JP2974677B2 - 再生信号処理回路 - Google Patents

再生信号処理回路

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JP2974677B2 JP63077840A JP7784088A JP2974677B2 JP 2974677 B2 JP2974677 B2 JP 2974677B2 JP 63077840 A JP63077840 A JP 63077840A JP 7784088 A JP7784088 A JP 7784088A JP 2974677 B2 JP2974677 B2 JP 2974677B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転ヘッド型VTRの再生信号の処理に適
用される再生信号処理回路に関する。
〔従来の技術〕
回転2ヘッド型のVTRでは、二つの回転ヘッドの出力
信号を再生スイッチ回路(RFスイッチ回路と称される)
により、1チャンネルの再生信号に変換していた。この
再生スイッチ回路は、回転ヘッドの回転位相と同期した
RFスイッチングパルスにより制御される。一方の回転ヘ
ッドの出力から他方の回転ヘッドの出力に切り替わるス
イッチング点では、再生信号の位相が不連続となり、FM
復調した場合に、ノイズが発生する。このノイズによ
り、同期分離回路が誤動作したり、ノイズが画面内に見
える場合がある等の問題が生じる。
このような問題点を解決するために、例えば実開昭55
−174725号公報には、RFスイッチングパルスのエッジに
同期したパルスを発生し、このパルスをドロップアウト
検出パルスに重畳し、スイッチング点では、再生ビデオ
信号を1H(1水平周期)前のビデオ信号で挿げ替えるこ
とにより、ノイズを除去する技術が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の文献に記載された再生信号処理回路は、1H前の
信号がのってしまうので、記録時或いは再生時のサーボ
のロック位相のズレにより、スイッチング点が基準のタ
イミングから変動した時には、ビデオ信号或いは垂直同
期信号により挿げ替えがなされ、スイッチング点でレベ
ルが変化する。このレベル変化がノイズと同様の悪影響
を及ぼす問題が生じる。
従って、この発明の目的は、スイッチング点でノイズ
の発生を防止することができると共に、ノイズ抑圧後の
信号にレベル変化が生じない再生信号処理回路を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明では、複数の回転ヘッドの再生信号をスイッ
チングパルスに基づいて1チャンネルの再生信号に合成
する再生スイッチ回路と、スイッチングパルスのエッジ
に基づき制御パルスを発生する制御パルス形成回路と、
再生スイッチ回路の出力信号をFM復調するFM復調回路
と、FM復調回路の出力信号が供給され、上記制御パルス
により切り替え点でオンとされるスイッチング素子を介
して基準電圧が与えられるローパスフィルタと、FM復調
回路の出力信号から分離された水平同期信号に基づき形
成されたサンプリングパルスにより上記FM復調回路の出
力信号のペデスタルレベルをサンプルホールドするサン
プルホールド回路とが備えられ、サンプルホールド回路
によって上記サンプルホールドされた上記ペデスタルレ
ベルを上記ローパスフィルタに上記基準電圧として与え
るようにされている。
〔作用〕
回転ヘッドの出力信号の切り替え点(スイッチング
点)では、FM復調出力にノイズが含まれる。このノイズ
は、切り替え点でのみ動作するローパスフィルタによ
り、抑圧される。この場合、ローパスフィルタの基準電
圧として、FM復調回路の出力信号のペデスタルレベル又
はシンクチップレベルが切り替え点でオンとされるスイ
ッチング素子を介して与えられる。従って、ローパスフ
ィルタが動作することによりレベル変化が生じることが
防止される。
〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について、図面を参照して
説明する。第1図において、1A及び1Bは、一対の回転ヘ
ッドを示す。これらの回転ヘッド1A及び1Bは、回転ドラ
ム上に180゜の対向間隔で取りつけられ、回転ヘッドの
周面に180゜よりやや大きい巻きつけ角度でめぐらされ
た磁気テープに摺接する。回転ドラムは、フレーム周波
数で回転され、ビデオ信号の1フィールドが1本の斜め
のトラックとして記録される。
回転ヘッド1A及び1Bにより再生された信号が図示せず
も、回転トランスを介して再生アンプ2A及ひ2Bに供給さ
れる。再生アンプ2A及び2Bの出力信号がスイッチ回路3A
及び3Bと加算回路7とからなる再生スイッチ回路によ
り、1チャンネルの再生信号に変換される。スイッチ回
路3Aは、トランジスタ4Aを有し、スイッチ回路3Bは、ト
ランジスタ4Bを有する。端子6からのスイッチングパル
スPsがトランジスタ4Aのベースに供給され、スイッチン
グパルスPsがインバータ5で反転されてトランジスタ4B
のベースに供給される。トランジスタ4Aがオンする時に
は、回転ヘッド1Aの出力信号の伝送が阻止され、トラン
ジスタ4Bがオンする時には、回転ヘッド1Bの出力信号の
伝送が阻止される。
スイッチングパルスPsは、図示せずも、回転ヘッド1A
及び1Bの回転と同期した検出パルスから形成されるもの
で、回転ヘッド1Aが走査する1フィールドでは、ローレ
ベルとなり、回転ヘッド1Bが走査する1フィールドで
は、ハイレベルとなるフィールド毎に反転するパルス信
号である。
加算回路7からの1チャンネルの再生信号がFM復調回
路8により、FM復調される。FM復調回路8の出力信号が
ローパスフィルタ9を介してディエンファシス回路10に
供給され、このディエンファシス回路10の出力に再生ビ
デオ信号が得られる。この再生ビデオ信号がローパスフ
ィルタ11、サンプルホールド回路12及び水平同期分離回
路13に供給される。
水平同期分離回路13により、再生ビデオ信号から水平
同期信号が分離され、この水平同期信号がサンプリング
パルス発生回路14に供給される。サンプリングパルス発
生回路14により、水平ブランキング期間のバックポーチ
に一致する位相のサンプリングパルスPaが形成される。
このサンプリングパルスPaがサンプルホールド回路12に
供給される。従って、サンプルホールド回路12からは、
再生ビデオ信号のペデスタルレベルが出力される。
ローパスフィルタ11は、抵抗15及びコンデンサ16で定
まるローパス特性を有する。コンデンサ16の一端にトラ
ンジスタ17のコレクタが接続され、トランジスタ17のエ
ミッタがサンプルホールド回路12の出力端子に接続され
ている。ローパスフィルタ11の出力端子が出力端子18と
して導出される。ローパスフィルタ11は、トランジスタ
17がオンの時にのみ動作し、トランジスタ17がオフの時
には、再生ビデオ信号がそのまま出力端子18に取り出さ
れる。
トランジスタ17のベースには、制御パルスPbが制御パ
ルス発生回路19から供給される。制御パルス発生回路19
の微分回路20及びインバータ21には、端子6からのスイ
ッチングパルスPsが供給される。インバータ21の出力信
号が微分回路22に供給される。
微分回路20及び22の出力信号が夫々波形整形回路23及
び24に供給される。これらの波形整形回路23及び24は、
正の微分パルスをパルス信号に整形する。波形整形回路
23及び24の出力信号がORゲート25に供給され、ORゲート
25から制御パルスPbが発生する。この制御パルスPbは、
スイッチングパルスPsの立た上がりエッジ及び立ち下が
りエッジにおいて、発生する。
第2図は、この発明の一実施例の各部の波形図であ
り、第2図Aが端子6から供給されるスイッチングパル
スPsである。第2図Bに示すように、ディエンファシス
回路10の出力に得られるビデオ信号中には、スイッチン
グパルスPsのエッジのタイミング即ち、スイッチング点
でノイズSnが含まれる。制御パルス発生回路19により、
第2図Cに示す制御パルスPbが形成され、この制御パル
スPbの期間でのみ、ローパスフィルタ11が動作する。ロ
ーパスフィルタ11により、第2図Dに示すように、ノイ
ズSnが抑圧されたビデオ信号が出力端子18に取り出され
る。
サンプリングパルス発生回路14では、水平同期信号か
ら第2図Eに示すサンプリングパルスPaが形成される。
このサンプリングパルスPaがサンプルホールド回路12に
供給され、ペデスタルレベルがサンプルホールドされ
る。このサンプルホールド動作は、常になされており、
第2図Fに示すような出力信号が発生する。サンプルホ
ールド回路12の出力電圧がローパスフィルタ11の基準電
圧とされるので、制御パルスPbの期間でレベル変化の発
生が防止される。
なお、サンプルホールド回路12において、シンクチッ
プレベルを検出しても良い。検出されたシンクチップレ
ベルに対し所定のレベル、シフトされた電圧がローパス
フィルタ11に基準電圧として供給される。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、切り替え点におけるノイズの発生
を防止することができる。この発明では、1H前の信号で
ノイズの期間を挿げ替える方式と比較して、切り替え点
が多少変動しても、切り替え点におけるレベル変化が発
生しない利点がある。また、この発明では、ローパスフ
ィルタにより、ノイズを固定電位に抑圧するのではな
く、再生ビデオ信号のペデスタルレベル或いはシンクチ
ップレベルの電位に抑圧するので、再生ビデオ信号のAP
L(平均映像レベル)に出力信号を追従させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の各部波形図である。 図面における主要な符号の説明 1A,1B:回転ヘッド、 3A,3B:スイッチ回路 8:FM復調回路、 11:ローパスフィルタ、 12:サンプルホールド回路、 18:出力端子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の回転ヘッドの再生信号をスイッチン
    グパルスに基づいて1チャンネルの再生信号に合成する
    再生スイッチ回路と、 上記スイッチングパルスのエッジに基づき制御パルスを
    発生する制御パルス発生回路と、 上記再生スイッチ回路の出力信号をFM復調するFM復調回
    路と、 上記FM復調回路の出力信号が供給され、上記制御パルス
    により切り替え点でオンとされるスイッチング素子を介
    して基準電圧が与えられるローパスフィルタと、 上記FM復調回路の出力信号から分離された水平同期信号
    に基づき形成されたサンプリングパルスにより上記FM復
    調回路の出力信号のペデスタルレベルをサンプルホール
    ドするサンプルホールド回路と を備え、 上記サンプルホールド回路によって上記サンプルホール
    ドされた上記ペデスタルレベルを上記ローパスフィルタ
    に上記基準電圧として与えることを特徴とする再生信号
    処理回路。
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JPS598482A (ja) * 1982-07-05 1984-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号の記録再生装置

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