0020】一方、ECT機構が付いていないものは、
図5に示すように、ECU基板44上に、ECTをドラ
イブするドライブ回路100がオーバードライブ機構駆
動用ソレノイド98を駆動するドライブ回路として搭載
されており、ドライブ回路100は、トランジスタ10
1と抵抗102、103とにより構成されている。そし
て、ECU基板44には、コネクタ46を介してオーバ
ードライブ機能オン、オフ表示用インジケータの照明ラ
ンプ94と、オーバードライブ機構駆動用ソレノイド9
8とが並列に接続されている。更に、ECU基板44に
は、照明装置80、ソレノイド48、パーキング位置検
出スイッチ58、オーバードライブスイッチ64が接続
されている。従って、オーバードライブスイッチ64に
電気容量の小さいもの(20mA程度)を使用すること
が可能となっている。
図5に示すように、ECU基板44上に、ECTをドラ
イブするドライブ回路100がオーバードライブ機構駆
動用ソレノイド98を駆動するドライブ回路として搭載
されており、ドライブ回路100は、トランジスタ10
1と抵抗102、103とにより構成されている。そし
て、ECU基板44には、コネクタ46を介してオーバ
ードライブ機能オン、オフ表示用インジケータの照明ラ
ンプ94と、オーバードライブ機構駆動用ソレノイド9
8とが並列に接続されている。更に、ECU基板44に
は、照明装置80、ソレノイド48、パーキング位置検
出スイッチ58、オーバードライブスイッチ64が接続
されている。従って、オーバードライブスイッチ64に
電気容量の小さいもの(20mA程度)を使用すること
が可能となっている。
【0021】次ぎに、本実施例の作用について説明す
る。
る。
【0022】ECT機構が付いている場合、オーバード
ライブスイッチ64がオンされると、ドライブ回路10
0は、照明ランプ94及びECTコンピュータ96へ電
力を供給し、照明ランプ94はオーバードライブ機能が
オンであることを表示するインジケータを照明し、かつ
ECTコンピュータ96はオーバードライブスイッチ6
4からの入力信号に基づき所定の電流をオーバードライ
ブ機構駆動用ソレノイド98へ供給する。そして、ソレ
ノイド98がオンすることによりECTをロックアップ
して、オーバードライブモードに入る。
ライブスイッチ64がオンされると、ドライブ回路10
0は、照明ランプ94及びECTコンピュータ96へ電
力を供給し、照明ランプ94はオーバードライブ機能が
オンであることを表示するインジケータを照明し、かつ
ECTコンピュータ96はオーバードライブスイッチ6
4からの入力信号に基づき所定の電流をオーバードライ
ブ機構駆動用ソレノイド98へ供給する。そして、ソレ
ノイド98がオンすることによりECTをロックアップ
して、オーバードライブモードに入る。
【0023】ECT機構が付いていない場合、オーバー
ドライブスイッチ64がオンされると、ドライブ回路1
00は、照明ランプ94及びオーバードライブ機構駆動
用ソレノイド98へ電力を供給し、照明ランプ94はオ
ーバードライブ機能がオンであることを表示するインジ
ケータを照明し、かつソレノイド98がオンすることに
よりECTをロックアップしてオーバードライブモード
に入る。
ドライブスイッチ64がオンされると、ドライブ回路1
00は、照明ランプ94及びオーバードライブ機構駆動
用ソレノイド98へ電力を供給し、照明ランプ94はオ
ーバードライブ機能がオンであることを表示するインジ
ケータを照明し、かつソレノイド98がオンすることに
よりECTをロックアップしてオーバードライブモード
に入る。
【0024】なお、上述実施例においては、シフトロッ
ク系とオーバードライブ系とを1つのコネクタにより接
続するように構成したので結線作業を容易にすることが
可能である。
ク系とオーバードライブ系とを1つのコネクタにより接
続するように構成したので結線作業を容易にすることが
可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シフトレバー装置本体内に照明ランプ及びオーバードラ
イブ機構駆動用ソレノイドを駆動する駆動回路を搭載す
るように構成したので、ECT機構の有無に拘らず電気
容量の小さいスイッチを使用して、スイッチを小型化で
き、コストダウンを図ることができる。
シフトレバー装置本体内に照明ランプ及びオーバードラ
イブ機構駆動用ソレノイドを駆動する駆動回路を搭載す
るように構成したので、ECT機構の有無に拘らず電気
容量の小さいスイッチを使用して、スイッチを小型化で
き、コストダウンを図ることができる。
【図1】本発明に係るシフトレバー装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係るシフトレバー装置の割りケースを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本発明に係るシフトレバー装置のシフトロック
手段を示す斜視図である。
手段を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るシフトレバー装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】本発明に係るシフトレバー装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】従来のシフトレバー装置を示す斜視図である。
【図7】従来のシフトレバー装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図8】従来のシフトレバー装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
10 シフトレバー装置 12 シフトレバー装置本体 44 ECU基板 64 オーバードライブスイッチ 78 割りケース 90 ECU 100 ドライブ回路
Claims (1)
- 【請求項1】 固定配置された装置本体と、前記装置本
体に固定された回動軸回りに回動して、オートマチック
トランスミッションの所望のシフトポジションを選択す
るシフトレバーと、を有するシフトレバー装置におい
て、 前記シフトレバーに設けられたオーバードライブスイッ
チと、 前記オーバードライブスイッチに制御され、前記オーバ
ードライブスイッチに流れる電流より大きな電流であっ
て、変速制御用の電子制御装置に入力可能で、かつオー
バードライブ機構駆動用ソレノイドを駆動可能な大きさ
の電流を出力する駆動回路と、 を有するシフトレバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4293153A JP2975221B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | シフトレバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4293153A JP2975221B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | シフトレバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06137414A JPH06137414A (ja) | 1994-05-17 |
JP2975221B2 true JP2975221B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17791110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4293153A Expired - Lifetime JP2975221B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | シフトレバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2975221B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58164190A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-29 | 東芝ライテック株式会社 | 非常用照明装置 |
JP2922917B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1999-07-26 | 日産自動車株式会社 | オートマチックトランスミッションのコントロールデバイス |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP4293153A patent/JP2975221B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06137414A (ja) | 1994-05-17 |
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