JP2974882B2 - パケット交換システムにおける加入端末管理データのメンテナンス方法 - Google Patents

パケット交換システムにおける加入端末管理データのメンテナンス方法

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JP2974882B2 JP13005693A JP13005693A JP2974882B2 JP 2974882 B2 JP2974882 B2 JP 2974882B2 JP 13005693 A JP13005693 A JP 13005693A JP 13005693 A JP13005693 A JP 13005693A JP 2974882 B2 JP2974882 B2 JP 2974882B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パケット交換網にお
ける加入端末の新規登録、属性変更、および廃止に伴っ
て、パケット交換機上の加入端末管理データを変更す
る、パケット交換システムにおける加入端末管理データ
のメンテナンス方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5と図6は例えば特開平02−126
744号公報に示された従来の加入端末管理データのメ
ンテナンスシステムに関する制御動作を説明するための
タイムチャートであり、図において、1はパケット交換
網に接続され、当該パケット交換網全体を管理するネッ
トワーク制御プロセッサであり、2aおよび2bはパケ
ット交換網を形成するパケット交換機である。6はネッ
トワーク制御プロセッサ1の中に構成された加入端末管
理データのデータベースファイルであり、10a1 、1
0a2 、10a3 および10b3 は加入端末管理データ
のワークテーブルである。31、35および39はネッ
トワーク制御プロセッサ1の中のファイル読み出し動作
であり、33、37、42aおよび42bは各加入端末
データのワークテーブル10a1 、10a2 、10a3
あるいは10b3 への設定動作である。32、36およ
び40はネットワーク制御プロセッサ1からパケット交
換機2aへ送られる各種制御指示パケット、41はパケ
ット交換機2aからパケット交換機2bへ送られる制御
指示パケットであり、34、38、43および44は前
記各制御指示パケットに対する応答パケットである。
【0003】次に動作について説明する。まず図5の加
入端末管理データのメンテナンスシステムに関する制御
動作について説明する。図5は加入端末の新規登録また
は加入端末の属性変更を行う場合の制御動作であり、加
入端末の新規登録または加入端末の属性変更に関する加
入端末管理データは、図示しない方法により、あらかじ
めネットワーク制御プロセッサ1の加入端末管理データ
のデータベースファイル6に保存されているものとす
る。ネットワーク制御プロセッサ1では、加入端末管理
データのデータベースファイル6より、新規登録または
属性変更する加入端末の例えばCCITT勧告X.25
の通信サービスの定義情報である端末情報の読み出し動
作31を行う。読み出した端末情報は、ネットワーク制
御プロセッサ1からパケット交換機2aに対して、端末
情報の登録制御指示パケットまたは変更制御指示パケッ
ト32として発行される。この端末情報の登録制御指示
パケットまたは変更制御指示パケット32を受信したパ
ケット交換機2aでは、加入端末管理データのワークテ
ーブル10a1 に新規登録または属性変更のための設定
動作33を行い、肯定確認応答(以下ACKという)3
4をネットワーク制御プロセッサ1に返す。ネットワー
ク制御プロセッサ1はこのACK34を受信すると、加
入端末管理データのデータベースファイル6より、新規
登録または属性変更する加入端末の例えば回線速度や電
気的インタフェース条件の定義情報である回線情報の読
み出し動作35を行う。読み出した回線情報は、ネット
ワーク制御プロセッサ1からパケット交換機2aに対し
て、回線情報の設定制御指示パケット36として発行さ
れる。この回線情報の設定制御指示パケット36を受信
したパケット交換機2aでは、加入端末管理データのワ
ークテーブル10a2 に回線情報の設定動作37を行
い、ACK38を返す。
【0004】次に図6の加入端末管理データのメンテナ
ンスシステムに関する制御動作について説明する。図6
はパケット交換機2aの加入端末とパケット交換機2b
の加入端末の間の相手固定接続通信路(以下PVCとい
う)情報の設定・解除を行う場合の制御動作であり、P
VC情報に関する加入端末管理データは、図示しない方
法により、あらかじめネットワーク制御プロセッサ1の
加入端末管理データのデータベースファイル6に保存さ
れているものとする。ネットワーク制御プロセッサ1で
はまず、加入端末管理データのデータベースファイル6
より、PVC情報の読み出し動作39が実行される。読
み出されたPVC情報は、ネットワーク制御プロセッサ
1からパケット交換機2aに対して、PVC情報の設定
・解除の制御指示パケット40として発行される。PV
C情報の設定・解除の制御指示パケット40を受信した
パケット交換機2aでは、その内容に基いてPVC通信
相手の端末が加入しているパケット交換機2bに対し
て、制御指示パケット41を発行する。パケット交換機
2bでは、その制御指示パケットの内容に基いて自身の
加入端末管理データのワークテーブル10b3 にPVC
情報の設定動作42bを行い、ACK43をパケット交
換機2aに返送する。パケット交換機2aでは、そのA
CK43が正常応答であることを確認した後、自身の加
入端末管理データのワークテーブル10a3 にPVC情
報の設定動作42aを行い、ACK44をネットワーク
制御プロセッサ1に返送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のパケット交換網
における加入端末管理データのメンテナンスシステムは
以上のように構成されているので、図5の例では、加入
端末の新規登録または加入端末の属性変更を行う場合
に、端末情報の登録制御指示パケットまたは変更制御指
示パケット32、回線情報の設定制御指示パケット36
といった情報の種類毎に異なった制御指示パケットによ
り処理しなければならないという問題点があり、また、
図6の例では、2つのパケット交換機2a、2b間のP
VC情報の設定・解除を行う場合に、2つのパケット交
換機2a、2bのそれぞれの加入端末管理データのワー
クテーブル10a3 、10b3 にPVC情報が設定され
る際に、2つのパケット交換機2a、2b間で必ず時間
的なずれを生じるといった問題点があるばかりか、図5
および図6のいずれの例でも、制御指示パケットがネッ
トワーク制御プロセッサ1や複数のパケット交換機2
a、2b間を結ぶ中継回線上で通信障害を受けた場合の
対処が、制御指示パケットの種類毎に異なり、非常に複
雑になるなどの問題点があった。
【0006】この発明は上記のよう問題点を解消する
ためになされたものであり、パケット交換網内での加入
端末の新規登録、属性変更、および廃止等に伴う加入端
末管理データの変更を行う際に、情報の種類によらない
共通的な方法により加入端末管理データの変更処理を単
純化することが可能なパケット交換システムにおける加
入端末管理データのメンテナンス方法を得ることを目的
とする。
【0007】またこれと同時に、中継回線上での通信障
害に対しても強いパケット交換システムにおける加入端
末管理データのメンテナンス方法を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
係るパケット交換システムにおける加入端末管理データ
のメンテナンス方法は、複数のパケット交換機によって
構成されるパケット交換網の前記各パケット交換機に収
容される加入端末の新規登録、属性変更、および廃止等
に伴う加入端末管理データの変更を、前記パケット交換
網に接続されたネットワーク制御プロセッサにて行う、
パケット交換システムにおける加入端末管理データのメ
ンテナンス方法において、前記各パケット交換機に常用
のデータ蓄積手段およびバックアップ用のデータ蓄積手
段を持たせ、前記加入端末管理データのメンテナンスに
際して、前記ネットワーク制御プロセッサから前記パケ
ット交換機に対して情報転送パケットをまず発行し、前
記情報転送パケットを受信した前記パケット交換機は、
その情報転送パケットに基づく情報を前記データ蓄積手
段に一旦蓄積した後、当該情報転送が正常に終了したこ
とを前記ネットワーク制御プロセッサに通知する応答パ
ケットを送出し、前記ネットワーク制御プロセッサは前
記応答パケットによって情報転送の正常終了を確認する
と、前記パケット交換機に対して情報バックアップ指示
パケットを発行し、前記パケット交換機はこの情報バッ
クアップ指示パケットを受信した後、前記常用のデータ
蓄積手段に一旦蓄積した前記情報を前記バックアップ用
のデータ蓄積手段にコピーした後、当該バックアップ処
理が正常に終了したことを前記ネットワーク制御プロセ
ッサに通知する応答パケットを送出し、前記ネットワー
ク制御プロセッサは前記応答パケットによってバックア
ップ処理の正常終了を確認すると、前記パケット交換機
に対して情報展開指示パケットを発行し、前記パケット
交換機はこの情報展開指示パケットを受信した後、前記
ータ蓄積手段に蓄積しておいた情報の設定処理を開始
するとともに、前記情報転送パケットと情報展開指示パ
ケットのファイル形式を、メンテナンスすべき情報の種
類によらず共通のものとしたものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明におけるネットワーク制
御プロセッサは、加入端末管理データのメンテナンスに
際して、パケット交換機に対して情報転送パケットをま
ず発行し、パケット交換機が当該情報転送パケットによ
る情報をデータ蓄積手段に一旦蓄積して、当該情報転送
が正常に終了したことを通知してくると、それを確認し
た後に情報展開指示パケットを発行し、パケット交換機
にそのデータ蓄積手段に蓄積されている情報の設定処理
を開始させ、その情報転送パケットと情報展開指示パケ
ットのファイル形式を、情報の種類によらない共通の形
式とすることにより、加入端末管理データの変更処理を
単純化する。
【0010】 また、ネットワーク制御プロセッサは、パ
ケット交換機における情報転送の正常終了を確認すると
情報バックアップ指示パケットを発行し、パケット交換
機がそれに従って常用のデータ蓄積手段に一旦蓄積した
情報をバックアップ用のデータ蓄積手段にコピーして、
当該バックアップ処理が正常に終了したことを通知して
くると、それを確認して情報展開指示パケットを発行す
ることにより、制御指示パケットが中継回線上で通信障
害を受けた場合でも、確実なバックアップを可能とす
る。
【0011】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
はこの発明が適用されるパケット交換システムの構成例
を示すブロック図である。図において、1はネットワー
ク制御プロセッサ、2a、2b、2cはパケット交換機
であり、3a、3b、3cは各パケット交換機2a、2
b、2cに収容された加入端末、4a、4b、4c、4
dは各パケット交換機2a、2b、2cの相互、および
ネットワーク制御プロセッサ1を接続する中継回線であ
る。5はネットワーク制御プロセッサ1内の加入端末管
理処理部であり、7a、7b、7cはパケット交換機2
a、2b、2c内の加入端末管理処理部である。6はネ
ットワーク制御プロセッサ1内のデータベースファイル
であり、8a、8b、8cはパケット交換機2a、2
b、2c内の常用のデータベースファイル(常用のデー
タ蓄積手段)、9a、9b、9cはパケット交換機2
a、2b、2c内のバックアップ用のデータベースファ
イル(バックアップ用のデータ蓄積手段)、10a、1
0b、10cはパケット交換機2a、2b、2c内の加
入端末管理データのワークテーブルである。
【0012】 また、図2は請求項1に記載した発明の一
実施例の制御動作を示すタイムチャートである。図にお
いて、11、12はネットワーク制御プロセッサ1の中
のファイル読み出し動作であり、14はパケット交換機
2aの中のファイル書き込み動作、17、18はパケッ
ト交換機2aの中のファイル読み出し動作である。13
はネットワーク制御プロセッサ1からパケット交換機2
aに送られる情報転送パケット、15はこの情報転送パ
ケット13に対してパケット交換機2aからネットワー
ク制御プロセッサ1に返送される応答パケットであり、
16はネットワーク制御プロセッサ1よりパケット交換
機2aに送られる情報展開指示パケット、19はこの情
報展開指示パケット16に対してパケット交換機2aか
らネットワーク制御プロセッサ1に返送される応答パケ
ットである。ここで、このネットワーク制御プロセッサ
1からパケット交換機2aに送られる情報転送パケット
13、情報展開指示パケット16等は、メンテナンスす
べき情報の種類によらず共通のファイル形式を持ってい
る。なお、他の部分については、図5の対応部分と同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0013】 次に動作について説明する。図2は、例え
ば加入端末3aの新規登録または加入端末3aの属性変
更を行う場合の制動動作を示している。加入端末3aの
新規登録または加入端末3aの属性変更に関する加入端
末管理データは、図示しない方法により、あらかじめネ
ットワーク制御プロセッサ1の加入端末管理データのデ
ータベースファイル6に保存されているものとする。ネ
ットワーク制御プロセッサ1では、加入端末管理処理部
5の機能により、加入端末管理データのデータベースフ
ァイル6より、端末情報の読み出し動作11と回線情報
の読み出し動作12を続けて行う。読み出した端末情報
と回線情報は、ともに情報を識別するためのファイルI
D、レコードID等の識別コードを有しており、ネット
ワーク制御プロセッサ1は、パケット交換機2aに対し
て、この2種類の情報を識別コードとファイル実体から
なる共通のファイル形式をもった情報転送パケット13
として発行する。なお、この情報転送パケット13は、
2種類の情報を別々の情報転送パケットとしてもよい
し、2つのファイル形式の情報をつないで1つの情報転
送パケットとしてもよい。情報転送パケット13を受信
したパケット交換機2aでは、加入端末管理処理部7a
の機能により、常用のデータベースファイル8aとバッ
クアップ用のデータベースファイル9aにここでは図示
しない両書き機能によりファイル書き込み動作14を行
い、ネットワーク制御プロセッサ1に対してACK15
を返送する。ネットワーク制御プロセッサ1はこのAC
K15を受信すると、加入端末管理処理部5の機能によ
り、パケット交換機2aに対して、情報展開指示パケッ
ト16を発行する。この情報展開指示パケット16を受
信したパケット交換機2aでは、加入端末管理処理部7
aの機能により、常用のデータベースファイル8aより
読み出し動作17によって得られた端末情報を加入端末
管理データのワークテーブル10a1 に設定する。ま
た、常用のデータベースファイル8aより読み出し動作
18によって得られた回線情報を加入端末管理データの
ワークテーブル10a2 に設定する。加入端末管理デー
タのワークテーブル10a1 、10a2 への設定動作が
全て終了すると、パケット交換機2aは、ネットワーク
制御プロセッサ1へACK19を返送する。
【0014】 実施例2. なお、上記実施例1では、パケット交換網内での加入端
末の新規登録、属性変更、および廃止等に伴う加入端末
管理データの変更を行う際に、情報の種類によらない共
通的な方法により加入端末管理データの変更処理を単純
化する方法を提供したが、図1に示したパケット交換シ
ステムにおいて、バックアップ用のデータ蓄積手段をネ
ットワーク制御プロセッサからの情報転送の際の障害時
のバックアップ用と兼用することにより、加入端末管理
データを確実にバックアップすることが可能となる。図
3は請求項2に記載したそのような発明の一実施例の制
御動作を示すタイムチャートであり、相当部分には図2
と同一符号を付してその説明を省略する。図において、
20はパケット交換機2aの中のファイル書き込み動作
であり、22は同じくファイルコピー動作である。ま
た、21はネットワーク制御プロセッサ1からパケット
交換機2aに送られる情報バックアップ指示パケットで
あり、23はこの情報バックアップ指示パケットに対し
てパケット交換機2aからネットワーク制御プロセッサ
1に返送される応答パケットである。
【0015】 次に動作について説明する。ここで、基本
的な動作は実施例1の場合と同様であり、異なるのは、
パケット交換機2aで情報転送パケットを受信してか
ら、ネットワーク制御プロセッサ1の発行する情報展開
指示パケットを受信するまでの処理動作である。パケッ
ト交換機2aでは、情報転送パケット13を受信する
と、常用のデータベースファイル8aに対してのみファ
イル書き込み動作20を行い、ACK15をネットワー
ク制御プロセッサ1に返送する。ネットワーク制御プロ
セッサ1はこのACK15を受信すると、加入端末管理
処理部5の機能により、そのACK15が正常応答であ
ることを確認した後、パケット交換機2aに対して、情
報バックアップ指示パケット21を発行する。この情報
バックアップ指示パケット21を受信したパケット交換
機2aでは、加入端末管理処理部7aの機能により、常
用のデータベースファイル8aに蓄積された情報のバッ
クアップ用のデータベースファイル9aへのファイルコ
ピー動作22を行い、ネットワーク制御プロセッサ1に
ACK23を返送する。このACK23を受信したネッ
トワーク制御プロセッサ1では、それが正常応答である
ことを確認した後、パケット交換機2aに対して、情報
展開指示パケット16を発行する。ここで、バックアッ
プ用のデータベース9aは本来、常用のデータベース8
aの実体のバックアップとしての使用が普通であるが、
この実施例2のように使用することにより次のような利
点がある。即ち、情報転送中に中継回線4d上で通信障
害か発生した場合、常用のデータベース8aは通信障害
前の情報だけアップデートされた中途半端な状態となる
が、バックアップ用のデータベース9aには元の転送前
の健全な情報が残っており、いつでも健全な状態に復元
することができる。
【0016】 実施例3. 次に、この発明の実施例3を図について説明する。図4
は請求項3に記載した発明の一実施例の制御動作を示す
タイムチャートである。図において、8bはパケット交
換機2bの常用のデータベースファイルであり、9bは
パケット交換機2bのバックアップ用のデータベースフ
ァイルである。24はネットワーク制御プロセッサ1の
中のファイル読み出し動作であり、26a,26bはパ
ケット交換機2aまたは2bの中のファイル書き込み動
作、29a,29bは同じくファイル読み出し動作であ
る。25a,25bはネットワーク制御プロセッサ1よ
りパケット交換機2aあるいは2bに送られる情報転送
パケットであり、27a,27bはこの情報転送パケッ
ト25aまたは25bに対してパケット交換機2aある
いは2bよりネットワーク制御プロセッサ1に返送され
る応答パケットである。28a,28bはネットワーク
制御プロセッサ1よりパケット交換機2aまたは2bに
送られる情報展開指示パケットであり、30a,30b
はこの情報展開指示パケット28aあるいは28bに対
してパケット交換機2aまたは2bよりネットワーク制
御プロセッサ1に返送される応答パケットである。な
お、他の部分については、図2および図6の相当部分と
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0017】 次に動作について説明する。この実施例3
は、図1に示したパケット交換システムにおいて、複数
のパケット交換機にまたがる加入端末管理データのメン
テナンスの際に、加入端末管理データの変更の時間的な
ずれを少なくするためのものであり、図4にはパケット
交換機2aとパケット交換機2bの加入端末の間のPV
C情報の設定・解除を行う場合の制御動作が示されてい
る。ここで、PVC情報に関する加入端末管理データ
は、図示しない方法により、あらかじめネットワーク制
御プロセッサ1の加入端末管理データのデータベースフ
ァイル6に保存されているものとする。ネットワーク制
御プロセッサ1ではまず、加入端末管理データのデータ
ベースファイル6より、PVC情報の読み出し動作24
が実行される。読み出されたPVC情報は、ネットワー
ク制御プロセッサ1からパケット交換機2aおよび2b
に対して、実施例1と同様の情報転送パケット25aお
よび25bとして発行される。この情報転送パケット2
5aまたは25bを受信したそれぞれのパケット交換機
2aまたは2bは実施例1と同様に動作し、データベー
スファイル8a、9a、8b、9bへのファイル書き込
み動作26a、26bを行い、その後、ACK27a、
27bをネットワーク制御プロセッサ1に返送する。こ
のACK27aおよびACK27bを受信したネットワ
ーク制御プロセッサ1は、両方の応答が正常応答である
ことを確認した後、パケット交換機2aおよび2bに対
して、実施例1と同様な情報展開指示パケット28aお
よび28bを発行する。この情報展開指示パケット28
aまたは28bを受信したそれぞれのパケット交換機2
aまたは2bは実施例1と同様に動作して、データベー
スファイル8a、8bからのファイル読み出し動作29
a、29bを実行し、得られたPVC情報内容を加入端
末データのワークテーブル10a3 、10b3 に設定し
た後、ネットワーク制御プロセッサ1にACK30a、
30bを返送する。このようにネットワーク制御プロセ
ッサ1で複数のパケット交換機への情報展開の指示の段
階で同期をとることにより、複数のパケット交換機間に
またがる加入端末管理データの変更の時間的なずれを少
なくすることができる。
【0018】以上のように、この実施例3によれば、複
数のパケット交換機にまたがる加入端末管理データのメ
ンテナンスに際して、ネットワーク制御プロセッサは情
報転送パケットを各パケット交換機に対して発行し、全
てのパケット交換機で当該情報転送が正常終了したこと
を確認した後、各パケット交換機に情報展開指示パケッ
トを発行するように構成したので、複数のパケット交換
機にまたがる加入端末管理データの変更の時間的なずれ
を圧縮することができる効果がある。
【0019】 実施例4. なお、上記実施例では加入端末の廃止についての実施例
を示さなかったが、この場合も上記実施例の場合と同様
に実施できることはいうまでもない。また、上記実施例
では1つの加入端末または2つの加入端末間のPVCに
ついての加入端末管理データの変更の際の制御動作につ
いて説明したが、複数の加入端末にこのような制御動作
を実施してもよく、この場合、複数の加入端末管理デー
タを情報転送パケットによるネットワーク制御プロセッ
サと各パケット交換機との情報転送段階、情報バックア
ップ指示パケットによるファイルコピー段階、情報展開
指示パケットによる情報展開段階のように各段階毎に同
期化できることはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、加入端末管理データのメンテナンスに際して、
ネットワーク制御プロセッサよりパケット交換機に対し
て情報転送パケットをまず発行し、パケット交換機はこ
の情報転送パケットによる情報をデータ蓄積手段に一旦
蓄積して、それが正常に終了したことをネットワーク制
御プロセッサに通知し、ネットワーク制御プロセッサは
それを確認して情報展開指示パケットを発行して、パケ
ット交換機にデータ蓄積手段に蓄積されている情報の設
定処理を開始させ、前記情報転送パケットと情報展開指
示パケットに情報の種類によらない共通のファイル形式
を持たせるように構成したので、加入端末管理データの
変更処理を単純化することができるパケット交換システ
ムにおける加入端末管理データのメンテナンス方法が得
られる効果がある。
【0021】たこれと同時に、パケット交換機におけ
る情報転送の正常終了を確認したネットワーク制御プロ
セッサより情報バックアップ指示パケットを発行し、パ
ケット交換機が常用のデータ蓄積手段に一旦蓄積してい
た情報をそれに従ってバックアップ用のデータ蓄積手段
にコピーして、当該バックアップ処理が正常に終了した
ことをネットワーク制御プロセッサに通知し、それを確
認したネットワーク制御プロセッサよりパケット交換機
に情報展開指示パケットを発行するように構成したの
で、情報転送パケットによる情報転送中に中継回線上で
通信障害を受けた場合でも、信頼度の高い、確実な加入
端末管理データのバックアップが行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるパケット交換システムの
構成例を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の制御動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図3】この発明の実施例2の制御動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図4】この発明の実施例3の制御動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図5】従来のパケット交換システムにおける加入端末
管理データのメンテナンス方法の制御動作の一例を説明
するためのタイムチャートである。
【図6】従来のパケット交換システムにおける加入端末
管理データのメンテナンス方法の制御動作の他の例を説
明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク制御プロセッサ 2a,2b,2c パケット交換機 3a,3b,3c 加入端末 8a,8b,8c 常用のデータベースファイル(常用
のデータ蓄積手段) 9a,9b,9c バックアップ用のデータベースファ
イル(バックアップ用のデータ蓄積手段) 13,25a,25b 情報転送パケット 15,27a,27b 応答パケット 16,28a,28b 情報展開指示パケット 19,30a,30b 応答パケット 21 情報バックアップ指示パケット 23 応答パケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/56 H04M 3/00 H04M 3/22 H04Q 3/545

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパケット交換機によって構成され
    るパケット交換網の前記各パケット交換機に収容される
    加入端末の新規登録、属性変更、および廃止等に伴う加
    入端末管理データの変更を、前記パケット交換網に接続
    されたネットワーク制御プロセッサにて行う、パケット
    交換システムにおける加入端末管理データのメンテナン
    ス方法において 前記各パケット交換機に常用のデータ蓄積手段およびバ
    ックアップ用のデータ蓄積手段を持たせ 前記加入端末管理データのメンテナンスに際して 前記ネットワーク制御プロセッサから前記パケット交換
    機に対して情報転送パケットをまず発行し 前記情報転送パケットを受信した前記パケット交換機
    は、その情報転送パケットに基づく情報を前記データ蓄
    積手段に一旦蓄積した後、当該情報転送が正常に終了し
    たことを前記ネットワーク制御プロセッサに通知する応
    答パケットを送出し 前記ネットワーク制御プロセッサは前記応答パケットに
    よって情報転送の正常終了を確認すると、前記パケット
    交換機に対して情報バックアップ指示パケットを発行
    前記パケット交換機はこの情報バックアップ指示パケッ
    トを受信した後、前記常用のデータ蓄積手段に一旦蓄積
    した前記情報を前記バックアップ用のデータ蓄積手段に
    コピーした後、当該バックアップ処理が正常に終了した
    ことを前記ネットワーク制御プロセッサに通知する応答
    パケットを送出し、 前記ネットワーク制御プロセッサは前記応答パケットに
    よってバックアップ処理の正常終了を確認すると、前記
    パケット交換機に対して情報展開指示パケットを発行
    し、 前記パケット交換機はこの情報展開指示パケットを受信
    した後、前記データ蓄積手段に蓄積しておいた情報の設
    定処理を開始するとともに 前記情報転送パケットと情報展開指示パケットのファイ
    ル形式を、メンテナンスすべき情報の種類によらず共通
    のものとしたことを特徴とする、パケット交換システム
    における加入端末管理データのメンテナンス方法。
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